JP2006275836A - 基板検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 特に異種類の基板を組み合わせたことにより数百μm程度の段差部を有する基板上のパターンを明瞭に撮像することが可能な基板検査装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 基板検査装置を構成する撮像ヘッド10は、筐体11と、筐体11内に備えられる光学系12と、CCDラインセンサ20と、第1照明手段30と、8個の第2照明手段40とを備える。第1照明手段30は、第1支持部材34上において、略線状に複数のLED31が列設され、CCDラインセンサ20の光軸平面と同一平面上に光軸を有するように配置される。各第2照明手段40は、CCDラインセンサ20におけるCCDの列設方向と平行な方向に複数のLED41が列設される。また、各第2照明手段40は、撮像領域を中心とする円弧上に並設され、第1照明手段30の光軸平面に対して角度を有する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、基板を撮像して得た画像を分析することより基板上にプリントされたパターン等の良否を判断するための基板検査装置に関する。
基板を撮像して得た画像を分析することにより基板上にプリントされたパターン等の良否を判断するための基板検査装置として、特許文献1に記載の装置が知られている。この特許文献1に記載の装置は、検査対象に対し垂直方向から照明する同軸落射照明と、検査対象に対し斜方向から照明する斜照明と、を組み合わせた照明手段を備える。このような装置を利用して、メッキ部とシルク印刷部とを有する基板に対して、同軸落射照明のみを照射すると非常に明るく光る部分がメッキ部であり、斜照明のみを照射すると非常に明るく光る部分がシルク印刷部である、と判断できる。
このような特許文献1に記載の装置によれば、従来人間が目視で検査していた最終基板の検査を自動化することが可能となり、省力化が可能となる。
特開2001−343337号公報
しかし、このような特許文献1に記載の装置により、異種類の基板を組み合わせたことにより数百μm程度の段差部を有する基板を撮像した場合には、この段差が影となって画像に出現するという問題が発生する。このような段差が影となって出現した画像は、基板上にプリントされたパターン等の良否を判断するための検査画像として好ましくない。
この発明は、以上の課題を解決するためになされたものであり、特に異種類の基板を組み合わせたことにより数百μm程度の段差部を有する基板上のパターンを明瞭に撮像することが可能な基板検査装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、複数のCCDが列設されたCCDラインセンサを有する撮像ヘッドを前記基板に対して相対的に移動させることにより基板を撮像する基板検査装置において、前記撮像ヘッドは、前記CCDラインセンサの光軸平面と同一平面上に光軸を有する略線状の光源により構成され、同軸落射照明として基板に光を照射する第1照明手段と、前記CCDラインセンサのCCDの列設方向と平行な方向に配設された略線状の複数の光源により構成され、当該各光源が前記基板の撮像領域を中心とする円弧上に、前記CCDラインセンサの光軸平面を挟んで近接して並設され、さらに、当該各光源による光軸平面が第1照明手段の光軸平面に対して角度を有して光を照射する第2照明手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の基板検査装置において、前記第2照明手段は、前記CCDラインセンサの光軸平面と円弧上に並設された光源の端部と撮像領域とにより形成された平面との間のなす角度が45度以内となるように構成される。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の基板検査装置において、前記第2照明手段の複数の光源は、それぞれ密接して配置される。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の基板検査装置において、前記第2照明手段における略線状の光源は、複数のLEDが列設された構成を有する。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の基板検査装置において、前記基板と前記第2照明手段におけるLEDとの間に、当該第2照明手段におけるLEDから出射された光を前記基板上での照度分布を均一にするためのレンチキュラレンズを備える。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の基板検査装置において、前記第1照明手段の略線状の光源は、複数のLEDが列設された構成を有する。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の基板検査装置において、前記基板と前記第1照明手段におけるLEDとの間に、当該第1照明手段におけるLEDから出射された光を前記基板上での照度分布を均一にするためのレンチキュラレンズを備える。
請求項8に記載の発明は、請求項6または請求項7に記載の基板検査装置において、前記基板と前記第1照明手段におけるLEDとの間に、当該第1照明手段におけるLEDから出射された光を前記基板上へ集光させるためのリニアフレネルレンズを備える。
請求項9に記載の発明は、請求項4乃至請求項8のいずれかに記載の基板検査装置において、前記第1照明手段または前記第2照明手段のうち少なくとも一方を構成するLEDは、460nm乃至480nmの波長の光を発する。
請求項10に記載の発明は、請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の基板検査装置において、前記基板は、フレキシブル基板とリジット基板とを組み合わせたフレキシブルリジット基板である。
請求項11に記載の発明は、請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の基板検査装置において、前記第2照明手段は、前記第1照明手段とは独立して点灯可能に構成される。
請求項1乃至請求項3に記載の発明によれば、撮像ヘッドは、CCDラインセンサの光軸平面と同一平面上に光軸を有する略線状の光源により構成され、同軸落射照明として基板に光を照射する第1照明手段と、CCDラインセンサのCCDの列設方向と平行な方向に配設された略線状の複数の光源により構成され、当該各光源が基板の撮像領域を中心とする円弧上に、CCDラインセンサの光軸平面を挟んで近接して並設され、さらに、当該各光源による光軸平面が第1照明手段の光軸平面に対して角度を有して光を照射する第2照明手段とを備えることから、特に異種類の基板を組み合わせたことにより数百μm程度の段差部を有する基板上のパターンを明瞭に撮像することが可能となる。
請求項4に記載の発明によれば、第2照明手段における略線状の光源は、複数のLEDが列設された構成を有することから、第2照明手段により、基板におけるCCDラインセンサにより撮像される領域に対して、制御が容易で安定性の高い光を照射することが可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、基板と前記第2照明手段におけるLEDとの間に、当該第2照明手段におけるLEDから出射された光を基板上での照度分布を均一にするためのレンチキュラレンズを備えることから、第2照明手段におけるLEDから出射された光の基板上での照度分布を均一にすることが可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、第1照明手段の略線状の光源は、複数のLEDが列設された構成を有することから、第1照明手段により、基板におけるCCDラインセンサにより撮像される領域に対して、制御が容易で安定性の高い光を照射することが可能となる。
請求項7に記載の発明によれば、基板と前記第1照明手段におけるLEDとの間に、当該第1照明手段におけるLEDから出射された光を基板上での照度分布を均一にするためのレンチキュラレンズを備えることから、第1照明手段におけるLEDから出射された光の基板上での照度分布を均一にすることが可能となる。
請求項8に記載の発明によれば、基板と前記第1照明手段におけるLEDとの間に、当該第1照明手段におけるLEDから出射された光を前記基板上へ集光させるためのリニアフレネルレンズを備えることから、第1照明手段におけるLEDから出射された光を基板上へ集光させることが可能となる。
請求項9に記載の発明によれば、第1照明手段または第2照明手段のうち少なくとも一方を構成するLEDは、460nm乃至480nmの波長の光を発することから、フレキシブル基板を構成するポリイミド系材料により吸収され、特にフレキシブル基板のように光が基板裏面まで透過しやすい薄い基板であっても、基板上のパターンを明瞭に撮像することが可能となる。
請求項10に記載の発明によれば、基板は、フレキシブル基板とリジット基板とを組み合わせたフレキシブルリジット基板であることから、特に数百μm程度の段差部を有する基板上のパターンを明瞭に撮像することが可能となる。
請求項11に記載の発明によれば、第2照明手段は、第1照明手段とは独立して点灯可能に構成されることから、単一種類の基板により構成され、段差部を有しない基板である場合に、効率よく基板上のパターンを照明することが可能となる。
以下、この発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1は、この発明に係る基板検査装置における撮像ヘッド10を示す側断面図である。また、図2は、この発明に係る基板検査装置における撮像ヘッド10を図1におけるA−A方向から示す断面図である。
この発明に係る基板検査装置は、多数のCCDが列設されたCCDラインセンサ20により基板を撮像し、撮像した基板の画像データと所定の基準となる画像データとを比較することにより、基板にプリントされたパターンの良否を判断するための装置である。そして、この基板検査装置は、数百μm程度の段差部を有するフレキシブル基板とリジット基板とを組み合わせたフレキシブルリジット基板を検査する場合に有効である。
この基板検査装置は、基板を撮像するための撮像ヘッド10と、撮像ヘッド10を基板に対して相対的に移動させる移動手段50(図3参照)とを備える。この移動手段50は、撮像ヘッド10を、基板に対して相対的にCCDラインセンサ20におけるCCDの列設方向(図1において紙面に垂直方向)と垂直な方向(図1において紙面の左右方向)に移動させる。
撮像ヘッド10は、基板に向かう下面が開口した中空の筐体11と、筐体11内に備えられ、下面の開口部から入射した走査光を集光するレンズなどの光学系12と、筐体11内に備えられ、光学系12で集光された光を受光するCCDラインセンサ20と、基板におけるCCDラインセンサ20により撮像される領域に向けて光を照射する第1照明手段30と、基板におけるCCDラインセンサ20により撮像される領域に向けて各光源による光軸平面が第1照明手段30の光軸平面に対して角度を有して光を照射する8個の第2照明手段40a、40b、40c、40d、40e、40f、40g、40h(以下、「第2照明手段40a、40b、40c、40d、40e、40f、40g、40h」を総称して「第2照明手段40」という)とを備える。
図3は、この発明に係る基板検査装置の主要な電気的構成を示すブロック図である。この基板検査装置は、装置の制御に必要な動作プログラムが格納されたROM61と、制御時にデータ等が一時的にストアされるRAM62と、CPU63とからなる制御部60を備える。この制御部60は、インタフェース64を介して、移動手段50、CCDラインセンサ20、第1照明手段30、および、第2照明手段40と接続されており、これらの動作を制御する。なお、第2照明手段40は、制御部60の制御により、第1照明手段30とは独立して点灯可能である。このため、フレキシブルリジット基板のように数百μm程度の段差部を有しない基板を検査する場合に、第1照明手段30と第2照明手段40のいずれか一方のみを点灯させて撮像することができ、効率よく基板上のパターンを照明することが可能となる。
なお、基板検査装置において、撮像ヘッド10を複数個列設することにより、一回の移動で基板の全体を撮像するようにしてもよく、また、単一の撮像ヘッド10を使用して、短冊状の領域を繰り返し複数回撮像するようにしてもよい。後者は、移動手段5が撮像ヘッド10をCCDラインセンサ20におけるCCDの列設方向に相対的に副走査移動させる機構である場合を含む。
図1および図2において示すように、第1照明手段30は、第1支持部材34上において、略線状に複数のLED31が列設された構成を有する。この複数のLED31は、後述するハーフミラープリズムレンズ35の作用によりCCDラインセンサ20の光軸平面と同一平面上に光軸を有するように配置される。ここで、この明細書において、光軸平面とは、各LEDまたは各CCDの光軸を全て含む平面をいう。
第1照明手段30は、基板とLED31との間に、レンチキュラレンズ32を備える。このレンチキュラレンズ32の作用により、LED31から出射された光の基板上での照度分布を均一にすることが可能となる。また、第1照明手段30は、基板とレンチキュラレンズ32との間に、リニアフレネルレンズ33を備える。このリニアフレネルレンズ33は、LED31から基板への照射光軸上にあればよい。ただし、この実施形態において、リニアフレネルレンズ33は、レンチキュラレンズ32に接合して固定されている。このリニアフレネルレンズ33の作用により、LED31から出射された光を基板におけるCCDラインセンサ20により撮像される領域に対して集光することが可能となる。さらに、第1照明手段30は、基板とリニアフレネルレンズ33およびレンチキュラレンズ32との間に、ハーフミラープリズムレンズ35を備える。このハーフミラープリズムレンズ35の作用により、第1照明手段30をCCDラインセンサ20の光軸平面と同一平面上に光軸を有する同軸落斜照明として機能させることが可能となる。
図4は、上述した一の第2照明手段40を拡大して示す正面図である。
この図4と図1および図2を参照して、各第2照明手段40は、第2支持部材44上において、CCDラインセンサ20におけるCCDの列設方向と平行な方向に複数のLED41が列設された構成を有する。そして、検査すべき基板に対して、CCDラインセンサ20におけるCCDの列設方向と平行な方向に向けて略線状に光を照射する。
図1および図2において示すように、各第2照明手段40は、CCDラインセンサ20により撮像される領域を中心とする円弧上に、CCDラインセンサ20の光軸平面を挟んで近接して並設される。特に、フレキシブルリジット基板の段差の影を消すには、CCDラインセンサ20の光軸に対して第2照明手段40をレンズの光軸をけらない範囲で、できるだけ近接させることが好ましい。また、各第2照明手段40は、それぞれの光軸平面が第1照明手段30の光軸平面に対して角度を有するように配置される。
この第2照明手段40のうち最端部である第2照明手段40aおよび第2照明手段40hは、CCDラインセンサ20の光軸平面と、CCDラインセンサ20により撮像される領域とから構成する平面との間のなす角度θが45度以内に配置される。このため、基板上のパターンをさらに明瞭に撮像することが可能となる。そして、各第2照明手段40は、それぞれCCDラインセンサ20の光軸平面にできるだけ近接した状態で互いに密接して配置される。このため、CCDラインセンサ20により撮像される領域に対して微小な間隔の角度をもって照明することができ、基板上のパターンをさらに明瞭に撮像することが可能となる。なお、第2照明手段40a乃至40dと第2照明手段40e乃至40hとは、CCRラインセンサ20による光軸平面に対して対称に配置されることが好ましい。
また、第2照明手段40は、基板とLED41との間に、レンチキュラレンズ42を備える。このレンチキュラレンズ42は、第2支持部材44上に立設される一対の柱部材46により第2支持部材44に固定される。このレンチキュラレンズ42の作用により、LED41から出射された光の基板上での照度分布を均一にすることが可能となる。さらに、第2照明手段40は、基板とレンチキュラレンズ42との間に、リニアフレネルレンズ43を備えてもよい。このリニアフレネルレンズ43は、LED41から基板への照射光軸上にあればよく、この実施形態では、レンチキュラレンズ42に接合して固定されている。ただし、本出願人の実験では段差の比較的大きい場合には、リニアフレネルレンズ43がない方が影を消す効果が高い場合もあることを確認している。なお、図4においては、リニアフレネルレンズ43およびレンチキュラレンズ42の図示を省略している。
なお、前記第1照明手段30を構成するLED31および/または第2照明手段40を構成するLED41は、460nm乃至480nmの波長の光を発する青色LEDとしてもよい。この場合は、この波長の光が、フレキシブル基板を構成するポリイミド系の素材により吸収され、フレキシブル基板のように光が基板裏面まで透過しやすい基板であっても、基板上のパターンを明瞭に撮像することが可能となる。
なお、この実施形態において、第1照明手段30および第2照明手段40がLED31、41により光を照射しているのは、制御が容易で安定性の高い光を照射することができるためである。ただし、多数のLED31、LED41を列設して線状の光源を構成する代わりに、単一の線状の光源を使用することも可能である。
以上のような基板検査装置を用いて基板を撮像する場合には、撮像ヘッド10を移動手段60により基板と平行に移動させる。このとき、基板に対して第1照明手段30および第2照明手段40とにより照明を行いながら走査をする。この両照明手段30、40により照明された光は基板により反射し、この反射光は筐体11の下方に設けられた開口部を通過して光学系12に入射する。そして、光学系12に入射した光は、CCDラインセンサ20に対して集光される。CCDラインセンサ20は、このようにして受光した光を光電変換し、基板上の撮像領域を線順次で画像データとして取り込む。この実施形態では、基板に対して第1照明手段30および第2照明手段40により光を照射することにより、特にフレキシブル基板とリジット基板とを組み合わせたフレキシブルリジット基板のような異種類の基板を組み合わせたことにより100μm乃至200μm程度の段差部を有する基板上のパターンを明瞭に撮像することが可能となる。
図5は、第1照明手段30のみを点灯してフレキシブルリジット基板を撮像した場合、第2照明手段40のみ点灯してフレキシブルリジット基板を撮像した場合、および、第1照明手段30と第2照明手段40とを点灯してフレキシブルリジット基板を撮像した場合をそれぞれ比較するための説明図である。これらの図のうち、図5(a)は第1照明手段30のみを点灯して撮像した画像の一部、図5(b)は第2照明手段40のみを点灯して撮像した画像の一部、そして、図5(c)は第1照明手段30と第2照明手段40とを点灯して撮像した画像の一部を模式的に示している。
まず、図5(a)と図5(c)とを比較する。図5(a)は段差部Dとパターンがプリントされている領域Pとが同様の明度で撮像され、段差部Dおよび領域Pとそれ以外のパターンがプリントされていない領域Nとが異なる明度で撮像されている。このため、段差部Dと領域Pとの境界が不明瞭である。これに対し、図5(c)は段差部Dと領域Nとが同様の明度で撮像され、段差部Dおよび領域Nと領域Pとが異なる明度で撮像されている。このため領域Pの境界が明瞭となっている。これにより、第1照明手段30のみを点灯して撮像した場合よりも、第1照明手段30と第2照明手段40とを点灯して撮像した場合の方が、基板上のパターンがプリントされた領域Pを明瞭に撮像していることが判断できる。
次に、図5(b)と図5(c)とを比較する。図5(b)は段差部Dと領域Pと領域Nとがそれぞれ異なる明度で撮像されている。このため、いずれの領域がパターンがプリントされた領域であるかを判別することが困難である。これに対し、図5(c)は段差部Dと領域Nとが同様の明度で撮像され、段差部Dおよび領域Nと領域Pとが異なる明度で撮像されている。このため他の領域と明度の異なる領域Pがパターンがプリントされている領域であると容易に判別することができる。これにより、第2照明手段40のみを点灯して撮像した場合よりも、第1照明手段30と第2照明手段40とを点灯して撮像した場合の方が、基板上のパターンがプリントされた領域Pを明瞭に撮像していることが判断できる。
なお、以上に説明した実施形態においては、8個の第2照明手段40を備えるが、第2照明手段40は、8個以外の複数であってもよい。
この発明に係る基板検査装置における撮像ヘッド10を示す側断面図である。 この発明に係る基板検査装置における撮像ヘッド10を図1におけるA−A方向から示す断面図である。 この発明に係る基板検査装置の主要な電気的構成を示すブロック図である。 一の第2照明手段40を拡大して示す正面図である。 第1照明手段30のみ、第2照明手段40のみ、および、第1照明手段30と第2照明手段40と、を点灯してフレキシブルリジット基板を撮像した場合、をそれぞれ比較するための説明図である。
符号の説明
10 撮像ヘッド
11 筐体
12 光学系
20 CCDラインセンサ
30 第1照明手段
31 LED
32 レンチキュラレンズ
33 リニアフレネルレンズ
34 第1支持部材
35 ハーフプリズムミラーレンズ
40 第2照明手段
41 LED
42 レンチキュラレンズ
43 リニアフレネルレンズ
44 第2支持部材
36 柱部材
50 移動手段
60 制御部
61 ROM
62 RAM
63 CPU
64 インターフェース
D 段差部
P パターンがプリントされている領域
N パターンがプリントされていない領域
θ 角度

Claims (11)

  1. 複数のCCDが列設されたCCDラインセンサを有する撮像ヘッドを前記基板に対して相対的に移動させることにより基板を撮像する基板検査装置において、
    前記撮像ヘッドは、
    前記CCDラインセンサの光軸平面と同一平面上に光軸を有する略線状の光源により構成され、同軸落射照明として基板に光を照射する第1照明手段と、
    前記CCDラインセンサのCCDの列設方向と平行な方向に配設された略線状の複数の光源により構成され、当該各光源が前記基板の撮像領域を中心とする円弧上に、前記CCDラインセンサの光軸平面を挟んで近接して並設され、さらに、当該各光源による光軸平面が第1照明手段の光軸平面に対して角度を有して光を照射する第2照明手段と、
    を備えることを特徴とする基板検査装置。
  2. 請求項1に記載の基板検査装置において、
    前記第2照明手段は、前記CCDラインセンサの光軸平面と円弧上に並設された光源の端部と撮像領域とにより形成される平面との間のなす角度が45度以内となるように構成される基板検査装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の基板検査装置において、
    前記第2照明手段の複数の光源は、それぞれ密接して配置される基板検査装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の基板検査装置において、
    前記第2照明手段における略線状の光源は、複数のLEDが列設された構成を有する基板検査装置。
  5. 請求項4に記載の基板検査装置において、
    前記基板と前記第2照明手段におけるLEDとの間に、当該第2照明手段におけるLEDから出射された光の前記基板上での照度分布を均一にするためのレンチキュラレンズを備える基板検査装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の基板検査装置において、
    前記第1照明手段の略線状の光源は、複数のLEDが列設された構成を有する基板検査装置。
  7. 請求項6に記載の基板検査装置において、
    前記基板と前記第1照明手段におけるLEDとの間に、当該第1照明手段におけるLEDから出射された光の前記基板上での照度分布を均一にするためのレンチキュラレンズを備える基板検査装置。
  8. 請求項6または請求項7に記載の基板検査装置において、
    前記基板と前記第1照明手段におけるLEDとの間に、当該第1照明手段におけるLEDから出射された光を前記基板上へ集光させるためのリニアフレネルレンズを備える基板検査装置。
  9. 請求項4乃至請求項8のいずれかに記載の基板検査装置において、
    前記第1照明手段または前記第2照明手段のうち少なくとも一方を構成するLEDは、460nm乃至480nmの波長の光を発する基板検査装置。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の基板検査装置において、
    前記基板は、フレキシブル基板とリジット基板とを組み合わせたフレキシブルリジット基板である基板検査装置。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の基板検査装置において、
    前記第2照明手段は、前記第1照明手段とは独立して点灯可能に構成される基板検査装置。
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