JPH10318299A - 交換可能な摩擦用パッド付きモジュラー・ブレーキ - Google Patents

交換可能な摩擦用パッド付きモジュラー・ブレーキ

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JPH10318299A
JPH10318299A JP10054338A JP5433898A JPH10318299A JP H10318299 A JPH10318299 A JP H10318299A JP 10054338 A JP10054338 A JP 10054338A JP 5433898 A JP5433898 A JP 5433898A JP H10318299 A JPH10318299 A JP H10318299A
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friction material
base
pad
module
piston
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Edwin J Montalvo
エドウィン.ジェイ.モンタルボ
Jr Philip R Metcalf
フィリップ.アール.メトカルフ.ジュニア
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Montalvo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ほぼ台形形状の摩擦材製パッドは、パッドの
肩部もしくは側面を締め付けるために傾斜内面か肩部を
具備したトルク脚部を持つトルク・カラーと直立のトル
ク・ポストを有するトルク・カラーを持ったピストン・
アッセンブリーと共に使用される。 【解決手段】 リテーナ・クリップはパッドの望んでい
ない径方向の動きを防止するためにトルク脚部と協力す
る。パッドの背板はパッドの取外しを容易にするためパ
ッドの幅広ベースを越えて突出する1つあるいはそれ以
上のタブを持つ。摩耗した摩擦用パッドの交換を示すパ
ッド上のタブは摩擦材製パッドの中か、パッドの幅広ベ
ースを越えて配置される。摩擦用パッドは側面表面の空
気ポートを含み、空気ポートを介して隣接のモジュール
間への空気を供給するための相互接続をなすように構成
されるモジュール・ベース上に設置される。摩擦用パッ
ドをブレーキ作動させるためのピストン・アッセンブリ
ーは摩擦用パッドがピストン・アッセンブリーに位置を
揃え、かつ固定するためインデックス機構を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は摩擦結合機構におい
て容易に取り外しと交換が可能な摩擦材製のパッドと、
かかる摩擦材製パッドを使用したモジュラー・アッセン
ブリーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明者の米国特許第5,178,23
5号(1993年1月12日許可)は、『モジュラー・
ブレーキとクラッチ』と題するものであり、その全体の
内容が本発明の参考文献であるが、前記米国特許におい
ては、摩擦材をピストンとシリンダーのアッセンブリー
を支持するディスクとの接触を促進するため空力的に作
動するピストンとシリンダーのアッセンブリーが記述さ
れている。米国特許第3,964,583号(1976
年6月22日許可)の『摩擦ブレーキとクラッチへのシ
リンダーの取付』は、摩擦材製パッドを具備した枢軸可
能で取り外し可能なユニットを持つ摩擦ブレーキとクラ
ッチを開示し、交換可能な部品の使用を示している。摩
擦ブレーキとクラッチ用の装置を枢軸的に搭載すること
は米国特許第3,584,717号(1971年6月1
5日許可)と第3,696,900号(1972年10
月10日許可)にも記載されている。
【0003】
【発明が解決しようする課題】本発明による摩擦材製パ
ッドは異なるピストン・アッセンブリー構造に対応でき
る形状を有するので、摩擦材製パッドは既存のブレーキ
やクラッチに使用できるのみならず、特に摩擦材製パッ
ドとの使用に採用されたピストンとシリンダーのアッセ
ンブリーにも対応できる。摩擦材製パッドは一般的に平
面において台形あるいはくさび石の形状をなすので、ブ
レーキやクラッチに使用する際には、ほぼ台形形状の摩
擦材製パッドの幅広のベースは相対的に回転するディス
クの周辺に隣接し、一方パッドの幅狭のベースは回転の
ディスクの軸に隣接する。この配置で良好な摩擦ブレー
キ接触が与えられ、パッドの外面での摩擦的摩耗と力の
均一な分配が可能となる。パッドの外側に向かって径方
向に広くなっている形状は、他のパッド形状と比較して
摩擦力、つまり摩擦的摩耗力をより効果的に分配でき、
同時にパッドの交換性もより容易となる。
【0004】パッドの摩擦材は鉄鋼製のような平坦な背
板に固定され、好ましくは接着され、また空力的に作動
されるピストンの前面では磁石により取り外し可能に保
持される。パッドは横方向の動きを、トルク・カラーか
ら突出するトルク・ポストにより、あるいはパッドの相
対する両側を締め付けるためトルク・カラーから前方に
延長するほぼ弓形をした一対の脚部により拘束される。
後者の例によると、鉄鋼製のワン・ピースあるいはツー
・ピースのリテーナ・クリップはパッドの径方向の動き
を防止するが、パッドの交換あるいは検査のためのパッ
ドの取り外しを容易にさせる。トルク・カラーは、クリ
ップを正しく締め付けし、パッドの位置決めを正確にす
るために、クリップと摩擦用パッドの輪郭と合致するよ
うな輪郭を持つことができる。
【0005】摩擦材製パッドの背板のタブ部材は摩擦材
の幅広ベースを越えて延長し、結果として、トルク・ポ
ストがすでに取り外されていたり、クリップ手段が開い
ている場合パッドの検査あるいは交換のために工具なし
で、パッドを手で滑らしながら移動することを可能にす
る。本発明の容易に交換が可能な摩擦材製パッドを具備
したモジュラー摩擦結合機構はウエブ処理作業や紙製造
を含む広い工業上の応用に利用される既存の装置への使
用、あるいは新しい装置としても配設できる。
【0006】
【課題を解決するための手段】1つの実施例では、摩擦
用パッドがカラーに固定され、カラーとパッドは異なる
寸法のブレーキ・アッセンブリーに使用可能なモジュー
ル・ベースに結合される。該モジュールは空気ポートを
持つ輪郭の側面と、中央ピストン・アッセンブリーに導
く空気通路とを含む。ブレーキ・アッセンブリーでは、
モジュールは隣接モジュールに結合され、一方のモジュ
ール上の空気ポートを隣接モジュール上の空気ポートに
合致体させることによってモジュール間で空気移動させ
る。
【0007】他の実施例では、摩擦用パッドが取付けら
れた板の一部分がピストン・アッセンブリーに対面する
表面に対応するボアを含む。ピストン・アッセンブリー
に対するパッドの移動を阻止したり、正しい位置関係を
維持するために、ボアはピストン・アッセンブリー上の
インデックス機構により、パッドのインデックスを可能
にする。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は米国特許第3、964、5
83号に開示、記載の一般的なタイプのユニットあるい
はモジュールBを有する摩擦部材を示す。アルミニウム
の鋳造体でありえるユニットBは取付用ピン(図示せ
ず)に対してユニットBの枢軸可能で取り外し可能な動
きのために、その両端部で共有の直交するスロットLと
Rを持つ。ブレーキに取付られた場合は、図1の最上に
図示されているユニットBの側が相対的に回転可能なデ
ィスクに対面し、結果としてユニットにより支持される
ピストンとシリンダーのアッセンブリーのピストンの作
動の際に、摩擦材製パッドはディスクの相対回転運動を
停止するためにディスク上に摩擦力を及ぼすために、デ
ィスクの対向する面と接触するように応力を与えられ
る。かかるブレーキの操作は米国特許第3,584,7
17号、第3,696,900号、第3,964,58
3号と第5,178,235に開示されている。図1に
示されたユニットBは2つのピストンとシリンダー・ア
ッセンブリーを支持することができるが、説明を簡易に
するために、図面参照番号10で代表される単一のピス
トンとシリンダー・アッセンブリーを図1に示した。ピ
ストン、シリンダーおよび本発明の摩擦材製パッドはク
ラッチにも使用できる。
【0009】図1と図5に示されたピストンとシリンダ
ーのアッセンブリー10は一般的に、シリンダー・ベー
ス板11、隔壁型ピストン・アッセンブリーとして示さ
れたピストン・アッセンブリー12、トルク・カラー1
3と直立円柱型トルク・ポスト14で構成される。ねじ
(図1には図示せず)はトルク・ポスト14、トルク・
カラー13、ピストン・アッセンブリー12、および円
柱ベース板11をユニットBに固定する。
【0010】トルク・カラー13上で互いに180°の
間隔があけられたトルク・ポスト14は一般的に図面参
照番号15で示された摩擦材製パッドの横方向の動きを
防止する。平面ではほぼ台形形状であるパッド15は耐
摩耗耐熱性で有機あるいは合成の摩擦材16のコンパク
トなユニットからなり、前記パッドは繊維材料で、好ま
しくは鉄鋼製板からなる背板17に固定、好ましくは接
着手段で固定される。パッド15はほぼ台形あるいはく
さび石形状の平坦な摩擦上面で平坦であって、幅広のベ
ース18、幅狭のベース19と互いに向かい合って傾斜
している側面20を有するものである。
【0011】図1はさらに永久磁石21を示すが、これ
はリング形状で、好ましくは耐熱セラミックスの複合材
で形成され、ピストン・アッセンブリー12の前方面当
たりで同芯状に取付けられ、摩擦材製パッドの背板17
を保持するので、結果として摩擦材製パッド15を取り
外し可能に保持できる。加圧下の空気がピストンとシリ
ンダーのアッセンブリー10の室に導入されると、ピス
トン12は前方(図1の上方)に移動し、ピストンとシ
ンリンダーのアッセンブリーに対して回転可能である摩
擦ディスクと摩擦接触してパッド摩擦材16の前表面を
押圧し、相対的に回転可能なディスクの上でのブレーキ
力を及ぼす。ピストンとシンリンダーのアッセンブリー
10がユニットBにより支持された2つのアッセンブリ
ーのうち1つを示す図1の実施例では、ユニットBのス
ロットLとRは適切な取付体の上でのパッドの交換可能
な設置を可能とし、装置はブレーキとして働くか、ある
いは装置がクラッチとして働くようなそれ自体が回転可
能な部材上での働く。
【0012】その一端部のまわりでユニットBを外側に
向けて回転させるか、ピストンとシリンダーのアッセン
ブリー10に接近するように取付ボルト(図示せず)に
よってユニットが取付けられている取付体あるいは部材
からユニットBを取り外すことによって、上記配置は摩
耗した部材、とりわけ摩耗した摩擦材製パッド15の検
査と交換を容易にする。摩擦用パッド15はその後検査
され、あるいは必要に応じ交換される。
【0013】摩擦材製パッド15の取り外しを容易にす
るために、引張用タブ部材22がパッド背板17からパ
ッド15の上の幅広ベース18を越えて外方向に径方向
に延長している。引張用タブ部材22は好ましくは平坦
背板17の延長部と一体的に形成させることが好まし
い。引張用タブ22は、引張用タブ部材22間に延長す
る外側トルク・ポスト14の取り外しの後のパッド15
を外方向に滑らしながら掴むために、上方に屈曲したリ
ップ23を有することが好ましい。図1に示したよう
に、引張用タブ22の内側縁部は弓形部分24を持ち、
図1の実施例の装置が組み立てられた状態である時に
は、該弓形部分24は円柱トルクの周囲を密着するよう
な形状である。
【0014】図2、3、4、10と11は本発明による
装置の他の実施例であって、ここでは摩擦材製パッド1
5が図1に示したトルク・ポスト14とは異なる手段で
横方向の動きを阻止されて保持されている。図2の実施
例では、トルク・カラー33は、このトルク・カラー3
3の周辺部を形成する円の円弧部分として平面的に形成
される2つの直立したトルク脚部34と35を持つ。図
1のトルク・カラー13と同様に、トルク・カラー33
はシリンダーに対する取付用のねじを受けるための複数
の穴を持ち、トルク・カラー33の場合は、ねじ受け用
穴のうち2つがトルク脚部34と35を通過するよう図
示されている。脚部34と35の内側面34a、35a
は台形形状の摩擦材製パッド15の側面20で形成され
る角度に対応した角度で互いに向かい合って傾斜され、
結果として、その内側面34a、35aはユニットの側
面20に接しながら、パッド15はトルク脚部34と3
5の間でぴったりと受けられる。
【0015】図2、3、4、10と11の実施例のトル
ク・カラーを使用すると、図2の実施例にさらに他の応
用を可能にする図1のトルク・カラーの場合と同じく、
摩擦材製パッド15をその作動位置からスライドするた
めにトルク・ポストを取外す必要がない。トルク・ポス
トにより径方向で外側の動きを阻止して保持される代わ
りに、図2、3、4の実施例の摩擦材製パッド15は図
2と6に示されたような一対の同様なリテーナ・クリッ
プ部材37で構成されるツー・ピースのクリップか、図
7で図示される連続バンド38からなるワン・ピースの
リテーナ・クリップでありえるステンレス鋼製スプリン
グのようなスプリング性の材料からなるリテーナ・クリ
ップ36で拘束される。図2、6と図7での実施例にあ
るリテーナ・クリップ36は、図3に図示のごとく、脚
部34、35の中の一列に並んでねじきりされた穴にリ
テーナ・クリップを通過するねじによってトルク脚部3
4、35の外側面でのリテーナ・クリップ36の取付の
ための穴を持つ。
【0016】リテーナ・クリップ36の開放外側端部の
近くに、摩擦材製パッド15のベース18の前方に位置
するようにリテーナ・クリップ36の歪曲された部分で
形成される円の円弧に沿って実質的に配置される内側に
曲げられた部分39がある。摩擦材製パッド15を外に
滑らすためのリテーナ・クリップ36を開放するため
に、リテーナ・クリップ36の各々の側の外側端部は対
向した一対のクリップ・タブ40を設けるように後方に
曲げられ、該クリップ・タブ40はリテーナ・クリップ
36を開放するよう拡開するために互いに押し放し、結
果としてパッド15が滑りだされるようにすることがで
きる。好ましい実施例では、パッド15は工具の助けな
しで、手で取り外せる。図6と7の実線はパッドの保持
または閉じた状態でのリテーナ・クリップ36を示し、
一点鎖線はパッド15の滑り取り外しを可能にする開放
状態のリテーナ・クリップ36を示す。
【0017】図3はトルク脚部34、35とツー・ピー
スリテーナ・クリップ36で一定位置に保持されるパッ
ドとの組立て状態の摩擦材製パッド15を有する図2の
トルク・カラー33を示す。トルク脚部34、35を介
して通過する機械ねじの頭部41と、他のトルク・カラ
ー機械ねじの内端42が図3に示され、リテーナ・クッ
プねじ43のうち2つが図示されている。
【0018】図1、2、3と図8の平面図で分かるよう
に、ほぼ台形形状あるいはくさび石形状で開示される摩
擦材製パッド15は、一対の径方向で内方に延長する部
分を持ち、これら一対の部分は、図2、3、4と11の
実施例にはトルク・ポストがないが、パッド15が図1
の実施例に使用された時には、それらの間で2つのトル
ク・ポストうちの内方の1つを受けるためにその間に配
置されたほぼU字状の凹部を持つ。同様なU字状の凹部
は摩擦材16の幅広のベース18を越えて延長するタブ
22間に設けられる。パッド15の有効摩擦面積を損な
わなければ、パッドの形状は本発明のいずれの実施例に
使用されるものでもよい。
【0019】本発明のピストン・アッセンブリー12が
使用される2つの異なるタイプのシリンダーは図3に図
示される。図1に示された枢軸可能で取り外し可能なユ
ニットBを有する本発明の摩擦材製パッド15の使用は
検査や交換のために摩擦材製パッド15に容易に接近で
きるのみならず、ピストン・アッセンブリー12へも容
易に接近できるが、摩擦材製パッド15への接近には図
1に図示のユニットのような枢軸可能で容易に取り外し
ができるユニットの使用が要求されないことは理解でき
るであろう。
【0020】ピストン・アッセンブリーは、例えば一般
的なタイプおよび米国特許第5,178,235号記載
のようなブレーキやクラッチに図3の下側で右側に示し
たシリンダー46を用いることができる。シリンダー4
6は、米国特許第5,178,235号で図示されたシ
リンダーとは異なり、加圧下の空気と供給するための取
付具47を持ち、この取付具47は、米国特許第5,1
78,235号でのシリンダーの下方に位置する空気供
給用取付具よりも、シリンダー本体49の前方面48に
取付られる。シリンダー46の本体49を貫通する通路
は入口ポート51を介してシリンダー室50に空気を供
給する。シリンダー46の本体の形状はほぼ楔状であ
り、結果として複数のシリンダーがより多くの摩擦接触
面積を得るために、ディスク形状の取付板の周囲、ある
いはスパイダーの上に配置される。図3の下側で左側に
図示されたシリンダー52は、加圧下の空気がピストン
・アッセンブリー12の下からシリンダー52の底部を
通って供給されるような、米国特許第5、178、23
5に開示されたものと同様な種類のものである。
【0021】図4と5は本発明によるピストン・アッセ
ンブリーの2つの実施例を示した。両実施例ともリング
状の永久磁石を使用し、図4の磁石21aは矩形の断面
形状で、図5の磁石はほぼ正方形の断面形状である。図
4のピストン・アッセンブリーは図2、3、10と11
に対応し、一方図5のピストン・アッセンブリーは図1
に図示されたトルク・ポスト14を組込まれて使用され
る。図5にあるように、小さいリング状永久磁石54は
パッド15を正確な位置に保持するために使用される。
【0022】図4、5、8と9は引張用タブ22を具備
することに加えて、摩擦材製パッドの金属背板17が上
方に屈曲したリップ56を有する中央タブ55をもうけ
られている。ピストンが前進した時、タブ55のリップ
56が相対的に回転する摩擦ディスクと接触して摩耗に
より摩擦材製パッドの摩擦材16が薄くなると、パッド
15を交換すべきであるとの警告ノイズを中央タブ55
が発する。好ましい実施例では、引張用タブ22の上方
へ屈曲したリップ23は、摩擦ディスクの周辺部上を超
えて配置されているため、決して相対的に回転するディ
スクと接触しないが、タブ55の上方へ屈曲したリップ
56は相対的に回転する摩擦ディスクの周辺部内に位置
している。タブ55の上方へ屈曲したリップ56は従っ
て摩擦材16のほぼ台形形状のユニットの幅広ベースに
好ましくは近接して位置される。
【0023】トルク脚部34、35を有する図2、3、
4のトルク・カラー33の平面図である図10は、トル
ク脚部34と35の平坦内側面が、台形形状の摩擦材製
パッド15の側面20により形成される角度に実質的に
は対応する30°から45°、好ましくは33°から3
4°の角度で径方向で内側に向かって傾斜されているこ
とを示す。パッド15の摩擦材はアスベストスを含ま
ず、グラファイト基材料、あるいはケブラーもしくは無
害で、耐摩耗性と耐熱性のある複合材から形成される。
トルク・カラー13と33はアルミニウム、熱可塑性複
合材、あるいは他の高強度プラスチック材から作られ
る。ピストン・アッセンブリー12は金属や堅い熱可塑
性材から形成される。
【0024】図12、13(A)、(B)および(C)
は本発明の他の実施例を示すが、ここで摩擦材製パッド
61は、図14、15(A)および(B)で示されたよ
うにピストン・アッセンブリー62の上に設置される摩
擦用モジュール60に受入れられる。図12を参照する
と、パッド61はパッド15と同様に部材18、19、
22、23と24を含む。パッド61は、また平坦で傾
斜した外側表面80Aに幅狭ベース19の端部を接続す
る一対の肩部79Bを含む。平坦で傾斜した外側表面8
0Bは側面80Aから幅広ベース18まで延長する。パ
ッド61のベース18はまたベースの側端部から相互接
続部分69に延長する傾斜した部分68を含む。
【0025】図12、13(A)、(B)および(C)
を参照すると、パッド61は、トルク・カラー33の周
辺部に取付されかつその周辺部を形成する2つの直立す
るトルク脚部64と65の間に受け止められる。脚部6
4、65は好ましくは構造的に同一で、かつカラー33
の上で互いに対称的に取付られるので、それらの内面は
互いに対向する。説明の簡易化のために、脚部65のみ
が以下に詳しく説明される。
【0026】脚部65はカラー33の中央部に向かって
内側に延長する脚部の最上部で肩部71を持つ。脚部6
5の外側面はカラー33の周辺部に沿ってカラー71か
ら下向きに延長し、スロット66で終端する傾斜した円
弧状の隆起部分70Aを含む。円弧状の部分70Bはカ
ラー33の周辺部に沿ってスロット66から脚部65の
底部まで延長する。脚部65の内側面は、肩部71の内
面による一方の側面と傾斜した部分73Aによる他方の
側面により形成される凹部67を含む。部分73Aより
もカラー33の中央部に向かって大きい角度で傾斜する
部分73Bは、脚部64の底部に向かって部分73Aか
ら延長し、凹部73Cで終端する。脚部65の凹部67
と凹部73Cはカラー33の取付穴68により位置決め
される。肩部71の内面と部分73Aと73Bの表面
は、トルク脚部64、65の間にパッド61を正確に位
置決めするため、摩擦材製パッド61の肩部79Bおよ
び外側面80A,80Bの角度輪郭に対応して傾斜さ
れ、部分73A、73Bおよび肩部71がそれぞれ摩擦
材製パッド61の側面80A、80Bおよび肩部79B
と接触する。
【0027】図12、13(B)および(C)を参照に
すると、モジュール60は上記のクリップ36と同じ材
質からなる一対の一致するリテーナ・クリップ部材76
を含む。クリップ部材76は部材39、40を含み、カ
ラー33内部にパッド61を一定位置に保持するための
クリップ36に対して上述と同じ方法で動作する。モジ
ュール60にパッド61を固定するためのカラー33の
外径においてクリップ部材76を脚部64、65に積極
的に保持するために、リテーナ・クリップ部材76は脚
部64、65の外面の輪郭、そしてパッド61の肩部7
1とベース18の部分の輪郭と逆の形状をした側面を含
むものである。
【0028】パッド61が一旦リテーナ・クリップ76
を使用してアッセンブリー60に固定されると、図13
(B)、13(C)で図示されるボタン状頭部を持つフ
ァスナー78が脚部64、65のスロット66を介して
受けられ、穴66Aの中で締められるが、この穴66A
はクリップ76を積極的な保持位置にさらに保持するた
めに、カラー33に穿孔される。ファスナー78はまた
クリップ76を容易に取外しでき、メンテナンスのため
アッセンブリーの構成部品への接近をも容易にする。さ
らに、部分68はタブ40を曲げることでリテーナ・ク
リップ76の取り外しが容易になるように適切な表面を
設けている。
【0029】図14、15(A)、15(B)は本発明
によるピストン・アッセンブリー62の好ましい実施例
を示し、ここで図12、13(A)、13(B)、13
(C)に関して記述したように、摩擦用モジュール60
はピストン・アッセンブリー62に固定され、摩擦用パ
ッド61を受けるものである。図14で示されたよう
に、摩擦用パッド61は、その中心において対応ボア8
7を含む背板17に固定される。摩擦用パッド61の底
面はまたボア87と位置揃えた中央ボア87Aをも含
む。
【0030】ピストン・アッセンブリー62は、パッド
61を一定位置に保持するために使用される正方形断面
形状を有するリング状セラミック磁石83からなる。ボ
ア87の直径よりわずかに小さい外形を持つインデック
ス・リング91はピストン・アッセンブリー62の中の
中央ピストン・リベット92を囲む。リーフ・スプリン
グ95はリベット92と隔壁94に結合される。インデ
ックス・リング91はリング状波型スプリング93によ
りピストン・アッセンブリー62の中のベース支持体に
弾力的に係合される。ピストン・アッセンブリー62が
ブレーキするため摩擦用パッド61に係合されるにもか
かわらず、インデックス・リング91は摩擦用パッド6
1の背板17をインデックスするためにリベット92の
中央に向かって好ましくは上向きに傾斜する外径表面を
含む。
【0031】図14で示したように、パッド61はそれ
をインデックス・リング91の上で該パッド61を滑ら
すことでモジュール60上に配置できるので、結果とし
て前にも説明したように、脚部64、65(図示せず)
の肩部71に当接するパッド61の肩部の中に配置され
ることになる。モジュール60上にパッド61を設置す
る間、波型スプリング93は少なくとも部分的に圧縮さ
れる。パッド61が設置されると、ボア87は実質的に
インデックス・リング91と位置を揃えられ、この点で
波型スプリング93が完全に圧縮を解かれる。たとえ図
15(A)で示したようにピストン・アッセンブリー6
2がブレーキのために係合されなくとも、インデックス
・リング91は、波型スプリング93が完全に圧縮を解
かれると、摩擦用パッド61をインデックスするためパ
ッド61とボア87に向かって前方にバイアスされる。
【0032】図15(B)はブレーキングのために係合
されたピストン・アッセンブリー62を示す。ブレーキ
の間、リベット92は空気圧で作用し、リーフ・スプリ
ング95を隔壁94内に押圧するために前方に移動す
る。前方に押圧されると、隔壁94は背板17と接す
る。もしリング91がボア87の外径表面と部分的に接
触していない場合、リベット92の前方移動はボア87
の外径表面と接触してインデックス・リング91を前方
に移動させる。ブレーキの間のインデックスは摩擦用パ
ッド61を一定位置に保持し、芯出しさせ、摩擦用パッ
ド61がブレーキ中モジュール60から離れないよう
に、相対的回転ディスクに対するパッド61のミスアラ
インメントを引き起こす力を吸収する。
【0033】図14、15(A)、15(B)を参照す
ると、摩擦材製パッド61の背板17は、引張用タブ2
2を具備することに加えて上方に屈曲したリップ86を
有する中央タブ85を含む。タブ85はパッド61に埋
設され、摩擦材製パッド61のほぼ台形形状のユニット
の幅広ベース18に隣接し、回転可能な摩擦ディスクの
周辺部内に位置せしめられる。タブ56と同様にタブ8
5は、タブ85のリップ86が摩擦材から突き出て、ピ
ストン92が前進して、相対的に回転する摩擦ディスク
と接触する摩耗によって摩擦材製パッド61の摩擦材6
1が、著しく厚さを減少した時に、パッド61を交換す
べきであるとの警告ノイズを発する。
【0034】カラー33の脚部の傾斜表面73A、73
Bとパッド61の対応する表面80A、80Bは、ブレ
ーキ作動中にパッド61の外表面がカラー33に対して
接触位置に残ることを保証する適切な角度を有する。摩
擦用パッド61はブレーキ作動中、カラー33内に確実
に固定される、何となれば脚部64、65の内面73
A、73Bとパッド61の側面80A、80Bはパッド
61上に発生する横方向の力が90°を越えた角度でカ
ラー33の脚部64、65に作動するよう与えられた角
度であるからである。したがってパッド61は、それに
及ぼす横方向の力およびブレーキ作動中パッド61と不
正確に位置された相対的に回転するディスクとの接触に
よって発生の可能性のある力に応答しては動かない。
【0035】図16は摩擦用パッド61を有する摩擦用
モジュール60を受け、逆の相互ロック装置で結合され
る実質的に類似した摩擦用モジュール・ベース100
A、100Bの実施例を示し、前記逆相互ロック装置は
例えばモジュール・アダプターのような、従来技術に通
常使用される追加の部品の使用することなく、空気輸送
を可能とする。
【0036】図17(A)、17(B)はモジュール1
00Aをさらに詳細に説明したものであるが、モジュー
ル100Aはベース板102の側端部で延長部104を
持つほぼ台形形状のベース板102を含む。好ましくは
ベース板102と一体の頂板103は延長部104を除
いてベース板102の全体を覆う。頂板103は傾斜外
側表面105を含み、該傾斜外側表面105のそれぞれ
は空気輸送ポート106を持つ。図示の関係で、モジュ
ール100Aは空気輸送ポート106を具備する外側面
105aを含む。図16、17(B)を参照すると、ポ
ート106はピストン・ボア109に接続され、ピスト
ン・ボア109は、モジュール100A内に穿孔される
空気通路107や管材を介してモジュールの中央に形成
される。
【0037】モジュール100Aのベースでの空気入口
ポート108は、ボア109に接続し、モジュール10
0Aに穿孔される入口空気通路108Aに接続される。
ボア109内にピストン・アッセンブリーを設置する
と、ポート106からポート108までのシールされた
貫設接続が達成される。図16に図示されたようにモジ
ュール・ベース100Bは以下で説明するように、モジ
ュール・ベース100A、100Bが相互接続されると
ブレーキ作動用空気が隣接するモジュール・ベース10
0Aのポート106からモジュール・ベース100Bま
で供給されるため、部材108、108Aは含まない。
【0038】頂板103の幅だけモジュール・ベース1
00Aより幅が狭い相互ロック延長部104は、数個の
スロットされた取付穴101を具備する。モジュール・
ベース100Aの1つの延長部104の穴101は、モ
ジュール・ベース100Aの相対する延長部104の穴
101と対称的に配置される。延長部104に対面する
頂板103の外表面は、図16に図示されたように、モ
ジュール・ベース100Aのモジュール・ベース100
Bへの他の逆接続を提供するたの外形を有する。モジュ
ール・ベース100A、100Bのそれぞれの傾斜表面
が互いに対面し、同一面である他の逆接続配置における
モジュール・ベース100Aをモジュール・ベース10
0Bに接続するために、相互ロック用ボルト110はモ
ジュール・ベース100A、100Bの穴101のどち
らか一方の中で受け入れられる。
【0039】この接続装置は対となった隣接するモジュ
ールの対面する傾斜した表面に空気輸送ポートを合致す
るために設けられる。例えば、図16に示すように、モ
ジュール・ベース100A、100Bがそれぞれのモジ
ュールの延長部104の中の選択された穴101でボル
ト110により結合された時、モジュール・ベース10
0A、100Bの側面105aは対面関係に位置され
る。側面105aのこの位置関係は結果として、そこに
位置する空気輸送ポート106との合致となり、これに
よってモジュールの空気通路107と合致したポート1
06を介して、モジュール100Aの空気入口ポート1
08からベース100Bのボア109までの空気輸送路
を完成する。結果として、空気用取付具または管材接続
なしに、モジュール間の空気輸送が達成される。好まし
い実施例では、ポート106は空力的シールを含む。モ
ジュール・ベースは、一個あるいはそれ以上の傾斜外側
側面表面と対応する空気通路の空気ポートを含むことは
理解できよう。上記の空気通路は種々の寸法のディスク
が含まれるブレーキ作動のために同じモジュール・ベー
スの使用を容易にするために、モジュール・ベースのピ
ストン・ボアに接続する。多数ポートを含むモジュール
・ベースに対して、隣接するモジュール・ベースの側面
に接触する選択された側面のポートはシールされていな
いモジュールのポートだけである。
【0040】図18(A)、18(B)はモジュール・
ベース100の2つの好ましい実施例を示すが、このモ
ジュール・ベース100はモジュール・ベース100
A、100Bと同様な構造であり、異なる寸法のブレー
キ・アッセンブリー用にもブレーキ作動ができるため
に、逆の相互ロック装置で環状に結合される。図示のご
とく、スロットされた取付穴とモジュールの輪郭側面は
同じモジュール・ベースが種々な位置で相互ロックされ
るようにするので、選択された傾斜表面が互いに隣接し
て配置され、結果としてブレーキ作動がブレーキ・アッ
センブリーの異なる寸法に対しても可能となる。換言す
れば、モジュール・ベースの側面105の空気輸送ポー
ト106の合致した位置が、環状配置において共に相互
ロックされた複数のモジュール・ベースから形成された
ブレーキ・アッセンブリーの周辺寸法を決定することで
ある。
【0041】
【発明の効果】ここで図示もしくは記述した種々の部材
の寸法が変化したとしても、背板17を含む摩擦材製パ
ッド15あるいは61の厚さは、他の部材がそれ相当に
対応したとして、約1/2インチくらいである。ブレー
キあるいはクラッチ技術に携わる者には自明の種々の考
えられる改良、部品や材料の変更などが、本発明の精
神、範囲以内で可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の摩擦材製パッドを有するピストンとシ
リンダーのアッセンブリーと、米国特許第3,964,
583号に記載の一般的なタイプのブレーキまたはクラ
ッチに取付られるモジュール本体を示す摩擦用モジュー
ルの分解斜視図である。
【図2】本発明による、ピストンの好ましい実施例での
各部分の相互間の関係を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の組み立てられた部分とシリンダー部分
を有する図2のピストンを示す図である。
【図4】本発明の1つの好ましい実施例で、ピストンと
摩擦材製パッドとの相対関係を示す断面図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す図4と類似する断面
図である。
【図6】本発明による摩擦材製パッドを保持するツー・
ピースのクリップを示す図である。
【図7】本発明のワン・ピースのリテーナ・クリップを
示す図である。
【図8】本発明の摩擦材製パッドの平面図である。
【図9】図8の摩擦材製パッドの側面図である。
【図10】図8と図9の摩擦材製パッドを受けるための
トルク・カラーの平面図である。
【図11】図10のトルク・カラーの側面図である。
【図12】本発明による他の好ましい実施例における、
部分の相互関係を示す摩擦材製パッドを有する摩擦パッ
ド・モジュールの分解斜視図である。
【図13】図12の部分を示す図で、(A)はトルク・
カラーの平面図、(B)は本発明により組み立てられた
図12の部分の側面図、(C)は本発明により組み立て
られた図12の部分の平面図である。
【図14】本発明の他の好ましい実施例において、モジ
ュールの中にパッドを設置する前に、摩擦用パッド・モ
ジュールと係合する摩擦材製パッドとピストン・アッセ
ンブリーとの関係を示す断面の側面図である。
【図15】図14の部分の断面の側面図で、(A)はピ
ストンが作動していないモジュールの中へ設置された摩
擦材製パッドを有する摩擦用モジュールとピストン・ア
ッセンブリーの関係を示す図、(B)はピストンが作動
している場合でのモジュール・パッドに設置された摩擦
材を有する摩擦用モジュールとピストン・アッセンブリ
ーとの関係を示す図である。
【図16】本発明の好ましい実施例における相互ロック
された摩擦用モジュール・ベース本体と、本発明による
図12に図示されたように組み立てられた部分間の相互
関係を示す図である。
【図17】図16の部分を示す図で、(A)は摩擦用モ
ジュールベースの側面図、(B)は図16の摩擦用モジ
ュールの平面図である。
【図18】本発明の好ましい実施例による摩擦用モジュ
ール・ベースの相互ロック装置を示す図で、(A)と
(B)はそれぞれ本発明の異なる好ましい実施例による
摩擦用モジュール・ベースの相互ロック装置を示す平面
図である。
【符号の説明】
10 ピストンとシリンダーのアッセンブリー 11 シリンダー・ベース・プレート 12 ピストン・アッセンブリー 13 トルク・カラー 14 トルク・ポスト 15 パッド 16 合成摩擦材 17 背板 18 ベース 19 幅狭ベース 20 側面 21 永久磁石 22 引張用タブ部材 23 リップ 24 弓形部分 33 トルク・カラー 34、35 直立トルク脚部 34a、35a 内側面 36、37 リテーナ・クリップ 38 連続バンド 39 内方に曲げられた部分 40 対向クリップ・タブ 41 頭部 42 内側端 43 リテーナ・クリップねじ 46 シリンダー 47 取付具 48 前方面 49 シリンダー本体 50 円柱室 51 入口ポート 52 シリンダー 54 小形リング状永久磁石 55 中央タブ 56 リップ 60 摩擦用モジュール 61 摩擦材製パッド 62 ピストン・アッセンブリー 64、65 脚部 66 スロット 67 凹部 68 傾斜部分 69 相互接続部分 71 シリンダー 73A、73B 傾斜部分 73C 凹部 76 クリップ部材 78 ボタン状頭部を有するファスナー 79B 肩部 80A、80B 外側表面 83 リング状永久磁石 87 対応するボア 87A 中央ボア 91 インデックス・リング 92 中央ピストン 93 リング状波型スプリング 94 隔壁 100A、100B モジュール・ベース 102 台形ベース板 103 頂板 104 延長 105 外側側面 106 空気輸送ポート 107 空気通路 108 入口ポート 109 ピストン・ボア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フィリップ.アール.メトカルフ.ジュニ ア アメリカ合衆国.メイン州.ウインドハ ム.フォレスト.ロード.21

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 摩擦ブレーキまたはクラッチにピストン
    と併用される摩擦材製パッドにおいて、ほぼ平坦な背板
    に固定され互いに傾斜された幅広ベースと、幅狭ベース
    と、側面とを持つ平坦でほぼ台形形状のコンパクトな摩
    擦材のユニットからなり、前記背板は幅広のベースを越
    えて延長し、かつ上方へ屈曲したリップで終端する少な
    くとも1つのタブを含むことを特徴とする摩擦ブレーキ
    やクラッチにピストンと併用される摩擦材製パッド。
  2. 【請求項2】 前記背板が金属で一体的に形成されたこ
    とを特徴とする請求項1記載のパッド。
  3. 【請求項3】 前記背板が鉄鋼で一体的に形成されたこ
    とを特徴とする請求項1記載のパッド。
  4. 【請求項4】 前記幅広ベースを越えて延長し、上方へ
    屈曲したリップで終端する2個のタブが設けられたこと
    を特徴とする請求項1記載のパッド。
  5. 【請求項5】 前記幅広ベースを越えて延長するタブは
    パッドの交換を警告する目的で、摩耗により摩擦材の所
    定の最小厚さと同じ距離だけ上方に延長し屈曲したリッ
    プを持つことを特徴とする請求項1記載のパッド。
  6. 【請求項6】 前記摩擦材のユニットの側面が平坦であ
    り、かつ30°と45°の間の角度で互いに向かい合っ
    て傾斜することを特徴とする請求項1記載の摩擦材製パ
    ッド。
  7. 【請求項7】 側面が平坦であり、かつ33°と34°
    の間の角度で互いに向かい合って傾斜することを特徴と
    する請求項6記載の摩擦材製パッド。
  8. 【請求項8】 ほぼ平坦な背板に固定され互いに向かい
    合って傾斜するコンパクトな幅広ベース、幅狭ベースお
    よび側面とを有するほぼ平坦で台形形状の摩擦材のユニ
    ットと、摩擦ブレーキまたはクラッチの前面で固定され
    るトルク・カラーとからなる組合わせであって、前記背
    板は幅広ベースを越えてアップターン・リップまで延長
    する少なくとも1つのタブを含む前記摩擦材のトルク・
    カラーとの組合わせ。
  9. 【請求項9】 一対のトルク・ポストが摩擦材のユニッ
    トと背板の横方向の移動を制限するため、摩擦材のほぼ
    台形形状のユニットの幅広と幅狭ベースにおいてトルク
    ・カラーから延長することを特徴とする請求項8記載の
    組合わせ。
  10. 【請求項10】 トルク・カラーから延長する一対のト
    ルク脚部が摩擦材の横方向の移動を制限するため、摩擦
    材のほぼ台形形状のユニットの側面を締め付けるため互
    いに向かい合って傾斜する内面を持つことを特徴とする
    請求項8記載の組合わせ。
  11. 【請求項11】 摩擦材の径方向の運動を拘束するため
    に摩擦材のほぼ台形形状のユニットの幅広ベースに当接
    するよう位置決めされた部分を有するリテーナ・クリッ
    プを含み、かつ該クリップの部分が前記摩擦材の径方向
    の移動を許すために開の状態に移動可能であることを特
    徴とする請求項8記載の組合わせ。
  12. 【請求項12】 リテーナ・クリップが平面において弓
    形をなし、トルク脚部に取付けられていることを特徴と
    する請求項11記載の組合わせ。
  13. 【請求項13】 前記クリップの部分と摩擦材が手によ
    り移動可能であることを特徴とする請求項11記載の組
    合わせ。
  14. 【請求項14】 リテーナ・クリップが2個の同質の弓
    形部材で構成されることを特徴とする請求項11記載の
    組合わせ。
  15. 【請求項15】 リテーナ・クリップが連続した弓形バ
    ンドからなるワン・ピースのクリップであることを特徴
    とする請求項11記載の組合わせ。
  16. 【請求項16】 トルク脚部の内面が平坦であり、かつ
    30°と45°の間の角度で互いに向かい合って傾斜し
    ていることを特徴とする請求項10記載の組合わせ。
  17. 【請求項17】 トルク脚部の内面が平坦であり、かつ
    33°と34°との間の角度で互いに向かい合って傾斜
    していることを特徴とする請求項10記載の組合わせ。
  18. 【請求項18】 リテーナ・クリップが、クリップを曲
    げて開の状態にするために、外方に延長する端部を具備
    することを特徴とする請求項11記載の組合わせ。
  19. 【請求項19】 摩擦ブレーキまたはクラッチにピスト
    ンと併用する摩擦材製パッドにおいて、一対の肩部と、
    幅広ベースと、幅狭ベースとを有する平坦でほぼ台形形
    状の摩擦材のユニットからなり、前記肩部の各々が幅広
    ベースから幅狭ベースまで延長する傾斜した第1と第2
    の側面にまで前記幅狭ベースから延長し前記摩擦材のユ
    ニットはほぼ平坦な背板に固着され、該背板は幅広ベー
    スを越えて、上方へ屈曲したリップに終端する少なくと
    も1つの第1のタブを含むことを特徴とする摩擦材製パ
    ッド。
  20. 【請求項20】 さらに摩擦材のユニットには埋設され
    た少なくとも1つの第2のタブを有し、パッドの交換を
    示す警告を発する目的で、摩耗により摩擦材の所定の最
    小厚さに等しい距離まで上方に延長し屈曲したリップを
    有することを特徴とする請求項19記載のパッド。
  21. 【請求項21】 前記第1と第2の側面が平坦で、互い
    に向かい合って傾斜していることを特徴とする請求項1
    9記載のパッド。
  22. 【請求項22】 一対の肩部と、幅広ベース、幅狭ベー
    スとを有する平坦でほぼ台形形状の摩擦材のユニットを
    含み、該肩部の各々は前記幅広ベースから第1側面まで
    延長する傾斜した第1と第2の側面まで前記幅狭ベース
    から延長し、前記第1と第2の側面は互いに向い合って
    傾斜しており、前記摩擦材のユニットは幅広ベースを越
    えて上方へ屈曲したリップに終端するの中にまで延長す
    る少なくとも1つの第1のタブを含むことを特徴とする
    摩擦材のユニットと、摩擦ブレーキまたはクラッチのピ
    ストンの前面に固定するトルク・カラーとの組合わせ。
  23. 【請求項23】 前記一対のトルク脚部はトルク・カラ
    ーから延長し、各トルク脚部は肩部、該肩部から延長す
    る第1の傾斜内面および該第1内面から延長する第2の
    傾斜内面とを有し、前記肩部と脚部の第1内面は肩部の
    輪郭と摩擦材の第1と第2側面にそれぞれ合致する外形
    を有し、肩部とトルク脚部の内面とはカラー内に摩擦材
    を性格に位置決めするために設けられていることを特徴
    とする請求項22記載の組合わせ。
  24. 【請求項24】 前記摩擦材の第1と第2の側面が所定
    の角度で互いに向かい合って傾斜されるので、摩擦材が
    ブレーキ作動中にカラーの脚部に対して押しつけられる
    と、その力が前記カラーに対してパッドの横方向運動を
    拘束するために少なくとも実質的に脚部と直角に与えら
    れることを特徴とする請求項22記載の組合わせ。
  25. 【請求項25】 一対のトルク脚部の各々が肩部から延
    長するた第1の外面と第1外面から延長する第2の外面
    を含む組合わせにおいて、リテーナ・クリップは摩擦材
    の幅広ベースに当接し、脚部に対するクリップの拘束と
    パッドのカラーの中での固定を目的として、肩部と脚部
    の第1と第2の外面上まで延長するよう輪郭を有する部
    分を持ち、該クリップの部分は摩擦材の径方向の移動を
    可能にするために開の状態に移動可能であることと特徴
    とする請求項23記載の組合わせ。
  26. 【請求項26】 前記クリップの部分と摩擦材が手で動
    かせることを特徴とした請求項25に記載の組合わせ。
  27. 【請求項27】 脚部の各々の第1と第2の外面が平面
    においてほぼ弓形で、脚部の外面において凹部を形成さ
    れた組合わせにおいて、前記凹部の中に位置決めされた
    締付け手段は、脚部の上に固定され幅広ベースに当接す
    るクリップを保持するためからーに固定されていること
    を特徴とする請求項25記載の組合わせ。
  28. 【請求項28】 前記クリップが、開の状態にクリップ
    を曲げられように外側に延長する端部を有することを特
    徴とする請求項25記載の組合わせ。
  29. 【請求項29】 トルク・カラーに固定される摩擦材製
    パッドと併用する摩擦ブレーキまたはクラッチ内のピス
    トン・アッセンブリーであって、前記カラーはその前面
    に固定され、前記パッドは幅広ベース、幅狭ベース、ほ
    ぼ平坦な背板に固定された側面を有する平坦でほぼ台形
    形状でコンパクトな摩擦材のユニットからなり、前記背
    板は中央ボアを形成する内表面を持つピストン・アッセ
    ンブリーにおいて、ピストンと、該ピストンを受けるた
    めのピストン受け用開き口を形成された支持表面と、弾
    性手段により支持されるように弾性的に結合されたイン
    デックス表面とからなり、該インデックス表面は、ピス
    トン・アッセンブリーに対してパッドの横方向の運動を
    制御、阻止するために、パッドがカラーに固定され該カ
    ラーがピストン・アッセンブリーに結合されかつ前記背
    板の中央ボアの方向に弾性手段でバイアスされると、前
    記背板の中央ボアに対面することを特徴とするピストン
    ・アッセンブリー。
  30. 【請求項30】 弾性手段が波型の皿ばねであることを
    特徴とする請求項29記載のピストン・アッセンブリ
    ー。
  31. 【請求項31】 前記インデックス表面が背板の内面の
    直径よりも小さい外径を持つリング状に形成されること
    を特徴とした請求項29記載のピストン・アッセンブリ
    ー。
  32. 【請求項32】 摩擦材製パッドを含むトルク・カラー
    を受ける摩擦材モジュラー・ベースであって、前記パッ
    ドは幅広ベースと、ほぼ平坦な背板に固定された幅狭ベ
    ースの端部側面と、ほぼ台形形状のモジュール・ベース
    とを有する平坦でほぼ台形形状のコンパクトな摩擦材の
    ユニットからなる摩擦材モジュール・ベースにおいて、
    ほぼ台形形状のベース板と、該ベース板のベース端部の
    側を除いてベース板を覆って該ベース板と共にそれらの
    中央でピストン・ボアを形成するような頂板と、少なく
    とも頂板と底板の覆われた部分における少なくとの1つ
    の傾斜側面と、少なくとも1つの傾斜側面における空気
    ポートと、該空気ポートからピストン・ボアまで延長し
    た空気通路とからなることを特徴とする摩擦材モジュー
    ル・ベース。
  33. 【請求項33】 前記空気ポートがさらに空力的シール
    からなることを特徴とする請求項32記載のモジュール
    ・ベース。
  34. 【請求項34】 前記ベース表面での空気入口ポート
    と、空気入口ポートからピストン・ボアまで延長した空
    気通路からなることを特徴とする請求項32記載のモジ
    ュール・ベース。
  35. 【請求項35】 複数の傾斜側面表面を有して、該側面
    表面の少なくとも1つが空気通路を介してピストン・ボ
    アに接続された空気ポートを含むことを特徴とする請求
    項32記載のモジュール・ベース。
  36. 【請求項36】 互いに隣接するように配置された複数
    の摩擦材モジュール・ベースから構成され、該モジュー
    ル・ベースの各々は、ほぼ台形形状であるベース板と、
    該ベース板のベース側面端部を除いてベース板で覆われ
    て該ベース板と共にそれらの中央でピストン・ボアを形
    成し、ベース板の各側端部がスロットされた相互ロック
    領域を形成するような頂板と、該頂板と底板の覆われた
    部分における少なくとも1つの傾斜側面表面と、少なく
    とも1つの傾斜側面表面における空気ポートと、該空気
    ポートからピストン・ボアまで延長する空気通路とから
    なるモジュール・ブレーキ装置において、第1と第2の
    モジュール・ベースのスロットを有する相互ロック領域
    で相互に逆に配置されるように第1のモジュール・ベー
    スを隣接する第2のモジュール・ベースと結合するため
    の結合手段で構成されるので、第1と第2のモジュール
    ・ベースの傾斜側表面の少なくとも1つの上の各空気ポ
    ートを合致するため、第1のモジュール・ベース面の少
    なくとも1つが第2のモジュール・ベースの少なくとも
    1つの傾斜した側面と対面し、かつ実質的に同一面であ
    ることを特徴とするモジュール・ブレーキ装置。
  37. 【請求項37】 モジュール・ベースの少なくとも1つ
    がさらに空気入口ポートからピストン・ボアまで延長す
    る空気通路と、ベース表面における空気入口ポートを含
    むことを特徴とする請求項36記載の装置。
JP10054338A 1997-02-19 1998-02-19 交換可能な摩擦用パッド付きモジュラー・ブレーキ Pending JPH10318299A (ja)

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