JPH10317846A - 耐火スクリーン - Google Patents

耐火スクリーン

Info

Publication number
JPH10317846A
JPH10317846A JP9150330A JP15033097A JPH10317846A JP H10317846 A JPH10317846 A JP H10317846A JP 9150330 A JP9150330 A JP 9150330A JP 15033097 A JP15033097 A JP 15033097A JP H10317846 A JPH10317846 A JP H10317846A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fire
layer
woven fabric
screen according
combustible
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9150330A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3320635B2 (ja
Inventor
Toshimoto Yamamoto
敏司 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON GURASUFUAIBAA KOGYO KK
Nippon Glass Fiber Co Ltd
Original Assignee
NIPPON GURASUFUAIBAA KOGYO KK
Nippon Glass Fiber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON GURASUFUAIBAA KOGYO KK, Nippon Glass Fiber Co Ltd filed Critical NIPPON GURASUFUAIBAA KOGYO KK
Priority to JP15033097A priority Critical patent/JP3320635B2/ja
Publication of JPH10317846A publication Critical patent/JPH10317846A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3320635B2 publication Critical patent/JP3320635B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Special Wing (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 目ずれを防止でき、かつ、法定の防火性能
(特に衝撃試験)及び遮煙性能を満足できる耐火スクリ
ーンを提供する。 【解決手段】 耐火スクリーン3は、シリカクロス9を
2層に重ねるとともに、両シリカクロス9の間に熱溶融
性のポリエチレンフィルム10を介し、該ポリエチレン
フィルム10を熱溶融させてから冷却固化させることに
より、両シリカクロス9を融着して形成されている。こ
の耐火スクリーン3は、平常時には建物の天井15に設
置される巻取装置2に巻き取られ、火災発生時には巻取
装置2から巻き解かれて垂らされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物で火災が発生
した際に炎や煙が広がるのを食い止める耐火スクリーン
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物で火災が発生した際に炎や煙が広が
るのを食い止める新しい装置として、図8に示すような
延焼防止装置50が考えられている(例えば特開平7−
328137号公報)。この延焼防止装置50は、ガラ
スクロス(ガラス繊維ヤーンで製織された織布)等より
なる耐火スクリーン52を天井53の巻取装置51から
床54の上方約50〜100cmの高さまで垂らし、天
井53付近に設置したスプリンクラー55から水56を
耐火スクリーン52に噴射し、該耐火スクリーン52を
濡らすように構成されている。この耐火スクリーン52
は、そのままでは炎57にさらされると溶融するおそれ
があるが、前記のように濡らすと、水56の蒸発による
冷却効果によって温度が50〜60℃に抑えられるた
め、溶融しない。また、耐火スクリーン52より下方で
は、耐火スクリーン52の下端から滴り落ちる水56の
膜で炎57や煙58の通過を遮断する。
【0003】また、最近では、シリカクロス(シリカ繊
維ヤーンで製織された織布)よりなる耐火スクリーン5
2を使用することにより、スプリンクラー55による水
56の噴射を不要にした延焼防止装置も考えられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記耐火スクリーン5
2は、図9に実線で示すようにきれいな長方形状で垂れ
る必要がある。ところが、シリカクロスよりなる耐火ス
クリーン52は、ヤーン同志が滑って面延長方向に変形
し易いことから、図9に二点鎖線で示すように平行四辺
形状に変形(いわゆる目ずれ)して垂れ、耐火スクリー
ン52側方に隙間ができるという問題があった。
【0005】そこで、図10に示すように、シリカクロ
スよりなる耐火スクリーン52の表面にシリコン樹脂6
0を塗布してヤーン同志の滑りを止めることにより、目
ずれを防ぐことが検討されている。しかし、この耐火ス
クリーン52が炎にさらされると、耐火スクリーン52
が著しく脆弱化し、破れやすくなるという問題があっ
た。これは、シリコン樹脂中のシロキサン結合部分がS
iO2 化する際に、基材のシリカクロスと反応するため
であると考えられる。
【0006】ところで、耐火スクリーンは、建築基準法
により、防火区画における開口部すなわち防火戸(特に
甲種防火戸)に準じ、次に概略的に示す防火性能及び遮
煙性能が要求される。
【0007】(1)防火性能; 耐火スクリーンの両面
についてそれぞれ60分間、加熱温度が925℃に達す
るまで制御しながら加熱した後、次の判定〜を行な
う。 加熱により加熱面の裏面側に発炎を生じないこと。 加熱により隙間、加熱面の裏面側に達する亀裂等を
生じないこと。 加熱により加熱面の裏面側に発煙を生じないこと。 加熱終了後、重量3kgの砂袋を鉛直距離50cm
の高さから落下させて衝撃を与えたとき、防火上有害な
破壊、剥離、脱落等を起こさないこと。
【0008】(2)遮煙性能; 耐火スクリーンの両面
についてそれぞれ空気圧を加え、両面における空気圧の
圧力差が2kg/m2 の場合における通気量が、毎分
0.2m3 /m2 以下であること。
【0009】上記シリコン樹脂60を塗布したシリカク
ロス製の耐火スクリーン52は、防火性能のと、
遮煙性能とを満足するが、上記加熱後の脆弱化により、
防火性能の(衝撃試験)は満足しないのである。
【0010】また、シリカクロスは、工場において例え
ば幅1mのロール状に製造されることが多いため、大面
積の耐火スクリーン52を形成するには、図11に示す
ように、複数枚のシリカクロス52aを使用し、その幅
を横方向に並べて縁部59同志を重ねるとともに糸61
で縫合する必要がある。しかし、そうすると重ねた両縁
部59の厚さだけが他部の2倍になって嵩張り、図12
に示すように、巻き取った時に巻き間に無駄な空間がで
き、巻径がいたずらに大きくなるという問題があった。
【0011】そこで、本発明の課題は、目ずれを防止で
き、かつ、法定の防火性能(特に衝撃試験)及び遮煙性
能を満足できる耐火スクリーンを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、平常時には建物の天井に設置される巻取
装置に巻き取られ、火災発生時には前記巻取装置から巻
き解かれて垂らされる耐火スクリーンにおいて、無機繊
維を主体とするヤーンで製織した不燃性織布を2層以上
に重ねるとともに接合して形成したことを特徴とする。
【0013】ここで、不燃性織布の幅に対して耐火スク
リーンの面積が大きい場合、各層において複数枚の不燃
性織布を横方向又は縦方向に並べ、一方の層の各不燃性
織布の幅の一部と他方の層の各不燃性織布の幅の一部と
が千鳥状に交互に重なるようにすることができる。「幅
の一部」は、特に限定されないが、幅の1/10〜1/
2程度が好ましい。この場合、さらに次の態様(1)
(2)を例示できる。
【0014】(1)各層において横方向又は縦方向に並
べた不燃性織布の縁部同志を、重ねることなく突き合わ
せること。さらに、その縁部同志の突き合わせ部に別の
短冊状の不燃性織布を重ねて接合すること。 (2)各層において横方向又は縦方向に並べた不燃性織
布の縁部同志を、さらに重ねて接合すること。
【0015】ヤーンの構成主体である無機繊維は、特に
限定されず、シリカ繊維、アルミナシリカ系繊維、アル
ミナ繊維、岩綿、スラグウール、一般的なガラス繊維等
を例示でき、その耐熱性の基準としては、安全使用温度
が600℃以上であることが好ましい。特に、前述した
ようにシリコン樹脂との反応による脆弱化が起こるシリ
カ繊維を採用する場合に、該シリコン樹脂の使用を回避
できる本発明は有効である。
【0016】ヤーンは、脆さを補ったり柔軟性や製織性
等を高めたりするために、有機繊維又は金属繊維を、前
記耐熱性を損なわない範囲で少量含んでいてもよい。有
機繊維としては、難燃スフ、アラミド繊維等の難燃繊維
や、炭化有機繊維(例えばポリアクリロニトリル繊維が
60%前後炭化したもの)等の不燃繊維を例示できる。
金属繊維としてはステンレス繊維を例示できる。
【0017】ヤーンは、耐火スクリーンの引張強度を高
めるために、補強線状体で補強されたものでもよい。補
強線状体としては、ヤーンに芯糸として入れるシリカ繊
維、一般的なガラス繊維、アルミナ繊維等の無機繊維
や、補強線としてヤーンと撚り合わせるステンレス鋼線
等の金属線を例示できる。
【0018】製織の仕方は、特に限定されず、平織、綾
織、朱子織等を例示できる。
【0019】2枚以上の不燃性織布を接合する手段は、
特に限定されず、次のものを例示できる。 (1)各不燃性織布の間に介した熱溶融性材料による融
着 熱溶融性材料としては、熱可塑性樹脂フィルム、ホット
メルト接着剤等を例示できる。 (2)各不燃性織布の間に介した接着剤による接着 接着剤としては、ゴム系、アクリル系等を例示できる。
その塗布法としては、スプレーコート、ロールコート等
を例示できる。 (3)糸による縫合 糸は、耐火性又は難燃性の糸が好ましく、無機系(セラ
ミック等)、金属系(ステンレス鋼等)、難燃系(アラ
ミド等)等を例示できる。
【0020】耐火スクリーンの厚さは、特に限定されな
いが、炎に耐えて炎や煙をしっかり遮断するとともに、
熱風にあおられないよう、0.3〜6.0mmとするこ
とが好ましく、さらに好ましくは0.6〜2.0mmで
ある。従って、各不燃性織布の厚さは、その重ねる層数
で前記耐火スクリーンの厚さを除した範囲が好ましい。
また、各層の不燃性織布の厚さや種類を異ならせてもよ
い。
【0021】
【発明の実施の形態】図1〜図3は本発明の第一実施形
態を示している。延焼防止装置1は、建物の天井15の
上部又は下部に設置される巻取装置2と、平常時には巻
取装置2に巻き取られ、火災の発生時には巻取装置2か
ら巻き解かれて建物の床17付近まで垂らされる耐火ス
クリーン3と、天井15、壁16等に設置される火災検
知器4と、火災検知器4が火災の発生を検知したときに
巻取装置2を作動させる制御装置5とから構成されてい
る。巻取装置2は、回転可能に支持された巻取軸6と、
該巻取軸6を回転駆動するモータ使用の駆動装置7とか
らなる。火災検知器4には、温度センサ、煙センサ、ガ
スセンサ等が単独で又は組み合わせられて用いられ、温
度上昇、煙、ガス等の検知によって火災の発生を検知す
るようになっている。
【0022】耐火スクリーン3は、シリカクロス9(シ
リカ繊維を主体とするヤーン8で例えば朱子織された不
燃性織布)を略全面的に2層に重ねるとともに、両シリ
カクロス9の間に熱溶融性のポリエチレンフィルム10
を介し、該ポリエチレンフィルム10を熱溶融させてか
ら冷却固化させることにより、両シリカクロス9を融着
して形成されたものである。ヤーン8は95%以上のS
iO2 成分を含むシリカ繊維(高珪酸ガラス繊維)によ
る撚糸であり、ヤーン8の太さは例えば150テックス
である。各シリカクロス9の厚さは例えば約1mm、ポ
リエチレンフィルム10の厚さは例えば20μm、従っ
て耐火スクリーン3の厚さは約2mmである。
【0023】シリカクロス9は、工場において例えば幅
1mmのロール状に製造されたものである。そこで、大
面積の耐火スクリーン3を形成するために、図2に示す
ように、各層において複数枚のシリカクロス9を横方向
に並べ、一方の層の各シリカクロス9の幅の例えば半分
と他方の層の各シリカクロス9の幅の例えば半分とが千
鳥状に交互に重なるようにしてある。また本実施形態で
は、各層において横方向に並べたシリカクロス9の縁部
12同志は、重なることなく突き合わされている。この
重ね方により、図11及び図12のように一部の厚さだ
けが他部の2倍になって嵩張るということが無く、巻き
取った時に巻き間に無駄な空間ができない。従って、合
理的な巻径が得られる。
【0024】以上のように構成された延焼防止装置1
は、平常時には耐火スクリーン3が巻取装置2の巻取軸
6に巻き取られているので嵩張らず、どのような建物に
も設置しやすい。そして、火災が発生した時には、その
発生を火災検知器4が検知し、制御装置5が自動的に巻
取装置2の駆動装置7を作動させ、耐火スクリーン3を
巻取装置2から巻き解いて床17付近まで垂らす。
【0025】この耐火スクリーン3は、シリカクロス9
を略全面的に2層に重ねるとともにポリエチレンフィル
ム10により融着して形成されているので、図9に2点
鎖線で示したような目ずれは起こさない。
【0026】この耐火スクリーン3について、上記の建
築基準法により要求される防火性能及び遮煙性能を調べ
た。まず、耐火スクリーン3の両面についてそれぞれ空
気圧を加えて遮煙性能を調べたところ、両面における空
気圧の圧力差が2kg/m2の場合における通気量が、
毎分0.2m3 /m2 以下であった。
【0027】次に、耐火スクリーン3の両面についてそ
れぞれ60分間、加熱温度が925℃に達するまで制御
しながら加熱して防火性能を調べたところ、ポリエチレ
ンフィルム10は溶融してほぼ消失し、接合していたシ
リカクロス9同志は剥離した。しかし、加熱面の裏面側
に発炎を生じたり、隙間や加熱面の裏面側に達する亀裂
等を生じたり、加熱面の裏面側に発煙を生じたりするこ
とはなかった。また、加熱終了後、前記砂袋を落下させ
て衝撃を与えても破壊、剥離、脱落等を起こさなかっ
た。
【0028】よって、上記の防火性能の及び遮
煙性能の全てを満足した。しかも、この耐火スクリーン
3は、図8に示した従来例のように水を散水して濡らす
必要が無い。このため、従来例では必要であったスプリ
ンクラー及び水の配管が不要になり、設置の手間もコス
トも削減できる。よって、たとえ水の設備が無い建物や
水の配管が行き渡っていない部位であっても、簡単かつ
安価に設置することができる。
【0029】次に、図4及び図5は本発明の第二実施形
態を示している。本実施形態の耐火スクリーン3は、各
層において複数枚のシリカクロス9を縦方向に並べ、一
方の層の各シリカクロス9の幅の例えば半分と他方の層
の各シリカクロス9の幅の例えば半分とが千鳥状に交互
に重なるようにした点と、2層をステンレス鋼糸11に
より縫合して接合した点とにおいて、第一実施形態と相
違するものである。本実施形態によっても第一実施形態
と同様の効果が得られる。
【0030】なお、本発明は前記実施形態例の構成に限
定されるものではなく、例えば次のように、発明の趣旨
から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化できる。
【0031】(1)図6に示すように、各層において横
方向に並べたシリカクロス9の縁部12同志の突き合わ
せ部に、別の短冊状のシリカクロス13(又は他種の不
燃性織布)を重ねて接合し、補強すること。シリカクロ
ス9同志が剥離したときの防火性能及び遮煙性能も高ま
る。
【0032】(2)図7に示すように、各層において横
方向に並べたシリカクロス9の縁部12同志をさらに重
ねて接合し、補強すること。シリカクロス9同志が剥離
したときの防火性能及び遮煙性能も高まる。
【0033】(3)シリカクロス9が十分に大きい幅に
製造されたものであれば、前記実施形態のように複数枚
を横方向に並べる必要はなく、2枚を単純に重ねて接合
すればよい。
【0034】(4)異種の不燃性織布を2層以上に重ね
て接合すること。
【0035】(5)不燃性織布の間に通気抵抗の大きい
部材を介装して、遮煙性能を高めること。前記フィルム
は同部材を兼ねている。
【0036】(6)不燃性織布の間にアルミニウム箔等
の金属箔を介装して、防火性能及び遮煙性能を高めるこ
と。
【0037】
【発明の効果】本発明の耐火スクリーンは、上記の通り
構成されているので、目ずれを防止でき、かつ、法定の
防火性能(特に衝撃試験)及び遮煙性能を満足できると
いう優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係る延焼防止装置の断
面図である。
【図2】同延焼防止装置の耐火スクリーンの斜視図であ
る。
【図3】同耐火スクリーンの拡大断面図である。
【図4】本発明の第二実施形態に係る耐火スクリーンの
斜視図である。
【図5】同耐火スクリーンの拡大断面図である。
【図6】耐火スクリーンの変更例を示す斜視図である。
【図7】耐火スクリーンの別の変更例を示す斜視図であ
る。
【図8】従来の延焼防止装置の断面図である。
【図9】同延焼防止装置の耐火スクリーンの正面図であ
る。
【図10】同耐火スクリーンの拡大断面図である。
【図11】同耐火スクリーンの斜視図である。
【図12】同耐火スクリーンの巻き取り時の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 延焼防止装置 2 巻取装置 3 耐火スクリーン 4 火災検知器 5 制御装置 6 巻取軸 7 駆動装置 8 ヤーン 9 シリカクロス 10 ポリエチレンフィルム 11 ステンレス鋼糸 12 縁部 13 シリカクロス 15 天井 16 壁 17 床

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平常時には建物の天井に設置される巻取
    装置に巻き取られ、火災発生時には前記巻取装置から巻
    き解かれて垂らされる耐火スクリーンにおいて、無機繊
    維を主体とするヤーンで製織した不燃性織布を2層以上
    に重ねるとともに接合して形成したことを特徴とする耐
    火スクリーン。
  2. 【請求項2】 各層において複数枚の不燃性織布を横方
    向又は縦方向に並べ、一方の層の各不燃性織布の幅の一
    部と他方の層の各不燃性織布の幅の一部とが千鳥状に交
    互に重なるようにした請求項1記載の耐火スクリーン。
  3. 【請求項3】 各層において横方向又は縦方向に並べた
    不燃性織布の縁部同志を、重ねることなく突き合わせた
    請求項2記載の耐火スクリーン。
  4. 【請求項4】 各層において横方向又は縦方向に並べた
    不燃性織布の縁部同志の突き合わせ部に別の短冊状の不
    燃性織布を重ねて接合した請求項3記載の耐火スクリー
    ン。
  5. 【請求項5】 各層において横方向又は縦方向に並べた
    不燃性織布の縁部同志を、さらに重ねて接合した請求項
    2記載の耐火スクリーン。
  6. 【請求項6】 前記無機繊維が、シリカ繊維である請求
    項1〜5のいずれか一項に記載の耐火スクリーン。
  7. 【請求項7】 前記接合が、各不燃性織布の間に介した
    熱溶融性材料による融着である請求項1〜6のいずれか
    一項に記載の耐火スクリーン。
  8. 【請求項8】 前記接合が、各不燃性織布の間に介した
    接着剤による接着である請求項1〜6のいずれか一項に
    記載の耐火スクリーン。
  9. 【請求項9】 前記接合が、糸による縫合である請求項
    1〜6のいずれか一項に記載の耐火スクリーン。
JP15033097A 1997-05-22 1997-05-22 耐火スクリーン Expired - Lifetime JP3320635B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15033097A JP3320635B2 (ja) 1997-05-22 1997-05-22 耐火スクリーン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15033097A JP3320635B2 (ja) 1997-05-22 1997-05-22 耐火スクリーン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10317846A true JPH10317846A (ja) 1998-12-02
JP3320635B2 JP3320635B2 (ja) 2002-09-03

Family

ID=15494663

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15033097A Expired - Lifetime JP3320635B2 (ja) 1997-05-22 1997-05-22 耐火スクリーン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3320635B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19716547C2 (de) * 1996-05-22 2002-06-20 Becker Antriebe Gmbh Antrieb für Rauchschutzvorhänge, Feuerschutzbehänge o. dgl. Behänge
JP2007170063A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Bunka Shutter Co Ltd 開閉装置
JP2009179939A (ja) * 2008-01-29 2009-08-13 Taisei Corp 居住空間の暑熱緩和装置
CN102182255A (zh) * 2011-04-12 2011-09-14 河南城建学院 高层建筑防火隔离带
KR101069652B1 (ko) * 2009-07-30 2011-10-04 삼성중공업 주식회사 선박용 방화 장치
CN106593247A (zh) * 2016-12-21 2017-04-26 丁玉梅 感应型双层防火卷帘
CN107386941A (zh) * 2017-08-10 2017-11-24 新富利消防工程有限公司 一种防火卷帘门
CN114277661A (zh) * 2022-01-25 2022-04-05 中国矿业大学 一种悬索桥主缆索夹的防火装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19716547C2 (de) * 1996-05-22 2002-06-20 Becker Antriebe Gmbh Antrieb für Rauchschutzvorhänge, Feuerschutzbehänge o. dgl. Behänge
JP2007170063A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Bunka Shutter Co Ltd 開閉装置
JP2009179939A (ja) * 2008-01-29 2009-08-13 Taisei Corp 居住空間の暑熱緩和装置
KR101069652B1 (ko) * 2009-07-30 2011-10-04 삼성중공업 주식회사 선박용 방화 장치
CN102182255A (zh) * 2011-04-12 2011-09-14 河南城建学院 高层建筑防火隔离带
CN102182255B (zh) * 2011-04-12 2016-02-24 河南城建学院 高层建筑防火隔离带
CN106593247A (zh) * 2016-12-21 2017-04-26 丁玉梅 感应型双层防火卷帘
CN107386941A (zh) * 2017-08-10 2017-11-24 新富利消防工程有限公司 一种防火卷帘门
CN107386941B (zh) * 2017-08-10 2018-12-21 新富利消防工程有限公司 一种防火卷帘门
CN114277661A (zh) * 2022-01-25 2022-04-05 中国矿业大学 一种悬索桥主缆索夹的防火装置
CN114277661B (zh) * 2022-01-25 2023-12-29 中国矿业大学 一种悬索桥主缆索夹的防火装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3320635B2 (ja) 2002-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5502937A (en) Fire protective flexible composite insulating system
US6128874A (en) Fire resistant barrier for dynamic expansion joints
JP3320635B2 (ja) 耐火スクリーン
JP2007526954A (ja) 耐火性を有する可撓性の壁
WO2002063190A1 (en) Passive fire protection system for walls
JP2009215721A (ja) 耐火断熱シート
US5402615A (en) Fire retardant barrier system and method
JP3295042B2 (ja) 耐火スクリーン
JP5675012B2 (ja) 防火シャッター装置
JP3316458B2 (ja) 耐火スクリーン
JP3340966B2 (ja) 耐火スクリーン
JP4333981B2 (ja) 耐火二層管接続用目地
JP7340682B2 (ja) 防災器具及び防災設備
KR102079995B1 (ko) 방화 스크린 셔터 구동 모터 수납 주머니
JPH09187524A (ja) 延焼防止装置
WO1997034763A1 (en) Fire barriers of the flexible type
GB2311007A (en) Flexible fire barrier
JP2020141893A (ja) エキスパンションジョイント用耐火帯
JPH08182147A (ja) 橋りょう添架ケーブル管の耐火構造体
JP2745423B2 (ja) 車両用不燃性断熱板
JP3477547B2 (ja) 捲込防火シヤツター
WO1997034765A1 (en) Jointed flexible fire barriers
JPH0634101Y2 (ja) 鉄道車両用の不燃性断熱材
JP3813712B2 (ja) 防火スクリーン装置
EP0715670A1 (en) Improved fire barrier

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080621

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110621

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110621

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110621

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120621

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120621

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130621

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130621

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term