JP3316458B2 - 耐火スクリーン - Google Patents

耐火スクリーン

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JP3316458B2
JP3316458B2 JP31403598A JP31403598A JP3316458B2 JP 3316458 B2 JP3316458 B2 JP 3316458B2 JP 31403598 A JP31403598 A JP 31403598A JP 31403598 A JP31403598 A JP 31403598A JP 3316458 B2 JP3316458 B2 JP 3316458B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物で火災が発生
した際に炎や煙が広がるのを食い止める耐火スクリーン
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物で火災が発生した際に炎や煙が広が
るのを食い止める新しい装置として、図3に示すような
延焼防止装置50が考えられている(例えば特開平7−
328137号公報)。この延焼防止装置50は、ガラ
スクロス(ガラス繊維ヤーンで製織された織布)等より
なる耐火スクリーン52を天井53の巻取装置51から
床54の上方約50〜100cmの高さまで垂らし、天
井53付近に設置したスプリンクラー55から水56を
耐火スクリーン52に噴射し、該耐火スクリーン52を
濡らすように構成されている。この耐火スクリーン52
は、そのままでは炎57にさらされると溶融するおそれ
があるが、前記のように濡らすと、水56の蒸発による
冷却効果によって温度が50〜60℃に抑えられるた
め、溶融しない。また、耐火スクリーン52より下方で
は、耐火スクリーン52の下端から滴り落ちる水56の
膜で炎57や煙58の通過を遮断する。
【0003】また、最近では、シリカクロス(シリカ繊
維ヤーンで製織された織布)よりなる耐火スクリーン5
2を使用することにより、スプリンクラー55による水
56の噴射を不要にした延焼防止装置も考えられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記耐火スクリーン5
2は、図4に実線で示すようにきれいな長方形状で垂れ
る必要がある。ところが、ガラスクロス、シリカクロス
等の無機繊維(特にシリカクロス)よりなる耐火スクリ
ーン52は、ヤーン同志が滑って面延長方向に変形し易
いことから、図4に二点鎖線で示すように平行四辺形状
に変形(いわゆる目ずれ)して垂れ、耐火スクリーン5
2側方に隙間ができるという問題があった。
【0005】そこで、図5に示すように、シリカクロス
よりなる耐火スクリーン52の片面又は両面に目ずれ防
止膜となる樹脂コート60を塗布形成し、ヤーン同志の
滑りを止めることにより目ずれを防ぐことが検討されて
いる。樹脂コート60の材料としては、現在のところ、
ポリエチレン樹脂、変性酢酸ビニル樹脂(EVA)、ア
クリル樹脂等を主剤としたものが検討されている。この
樹脂コート60には、次のような利点がある。 利点 材料の組成を自由に設定できる。 利点 厚みの設定が容易である(極薄のものは除
く)。 利点 織目のはっきりした布に対しても、樹脂材料を
浸透させることができる。
【0006】しかし、この樹脂コート60には、次のよ
うな欠点もあった。 欠点 塗りムラが生じやすく、膜厚が不均一になる。 欠点 極薄のものは形成困難である。 欠点 膜強度が比較的弱い。 欠点 片面コートの場合、条件によっては材料が塗布
面から反対面に抜けてしまう。 欠点 織物の組織によっては両面コートし難い場合が
ある。例えば、朱子織のように経糸又は緯糸が長く浮い
て布面を覆うような組織等である。 欠点 単一組成・単一層構造であり、機能が低い。
【0007】そこで、本発明の課題は、膜厚が均一で膜
強度の強い目ずれ防止膜を形成することができ、不燃性
織布の片面又は両面のいずれにも目ずれ防止膜を容易に
形成することができ、複数層構造で高機能の目ずれ防止
膜を形成することもできる耐火スクリーンを提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、平常時には建物の天井に設置される巻取
装置に巻き取られ、火災発生時には前記巻取装置から巻
き解かれて垂らされる耐火スクリーンにおいて、無機繊
維を主体とするヤーンで製織した不燃性織布の片面又は
両面に目ずれ防止膜となる樹脂フィルムを貼着したこと
を特徴とする。不燃性織布と樹脂フィルムとの組合せと
しては、次の(1)又は(2)が好ましい。 (1)不燃性織布がシリカクロスであり、樹脂フィルム
が、ナイロン樹脂製の表層と、アクリル樹脂製の接合層
とが接合されたものであること。 (2)不燃性織布がシリカクロスであり、樹脂フィルム
が、二フッ化ビニリデン樹脂製の表層と、塩化ビニル樹
脂製の中間層と、アクリル樹脂製の接合層とが接合され
たものであること。
【0009】ここで、ヤーンの構成主体である無機繊維
は、特に限定されず、シリカ繊維、アルミナシリカ系繊
維、アルミナ繊維、岩綿、スラグウール、一般的な又は
高耐熱性のガラス繊維等を例示でき、その耐熱性の基準
としては、安全使用温度が600℃以上であることが好
ましい。
【0010】ヤーンは、脆さを補ったり柔軟性や製織性
等を高めたりするために、有機繊維又は金属繊維を含ん
でいてもよい。有機繊維としては、難燃スフ、アラミド
繊維等の難燃繊維や、炭化有機繊維(例えばポリアクリ
ロニトリル繊維が60%前後炭化したもの)等の不燃繊
維を例示できる。金属繊維としてはステンレス繊維を例
示できる。
【0011】ヤーンは、耐火スクリーンの引張強度を高
めるために、補強線状体で補強されたものでもよい。補
強線状体としては、ヤーンに芯糸として入れるシリカ繊
維、一般的なガラス繊維、アルミナ繊維等の無機繊維
や、補強線としてヤーンと撚り合わせるステンレス鋼線
等の金属線を例示できる。
【0012】製織の仕方は、特に限定されず、平織、綾
織、朱子織等を例示できる。不燃性織布は、1層でもよ
いが、2層以上に重ねて接合することもできる。
【0013】耐火スクリーンの厚さは、特に限定されな
いが、炎に耐えて炎や煙をしっかり遮断するとともに、
熱風にあおられないよう、0.3〜6.0mmとするこ
とが好ましく、さらに好ましくは0.6〜2.0mmで
ある。従って、不燃性織布の厚さの好ましい範囲は、層
数に応じて決まる。2層以上の場合には、各層の不燃性
織布の厚さや種類を異ならせてもよい。
【0014】樹脂フィルムの樹脂材料としては、塩化ビ
ニル、塩化ビニリデン、ポリオレフィン(ポリエチレ
ン、ポリプロピレン)、アクリル、ナイロン、四フッ化
エチレン、フッ化ビニリデン等を例示することができ
る。
【0015】樹脂フィルムには、それぞれの樹脂材料に
適合した防炎剤を添加して、火災時に燃え難くすること
が好ましい。防炎剤としては、デカブロムジフェニール
エーテルと三酸化アンチモン(塩化ビニル、塩化ビニリ
デン、アクリルに適合する)、リン酸エステル(ポリエ
チレン、ポリプロピレンに適合する)等を例示すること
ができる。
【0016】樹脂フィルムは、単一組成・単一層構造で
もよいが、複数組成・複数層構造としてもよく、後者の
場合、各組成・各層の特徴(強度、接着性等)を組み合
わせた高機能の目ずれ防止膜を形成することができる。
【0017】樹脂フィルムの最適厚さは、その組成・層
構造によって異なり、特に限定されないが、20〜10
0μmが好ましい。20μm未満では膜強度が不足しや
すく、100μmを超えると煙の発生量が増大するから
である。
【0018】樹脂フィルムを不燃性織布に貼着する方法
としては、次の態様を例示できる。 市販等されている既製の樹脂フィルムを使用し、接
着剤による接着、樹脂フィルム自身の溶融による熱溶着
等の手段によって不燃性織布に貼着する方法。 カレンダーロールを用いて、樹脂フィルムを作りな
がら、不燃性織布に貼着していく方法。
【0019】
【発明の実施の形態】図1〜図3は本発明の第一実施形
態を示している。延焼防止装置1は、建物の天井15の
上部又は下部に設置される巻取装置2と、平常時には巻
取装置2に巻き取られ、火災の発生時には巻取装置2か
ら巻き解かれて建物の床17付近まで垂らされる耐火ス
クリーン3と、天井15、壁16等に設置される火災検
知器4と、火災検知器4が火災の発生を検知したときに
巻取装置2を作動させる制御装置5とから構成されてい
る。巻取装置2は、回転可能に支持された巻取軸6と、
該巻取軸6を回転駆動するモータ使用の駆動装置7とか
らなる。火災検知器4には、温度センサ、煙センサ、ガ
スセンサ等が単独で又は組み合わせられて用いられ、温
度上昇、煙、ガス等の検知によって火災の発生を検知す
るようになっている。
【0020】耐火スクリーン3は、図2に示すように、
シリカ繊維を主体とするヤーン8で例えば平織又は朱子
織された1層の不燃性織布(シリカクロス)9の片面又
は両面に、目ずれ防止膜となる樹脂フィルム10,11
が貼着されてなるものである。ヤーン8は例えば95%
以上のSiO2 成分を含むシリカ繊維(高珪酸ガラス繊
維)による撚糸であり、ヤーン8の太さは例えば170
テックスであり、シリカクロス9の厚さは例えば約0.
6mmである。
【0021】図2は四つの実施例を示しており、いずれ
の例の樹脂フィルム10,11にも防炎剤が添加されて
いる。(a)は、平織のシリカクロス9の片面に塩化ビ
ニル樹脂製の単一層構造の樹脂フィルム10が熱溶着で
貼着された例である。(b)は、朱子織のシリカクロス
9の一方の面に塩化ビニル樹脂製の単一層構造の樹脂フ
ィルム10が接着剤で貼着され、他方の面にポリエチレ
ン樹脂製の単一層構造の樹脂フィルム11が接着剤で貼
着された例である。(c)は、平織のシリカクロス9の
片面に二層構造の樹脂フィルム10が熱溶着で貼着され
た例である。樹脂フィルム10は、ナイロン樹脂製の表
層10aと、アクリル樹脂製の接合層10bとが接合さ
れたものである。(d)は、朱子織のシリカクロス9の
一方の面に三層構造の樹脂フィルム10が熱溶着で貼着
され、他方の面に塩化ビニリデン樹脂製の単一層構造の
樹脂フィルム11が接着剤で貼着された例である。樹脂
フィルム10は、二フッ化ビニリデン樹脂製の表層10
aと、塩化ビニル樹脂製の中間層10cと、アクリル樹
脂製の接合層10bとが接合されたものである。
【0022】図2(c)の樹脂フィルム10は、ナイロ
ン樹脂製の表層10aが膜強度及び耐摩耗性に優れ、ア
クリル樹脂製の接合層10bがプライマーを介すること
により基材のシリカクロスとの接着性に優れるため、高
機能である。図2(d)の樹脂フィルム10は、二フッ
化ビニリデン樹脂製の表層10aが、塩化ビニル等と比
べて融点が高いので熱溶着時に膜切れし難く、また、防
汚性や、フィルム同志の低付着性(巻取軸6に巻き取ら
れる時にフィルム同志が付着し難い性質)に優れる。ま
た、塩化ビニル樹脂製の中間層10cがシリカクロスと
の密着性、防炎性に優れ、アクリル樹脂製の接合層10
bがプライマーを介することにより基材のシリカクロス
との接着性に優れるため、高機能である。
【0023】図2(a)(c)の平織等のように、経糸
と緯糸とが細かく組み合った組織の場合には、片面に樹
脂フィルム10を貼着するだけでも、その樹脂フィルム
10が経糸と緯糸の両方に多く接合するので、ヤーン同
志の滑りを止める効果は高い。勿論、両面に樹脂フィル
ムを貼着すれば、なお良い。しかし、図2(b)(d)
の朱子織等のように、経糸又は緯糸が長く浮いて布面を
覆うような組織の場合には、片面に樹脂フィルム10を
貼着するだけでは、その樹脂フィルム10が経糸又は緯
糸の一方に多く接合しても他方にはあまり接合しないの
で、ヤーン同志の滑りを止める効果が不足することがあ
る。このため、両面に樹脂フィルムを貼着することが好
ましい。
【0024】以上のように構成された延焼防止装置1
は、平常時には耐火スクリーン3が巻取装置2の巻取軸
6に巻き取られているので嵩張らず、どのような建物に
も設置しやすい。そして、火災が発生した時には、その
発生を火災検知器4が検知し、制御装置5が自動的に巻
取装置2の駆動装置7を作動させ、耐火スクリーン3を
巻取装置2から巻き解いて床17付近まで垂らす。
【0025】この耐火スクリーン3は、シリカクロス9
の片面又は両面に、目ずれ防止膜となる樹脂フィルム1
0,11が貼着されてなるので、図4に2点鎖線で示し
たような目ずれは起こさない。また、シリカクロス9は
耐熱・耐火性が高いので、水を散水して濡らす必要が無
い。このため、従来例では必要であったスプリンクラー
及び水の配管が不要になり、設置の手間もコストも削減
できる。よって、たとえ水の設備が無い建物や水の配管
が行き渡っていない部位であっても、簡単かつ安価に設
置することができる。
【0026】図2(a)〜(d)の各耐火スクリーン3
について、建築基準法で要求される次の防火性能及び遮
煙性能を試験したが、全性能を満足した。 (1)防火性能; 耐火スクリーンの両面についてそれ
ぞれ60分間、加熱温度が925℃に達するまで制御し
ながら加熱した後、次の判定〜を行なう。 加熱により加熱面の裏面側に発炎を生じないこと。 加熱により隙間、加熱面の裏面側に達する亀裂等を
生じないこと。 加熱により加熱面の裏面側に著しい発煙を生じない
こと。 加熱終了後、重量3kgの砂袋を鉛直距離50cm
の高さから落下させて衝撃を与えたとき、防火上有害な
破壊、剥離、脱落等を起こさないこと。 (2)遮煙性能; 耐火スクリーンの両面についてそれ
ぞれ空気圧を加え、両面における空気圧の圧力差が2k
g/m2 の場合における通気量が、毎分0.2m3 /m
2 以下であること。
【0027】また、耐火スクリーン3が炎にさらされた
ときでも、樹脂フィルム10,11には防炎剤が添加さ
れているので、樹脂フィルム10,11が激しく燃えた
り著しい煙を出したりすることはなかった。
【0028】最後に、樹脂フィルムにより目ずれ防止膜
を形成することの利点をまとめておく。 膜厚が均一になる。 極薄のものでも形成容易であり、しかも均一にでき
る。 樹脂コートに比べ、膜強度(耐摩耗性も含む)が比
較的高い。 樹脂コートのように反対面に抜けることはありえな
い。 両面貼りが容易であり、不燃性織布の組織にとらわ
れない。 樹脂フィルムと基材のシリカクロスとの密着性が高
い。 樹脂フィルムが存在している間は、防煙性が極めて
高い(煙の通り抜けが無い)。
【0029】なお、本発明は前記実施形態例の構成に限
定されるものではなく、発明の趣旨から逸脱しない範囲
で適宜変更して具体化できる。
【0030】
【発明の効果】本発明の耐火スクリーンは、上記の通り
構成されているので、膜厚が均一で膜強度の強い目ずれ
防止膜を形成することができ、不燃性織布の片面又は両
面のいずれにも目ずれ防止膜を容易に形成することがで
き、複数層構造で高機能の目ずれ防止膜を形成すること
もできる、という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る延焼防止装置の断面図
である。
【図2】同延焼防止装置の耐火スクリーンの拡大断面図
である。
【図3】従来の延焼防止装置の断面図である。
【図4】同延焼防止装置の耐火スクリーンの正面図であ
る。
【図5】同耐火スクリーンの拡大断面図である。
【符号の説明】
1 延焼防止装置 2 巻取装置 3 耐火スクリーン 4 火災検知器 5 制御装置 6 巻取軸 7 駆動装置 8 ヤーン 9 シリカクロス 10 樹脂フィルム 10a 表層 10b 接合層 10c 中間層 11 樹脂フィルム 15 天井 16 壁 17 床

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平常時には建物の天井に設置される巻取
    装置に巻き取られ、火災発生時には前記巻取装置から巻
    き解かれて垂らされる耐火スクリーンにおいて、無機繊
    維を主体とするヤーンで製織した不燃性織布の片面又は
    両面に目ずれ防止膜となる樹脂フィルムを貼着してな
    り、前記不燃性織布がシリカクロスであり、前記樹脂フ
    ィルムが、ナイロン樹脂製の表層と、アクリル樹脂製の
    接合層とが接合されたものであることを特徴とする耐火
    スクリーン。
  2. 【請求項2】 平常時には建物の天井に設置される巻取
    装置に巻き取られ、火災発生時には前記巻取装置から巻
    き解かれて垂らされる耐火スクリーンにおいて、無機繊
    維を主体とするヤーンで製織した不燃性織布の片面又は
    両面に目ずれ防止膜となる樹脂フィルムを貼着してな
    り、前記不燃性織布がシリカクロスであり、前記樹脂フ
    ィルムが、二フッ化ビニリデン樹脂製の表層と、塩化ビ
    ニル樹脂製の中間層と、アクリル樹脂製の接合層とが接
    合されたものであることを特徴とする耐火スクリーン。
  3. 【請求項3】 前記樹脂フィルムに、防炎剤が添加され
    た請求項1又は2記載の耐火スクリーン。
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