JPH0634101Y2 - 鉄道車両用の不燃性断熱材 - Google Patents
鉄道車両用の不燃性断熱材Info
- Publication number
- JPH0634101Y2 JPH0634101Y2 JP6538090U JP6538090U JPH0634101Y2 JP H0634101 Y2 JPH0634101 Y2 JP H0634101Y2 JP 6538090 U JP6538090 U JP 6538090U JP 6538090 U JP6538090 U JP 6538090U JP H0634101 Y2 JPH0634101 Y2 JP H0634101Y2
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- cloth
- heat insulating
- holding
- insulating material
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は鉄道車両の天井、床、側壁等に配設される不燃
性断熱材に関するものである。
性断熱材に関するものである。
[従来の技術] 従来、鉄道材料用燃焼試験の「不燃」に合格する断熱材
として、第3図に示すようなガラス繊維綿34をガラス繊
維布35で座布団状に包んで形成した断熱材31や、図示は
しないがガラス繊維綿の片面に厚さ70〜100μmのアル
ミニウム箔をゴム系、ポリウレタン系、有機系等の接着
剤により接着した断熱材が知られている。
として、第3図に示すようなガラス繊維綿34をガラス繊
維布35で座布団状に包んで形成した断熱材31や、図示は
しないがガラス繊維綿の片面に厚さ70〜100μmのアル
ミニウム箔をゴム系、ポリウレタン系、有機系等の接着
剤により接着した断熱材が知られている。
[考案が解決しようとする課題] ところが、従来のガラス繊維綿34をガラス繊維布35で座
布団状に包んだ断熱材31は、中のガラス繊維綿34が出な
いように完全に密閉する必要がある。それには、まず一
枚のガラス繊維布35をミシン縫いして、一辺が開口した
袋を形成する。次に、この袋を内外裏返しにして、その
中にガラス繊維綿34を詰め込み、袋の開口縁をミシン縫
いして封をしなければならない。このように製造作業が
大変面倒で、高い加工コストがかかっていた。
布団状に包んだ断熱材31は、中のガラス繊維綿34が出な
いように完全に密閉する必要がある。それには、まず一
枚のガラス繊維布35をミシン縫いして、一辺が開口した
袋を形成する。次に、この袋を内外裏返しにして、その
中にガラス繊維綿34を詰め込み、袋の開口縁をミシン縫
いして封をしなければならない。このように製造作業が
大変面倒で、高い加工コストがかかっていた。
また。鉄道車両内で被配設箇所に寸法形状を合わせるた
めに該断熱材31を切断することがあるが、その場合、切
断した箇所を再度完全に封じる必要があり面倒であっ
た。また、この断熱材31を側壁等に垂直に立てて収容す
るときには、ガラス繊維布35の袋の中でガラス繊維綿34
が下がって該袋の下部が膨れるので、配設作業がやり難
くなるとともに、該袋の上部のガラス繊維綿34が少なく
なるので該側壁の断熱効果が不均一になるおそれがあっ
た。
めに該断熱材31を切断することがあるが、その場合、切
断した箇所を再度完全に封じる必要があり面倒であっ
た。また、この断熱材31を側壁等に垂直に立てて収容す
るときには、ガラス繊維布35の袋の中でガラス繊維綿34
が下がって該袋の下部が膨れるので、配設作業がやり難
くなるとともに、該袋の上部のガラス繊維綿34が少なく
なるので該側壁の断熱効果が不均一になるおそれがあっ
た。
また、ガラス繊維綿の片面にアルミニウム箔を接着剤に
より接着した断熱材は、そのアルミニウム箔が破れ防止
のため厚く柔軟性がなかったため、該断熱材を被配設箇
所の内側形状に対応させて変形させることが難しかっ
た。また、この厚いアルミニウム箔が表面に現れている
ので、この断熱材を被配設箇所に配設するときにアルミ
ニウム箔の角部やバリで手を傷付ける場合もあった。ま
た、ガラス繊維綿にアルミニウム箔を接着する接着剤
が、火炎の際の熱によって不衛生なガスや煙を発生させ
ることがあった。
より接着した断熱材は、そのアルミニウム箔が破れ防止
のため厚く柔軟性がなかったため、該断熱材を被配設箇
所の内側形状に対応させて変形させることが難しかっ
た。また、この厚いアルミニウム箔が表面に現れている
ので、この断熱材を被配設箇所に配設するときにアルミ
ニウム箔の角部やバリで手を傷付ける場合もあった。ま
た、ガラス繊維綿にアルミニウム箔を接着する接着剤
が、火炎の際の熱によって不衛生なガスや煙を発生させ
ることがあった。
そこで、本考案者は上記問題を解決すべく、本考案より
も先に、「鉄道車両用の不燃性断熱材」に関する考案を
完成して出願した(実願平2-15526号,実願平2-50012
号)。
も先に、「鉄道車両用の不燃性断熱材」に関する考案を
完成して出願した(実願平2-15526号,実願平2-50012
号)。
実願平2-15526号の考案にかかる不燃性断熱材は、二枚
のガラス繊維布の間にガラス繊維綿が挾まれ、該ガラス
繊維布及びガラス繊維綿が不燃糸により所々で縫い合わ
されてなるものである。
のガラス繊維布の間にガラス繊維綿が挾まれ、該ガラス
繊維布及びガラス繊維綿が不燃糸により所々で縫い合わ
されてなるものである。
また、実願平2-50012号の考案にかかる不燃性断熱材
は、順に重ねられた内側保持用ガラス繊維布、アルミニ
ウム箔、ガラス繊維綿及び外側保持用布が糸により所々
で縫い合わされてなるものである。
は、順に重ねられた内側保持用ガラス繊維布、アルミニ
ウム箔、ガラス繊維綿及び外側保持用布が糸により所々
で縫い合わされてなるものである。
上記先の出願にかかる二つの考案によれば、前述した諸
問題を解決することはできたが、その構成のままでは、
ガラス繊維綿の厚さが例えば50mm以上になったときに現
在の一般的なミシンでは一度に縫い合わせることが難し
くなるため、新幹線用車両等の特別な用途に要求される
厚手の不燃性断熱材を形成しにくいことが判明した。
問題を解決することはできたが、その構成のままでは、
ガラス繊維綿の厚さが例えば50mm以上になったときに現
在の一般的なミシンでは一度に縫い合わせることが難し
くなるため、新幹線用車両等の特別な用途に要求される
厚手の不燃性断熱材を形成しにくいことが判明した。
本考案の主たる目的は、上記問題を解決し、たとえ一度
にミシン縫いするのが困難な厚手のものであっても容易
に製造することができ、車両への配設作業性もよく、ま
た高い不燃性と均一で高い断熱効果とが得られ、不衛生
なガスや煙が発生しない鉄道車両用の不燃性断熱材を提
供することにある。
にミシン縫いするのが困難な厚手のものであっても容易
に製造することができ、車両への配設作業性もよく、ま
た高い不燃性と均一で高い断熱効果とが得られ、不衛生
なガスや煙が発生しない鉄道車両用の不燃性断熱材を提
供することにある。
さらに別の目的は、局部的な加熱にも耐える高い断熱性
を発揮する鉄道車両用の不燃性断熱材を提供することに
ある。
を発揮する鉄道車両用の不燃性断熱材を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、請求項1の鉄道車両用の不
燃性断熱材は、内側保持用ガラス繊維布とガラス繊維綿
とが重ねられ糸により所々で縫い合わされてなる内側部
材と、外側保持用布とガラス繊維綿とが重ねられ糸によ
り所々で縫い合わされてなる外側部材とが、両者のガラ
ス繊維綿同志が対峙するように重ねられて接合された構
成とした。
燃性断熱材は、内側保持用ガラス繊維布とガラス繊維綿
とが重ねられ糸により所々で縫い合わされてなる内側部
材と、外側保持用布とガラス繊維綿とが重ねられ糸によ
り所々で縫い合わされてなる外側部材とが、両者のガラ
ス繊維綿同志が対峙するように重ねられて接合された構
成とした。
請求項2の鉄道車両用の不燃性断熱材は、請求項1の鉄
道車両用の不燃性断熱材において、前記内側部材と外側
部材の少なくとも一方は、ガラス繊維綿の前記対峙側に
さらに内部保持用布が重ねられて縫い合わされたものと
した。
道車両用の不燃性断熱材において、前記内側部材と外側
部材の少なくとも一方は、ガラス繊維綿の前記対峙側に
さらに内部保持用布が重ねられて縫い合わされたものと
した。
請求項3の鉄道車両用の不燃性断熱材は、請求項1又は
2記載の鉄道車両用の不燃性断熱材において、前記内側
部材は、内側保持用ガラス繊維布とガラス繊維綿との間
にさらに金属箔が重ねられて縫い合わされたものとし
た。
2記載の鉄道車両用の不燃性断熱材において、前記内側
部材は、内側保持用ガラス繊維布とガラス繊維綿との間
にさらに金属箔が重ねられて縫い合わされたものとし
た。
なお、本明細書において「内側」とは鉄道車両の室内側
をいい、「外側」とは同じく室外側をいう。また、本考
案の不燃性断熱材は車両内火災に対する不燃性及び断熱
性を持たせるためのものである。
をいい、「外側」とは同じく室外側をいう。また、本考
案の不燃性断熱材は車両内火災に対する不燃性及び断熱
性を持たせるためのものである。
また、「内側保持用ガラス繊維布」はガラス繊維糸を織
って形成したものであり、その織り方は特定のものに限
定されない。また、このガラス繊維布の厚さは0.01〜1m
mの範囲にあることが好ましい。0.01mm未満では前記糸
で切れるおそれがあり、1mmを超えると表面の柔軟性が
少なくなり被配設箇所への配設作業性が悪くなるからで
ある。
って形成したものであり、その織り方は特定のものに限
定されない。また、このガラス繊維布の厚さは0.01〜1m
mの範囲にあることが好ましい。0.01mm未満では前記糸
で切れるおそれがあり、1mmを超えると表面の柔軟性が
少なくなり被配設箇所への配設作業性が悪くなるからで
ある。
また、「ガラス繊維綿」はグラスファイバーの長繊維又
は短繊維のいずれにより形成されたものでもよく、この
ガラス繊維綿の密度は8〜46kg/m3が好ましい。また、
その繊維径は0.5〜13μmと細くかつ繊維の反発係数の
高いものが好ましい。不燃性断熱材の密度を小さくし、
鉄道車両の高速化に伴う車両自体の軽量化に対応させる
ためである。
は短繊維のいずれにより形成されたものでもよく、この
ガラス繊維綿の密度は8〜46kg/m3が好ましい。また、
その繊維径は0.5〜13μmと細くかつ繊維の反発係数の
高いものが好ましい。不燃性断熱材の密度を小さくし、
鉄道車両の高速化に伴う車両自体の軽量化に対応させる
ためである。
また、「糸」は不燃性、可燃性を問わず、グラスファイ
バー糸、金属糸、木綿糸、麻糸、ナイロンその他の合成
樹脂製糸を例示することができる。また、糸の直径は、
縫い合わせる部材の種類や厚さに応じて適宜選択すれば
よく、一般的には直径0.01〜1mmの範囲から選択する。
バー糸、金属糸、木綿糸、麻糸、ナイロンその他の合成
樹脂製糸を例示することができる。また、糸の直径は、
縫い合わせる部材の種類や厚さに応じて適宜選択すれば
よく、一般的には直径0.01〜1mmの範囲から選択する。
また、「外側保持用布」及び「内部保持用布」は不燃
性、可燃性を問わず、ガラス繊維布、木綿布、ポリエス
テルその他の合成繊維布を例示することができる。ま
た、織布、不織布を問わない。
性、可燃性を問わず、ガラス繊維布、木綿布、ポリエス
テルその他の合成繊維布を例示することができる。ま
た、織布、不織布を問わない。
また、「所々で縫い合わされて」とは、例えば縦横に格
子状に縫い合わされたり、縦又は横に並列状に縫い合わ
されたり、散在した多数の点状に縫い合わされたりした
状態をいう。
子状に縫い合わされたり、縦又は横に並列状に縫い合わ
されたり、散在した多数の点状に縫い合わされたりした
状態をいう。
また「金属箔」としてはアルミニウム箔が代表的なもの
であり、その厚さは5〜100μm程度である。その厚さ
が5μm未満では破れ易くなり、100μmを超えると硬
くなって被配設箇所の内側形状に対応させて変形するこ
とが難しくなるからである。さらに好ましい厚さは10〜
50μmである。
であり、その厚さは5〜100μm程度である。その厚さ
が5μm未満では破れ易くなり、100μmを超えると硬
くなって被配設箇所の内側形状に対応させて変形するこ
とが難しくなるからである。さらに好ましい厚さは10〜
50μmである。
[作用] 請求項1の鉄道車両用の不燃性断熱材を製造するには、
ミシン縫いが容易な厚さに重ねた内側保持用ガラス繊維
布とガラス繊維綿とを糸によりミシン縫いして内側部材
を形成する一方、同じくミシン縫いが容易な厚さに重ね
た外側保持用布とガラス繊維綿とを糸によりミシン縫い
して外側部材を形成した後、これらの内側部材と外側部
材とを両者のガラス繊維綿同志が対峙するように重ねて
接合すればよい。従って、全体としては一度にミシン縫
いが困難な厚さの不燃性断熱材であっても、上記のよう
に二度に分けたミシン縫いにより容易に製造することが
できる。また、この不燃性断熱材の端部は封じる必要が
ない。
ミシン縫いが容易な厚さに重ねた内側保持用ガラス繊維
布とガラス繊維綿とを糸によりミシン縫いして内側部材
を形成する一方、同じくミシン縫いが容易な厚さに重ね
た外側保持用布とガラス繊維綿とを糸によりミシン縫い
して外側部材を形成した後、これらの内側部材と外側部
材とを両者のガラス繊維綿同志が対峙するように重ねて
接合すればよい。従って、全体としては一度にミシン縫
いが困難な厚さの不燃性断熱材であっても、上記のよう
に二度に分けたミシン縫いにより容易に製造することが
できる。また、この不燃性断熱材の端部は封じる必要が
ない。
その他、前述した先の出願にかかる考案と同様、次のよ
うな作用を奏する。
うな作用を奏する。
この不燃性断熱材を側壁等に垂直に立てて配設すると
きでも、ガラス繊維綿が内側保持用ガラス繊維布や外側
保持用布に糸により一体化しているので、従来のように
ガラス繊維綿が下がるようなことはなく、該不燃性断熱
材の厚さは均一なままでほとんど変化しない。
きでも、ガラス繊維綿が内側保持用ガラス繊維布や外側
保持用布に糸により一体化しているので、従来のように
ガラス繊維綿が下がるようなことはなく、該不燃性断熱
材の厚さは均一なままでほとんど変化しない。
この不燃性断熱材を形成後に切断した場合でも、その
切断口付近の糸をほつれないように止めさえすれば、ガ
ラス繊維綿は内側保持用ガラス繊維布及び外側保持用布
に保持されて一体化の状態を保つことができる。
切断口付近の糸をほつれないように止めさえすれば、ガ
ラス繊維綿は内側保持用ガラス繊維布及び外側保持用布
に保持されて一体化の状態を保つことができる。
この不燃性断熱材は、その内側の構成材料であるガラ
ス繊維布及びガラス繊維綿が各々不燃性を有しているた
め、全体としても高い不燃性を満足する。
ス繊維布及びガラス繊維綿が各々不燃性を有しているた
め、全体としても高い不燃性を満足する。
車両内火炎時に加熱側となる内側部材においてその一
体化には接着剤が使用されていないので、接着剤から不
衛生なガスや煙が発生することがない。
体化には接着剤が使用されていないので、接着剤から不
衛生なガスや煙が発生することがない。
次に、請求項2の鉄道車両用の不燃性断熱材によれば、
上記作用に加えて、前記内側部材又は外側部材を糸で縫
い合わせるときに、ガラス繊維綿の対峙側に重ねられた
内部保持用布が糸の縫い返しを支えて、この糸が直接ガ
ラス繊維綿に食い込むことを防ぐ。従って、そのガラス
繊維が折れてガラス繊維綿が裂けたり、内側保持用ガラ
ス繊維布の縫い目の孔よりはみだしたりすることを防ぐ
ことができる。
上記作用に加えて、前記内側部材又は外側部材を糸で縫
い合わせるときに、ガラス繊維綿の対峙側に重ねられた
内部保持用布が糸の縫い返しを支えて、この糸が直接ガ
ラス繊維綿に食い込むことを防ぐ。従って、そのガラス
繊維が折れてガラス繊維綿が裂けたり、内側保持用ガラ
ス繊維布の縫い目の孔よりはみだしたりすることを防ぐ
ことができる。
請求項3の鉄道車両用の不燃性断熱材は、上記作用に加
えて、該不燃性断熱材が局部的に加熱されても、その熱
は内側保持用ガラス繊維布に重ねられたアルミニウム箔
により該断熱材の内側全面に拡散しかつ放熱される。
えて、該不燃性断熱材が局部的に加熱されても、その熱
は内側保持用ガラス繊維布に重ねられたアルミニウム箔
により該断熱材の内側全面に拡散しかつ放熱される。
[第一実施例] 以下、本考案を具体化した第一実施例について、第1図
を参照して説明する。
を参照して説明する。
本実施例の不燃性断熱材1は、内側保持用ガラス繊維布
2とガラス繊維綿3と内部保持用布4とが重ねられて糸
5により所々で縫い合わされなる内側部材6と、外側保
持用布7とガラス繊維綿8とが重ねられて糸5により所
々で縫い合わせてなる外側部材9とが、両者の内部保持
用布4とガラス繊維綿8とが対峙するように重ねられて
接着剤10により接合されて一体に形成されている。
2とガラス繊維綿3と内部保持用布4とが重ねられて糸
5により所々で縫い合わされなる内側部材6と、外側保
持用布7とガラス繊維綿8とが重ねられて糸5により所
々で縫い合わせてなる外側部材9とが、両者の内部保持
用布4とガラス繊維綿8とが対峙するように重ねられて
接着剤10により接合されて一体に形成されている。
本実施例の不燃性断熱材1の全体の厚さは100mmとし
た。
た。
本実施例において前記内側保持用ガラス繊維布2は平織
のガラス繊維布を使用した。また、このガラス繊維布2
の厚さは0.18mmとした。
のガラス繊維布を使用した。また、このガラス繊維布2
の厚さは0.18mmとした。
次に、ガラス繊維綿3,8はグラスファイバーの短繊維製
のものを使用した。また、このガラス繊維綿3の密度は
24kg/m3で、その繊維径は9μmのものを使用した。
のものを使用した。また、このガラス繊維綿3の密度は
24kg/m3で、その繊維径は9μmのものを使用した。
次に、前記外側保持用布7及び内部保持用布4は、前記
内側保持用ガラス繊維布2と同じ平織のガラス繊維布を
使用した。
内側保持用ガラス繊維布2と同じ平織のガラス繊維布を
使用した。
次に、前記糸5はグラスファイバー糸を使用した。この
グラスファイバー糸としては公知の種々のグラスファイ
バーヤーンを用いることができる。また、この糸5によ
る前記縫い合わせは厚物用ミシンにより行われている。
この縫い目の数は10cmあたり3〜100個が好ましい。100
個を超えると内側保持用ガラス繊維布2、外側保持用布
7及び内部保持用布4が切れてしまうおそれがあり、逆
に3個未満だと後で不燃性断熱材1を切断したときに該
糸5のほつれが大きくなるからである。また、この糸5
には、縫い合わせる前記ガラス繊維布2、ガラス繊維綿
3、内部保持用布4等の種類や厚さに合わせて、直径0.
3mmの糸を使用した。
グラスファイバー糸としては公知の種々のグラスファイ
バーヤーンを用いることができる。また、この糸5によ
る前記縫い合わせは厚物用ミシンにより行われている。
この縫い目の数は10cmあたり3〜100個が好ましい。100
個を超えると内側保持用ガラス繊維布2、外側保持用布
7及び内部保持用布4が切れてしまうおそれがあり、逆
に3個未満だと後で不燃性断熱材1を切断したときに該
糸5のほつれが大きくなるからである。また、この糸5
には、縫い合わせる前記ガラス繊維布2、ガラス繊維綿
3、内部保持用布4等の種類や厚さに合わせて、直径0.
3mmの糸を使用した。
次に、接着剤10はウレタン系のものを使用した。その他
の接着剤としてはゴム系のものを例示することができ
る。
の接着剤としてはゴム系のものを例示することができ
る。
次に、上記のように構成された不燃性断熱材1を製造す
るには、まず、ミシン縫いが容易な厚さに重ねた内側保
持用ガラス繊維布2とガラス繊維綿3と内側保持用布4
とを糸5によりミシン縫いして内側部材6を形成する一
方、同じくミシン縫いが容易な厚さに重ねた外側保持用
布7とガラス繊維綿8とを糸5によりミシン縫いして外
側部材9を形成した後、これらの内側部材6と外側部材
9とを該内部保持用布4とガラス繊維綿8とが対峙する
ように重ねて接着剤10で接合すればよい。従って、全体
としてはミシン縫いが困難な厚さの不燃性断熱材1であ
っても、上記のように二度に分けたミシン縫いにより容
易に製造することができる。これらの作業は保持用布2,
4,7の端部を封じる必要がなく従来よりも製造が簡単で
ある。
るには、まず、ミシン縫いが容易な厚さに重ねた内側保
持用ガラス繊維布2とガラス繊維綿3と内側保持用布4
とを糸5によりミシン縫いして内側部材6を形成する一
方、同じくミシン縫いが容易な厚さに重ねた外側保持用
布7とガラス繊維綿8とを糸5によりミシン縫いして外
側部材9を形成した後、これらの内側部材6と外側部材
9とを該内部保持用布4とガラス繊維綿8とが対峙する
ように重ねて接着剤10で接合すればよい。従って、全体
としてはミシン縫いが困難な厚さの不燃性断熱材1であ
っても、上記のように二度に分けたミシン縫いにより容
易に製造することができる。これらの作業は保持用布2,
4,7の端部を封じる必要がなく従来よりも製造が簡単で
ある。
また、本実施例の内側部材6では、内側保持用ガラス繊
維布2とガラス繊維綿3と内部保持用布4とを糸5の張
力を多少強めてミシン縫いしたときでも、ガラス繊維綿
3の対峙側に重ねられた内部保持用布4が糸5の縫い返
しを支えて、この糸5が直接ガラス繊維綿3に食い込む
ことを防ぐ。従って、そのガラス繊維が折れてガラス繊
維綿3が裂けたり、内側保持用ガラス繊維布2の縫い目
の孔よりはみだしたりすることを防ぐことができる。
維布2とガラス繊維綿3と内部保持用布4とを糸5の張
力を多少強めてミシン縫いしたときでも、ガラス繊維綿
3の対峙側に重ねられた内部保持用布4が糸5の縫い返
しを支えて、この糸5が直接ガラス繊維綿3に食い込む
ことを防ぐ。従って、そのガラス繊維が折れてガラス繊
維綿3が裂けたり、内側保持用ガラス繊維布2の縫い目
の孔よりはみだしたりすることを防ぐことができる。
また、該不燃性断熱材1を側壁等に垂直に立てて配設す
るときでも、ガラス繊維綿3,8が保持用布2,4,7に糸5に
より一体化しているので、従来のようにガラス繊維綿3,
8が下がるようなことはなく、該不燃性断熱材1の厚さ
は均一なままでほとんど変化しない。この点においても
配設作業性がよく、均一な断熱効果を得ることができ
る。
るときでも、ガラス繊維綿3,8が保持用布2,4,7に糸5に
より一体化しているので、従来のようにガラス繊維綿3,
8が下がるようなことはなく、該不燃性断熱材1の厚さ
は均一なままでほとんど変化しない。この点においても
配設作業性がよく、均一な断熱効果を得ることができ
る。
また、被配設箇所に寸法や形状を合わせるために該不燃
性断熱材1を形成後に切断した場合でも、その切断口付
近の糸5をほつれないように止めさえすれば、ガラス繊
維綿3,8は保持布2,4,7に保持されて一体化の状態を保つ
ことができる。この止め方には、粘着テープ等で該糸5
の端部を止めたり、切断口全体を貼着したりする方法が
あり、いずれも簡単な作業で行うことができる。勿論、
事前に被配設箇所の寸法や形状が分かっているときに
は、予め該不燃性断熱材1を切断してその切り口をミシ
ン縫いすればさらによい。
性断熱材1を形成後に切断した場合でも、その切断口付
近の糸5をほつれないように止めさえすれば、ガラス繊
維綿3,8は保持布2,4,7に保持されて一体化の状態を保つ
ことができる。この止め方には、粘着テープ等で該糸5
の端部を止めたり、切断口全体を貼着したりする方法が
あり、いずれも簡単な作業で行うことができる。勿論、
事前に被配設箇所の寸法や形状が分かっているときに
は、予め該不燃性断熱材1を切断してその切り口をミシ
ン縫いすればさらによい。
また、前記不燃性断熱材1はその構成材料である内側保
持用ガラス繊維布2、ガラス繊維綿3,8、内部保持用布
4、糸5及び外側保持用布7が各々不燃性を有している
ため、全体としても高い不燃性を満足する。
持用ガラス繊維布2、ガラス繊維綿3,8、内部保持用布
4、糸5及び外側保持用布7が各々不燃性を有している
ため、全体としても高い不燃性を満足する。
また、上記のように車両内火災時に加熱側となる内側部
材6の一体化には接着剤が使用されていないので、火災
の熱によって接着剤からの不衛生なガスや煙が発生する
ことはない。本実施例にも内側部材6と外側部材9との
接合には接着剤10が使用されているが、内側部材6の内
側保持用ガラス繊維布2及びガラス繊維綿3により熱が
遮断されて高熱が該接着剤10には伝わらず、ガスや煙を
生じにくい。
材6の一体化には接着剤が使用されていないので、火災
の熱によって接着剤からの不衛生なガスや煙が発生する
ことはない。本実施例にも内側部材6と外側部材9との
接合には接着剤10が使用されているが、内側部材6の内
側保持用ガラス繊維布2及びガラス繊維綿3により熱が
遮断されて高熱が該接着剤10には伝わらず、ガスや煙を
生じにくい。
[第二実施例] 次に、第2図を参照して第二実施例の鉄道車両用の不燃
性断熱材21を説明する。
性断熱材21を説明する。
本実施例の不燃性断熱材21では、内側保持用ガラス繊維
布2とガラス繊維綿3との間にさらにアルミニウム箔11
が重ねられて縫い合わされることにより内側部材6が形
成されている点においてのみ第一実施例と相違する。
布2とガラス繊維綿3との間にさらにアルミニウム箔11
が重ねられて縫い合わされることにより内側部材6が形
成されている点においてのみ第一実施例と相違する。
このアルミニウム箔11は内側保持用ガラス繊維布2と同
じ寸法に形成され、その厚さは20μmとした。本実施例
では重ねられた前記ガラス繊維がアルミニウム箔11を保
護するため、この様に従来のアルミニウム箔の厚さ70〜
100μmよりも薄く柔軟なアルミニウム箔11が使用で
き、被配設箇所の内側形状に柔軟に対応できるので配設
作業性がよい。また、該ガラス繊維布2がアルミニウム
箔11の表面を覆うのでアルミニウム箔11を手で触れても
バリ等で怪我をしにくい。
じ寸法に形成され、その厚さは20μmとした。本実施例
では重ねられた前記ガラス繊維がアルミニウム箔11を保
護するため、この様に従来のアルミニウム箔の厚さ70〜
100μmよりも薄く柔軟なアルミニウム箔11が使用で
き、被配設箇所の内側形状に柔軟に対応できるので配設
作業性がよい。また、該ガラス繊維布2がアルミニウム
箔11の表面を覆うのでアルミニウム箔11を手で触れても
バリ等で怪我をしにくい。
また、この不燃性断熱材1は内側保持用ガラス繊維布2
のすぐ外側にアルミニウム箔11が重ねられているので、
局部的に該内側保持用ガラス繊維布2が加熱されても、
その熱がアルミニウム箔11により不燃性断熱材1の内側
表面全体に拡散しかつ放熱され、局部的な高熱が不燃性
断熱材1内部に集積したり外側に伝導したりすることを
防止することができる。このアルミニウム箔11の作用に
よって、アルミニウム箔のないタイプよりも断熱性がさ
らに向上する。
のすぐ外側にアルミニウム箔11が重ねられているので、
局部的に該内側保持用ガラス繊維布2が加熱されても、
その熱がアルミニウム箔11により不燃性断熱材1の内側
表面全体に拡散しかつ放熱され、局部的な高熱が不燃性
断熱材1内部に集積したり外側に伝導したりすることを
防止することができる。このアルミニウム箔11の作用に
よって、アルミニウム箔のないタイプよりも断熱性がさ
らに向上する。
なお、本考案は前記実施例の構成に限定されるものでは
なく、例えば以下のように考案の趣旨から逸脱しない範
囲で任意に変更して具体化することもできる。
なく、例えば以下のように考案の趣旨から逸脱しない範
囲で任意に変更して具体化することもできる。
(1)内側部材と外側部材との接合は接着剤に限定され
ず、例えば各々の部材の周端部をホッチキスでとじ合わ
せるようなものでもよい。
ず、例えば各々の部材の周端部をホッチキスでとじ合わ
せるようなものでもよい。
(2)内部保持布は外側部材のガラス繊維綿に重ねられ
て縫い合わされてもよく、内側部材と外側部材の両方に
各々縫い合わされていてもよい。
て縫い合わされてもよく、内側部材と外側部材の両方に
各々縫い合わされていてもよい。
(3)内部保持用布や外側保持用布はガラス繊維布に限
定されず、例えば木綿布、ポリエステルその他の合成繊
維布でもよい。これらの布は可燃性であるが、不燃性断
熱材が加熱される部分はその内側なので、内側保持用ガ
ラス繊維布及びガラス繊維綿により熱が遮断され、高熱
は内部保持用布及び外側保持用布には伝わりにくく、不
燃性断熱材の不燃性を余り損なわないからである。
定されず、例えば木綿布、ポリエステルその他の合成繊
維布でもよい。これらの布は可燃性であるが、不燃性断
熱材が加熱される部分はその内側なので、内側保持用ガ
ラス繊維布及びガラス繊維綿により熱が遮断され、高熱
は内部保持用布及び外側保持用布には伝わりにくく、不
燃性断熱材の不燃性を余り損なわないからである。
(4)ガラス繊維綿は、例えば内側にはノーバインダー
のガラス繊維綿を外側にはバインダー付きのガラス繊維
綿を使用する構成としてもよい。バインダーはガラス繊
維の折曲強度や耐摩耗性を強化するためにその表面にコ
ーティングされるもので、合成樹脂等を主成分とする
が、高熱の伝わり易い内側をノーバインダーとすること
により、バインダーが高熱でガス化したり、煙を出した
りすることを防止することができる。
のガラス繊維綿を外側にはバインダー付きのガラス繊維
綿を使用する構成としてもよい。バインダーはガラス繊
維の折曲強度や耐摩耗性を強化するためにその表面にコ
ーティングされるもので、合成樹脂等を主成分とする
が、高熱の伝わり易い内側をノーバインダーとすること
により、バインダーが高熱でガス化したり、煙を出した
りすることを防止することができる。
(5)糸は不燃性の糸に限定されず、可燃性の糸例えば
木綿糸、麻糸、ナイロンその他の合成樹脂製糸が使用で
きる。糸は燃えても量がごくわずかであり、また、たと
え糸が焼失しても、一旦被配設箇所に収納された不燃性
断熱材はその形態を保持する場合が多く、断熱材として
の効果は損なわれないからである。
木綿糸、麻糸、ナイロンその他の合成樹脂製糸が使用で
きる。糸は燃えても量がごくわずかであり、また、たと
え糸が焼失しても、一旦被配設箇所に収納された不燃性
断熱材はその形態を保持する場合が多く、断熱材として
の効果は損なわれないからである。
[考案の効果] 本考案の鉄道車両用の不燃性断熱材は、上記の通り構成
されているので、以下のような優れた効果を奏する。
されているので、以下のような優れた効果を奏する。
請求項1の鉄道車両用の不燃性断熱材は、たとえ一度に
ミシン縫いするのが困難な厚手のものであっても容易に
製造することができ、車両への配設作業性もよく、また
高い不燃性と均一で高い断熱効果とが得られ、不衛生な
ガスや煙が発生することもない。
ミシン縫いするのが困難な厚手のものであっても容易に
製造することができ、車両への配設作業性もよく、また
高い不燃性と均一で高い断熱効果とが得られ、不衛生な
ガスや煙が発生することもない。
請求項2の鉄道車両用の不燃性断熱材は、上記効果に加
えて、内側部材又は外側部材を糸で縫い合わせるとき
に、ガラス繊維綿の対峙側に重ねられた内部保持用布が
糸の縫い返しを支えて、この糸が直接ガラス繊維綿に食
い込むことを防ぐ。従って、そのガラス繊維が折れてガ
ラス繊維綿が裂けたり、内側保持用ガラス繊維布の縫い
目の孔よりはみだしたりすることを防ぐことができる。
えて、内側部材又は外側部材を糸で縫い合わせるとき
に、ガラス繊維綿の対峙側に重ねられた内部保持用布が
糸の縫い返しを支えて、この糸が直接ガラス繊維綿に食
い込むことを防ぐ。従って、そのガラス繊維が折れてガ
ラス繊維綿が裂けたり、内側保持用ガラス繊維布の縫い
目の孔よりはみだしたりすることを防ぐことができる。
請求項3の鉄道車両用の不燃性断熱材は、上記効果に加
えて、局部的な加熱にも耐える高い断熱性を発揮するこ
とができる。
えて、局部的な加熱にも耐える高い断熱性を発揮するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案を具体化した第一実施例の断面図、第2
図は第二実施例の断面図、第3図は従来例の斜視図であ
る。 1,21……不燃性断熱材、 2……内側保持用ガラス繊維布、 3,8……ガラス繊維綿、 4……内部保持布、5……糸、 6……内側部材、7……外側保持用布、 9……外側部材、11……アルミニウム箔。
図は第二実施例の断面図、第3図は従来例の斜視図であ
る。 1,21……不燃性断熱材、 2……内側保持用ガラス繊維布、 3,8……ガラス繊維綿、 4……内部保持布、5……糸、 6……内側部材、7……外側保持用布、 9……外側部材、11……アルミニウム箔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B61D 17/18 F16L 59/02
Claims (3)
- 【請求項1】内側保持用ガラス繊維布とガラス繊維綿と
が重ねられ糸により所々で縫い合わされてなる内側部材
と、外側保持用布とガラス繊維綿とが重ねられ糸により
所々で縫い合わされてなる外側部材とが、両者のガラス
繊維綿同志が対峙するように重ねられて接合された鉄道
車両用の不燃性断熱材。 - 【請求項2】前記内側部材と外側部材の少なくとも一方
は、ガラス繊維綿の前記対峙側にさらに内部保持用布が
重ねられて縫い合わされたものである請求項1記載の鉄
道車両用の不燃性断熱材。 - 【請求項3】前記内側部材は、内側保持用ガラス繊維布
とガラス繊維綿との間にさらに金属箔が重ねられて縫い
合わされたものである請求項1又は2記載の鉄道車両用
の不燃性断熱材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6538090U JPH0634101Y2 (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | 鉄道車両用の不燃性断熱材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6538090U JPH0634101Y2 (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | 鉄道車両用の不燃性断熱材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0424337U JPH0424337U (ja) | 1992-02-27 |
JPH0634101Y2 true JPH0634101Y2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=31597159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6538090U Expired - Lifetime JPH0634101Y2 (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | 鉄道車両用の不燃性断熱材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0634101Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5470987B2 (ja) * | 2009-04-07 | 2014-04-16 | パナソニック株式会社 | 真空断熱材 |
JP5638913B2 (ja) * | 2010-03-15 | 2014-12-10 | 河野 利治 | 遮熱シートおよびコンクリートミキサー車のミキサードラムカバー |
-
1990
- 1990-06-20 JP JP6538090U patent/JPH0634101Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0424337U (ja) | 1992-02-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |