JP3145558U - 断熱シート - Google Patents

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Abstract

【課題】身体から発せられる体温を反射させると共に、外部からの冷気の侵入を防ぐことができ、高い保温性、断熱性を発揮すると共に、軽量で柔軟性に富み、さらに優れた利便性や利用範囲の拡大を実現することができる断熱シートを提供する。
【解決手段】身体から発せられる体温を反射させることができる断熱シートにおいて、少なくとも一層からなる熱反射シート1を有し、熱反射シート1が、不織布2と、複数の開孔部4を有するアルミシート3とを、部分的に溶着する超音波加工部5にて接合してなる断熱シートである。
【選択図】図1

Description

本考案は、断熱シートに関し、詳しくは、身体から発せられる体温を反射させると共に、外部からの冷気の侵入を防ぐことができ、特に、高い断熱特性を発揮すると共に、優れた利便性や利用範囲の拡大を実現することができる断熱シートに関する。
各種シート材と組み合わせて形成されるアルミシートは、保温性や断熱効果が高いため、近年、シーツや布団等の寝具に使用されている。また、アルミシートは、軽量で折り畳みが容易なことにより、アウトドアーやスポーツ観戦時における防寒対策としても用いられている。
例えば、特許文献1には、合成樹脂シートにアルミニウムなどを蒸着した保温シートと、この保温シートの表裏に通気性の付与と滑り止めのために接着した不織布または織布とで構成する防寒シートが開示され、保温シートの表裏に不織布または織布を接着して通気性の付与と滑り止めを行うことにより、使用時に安定して、汗によりしとらず、折り畳みも簡単にできるため汎用品として実用性が高い防寒シートが、提案されている。
また、特許文献2には、基材となるプラスチックフィルムの表面に金属を蒸着して金属蒸着層を積層してなる金属蒸着フィルムと、難燃性布帛と、よりなる生地であって、前記金属蒸着フィルムと前記布帛とが接着剤によって貼着されてなり、前記接着剤が難燃剤を含有してなり、前記難燃性布帛が難燃性糸を織編してなるもの、又は難燃性糸を含む数種類の糸を織編してなるものであり、前記プラスチックフィルムが難燃性プラスチックフィルムである生地が開示され、持ち歩きに供しても何ら不快感も与えない災害時の避難用の袋とすることができる難燃性と防水性、さらには熱線遮断性と保温性をも兼ね備えた生地及び該生地を用いた製品が、提案されている。
特開平11−123132号公報 特開2008−62594号公報
しかしながら、特許文献1および2記載の方法は、合成樹脂フィルムにアルミニウムを蒸着したものであるため屈曲性が悪く、折り畳む際あるいは使用時において不都合や違和感が生じるという問題がある。また、特許文献1に記載されている防寒シートは、保温シートと不織布とが接着剤により接着されているためシート全体が硬化し、そのためより屈曲性が悪いという問題がある。
そこで本考案の目的は、上記問題を解消し、身体から発せられる体温を反射させると共に、外部からの冷気の侵入を防ぐことができ、高い保温性、断熱性を発揮すると共に、軽量で柔軟性に富み、さらに優れた利便性や利用範囲の拡大を実現することができる断熱シートを提供することにある。
本考案者は、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、特定の熱反射シートを使用することにより良好な屈曲性が得られることを見出して、本考案を完成するに至った。
即ち、本考案の断熱シートは、身体から発せられる体温を反射させることができる断熱シートにおいて、
少なくとも一層からなる熱反射シートを有し、
前記熱反射シートが、不織布と、複数の開孔部を有するアルミシートとを、部分的に溶着する超音波加工部にて接合してなることを特徴とするものである。
また、本考案の断熱シートは、前記超音波加工部が、超音波キルト加工により形成されてなることが好ましく、前記熱反射シートを、少なくとも一層からなる上面シートと、少なくとも一層からなる下面シートとの間に配設させたことが好ましい。
本考案のひざ掛けは、前記断熱シートを使用したことを特徴とするものである。
本考案の防寒頭巾は、前記断熱シートを使用したことを特徴とするものである。
本考案によれば、身体から発せられる体温を反射させると共に、外部からの冷気の侵入を防ぐことができ、高い保温性、断熱性を発揮すると共に、軽量で柔軟性に富み、さらに優れた利便性や利用範囲の拡大を実現することができる断熱シートを提供することができる。
以下、本考案における断熱シートの実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、熱反射シートの拡大断面図である。本考案の断熱シートは、身体から発せられる体温を反射させることができ、少なくとも一層からなる熱反射シート1を有するものである。かかる熱反射シート1は、図1に示すように、不織布2と、複数の開孔部4を有するアルミシート3とからなり、不織布2とアルミシート3とを、部分的に溶着する超音波加工部5にて接合して積層したものである。これにより、身体から発せられる体温を反射させることができ、さらに外部からの冷気の侵入を防ぐことができる。また、特許文献1等の接着剤を使用した接着方法に比べ、シートの硬化が解消されると共に、シート全体が軽量化される。また、折り畳みや携帯が容易となり、利便性や使用勝手が向上する。
本考案において、不織布2は、繊維を熱、機械、化学的な作用により接着、または絡み合わせ、薄い布状に形成したものである。かかる不織布2に使用される繊維として、アラミド繊維、セルロース繊維、ナイロン繊維、ビニロン繊維、ポリエステル繊維、ポリオレフィン繊維、レーヨン繊維等が使用される。
また、不織布2は薄くて軽量であり、さらに適宜強度と柔軟性に富むことで、後述のアルミシート3と積層することで、携帯や折り畳みが容易になる。またシート全体が適宜強度を有するため、長期使用における亀裂の発生も回避できる。
本考案において、アルミシート3は、身体から発せられる体温を反射させ、同時に、外部からの冷気の侵入を効率よく防ぐことができる作用を有するものであり、例えば、アルミニウムをシート化したアルミライナーを好適に使用することができる。
また、かかるアルミシート3には、複数の開孔部4が穿孔されている。該開孔部4は、アルミシート3に快適な肌触りと滑らかさを付与するものであり、孔の大きさは特に限定されるものではないが、0.1〜2.0mm程度が好ましい。
本考案において、不織布2とアルミシート3とは、部分的に溶着する超音波加工部5にて接合して積層されている。超音波加工部5を形成する超音波加工としては、例えば、超音波キルト加工がある。かかる超音波キルト加工は、超音波のエネルギーによる摩擦熱で、複数層の素材を溶着させる加工技術であり、熱反射シート1の適宜間隔に複数形成されている。超音波加工部5を形成することにより、挟持した層のズレや歪みの発生を防ぐことができる。また、超音波加工部5は、キルティング針を使用しないため貫通孔がなく、さらに、接着剤の使用によるシートの硬化や重量増加等の問題も回避できる。
図2は、上面シートと下面シートとの間に熱反射シートを配設させた状態の断面図である。図2に示すように、本考案の断熱シート20は、熱反射シート1を、少なくとも一層からなる上面シート10と、少なくとも一層からなる下面シート11との間に配設させることが好ましい。
上面シート10および下面シート11は、通常、カバー材として使用されるもので、例えば、繊維を熱、機械、化学的な作用により接着、または絡み合わせることにより、薄い布状に形成した不織布が用いられる。上面シート10および下面シート11を熱反射シート1に被覆することで、クッション性や肌触りが向上すると共に、使用中に汚れが生じた際には、各シート10、11のみを洗濯することができる。
また、上面シート10と熱反射シート1との間、または下面シート11と熱反射シート1との間に、例えば、ポリエチレンの素材からなる吸音材を配設したり、また発泡ポリウレタン、発泡ポリオレフィン、発泡ポリ塩化ビニル(PVC)等の素材からなる断熱材を複数配設してもよい。
図3は、本考案の断熱シートを使用したひざ掛けを示す図である。図3に示すように、熱反射シート1をひざ掛け6の内部に配設することができる。図示するひざ掛け6は矩形状を呈しており、肌触りのよい上面シート10と下面シート11にて形成されている。またひざ掛け6の周囲はヘム加工により縫着されると共に、全体にキルト加工が施されている。ひざ掛け6の内部に熱反射シート1を配設することで、脚部から発せられる体温は熱反射シート1にて反射され保温性が得られると共に、外部からの冷気の侵入を防ぐことができ、優れた断熱効果も発揮される。
図4は、本考案の断熱シートを使用した防寒頭巾を示す図である。図4に示すように、熱反射シート1を防寒頭巾7の内部に配設することができる。通常、防寒頭巾は頭部及び首周辺を被覆する形状を呈しており、上面シート10と下面シート11との間には、クッション性を有する中材8が収容されている。かかる中材8の内部に熱反射シート1を配設することで、頭部および首部から発せられる体温は熱反射シート1にて反射されると共に、外部からの冷気の侵入を防ぐことができる。そのため、特に寒気の強い屋外での作業やレジャー等に優れた効果を発揮する。
また、本考案の断熱シート20においては、ひざ掛け6や防寒頭巾7への使用に限定されるものではなく、例えば、寝具のシーツ、毛布、各種包装材料等の内部に配設することで、同様の断熱効果を発揮できる。
熱反射シートの拡大断面図である。 上面シートと下面シートとの間に熱反射シートを配設された状態の断面図である。 本考案の断熱シートを使用したひざ掛けを示す図である。 本考案の断熱シートを使用した防寒頭巾を示す図である。
符号の説明
1 熱反射シート
2 不織布
3 アルミシート
4 開孔部
5 超音波加工部
6 ひざ掛け
7 防寒頭巾
8 中材
10 上面シート
11 下面シート
20 断熱シート

Claims (5)

  1. 身体から発せられる体温を反射させることができる断熱シートにおいて、
    少なくとも一層からなる熱反射シートを有し、
    前記熱反射シートが、不織布と、複数の開孔部を有するアルミシートとを、部分的に溶着する超音波加工部にて接合してなることを特徴とする断熱シート。
  2. 前記超音波加工部が、超音波キルト加工により形成されてなる請求項1記載の断熱シート。
  3. 前記熱反射シートを、少なくとも一層からなる上面シートと、少なくとも一層からなる下面シートとの間に配設させた請求項1または2記載の断熱シート。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の断熱シートを使用したことを特徴とするひざ掛け。
  5. 請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の断熱シートを使用したことを特徴とする防寒頭巾。
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