JPH10317716A - ベアリング装置および免震装置 - Google Patents

ベアリング装置および免震装置

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JPH10317716A
JPH10317716A JP12993497A JP12993497A JPH10317716A JP H10317716 A JPH10317716 A JP H10317716A JP 12993497 A JP12993497 A JP 12993497A JP 12993497 A JP12993497 A JP 12993497A JP H10317716 A JPH10317716 A JP H10317716A
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groove
raceway groove
grooves
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Hiroshi Teramachi
町 博 寺
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町 美 摩 寺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地震により揺動した建造物を自重により初期
の位置に戻す。 【解決手段】 上面11および下面13に互いに交差す
る軌道溝12,14を有し各軌道溝12,14の底面1
6,16aを凸状円弧面とし底面16,16aに複数列
の溝17,1aを設けたベアリング装置10と、このベ
アリング装置10の上面11に設けた軌道溝12に摺動
自在に配置された凸円弧状レール体30と、上記ベアリ
ング装置10の下面13に設けた軌道溝14に摺動自在
に配置された凹円弧状レール体40とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動調心可能なベ
アリング装置およびこのベアリング装置を用い地震によ
り揺動した建造物を自重により初期の位置に戻すことを
可能にした免震装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被摺動体を水平面内で縦方向および横方
向に摺動するベアリング装置は、たとえば、特公昭54
−32888号公報に記載されている。特公昭54−3
2888号公報に記載されたベアリング装置1は、図8
に示すように、装置本体2の上面と下面に直線レール体
3,4が嵌装される軌道溝5,5を互いに直交する方向
に設け、各軌道溝5,5の内側面に対をなす溝6,6を
形成し、これら溝6に転動ボールを配置し、これら転動
ボールを介して直線レール体3,4を支持する構造のも
のである。
【0003】上記ベアリング装置1は、図9に示すよう
に、基礎台7に平行に設置された直線レール体4,4に
2つづつ配置され、レール体4,4に配置された対をな
すベアリング装置1,1に直線レール体3,3を装着す
ることで、直線レール体3,3に固定された被摺動体8
を、ベアリング装置1,1を介して水平面内を縦方向お
よび横方向に摺動する。
【0004】本出願人は、上記ベアリング装置を用いた
免震装置を開発した。この免震装置は、上面と下面に軌
道溝を互いに交差する方向に設けたベアリング装置と、
このベアリング装置の上面に設けた軌道溝に摺動自在に
配置された上側直線レール体と、ベアリング装置の下面
に設けた軌道溝に摺動自在に配置された下側直線レール
体と、上側直線レール体に固定された建造物を水平面内
で弾性的に支持するばね装置とを有し、上側直線レール
体に固定された建造物を地震により発生する振動に応じ
て水平面内を縦方向および横方向に揺動して地震の揺れ
を減らすものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記ベアリング装置
は、被摺動体を水平面内で縦方向および横方向に摺動す
ることはできるが、揺動した被摺動体はその揺動位置に
とどまり、初期の位置に戻すことができない。
【0006】上記免震装置は、揺動した建造物を初期の
位置に戻すためにばね装置を必要とするが、ばね装置を
設けることは建造物の免震効果を低減させるだけでな
く、ばね装置の調整や点検に相当の労力を必要とし、し
かも、装置全体の構造が複雑になるという問題点があ
る。
【0007】本発明は上記した点に鑑みてなされたもの
で、被摺動体を自重により初期の位置に戻すことを可能
にした自動調心可能なベアリング装置およびこのベアリ
ング装置を用い建造物の自重を利用して建造物を初期の
位置に戻す免震装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のベアリング装置
は、上面および下面に互いに交差する方向の軌道溝を設
けた装置本体と、この装置本体の各軌道溝に隣接して設
けられた負荷ボール案内軌道とを有し、各軌道溝の底面
は長手方向に延びる凸状円弧面であり、上記底面に複数
列の溝が形成され、各列の溝は負荷ボール案内軌道に連
結されて無限軌道を形成し、各無限軌道に転動自在に負
荷ボールが配置して構成される。
【0009】本発明の免震装置は、上面および下面に互
いに交差する方向に延びる軌道溝を設けた装置本体とこ
の装置本体の各軌道溝に隣接して設けられた負荷ボール
案内軌道とを有し各軌道溝の底面を長手方向に延びる凸
状円弧面とし底面に長手方向に延びる複数列の溝を形成
し各列の溝を負荷ボール案内軌道に連結して無限軌道形
成し各無限軌道に複数の負荷ボールが配置したベアリン
グ装置と、このベアリング装置の上面に設けた軌道溝に
摺動自在に配置された凸円弧状レール体と、上記ベアリ
ング装置の下面に設けた軌道溝に摺動自在に配置された
凹円弧状レール体とを有し、地震により発生する振動に
より揺動した建造物を自重により初期の位置に戻す。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1において、符号10は本発明に
よるベアリング装置を示す。このベアリング装置10
は、上面11に一端から他端まで延びる上部軌道溝12
を形成するとともに、下面13に一側端から他側端まで
延びる下部軌道溝14を設けた装置本体15を有する。
装置本体15の上面11に設けた上部軌道溝12と装置
本体15の下面13に設けた下部軌道溝14は、互いに
交差する方向、好ましくは、互いに直交する方向に延び
ている。上部軌道溝12は、たとえば、曲率2〜3mの
凸状円弧面をなす底面16を有する。
【0011】上部軌道溝12の底面16には長手方向に
延びる6条の溝17が形成されている。各溝17は溝内
に配置されて転動する負荷ボール18の案内路として作
用する。上部軌道溝12の底面16に設けた溝17の幅
や数は、使用条件、たとえば建築物の重量に応じて変動
する。
【0012】下部軌道溝14は、上部軌道溝12と同様
に曲率2〜3mの凸状円弧面をなす底面16aを有す
る。下部軌道溝14の底面16aにも長手方向に延びる
6条の溝17aが形成されている。上部軌道溝12と下
部軌道溝14は、底面16と底面16aが同じ曲率であ
ることが好ましいが、異なった曲率、たとえば、上部軌
道溝12の底面16を下部軌道溝14の底面16aより
大きい曲率としてもよい。使用条件によっては、上部軌
道溝12の底面16は、平面または平面に近い曲率であ
ってもよい場合がある。
【0013】また、上記装置本体15の上部軌道溝12
の下側に隣接して複数の負荷ボール案内軌道19,1
9,…が形成されている。負荷ボール案内軌道19の数
は、上部軌道溝12の底面16に設けた溝17に対応し
た数である。装置本体15の両側面には上部軌道溝12
に設けた溝17と負荷ボール案内軌道19を連結する複
数の連結路20を設けた側板21,21が固定されてい
る。上部軌道溝12に設けた各溝17と各溝17に対応
する負荷ボール案内軌道19は、側板21に設けた連結
路20を介して連結されて複数の無限軌道を形成してい
る。各無限軌道には負荷ボール18が配置される。一連
の負荷ボール18は、底面6の溝17に配置された部分
で後述するレール体30を支持する。負荷ボール18の
寸法は建築物の重量に応じて決められ、この負荷ボール
18の寸法に応じて溝17の幅が決められる。
【0014】また、上記装置本体15の上部軌道溝12
の内側面には、上部軌道溝12の底面16と同心の曲率
の横溝22が形成されている。各横溝22には複数のボ
ール23が配置されている。上部軌道溝12の横溝22
は、図2に示すように、横溝22に設けたボール23の
中心を通り上部軌道溝12の底面16の端側に位置する
溝17に配置された負荷ボール18に接する線が上部軌
道溝12の側面に対して40度の位置に形成されてい
る。
【0015】上記装置本体15の下部軌道溝14の上側
に隣接して複数の負荷ボール案内軌道19a,19a,
…が形成されている。負荷ボール案内軌道19aの数は
下部軌道溝14の底面16aに設けた溝17aに対応し
た数である。装置本体15の両側面には下部軌道溝14
に設けた溝17aと負荷ボール案内軌道19aを連結す
る複数の連結路20aを設けた側板21a,21aが固
定されている。下部軌道溝14に設けた各溝17aと各
負荷ボール案内軌道19aは互いに連結されて複数の無
限軌道を形成する。各無限軌道には負荷ボール18aが
配置される。一連の負荷ボール18aは底面16aの溝
17aに配置された部分で後述するレール体40を支持
する。
【0016】上記装置本体15の下部軌道溝14の内側
面には下部軌道溝14の底面16aと同心の曲率の横溝
22aが形成されている。各横溝22aには複数のボー
ル23aが配置されている。下部軌道溝14の横溝22
aは、図1に示すように、横溝22aに設けたボール2
3aの中心を通り下部軌道溝14の底面16aの端側に
位置する溝17aに配置された負荷ボール18aに接す
る線が下部軌道溝14の側面に対して40度の位置に形
成されている。
【0017】上記ベアリング装置10は、装置本体15
の上部軌道溝12に円弧状レール体30を摺動自在に装
着するとともに、下部軌道溝14に円弧状レール体40
を摺動自在に装着する。
【0018】図2および図3は本発明による免震装置1
0Aを示す。この免震装置10Aは、上記ベアリング装
置10と、このベアリング装置10の上面11に設けた
軌道溝12に複数列の溝17に設けたボール18を介し
て摺動自在に配置された円弧状レール体30と、上記ベ
アリング装置10の下面13に設けた軌道溝14に複数
列の溝17aに設けたボール18aを介して摺動自在に
配置された円弧状レール体40とを有する。
【0019】上記円弧状レール体30は、図4に示すよ
うに、上部軌道溝12の底面形状に対応した凸曲面とし
た下面30aと、この凸曲面に対応した凸曲面を有する
上面30bと、両側面30c,30cとを有する。下面
30aには上部軌道溝12の底面16に設けた溝17に
対応した6条の溝31が形成されている。また、両側面
30c,30cには上部軌道溝12の横溝22に対応し
た円弧状溝32が形成されている。
【0020】上記円弧状レール体30は、下面30aを
下側にしてベアリング装置10の上面11に設けた上部
軌道溝12に装着される。そのため、円弧状レール体3
0は、下面30aに設けた6条の溝31と上部軌道溝1
2の底面16に設けた溝17によって負荷ボール18を
支持し、上部軌道溝12を摺動自在に装着される。ま
た、円弧状レール体30は、両側面30c,30cに設
けた円弧状溝32に上部軌道溝12の横溝22に設けた
ボールが係合し、円弧状レール体30がベアリング装置
10に対して摺動した際、円弧状レール体30がベアリ
ング装置10から浮き上がることはない。
【0021】上記円弧状レール体30には、間座33、
鋼板34を介してボルト35によりレール取付け装置3
6が取付けられる。この場合、間座33に設けたボルト
挿通孔37は、ボルト35のねじ部外径より大きく設定
されている。
【0022】上記円弧状レール体40は、図5に示すよ
うに、上部軌道溝12の底面形状に対応した凹曲面とし
た上面40aと、この凹曲面に対応した凹曲面を有する
下面40bと、両側面40c,40cとを有する。上面
40aには下部軌道溝14の底面16aに設けた溝17
aに対応した6条の溝41が形成されている。また、両
側面40c,40cには下部軌道溝14の横溝22aに
対応した円弧状溝42が形成されている。
【0023】上記円弧状レール体40は、上面40aを
上側にしてベアリング装置10の下面13に設けた下部
軌道溝14に装着される。そのため、円弧状レール体4
0は、上面40aに設けた6条の溝41と下部軌道溝1
4の底面16aに設けた溝17aによって負荷ボール1
8を支持し、下部軌道溝14を摺動自在に装着される。
また、円弧状レール体40は、両側面40c,40cに
設けた円弧状溝42に下部軌道溝14の横溝22aに設
けたボールが係合し、円弧状レール体40がベアリング
装置10に対して摺動した際、円弧状レール体40がベ
アリング装置10から浮き上がることはない。
【0024】上記円弧状レール体40には、間座33
a、鋼板34aを介してボルト35aによりレール取付
け装置36aが取付けられている。この場合、間座33
aに設けたボルト挿通孔37aは、ボルト35aのねじ
部外径より大きく設定されている。
【0025】なお、間座33,33aは、ゴムのような
弾性体であってもよく、場合によっては省くことができ
る。
【0026】上記免震装置は、図2および図3に示すよ
うに、建築構造の下側基礎鉄骨50と上側基礎鉄骨51
の間に配置され、レール取付け装置36aが取付けボル
ト53を介して下側基礎鉄骨50に固定され、レール取
付け装置36が取付けボルト54を介して上側基礎鉄骨
51に固定される。
【0027】つぎに作用を説明する。
【0028】上側基礎鉄骨51を含む建築構造体は、地
面に設置された下側基礎鉄骨50に対して免震装置を介
して連結された構成をなしているので、地震が発生して
下側基礎鉄骨50が揺れた場合、上側基礎鉄骨51を含
む建築構造体も免震装置を介して地震の震度に応じて揺
動する。
【0029】すなわち、上側基礎鉄骨51を含む建築構
造体は、ベアリング装置10を介して下側基礎鉄骨50
に連結された凹円弧状レール体40に沿って一方向に摺
動するとともに、ベアリング装置10を介して凸円弧状
レール体30に沿って上記一方向と直交する方向に摺動
する。
【0030】しかして、上側基礎鉄骨51を含む建築構
造体は、地面に設置された下側基礎鉄骨50に対して免
震装置の合成された摺動方向により減衰された状態で摺
動かる、上側基礎鉄骨51を含む建築構造体が摺動した
際、ベアリング装置10の上側部分が傾いた状態になっ
ても、ベアリング装置10は凹円弧状レール体40およ
び凸円弧状レール体30に沿って移動するので、上側基
礎鉄骨51を含む建築構造体は無理なく揺動することに
なる。
【0031】揺動した上側基礎鉄骨51を含む建築構造
体は、地震がおさまった時には、自重によりベアリング
装置10を介して凹円弧状レール体40および凸円弧状
レール体30に沿って摺動して初期の位置に戻る。
【0032】なお、本発明の免震装置は、凸円弧状レー
ル体30と凹円弧状レール体40を有する構造であるか
ら、上側基礎鉄骨51と下側基礎鉄骨50の間の距離に
多少の製造誤差があっても、調整することなく組み込む
ことができる。
【0033】図6および図7は円弧状レール体の変形例
を示す。図6に示す円弧状レール体60は、6条の溝6
1を設けた面62と反対側の面63の中央部に長手方向
に延びる平面部分64が形成されている。図7に示す円
弧状レール体70は、6条の溝71を設けた面72と反
対側の面73が平面をなしている。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるベアリ
ング装置は、装置本体の上面および下面に互いに交差す
る方向に設けた軌道溝の底面を長手方向に延びる凸状円
弧面としたので、凸円弧状レール体と凹円弧状レール体
を支持することで自重による調心が可能になる。
【0035】また、本発明による免震装置は、固定側に
配置された凹円弧状レール体にベアリング装置を摺動自
在に装着し、ベアリング装置に摺動自在に装着された凸
円弧状レール体に可動側を取り付けることで、地震によ
る揺れを従来の1/3〜1/5に減らすことができると
ともに、地震により揺動した可動側を自重により初期の
位置に戻すことを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるベアリング装置の一部を断面で示
す図。
【図2】本発明による免震装置の一部を断面で示す正面
図。
【図3】本発明による免震装置の一部を断面で示す側面
図。
【図4】凸円弧状レール体の一部斜視図。
【図5】凹円弧状レール体の一部斜視図。
【図6】円弧状レール体の変形例を示す図。
【図7】円弧状レール体の変形例を示す図。
【図8】従来のクロス直線ベアリング装置を示す図。
【図9】従来のクロス直線ベアリング装置の使用例を示
す図。
【符号の説明】
10 ベアリング装置 10A 免震装置 11 ベアリング装置の上面 12 ベアリング装置の上部軌道溝 13 ベアリング装置の下面 14 ベアリング装置の下部軌道溝 30 凸円弧状レール体 40 凹円弧状レール体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年6月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ベアリング装置および免震装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動調心可能なベ
アリング装置およびこのベアリング装置を用い地震によ
り揺動した建造物を自重により初期の位置に戻すことを
可能にした免震装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被摺動体を水平面内で縦方向および横方
向に摺動するベアリング装置は、たとえば、特公昭54
−32888号公報に記載されている。特公昭54−3
2888号公報に記載されたベアリング装置1は、図8
に示すように、装置本体2の上面と下面に直線レール体
3,4が嵌装される軌道溝5,5を互いに直交する方向
に設け、各軌道溝5,5の内側面に対をなす溝6,6を
形成し、これら溝6に転動ボールを配置し、これら転動
ボールを介して直線レール体3,4を支持する構造のも
のである。
【0003】上記ベアリング装置1は、図9に示すよう
に、基礎台7に平行に設置された直線レール体4,4に
2つづつ配置され、レール体4,4に配置された対をな
すベアリング装置1,1に直線レール体3,3を装着す
ることで、直線レール体3,3に固定された被摺動体8
を、ベアリング装置1,1を介して水平面内を縦方向お
よび横方向に摺動する。
【0004】本出願人は、上記ベアリング装置を用いた
免震装置を開発した。この免震装置は、上面と下面に軌
道溝を互いに交差する方向に設けたベアリング装置と、
このベアリング装置の上面に設けた軌道溝に摺動自在に
配置された上側直線レール体と、ベアリング装置の下面
に設けた軌道溝に摺動自在に配置された下側直線レール
体と、上側直線レール体に固定された建造物を水平面内
で弾性的に支持するばね装置とを有し、上側直線レール
体に固定された建造物を地震により発生する振動に応じ
て水平面内を縦方向および横方向に揺動して地震の揺れ
を減らすものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記ベアリング装置
は、被摺動体を水平面内で縦方向および横方向に摺動す
ることはできるが、揺動した被摺動体はその揺動位置に
とどまり、初期の位置に戻すことができない。
【0006】上記免震装置は、揺動した建造物を初期の
位置に戻すためにばね装置を必要とするが、ばね装置を
設けることは建造物の免震効果を低減させるだけでな
く、ばね装置の調整や点検に相当の労力を必要とし、し
かも、装置全体の構造が複雑になるという問題点があ
る。
【0007】本発明は上記した点に鑑みてなされたもの
で、被摺動体を自重により初期の位置に戻すことを可能
にした自動調心可能なベアリング装置およびこのベアリ
ング装置を用い建造物の自重を利用して建造物を初期の
位置に戻す免震装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のベアリング装置
は、上面および下面に互いに交差する方向の軌道溝を設
けた装置本体と、この装置本体の各軌道溝に隣接して設
けられた負荷ボール案内軌道とを有し、各軌道溝の底面
は長手方向に延びる凸状円弧面であり、上記底面に複数
列の溝が形成され、各列の溝は負荷ボール案内軌道に連
結されて無限軌道を形成し、各無限軌道に転動自在に負
荷ボールが配置して構成される。
【0009】本発明の免震装置は、上面および下面に互
いに交差する方向に延びる軌道溝を設けた装置本体とこ
の装置本体の各軌道溝に隣接して設けられた負荷ボール
案内軌道とを有し各軌道溝の底面を長手方向に延びる凸
状円弧面とし底面に長手方向に延びる複数列の溝を形成
し各列の溝を負荷ボール案内軌道に連結して無限軌道形
成し各無限軌道に複数の負荷ボールが配置したベアリン
グ装置と、このベアリング装置の上面に設けた軌道溝に
摺動自在に配置された円弧状レール体と、上記ベアリン
グ装置の下面に設けた軌道溝に摺動自在に配置された円
弧状レール体とを有し、地震により発生する振動により
揺動した建造物を自重により初期の位置に戻す。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1において、符号10は本発明に
よるベアリング装置を示す。このベアリング装置10
は、上面11に一端から他端まで延びる上部軌道溝12
を形成するとともに、下面13に一側端から他側端まで
延びる下部軌道溝14を設けた装置本体15を有する。
装置本体15の上面11に設けた上部軌道溝12と装置
本体15の下面13に設けた下部軌道溝14は、互いに
交差する方向、好ましくは、互いに直交する方向に延び
ている。上部軌道溝12は、たとえば、曲率2〜3mの
凸状円弧面をなす底面16を有する。
【0011】上部軌道溝12の底面16には長手方向に
延びる6条の溝17が形成されている。各溝17は溝内
に配置されて転動する負荷ボール18の案内路として作
用する。上部軌道溝12の底面16に設けた溝17の幅
や数は、使用条件、たとえば建築物の重量に応じて変動
する。
【0012】下部軌道溝14は、上部軌道溝12と同様
に曲率2〜3mの凸状円弧面をなす底面16aを有す
る。下部軌道溝14の底面16aにも長手方向に延びる
6条の溝17aが形成されている。上部軌道溝12と下
部軌道溝14は、底面16と底面16aが同じ曲率であ
ることが好ましいが、異なった曲率、たとえば、上部軌
道溝12の底面16を下部軌道溝14の底面16aより
大きい曲率としてもよい。使用条件によっては、上部軌
道溝12の底面16は、平面または平面に近い曲率であ
ってもよい場合がある。
【0013】また、上記装置本体15の上部軌道溝12
の下側に隣接して複数の負荷ボール案内軌道19,1
9,…が形成されている。負荷ボール案内軌道19の数
は、上部軌道溝12の底面16に設けた溝17に対応し
た数である。装置本体15の両側面には上部軌道溝12
に設けた溝17と負荷ボール案内軌道19を連結する複
数の連結路20を設けた側板21,21が固定されてい
る。上部軌道溝12に設けた各溝17と各溝17に対応
する負荷ボール案内軌道19は、側板21に設けた連結
路20を介して連結されて複数の無限軌道を形成してい
る。各無限軌道には負荷ボール18が配置される。一連
の負荷ボール18は、底面6の溝17に配置された部分
で後述するレール体30を支持する。負荷ボール18の
寸法は建築物の重量に応じて決められ、この負荷ボール
18の寸法に応じて溝17の幅が決められる。
【0014】また、上記装置本体15の上部軌道溝12
の内側面には、上部軌道溝12の底面16と同心の曲率
の横溝22が形成されている。各横溝22には複数のボ
ール23が配置されている。ボール23は、図2に示す
ように、レール体30と装置本体15の横溝22との接
触角を40度としている。
【0015】上記装置本体15の下部軌道溝14の上側
に隣接して複数の負荷ボール案内軌道19a,19a,
…が形成されている。負荷ボール案内軌道19aの数は
下部軌道溝14の底面16aに設けた溝17aに対応し
た数である。装置本体15の両側面には下部軌道溝14
に設けた溝17aと負荷ボール案内軌道19aを連結す
る複数の連結路20aを設けた側板21a,21aが固
定されている。下部軌道溝14に設けた各溝17aと各
負荷ボール案内軌道19aは互いに連結されて複数の無
限軌道を形成する。各無限軌道には負荷ボール18aが
配置される。一連の負荷ボール18aは底面16aの溝
17aに配置された部分で後述するレール体40を支持
する。
【0016】上記装置本体15の下部軌道溝14の内側
面には下部軌道溝14の底面16aと同心の曲率の横溝
22aが形成されている。各横溝22aには複数のボー
ル23aが配置されている。ボール23aは、図3に示
すように、レール体40と装置本体15の横溝22aと
の接触角を40度としている。
【0017】上記ベアリング装置10は、装置本体15
の上部軌道溝12に円弧状レール体30を摺動自在に装
着するとともに、下部軌道溝14に円弧状レール体40
を摺動自在に装着する。
【0018】図2および図3は本発明による免震装置1
0Aを示す。この免震装置10Aは、上記ベアリング装
置10と、このベアリング装置10の上面11に設けた
軌道溝12に複数列の溝17に設けたボール18を介し
て摺動自在に配置された円弧状レール体30と、上記ベ
アリング装置10の下面13に設けた軌道溝14に複数
列の溝17aに設けたボール18aを介して摺動自在に
配置された円弧状レール体40とを有する。
【0019】上記円弧状レール体30は、図4に示すよ
うに、上部軌道溝12の底面形状に対応した凸曲面とし
た下面30aと、この凸曲面に対応した凸曲面を有する
上面30bと、両側面30c,30cとを有する。下面
30aには上部軌道溝12の底面16に設けた溝17に
対応した6条の溝31が形成されている。また、両側面
30c,30cには上部軌道溝12の横溝22に対応し
た円弧状溝32が形成されている。
【0020】上記円弧状レール体30は、下面30aを
下側にしてベアリング装置10の上面11に設けた上部
軌道溝12に装着される。そのため、円弧状レール体3
0は、下面30aに設けた6条の溝31と上部軌道溝1
2の底面16に設けた溝17によって負荷ボール18を
支持し、上部軌道溝12を摺動自在に装着される。ま
た、円弧状レール体30は、両側面30c,30cに設
けた円弧状溝32に上部軌道溝12の横溝22に設けた
ボールが係合し、円弧状レール体30がベアリング装置
10に対して摺動した際、円弧状レール体30がベアリ
ング装置10から浮き上がることはない。
【0021】上記円弧状レール体30には、間座33、
鋼板34を介してボルト35によりレール取付け装置3
6が取付けられる。この場合、間座33に設けたボルト
挿通孔37は、ボルト35のねじ部外径より大きく設定
されている。
【0022】上記円弧状レール体40は、図5に示すよ
うに、上部軌道溝12の底面形状に対応した凹曲面とし
た上面40aと、この凹曲面に対応した凹曲面を有する
下面40bと、両側面40c,40cとを有する。上面
40aには下部軌道溝14の底面16aに設けた溝17
aに対応した6条の溝41が形成されている。また、両
側面40c,40cには下部軌道溝14の横溝22aに
対応した円弧状溝42が形成されている。
【0023】上記円弧状レール体40は、上面40aを
上側にしてベアリング装置10の下面13に設けた下部
軌道溝14に装着される。そのため、円弧状レール体4
0は、上面40aに設けた6条の溝41と下部軌道溝1
4の底面16aに設けた溝17aによって負荷ボール1
8を支持し、下部軌道溝14を摺動自在に装着される。
また、円弧状レール体40は、両側面40c,40cに
設けた円弧状溝42に下部軌道溝14の横溝22aに設
けたボールが係合し、円弧状レール体40がベアリング
装置10に対して摺動した際、円弧状レール体40がベ
アリング装置10から浮き上がることはない。
【0024】上記円弧状レール体40には、間座33
a、鋼板34aを介してボルト35aによりレール取付
け装置36aが取付けられている。この場合、間座33
aに設けたボルト挿通孔37aは、ボルト35aのねじ
部外径より大きく設定されている。
【0025】なお、間座33,33aは、ゴムのような
弾性体であってもよく、場合によっては省くことができ
る。
【0026】上記免震装置は、図2および図3に示すよ
うに、建築構造の下側基礎鉄骨50と上側基礎鉄骨51
の間に配置され、レール取付け装置36aが取付けボル
ト53を介して下側基礎鉄骨50に固定され、レール取
付け装置36が取付けボルト54を介して上側基礎鉄骨
51に固定される。
【0027】つぎに作用を説明する。
【0028】上側基礎鉄骨51を含む建築構造体は、地
面に設置された下側基礎鉄骨50に対して免震装置を介
して連結された構成をなしているので、地震が発生して
下側基礎鉄骨50が揺れた場合、上側基礎鉄骨51を含
む建築構造体も免震装置を介して地震の震度に応じて揺
動する。
【0029】すなわち、上側基礎鉄骨51を含む建築構
造体は、ベアリング装置10を介して下側基礎鉄骨50
に連結された円弧状レール体40に沿って一方向に摺動
するとともに、ベアリング装置10を介して円弧状レー
ル体30に沿って上記一方向と直交する方向に摺動す
る。
【0030】しかして、上側基礎鉄骨51を含む建築構
造体は、地面に設置された下側基礎鉄骨50に対して免
震装置の合成された摺動方向により減衰された状態で摺
動かる、上側基礎鉄骨51を含む建築構造体が摺動した
際、ベアリング装置10の上側部分が傾いた状態になっ
ても、ベアリング装置10は円弧状レール体40および
円弧状レール体30に沿って移動するので、上側基礎鉄
骨51を含む建築構造体は無理なく揺動することにな
る。
【0031】揺動した上側基礎鉄骨51を含む建築構造
体は、地震がおさまった時には、自重によりベアリング
装置10を介して円弧状レール体40および円弧状レー
ル体30に沿って摺動して初期の位置に戻る。
【0032】なお、本発明の免震装置は、円弧状レール
体30と円弧状レール体40を有する構造であるから、
上側基礎鉄骨51と下側基礎鉄骨50の間の距離に多少
の製造誤差があっても、調整することなく組み込むこと
ができる。
【0033】図6および図7は円弧状レール体の変形例
を示す。図6に示す円弧状レール体60は、6条の溝6
1を設けた面62と反対側の面63の中央部に長手方向
に延びる平面部分64が形成されている。図7に示す円
弧状レール体70は、6条の溝71を設けた面72と反
対側の面73が平面をなしている。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるベアリ
ング装置は、装置本体の上面および下面に互いに交差す
る方向に設けた軌道溝の底面を長手方向に延びる凸状円
弧面としたので、凸円弧状レール体と凹円弧状レール体
を支持することで自重による調心が可能になる。
【0035】また、本発明による免震装置は、固定側に
配置された凹円弧状レール体にベアリング装置を摺動自
在に装着し、ベアリング装置に摺動自在に装着された凸
円弧状レール体に可動側を取り付けることで、地震によ
る揺れを従来の1/3〜1/5に減らすことができると
ともに、地震により揺動した可動側を自重により初期の
位置に戻すことを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるベアリング装置の一部を断面で示
す図。
【図2】本発明による免震装置の一部を断面で示す正面
図。
【図3】本発明による免震装置の一部を断面で示す側面
図。
【図4】円弧状レール体の一部斜視図。
【図5】円弧状レール体の一部斜視図。
【図6】円弧状レール体の変形例を示す図。
【図7】円弧状レール体の変形例を示す図。
【図8】従来のクロス直線ベアリング装置を示す図。
【図9】従来のクロス直線ベアリング装置の使用例を示
す図。
【符号の説明】 10 ベアリング装置 10A 免震装置 11 ベアリング装置の上面 12 ベアリング装置の上部軌道溝 13 ベアリング装置の下面 14 ベアリング装置の下部軌道溝 30 円弧状レール体 40 円弧状レール体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面および下面に互いに交差する方向の軌
    道溝を設けた装置本体と、この装置本体の各軌道溝に隣
    接して設けられた負荷ボール案内軌道とを有し、各軌道
    溝の底面は長手方向に延びる凸状円弧面であり、上記底
    面に複数列の溝が形成され、各列の溝は負荷ボール案内
    軌道に連結されて無限軌道を形成し、各無限軌道に転動
    自在に負荷ボールが配置されたことを特徴とするベアリ
    ング装置。
  2. 【請求項2】上面に設けた軌道溝と下面に設けた軌道溝
    は、底面が同じ曲率であることを特徴とする請求項1に
    記載のベアリング装置。
  3. 【請求項3】上面に設けた軌道溝と下面に設けた軌道溝
    は、底面が異なる曲率であることを特徴とする請求項1
    に記載のベアリング装置。
  4. 【請求項4】上面に設けた軌道溝と下面に設けた軌道溝
    は互いに直交することを特徴とする請求項1に記載のベ
    アリング装置。
  5. 【請求項5】請求項1に記載のベアリング装置と、この
    ベアリング装置の上面に設けた軌道溝に摺動自在に配置
    された凸円弧状レール体と、上記ベアリング装置の下面
    に設けた軌道溝に摺動自在に配置された凹円弧状レール
    体とを有する免震装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113979037A (zh) * 2021-10-29 2022-01-28 上海任吾行机器人有限公司 一种移动设备液面稳定托盘结构

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EP1397220B1 (en) * 2001-06-21 2015-03-11 Nsk Ltd. Process of manufacturing a rail of a linear guide
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