JPH10317316A - アスファルトフィニッシャ等道路建設車両の移動可能型コントロ−ル装置 - Google Patents
アスファルトフィニッシャ等道路建設車両の移動可能型コントロ−ル装置Info
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- JPH10317316A JPH10317316A JP12944097A JP12944097A JPH10317316A JP H10317316 A JPH10317316 A JP H10317316A JP 12944097 A JP12944097 A JP 12944097A JP 12944097 A JP12944097 A JP 12944097A JP H10317316 A JPH10317316 A JP H10317316A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明はコントロ−ル装置1を後側(オペレ
−タ側)へスライド可能にし、さらに下側にもチルト可
能にして、舗設部分9の上からでも運転操作を容易にす
る構造にすることを課題とする。 【解決手段】 アスファルトフィニッシャ等の道路舗設
車両において、車両運転席に装着したコントロ−ル装置
1をリンク機構2を介し回動してスクリ−ド部Bに移動
可能とし、一つのコントロ−ル装置1で車両運転席操作
とスクリ−ド部での運転操作の両操作を可能にしたもの
において、前記コントロ−ル装置1はロア−コントロ−
ル装置10とこの上に載置されたハンドル20を備えた
アッパ−コントロ−ル装置11とからなり、前記アッパ
−コントロ−ル装置11がロア−コントロ−ル装置10
上で前後にスライドしてスクリ−ド部Bからスライド状
態Cに移動可能にし、かつ該スライド状態Cから下方に
傾斜してチルト状態Dに変換可能にした。
−タ側)へスライド可能にし、さらに下側にもチルト可
能にして、舗設部分9の上からでも運転操作を容易にす
る構造にすることを課題とする。 【解決手段】 アスファルトフィニッシャ等の道路舗設
車両において、車両運転席に装着したコントロ−ル装置
1をリンク機構2を介し回動してスクリ−ド部Bに移動
可能とし、一つのコントロ−ル装置1で車両運転席操作
とスクリ−ド部での運転操作の両操作を可能にしたもの
において、前記コントロ−ル装置1はロア−コントロ−
ル装置10とこの上に載置されたハンドル20を備えた
アッパ−コントロ−ル装置11とからなり、前記アッパ
−コントロ−ル装置11がロア−コントロ−ル装置10
上で前後にスライドしてスクリ−ド部Bからスライド状
態Cに移動可能にし、かつ該スライド状態Cから下方に
傾斜してチルト状態Dに変換可能にした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アスファルトフィ
ニッシャ等道路建設車両の移動可能型コントロ−ル装置
に関するものである。
ニッシャ等道路建設車両の移動可能型コントロ−ル装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アスファルトフィニッシャ等の道路舗設
車両(以下単に車両という)において、車両操作を大別す
ると、(1)車両走行・アスファルト混合材料(以下合
材という)の受入,撒き出し操作、(2)合材の敷均し
装置の管理(舗設幅,厚さ,締固め度,温度)操作、と
に別けられる。上記(1)の操作は車両運転席においてオ
ペレ−タが行い、上記(2)の操作はスクリ−ド部(敷均
し装置)におけるシックネスマンによって操作される。
このような操作の問題点として以下の点が挙げられる
(図5及び図6参照)。
車両(以下単に車両という)において、車両操作を大別す
ると、(1)車両走行・アスファルト混合材料(以下合
材という)の受入,撒き出し操作、(2)合材の敷均し
装置の管理(舗設幅,厚さ,締固め度,温度)操作、と
に別けられる。上記(1)の操作は車両運転席においてオ
ペレ−タが行い、上記(2)の操作はスクリ−ド部(敷均
し装置)におけるシックネスマンによって操作される。
このような操作の問題点として以下の点が挙げられる
(図5及び図6参照)。
【0003】問題点その1(図5参照)、運転席コント
ロ−ル装置aとは別に、これとほぼ同様の機能を持たせ
たリヤコントロ−ル装置bを、スクリ−ド部Bで操作で
きる位置に取付け、通常の運転席での操作と、ワンマン
操作時のスクリ−ド部Bでの操作を、スイッチの切換な
どにより使い分ける方法がとられている。この方法は、
一度取付けると外すことがないので、使用しない時には
邪魔になる。又たとえ脱着可能なものにしても装置の取
付け、取外しの余計な負担を作業者に与えることにな
る。又余分にもうひとつのコントロ−ル装置を取付ける
ことになるので、不経済である。
ロ−ル装置aとは別に、これとほぼ同様の機能を持たせ
たリヤコントロ−ル装置bを、スクリ−ド部Bで操作で
きる位置に取付け、通常の運転席での操作と、ワンマン
操作時のスクリ−ド部Bでの操作を、スイッチの切換な
どにより使い分ける方法がとられている。この方法は、
一度取付けると外すことがないので、使用しない時には
邪魔になる。又たとえ脱着可能なものにしても装置の取
付け、取外しの余計な負担を作業者に与えることにな
る。又余分にもうひとつのコントロ−ル装置を取付ける
ことになるので、不経済である。
【0004】問題点その2(図6参照)、 前記図5における運転席コントロ−ル装置aを脱着式に
して移動できるようにしたコントロ−ル装置(図6)が
しられている。この方法は、運転席部及びスクリ−ド部
にコントロ−ル装置a′を保持する為のブラケットd1
とd2をそれぞれ設け、通常時の運転席での操作とワン
マン操作時のスクリ−ド部Bでの操作を脱着可能なコン
トロ−ル装置a′を手で持ち運んで移動する方法である
が、次のような問題がある。
して移動できるようにしたコントロ−ル装置(図6)が
しられている。この方法は、運転席部及びスクリ−ド部
にコントロ−ル装置a′を保持する為のブラケットd1
とd2をそれぞれ設け、通常時の運転席での操作とワン
マン操作時のスクリ−ド部Bでの操作を脱着可能なコン
トロ−ル装置a′を手で持ち運んで移動する方法である
が、次のような問題がある。
【0005】コントロ−ル装置a′を移動する際、両
手がふさがれてしまうので、足元が水分や油分等で濡れ
ていると誤って足をすべらせる恐れがあり、安全上好ま
しくない。又、電気配線等も同様に移動することにな
り、配線で足を引っかける等の恐れがあり、これ又安全
上好ましくない。 脱着に際し、作業者にその分余計に負担を与えること
になる。 この装置は全て電気式制御でないと重量が大となり、
脱着時作業者の負担が増し、それだけ不安全となる。
手がふさがれてしまうので、足元が水分や油分等で濡れ
ていると誤って足をすべらせる恐れがあり、安全上好ま
しくない。又、電気配線等も同様に移動することにな
り、配線で足を引っかける等の恐れがあり、これ又安全
上好ましくない。 脱着に際し、作業者にその分余計に負担を与えること
になる。 この装置は全て電気式制御でないと重量が大となり、
脱着時作業者の負担が増し、それだけ不安全となる。
【0006】このような問題を解決するために、本出願
人は、車両運転席にあるコントロ−ル装置をスクリ−ド
部に移動できるようにして、ひとつのコントロ−ル装置
で前記(1)と(2)の両操作を作業者一人で操作可能に
し、経済性と作業性の向上及び省人化を可能とするコン
トロ−ル装置を提供した(特願平7−278877号)。
人は、車両運転席にあるコントロ−ル装置をスクリ−ド
部に移動できるようにして、ひとつのコントロ−ル装置
で前記(1)と(2)の両操作を作業者一人で操作可能に
し、経済性と作業性の向上及び省人化を可能とするコン
トロ−ル装置を提供した(特願平7−278877号)。
【0007】これは図7に示す如く、車両運転席に装着
したコントロ−ル装置1をリンク機構を介し回動可能に
してスクリ−ド部B側に移動可能とし、一つのコントロ
−ル装置1で車両運転席操作とスクリ−ド部での運転操
作の両操作を可能にした。そしてリンク機構は逆ヘ字形
ア−ム2で構成され、逆ヘ字形ア−ム2の一端をピン3
で、又ピン3の近傍を他のピン5でコントロ−ル装置1
側にそれぞれ結合し、ア−ム2の他端近傍を機体本体部
A側にピン4で結合して保持し、ピン3に近いピン5を
抜いてこれをコントロ−ル装置1に別に設けたピン穴6
に挿入して支持したのち、コントロ−ル装置1を前記ピ
ン4を中心にしてスクリ−ド部B側に回動し(図7の点
線位置)、スクリ−ド部B側でコントロ−ル可能にし
た。
したコントロ−ル装置1をリンク機構を介し回動可能に
してスクリ−ド部B側に移動可能とし、一つのコントロ
−ル装置1で車両運転席操作とスクリ−ド部での運転操
作の両操作を可能にした。そしてリンク機構は逆ヘ字形
ア−ム2で構成され、逆ヘ字形ア−ム2の一端をピン3
で、又ピン3の近傍を他のピン5でコントロ−ル装置1
側にそれぞれ結合し、ア−ム2の他端近傍を機体本体部
A側にピン4で結合して保持し、ピン3に近いピン5を
抜いてこれをコントロ−ル装置1に別に設けたピン穴6
に挿入して支持したのち、コントロ−ル装置1を前記ピ
ン4を中心にしてスクリ−ド部B側に回動し(図7の点
線位置)、スクリ−ド部B側でコントロ−ル可能にし
た。
【0008】このような回転移動可能型コントロ−ル装
置でスクリ−ド部Bでの運転操作の際、ステップ8(図
8)上に立って操作することは容易であるが、アスファ
ルトフィニッシャで敷均した舗設部分9をオペレ−タ自
身が締固め具合を確認する場合には舗設部分9の上から
運転操作することになるが、腕がコントロ−ル装置1ま
で届かない。このためステップ8上と舗設部分9上を上
下往復動するので疲労は大変である。
置でスクリ−ド部Bでの運転操作の際、ステップ8(図
8)上に立って操作することは容易であるが、アスファ
ルトフィニッシャで敷均した舗設部分9をオペレ−タ自
身が締固め具合を確認する場合には舗設部分9の上から
運転操作することになるが、腕がコントロ−ル装置1ま
で届かない。このためステップ8上と舗設部分9上を上
下往復動するので疲労は大変である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明はコントロ−ル
装置1を後側(オペレ−タ側)へスライド可能にし、さ
らに下側にもチルト可能にして、舗設部分9の上からで
も運転操作を容易にする構造にすることを課題とする。
装置1を後側(オペレ−タ側)へスライド可能にし、さ
らに下側にもチルト可能にして、舗設部分9の上からで
も運転操作を容易にする構造にすることを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】アスファルトフィニッシ
ャ等の道路舗設車両において、車両運転席に装着したコ
ントロ−ル装置1をリンク機構2を介し回動してスクリ
−ド部Bに移動可能とし、一つのコントロ−ル装置1で
車両運転席操作とスクリ−ド部での運転操作の両操作を
可能にしたものにおいて、前記コントロ−ル装置1はロ
ア−コントロ−ル装置10とこの上に載置されハンドル
20を備えたアッパ−コントロ−ル装置11で構成し、
前記アッパ−コントロ−ル装置11はロア−コントロ−
ル装置10上で前後にスライドしてスクリ−ド部Bから
スライド状態Cに移動可能にし、かつ該スライド状態C
から下方に傾斜してチルト状態Dに変換可能にした。
ャ等の道路舗設車両において、車両運転席に装着したコ
ントロ−ル装置1をリンク機構2を介し回動してスクリ
−ド部Bに移動可能とし、一つのコントロ−ル装置1で
車両運転席操作とスクリ−ド部での運転操作の両操作を
可能にしたものにおいて、前記コントロ−ル装置1はロ
ア−コントロ−ル装置10とこの上に載置されハンドル
20を備えたアッパ−コントロ−ル装置11で構成し、
前記アッパ−コントロ−ル装置11はロア−コントロ−
ル装置10上で前後にスライドしてスクリ−ド部Bから
スライド状態Cに移動可能にし、かつ該スライド状態C
から下方に傾斜してチルト状態Dに変換可能にした。
【0011】スクリ−ド部Bからスライド状態Cに移動
させる機構が、ロア−コントロ−ル装置10の頂部に固
着された横溝13の付いたL型スライドバ−12を備
え、これに対しアッパ−コントロ−ル装置11にはスラ
イドバ−12の横溝13に沿って移動するスライドピン
14を備え、アッパ−コントロ−ル装置11の一端にロ
ア−コントロ−ル装置10の頂部をスライドする筒体1
5が、又筒体15の反対側にロア−コントロ−ル装置1
0の頂部に設けたナット17に対し螺合可能なボルト1
6を備え、かつボルト16に沿ってスライドする長溝1
9を備えている。
させる機構が、ロア−コントロ−ル装置10の頂部に固
着された横溝13の付いたL型スライドバ−12を備
え、これに対しアッパ−コントロ−ル装置11にはスラ
イドバ−12の横溝13に沿って移動するスライドピン
14を備え、アッパ−コントロ−ル装置11の一端にロ
ア−コントロ−ル装置10の頂部をスライドする筒体1
5が、又筒体15の反対側にロア−コントロ−ル装置1
0の頂部に設けたナット17に対し螺合可能なボルト1
6を備え、かつボルト16に沿ってスライドする長溝1
9を備えている。
【0012】スライド状態Cからチルト状態Dに回動さ
せる装置がボルト16の頭部とロア−コントロ−ル装置
10の頂部間にコイルばね18を備え、ボルト14の嵌
る長溝19に沿って移動したのち、該コイルばね18に
抗してボルト16をねじ込んでアッパ−コントロ−ル装
置11を抑え込んで下降させるようにした。
せる装置がボルト16の頭部とロア−コントロ−ル装置
10の頂部間にコイルばね18を備え、ボルト14の嵌
る長溝19に沿って移動したのち、該コイルばね18に
抗してボルト16をねじ込んでアッパ−コントロ−ル装
置11を抑え込んで下降させるようにした。
【0013】
【発明の実施の形態】図1〜図4を参照して説明する。
本発明は、図1で判るように、機体本体部Aからスクリ
−ド部Bにコントロ−ル装置1を移動させるには、先行
技術と同様逆ヘ字形ア−ム2を用いて回動できる構造に
している。
本発明は、図1で判るように、機体本体部Aからスクリ
−ド部Bにコントロ−ル装置1を移動させるには、先行
技術と同様逆ヘ字形ア−ム2を用いて回動できる構造に
している。
【0014】図2で、コントロ−ル装置1はロア−コン
トロ−ル装置10とアッパ−コントロ−ル装置11に大
別される。アッパ−コントロ−ル装置11はロア−コン
トロ−ル装置10上に載っており、ロア−コントロ−ル
装置10の上部に固設したL字形のスライドバ−12に
案内されて矢印X方向にスライド可能となっている。こ
のスライドバ−12はL字の水平部に一端の開放された
横溝13が設けられている。これにアッパ−コントロ−
ル装置11に固設したスライドピン14が嵌り横に平行
移動できる構成になっている。スライドピン14の下部
には上下のフランジ14a,14bが設けられ、これら
上下のフランジ14aと14bがスライドバ−12の上
面と下面に接触して移動する。
トロ−ル装置10とアッパ−コントロ−ル装置11に大
別される。アッパ−コントロ−ル装置11はロア−コン
トロ−ル装置10上に載っており、ロア−コントロ−ル
装置10の上部に固設したL字形のスライドバ−12に
案内されて矢印X方向にスライド可能となっている。こ
のスライドバ−12はL字の水平部に一端の開放された
横溝13が設けられている。これにアッパ−コントロ−
ル装置11に固設したスライドピン14が嵌り横に平行
移動できる構成になっている。スライドピン14の下部
には上下のフランジ14a,14bが設けられ、これら
上下のフランジ14aと14bがスライドバ−12の上
面と下面に接触して移動する。
【0015】アッパ−コントロ−ル装置11の上部端に
短い筒体15が固定され、この筒体15を回転中心にし
て、アッパ−コントロ−ル装置11は下方にチルト可能
である。
短い筒体15が固定され、この筒体15を回転中心にし
て、アッパ−コントロ−ル装置11は下方にチルト可能
である。
【0016】16はアッパ−コントロ−ル装置11の上
部で、上記筒体15の反対側に挿し込まれたボルトで、
ロア−コントロ−ル装置10に固定されたナット17に
対しねじ込んでロア−コントロ−ル装置10とアッパ−
コントロ−ル装置11を一体化することができる。ボル
ト16にはコイルばね18が嵌挿されており、これによ
りアッパ−コントロ−ル装置11を常時上方に付勢して
いる。19はアッパ−コントロ−ル装置11に設けたス
ライド用長溝で、ボルト16がナット17に対し位置が
固定されていても、このスライド用長溝19が存在して
いるので、アッパ−コントロ−ル装置11は横にスライ
ドしてスライド状態Cに移すことが可能である。20は
アッパ−コントロ−ル装置11の側部に設けたハンドル
である。
部で、上記筒体15の反対側に挿し込まれたボルトで、
ロア−コントロ−ル装置10に固定されたナット17に
対しねじ込んでロア−コントロ−ル装置10とアッパ−
コントロ−ル装置11を一体化することができる。ボル
ト16にはコイルばね18が嵌挿されており、これによ
りアッパ−コントロ−ル装置11を常時上方に付勢して
いる。19はアッパ−コントロ−ル装置11に設けたス
ライド用長溝で、ボルト16がナット17に対し位置が
固定されていても、このスライド用長溝19が存在して
いるので、アッパ−コントロ−ル装置11は横にスライ
ドしてスライド状態Cに移すことが可能である。20は
アッパ−コントロ−ル装置11の側部に設けたハンドル
である。
【0017】(スクリ−ド部Bからスライド状態Cに移
動)図2の状態からボルト16をゆるめ、ロア−コント
ロ−ル装置10に取付けられたスライドバ−12とアッ
パ−コントロ−ル装置11に取付けられたスライドピン
14の摩擦接合部をゆるめる。次にハンドル20を持
ち、アッパ−コントロ−ル装置11を後側(図2の矢印
X方向)に引くと図3のスライド状態Cになる。
動)図2の状態からボルト16をゆるめ、ロア−コント
ロ−ル装置10に取付けられたスライドバ−12とアッ
パ−コントロ−ル装置11に取付けられたスライドピン
14の摩擦接合部をゆるめる。次にハンドル20を持
ち、アッパ−コントロ−ル装置11を後側(図2の矢印
X方向)に引くと図3のスライド状態Cになる。
【0018】スライド状態Cから図4のチルト状態Dに
移動させるには、ボルト16をコイルばね18のばね力
に抗して締込んでアッパ−コントロ−ル装置11を筒体
15を支点にして下側に下げる。
移動させるには、ボルト16をコイルばね18のばね力
に抗して締込んでアッパ−コントロ−ル装置11を筒体
15を支点にして下側に下げる。
【0019】コイルばね18は、スライドバ−12とス
ライドピン14のスベリ抵抗を減少させ、又チルト状態
Dからスライド状態Cに復帰させる時の緩衝部材の働き
をする。
ライドピン14のスベリ抵抗を減少させ、又チルト状態
Dからスライド状態Cに復帰させる時の緩衝部材の働き
をする。
【0020】
【発明の効果】コントロ−ル装置1は機体本体部Aから
リンク機構で回動してスクリ−ド部Bで回動し、さらに
ロア−コントロ−ル装置10に対し、アッパ−コントロ
−ル装置11を横にスライドさせてスライド状態とし、
この状態から下にチルト状態Dにすることができるよう
にした。この構成により、オペレ−タはステップ8の上
あるいは舗設部分9の上からでもコントロ−ル装置を運
転操作できるので、舗設の締固め具合を確認し乍ら一人
でも運転できる。又ステップ8上と舗設部分9上の往復
作業が無くなり、オペレ−タの負担がより軽減できる構
成となった。
リンク機構で回動してスクリ−ド部Bで回動し、さらに
ロア−コントロ−ル装置10に対し、アッパ−コントロ
−ル装置11を横にスライドさせてスライド状態とし、
この状態から下にチルト状態Dにすることができるよう
にした。この構成により、オペレ−タはステップ8の上
あるいは舗設部分9の上からでもコントロ−ル装置を運
転操作できるので、舗設の締固め具合を確認し乍ら一人
でも運転できる。又ステップ8上と舗設部分9上の往復
作業が無くなり、オペレ−タの負担がより軽減できる構
成となった。
【図1】本発明の構成を示し、(a)は側面図、(b)はコ
ントロ−ル装置の平面図。
ントロ−ル装置の平面図。
【図2】スクリ−ド部Bの詳細を示し、(a)は平面図、
(b)は側面図。
(b)は側面図。
【図3】スライド状態Cを示し、(a)は平面図、(b)は
側面図。
側面図。
【図4】チルト状態Dを示す。
【図5】先行技術のコントロ−ル装置の配置図。
【図6】同じく移動可能型コントロ−ル装置を示す。
【図7】改良されたコントロ−ル装置。
【図8】図7の装置でのオペレ−タの操作状態の説明
図。
図。
A 機械本体部 B スクリ−ド部 C スライド状態 D チルト状態 1 コントロ−ル装置 2 逆ヘ字形ア−ム 3 ピン 4 ピン 5 ピン 6 ピン穴 7 運転席 8 ステップ 9 舗設部分 10 ロア−コントロ
−ル装置 11 アッパ−コントロ−ル装置 12 スライドバ− 13 横溝 14 スライドピン 14a,14b フランジ 15 筒体 16 ボルト 17 ナット 18 コイルばね 19 スライド用長溝 20 ハンドル
−ル装置 11 アッパ−コントロ−ル装置 12 スライドバ− 13 横溝 14 スライドピン 14a,14b フランジ 15 筒体 16 ボルト 17 ナット 18 コイルばね 19 スライド用長溝 20 ハンドル
Claims (3)
- 【請求項1】 アスファルトフィニッシャ等の道路舗設
車両において、車両運転席に装着したコントロ−ル装置
(1)をリンク機構(2)を介し回動してスクリ−ド部(B)
に移動可能とし、一つのコントロ−ル装置(1)で車両運
転席操作とスクリ−ド部での運転操作の両操作を可能に
したものにおいて、 前記コントロ−ル装置(1)をロア−コントロ−ル装置(1
0)とこの上に載置されハンドル(20)を備えたアッパ−コ
ントロ−ル装置(11)とで構成し、 前記アッパ−コントロ−ル装置(11)はロア−コントロ−
ル装置(10)上で前後にスライドしてスクリ−ド部(B)か
らスライド状態(C)に移動可能にし、かつ該スライド状
態(C)から下方に傾斜してチルト状態(D)に変換可能に
したことを特徴とするアスファルトフィニッシャ等道路
建設車両の移動可能型コントロ−ル装置。 - 【請求項2】 スクリ−ド部(B)からスライド状態(C)
に移動させる機構が、ロア−コントロ−ル装置(10)の頂
部に固着された横溝(13)の付いたL型スライドバ−(12)
を備え、これに対しアッパ−コントロ−ル装置(11)には
スライドバ−(12)の横溝(13)に沿って移動するスライド
ピン(14)を備え、アッパ−コントロ−ル装置(11)の一端
にロア−コントロ−ル装置(10)の頂部をスライドする筒
体(15)が、又筒体(15)の反対側にロア−コントロ−ル装
置(10)の頂部に設けたナット(17)に対し螺合可能なボル
ト(16)を備え、かつ該ボルト(16)にそってスライドする
長溝(19)を備えていることを特徴とする請求項1記載の
アスファルトフィニッシャ等道路建設車両の移動可能型
コントロ−ル装置。 - 【請求項3】 スライド状態(C)からチルト状態(D)に
回動させる装置がボルト(16)の頭部とロア−コントロ−
ル装置(10)の頂部間にコイルばね(18)を備え、該ボルト
(14)の嵌る長溝(19)に沿って移動したのち、該コイルば
ね(18)に抗してボルト(16)をねじ込んでアッパ−コント
ロ−ル装置(11)を抑え込んで下降させるようにしたこと
を特徴とする請求項2記載のアスファルトフィニッシャ
等道路建設車両の移動可能型コントロ−ル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12944097A JPH10317316A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | アスファルトフィニッシャ等道路建設車両の移動可能型コントロ−ル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12944097A JPH10317316A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | アスファルトフィニッシャ等道路建設車両の移動可能型コントロ−ル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10317316A true JPH10317316A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=15009527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12944097A Pending JPH10317316A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | アスファルトフィニッシャ等道路建設車両の移動可能型コントロ−ル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10317316A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013124517A (ja) * | 2011-12-15 | 2013-06-24 | Sumitomo (Shi) Construction Machinery Co Ltd | チルト式コントロールスタンドのモニタ用ひさし構造 |
-
1997
- 1997-05-20 JP JP12944097A patent/JPH10317316A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013124517A (ja) * | 2011-12-15 | 2013-06-24 | Sumitomo (Shi) Construction Machinery Co Ltd | チルト式コントロールスタンドのモニタ用ひさし構造 |
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