JPH10316897A - 鋳鉄管用粉体塗料 - Google Patents

鋳鉄管用粉体塗料

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JPH10316897A
JPH10316897A JP6513498A JP6513498A JPH10316897A JP H10316897 A JPH10316897 A JP H10316897A JP 6513498 A JP6513498 A JP 6513498A JP 6513498 A JP6513498 A JP 6513498A JP H10316897 A JPH10316897 A JP H10316897A
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epoxy resin
bisphenol
curing agent
type epoxy
powder coating
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JP6513498A
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English (en)
Inventor
Hideo Koide
英夫 小出
Kazuyuki Onodera
和之 小野寺
Masashi Miyazawa
賢史 宮澤
Masayoshi Kitagawa
眞好 喜多川
Yoshisada Michiura
吉貞 道浦
Takaaki Deguchi
高亮 出口
Kazuhito Hanano
一仁 花野
Masahiko Saito
昌彦 斉藤
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Kurimoto Ltd
DIC Corp
Original Assignee
Kurimoto Ltd
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 硬化性に著しく優れ、低温硬化が可能となる
と同時に、貯蔵安定性、更に塗膜物性にも良好な鋳鉄管
用粉体塗料を提供する。 【解決手段】 液状ビスフェノールA型エポキシ樹脂と
ビスフェノールAとを反応させて得られる、αグリコー
ル量が0.03〜0.07meq/gで、かつ加水分解性塩
素が200ppm以下である固形ビスフェノール型エポ
キシ樹脂と、ビスフェノール系樹脂とを配合。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋳鉄管の内外面の
塗装に適した粉体塗料、更に詳しくは、密着性、耐水
性、耐薬品性および機械的特性に優れ、また、速硬化性
でなおかつ貯蔵安定性に優れる鋳鉄管用粉体塗料に関す
る。
【0002】
【従来の技術】上下道管、工業用水管、ガス管など広く
流体輸送に使用されている鋳鉄管類は土中埋設による外
面腐食や流体による内面腐食を防止するため塗装が施さ
れている。
【0003】近年、この鋳鉄管の内面腐食防止用の塗料
として、優れた防食性、密着性、耐水性、耐薬品性およ
び機械的特性よりエポキシ粉体塗料により塗装されるケ
ースが増加している。この粉体塗料は、塗装前に被塗物
を予熱し、この熱により、粉体塗料のレベリングおよび
硬化がなされる。そして、被塗物の予熱にかかるエネル
ギーコストは、製造物の製造コストに大きく影響する
為、このことから、現行200℃以上の予熱温度を15
0〜180℃へ低温化した硬化システムが求められてい
る。
【0004】この様な低温下での十分な粉体塗料の硬化
および塗膜形成を行うには、粉体塗料の硬化性を高める
ことが必要であり、その手段として例えば、粉体塗料の
主剤として用いるエポキシ樹脂として、固形ビスフェノ
ールA型エポキシ樹脂に、一部ノボラック型エポキシ樹
脂を併用する技術が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂に、一部ノボラック型エポキ
シ樹脂を併用した粉体塗料は、硬化性は改善されるもの
の、その一方で、塗料の貯蔵安定性や塗膜物性の低下が
起こるという課題を有していた。
【0006】本発明が解決しようとする課題は、硬化性
に著しく優れ、低温硬化が可能となると同時に、貯蔵安
定性、更に塗膜物性にも良好な鋳鉄管用粉体塗料を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記課題を
解決すべく鋭意検討した結果、鋳鉄管用粉体塗料に用い
るエポキシ樹脂として、特定のビスフェノール型エポキ
シ樹脂を用いることによって、貯蔵安定性、塗膜物性を
低下させることなく硬化性を著しく改善できることを見
いだし本発明を完成するに至った。
【0008】即ち、本発明が解決しようとする課題は、
αグリコール量が0.03〜0.07meq/gで、かつ加
水分解性塩素が200ppm以下である固形ビスフェノ
ール型エポキシ樹脂(A)とフェノール系硬化剤(B)
とを必須成分とすることを特徴とする鋳鉄管用粉体塗料
に関する。
【0009】本発明で用いる固形ビスフェノール型エポ
キシ樹脂(A)は、αグリコール量が0.03〜0.0
7meq/gで、かつ加水分解性塩素量が200ppm以下
にすることにより、貯蔵安定性と硬化性とを兼備させる
という従来にない効果を発現するものである。
【0010】即ち、加水分解性塩素量200ppm以下
において、硬化性が飛躍的に向上する。一方、加水分解
性塩量一定の基ではαグリコール量が0.03〜0.0
7meq/gの範囲において、優れた貯蔵安定性を発現す
る。そして、この0.03〜0.07meq/gの範囲にお
いては、加水分解性塩素量が低い方が貯蔵安定性は良好
なものとなり、前記200ppm以下においては極めて
顕著なものなる。ここで特筆すべきは、一般にαグリコ
ール量は低いほど硬化性は良好となるが、固形ビスフェ
ノール型エポキシ樹脂(A)においてはαグリコール量
0.03〜0.07meq/gと高いにも係わらず、優れた
硬化性を発現する点にある。
【0011】従って、αグリコール量が0.03〜0.
07meq/gで、かつ、加水分解性塩素量が200ppm
以下である固形ビスフェノール型エポキシ樹脂(A)
は、貯蔵安定性と共に硬化性とを兼備させることができ
る。
【0012】また、粉体塗料の硬化性と貯蔵安定性との
バランスが一層優れたものとなる点から、加水分解性塩
素は100ppm以下がより好ましく、αグリコール量は
0.03〜0.07meq/gの範囲が好ましい。
【0013】この様な固形ビスフェノール型エポキシ樹
脂(A)としては、常温で固形のものであれば特に制限
されないものであるが、具体的には、例えばビスフェノ
ールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹
脂、テトラブロモビスフェノールA型エポキシ樹脂、テ
トラブロモビスフェノールF型エポキシ樹脂等が挙げら
れる。これらの中でも特に本発明の効果がより顕著にな
る点からビスフェノールA型エポキシ樹脂が好ましい。
【0014】また、上記固形ビスフェノール型エポキシ
樹脂(A)は、ビスフェノール類とエピハロヒドリンと
を反応させる、所謂一段法にて製造されるものであって
もよいし、また、ビスフェノール類とエピハロヒドリン
とを反応させてビスフェノール型エポキシ樹脂を製造し
た後、当該エポキシ樹脂に更にビスフェノール類を反応
させる、所謂二段法にて製造したものであってもよい。
【0015】一段法としては、例えば、 エピクロルヒドリンとグリシドールとの混合物を、ビ
スフェノール類と反応させて、目的とする分子量まで反
応させる方法、 エピクロルヒドリンを予めアルカリ金属水酸化物と反
応させて、エピクロルヒドリンとグリシドールとの混合
物とし、次いで、これをビスフェノール類と反応させ
て、目的とする分子量まで反応させる方法、 エピクロルヒドリンとビスフェノール類とを目的とす
る分子量まで反応させて固形ビスフェノール型エポキシ
樹脂とした後、アルカリ金属水酸化物と反応させて末端
エポキシ基をαグリコール化する方法が挙げられ、
【0016】二段法としては、例えば、 エピクロルヒドリンを予めアルカリ金属水酸化物と反
応させて、エピクロルヒドリンとグリシドールとの混合
物とし、次いで、これをビスフェノール類と反応させて
中間液状エポキシ樹脂を得、次いで、これをビスフェノ
ール類で高分子量化する方法、 エピクロルヒドリンをビスフェノール類と反応させて
中間液状エポキシ樹脂を得、更にこれを、グリシドール
及びビスフェノール類と反応させて高分子量化する方
法、 エピクロルヒドリンをビスフェノール類と反応させて
中間液状エポキシ樹脂を得、これをアルカリ金属水酸化
物と反応させて末端エポキシ基をαグリコール化した
後、ビスフェノール類で高分子量化する方法、 エピクロルヒドリンをビスフェノール類と反応させて
中間液状エポキシ樹脂を得、更にこれをビスフェノール
類で高分子量化させて固形ビスフェノール型エポキシ樹
脂とした後、アルカリ金属水酸化物と反応させて末端エ
ポキシ基をαグリコール化する方法、等が挙げられる。
【0017】これらの中でも、特に目的とするエポキシ
当量への調整が容易である点から後者の二段法が好まし
く、特に、αグリコール量の調整が容易である点から
の方法が好ましい。
【0018】以下に方法について更に詳述する。即
ち、方法は、エピクロルヒドリンとアルカリ金属水酸
化物水溶液とを反応させてエピクロルヒドリンとグリシ
ドールとの混合物を得(工程1)、該混合物とビスフェ
ノール類とをアルカリ金属水酸化物の存在下に反応させ
て中間液状エポキシ樹脂を得(工程2)、次いで、該中
間液状エポキシ樹脂をビスフェノール類と反応させて高
分子量化する(工程3)ものである。
【0019】工程1におけるエピクロルヒドリンとアル
カリ金属水酸化物水溶液との反応条件としては、特に制
限されるものではないが、エピクロルヒドリンと1〜2
0重量%のアルカリ金属水酸化物の水溶液を70〜10
0℃、好ましくは85〜95℃で接触させる方法が挙げ
られ、このように反応させることにより容易にグリシド
ールとエピクロルヒドリンとの混合物を生成することが
できる。該混合物中のグリシドールとエピクロルヒドリ
ンとの存在比は、特に制限されないが、重量比率で、前
者/後者=(2〜10)/(98〜90)でなる範囲
が、生成エポキシ樹脂中のα−グリコール含有量の調整
が容易である点から好ましい。
【0020】次いで、工程2として、得られたエピクロ
ルヒドリンとグリシドールとの混合物とビスフェノール
類とをアルカリ金属水酸化物の存在下に反応させる。こ
こで、具体的な方法としては、特に制限されないが、生
産性の点から、工程1の反応終了後、そのまま該反応容
器にビスフェノール類を加えて溶解し、次いで、アルカ
リ金属水酸化物を添加する方法が挙げられる。
【0021】エピクロルヒドリンとグリシドールとの混
合物と、ビスフェノール類との反応割合は、特に制限さ
れないが、モル比で前者/後者=5〜20モルであるこ
とが、目的とするα−グリコール量の調整が容易で、か
つ、エポキシ当量を低減できる点で好ましい。
【0022】この際、グリシジルエーテル化の反応とし
ては、具体的には、 工程2の1:ビスフェノール類とグリシドールを含有し
たエピクロルヒドリン中に、常圧又は減圧下、70〜1
10℃で5〜50重量%アルカリ金属水酸化物の水溶液
を連続的に添加し、3〜5時間反応させた後、有機溶媒
及び水を加え、生成した塩化ナトリウムを分液除去し、 工程2の2:次いで、有機層に5〜50重量%アルカリ
金属水酸化物の水溶液を加え、70〜100℃、1〜2
時間反応させ、反応終了後、副生したアルカリ金属塩を
水を加えて溶解して除き、更に、エピクロルヒドリンを
蒸留により回収し、目的とする中間液状エポキシ樹脂を
製造することができる。
【0023】この際、工程2の2におけるアルカリ金属
水酸化物水溶液の使用量を調整することによって、中間
液状エポキシ樹脂中の加水分解塩素量を調整することが
でき、それによって最終的に得られる固形ビスフェノー
ル型エポキシ樹脂(A)中の加水分解塩素量を調整でき
る。
【0024】具体的には、固形ビスフェノール型エポキ
シ樹脂(A)中の加水分解塩素量を200ppm以下に
する為には、中間液状エポキシ樹脂中の加水分解塩素量
を300ppm以下にすることが好ましく、その場合、
工程2の2におけるアルカリ金属水酸化物水溶液の使用
量を、工程2の1で得られた粗エポキシ樹脂中の塩素原
子に対して1.3〜2.0当量となる割合にすることが
好ましい。また、固形ビスフェノール型エポキシ樹脂
(A)中の加水分解塩素量を100ppm以下にするに
は、中間液状エポキシ樹脂中の加水分解塩素量を160
ppm以下にすることが好ましく、その場合、工程2の
2におけるアルカリ金属水酸化物水溶液の使用量を、工
程2の1で得られた粗エポキシ樹脂中の塩素原子に対し
て1.5〜2.0当量となる割合にすることが好まし
い。
【0025】ここで、使用し得るビスフェノール類は、
特に制限されず、例えば、ビスフェノールA、ビスフェ
ノールF、ビスフェノールS、テトラブロモビスフェノ
ールA等が挙げられる。これらのなかでも、本発明の効
果が顕著になる点からビスフェノールAが好ましい。
【0026】また、固形ビスフェノール型エポキシ樹脂
(A)中のαグリコール含有量を0.03〜0.07me
q/gの範囲にするには、工程2で得られる中間液状エ
ポキシ樹脂は、α−グリコール含有量が、0.04〜
0.1meq/gであることが好ましい。その他、生成した
中間液状エポキシ樹脂の性状は、特に制限されるもので
はないが、エポキシ当量160〜230g/eq、なかでも
170〜210g/eq、粘度1,000〜100,000
cps、なかでも3,000〜40,000cpsの範
囲が、また、工程3の高分子量化反応における取り扱い
が容易である点から好ましい。
【0027】次に、工程3として、中間液状エポキシ樹
脂に更にビスフェノール類を反応させることによって、
より高分子量で、かつ、α−グリコール量の高いエポキ
シ樹脂を得ることができる。
【0028】反応方法としては、特に制限されるもので
はないが、中間液状エポキシ樹脂とビスフェノール類を
反応容器に仕込み、反応触媒を加え、不活性ガス封入下
で撹拌しながら加熱し、撹拌しながら反応させる方法が
挙げられる。
【0029】ここで、使用し得るビスフェノール類は、
特に制限されず、例えば、ビスフェノールA、ビスフェ
ノールF、ビスフェノールS、テトラブロモビスフェノ
ールA等が挙げられる。これらのなかでも、本発明の効
果が顕著になる点からビスフェノールAが好ましい。
【0030】工程3の反応に使用される反応触媒として
は、特に制限されるものではないが、例えば、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物、
炭酸ナトリウム等のアルカリ金属塩類、トリブチルアミ
ン等のアミン類、トリフェニルホスフィン等のホスフィ
ン類等、エポキシ基とフェノール性水酸基の反応に使用
される触媒が何れも使用できる。
【0031】この反応の反応温度は100〜250℃で
あることが好ましい。即ち、100℃以上では反応の進
行が速く、反応長時間が短くなる他、250℃以下では
エポキシ基の副反応が起こりにくく、目的とするエポキ
シ当量への調整が容易になる。
【0032】この様にして得られる固形ビスフェノール
型エポキシ樹脂(A)は、α−グリコール含有量が0.
03〜0.07meq/gで、かつ、加水分解性塩素が20
0ppm以下の範囲となり、貯蔵安定性が飛躍的に改善
される。
【0033】また、得られたエポキシ樹脂のエポキシ当
量や溶融粘度は、中間液状エポキシ樹脂とビスフェノー
ル類との仕込み比率や、樹脂構造に依存するため特に制
限されないが、耐ブロッキング性、粉体塗料の製造が容
易である点から、既述の通り、エポキシ当量500〜1
500g/eq、なかでも740〜1300g/eq、
希釈粘度(樹脂分40%ジエチレングリコールモノブチ
ルエーテル溶液での25℃におけるガードナー粘度)で
C〜Z9、なかでもX〜Z7の範囲が好ましい。
【0034】また、得られた固形ビスフェノール型エポ
キシ樹脂(A)は、既述の通り、α−グリコール含有量
が0.03〜0.07meq/gの範囲で、かつ、加水分解
性塩素量が、200ppm以下であるが、更に、粉体塗
料の硬化性と貯蔵安定性とのバランスが一層優れたもの
となる点から、αグリコール量は0.03〜0.07me
q/gの範囲で、かつ、加水分解性塩素は100ppm以下
であることが好ましい。
【0035】本発明で用いられる固形ビスフェノール型
エポキシ樹脂(A)のエポキシ当量は特に制限されるも
のではないが、耐ブロッキング性、粉体塗料化の容易さ
の点から500g/eq〜1500g/eqであることが好ま
しく、特にこれらの効果が顕著である点からエポキシ当
量740g/eq〜1300g/eqであることが好ましい。
【0036】また、本発明の効果を損なわない範囲で、
フェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボ
ラック型エポキシ樹脂、ビスフェノールノボラック型エ
ポキシ樹脂等のその他の多官能性エポキシ樹脂を併用し
てもよい。
【0037】次に、本発明で用いられるフェノール系硬
化剤(B)としては、特に限定されるものではなく、フ
ェノールノボラック樹脂、クレゾールノボラック樹脂、
ビスフェノール型ノボラック樹脂等のノボラック樹脂、
ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノール
S、テトラブロモビスフェノールA等のビスフェノール
類、該ビスフェノール類を該ビスフェノール類のジグリ
シジルエーテルで高分子量化するか、或は、エピクロル
ヒドリンと該ビスフェノール類とを後者が過剰となる割
合で反応させて得られるビスフェノール系樹脂が挙げら
れる。これらの中でも、塗膜の可撓性、密着性の点か
ら、ビスフェノール類、及び、ビスフェノール系樹脂に
代表されるビスフェノール系硬化剤が好ましい。
【0038】このビスフェノール系硬化剤のなかでも特
に下記一般式1で示されるビスフェノール型フェノール
樹脂が塗膜の可撓性、密着性および強度の点から好まし
い。
【0039】
【化2】
【0040】(式中、Rは水素原子もしくは炭素原子数
1〜4のアルキル基、フェニル基であり、nは0〜6の
整数である。)
【0041】この様なフェノール化合物の中でも特に、
Rがメチル基であることがピンホール防止性、耐食性等
の点で好ましい。
【0042】また、本発明においては、上記フェノール
系硬化剤(B)と共に、イミダゾリン系化合物、ジシア
ンジアミド、ポリカルボン酸ヒドラジド及びその誘導体
等のその他の硬化剤(B’)を併用することが好まし
く、特にジシアンジアミドが塗膜の可撓性、密着性およ
び強度が著しく良好となる点から好ましい。特に、硬化
剤(B)として上記一般式1で表される樹脂と、硬化剤
(B’)としてジシアンジアミドとを併用することが、
可撓性、密着性および強度の改善効果が顕著なものとな
る。
【0043】上記した硬化剤(B)及び硬化剤(B’)
の使用量は特に制限されるものではないが、当量基準
で、(固形ビスフェノール型エポキシ樹脂(A)中のエ
ポキシ基)/(硬化剤(B)及び硬化剤(B’)中の活
性水素の合計)=(1.0/0.6)〜(1.0/1.
2)となる割合であることが好ましい。また、必要に応
じてイミダゾール等の硬化促進剤を併用してもよい。
【0044】本発明の鋳鉄管用粉体塗料は、必要に応じ
て体質顔料/又は着色材、例えば硫酸バリウム、酸化チ
タン、タルク、炭酸カルシウム、炭酸バリウム、シリ
カ、マイカ、アルミナ、カーボンブラック、フタロシア
ニングリーン、フタロシアニンブルーなどを配合するこ
とができる。これらの体質顔料/又は着色材の使用量は
特に限定されるものではないが、粉体塗料中10〜50
重量%となる範囲であることが好ましい。
【0045】かかる材料を用いての粉体塗料化は、通常
の方法にて行うことができる。即ち、固形ビスフェノー
ル型エポキシ樹脂(A)、硬化剤(B)及び硬化剤
(B’)に、更に必要に応じ、体質顔料/又は着色材、
その他の添加剤などを粗粉砕、配合し、この配合物をヘ
ンシェルミキサーなどを用いて十分に粉砕、混合した後
加熱されたエクストゥルーダーを用いて溶融混練し、冷
却後粉砕、分級して得られる。
【0046】この様にして得られる本発明の鋳鉄管用粉
体塗料は、平均粒子径20〜150であることが好まし
い。
【0047】
【実施例】以下に本発明を実施例により詳述するが、本
発明はこれらに限定されるものではない。
【0048】合成例1 撹拌機、温度計、冷却器付きデカンターを付したフラス
コにエピクロルヒドリン370g(4モル)と3%水酸
化ナトリウム111gを入れ90℃で2時間分撹拌し
た。
【0049】撹拌を停止し、エピクロルヒドリン層をサ
ンプリングし、グリシドール含有量を測定した所、4.
5重量%であった。水層を分離除去した後、ビスフェノ
ールA228g(1モル)を加え溶解し、それに、減圧
下、70℃で48%水酸化ナトリウム水溶液158g
(1.9モル)を撹拌しながら適下した。その間、フラ
スコを加熱し続け、エピクロルヒドリンをフラスコ内に
戻し続けた。
【0050】更に、30分間撹拌を続けた後、エピクロ
ルヒドリンを150℃で蒸留回収後、トルエン440g
と水170g加え、生成した塩化ナトリウムを溶解し撹
拌を止め、分液により塩化ナトリウム水層を除去した。
【0051】次に、5%水酸化ナトリウム水溶液115
gを加え、80℃にて1時間撹拌後、撹拌を止め、分液
により水層を除去した。更に、水170gを加えて水洗
し、水層を棄却した後、脱水、濾過工程を経てトルエン
を蒸留回収、中間物である液状エポキシ樹脂を得た。こ
の中間液状エポキシ樹脂性状は表−1の通りであった。
【0052】四つ口フラスコに、上記手法で合成した液
状ビスフェノールA型エポキシ樹脂70.4重量部に、
ビスフェノールA39.6重量部を採り、水酸化ナトリ
ウム100ppmを添加し、窒素気流下140℃で8時間
加熱撹拌した。得られた樹脂は、エポキシ当量910g
/eq,粘度S−T(不揮発分40%フ゛チルカルヒ゛トール溶液でのカ゛ート
゛ナー粘度)、融点100℃であった。
【0053】合成例2 エピクロルヒドリンと3%水酸化ナトリウムの反応時間
を3時間とし、5%水酸化ナトリウム水溶液100gと
する以外は、実施例1と同様の工程操作を用い中間物で
ある液状エポキシ樹脂を得た。この中間液状エポキシ樹
脂性状は表−1の通りであった。
【0054】この液状ビスフェノールA型エポキシ樹
脂、及び、ビスフェノールAを表−1の仕込み比率で用
い、合成例1と同様にして反応を行い、樹脂2を得た。
合成物性状は表−1の通りであった。
【0055】合成例3 5%水酸化ナトリウム水溶液100gとする以外は、実
施例1と同様の工程操作を用い中間物である液状エポキ
シ樹脂を得た。この中間液状エポキシ樹脂性状は表−1
の通りであった。
【0056】この液状ビスフェノールA型エポキシ樹
脂、及び、ビスフェノールを表−1の仕込み比率で用
い、合成例1と同様にして反応を行い、樹脂3を得た。
合成物性状は表−1の通りであった。
【0057】合成例4 5%水酸化ナトリウム水溶液85gとする以外は、実施
例1と同様の工程操作を用い中間物である液状エポキシ
樹脂を得た。この中間液状エポキシ樹脂性状は中間物で
ある液状エポキシ樹脂を得た。この中間液状エポキシ樹
脂性状は表−1の通りであった。
【0058】この液状ビスフェノールA型エポキシ樹
脂、及び、ビスフェノールAを表−1の仕込み比率で用
い、合成例1と同様にして反応を行い、樹脂4を得た。
合成物性状は表−1の通りであった。
【0059】合成例5 市販の液状ビスフェノールA型エポキシ樹脂(「EPI
CLON 840S」大日本インキ化学工業社製、EE=
184)、及び、ビスフェノールAを表−1の仕込み比
率で用い、合成例1と同様にして反応を行い、樹脂3を
得た。
【0060】合成物性状は表−1の通りであった。
【0061】合成例6 エピクロルヒドリンと3%水酸化ナトリウムの反応時間
を3.5時間とする以外は、実施例1と同様の工程操作
を用い中間物である液状エポキシ樹脂を得た。この中間
液状エポキシ樹脂性状は表−1の通りであった。
【0062】この液状ビスフェノールA型エポキシ樹
脂、及び、ビスフェノールAを表−1の仕込み比率で用
い、合成例1と同様にして反応を行い、樹脂6を得た。
合成物性状は表−1の通りであった。
【0063】
【表1】
【0064】実施例1〜5及び比較例1〜4 表−2に記載の成分を粗粉砕したのち、表−2に記載の
割合で配合し、ヘンシェルミキサーを用いて充分に粉
砕、混合した。その後、110℃に加熱されたエクスト
ルーダーを用いて溶融混練し、押出し、冷却後粉砕、分
級して粒径20〜50μmの粉体塗料を得た。
【0065】得られた粉体塗料を用いて、各実施例並び
に比較例のゲルタイム、貯蔵安定性、硬化塗膜の外観、
耐衝撃試験、エリクセン試験、塩水噴霧テスト、耐水性の
評価を以下の基準に従って行った。
【0066】尚、硬化塗膜の外観、耐水性の試験は、得
られた粉体塗料を150mm×70mm×7.0mmの大きさ
のダクタイル鋳鉄片にショットブラストを行い酸化スケ
ールを除去した後、150〜180℃に加熱した試験片
の表面に吹き付け塗装したのち放冷して、厚さ80〜1
20μmの塗膜を形成して評価を行った。
【0067】また、耐衝撃試験及び塩水噴霧試験は、1
50mm×70mm×2.0mmの鋼板を、エリクセン試験
は、90mm×90mm×1.2mmの鋼板を用い、同様にし
てそれぞれ80〜120μmの塗膜を形成して評価を行
った。
【0068】(ゲルタイム)200℃でキュアプレート
で測定 (貯蔵安定性)[40℃1週間保持後のゲルタイム/調
整直後のゲルタイム]×100 (耐衝撃試験)JIS K 5400-1990の8・3・
2(デュポン式衝撃試験)により試験した。 (エリクセン試験)JIS Z 2247のA法により
評価した。 (塩水噴霧試験)塗膜面に基材に達する傷を入れ、35
℃で5%NaCl水溶液を500時間連続噴霧して塗膜
の状態および傷口にナイフをいれてのクリープの剥離幅
を調べた。
【0069】
【表2】
【0070】(表中、「EPICLON 4050」は、大日本イ
ンキ化学工業社製ビスフェノールA型エポキシ樹脂,EE
=950、「EPICLON N-690」は大日本インキ化学工業社製
クレゾールノボラック型エポキシ樹脂,EE=200,7.3核
体、「2MZ」は四国化成工業社製メチルイミダゾー
ル、「エヒ゜キュア170」は油化シェルエポキシ社製ビスフ
ェノールA型硬化剤(ビスフェノールAと、ビスフェノ
ールAのジグリシジルエーテルとの反応物),フェノー
ル性水酸基含有率3.0meq/g)
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、硬化性に優れると同時
に、貯蔵安定性が著しく改善され、更に防食性、密着
性、耐水性、耐薬品性および機械的特性といった塗膜物
性にも良好な鋳鉄管用粉体塗料を提供できる。
フロントページの続き (72)発明者 喜多川 眞好 大阪府大阪市西区北堀江1丁目12番地19号 株式会社栗本鐵工所内 (72)発明者 道浦 吉貞 大阪府大阪市西区北堀江1丁目12番地19号 株式会社栗本鐵工所内 (72)発明者 出口 高亮 大阪府大阪市西区北堀江1丁目12番地19号 株式会社栗本鐵工所内 (72)発明者 花野 一仁 大阪府大阪市西区北堀江1丁目12番地19号 株式会社栗本鐵工所内 (72)発明者 斉藤 昌彦 大阪府大阪市西区北堀江1丁目12番地19号 株式会社栗本鐵工所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 αグリコール量が0.03〜0.07me
    q/gで、かつ加水分解性塩素が200ppm以下である
    固形ビスフェノール型エポキシ樹脂(A)と、フェノー
    ル系硬化剤(B)とを必須成分とすることを特徴とする
    鋳鉄管用粉体塗料。
  2. 【請求項2】 固形ビスフェノール型エポキシ樹脂
    (A)が、エポキシ当量740〜1300g/eqのもの
    である請求項1記載の鋳鉄管用粉体塗料。
  3. 【請求項3】 固形ビスフェノール型エポキシ樹脂
    (A)が、液状ビスフェノール型エポキシ樹脂にビスフ
    ェノール類を反応させて得られるものである請求項1又
    は2記載の鋳鉄管用粉体塗料。
  4. 【請求項4】 フェノール系硬化剤(B)が、ビスフェ
    ノール系硬化剤である請求項1、2又は3記載の鋳鉄管
    用粉体塗料。
  5. 【請求項5】 ビスフェノール系硬化剤が、下記一般式
    1で示されるものである請求項4記載の鋳鉄管用粉体塗
    料。 【化1】 (式中、Rは水素原子もしくは炭素原子数1〜4のアル
    キル基、フェニル基であり、nは0〜6の整数であ
    る。)
  6. 【請求項6】 固形ビスフェノール型エポキシ樹脂
    (A)と、フェノール系硬化剤(B)に加え、更に、そ
    の他の硬化剤(B’)を併用する請求項1〜5の何れか
    1つに記載の鋳鉄管用粉体塗料。
  7. 【請求項7】 固形ビスフェノール型エポキシ樹脂
    (A)とフェノール系硬化剤(B)及びその他の硬化剤
    (B’)との使用割合が、当量基準で、(固形ビスフェ
    ノール型エポキシ樹脂(A)中のエポキシ基)/(硬化
    剤(B)及びその他の硬化剤(B’)中の活性水素の合
    計)=(1.0/0.6)〜(1.0/1.2)となる
    割合である請求項6記載の鋳鉄管用粉体塗料。
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