JPH10316182A - ティッシュペーパー用ボックス、およびその折畳方法 - Google Patents

ティッシュペーパー用ボックス、およびその折畳方法

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JPH10316182A
JPH10316182A JP9129031A JP12903197A JPH10316182A JP H10316182 A JPH10316182 A JP H10316182A JP 9129031 A JP9129031 A JP 9129031A JP 12903197 A JP12903197 A JP 12903197A JP H10316182 A JPH10316182 A JP H10316182A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ティッシュペーパーの残量が減少しても、良
好なポップアップ機能の確保が可能となる、新規な構造
からなるティッシュペーパー用ボックス、およびその折
畳方法を提供する。 【解決手段】 ティッシュペーパー9を封入可能とする
四角筒状のボックス本体1を備え、その左右各開口部
6,7に、互いに糊着されることによって該開口部6,
7を閉鎖するようにした糊代片31,51と開口閉鎖片
24,41とを設け、該ボックス本体1の前面部3およ
び背面部5には、内側方向に折曲可能な折り目部81,
81を刻設し、該折り目部81,81に相当する各糊代
片31,51には切り目部32,52を形成する一方、
上側の開口閉鎖片24には鉤爪片82を、また、下側の
開口閉鎖片41には、前記鉤爪片82を掛合状に差し込
む差し込み部85を夫々形成してなるティッシュペーパ
ー用ボックスとするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】この発明は、複数枚のティッシュペーパ
ーが折り重ねられて収容され、順次引き出すことによ
り、次のティッシュペーパーの一部がポップアップし、
待機状態に引き出されてしまうように構成されたティッ
シュペーパー用ボックスに係り、特に、収容されたティ
ッシュペーパーの残量が減少しても、なお良好なポップ
アップ機能が確保されるようにした、新規な構造からな
るティッシュペーパー用ボックス、およびその折畳方法
を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】現在、一般に広く利用されているティッ
シュペーパー用ボックスは、ティッシュペーパーの1枚
ずつを、互い違い状に折り重ねてボックス本体内に収容
し、同ボックス本体の上面部に設けられた取出し口か
ら、最上のティッシュペーパーを引き出すと、これに引
き摺られ、次のティッシュペーパーの一部がポップアッ
プして引き出されるように構成されているが、実際に使
用していると、ティッシュペーパーの残量の減少に従
い、次のティッシュペーパーが取出し口に引き出されな
くなり、取出し口から指を差し込んで、ティッシュペー
パーの端部を捜しながら引き出すという煩らわしさを経
験することが多く、誤ってティッシュペーパーの中央部
を摘み、引き出してしまうと、これに続く次のティッシ
ュペーパーも引き出されなかったり、あるいは、摘み具
合によって必要以上の枚数のティッシュペーパーを一度
に引き出してしまう等、思うように取り出せなくなると
いう欠点があった。
【0003】このように、残量の減少に伴うポップアッ
プ機能の低下を防止するために、現行のティッシュペー
パー用ボックスの多くは、ティッシュペーパーの減少時
に、同ボックスの底面部の略中央部に設けられた切出し
案内に沿って、一対の舌片をボックス本体内に押し込む
用に切出すと同時に、底面部より起立させ、ティッシュ
ペーパーの中央を上方に持ち上げた状態に保持するよう
に構成され、ティッシュペーパーが減少した分を持ち上
げ可能にしている。
【0004】しかしながら、このような従前からの構造
では、ティッシュペーパー取り出し時に受ける力で、大
抵のものは舌片の起立状態を確実に維持していくことが
難しくなり、狙いどおりの安定したポップアップ機能を
得られなくしてしまうという難点を抱えており、更には
底面部の舌片を切出した跡に貫通孔が形成されることと
なって、ボックス内への埃の侵入を許してしまい、中の
ティッシュペーパーを衛生的に保管できなくする慮等の
弊害もあって、所期の目的を確保する上で、必ずしも十
分な構造のものという訳にはいかないものであった。
【0005】そこで、ボックス本体の4つの側壁面を蛇
腹状に形成し、圧縮可能とするティッシュペーパー用ボ
ックスが、実開昭63−94179号公報に開示されて
いる。同公報に開示されているティッシュペーパー用ボ
ックスは、4周の側面全面に予め蛇腹用の屈曲加工を施
しておかなければならず、事前のボックス加工工程が繁
雑になると同時に、従前までのティッシュペーパー装填
工程をそのまま使用できない(特に常時伸縮する傾向を
付与したもの)こととなって製品全体のコストが割高に
ついてしまうという恨みがある上、その構造上から4周
面が蛇腹の襞分だけ広がり、容積を僅かといえども増や
す結果、梱包や保管、輸送、展示等、製品取り扱い段階
において不都合を来してしまうという大きな欠陥を有す
るものであった。
【0006】本願発明者は、以上のような状況から、現
行製造ラインを大きく変更させることなく、最小限のラ
インの変更によって製造可能であり、ティッシュペーパ
ーの残量が減少したときには、ボックス本体を簡単に折
り畳み、圧縮可能である上、圧縮された状態の形態維持
を確実にするティッシュペーパー用ボックスの実用化の
必要性に着目し、その圧縮構造や圧縮後のボックス本体
の形状を維持するための構造について、鋭意研究、開発
を試みると共に、ボックス本体の側面部の折畳方法や左
右各開口部の封鎖処理構造等、あらゆる観点から長期に
渡る試行錯誤と幾多の実験を繰り返してきた結果、今
回、遂に後述するとおりの新規な構造からなるティッシ
ュペーパー用ボックス、およびその折畳方法を完成する
と共に、その実用化にも成功したものであり、以下で
は、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その
構成を詳述することとする。
【0007】
【発明の構成】図面に示すこの発明を代表する実施例か
らも明確に理解されるように、この発明に包含されるテ
ィッシュペーパー用ボックスは、基本的に次のような構
成から成り立っている。即ち、ティッシュペーパーを引
き出す取出し口を形成するための、切出し案内部を備え
た上面部を有し、該上面部の前面から底面、背面と連な
る前面部、底面部および背面部を備えることにより、四
角筒状のボックス本体を形成し、その左右の各開口部に
は、夫々前面部および背面部の各端縁から何れも開口部
内側方向に向かう一対の糊代片が形成されると共に、上
面部および底面部の各端縁からは、何れも開口部内側方
向に向かい、且つ何れか一方の端縁が他方の端縁に一部
重なり状となって糊代部となるようにした一対の開口閉
鎖片が形成され、これら開口閉鎖片を、自らの糊代部お
よび先の糊代片で糊着し、ボックス本体左右各開口部を
閉鎖状となし、その内部にティッシュペーパーを封入可
能とする筐体に形成されるようにする.
【0008】そして、一対の糊代片および一対の開口閉
鎖片の形成されたボックス本体の前面部および背面部の
対応する位置には、予め、ボックス本体の内側方向に折
曲可能な水平状の折り目部が夫々刻設され、また、該折
り目部の延長線上に相当する各糊代片には、切り目部ま
たは切り目案内部が夫々形成され、更に前記開口閉鎖片
の中の何れか一方には、その先端に鉤爪片または鉤爪片
用の切出し案内部が形成されると共に、他方の開口閉鎖
片には、その基端近傍に、先の鉤爪片を差し込み、掛合
状とする差し込み部または差し込み部用の切抜き案内部
が形成されてなるものとしたティッシュペーパー用ボッ
クスである。
【0009】ボックス本体は、複数枚折り畳まれると共
に、重ね合わされたティッシュペーパーを、周囲の埃等
から保護するように、纏めて収容する機能を果たすもの
であり、例えば、後述する実施例のような所定厚の厚紙
製のものの外に、リサイクル可能な合成樹脂製であり、
有色、不透明、透明、あるいは半透明等に形成され、テ
ィッシュペーパーの残量を外から視認できるようにした
ものや、各部形状に形取られた厚紙片等を表布で被覆す
ると共に、互いに連結して構成され、中に収容するティ
ッシュペーパーのみを、繰り返し交換、装填することに
より、ボックス本体を使い捨てするこなく、繰り返し使
用するようにしたもの等とすることも可能である。
【0010】折り目部は、前面部および背面部の夫々
を、上面部および底面部に略平行な直線に沿って、ボッ
クス本体の内側に向けて谷状に折り曲げ可能とする機能
を果たすものであり、具体的には、後述する実施例のよ
うに、ボックス本体を形成する紙または樹脂等のシート
状の素材を、成形、組立てする何れかの過程においてプ
レスすることにより刻設するか、あるいは、肉厚の一部
を切除して形成するようにしたものとすることも可能で
ある外、ミシン孔により脆弱化するか、または、前面部
および背面部の折り目部に対応する部位を完全に切離し
状に形成した後に、布または軟質樹脂シート等を表裏何
れか一方、もしくは双方より貼り付ける等して折り畳み
可能に連結することも可能である。
【0011】糊代片は、前面部および背面部の、左右開
口部に相当する端縁部に設けられ、ティッシュペーパー
用ボックスが完成されたときには、開閉封鎖片の内側面
に接着されており、該開閉封鎖片を裏面側から保持し、
補強する機能を果たすものであり、前面部および背面部
に連続的に設けられた上、開閉封鎖片に接合されること
により、隅部を閉鎖状に保ち、不要な埃等がボックス本
体内に侵入することを防止する機能をも果たす。そし
て、その接着の構造は、例えば、後述する実施例の糊着
構造の外に、ボックス本体が合成樹脂等により形成され
ているような場合には、加熱または溶剤等によって糊代
片を開閉封鎖片に対して溶着固定するものとすることも
可能である。
【0012】また、糊代片には、前面部および背面部の
折り目部の折り曲げを妨げないように、上下2つに分離
される切り目部、または、上下2つに分離する作業を容
易にする薄肉溝状に形成されるか、ミシン目孔に形成さ
れる等した、切り目案内部が形成されており、さらに、
切り目部または切り目案内部の形成されていないものに
あっては、糊代片と前面部または背面部との境界辺り
に、薄肉溝状に形成されるか、ミシン目孔に形成される
等した、切除案内部が形成され、糊代片全体をボックス
本体から切除可能とすることができる。
【0013】前記糊代片に設けられた切り目部は、切り
裂きの切っ掛けを作るために、縁部にのみ形成された、
三角状の切欠であってもよく、また、ボックス本体とは
別体に形成され、後付け接着されて、該接着を剥がし取
ることにより、糊代片を切除可能とするものや、糊代片
の根元部分に一体状に埋設もしくは貼着された引裂き用
の紐、あるいは樹脂テープ等からなり、該紐またはテー
プの端を、ボックス本体から引き放すことにより、糊代
片全体も一緒に切除可能とするものであってもよい。
【0014】糊代片は、ボックス本体の折畳時に、その
圧縮高さを規制する如く、上下面部の内側に当接し、支
持する機能を果たすように構成することも可能である。
例えば、後述する実施例のように、糊代片の上下端部
を,予め,所定角度に切除しておくか、または、ボック
ス本体を圧縮するときに、手作業によって上下端部を所
定角度に切除するか、もしくは、所定角度に折り畳むこ
ともできる。この糊代片の上下端部を切除するための具
体的な構造としては、糊代片の縁部に、切取りの切っ掛
けを作る三角状の切り欠き部を形成するか、切除部分に
沿って溝状の薄肉部分を刻設するか、または、ミシン目
孔等を形成しておき、この部分から糊代片を切除するよ
うに構成することもできる。一方、糊代片の上下端部を
折り畳むための具体的な構造としては、溝状の薄肉部分
を刻設したものとしたり、ミシン目孔等を形成したもの
としておき、この部分を手作業により、ボックス本体の
内側に向けて折り畳み可能に構成することも可能であ
る。
【0015】開口閉鎖片は、糊代片の外側、および、一
方の開口閉鎖片の一部に、他方の開口閉鎖片の一部が、
重ね合わせ接着され、ボックス本体の左右の開口を封鎖
する機能を果たすものであり、さらに、後述する実施例
にも示されるように、何れか一方の開口閉鎖片の先端に
は、他方の開口閉鎖片の差し込み部に、差し込み、掛合
状となる矢じり状を成す、鉤爪片が形成されているか、
または、鉤爪片を切り出す、溝状の薄肉部、もしくは、
ミシン目孔等からなる切出し案内部を形成しており、該
矢じり状の鉤爪片を切り出すことができるように構成さ
れている。
【0016】また、差し込み部は、鉤爪片を受入れ、そ
れが不用意に抜け外れないよう仮着状に保持する機能を
果たすものであり、後述する実施例のように、鉤爪片が
差し込まれたときに、矢じり状に掛合される水平状のス
リットに形成されたものや、ボックス本体の高さを多様
に圧縮可能とする如く、複数の高さ位置に形成すること
も可能であり、さらに、複数設ける場合には、例えば、
差し込みを容易にするように、「王」字状、または
「H」字状等の、連続するスリット孔状に形成すること
も可能である。また、必要があれば、差し込まれた鉤爪
片がボックス本体内のティッシュペーパー端縁に接触し
て差し込み操作に支障がでないように、差し込み部の形
成される開口閉鎖片の外側で、鉤爪片の受入れに相応し
い箇所、または開口閉鎖片の内側で、スリット等の差し
込み部を設けた位置の下方に、ポケット状、筒状、ある
いは保護板状等に形成された保護部材を添設状に設ける
ようにしたものとすることもできる。
【0017】
【関連する発明】上記したティッシュペーパー用ボック
スに関連して、この発明には、ティッシュペーパー用ボ
ックスにおいて、ティッシュペーパーが減少した際のボ
ックス本体の折畳方法をも包含しており、そのティッシ
ュペーパー用ボックスの折畳方法の要旨とするところ
は、先ず、第一段階として、ボックス本体開口部から所
定量の重ね折りしたティッシュペーパーが装填され、左
右両開口部を夫々一対の開口閉鎖片で封入状としてなる
ボックス型ティッシュペーパーの、収容されたティッシ
ュペーパーの残量が減少したときに、ボックス本体の左
右各開口部における一対の開口閉鎖片を、自らの糊代部
および先の糊代片から強制的に剥がし、開口閉鎖片およ
び糊代片を、共にフリーの状態としてしまう。
【0018】その後、糊代片に切り目部が設けられてい
ないものでは、その切り目案内部に従って上下に切断す
るか、切除案内部に従って全体を切除してしまうかする
と共に、糊代片の上下端が所定角度に切除されていない
ものでは、その所定角度切除案内部または所定角度折り
畳み用折目部に従って所定角度に切除または折り畳んだ
上、ボックス本体前面部および背面部を、夫々の折り目
部に従って内側に向けて谷折りしてボックス本体の高さ
を圧縮すると共に、左右各開口部における夫々一対の開
口閉鎖片の中の一方の開口閉鎖片先端に用意されている
鉤爪片、または同切出し案内部に沿って切り出した鉤爪
片を、他方の開口閉鎖片に設けられている差し込み部、
または差し込み部用の切抜き案内部に従って切り抜いた
差し込み部に差し込み、掛合状としてしまい、圧縮状と
なっているボックス本体の左右両開口部を再び開口閉鎖
片で閉鎖状にすると共に、ボックス本体を圧縮状に保持
するようにして折り畳みを完了するものである。
【0019】ティッシュペーパーは、複数枚が互いに半
分ずつを抱き合わされ、互い違い状に折り重ねられ、最
上の一枚をボックス本体から引き出すと、次の一枚が、
その一部を続けて引き摺り出されるようになっており、
その素材は、例えばパルプからなるちり紙や、厚手の吸
水(吸油)紙、または、ビニールシートや不織布等の樹
脂製のシート、綿等の天然繊維からなる布等も、同等の
ものとして、これに含まれる。つまり、後述する実施例
のような、所謂ちり紙状のティッシュペーパーに限定さ
れず、他の素材からなるシート状のものであっても、こ
のティッシュペーパーの概念に包含される。
【0020】ボックス本体を折り畳み圧縮する時期は、
通常の使用において、ティッシュペーパーを引き出した
ときに、次のティッシュペーパーが引き出されなくなっ
て、その残量の減少に気づくことから、その際に、上記
したとおりの折畳方法に従ってボックス本体を折り畳め
ばいいが、場合によっては、予め、残量の表示機能、例
えば、ックス本体の側部に、上下に渡る残量認識用の覗
き窓を開口し、この覗き窓の内側に透明樹脂シートを貼
着け、埃の侵入を防ぐと共に、ボックス本体の圧縮の目
安となるレベル位置に目印を印刷しておき、ティッシュ
ペーパーの残量が該目印に達したときがその折り畳み時
期であることを確認できるようにした構成等を付加した
ものに形成するようにし、次のティッシュペーパーが引
き出されなくなる前の適当な時期に、手際良く、この発
明のボックスを折り畳むように構成することも可能であ
る。
【0021】ボックス本体の左右各開口部に設けられた
一対の開口閉鎖片は、上述した折畳方法からも明らかな
ように、自らの糊代部および先の糊代片の接着部分を、
手作業により簡単に剥がすことのできる程度の強度で、
糊付けや粘着テープ等による貼着あるいは溶着等によっ
て貼着されるようにすべきである。以下、この発明のテ
ィッシュペーパー用ボックス、および、その折畳方法
が、より明確に理解されるように、添付図面と共に、代
表的な構成からなる実施例を具体的に説明していくこと
にする。
【0022】
【実施例】図1のティッシュペーパー用ボックスの要部
斜視図、図2の同ボックス全体の斜視図、図3の端部を
開放したボックス本体の側面図、図4の前面部および背
面部を、内側に向けて谷折りし、ボックス本体を圧縮し
た状態を示す、ボックス本体の側面図、図5の鉤爪部
を、差し込み部に差し込む状態を示す要部側断面図、図
6の折り畳みを完了したティッシュペーパー用ボックス
の斜視図、および、図7のボックス本体の圧縮後の内部
を示す側断面図に示される事例は、この発明を具現化し
たものの最も代表的な1実施例を示している。
【0023】ボックス本体1は、各平板状の上面部2、
前面部3、底面部4、背面部5を連続状と成して、矩形
筒状に形成され、該上面部2の中央部には、上下に貫通
される取出し口21を形成するためのミシン目孔によっ
て施された切出し案内部22が形成され、該切出し案内
部22に沿って、図示されない封鎖蓋部を剥がし取るこ
とにより、上面部2の下面に貼着された、軟質樹脂シー
トからなる所定幅のスリット状を成す軟質防塵口23
が、前記取出し口21から外側に露出されるように構成
されている。
【0024】前面部3および背面部5は、共に対象的に
形成されており、それらの上下高さの略中央位置に、谷
折り可能な、水平状の折り目部81,81が形成されて
いる。該折り目部81,81は、前面部3および背面部
5の夫々の外側面に、極狭幅に平行な2条の溝を刻設す
る如く、プレス成形されたものであり、前背面部3,5
の上下から圧縮力を加えることにより、ボックス本体1
の内側に折り曲げられるように構成されている。折り目
部81,81は、前面部3および背面部5の内側面に設
けることも可能であり、さらに、内外側両面の同位置に
刻設したものであってもよい。
【0025】また、前面部3および背面部5の、夫々の
左右各開口部6,7に対応する端部には、上下に渡って
約20mm幅の糊代片31,31,51,51が形成さ
れており、これらの折り目部81,81の延長線状に一
致する部位には、基端側から先端にかけて、同一線状に
切断された切り目部32,32,52,52が夫々形成
されている。該切り目部32,32,52,52の他の
構造としては、予め切断されておらず、ミシン目孔等に
よって切り目案内部を形成し、後で手作業によって切断
できるように構成したものとすることも可能である。
【0026】該糊代片31,31,51,51の夫々の
上下端部は、夫々の先端側ほど、上面部2および底面部
4側の夫々から遠ざかる所定角度の傾斜端縁となるよう
な切除部34,34,54,54に形成されている。そ
の他、この所定角度の切除部34,34,54,54
は、予め、これらに対応する、図示されていない所定角
度切除案内部、または所定角度折り畳み用折目部を形成
しておき、後の手作業により、これらの部分を切除また
は折り畳みするように構成されたものとすることも勿論
可能である。さらに、該糊代片31,31,51,51
の前面部2および背面部5に連続する基端部分には、上
下に渡り、直線状のミシン目孔による切除案内部33,
33,53,53も、付加的に設けられている。
【0027】一方、上面部2の左右各開口部6,7に臨
む両端部には、各開口部6,7の夫々上側約半分を塞ぐ
開口閉鎖片24,24が設けられており、さらに、底面
部4の各開口部6,7に対応する両端部には、同様に各
開口部6,7の夫々下側約半分を閉鎖する開口閉鎖片4
1,41が形成されている。これら開口閉鎖片24,2
4および開口閉鎖片41,41は、ボックス本体1内
に、互いの半分を挟み込み、互い違い状に積み重ねられ
た複数枚のティッシュペーパー9が収容されてから、先
ず、下側の開口閉鎖片41,41を、前記左右の糊代片
31,31,51,51の外側面に糊着し、さらに、上
側の開口閉鎖片24,24が、糊代片31,31,5
1,51、および下側の開口閉鎖片41,41の上端縁
外側に用意した、糊代部に重ねられ、糊着される。
【0028】前記上側の開口閉鎖片24,24の夫々の
先端縁部は、下側の開口閉鎖片41,41の上端縁部に
10mmほど重なる程度に延長されて糊代部となると共
に、同先端縁部には、その中央に、左右に爪部84,8
4,……を備えた全幅約80mm前後の鉤爪片82を形
成するための切出し案内部83が、ミシン目孔によって
形作られている。また、前記下側の開口閉鎖片41,4
1の夫々の基部より約10mmほどの高さ位置に、該鉤
爪片82の、左右の爪部84,84を除いた幅寸法、約
60mmの範囲に渡り、水平スリット状の差し込み部8
5を形成するための打ち抜き用の薄肉溝による切り抜き
案内部86が形成されている。
【0029】
【作用】以上のとおりの構成からなるこの発明のティッ
シュペーパー用ボックスは、初めの使用開始時には、一
般的なティッシュペーパー用ボックスと同様に、上面部
2の切出し案内部22に沿って、図示しない封鎖蓋部を
剥がし取り、取出し口21を形成し、防塵性取出し口2
3から、ボックス本体1内部に収容されたティッシュペ
ーパーの一枚を引き出す。引き出されたティッシュペー
パーに引き摺られるようにして次の一枚がポップアップ
し、その一部を防塵性取出し口23から露出される。
【0030】こうして使用して行く中に、ティッシュペ
ーパー9の残量の減少に伴い、収容されたティッシュペ
ーパー9の上部に空き空間が発生し、ティッシュペーパ
ー9のポップアップ機能が損なわれるようになった場合
には、次のようなティッシュペーパー用ボックスの折畳
方法に従って、ボックス本体1を折り畳み、圧縮する。
先ず、左右各開口部6,7を閉鎖している開口閉鎖片2
4,24,41,41同士の糊代部を引き剥がすと共
に、糊代片31,31,51,51の糊着状態も剥がし
て解放し、一旦、左右開口部6,7の双方を開口した後
に、前面部3および背面部5の、折り目部81,81の
夫々を、ボックス本体1の内側に向けて、谷折状に折り
曲げ、ボックス本体1の高さ寸法を圧縮する。この際、
糊代片31,31,51,51の上下端部に形成され
た、所定角度の切除部34,34,54,54の夫々
が、上面部2および底面部4の内側面端部に当接され
て、上下の圧縮寸法を規制している。
【0031】次に、上側の開口閉鎖片24,24の先端
側にある切出し案内部83,83に沿って、図4中の斜
線で示される部分を切除して鉤爪片82,82を切り出
し、また、下側の開口閉鎖片41,41の、夫々の基部
側に形成された切り抜き案内部86,86に従って打ち
抜き状に一直線状の紙片を除去することにより、スリッ
ト状の差し込み部85を形成し、前記鉤爪片82,82
を、夫々の下方にある差し込み部85,85に差し込む
ことにより、該鉤爪片82,82の左右に形成された爪
部84,84が差し込み部85,85の左右縁部に係合
し、不用意に離脱しない程度に掛合、固定される。こう
して、鉤爪片82,82は、左右の爪部84、84,…
…と、その根元側に位置される開口閉鎖片24の縁部と
により、差し込み部85を挟み込み、開口閉鎖片24,
41の互いの固定位置を越えて差し込まれたり、あるい
は,不用意に引き抜かれて外れたりしないように掛合さ
れる。
【0032】図6および図7に示される如くに、折り畳
み圧縮されたティッシュペーパー用ボックスは、その上
面部2を、減少されたティッシュペーパー9の最上位置
に近接されるので、使用開始時と同様に、ティッシュペ
ーパー9のポップアップ機能を維持する。さらに、内部
に収容されて、残量の減少されたティッシュペーパー9
の上面を、図7中の矢印に示すように、前面部3および
背面部5の下側壁面により、弾力的な圧力で中央下側に
向けて押圧するので、ティッシュペーパー同士の互いの
挟み込みを強めて摩擦力を維持し、最後まで順次ティッ
シュペーパー9が連続して引き出されるようにするポッ
プアップ機能を確実に保証できるものとする。
【0033】また、差し込み部85を複数段有するよう
にしたものでは、ティッシュペーパー9の減少に伴い、
適宜、鉤爪片82,82の差し込み位置を低くしてしよ
うするようにし、ポップアップ機能がより有効に作用す
るようにする。このとき、糊代片31,31,51,5
1は、前面部3および背面部5から切除してしまうか、
または、適宜切除部34,34,54,54の一部を切
除または折り曲げてしまい、次第に高さを低めていった
ときの折り曲げに支障のないものとする。
【0034】最終的に使用を終えたきには、差し込み部
85から鉤爪片82,82を強制的(但し、それ程の抵
抗はない)に外し、ボックス本体1の上面部2と底面部
4とを合わせるように押圧してしまう。その際も、既に
左右各開口部6,7における開口閉鎖片24,24,4
1,41、および糊代片31,31,51,51は糊付
け状態が解放されていて、改めて特段の手間を要するこ
とない上、前面部2および背面部4が、既に互いに内側
山部となるような折り畳み状態になっていて円滑に折り
畳まれることから、例えば、ボックス本体1の両端部で
重なり状となっている開口閉鎖片24,41を、互いに
重ねたまま、上面部2または底面部4の何れかの側に折
り畳み、ゴムバンドや接着テープ等でその状態を固定し
てしまい、全体形状が上面部2(底面部4)と略同じ大
きさで殆ど5mm厚以下の薄板体のものとして処理して
しまう。
【0035】
【効果】以上のとおりの構成からなるこの発明のティッ
シュペーパー用ボックス、およびその折畳方法によれ
ば、ボックス本体を折り畳み、その高さ寸法を圧縮する
ことにより、ティッシュペーパーの取出し口の有る上面
部を減少して厚みの減ったティッシュペーパーに近づ
け、使用開始時と同等のポップアップ機能を取り戻すこ
とができる上、一般に市販されているティッシュペーパ
ー用ボックスに多用されているような、ボックス底部の
一部を舌片としてボックス内部に起立状に切り出し、テ
ィッシュペーパーを持ち上げるようにしたタイプのもの
に比較し、確実にポップアップ機能が持続されるものに
なると共に、ボックス本体の密閉性を確保して埃等の侵
入を防ぎ、最後までティッシュペーパーを衛生的に使用
できるようにするという秀れた特徴を有している。
【0036】更に、上下一対の開口閉鎖片の中、一方の
開口閉鎖片の先端に鉤爪片を設け、他方の開口閉鎖片の
基端近傍に差し込み部を形成し、ボックス本体がその高
さを圧縮、使用されるようにしたときにも、双方が掛合
状となっていてその圧縮形状が仮固定された状態となる
ことから、ボックス本体に所定の剛性が確保され、持ち
運びされたとしても変形して簡単に元の大きさに復元し
てしまったり、上下一対の開口閉鎖片を不用意に解放状
としてしまって、内部に収容されたティッシュペーパー
を散乱させてしまう慮は全くあり得ず、しかも、圧縮形
状に仮固定されたこの発明のティッシュペーパー用ボッ
クスでは、ボックス本体の前面部および背面部は、互い
に内側山部となるような対象な折り畳み状態となってい
て、少なくなった内部のティッシュペーパー長手方向側
面を挟むような状態となることから、これらティッシュ
ペーパーが、ボックス内で滑り動いて偏ってしまう等の
状態に陥り、携帯移動後、ポップアップ機能に支障を来
してしまうといった弊害を生じてしまう慮も一切解消で
きるものとなる。
【0037】また、この発明のティッシュペーパー用ボ
ックスの構造は、ボックス本体、即ち、防塵性取出し口
の用意された上面部、それに連なる正面部、底面部およ
び背面部から四角筒状とした本体、それに左右各開口部
における上下各開口閉鎖片および左右各糊代片は、従前
からのそれと殆ど同じ構造のものとして形成されている
ことから、基本的には従前からの製造装置をそのまま利
用してボックスの製造が可能となる上、ティッシュペー
パーの装填工程にも何等影響せず、完成した製品の外形
も従前のものと殆ど変化がないものとなって、梱包や保
管、輸送、展示等、製品取り扱いの点で従来品と全く同
一のものとして取り扱うことができるという、極めて経
済的且つ効率的なものにすることができるという大きな
利点を有するものとなっている。
【0038】特に、図中の実施例に示されたティッシュ
ペーパー用ボックスは、前面部3および背面部5に設け
られた糊代片31,31,51,51の折り目部81に
対応する部位に切り目部32,32,52,52、また
は切り目案内部が設けられたことにより、糊代片31,
31,51,51を切除することなくボックス本体1を
折り畳みできる上、該糊代片31,31,51,51の
上下の所定角度の切除部34,34,54,54が、上
面部2および底面部4各内面に当接されるので、折り畳
まれたボックス本体1を、圧縮力に抗して支持する役割
を果たし、形潰れ等に対する剛性を高めることができる
という特徴を発揮するものとなっている。
【0039】さらに、このティッシュペーパー用ボック
スは、ボックス本体1を型抜き、製造する際の輪郭裁断
時に、所定角度に切除部34,34,……を取り除いた
糊代片31,31,51,51や折り目部81,81、
切り目部32,32,52,52を、合わせて裁断ある
いは刻設する工程の実施を可能にするものとなることか
ら、従前からの製造ラインを殆ど変更することなく製造
できるものとなり、新たな機能を付加して実用性に富む
ティッシュペーパー用ボックスが、殆ど製造コストに影
響を及ぼすことなく実現可能になるという極めて秀れた
特徴を有するものとすることができる上、ティッシュペ
ーパー9の残量が減少していく使用途中において、一
旦、開口閉鎖片24,41および糊代片31,51の糊
着を剥がし取り、左右の開口部6,7を開放した後に、
折り畳み、圧縮して再度組立て使用するものとなるの
で、ティッシュペーパー9を使い終え、棄てる段にあっ
ては、開口閉鎖片24,24の鉤爪部82,82を差し
込み部85,85から引き抜くだけで、いとも簡単に拉
げてシート状に潰すことができ、ゴミ出しの際の取り扱
い上からも極めて有利なものとすることができる。
【0040】叙上の如く、この発明のティッシュペーパ
ー用ボックスは、従前までのティッシュペーパー用ボッ
クスの基本的構造を殆ど変更せずして実現可能なもので
あって、打抜き型を除けば特に新たな設備投資を必要と
せず、現行の工場設備をそのまま利用して製造可能とす
るものであり、したがって、利便性に富むティッシュペ
ーパー用ボックスを、従前からの製品単価に殆ど影響を
及ぼすことなく提供できるものとなって広く普及させる
ことが可能となる上、その折畳方法も、工具等を一切使
うことなく、誰でも簡単な手作業で短時間の中に完了し
てしまって、最後の段階までティッシュペーパーのポッ
プアップ機能を維持し続ける使用ができるようにしてお
り、消費者に不都合な思いをさせないで使い続けられる
ようにするという点でこれまでにも増してユーザーフレ
ンドリーなティッシュペーパー用ボックスを実現し得た
ものであることから、消費者始め、製造元や販売業者
等、多くの関係者から高い評価が得られるものと予想さ
れる。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明のティッシュペーパー用ボックス、お
よび、その折畳方法を具現化した代表的な実施例を示す
ものである。
【図1】ティッシュペーパー用ボックスの要部斜視図で
ある。
【図2】同ボックス全体の斜視図である。
【図3】端部を開放したボックス本体の側面図である。
【図4】前面部および背面部を、内側に向けて谷折り
し、ボックス本体を圧縮した状態を示す、ボックス本体
の側面図である。
【図5】鉤爪部を、差し込み部に差し込む状態を示す要
部側断面図である。
【図6】折り畳みを完了したティッシュペーパー用ボッ
クスの斜視図である。
【図7】ボックス本体の圧縮後の内部を示す側断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ボックス本体 2 上面部 21 同 取出し口 22 同 切出し案内部 23 同 防塵性取出し口 24 同 開口閉鎖片 3 前面部 31 同 糊代片 32 同 切り目部(または切り目案内部) 33 同 切除案内部 34 同 所定角度の切除部 24 同 開口閉鎖片 3 前面部 31 同 糊代片 32 同 切り目部(または切り目案内部) 33 同 切除案内部 34 同 所定角度の切除部 4 底面部 41 同 開口閉鎖片 5 背面部 51 同 糊代片 52 同 切り目部(または切り目案内部) 53 同 切除案内部 54 同 所定角度の切除部 6 左開口部 7 右開口部 81 折り目部 82 鉤爪片 83 切出し案内部 84 爪部 85 差し込み部 86 切抜き案内部 9 ティッシュペーパー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取出し口用の切出し案内部の設けられた
    上面部と、その前面から底面、背面へと連なる前面部、
    底面部および背面部とによって四角筒状のボックス本体
    となし、その左右各開口部には、夫々前面部および背面
    部の各端縁から何れも開口部内側方向に向かう一対の糊
    代片が形成されると共に、上面部および底面部の各端縁
    からは、何れも開口部内側方向に向かい、且つ何れか一
    方の端縁が他方の端縁に一部重なり状となって糊代とな
    るようにした一対の開口閉鎖片が形成され、これら開口
    閉鎖片を、自らの糊代部および先の糊代片で糊着し、ボ
    ックス本体左右各開口部を閉鎖状となし、その内部にテ
    ィッシュペーパーを封入可能とする筐体に形成されるよ
    うにする一方、予め、前面部および背面部の対応する位
    置には、ボックス本体の内側方向に折曲可能な水平状の
    折り目部が夫々刻設され、また、該折り目部の延長線上
    に相当する各糊代片には、切り目部または切り目案内部
    が夫々形成され、更に前記開口閉鎖片の中の何れか一方
    には、その先端に鉤爪片または鉤爪片用の切出し案内部
    が形成されると共に、他方の開口閉鎖片には、その基端
    近傍に、先の鉤爪片を差し込み、掛合状とする差し込み
    部または差し込み部用の切抜き案内部が形成されてなる
    ものとしたことを特徴とするティッシュペーパー用ボッ
    クス。
  2. 【請求項2】 ボックス本体左右各開口部における夫々
    一対の開口閉鎖片の中の他方の開口閉鎖片には、その基
    端近傍から適宜間隔置きに複数個の差し込み部または差
    し込み部用の切抜き案内部が形成されてなるものとした
    請求項1記載のティッシュペーパー用ボックス。
  3. 【請求項3】 糊代片に切り目部または切り目案内部の
    形成されていないものにあっては、糊代片と前面部また
    は背面部との境界辺りに切除案内部が形成され、糊代片
    全体をボックス本体から切除可能としてなる請求項1ま
    たは2何れか記載のティッシュペーパー用ボックス。
  4. 【請求項4】 糊代片が、その上下端部を所定角度に切
    除されるか、もしくは、所定角度切除案内部または所定
    角度折り畳み用折目部に形成されてなるものとした請求
    項1または2何れか記載のティッシュペーパー用ボック
    ス。
  5. 【請求項5】 ボックス本体開口部から所定量の重ね折
    りしたティッシュペーパーが装填され、左右両開口部を
    夫々一対の開口閉鎖片で封入状としてなるボックス型テ
    ィッシュペーパーの、収容されたティッシュペーパーの
    残量が減少したときに、ボックス本体の左右各開口部に
    おける一対の開口閉鎖片を、自らの糊代部および先の糊
    代片から強制的に剥がして開封した後、糊代片に切り目
    部が設けられていないものでは、その切り目案内部に従
    って上下に切断するか、切除案内部に従って全体を切除
    してしまうかすると共に、糊代片の上下端が所定角度に
    切除されていないものでは、その所定角度切除案内部ま
    たは所定角度折り畳み用折目部に従って所定角度に切除
    または折り畳んだ上、ボックス本体前面部および背面部
    を、夫々の折り目部に従って内側に向けて谷折りしてボ
    ックス本体を圧縮すると共に、左右各開口部における夫
    々一対の開口閉鎖片の中の一方の開口閉鎖片先端に用意
    されている鉤爪片、または同切出し案内部に沿って切り
    出した鉤爪片を、他方の開口閉鎖片に設けられている差
    し込み部、または差し込み部用の切抜き案内部に従って
    切り抜いた差し込み部に差し込み、掛合状としてしま
    い、圧縮状となっているボックス本体の左右両開口部を
    再び開口閉鎖片で閉鎖状にすると共に、ボックス本体を
    圧縮状に保持するようにした請求項1ないし4何れか記
    載のティッシュペーパー用ボックスの折畳方法。
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