JPH10316137A - 運搬用容器 - Google Patents
運搬用容器Info
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- JPH10316137A JPH10316137A JP12886197A JP12886197A JPH10316137A JP H10316137 A JPH10316137 A JP H10316137A JP 12886197 A JP12886197 A JP 12886197A JP 12886197 A JP12886197 A JP 12886197A JP H10316137 A JPH10316137 A JP H10316137A
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Abstract
大きくせずにがたつきが生じにくくしたにもかかわら
ず、ネスティング積みする際に、スムーズに段積みでき
る。 【解決手段】 ネスティング、スタッキングの両方がで
きる合成樹脂製の運搬用容器6において、ポケット部5
の上端入口の外側方向の開口縁部に支持脚4のはめ込み
の際のガイド面となる傾斜面部30を設ける。
Description
くは、複数の容器本体を積み上げ又は積み重ねるに当た
って、内容物を収納した状態では背を高くして積み上げ
るスタッキング及び内容物を収納していない状態では背
を低くして重ねるネスティングができる運搬用容器に関
するものである。
積み重ねるに当たって、内容物を収納した状態では背を
高くして積み上げるスタッキング、内容物を収納してい
ない状態では背を低くして重ねるネスティングができる
合成樹脂製の運搬用容器が実開平6ー80636号公報
により知られている。
示すようなもので、運搬用容器6の主体を構成する容器
本体1が上方が開口した平面視長方形状をしており、こ
の容器本体1の上開口部の外周部にはフランジ部2が形
成してある。容器本体1の長辺側の両側壁部の外面部の
各両端部付近の下部にはそれぞれ側壁部の外面より突出
した支持脚4が設けてある。一方、長辺側のフランジ部
2にはこれと対向する側壁部に点対称に形成された支持
脚4をはめ込むことのできるポケット部5が形成してあ
る。そして、2つの容器本体1を同一向きで積み上げた
状態では下段の容器本体1のフランジ部2上に支持脚4
の下端部が載置され、下段の容器本体1に対して平面視
180°回転して上段の容器本体1を重ねた状態では下
段の容器本体1のポケット部5に上段の容器本体1の支
持脚4が没入されるように構成されたものである。
を入れない空の状態で多段に積み重ねるには(つまりネ
スティング状態にするには)、上記のように下段の容器
本体1に対して上段の容器本体1を平面視で180°回
転して重ねることで下段の容器本体1のポケット部5に
上段の容器本体1の支持脚4を没入させて背を低くして
多段に重ねるものである。
段に積み上げる場合には、上記のように下段の容器本体
1のフランジ部2上に支持脚4の下端部が載置されて背
を高くしてスタッキング状態に積み上げるのである。上
記のような運搬用容器6は日配品を扱っている業種でよ
く使用されており、通常は食品を入れているため、必ず
運搬用容器6を洗浄するようになっている。
り、ネスティング状態で多段に積み重ねられた空の運搬
用容器6を段ばらし機Aによりばらして、開口部が上方
を向くようにして一つ一つ反転装置B側に移送し、反転
装置Bで開口部が下方を向くように反転して洗浄装置C
に送り、洗浄装置Cで60〜70℃の温水で洗浄し(こ
の場合必要に応じて洗剤入り温水で洗浄し、更に濯ぎ洗
浄をする)、その後乾燥装置Dで乾燥し、更に反転装置
Bで開口部が上方を向くように反転し、次に、乾燥が終
わった運搬用容器6を段積み機Eでネスティング状態に
段積みするようになっている。
いては、何年も使用したものと、新品のものを比べる
と、新品のものが大きく、何年も使用したものが小さく
なっている。これは、以下の理由により生じると考えら
れている。すなわち図23には結晶性樹脂の寸法変化を
示すグラフが示してある。しかして、金型に射出成型し
た初期においては、内部は溶融状態であるが金型内壁へ
の接触面から固化が始まり、溶融樹脂が半結晶化を経て
徐々に結晶化していく。そして、型開き後、結晶化が進
み、成形後約24時間〜約72時間で結晶化が約80%
終えることになる。この結晶化による成形後約24時間
〜約72時間経過した段階の収縮を成形収縮と言い、成
形後約24時間〜約72時間経過すると製品として出荷
可能である。その後、残りの約20%の結晶化が長期間
を経て徐々に行われることになる。ここで、実際には、
この間、使用に当たって冷凍庫又は冷蔵庫への出し入れ
や熱湯、熱風による洗浄、乾燥等の繰り返しにより図2
3のイで示すように収縮、膨張を繰り返すのであるが、
長期的には結晶化が進み、古くなる程体積が小さくなる
のである。これにより、合成樹脂製の運搬用容器6の大
きさは新品のものが大きく、何年も使用したものが小さ
いものとなる。
のが小さいので、上記のように洗浄ラインの段積み機E
により自動的にネスティング積みする際、古い運搬用容
器6に新品の運搬用容器6をネスティング積みできない
という事態が生じるので、あらかじめポケット部5に支
持脚4をはめ込んだ時に1〜2mmの隙間が生じるよう
に少し余裕を持たせて設計しており、上記洗浄ラインに
おける位置決めが多少ばらついても1列とか1個ずつの
段ばらし機A、段積み機Eに対応できるようにしてい
た。
数量が大で、店舗への配送回数が増えてきたので、洗浄
する能力を上げないと対応できなくなっている。しかし
ながら、洗浄ラインを増設することは投資が大きいとい
うことで、1ライン当たりの処理能力を上げる為、段ば
らし機Aにおいて1列1個ずつやっていたのを2列、あ
るいは3列、あるいは4列を一度に行い、ラインスピー
ドを上げるようになってきた。ところが、このようにラ
インスピードを上げると、今までの1個のばらつきが2
倍、3倍、4倍のばらつきとなり、通常のネスティング
した時の隙間程度では対応できず、図22に示すよう
に、下段の運搬用容器6のポケット部5の上端入口の開
口縁部に上段の運搬用容器6の支持脚4の下端が当たる
という事態が生じ、この場合、ポケット部5内に支持脚
4をはめ込むことができず、スムーズな段積みができな
いという問題がある。
間を従来より更に大きくすることが考えられるが、これ
だと、ネスティングした状態においてがたつきが生じて
好ましくなく、容器の外寸が大きくなりネスティング状
態における隙間を必要以上に大きくできなかった。
の問題点に鑑みて発明したものであって、ネスティング
した状態における隙間をあまり大きくせずにがたつきが
生じにくくしたにもかかわらず、ネスティング積みする
際に、スムーズに段積みすることができ、特に、古い運
搬用容器に新しい運搬用容器をネスティングの際にスム
ーズに段積みすることができる運搬用容器を提供するこ
とを課題とするものである。
決して本発明の目的を達成するため、本発明の運搬用容
器は、上方が開口した平面視長方形状をした容器本体1
の上開口部の外周部にフランジ部2を形成し、長辺側の
両側壁部3の外面部の各両端部付近の下部にそれぞれ側
壁部3の外面より突出した支持脚4を設け、長辺側のフ
ランジ部2にこれと対向する側壁部3に点対称に形成さ
れた支持脚4をはめ込むことのできるポケット部5を形
成し、2つの容器本体1を同一向きで積み上げた状態で
は下段の容器本体1のフランジ部2上に支持脚4の下端
部が載置され、下段の容器本体1に対して平面視180
°回転して上段の容器本体1を重ねた状態では下段の容
器本体1のポケット部5に上段の容器本体1の支持脚4
が没入されるように構成された合成樹脂製の運搬用容器
6であって、ポケット部5の上端入口の外側方向の開口
縁部に支持脚4のはめ込みの際のガイド面となる傾斜面
部30を設けて成ることを特徴とするものである。この
ような構成とすることで、古い運搬用容器6(つまりよ
り収縮して小さくなった運搬用容器6)に新しい運搬用
容器6(つまり後収縮が充分に行われていない大きい運
搬用容器6)をネスティング積みする際に、位置ずれが
生じていても傾斜面部30をガイドとして上段の運搬用
容器6の支持脚4をスムーズに下段の運搬用容器6のポ
ケット部5にはめ込むことができるものである。
5形成部分に隣接して係合凹所7を形成すると共に2つ
の容器本体1を同一向きで積み上げた状態で該係合凹所
7に係合する係合突部8を支持脚4の下面部の突出先端
側の端部に設け、ポケット部5の上端入り口の外側方向
の開口縁部とこれに連続する係合凹所7の外側方向の縁
部にわたって傾斜面部30を設けることが好ましい。こ
のような構成とすることで、スタッキングする際に、位
置ずれが生じていても、係合突部8が傾斜面部30をガ
イドとして係合凹所7にはめ込むことができる。
形態に基づいて詳述する。図1、図2、図3、図4、図
5にそれぞれ本発明の全体を示す平面図、正面図、背面
図、右側面図、左側面図を示している。容器本体1の長
辺側の側壁部3のうち一方の長辺側の側壁部3aの外面
部の両側付近の下部にはそれぞれ支持脚4が突出して形
成されている。ここで、両側の支持脚4のうち一方の支
持脚4aは他方の支持脚4bよりも幅が狭くなってい
る。
は平面視で容器本体1の中心点O(図1に示す)を中心
として支持脚4a、4bと点対象の位置にそれぞれ支持
脚4a、4bが嵌入することのできるポケット部5(支
持脚4a嵌入することができるポケット部5aと支持脚
4bを嵌入することができるポケット部5b)が各々形
成してある。
付近の下部にはそれぞれ支持脚4a、4bが形成してあ
り、また、長辺側の一方の側壁部3aの上部には該支持
脚4a、4bが嵌入することのできるポケット部5a、
5bが容器本体1の中心点Oを中心として支持脚4a、
4bと点対象の位置に各々形成してある。また、短辺側
の側壁部3のうち一方の短辺側の側壁部3cの外面部の
両側付近の下部にはそれぞれ支持脚4c、4cが突出し
て形成されている。
は平面視で容器本体1の中心点Oを中心として支持脚4
c、4cと点対象の位置にそれぞれ支持脚4c、4cが
嵌入することのできるポケット部5c、5cが各々形成
してある。同様に、短辺側の他方の側壁部3dの両側付
近の下部にはそれぞれ支持脚4d、4dが形成してあ
り、また、短辺側の一方の側壁3cの上部には該支持脚
4d、4dが嵌入することのできるポケット部5d、5
dが平面視で容器本体1の中心点Oを中心として点対象
の位置に各々形成してある。
脚4d、4d間の距離と異なる距離に設定してある。上
記いずれのポケット部5も、上端入口の外側方向の開口
縁部に支持脚4のはめ込みの際のガイド面となる傾斜面
部30が設けてある。傾斜縁部30の傾斜角度は略45
°である。
の上端入り口の平面視略コ字状をした開口縁部の略コ字
状の全長にわたって傾斜面部30としてもよいが、略コ
字状をした開口縁部の外側方向の縁部のみを傾斜面部3
0としてもよい。また、図7(b)のようにポケット部
5の上端入り口の外側方向の開口縁部からこれと連続す
る後述の係合凹所7の外側縁部にわたって連続して傾斜
面部30を設けてもよい。
下段の運搬用容器6の上に上段の運搬用容器6の底部を
スライドさせて図9のように背を高くして積み上げる
(いわゆるスタッキングという)ことができるものであ
り、また、上段の運搬用容器6を平面視で180°回転
した状態で下段の運搬用容器6の上をスライドさせる
と、上段の運搬用容器6の支持脚4a、4b、4a、4
b及び支持脚4c、4c、4d、4dをそれぞれ下段の
運搬用容器6のポケット部5a、5b、5a、5b及び
ポケット部5c、5c、5d、5dに嵌め込んで図10
に示すように背を低くして積み重ね(いわゆるネスティ
ングという)て嵩張らないようにするのである。なお、
本発明においてあらかじめポケット5と支持脚4ははめ
込んだ時に1〜2mmの隙間が生じるように少し余裕を
持たせて設計してある。
うに、長辺側のフランジ部2のポケット部5形成部分の
近傍に係合凹所7を形成してある。ここで係合凹所7は
ちょうど支持脚4の真上に相当する長辺側のフランジ部
2位置に設けてあり、該係合凹所7は長辺側のフランジ
部2の長手方向の一端部が隣りのポケット部5a又は5
bの上端開口部に連通し、係合凹所7の他端部が案内用
の傾斜面20となっている。
支持脚4a、4bの下端部には2つの容器本体1を同一
向きで積み上げた状態で該係合凹所7に係合する係合突
部8が設けてある。この係合突部8は図4、図5に示す
ように支持脚4a、4bの下端面部に下向凹部21を設
けることで該下向凹部21の外側壁部に相当する部分を
係合突部8とするものである。
た状態で上下に多段に積み上げる場合には下段の容器本
体1のフランジ部2の上に上段の容器本体1の支持脚4
a、4bの下端部(係合突部8)を載せた状態でスライ
ドさせ、係合突部8が対向する係合凹所7に係合した時
点でスライドを止めることで上下にスタッキング状態に
積み上げることができるものである。そして、このスタ
ッキング状態では係合突部8が係合凹所7に係合するこ
とで、上の容器本体1からの荷重により下段の容器本体
1の上開口が広がろうするのを防止できるものである。
所7に嵌まり込む場合には傾斜面20を係合突部8が滑
って嵌まり込み、また係合凹所7から係合突部8を抜け
出させてフランジ部2の平坦面に乗り上げさせて取り出
す場合には上段の容器本体1を長手方向に引くことで、
傾斜面20を係合突部8が滑ってフランジ部2の平坦面
に乗り上げさせて引き出すことができるものであり、係
合突部8の係合凹所7への係合操作及び係合を解除して
引き出す操作がスムーズに行えるものである。
上段の容器本体1をスタッキング状態で積み上げた場合
において係合突部8と係合凹所7とを係合した部分の断
面図が示してある。図8に示すように、支持脚4a、4
bの下端面部に設けた下向凹部21内に係合凹所7の内
側壁部7aが嵌まり込んでおり、該内側壁部7aの上面
が下向凹部21の上底面に当接しており、このため、ス
タッキング状態において上段の容器本体1からの荷重を
内側壁部7aの上面で受けるようにしている。ここで、
係合突部8の下面は係合凹所7の底面に当接していても
よく、あるいは係合突部8の下面が係合凹所7の底面か
ら若干浮いていてもよい。なお、添付図面に示す実施形
態においては、係合突部8の下面が係合凹所7の底面に
当接してこの部分でも上段の容器本体1からの荷重を受
けるようにしている例が示してある。
部2のポケット部5c、5dの近傍には容器本体1を同
一向きで上げた状態で(つまりスタッキング状態で)上
段の容器本体1の短辺側の支持脚4c、4dの下端がは
め込まれる凹溝9が設けてある。この凹溝9は図18、
図19に示すように上方及び内側側方が開口しており、
図18、図19に示す実施形態では該凹溝9の内側端部
に上方に向けて小突起25を突設してある。
部と底面部とのなすコーナ部分を傾斜面10としてあ
る。この傾斜面10としては直線状に傾斜していてもよ
く、あるいは弧状に傾斜していてもよいものである。ま
た、上記小突起25は断面略三角形状をしていて傾斜面
26を有している。また、小突起25を設けた容器本体
1においては短辺側の支持脚4c、4dの下面部図1
8、図19に示すように上記小突起25がはまり込む窪
み部27が設けてある。
タッキング状態にするために、上段の容器本体1の長辺
側の支持脚4a、4bを下段の容器本体1の長辺側のフ
ランジ部2上に載置してスライドさせるのであるが、こ
の場合、上段の容器本体1の一方の短辺側を少し上に持
ち上げた状態でスライドさせると、他方の短辺側の支持
脚4c又は4dの傾斜面10が下段の容器本体1の短辺
側の側壁部3c又は3dの上端部に当たるけれども、こ
の傾斜面10にガイドされて支持脚4c又は4dの下端
部がスムーズに凹溝9に嵌まり込むものである。支持脚
4c又は4dの下面は凹溝9の底面に当接して上段の容
器本体1からの荷重を支持するものである。小突起25
を設けた場合には小突起25が上段の容器本体1の窪み
部27にはまり込み下段の容器本体1の上開口が長手方
向に広がって支持脚4c又は4dが落ち込むのを防止す
ることができる。ここで、小突起25を設けたものにお
いては傾斜面10及び傾斜面26がガイドとなってスム
ーズに小突起25を乗り越えることができるようにして
いる。
の運搬用容器6は図20のような洗浄ラインにより従来
と同じように洗浄するものである。すなわち、ネスティ
ング状態で多段に積み重ねられた空の運搬用容器6を段
ばらし機Aによりばらして、開口部が上方を向くように
して一つ一つ反転装置B側に移送し、反転装置Bで開口
部が下方を向くように反転して洗浄装置Cに送り、洗浄
装置Cで60〜70℃の温水で洗浄し(この場合必要に
応じて洗剤入り温水で洗浄し、更に濯ぎ洗浄をする)、
その後乾燥装置Dで乾燥し、更に反転装置Bで開口部が
上方を向くように反転し、次に、乾燥が終わった運搬用
容器6を段積み機Eでネスティング状態に段積みするよ
うになっている。
運搬用容器6をネスティング状態に段積みするに当たっ
ては、上段の運搬用容器6を機械で掴んで下段の運搬用
容器6の上にネスティング積みするものであり、この
際、下段の運搬用容器6のポケット5に上段の運搬用容
器6の支持脚4がはめ込まれる。ところが、すでに述べ
たようにあらかじめポケット5と支持脚4ははめ込んだ
時に1〜2mmの隙間が生じるように少し余裕を持たせ
て設計してあって、新しい運搬用容器6と古い運搬容器
6との収縮の差による大きさの違いを吸収して古い運搬
用容器6のポケット5に新しい運搬用容器6の支持脚4
をはめ込むことができるようにしているが、上段の運搬
用容器6を機械で掴んで下段の運搬用容器6の上にネス
ティング積みする際、上記新旧の運搬用容器6における
大きさの違いに加えて、上下段の運搬用容器6に位置ず
れがあると、図17に示すように、下段の運搬用容器6
のポケット部5の上端入口の開口縁部に上段の運搬用容
器6の支持脚4の下端が当たるという事態が生じるが、
このような場合、本発明においては、下段の運搬用容器
6のポケット部5の上端入口の開口縁部に設けた傾斜面
部30にガイドされて矢印方向に移動することで支持脚
4がスムーズにポケット部5にはめ込まれることになっ
て、自動的にスムーズにネスティング積みができるもの
であって、洗浄装置におけるネスティング積みが支障な
く行えることになる。
の上端入り口の外側方向の開口縁部からこれと連続する
後述の係合凹所7の外側縁部にわたって連続して傾斜面
部30を設けた場合、スタッキング時に位置ずれがあっ
ても係合凹所7の外側方向の縁部に設けた傾斜面部30
にガイドされて係合突部8がスムーズに係合凹所7に係
合されるものである。
は、上記のように、ネスティング積み、スタッキング積
みが選択してできるようにした容器本体において、ポケ
ット部の上端入口の外側方向の開口縁部に支持脚のはめ
込みの際のガイド面となる傾斜面部を設けてあるので、
古い運搬用容器(つまりより収縮して小さくなった運搬
用容器)に新しい運搬用容器(つまり後収縮が充分に行
われていない大きい運搬用容器)をネスティング積みす
る際に、位置ずれが生じていても傾斜面部をガイドとし
て上段の運搬用容器の支持脚をスムーズに下段の運搬用
容器のポケット部にはめ込むことができるものである。
記請求項1記載の発明の効果に加えて、長辺側のフラン
ジ部のポケット部形成部分に隣接して係合凹所を形成す
ると共に2つの容器本体を同一向きで積み上げた状態で
該係合凹所に係合する係合突部を支持脚の下面部の突出
先端側の端部に設け、ポケット部の上端入り口の外側方
向の開口縁部とこれに連続する係合凹所の外側方向の縁
部にわたって傾斜面部を設けてあるので、スタッキング
時に位置ずれがあっても係合凹所の外側方向の縁部に設
けた傾斜面部にガイドされて係合突部がスムーズに係合
凹所に係合できるものである。
である。
ンジ部上に上段の容器本体の長辺側の支持脚の下端部に
設けた係合突部を載せてスライドさせている状態の概略
斜視図であり、(b)は同上のポケット部の上端入り口
の外側方向の開口縁部から係合凹所の外側方向の開口縁
部にわたって傾斜面部を形成した例を示す斜視図であ
り、(c)は断面図である。
合突部を係合している部分の断面図である。
である。
図である。
断面図である。
ある。
ある。
に上段の運搬用容器の支持脚の下端が当たった場合の説
明図である。
込む直前の状態の断面図である。
込んだ状態の断面図である。
開口縁部に上段の運搬用容器の支持脚の下端が当たった
場合の問題点を示す説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 上方が開口した平面視長方形状をした容
器本体の上開口部の外周部にフランジ部を形成し、長辺
側の両側壁部の外面部の各両端部付近の下部にそれぞれ
側壁部の外面より突出した支持脚を設け、長辺側のフラ
ンジ部にこれと対向する側壁部に点対称に形成された支
持脚をはめ込むことのできるポケット部を形成し、2つ
の容器本体を同一向きで積み上げた状態では下段の容器
本体のフランジ部上に支持脚の下端部が載置され、下段
の容器本体に対して平面視180°回転して上段の容器
本体を重ねた状態では下段の容器本体のポケット部に上
段の容器本体の支持脚が没入されるように構成された合
成樹脂製の運搬用容器であって、ポケット部の上端入口
の外側方向の開口縁部に支持脚のはめ込みの際のガイド
面となる傾斜面部を設けて成ることを特徴とする運搬用
容器。 - 【請求項2】 長辺側のフランジ部のポケット部形成部
分に隣接して係合凹所を形成すると共に2つの容器本体
を同一向きで積み上げた状態で該係合凹所に係合する係
合突部を支持脚の下面部の突出先端側の端部に設け、ポ
ケット部の上端入り口の外側方向の開口縁部とこれに連
続する係合凹所の外側方向の縁部にわたって傾斜面部を
設けて成ることを特徴とする請求項1記載の運搬用容
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9128861A JP2989780B2 (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | 運搬用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9128861A JP2989780B2 (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | 運搬用容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10316137A true JPH10316137A (ja) | 1998-12-02 |
JP2989780B2 JP2989780B2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=14995190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9128861A Expired - Lifetime JP2989780B2 (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | 運搬用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2989780B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013018523A (ja) * | 2011-07-12 | 2013-01-31 | Sanko Co Ltd | コンテナ |
JP2019006445A (ja) * | 2017-06-23 | 2019-01-17 | 三甲株式会社 | コンテナ |
JP2019156490A (ja) * | 2018-03-08 | 2019-09-19 | アイリスオーヤマ株式会社 | 収納箱 |
JP2020040770A (ja) * | 2018-09-10 | 2020-03-19 | シブヤマシナリー株式会社 | ネスティング容器の処理システム |
-
1997
- 1997-05-19 JP JP9128861A patent/JP2989780B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2020040770A (ja) * | 2018-09-10 | 2020-03-19 | シブヤマシナリー株式会社 | ネスティング容器の処理システム |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2989780B2 (ja) | 1999-12-13 |
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