JPH10315591A - プリンター装置 - Google Patents
プリンター装置Info
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- JPH10315591A JPH10315591A JP9144546A JP14454697A JPH10315591A JP H10315591 A JPH10315591 A JP H10315591A JP 9144546 A JP9144546 A JP 9144546A JP 14454697 A JP14454697 A JP 14454697A JP H10315591 A JPH10315591 A JP H10315591A
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- Japan
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- printer
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- sheet
- computer
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 印刷時の用紙収納装置内の残量確認を可能と
し、作業を効率化し且つプリンターの使用効率を向上さ
せる。１台のプリンターを複数台のコンピュータにより
共用する場合、用紙不足となるコンピュータを特定する
ことを可能とする。 【解決手段】 用紙収納装置内に収容されたプリンター
用紙の一枚の厚さを検知する用紙検知装置５と、用紙収
納装置内の残量の厚みを検知する用紙総量検知装置６と
を備え、中央処理装置ＣＰＵ１は、この二つの検知結果
から用紙残量枚数を算出し印刷命令に対して印刷枚数を
減算演算して記憶装置２に記憶するとともに各コンピュ
ータに通知する。複数のコンピュータから印刷命令を受
けた場合でも、その印刷枚数と残り枚数を比較し即座に
その結果を受け付けた順番に通知する。用紙不足を直ち
に確認でき用紙残量の目視確認、用紙不足の発生による
作業ロスを省け作業効率の向上が図れる。
し、作業を効率化し且つプリンターの使用効率を向上さ
せる。１台のプリンターを複数台のコンピュータにより
共用する場合、用紙不足となるコンピュータを特定する
ことを可能とする。 【解決手段】 用紙収納装置内に収容されたプリンター
用紙の一枚の厚さを検知する用紙検知装置５と、用紙収
納装置内の残量の厚みを検知する用紙総量検知装置６と
を備え、中央処理装置ＣＰＵ１は、この二つの検知結果
から用紙残量枚数を算出し印刷命令に対して印刷枚数を
減算演算して記憶装置２に記憶するとともに各コンピュ
ータに通知する。複数のコンピュータから印刷命令を受
けた場合でも、その印刷枚数と残り枚数を比較し即座に
その結果を受け付けた順番に通知する。用紙不足を直ち
に確認でき用紙残量の目視確認、用紙不足の発生による
作業ロスを省け作業効率の向上が図れる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンター装置に
関し、特に、コンピュータに対し用紙の残量を自動的に
通知することができるプリンター装置に関する。
関し、特に、コンピュータに対し用紙の残量を自動的に
通知することができるプリンター装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、プリンターの用紙の残量をコンピ
ュータのディスプレイに表示することにより、印刷中の
用紙切れで使用不可能となりプリンターの使用効率が低
下することを防止するシステムとしては、用紙の収納装
置内の用紙全体の厚みの総量を検知して表示するものが
あった。
ュータのディスプレイに表示することにより、印刷中の
用紙切れで使用不可能となりプリンターの使用効率が低
下することを防止するシステムとしては、用紙の収納装
置内の用紙全体の厚みの総量を検知して表示するものが
あった。
【０００３】例えば、特開平５−２２１０９９号公報に
は、用紙収納装置内に収容された用紙の全体の厚み残量
が一定量以下の状態になるとこれを検知する用紙残量検
知装置を備え、該用紙残量検知装置の検知出力を中央処
理装置に入力し、前記中央処理装置から上位ホストシス
テムのコンピュータ内システムに出力してディスプレイ
上に用紙不足状態として表示するようにしたプリンター
が記載されている。
は、用紙収納装置内に収容された用紙の全体の厚み残量
が一定量以下の状態になるとこれを検知する用紙残量検
知装置を備え、該用紙残量検知装置の検知出力を中央処
理装置に入力し、前記中央処理装置から上位ホストシス
テムのコンピュータ内システムに出力してディスプレイ
上に用紙不足状態として表示するようにしたプリンター
が記載されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術におい
ては、コンピュータのディスプレイ上にプリンター用紙
の不足状態を表示することができるものの、表示される
情報は用紙収納装置の用紙全体の厚みとしての残量が一
定量以下であることを示すにすぎないものであり、印刷
命令を行う場合に用紙不足を生じるか否かの判断が困難
であるという難点があった。
ては、コンピュータのディスプレイ上にプリンター用紙
の不足状態を表示することができるものの、表示される
情報は用紙収納装置の用紙全体の厚みとしての残量が一
定量以下であることを示すにすぎないものであり、印刷
命令を行う場合に用紙不足を生じるか否かの判断が困難
であるという難点があった。
【０００５】また、ネットワーク環境下のようにプリン
ター装置１台に対しコンピュータが複数台接続されてい
る場合においては、用紙の一定量以下の状態を検知、表
示するようにしても、複数台のコンピュータからほぼ同
時刻に印刷命令が行われることが頻繁に起こりうるの
で、このような場合に用紙不足状態を事前に予測するこ
とは不可能であり、従来技術のような表示によっては用
紙不足状態の発生を防止して無駄なコンピュータ操作を
回避することは困難であるという難点があった。
ター装置１台に対しコンピュータが複数台接続されてい
る場合においては、用紙の一定量以下の状態を検知、表
示するようにしても、複数台のコンピュータからほぼ同
時刻に印刷命令が行われることが頻繁に起こりうるの
で、このような場合に用紙不足状態を事前に予測するこ
とは不可能であり、従来技術のような表示によっては用
紙不足状態の発生を防止して無駄なコンピュータ操作を
回避することは困難であるという難点があった。
【０００６】つまり、従来の技術では、用紙の種類によ
り厚みが異なるため印刷用紙の残量が枚数として把握す
ることができないばかりでなく、印刷命令の枚数と残量
の関係が不明確であるためネットワーク環境下のように
プリンター装置が複数のコンピュータから印刷命令を受
る状況においては、用紙不足の発生が予測できず、特に
用紙不足となるコンピュータの特定もできない等の点で
問題があった。
り厚みが異なるため印刷用紙の残量が枚数として把握す
ることができないばかりでなく、印刷命令の枚数と残量
の関係が不明確であるためネットワーク環境下のように
プリンター装置が複数のコンピュータから印刷命令を受
る状況においては、用紙不足の発生が予測できず、特に
用紙不足となるコンピュータの特定もできない等の点で
問題があった。
【０００７】本発明の目的は、印刷実行前の用紙収納装
置内の残量確認を可能とし、用紙不足の発生を事前に判
断することを可能として、作業を効率化し且つプリンタ
ー装置の使用効率を向上させることにある。
置内の残量確認を可能とし、用紙不足の発生を事前に判
断することを可能として、作業を効率化し且つプリンタ
ー装置の使用効率を向上させることにある。
【０００８】本発明の他の目的は、１台のプリンター装
置を複数台のコンピュータにより共用する場合において
用紙不足となるコンピュータを特定することを可能にす
ることにある。
置を複数台のコンピュータにより共用する場合において
用紙不足となるコンピュータを特定することを可能にす
ることにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明のプリンター装置
は、用紙収納装置内のプリンター用紙の１枚の厚みを検
知する用紙検知手段（用紙厚み検知装置）と、前記用紙
収納装置内のプリンター用紙の全体の厚みを検知する用
紙総量検知手段（用紙総量検知装置）と、前記用紙検知
手段及び用紙総量検知手段からの検知出力に基づいて前
記用紙収納装置内のプリンター用紙の残量枚数を算出
し、コンピュータからの所定の印刷枚数の印刷命令に対
して前記残量枚数からの前記印刷枚数の減算演算の結果
を前記コンピュータに通知する制御手段とを有する。
は、用紙収納装置内のプリンター用紙の１枚の厚みを検
知する用紙検知手段（用紙厚み検知装置）と、前記用紙
収納装置内のプリンター用紙の全体の厚みを検知する用
紙総量検知手段（用紙総量検知装置）と、前記用紙検知
手段及び用紙総量検知手段からの検知出力に基づいて前
記用紙収納装置内のプリンター用紙の残量枚数を算出
し、コンピュータからの所定の印刷枚数の印刷命令に対
して前記残量枚数からの前記印刷枚数の減算演算の結果
を前記コンピュータに通知する制御手段とを有する。
【００１０】また、本発明のプリンター装置は、プリン
ター用紙の残量枚数を記憶する用紙枚数記憶手段（記憶
装置）を有し、前記用紙枚数記憶手段は、前記用紙検知
手段及び前記用紙総量検知手段の検知出力に基づき算出
したプリンター用紙の前記残量枚数ないし印刷命令時の
前記減算結果を更新記憶するように構成する。
ター用紙の残量枚数を記憶する用紙枚数記憶手段（記憶
装置）を有し、前記用紙枚数記憶手段は、前記用紙検知
手段及び前記用紙総量検知手段の検知出力に基づき算出
したプリンター用紙の前記残量枚数ないし印刷命令時の
前記減算結果を更新記憶するように構成する。
【００１１】そして、プリンター用紙の前記残量枚数を
算出は、電源投入時又は用紙収納装置への用紙の補充又
は引出し時に行うように構成する。
算出は、電源投入時又は用紙収納装置への用紙の補充又
は引出し時に行うように構成する。
【００１２】更に、本発明の前記各プリンター装置は、
ネットワーク環境下で接続された複数のコンピュータか
らの印刷命令に対し、印刷命令毎にそれぞれのコンピュ
ータに対して用紙の残量枚数又は用紙不足を通知し又は
印刷命令毎にそれぞれのコンピュータに対して用紙の残
量枚数を通知するとともに、前記減算結果により用紙不
足が検出されたコンピュータに対して警告表示を通知す
る前記制御手段を有する。
ネットワーク環境下で接続された複数のコンピュータか
らの印刷命令に対し、印刷命令毎にそれぞれのコンピュ
ータに対して用紙の残量枚数又は用紙不足を通知し又は
印刷命令毎にそれぞれのコンピュータに対して用紙の残
量枚数を通知するとともに、前記減算結果により用紙不
足が検出されたコンピュータに対して警告表示を通知す
る前記制御手段を有する。
【００１３】本発明は、用紙収納装置内の用紙残り枚数
を、用紙１枚の厚みと全体の厚みからの算出し又はその
算出値と印刷枚数との減算演算を行って保持しており、
コンピュータからの印刷命令に応じて通知し、また、複
数のコンピュータから印刷命令を受けた場合でも、その
印刷枚数と残り枚数を比較することにより即座にその結
果を受け付けた順番にコンピュータに通知するように作
用する。
を、用紙１枚の厚みと全体の厚みからの算出し又はその
算出値と印刷枚数との減算演算を行って保持しており、
コンピュータからの印刷命令に応じて通知し、また、複
数のコンピュータから印刷命令を受けた場合でも、その
印刷枚数と残り枚数を比較することにより即座にその結
果を受け付けた順番にコンピュータに通知するように作
用する。
【００１４】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
面を参照して説明する。図１は、本実施の形態のプリン
ター装置及びそのシステムの好適な構成を示す図であ
る。
面を参照して説明する。図１は、本実施の形態のプリン
ター装置及びそのシステムの好適な構成を示す図であ
る。
【００１５】本実施の形態の構成は、プリンター装置と
該プリンター装置を共用する複数のコンピュータ１、２
…ｎから構成されている。
該プリンター装置を共用する複数のコンピュータ１、２
…ｎから構成されている。
【００１６】また、前記プリンター装置は、システム全
体を制御する中央処理装置（以下「ＣＰＵ」という。）
１と、ＣＰＵ１に入出力コントロール部（以下「Ｉ／
０」という。）３を介して接続された用紙の１枚の厚み
を測定する用紙厚み検知装置５及び用紙収納装置内の用
紙総量の厚みを測定する用紙総量検知装置６と、コンピ
ュータ１、２…ｎに対する情報の送信及び受信を行うイ
ンターフェース部（以下「Ｉ／Ｆ」という。）４と、前
記両検知装置５、６から収集した情報、コンピュータ
１、２…ｎからの印刷枚数等の受信情報及び用紙枚数等
の演算処理情報等を記憶する記憶装置２から構成されて
いる。
体を制御する中央処理装置（以下「ＣＰＵ」という。）
１と、ＣＰＵ１に入出力コントロール部（以下「Ｉ／
０」という。）３を介して接続された用紙の１枚の厚み
を測定する用紙厚み検知装置５及び用紙収納装置内の用
紙総量の厚みを測定する用紙総量検知装置６と、コンピ
ュータ１、２…ｎに対する情報の送信及び受信を行うイ
ンターフェース部（以下「Ｉ／Ｆ」という。）４と、前
記両検知装置５、６から収集した情報、コンピュータ
１、２…ｎからの印刷枚数等の受信情報及び用紙枚数等
の演算処理情報等を記憶する記憶装置２から構成されて
いる。
【００１７】次に、本実施の形態の動作について、図２
の動作フローチャートを参照して詳細に説明する。
の動作フローチャートを参照して詳細に説明する。
【００１８】図２において、最初にプリンター装置の電
源を投入すると、プリンター装置は用紙収納装置から１
枚の用紙をローラで少し引き出し、その厚さを検知して
結果をＣＰＵ１に通知する（Ｓ１）。その後、用紙を用
紙収納装置に戻し、用紙収納装置内に残っている用紙総
ての厚さを検知してその結果をＣＰＵ１に通知する（Ｓ
２）。ＣＰＵ１は、二つの検知結果に基づき用紙全ての
厚さを１枚の厚さにより除算して用紙の残量枚数を算出
し記憶装置２に記憶する（Ｓ３）。
源を投入すると、プリンター装置は用紙収納装置から１
枚の用紙をローラで少し引き出し、その厚さを検知して
結果をＣＰＵ１に通知する（Ｓ１）。その後、用紙を用
紙収納装置に戻し、用紙収納装置内に残っている用紙総
ての厚さを検知してその結果をＣＰＵ１に通知する（Ｓ
２）。ＣＰＵ１は、二つの検知結果に基づき用紙全ての
厚さを１枚の厚さにより除算して用紙の残量枚数を算出
し記憶装置２に記憶する（Ｓ３）。
【００１９】次に、ＣＰＵ１は、コンピュータ１、２…
ｎからの印刷命令が有るか無いかを監視する（Ｓ４）。
ｎからの印刷命令が有るか無いかを監視する（Ｓ４）。
【００２０】印刷命令が有る場合、ＣＰＵ１は、まず印
刷命令を発信したコンピュータのアドレス及び印刷枚数
の情報を記憶装置２に記憶する（Ｓ６）。その後、ＣＰ
Ｕ１は、記憶装置２に記憶された印刷枚数と現残量枚数
とを比較し（Ｓ７）、用紙不足でなければ現残量枚数、
現残量枚数から印刷枚数を差し引いた残量枚数及び用紙
に関する正常状態の情報等を発信元のコンピュータに通
知するとともに、現残量枚数から印刷枚数を差し引いた
残量枚数を記憶装置２に更新記憶する（Ｓ９）。次に、
前記印刷枚数の印刷を実行する（Ｓ１０）。
刷命令を発信したコンピュータのアドレス及び印刷枚数
の情報を記憶装置２に記憶する（Ｓ６）。その後、ＣＰ
Ｕ１は、記憶装置２に記憶された印刷枚数と現残量枚数
とを比較し（Ｓ７）、用紙不足でなければ現残量枚数、
現残量枚数から印刷枚数を差し引いた残量枚数及び用紙
に関する正常状態の情報等を発信元のコンピュータに通
知するとともに、現残量枚数から印刷枚数を差し引いた
残量枚数を記憶装置２に更新記憶する（Ｓ９）。次に、
前記印刷枚数の印刷を実行する（Ｓ１０）。
【００２１】また、用紙不足であれば発信元のコンピュ
ータに残量枚数又は現残量枚数から印刷枚数を差し引い
た不足枚数等の用紙不足に関する警告情報を通知する
（Ｓ８）。そして、用紙の残量枚数内での印刷を実行す
る（Ｓ９）。
ータに残量枚数又は現残量枚数から印刷枚数を差し引い
た不足枚数等の用紙不足に関する警告情報を通知する
（Ｓ８）。そして、用紙の残量枚数内での印刷を実行す
る（Ｓ９）。
【００２２】また、ＣＰＵ１は、プリンター装置の印刷
実行中等における複数の他のコンピュータからの印刷命
令に対しても、前記と同様の記憶／通知等の処理を直ち
に行い、印刷用紙の残量枚数の範囲で順次印刷命令を発
信した各コンピュータの印刷を実行する（Ｓ６〜Ｓ１
０）。
実行中等における複数の他のコンピュータからの印刷命
令に対しても、前記と同様の記憶／通知等の処理を直ち
に行い、印刷用紙の残量枚数の範囲で順次印刷命令を発
信した各コンピュータの印刷を実行する（Ｓ６〜Ｓ１
０）。
【００２３】印刷命令が無い場合は、用紙収納装置がプ
リンター装置より引き出される動作が有ったか無かった
かを監視する（Ｓ５）。
リンター装置より引き出される動作が有ったか無かった
かを監視する（Ｓ５）。
【００２４】プリンター装置の引き出し動作が無けれ
ば、次の印刷命令の監視処理を行い（Ｓ４）、引き出し
動作が確認されるまで同様のループ処理を繰り返す（Ｓ
４、Ｓ５）。
ば、次の印刷命令の監視処理を行い（Ｓ４）、引き出し
動作が確認されるまで同様のループ処理を繰り返す（Ｓ
４、Ｓ５）。
【００２５】また、プリンター装置の引き出し動作が確
認された場合は、用紙１枚の検知処理（Ｓ１）、用紙総
量の検知処理（Ｓ２）及び残量枚数の記憶処理（Ｓ３）
を実行し、再び前記ループ処理（Ｓ４、Ｓ５）を実行す
る。
認された場合は、用紙１枚の検知処理（Ｓ１）、用紙総
量の検知処理（Ｓ２）及び残量枚数の記憶処理（Ｓ３）
を実行し、再び前記ループ処理（Ｓ４、Ｓ５）を実行す
る。
【００２６】ＣＰＵ１はこのような処理を実行すること
により、各コンピュータ１、２…ｎの操作者は、ディス
プレイ上の印刷可能な用紙枚数を確認した上で印刷命令
を継続することを可能とする。また、複数のコンピュー
タから印刷命令が独立して出力された状態で用紙残量枚
数が印刷命令の総枚数より少ない場合は、印刷実行の不
可能なコンピュータは用紙不足又は警告により直ちに特
定される。
により、各コンピュータ１、２…ｎの操作者は、ディス
プレイ上の印刷可能な用紙枚数を確認した上で印刷命令
を継続することを可能とする。また、複数のコンピュー
タから印刷命令が独立して出力された状態で用紙残量枚
数が印刷命令の総枚数より少ない場合は、印刷実行の不
可能なコンピュータは用紙不足又は警告により直ちに特
定される。
【００２７】以上詳述した実施の形態においては、本発
明のプリンター装置をネットワーク環境下の複数台のコ
ンピュータに接続する構成の例により説明したが、本発
明のプリンター装置は１台のコンピュータに使用するこ
とができることはいうまでもない。また、図２の動作フ
ローチャートに示すように、用紙厚み検知装置及び用紙
総量検知手段からの検知出力に基づいて行うプリンター
用紙の残量枚数の算出動作は、電源投入時及び用紙の補
充時等にのみ行うように構成する例により説明したが、
前記算出動作は、非印刷動作の状態に定期的又は印刷命
令時毎に行うように構成することができる。また、電源
の投入前にのみ用紙の補充等を行うようにするものにお
いては、前記算出動作は電源の投入時にのみ行うように
すればよいことは明かである。
明のプリンター装置をネットワーク環境下の複数台のコ
ンピュータに接続する構成の例により説明したが、本発
明のプリンター装置は１台のコンピュータに使用するこ
とができることはいうまでもない。また、図２の動作フ
ローチャートに示すように、用紙厚み検知装置及び用紙
総量検知手段からの検知出力に基づいて行うプリンター
用紙の残量枚数の算出動作は、電源投入時及び用紙の補
充時等にのみ行うように構成する例により説明したが、
前記算出動作は、非印刷動作の状態に定期的又は印刷命
令時毎に行うように構成することができる。また、電源
の投入前にのみ用紙の補充等を行うようにするものにお
いては、前記算出動作は電源の投入時にのみ行うように
すればよいことは明かである。
【００２８】
【発明の効果】本発明のプリンター装置は、印刷命令を
発信するコンピュータ側から常に用紙の残量を枚数によ
り確認することができるので、印刷命令時の印刷可能枚
数に関し用紙の種類による残量の差分等を意識する必要
は無い。また、用紙不足状態が発生することはコンピュ
ータ側から事前に判断することが可能であり、プリンタ
ー装置の残量枚数を超えた枚数の印刷命令を継続出力す
ることを回避できる。
発信するコンピュータ側から常に用紙の残量を枚数によ
り確認することができるので、印刷命令時の印刷可能枚
数に関し用紙の種類による残量の差分等を意識する必要
は無い。また、用紙不足状態が発生することはコンピュ
ータ側から事前に判断することが可能であり、プリンタ
ー装置の残量枚数を超えた枚数の印刷命令を継続出力す
ることを回避できる。
【００２９】また、複数のコンピュータが独立して印刷
命令を出力する場合は、プリンター装置は、印刷命令を
受け付けた順番に各コンピュータの現用紙残量枚数と印
刷枚数との減算演算を行い、同じ順番で各コンピュータ
に対し新しい用紙残量枚数及び用紙不足情報を枚数等に
より即座に通知することから、プリンター装置の残量枚
数を超えた枚数の印刷命令を継続出力しプリンター装置
が停止状態になることを防止できる。更に、複数のコン
ピュータのうち印刷実行が不可能なコンピュータには用
紙不足等の警告情報が通知され特定されるので、操作者
はこれらの情報により用紙不足状態を即座に判断するこ
とが可能である。
命令を出力する場合は、プリンター装置は、印刷命令を
受け付けた順番に各コンピュータの現用紙残量枚数と印
刷枚数との減算演算を行い、同じ順番で各コンピュータ
に対し新しい用紙残量枚数及び用紙不足情報を枚数等に
より即座に通知することから、プリンター装置の残量枚
数を超えた枚数の印刷命令を継続出力しプリンター装置
が停止状態になることを防止できる。更に、複数のコン
ピュータのうち印刷実行が不可能なコンピュータには用
紙不足等の警告情報が通知され特定されるので、操作者
はこれらの情報により用紙不足状態を即座に判断するこ
とが可能である。
【００３０】従って、ネットワーク環境下でのプリンタ
ー装置の印刷においても、印刷動作開始前に用紙不足を
判断でき、印刷前の用紙残量確認や他のコンピュータの
印刷枚数を意識する必要なく印刷命令を出力することが
可能となり、用紙自体の目視確認、用紙不足の発生によ
る作業ロスを省くことができ作業効率を向上させること
ができるとともに、プリンター装置の使用効率を向上さ
せることができる。
ー装置の印刷においても、印刷動作開始前に用紙不足を
判断でき、印刷前の用紙残量確認や他のコンピュータの
印刷枚数を意識する必要なく印刷命令を出力することが
可能となり、用紙自体の目視確認、用紙不足の発生によ
る作業ロスを省くことができ作業効率を向上させること
ができるとともに、プリンター装置の使用効率を向上さ
せることができる。
【００３１】
【図１】本発明の一実施の形態を示すプリンター装置の
構成のブロック図である。
構成のブロック図である。
【図２】本発明の一実施の形態を示すプリンター装置の
動作フローチャートである。
動作フローチャートである。
１ 中央処理装置 ２ 記憶装置 ３ 入出力コントロール ４ インターフェース ５ 用紙厚み検知装置 ６ 用紙総量検知装置
Claims (6)
- 【請求項１】 用紙収納装置内のプリンター用紙の１枚
の厚みを検知する用紙検知手段と、前記用紙収納装置内
のプリンター用紙の全体の厚みを検知する用紙総量検知
手段と、前記用紙検知手段及び用紙総量検知手段からの
検知出力に基づいて前記用紙収納装置内のプリンター用
紙の残量枚数を算出し、コンピュータからの所定の印刷
枚数の印刷命令に対して前記残量枚数からの前記印刷枚
数の減算演算の結果を前記コンピュータに通知する制御
手段とを有することを特徴とするプリンター装置。 - 【請求項２】 プリンター用紙の残量枚数を記憶する用
紙枚数記憶手段を有し、前記用紙枚数記憶手段は、前記
用紙検知手段及び前記用紙総量検知手段の検知出力に基
づき算出したプリンター用紙の前記残量枚数ないし印刷
命令時の前記減算結果を更新記憶することを特徴とする
請求項１記載のプリンター装置。 - 【請求項３】 電源投入時に前記用紙検知手段及び前記
用紙総量検知手段の検知出力に基づいてプリンター用紙
の前記残量枚数を算出することを特徴とする請求項２記
載のプリンター装置。 - 【請求項４】 前記用紙収納装置の操作を検出する操作
検知手段を有し、前記用紙収納装置への用紙の補充又は
引出し時に前記用紙検知手段及び前記用紙総量検知手段
の検知出力に基づいてプリンター用紙の前記残量枚数を
算出することを特徴とする請求項３記載のプリンター装
置。 - 【請求項５】 ネットワークにより接続された複数のコ
ンピュータからの印刷命令に対し、前記制御手段は印刷
命令毎にそれぞれのコンピュータに対して用紙の残量枚
数又は用紙不足を通知することを特徴とする請求項１、
２、３又は４記載のプリンター装置。 - 【請求項６】 ネットワークにより接続された複数のコ
ンピュータからの印刷命令に対し、前記制御手段は印刷
命令毎にそれぞれのコンピュータに対して用紙の残量枚
数を通知するとともに、前記減算結果により用紙不足が
検出されたコンピュータに対して警告表示を通知するこ
とを特徴とする請求項１、２、３又は４記載のプリンタ
ー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9144546A JPH10315591A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | プリンター装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9144546A JPH10315591A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | プリンター装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10315591A true JPH10315591A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=15364820
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9144546A Pending JPH10315591A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | プリンター装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10315591A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003072033A (ja) * | 2001-08-30 | 2003-03-12 | Duplo Seiko Corp | 孔版印刷機 |
| US6585344B2 (en) | 2001-03-22 | 2003-07-01 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Systems and methods for automatically detecting a number of remaining sheets of print media |
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-
1997
- 1997-05-20 JP JP9144546A patent/JPH10315591A/ja active Pending
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