JPH10315496A - インクカートリッジ - Google Patents

インクカートリッジ

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JPH10315496A
JPH10315496A JP10066748A JP6674898A JPH10315496A JP H10315496 A JPH10315496 A JP H10315496A JP 10066748 A JP10066748 A JP 10066748A JP 6674898 A JP6674898 A JP 6674898A JP H10315496 A JPH10315496 A JP H10315496A
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JP
Japan
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ink
storage chamber
discharge hole
hole
wall
Prior art date
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Pending
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JP10066748A
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English (en)
Inventor
英明 ▲拝▼郷
Hideaki Haigo
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 インクの使い残しを防止してインク使用効率
の高いインクカートリッジの提供。 【解決手段】 カートリッジケース4を構成する底壁4
bに形成された1つのインク排出孔10aに対して、そ
の形成位置から相互に反対方向に離間した底壁4bの外
周部に対応するように、底壁4bに対向するキャップ6
の外周部に2つの大気連通孔4c、4dを形成し、各大
気連通孔4c、4dの形成位置をインク排出孔10aの
形成位置から可能な限り離間することにより、インクカ
ートリッジ2がインクジェット記録ヘッドに接続されて
使用される場合に、インク排出孔10からインクジェッ
ト記録ヘッドにインクが供給されると同時に、各大気連
通孔4c、4dを介して相互に離れた方向から大気が収
納室12内に流入される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の対向する壁
部の一方にインク排出孔、他方に大気連通孔を形成した
ケース本体内にインクを含浸した多孔質体を収納し、イ
ンク排出孔からインク供給部を経て外部ヘッドに対して
インクを供給するインクジェットプリンタ等に用いられ
るインクカートリッジに関し、特に、複数個の大気連通
孔を形成するとともに各大気連通孔の形成位置をインク
排出孔の形成位置から可能な限り離間させることによ
り、多孔質体に含浸されたインクを残存させることなく
効率的に使用することが可能なインクカートリッジに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、インクジェットプリ
ンタ等に使用されるインクカートリッジは、カートリッ
ジケース内の収納室に、インクを吸蔵した多孔質体を収
納し、カートリッジケースの一壁部に設けられたインク
排出孔からインク供給部のインク供給孔を経て外部のイ
ンクジェット記録ヘッド側にインクを供給するととも
に、カートリッジの他壁部にてインク排出孔の形成位置
を基準としてある程度離れた位置に形成された1つの大
気連通孔から収納室内部に外部の大気を導入している。
この大気連通孔からの大気導入によって多孔質体内部
が大気に置き換わりつつ、多孔質体に吸蔵されたインク
が少しずつインク排出孔からインク供給孔を経て供給さ
れることにより、円滑なインク供給がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、多孔質体内で
のインクの排出はインクカートリッジの隅々まで、スム
ーズに行われるのではなく、例えば、収納室が直方体状
をなしている場合は、その角部ではインクの流れが停滞
することがある。そのため、インク排出孔の位置によっ
ては、収納室の角部のインクが、多孔質体に吸蔵された
まま、排出し切れずに残ってしまう場合があり、インク
の使用効率が低下するという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
消するためになされたものであり、複数個の大気連通孔
を形成するとともに各大気連通孔の形成位置をインク排
出孔の形成位置から可能な限り離間させることにより、
多孔質体に含浸されたインクを残存させることなく効率
的に使用することが可能であり、もってインクの使い残
しを防止してインク使用効率の高いインクカートリッジ
の提供することを目的とする。
【0005】前記目的を達成するため本発明の請求項1
に係るインクカートリッジは、相互に対向する少なくと
も一対の第1壁部及び第2壁部を有し、インクを吸蔵す
る多孔質体を収納する収納室が形成されたケース本体
と、前記第1壁部に形成され、前記収納室の多孔質体に
吸蔵されたインクを収納室の外部に案内する1つのイン
ク排出孔と、前記インク排出孔の形成位置から相互に反
対方向に離間した第1壁部の外周部に対応するように、
前記第2壁部の外周部に形成され、前記収納室を大気と
連通する複数個の大気連通孔とを備えたことを特徴とす
る。
【0006】前記インクカートリッジでは、ケース本体
の第1壁部に形成された1つのインク排出孔に対して、
その形成位置から相互に反対方向に離間した第1壁部の
外周部に対応するように、第1壁部に対向する第2壁部
の外周部に複数個の大気連通孔を形成したことに基づ
き、各大気連通孔の形成位置をインク排出孔の形成位置
から可能な限り離間される。これにより、インクカート
リッジがインクジェット記録ヘッドに接続されて使用さ
れる場合に、インク排出孔からインクジェット記録ヘッ
ドにインクが供給されると同時に、各大気連通孔を介し
て相互に離れた方向から大気が収納室内に流入されるこ
ととなる。従って、収納室内の広い範囲にて多孔質体内
のインクが大気に置き換わりつつ、インク排出孔からイ
ンクをスムーズに排出することが可能となり、この結
果、多孔質体に含浸されたインクの使い残しが防止され
て、インクの使用効率を高く維持することができる。
【0007】また、請求項2に係るインクカートリッジ
は、請求項1に記載のインクカートリッジにおいて、前
記ケース本体は直方体形状又は正方体形状を有し、前記
第1壁部は四角形状の上壁を構成するとともに、前記第
2壁部は四角形状の底壁を構成することを特徴とする。
このように、複数個の大気連通孔をその第2壁部の外周
部に形成することにより、インクをスムーズに排出する
ことが可能である。
【0008】請求項3に係るインクカートリッジは、請
求項2に記載のインクカートリッジにおいて、前記イン
ク排出孔の形成位置は、前記底壁の略中央位置に配置さ
れていることを特徴とする。設計上、このような位置に
制約された場合には、従来のインクカートリッジの構成
では、収納室内の多孔質体における下側角部にインクが
残留し易かったが、上記のごとく複数の大気連通孔をそ
の第2壁部の外周部に形成配置したので、各大気連通行
に対応する収納室の角部のインクも容易に大気と置き換
えることができ、従って、多孔質体におけるインクの使
い残しを確実に防止することができる。
【0009】さらに、請求項4に係るインクカートリッ
ジは、請求項3に記載のインクカートリッジにおいて、
前記大気連通孔の2つが、前記上壁に形成される4つの
角部の内、相互に対角関係を有する2つの角部近傍に配
置されていることを特徴とする。このような構成を有す
る場合には、四角形状の上壁に形成される4つの角部の
内、相互に対角関係を有する2つの角部近傍に大気連通
孔が形成されていることに基づき、2つの各大気連通孔
に対応して多孔質体の下側に形成される2つの隅部に含
浸されているインクまでも容易に大気に置き換えつつ、
インク排出孔からスムーズに排出することが可能とな
る。
【0010】また、請求項5に係るインクカートリッジ
は、請求項3に記載のインクカートリッジにおいて、前
記大気連通孔の4つが、前記上壁に形成される4つの角
部近傍に配置されていることを特徴とする。このように
四角形状の上壁に形成される4つの全ての角部近傍に大
気連通孔が形成されている場合には、4つの各大気連通
孔のそれぞれに対応して多孔質体の下側に形成される4
つの隅部に含浸されているインクまでも容易に大気に置
き換えつつ、インク排出孔からスムーズに排出すること
が可能となり、インクをよりスムーズに流して一層効果
的にインクの使い残しを防止することができる。
【0011】更に、請求項6に係るインクカートリッジ
は、請求項4に記載のインクカートリッジにおいて、前
記収納室に隣接して設けられ、インク排出孔を介して収
納室と連通されるとともにインクが貯留されるインク貯
留室と、前記インク貯留室の一側に配設されるととも
に、インク貯留室に連通するインク供給孔を有し、イン
ク供給孔を介して外部の印字ヘッドにインクを供給する
インク供給部とを備え、前記インク排出孔の形成位置と
インク供給孔の形成位置との間に位置ズレを設けること
により、インク貯留室内でインク排出孔からインク供給
孔に至る間で形成されるインク経路中に、少なくとも1
つのカーブ経路を設けたことを特徴とする。
【0012】かかる構成によれば、インク貯留室内でイ
ンク排出孔からインク供給孔に至る間でインク経路中
に、少なくとも1つのカーブ経路が設けられるので、イ
ンク経路に沿ってインクが流動している間にインク中に
残存する気泡を、インクとインク中に残存する気泡との
比重の差に基づき、カーブ経路にてインクから分離する
ことができる。これにより、インク中に気泡が残存して
いる場合においても、気泡がインク供給孔からインクジ
ェット記録ヘッド側に入り込んでしまうことを確実に排
除して印刷品質の低下を防止することができるととも
に、インクジェット記録ヘッドが印刷不能になることを
防止することができる。
【0013】また、請求項7に係るインクカートリッジ
は、請求項6に記載のインクカートリッジにおいて、前
記インク貯留室の一端部には空気溜まり部が形成されて
いることを特徴とする。かかる場合には、前記のように
インクから分離された気泡を空気溜まり部に溜めること
ができる。
【0014】更にまた、請求項8に係るインクカートリ
ッジは、請求項7に記載のインクカートリッジにおい
て、前記インクの流向は、前記カーブ経路に沿って流動
する間に、略90°方向転換されることを特徴とする。
このように、インクの流向が略90°方向転換される場
合には、インク内の気泡を分離集合する性質は最も顕著
となり、カーブ経路を介してインク中の気泡を効率的に
インクから分離集合することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るインクカート
リッジについて具体化した実施例に基づき図面を参照し
つつ詳細に説明する。本実施例に係るインクカートリッ
ジ2は、上面側が開口4aにより開放された直方体状の
カートリッジケース4を有しており、かかるカートリッ
ジケース4の開口4aはキャップ6にて閉塞されてい
る。ここに、インクカートリッジ2は、記録媒体(印字
用紙)にインクを噴射して印刷を行うインクジェットプ
リンタに適用され、後述するように、インクジェット記
録ヘッド8に連結されることによりインクジェット記録
ヘッド8にインクを供給するものである。
【0016】カートリッジケース4の開口4aを閉塞し
ているキャップ6には、キャップ6の下側にて多孔質体
16を収納する収納室12内に大気を導入する大気連通
孔4c、4dが形成されている。カートリッジケース4
の底壁4bには、インク供給部10が形成されている。
かかるインク供給部10は、図2(a),(b)の部分
拡大図に示すように、インクジェットプリンタにセット
されて使用される際にインクジェット記録ヘッド8に接
続されて、インクジェット記録ヘッド8のインク供給用
マニホールド8aにインクを供給する作用を行う。
【0017】ここに、インク供給部10は、筒状に形成
された突状壁10cを有しており、突状壁10cの近接
位置にて底壁4bには、収納室12からインクを排出す
るインク排出孔10aが形成されている。また、突状壁
10cには、インクカートリッジ2をインクジェット記
録ヘッド8に連結するためのアダプタ14が取り付けら
れている。かかるアダプタ14とこれに対向する底壁4
bとの間に形成されるスペースは、一時的にインクを貯
留するインク貯留室10bを構成する。インク貯留室1
0bにて、インク排出孔10aと反対側に存在するスペ
ースは、後述するように、インク貯留室10bにてイン
ク中から分離された気泡を溜める空気溜まり部Hとな
る。なお、インク貯留室10bの右端部に対応する空気
溜まり部Hは、インクがインク排出孔10aからインク
供給孔14bへ屈曲して流動する際に分離したインク中
の気泡を収納して、インク供給孔14bからインクジェ
ット記録ヘッド8側へ気泡が供給されないようにするも
のである。
【0018】前記アダプタ14には、インクジェット記
録ヘッド8に供給されるインクに含まれる塵芥等を除く
ためのメッシュフィルタ部材14a、及び、インクジェ
ット記録ヘッド8のインク供給用マニホールド8aにイ
ンクを供給するインク供給孔14bが設けられている。
【0019】ここに、図2(a)、(b)から明らかな
ように、突状壁10cに対するアダプタ14の取付状態
に基づき、前記インク供給孔10aの形成位置とインク
供給孔14bの配置位置との間には、高低差が設けられ
ており、具体的には、インク供給孔10aはインク供給
孔14bよりも高い位置に設定されている。また、水平
方向において、インク供給孔10aの形成位置とインク
供給孔14bの配置位置とは、相互にずれて配置されて
おり、具体的には、インク供給孔10aとインク供給孔
14bとは、アダプタ14の略半径分の距離に対応する
位置だけずれて配置されている。カートリッジケース4
とキャップ6とにより区画されるスペースは収納室12
を構成しており、かかる収納室12内には、インクを吸
蔵している多孔質体16(ここでは発泡ウレタン樹脂を
用いている)が収納されている。
【0020】尚、インクジェット記録ヘッド8における
インクマニホールド8aの外側には、前記インクカート
リッジ2側に設けられたアダプタ14と密着して接続さ
れるアダプタ8bが配設されている。前記構成を有する
インクカートリッジ2をインクジェット記録ヘッド8と
接続するには、図2(a)に示すように、インクカート
リッジ2側のアダプタ14とインクジェット記録ヘッド
8側のアダプタ8bとを相互に近接し、更に、図2
(b)に示すように、両アダプタ14、8bを相互に密
着させて接続する。
【0021】この後、インクジェット記録ヘッド8によ
る文字等の印字時に、インクジェット記録ヘッド8側か
らインクの吸引が行われると、多孔質体16に吸蔵され
ているインクは、インク供給部10を構成する突状壁1
0cに対応する底壁4bに設けられたインク供給孔10
aから、矢印にて示したインク経路Qに沿って、インク
貯留室10b内に流入され、次いで流向を変えて、イン
ク供給孔14bに流入される。この後、インクは、各ア
ダプタ14,8b同士の結合部を経て、インク供給用マ
ニホールド8aに流入される。
【0022】ここに、図2(b)中矢印で示すインク経
路Qは、インク貯留室10b内に貯留されたインク中に
形成されるが、かかるインク経路Qは、主に、インク供
給孔10aからインク貯留室10bに沿って形成される
カーブ経路Q1、インク貯留室10bに沿った直進経路
Q2、及び、インク供給孔14bに向かうためのカーブ
経路Q3とから構成されている。
【0023】前記各経路の内、インクの流向を略90°
方向転換を行うカーブ経路Q1、Q3に沿ってインクが
流動すると、インクとインク中に残存する気泡との間の
比重の差に基づき、インク内の気泡は集合する性質があ
る。かかる性質は、カーブ経路Q1、Q3のカーブ状態
に左右され、前記のようにインクの流向を略90°程度
方向転換する場合に最も顕著となる。このように、小さ
い気泡が塊状となって集合した気泡は、インク流と分か
れてインク貯留室10bにて図2(b)中右方向に向か
って移動する。そして、気泡は、図2(b)に示すよう
に、空気溜まり部Hとして利用されるインク貯留室10
bの右方上部に溜められる。
【0024】このように、インクカートリッジ2では、
その使用時において、カートリッジケース4の底壁4b
に形成されてインクジェット記録ヘッド8にインクを供
給するインク供給孔10aの形成位置を、インク供給部
10の突状壁10cに取り付けられるアダプタ14に形
成されたインク供給孔14bの形成位置よりも高い位置
に設定して両形成位置間に高低差を設けるとともに、イ
ンク貯留室14b内のインク中でインク供給孔10aか
らインク供給孔14bに至る間で形成されるインク経路
Q中に2つのカーブ経路Q1、Q3を包含するように構
成したので、インク経路Qに沿ってインクが流動してい
る間にインク中に残存する気泡を、各カーブ経路Q1、
Q3にてインクから分離集合することができる。このよ
うに、小さい気泡が分離集合されて塊状となった気泡
は、インク貯留室10bの右側に形成された空気溜まり
部Hの上部に溜められる。これにより、インク中に残存
する気泡がインク供給孔14bからインクジェット記録
ヘッド8側に入り込んでしまうことを確実に排除して印
刷品質の低下を防止することができるとともに、インク
ジェット記録ヘッド8が印刷不能となることを防止する
ことができる。
【0025】前記したように、多孔質体16に含浸され
たインクがインク排出孔10aからインク貯留室10
b、インク供給孔14bを経てインクジェット記録ヘッ
ド8に供給される時に、多孔質体16内からインク排出
孔10aへ排出されるインクの量に応じた空気が、大気
連通孔4c,4dから収納室12に入る。
【0026】ここで、底壁4bに形成されたインク排出
孔10aとキャップ6に形成された2つの大気連通孔4
c、4dとの位置関係は、平面視で図3のように示され
る。図3において、インク排出孔10aは、底壁4bに
おいて略中央位置(底壁4bの幅方向における中点位置
で、底壁4bの長さ方向において中点位置よりも若干右
側にずれた位置)に配置されており、また、2つの各大
気連通孔4c,4dは、前記インク排出孔10aの形成
位置から相互に離間した底壁4bの外周部に対応するよ
うに、収納室12の頂面12b(蓋体6の底面6aに該
当する。)の外周部にて底壁4bに形成される4つの角
部の内相互に対角関係を有する2つの角部近傍に配置さ
れている。これにより、各大気連通孔4c、4dは、頂
面12bの中央に対してほぼ対称で相互に最も離れた位
置の近傍に配置されることとなる。ここに、収納室12
は略直方体状であって、頂面12bは略矩形をなしてい
ることから、2つの大気連通孔4c,4dは矩形の頂面
12bの対角近傍に配置される。
【0027】前記したように、本実施例のインクカート
リッジ2では、従来、1つしか形成されていなかった大
気連通孔を2つ形成し、2つの各大気連通孔4c,4d
を前記した配置関係をもってキャップ6に形成配置した
ので、インク排出孔10aからインクが排出される際
に、各大気連通孔4c、4dを介して極力離れた2方向
から収納室12内に大気が流れ込む。従って、収納室1
2内に配置された多孔質体16における広い範囲にてス
ムーズにインクが大気と置き換えられ、これにより多孔
質体16に含浸されたインクの使い残しが防止されると
ともに、インクの使用効率を格段に高くすることができ
る。
【0028】また、インク排出孔10aの配置位置とし
ては、収納室12の底面12a(底壁4bの上面)の略
中央位置に設定されいることから、従来におけるインク
カートリッジの構成では、収納室12内の多孔質体16
における下側角部12e,12fにインクが残留し易か
ったが、本実施例のインクカートリッジ2では、前記の
ように2つの大気連通孔4c,4dをそれぞれ収納室1
2の頂面12bの対角近傍に配置したので、各大気連通
孔4c、4dに対応する収納室12の角部12e,12
fのインクも容易に大気と置き換えることができ、従っ
て、多孔質体16におけるインクの使い残しを確実に防
止することができる。
【0029】尚、インクカートリッジ2におけるインク
排出孔10aと大気連通孔4c,4dとの位置関係は、
収納室12の側面12c(図5参照)から見て示す図4
に示す位置関係にあるものと見ることができる。ここ
に、図4は図5のB−B線断面図、図5は図1のA−A
線断面図である。すなわち、収納室12の側面12cか
ら見た収納室12は、ほぼ矩形の収納領域をなしている
が、この収納領域の底辺にあるインク排出孔10aと、
収納領域の頂辺にある大気連通孔4c,4dのそれぞれ
とを対角とする2つの小矩形領域18,20を想定する
と、この2つの小矩形領域18,20は、収納室12の
収納領域のほぼすべてに重複する状態となっている。こ
のように、インク排出孔10aに対する大気連通孔4
c,4dの配置位置が設定されれば、インクの使い残し
が防止される。
【0030】これは、インクカートリッジ2の横から見
て大気連通孔4c,4dとインク排出孔10aとが対角
となる関係にある場合には、その対角関係を有する小矩
形領域18,20内では、インクがスムーズに大気と置
き換わり、ほとんどのインクがインク排出孔10aから
排出されるからである。そして、本実施例のインクカー
トリッジ2は、このような関係を満足する小矩形領域1
8,20が収納領域のほぼ全てにわたっているので、収
納領域全体、すなわち収納室12全体のインクの流れが
スムーズとなり、インクの使い残しが防止される。
【0031】このとき、インクカートリッジ2において
は、図5に示すごとく収納室12の側面12dから見た
場合は、小矩形領域22,24は、収納領域のほとんど
にわたっているとは言い難いが、本実施例のインクカー
トリッジ2では、特に、収納室12の側面の内、横幅の
広い方の側面12cから見た(図4)収納室12のほぼ
矩形の収納領域について、前述したごとく、収納領域の
ほぼすべてに、小矩形領域18,20が重複する状態と
なる位置に、大気連通孔4c,4dが配置されているの
で、インクの使い残しが十分に防止される。
【0032】前記から明らかなように、収納室12の側
面12c,12dの内、隣接する2側面12c,12d
のいずれから見た場合においても、上記関係、すなわち
小矩形領域が収納領域のほぼ全てにわたるという関係を
満足している場合には、一層、効果的であることは当然
である。
【0033】以上説明した通り、本実施例に係るインク
カートリッジ2では、カートリッジケース4を構成する
底壁4bに形成された1つのインク排出孔10aに対し
て、その形成位置から相互に反対方向に離間した底壁4
bの外周部に対応するように、底壁4bに対向するキャ
ップ6の外周部に2つの大気連通孔4c、4dを形成し
たので、各大気連通孔4c、4dの形成位置はインク排
出孔10aの形成位置から可能な限り離間される。これ
により、インクカートリッジ2がインクジェット記録ヘ
ッド8に接続されて使用される場合に、インク排出孔1
0からインクジェット記録ヘッド8にインクが供給され
ると同時に、各大気連通孔4c、4dを介して相互に離
れた方向から大気が収納室12内に流入されることとな
る。従って、収納室12内の広い範囲にて多孔質体16
内のインクが大気に置き換わりつつ、インク排出孔10
aからインクをスムーズに排出することが可能となり、
この結果、多孔質体16に含浸されたインクの使い残し
が防止されて、インクの使用効率を高く維持することが
できる。
【0034】また、インク排出孔10aの形成位置が底
壁4bの略中央位置に配置されるとともに、2つの大気
連通孔4c、4dがキャップ6に形成される4つの角部
の内、相互に対角関係を有する2つの角部近傍に配置さ
れているので、四角形状のキャップ6に形成される4つ
の角部の内、相互に対角関係を有する2つの角部近傍に
大気連通孔4c、4dが形成されこととなり、2つの各
大気連通孔4c、4dに対応して多孔質体16の下側に
形成される2つの隅部12e、12fに含浸されている
インクまでも容易に大気に置き換えつつ、インク排出孔
10aからスムーズに排出することができる。
【0035】更に、インクカートリッジ2の使用時にお
いて、カートリッジケース4の底壁4bに形成されてイ
ンクジェット記録ヘッド8にインクを供給するインク排
出孔10aの形成位置を、インク供給部10の突状壁1
0cに取り付けらるアダプタ14に形成されたインク供
給孔14bの形成位置よりも高い位置に設定して両形成
位置間に高低差を設けるとともに、インク貯留室10b
内のインク中でインク排出孔10aからインク供給孔1
4bに至る間で形成されるインク経路Q中に2つのカー
ブ経路Q1、Q3を包含するように構成したので、イン
ク経路Qに沿ってインクが流動している間にインク中に
残存する気泡を、各カーブ経路Q1、Q3にてインクか
ら分離集合することができる。このように、小さい気泡
が分離集合されて塊状となった気泡は、インク貯留室1
0bの右側に形成された空気溜まり部Hの上部に溜めら
れる。これにより、インク中に残存する気泡がインク供
給孔14bからインクジェット記録ヘッド8側に入り込
んでしまうことを確実に排除して印刷品質の低下を防止
することができるとともに、インクジェット記録ヘッド
8が印刷不能となることを防止することができる。
【0036】なお、本実施の形態は単なる例示にすぎ
ず、本発明を何ら限定するものではない。従って、本発
明は、その要旨を逸脱しない範囲内において種々の改
良、変形が可能である。例えば、前記実施例では、イン
クカートリッジ2におけるキャップ6の対向する2つの
角部のそれぞれに大気連通孔4c、4dを形成するよう
に構成したが、図6に示すように、2つの大気連通孔4
c、4dに加えて、キャップ6に形成される残りの2つ
の角部近傍に更に2つの大気連通孔4e、4fを形成し
てもよいことは勿論である。この場合には、4つの各大
気連通孔4c、4d、4e、4fのそれぞれに対応して
多孔質体16の下側に形成される4つの隅部に含浸され
ているインクまでも容易に大気に置き換えつつ、インク
排出孔10aからスムーズに排出することが可能とな
り、インクをよりスムーズに流して一層効果的にインク
の使い残しを防止することができる。
【0037】また、前記実施例のインクカートリッジ2
では、収納室12の底面12aが長方形をなすととも
に、インク排出孔10aが底面12aの長辺方向におけ
るほぼ中央位置に配置されているので、底面12aの短
辺方向においては、インク排出孔10aはほぼ中央でな
くても、端部でも良く、インクの使い残し防止効果が十
分にある。更に、大気連通孔4c,4dは、収納室12
の頂面12bに設けられていたが、このような頂面12
b上の位置に代えて、これらの位置近傍である収納室1
2の側面12c,12dに設けても、同様な効果を得る
ことができる。また、収納室12の形状は、ほぼ直方体
状であったが、これに限らず、正方体形状、円柱形、楕
円柱形、3角柱、あるいは6角柱その他の角柱形状でも
良い。
【0038】
【発明の効果】以上、詳細に説明した通り、本発明の請
求項1に係るインクカートリッジは、相互に対向する少
なくとも一対の第1壁部及び第2壁部を有し、インクを
吸蔵する多孔質体を収納する収納室が形成されたケース
本体と、前記第1壁部に形成され、前記収納室の多孔質
体に吸蔵されたインクを収納室の外部に案内する1つの
インク排出孔と、前記インク排出孔の形成位置から相互
に反対方向に離間した第1壁部の外周部に対応するよう
に、前記第2壁部の外周部に形成され、前記収納室を大
気と連通する複数個の大気連通孔とを備えており、この
ように、ケース本体の第1壁部(底壁)に形成された1
つのインク排出孔に対して、その形成位置から相互に反
対方向に離間した第1壁部の外周部に対応するように、
第1壁部に対向する第2壁部(キャップ)の外周部に複
数個の大気連通孔を形成したことにより、各大気連通孔
の形成位置をインク排出孔の形成位置から可能な限り離
間配置している。これにより、インクカートリッジがイ
ンクジェット記録ヘッドに接続されて使用される際に、
インク排出孔からインクジェット記録ヘッドにインクが
供給されると同時に、収納室内に、各大気連通孔を介し
て相互に離れた方向から大気が流入されることとなる。
従って、収納室内の広い範囲にて多孔質体内のインクが
大気に置き換わりつつ、インク排出孔からインクをスム
ーズに排出することが可能となり、その結果、多孔質体
に含浸されたインクの使い残しを防止することが出来、
またインクの使用効率を高く維持することが可能とな
る。
【0039】本発明の請求項2に係るインクカートリッ
ジによれば、ケース本体が直方体形状又は正方体形状を
有し、第1壁部が四角形状の上壁を構成するとともに、
前記第2壁部が四角形状の底壁を構成しているので、前
記複数個の大気連通孔をその第2壁部の外周部に形成す
ることにより、インクをスムーズに排出することが可能
である。
【0040】また、本発明の請求項3に係るインクカー
トリッジでは、インク排出孔の形成位置が底壁の略中央
位置に配置されている。このような位置にインク排出孔
が形成されている場合、従来のインクカートリッジの構
成では、収納室内の多孔質体における下側角部にインク
が残留し易かったが、上記のごとく複数の大気連通孔を
その第2壁部の外周部に形成配置したので、各大気連通
行に対応する収納室の角部のインクも容易に大気と置き
換えることができ、従って、多孔質体におけるインクの
使い残しを確実に防止することができる。
【0041】本発明の請求項4に係るインクカートリッ
ジでは、大気連通孔の2つが、上壁に形成される4つの
角部の内、相互に対角関係を有する2つの角部近傍に配
置されているので、2つの各大気連通孔に対応して多孔
質体の下側に形成される2つの隅部に含浸されているイ
ンクまでも容易に大気に置き換えつつ、インク排出孔か
らスムーズに排出することが可能となる。
【0042】本発明の請求項5に係るインクカートリッ
ジによれば、大気連通孔の4つは、前記上壁に形成され
る4つの角部近傍に配置されているので、4つの各大気
連通孔のそれぞれに対応して多孔質体の下側に形成され
る4つの隅部に含浸されているインクまでも容易に大気
に置き換えつつ、インク排出孔からスムーズに排出する
ことが可能となり、インクをよりスムーズに流して一層
効果的にインクの使い残しを防止することができる。
【0043】更に、本発明の請求項6に係るインクカー
トリッジによれば、収納室に隣接して設けられ、インク
排出孔を介して収納室と連通されるとともにインクが貯
留されるインク貯留室と、前記インク貯留室の一側に配
設されるとともに、インク貯留室に連通するインク供給
孔を有し、インク供給孔を介して外部の印字ヘッドにイ
ンクを供給するインク供給部とを備え、前記インク排出
孔の形成位置とインク供給孔の形成位置との間に位置ズ
レを設けることにより、インク貯留室内でインク排出孔
からインク供給孔に至る間で形成されるインク経路中
に、少なくとも1つのカーブ経路を設けられている。こ
のような構成により、インク貯留室内でインク排出孔か
らインク供給孔に至る間でインク経路中に、少なくとも
1つのカーブ経路が設けられるので、インク経路に沿っ
てインクが流動している間にインク中に残存する気泡
を、インクとインク中に残存する気泡との比重の差に基
づき、カーブ経路にてインクから分離することができ
る。従って、インク中に気泡が残存している場合におい
ても、気泡がインク供給孔からインクジェット記録ヘッ
ド側に入り込んでしまうことを確実に排除して印刷品質
の低下を防止することができるとともに、インクジェッ
ト記録ヘッドが印刷不能になることを防止することがで
きる。
【0044】また、本発明の請求項7に係るインクカー
トリッジでは、インク貯留室の一端部には空気溜まり部
が形成されており、そのため、前記のようにインクから
分離された気泡を空気溜まり部に溜めることができる。
【0045】また、本発明の請求項8に係るインクカー
トリッジによれば、インクの流向は、カーブ経路に沿っ
て流動する間に、略90°方向転換されている。このよ
うに、インクの流向が略90°方向転換される場合に
は、インク内の気泡を分離集合する性質は最も顕著とな
り、カーブ経路を介してインク中の気泡を効率的にイン
クから分離集合することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るインクカートリッジの概
略縦断面図である。
【図2】インクカートリッジの使用時においてインク貯
留室に形成されるインク経路を模式的に示す部分拡大図
である。
【図3】インクカートリッジの平面図である。
【図4】インクカートリッジの縦断面におけるインク排
出孔と2つの大気連通孔との位置関係を示す説明図であ
る。
【図5】図1のインクカートリッジのA−A断面におけ
るインクカートリッジのインク排出孔と2つの大気連通
孔との位置関係を示す断面説明図である。
【図6】別の実施例におけるインクカートリッジの平面
図である。
【符号の説明】
2 インクカートリッジ 4 カートリッジケース 4c、4d 大気連通孔 6 キャップ 8 インクジェット記録ヘッド 10 インク供給部 10a インク排出孔 10b インク貯留室 12 収納室 14b インク供給孔 16 多孔質体 Q インク経路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に対向する少なくとも一対の第1壁
    部及び第2壁部を有し、インクを吸蔵する多孔質体を収
    納する収納室が形成されたケース本体と、 前記第1壁部に形成され、前記収納室の多孔質体に吸蔵
    されたインクを収納室の外部に案内する1つのインク排
    出孔と、 前記インク排出孔の形成位置から相互に反対方向に離間
    した第1壁部の外周部に対応するように、前記第2壁部
    の外周部に形成され、前記収納室を大気と連通する複数
    個の大気連通孔とを備えたことを特徴とするインクカー
    トリッジ。
  2. 【請求項2】 前記ケース本体は直方体形状又は正方体
    形状を有し、 前記第1壁部は四角形状の上壁を構成するとともに、前
    記第2壁部は四角形状の底壁を構成することを特徴とす
    る請求項1記載のインクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記インク排出孔の形成位置は前記底壁
    の略中央位置に配置されていることを特徴とする請求項
    2記載のインクカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記大気連通孔の2つが、前記上壁に形
    成される4つの角部の内、相互に対角関係を有する2つ
    の角部近傍に配置されていることを特徴とする請求項3
    記載のインクカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記大気連通孔の4つが、前記上壁に形
    成される4つの角部近傍に配置されていることを特徴と
    する請求項3記載のインクカートリッジ。
  6. 【請求項6】 前記収納室に隣接して設けられ、インク
    排出孔を介して収納室と連通されるとともにインクが貯
    留されるインク貯留室と、 前記インク貯留室の一側に配設されるとともに、インク
    貯留室に連通するインク供給孔を有し、インク供給孔を
    介して外部の印字ヘッドにインクを供給するインク供給
    部とを更に備え、 前記インク排出孔の形成位置とインク供給孔の形成位置
    との間に位置ズレを設けることにより、インク貯留室内
    でインク排出孔からインク供給孔に至る間で形成される
    インク経路中に、少なくとも1つのカーブ経路を設けた
    ことを特徴とする請求項4記載のインクカートリッジ。
  7. 【請求項7】 前記インク貯留室の一端部には空気溜ま
    り部が形成されていることを特徴とする請求項6記載の
    インクカートリッジ。
  8. 【請求項8】 前記インクの流向は、前記カーブ経路に
    沿って流動する間に、略90°方向転換されることを特
    徴とする請求項7記載のインクカートリッジ。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07132611A (ja) * 1993-11-09 1995-05-23 Seiko Epson Corp インクジェット記録装置及びインクタンクとその製造方法
JPH08216424A (ja) * 1995-02-17 1996-08-27 Fuji Xerox Co Ltd インク供給装置
JPH08323988A (ja) * 1995-05-29 1996-12-10 Nec Corp インクジェットプリントカートリッジ

Patent Citations (3)

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