JPH10315289A - 射出成形機およびそのノズル温度制御方法 - Google Patents

射出成形機およびそのノズル温度制御方法

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JPH10315289A
JPH10315289A JP13944797A JP13944797A JPH10315289A JP H10315289 A JPH10315289 A JP H10315289A JP 13944797 A JP13944797 A JP 13944797A JP 13944797 A JP13944797 A JP 13944797A JP H10315289 A JPH10315289 A JP H10315289A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形サイクルの長短にかかわりなく、射出さ
れる溶融樹脂の温度を均一に制御して、品質が均一な成
形品を得る。 【解決手段】 主ノズル部8aと、射出口11を形成し
たノズル先端部8bとで構成したノズル8をバレル1の
先端部に設ける。ノズルの内容積は、射出1サイクル分
の溶融樹脂を蓄溜できるものとする。主ノズルは、内容
積がノズルのそれの大部分を占める大きさにする。ノズ
ル先端部の熱容量を主ノズルより小さくする。主ノズル
部にヒータ9aと温度センサ10aを、ノズル先端部に
ヒータ9bと温度センサ10bをそれぞれ設ける。これ
らの温度センサを個別に加熱制御部6c,6dに、これ
らの加熱制御部を開閉器7c,7dに、更にこれらの開
閉器を前記ヒータおよび加熱電源6に、それぞれ連絡す
る。前記ヒータを適宜に作動させることで、ノズル内の
溶融樹脂温度を均一に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は射出成形機および、
これに設けられた射出用ノズルの温度制御方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に射出成形機は、成形品の品質を安
定化させるため、そのバレル温度を所定温度に制御する
ように構成されている。図5は、上記射出成形機を構成
する射出ユニットの要部構造を示す概略縦断面図であ
る。この射出ユニットでは、バレル21内にスクリュウ
22が回転および進退自在に配設されている。バレル2
1の外周面には電熱式のヒータ(バンドヒータなど)2
4a,24b,24cが、バレル21の肉部には温度セ
ンサ25a,25b,25cがそれぞれ設けられてい
る。これらの温度センサはそれぞれ加熱制御部26a,
26b,26cに連絡され、これらの加熱制御部はそれ
ぞれ開閉器27a,27b,27cに連絡され、さらに
これらの開閉器は加熱電源26および、前記ヒータ24
a〜24cに連絡されている。図5において28はノズ
ルであり、その先端部には溶融樹脂の射出口28aが開
口している。また、ノズル28の前方には、図示されな
い金型が配備され、この金型に前記射出口28aを当接
させて射出を行うようになっている。
【0003】上記射出成形機による成形工程は一般に、
型閉(型締)、ノズルタッチ(ノズル先端部が金型
に当接)、射出(充填・保圧)、金型冷却、樹脂
原料の可塑化・計量、型開、成形品取出し、型
閉、…の順に行われる。ただし、これらの工程は単独に
行われるのではなく、それぞれが連携をとりながら自動
的に行われる。
【0004】すなわち、スクリュウ22が回転し、バレ
ル21に供給された樹脂原料がスクリュウ22のスパイ
ラル状フライト23により、図示しない金型に向けて輸
送される。この間において、樹脂原料はバレル21とス
クリュウ22との隙間で生じる剪断作用と、上記ヒータ
24a〜24cによる加熱とによって溶融されながら、
成形1サイクル分の射出量がバレル21内の先端部に計
量される(可塑化・計量工程)。また、上記各ヒータの
温度制御は、温度センサ25a〜25cからの信号を加
熱制御部26a〜26cで受け、この加熱制御部により
開閉器27a〜27cを開閉して加熱電源26からの電
力を各ヒータに供給/停止することで行われる。そし
て、上記バレル21内先端部に計量された溶融樹脂は、
スクリュウ22の前進により、図示しない金型内に射出
されて成形品に加工される(射出・充填・保圧工程)。
【0005】上記可塑化・計量工程において樹脂原料
は、上記ヒータにより加熱されるだけではなく、スクリ
ュウ22の回転・後退による混練作用によって発熱す
る。ところが、スクリュウ22が後退するため、スクリ
ュウ22とバレル21との相対位置が変化するととも
に、スクリュウ22の混練有効長さが短くなっていく。
このため、上記温度制御装置を配備しているにもかかわ
らず、バレル21内の溶融樹脂温度は、スクリュウ22
の前進限位置から後退限位置に向かって次第に低下する
温度分布になりやすく、成形品の品質を均一にするのが
難しいという問題があった。
【0006】上記問題点を解消するための手段が、特開
平7−186227号公報に提案されている。この公報
に開示された「射出成形機のバレル温度制御方法」で
は、温度検出手段を有するバレルの外周面にヒータを設
け、前記温度検出手段によりバレル温度を検出して前記
ヒータの作動制御(バレルの温度制御)を行うようにし
た射出成形機の温度制御方法において、成形サイクルに
連動するシーケンス制御手段を設け、バレルの温度制御
に際して、前記温度検出手段によるヒータの作動制御
(加熱制御)に加えて、射出工程中の特定時間帯に前記
シーケンス制御手段を介して追加補償的に前記ヒータの
作動制御を行うようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
射出成形機では、加熱制御の変動による影響を小さくす
る(バレル温度の変動を小さくする)目的で、バレルの
肉厚を相当に厚くしている。そのためバレル温度制御の
応答性が低くなるので、上記公報に提案された温度制御
方法は、前記計量工程の時間が長い成形の場合には有効
であるが、計量時間が短い場合には、必ずしも充分な効
果が得られないという不具合があった。
【0008】本発明は、従来技術の上記問題点を解決よ
うとするもので、第1の目的は、バレル先端部に、従来
構造のノズルに代えて、所定構成のノズルと、これを加
熱するための加熱手段と、この加熱手段用の温度制御手
段とを設けることにより、成形サイクルの長短にかかわ
りなく、射出される溶融樹脂の温度を均一に制御して、
品質が均一な成形品を安定して得ることができる射出成
形機を提供することにある。本発明の第2の目的は、こ
のような射出成形機において、前記ノズルの温度を的確
に制御する方法を提供することである。以下、本発明の
目的を請求項別に具体的に説明する。
【0009】(1)請求項1の発明 成形サイクルの長短に影響されずに、射出される溶融樹
脂を均一温度に制御することができる射出成形機を提供
することが目的である。
【0010】(2)請求項2の発明 請求項1の射出成形機で望まれることは、成形品の取出
し後に、溶融樹脂がノズル先端部の射出口から漏れない
うえ、次の成形サイクル開始時に前記ノズル先端部を迅
速に加熱できること、すなわちノズル先端部の温度制御
の応答性を高めること、さらに、次サイクルの射出分の
樹脂が均一に所定の射出温度に保温されることなどであ
る。したがって請求項2の発明の目的は、請求項1の目
的に加えて、上記要求を満たす射出成形機を提供するこ
とである。
【0011】(3)請求項3の発明 請求項2の発明では前記ノズルを、肉厚が異なる複数の
ノズル部分により構成する。したがって、請求項3の発
明の目的は、それぞれのノズル部分の機能を充分に発揮
させることができるノズル温度制御方法を提供すること
である。
【0012】(4)請求項4の発明 請求項3のノズル温度制御方法において、該ノズル内の
溶融樹脂温度を、より精度よく制御することが目的であ
る。
【0013】(5)請求項5の発明 請求項4のノズル温度制御方法において、金型への溶融
樹脂の射出・充填工程以外の工程で、前記ノズル先端部
から溶融樹脂が漏れるのを防止することを目的とする。
【0014】(6)請求項6の発明 請求項4のノズル温度制御方法において、前記ノズル内
にある、次サイクルで射出される溶融樹脂の温度を、よ
り精度よく制御することを目的とする。
【0015】(7)請求項7,8の発明 請求項4のノズル温度制御方法において、ノズル温度制
御の変動の影響を小さくすることを目的とする。
【0016】(8)請求項9の発明 請求項4のノズル温度制御方法において、ノズル温度制
御の外乱による変動の影響を小さくすることを目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の射出成
形機は、バレル内にスクリュウを回転・進退自在に設
け、バレルの適宜位置にヒータを設け、前記スクリュウ
およびヒータの作動により樹脂原料を可塑化させるとと
もに、バレル内の前記スクリュウ直近前方部分に射出1
サイクル分の溶融樹脂を計量した後、金型への射出を行
う射出ユニットを備えた射出成形機において、前記バレ
ルの先端部に射出1サイクル分の溶融樹脂量と同容積の
内部空間を有するノズルを設け、該ノズルにはヒータと
温度検出手段とを設け、これらのヒータおよび温度検出
手段を、前記ヒータの作動を制御する加熱制御部に連絡
したことを特徴とする。
【0018】すなわち、本発明の射出成形機は、従来構
造の射出ユニットのノズルに代えて上記構成のノズルを
配備したことを骨子としている。このノズルは、金型に
射出される溶融樹脂の温度を均一化するための、いわば
温度補償部であって、バレル内のスクリュウ直近、かつ
前方部分に計量した、射出1サイクル分の溶融樹脂を射
出1サイクル分の時間だけ蓄溜し、この間に前記溶融樹
脂の温度を前記ヒータの作動制御により均一化して金型
に射出する作用をなすものである。
【0019】請求項2に記載の射出成形機は、請求項1
において前記ノズルを、肉厚が異なる複数のノズル部分
により構成するとともに、先端部に近いノズル部分ほど
肉厚を小さくしたしたことを特徴とする。このように、
金型に当接するノズル先端部の熱容量を最小にすること
で、ヒータのon/offに対する前記ノズル先端部の
応答速度が高くなり、昇温・降温操作が迅速に行なわれ
るため、前記ノズル先端部により、溶融樹脂の通路を開
閉する開閉弁と同様な作用が得られる。
【0020】請求項3に記載の射出成形機のノズル温度
制御方法は、請求項2に記載の射出成形機のノズル温度
を制御する方法であって、各ノズル部分にヒータおよび
温度検出手段を個別に設け、これらのヒータおよび温度
検出手段を加熱制御部に連絡し、該加熱制御部により各
ノズル部分のヒータの作動を個別に制御することを特徴
とする。このように、各ノズル部分の温度を個別に制御
することで、各ノズル部分による所期の作用を確実に発
揮させることができ、主ノズル部により射出前の溶融樹
脂温度の均一化を行うことができるうえ、ノズル先端部
の射出口の温度低下による溶融樹脂の硬化によって、ノ
ズルからの溶融樹脂の漏れを防止することができて、溶
融樹脂の計量精度が向上する。
【0021】請求項4に記載の射出成形機のノズル温度
制御方法は、請求項3において、成形サイクルに連動す
るシーケンス制御手段を介して、各ノズル部分のヒータ
の作動を個別に制御することを特徴とする。このよう
に、成形サイクルに連動するシーケンス制御手段によっ
て追加補償的な温度制御を行うので、請求項3によるノ
ズル温度制御の精度を更に向上させることができて、射
出するべき溶融樹脂の温度を高度に均一化するととも
に、計量精度を更に高めることが可能となる。
【0022】請求項5に記載の射出成形機のノズル温度
制御方法は、請求項4において前記ノズルの先端部を金
型に当接させた状態で連続成形を行う場合において、各
ノズル部分のヒータの作動を個別に制御するときには、
金型への溶融樹脂の射出・充填完了後に、前記ノズルの
先端部に位置するノズル部分に設けたヒータによる加熱
を停止し、次の射出前の適宜時に加熱を再開することを
特徴とする(図4を参照)。
【0023】請求項6に記載の射出成形機のノズル温度
制御方法は、請求項4または5において、前記ノズルの
先端部を金型に当接させた状態で連続成形を行う場合に
おいて、各ノズル部分のヒータの作動を個別に制御する
ときには、金型への溶融樹脂の射出・充填完了後に、前
記ノズルの先端部に位置するノズル部分以外のノズル部
分に設けたヒータによる加熱を停止し、溶融樹脂の計量
完了後から次の射出・充填完了後までの間、加熱を行う
ことを特徴とする(図4を参照)。このような制御方法
は、連続成形に限らず、成形サイクルが相当に長い場合
にも有効に適用できる。
【0024】請求項7に記載の射出成形機のノズル温度
制御方法は、請求項4において各ノズル部分のヒータの
作動を個別に制御するに際し、こまめなon/offの
繰り返しでなく、1回の昇温・降温操作を行うことを特
徴とする。
【0025】請求項8に記載の射出成形機のノズル温度
制御方法は、請求項4において、各ノズル部分のヒータ
の作動を個別に制御するに際し、前記温度検出手段で検
出された各ノズル部分の温度からのフィードバックによ
るPID等のon/offの制御ではなく、アナログ的
なリニアな制御を行うことを特徴とする。
【0026】請求項9に記載の射出成形機のノズル温度
制御方法は、請求項4において、各ノズル部分のヒータ
の作動を個別に制御するに際し、前記ノズル周辺の外気
温度を検出し、該検出温度と連動させて各ヒータの作動
を制御することを特徴とするものである。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照しなが
ら説明する。 実施例1 図1は射出成形機を構成する射出ユニットの要部構造を
示す概略縦断面図である。この射出ユニットは、図5に
示す従来の成形機のノズル28に代えて、バレル1の先
端部に射出1サイクル分の溶融樹脂量と同容積の内部空
間を有するノズル8を設け、このノズル8に電熱式のヒ
ータと、温度センサーとを設け、これらのヒータおよび
温度センサーを加熱制御部に連絡したものである。
【0028】上記ノズル8は、肉厚が異なる複数のノズ
ル部分により構成するとともに、先端部に近いノズル部
分ほど肉厚を小さくすることが好ましい(請求項2)。
このため図1のノズル8は、肉厚および内径が大きく、
ノズル8の内容積の大部分を占める主ノズル部8aと、
溶融樹脂の射出口11が形成され、内容積が主ノズル部
8aに比べて相当に小さいノズル先端部8bとで構成し
てある。また、これらノズル部分の肉部に温度センサ1
0a,10bと、各ノズル部分の外周面に電熱式のヒー
タ9a,9bとをそれぞれを個別に設けてある。そし
て、温度センサ10a,10bをそれぞれ加熱制御部6
c,6dに、これらの加熱制御部をそれぞれ開閉器7
c,7dに、さらにこれらの開閉器を加熱電源6および
ヒータ9a,9bに、それぞれ連絡してある(請求項
3)。
【0029】上記射出ユニットのその他の部分の構成は
図5の従来例と同様であり、1はバレル、2はスクリュ
ウ、3はスクリュウのフライト、4aおよび4bは電熱
式のヒータ、5aおよび5bは温度センサ、6aおよび
6bは加熱制御部、7aおよび7bは開閉器であり、加
熱電源6は全てのヒータ4a,4b,9aおよび9bへ
の電力供給を賄うようになっている。
【0030】上記射出成形機による成形工程は、基本的
には図5に示す従来の成形機と同様であるが、以下の点
で異なる。成形開始時の樹脂原料の可塑化・計量工程で
は、スクリュウ2の回転と、ヒータ4a,4bの作動と
によりノズル8内(図1のAで示す部分)に成形1サイ
クル分(1回の射出分)の溶融樹脂と、バレル内のスク
リュウ直近前方部分(バレル1の先端部内、すなわち図
1のBで示す部分)に成形1サイクル分の溶融樹脂とを
計量する(図1の状態。ただし、溶融樹脂は図示されて
いない)。
【0031】ついで行う1回目の射出工程では、スクリ
ュウ2の前進により、ノズル8内の溶融樹脂を金型に射
出するのと並行して、バレル先端部内に計量した溶融樹
脂をノズル8内に圧入する。2回目以降の成形では、図
5の射出成形機の場合と同様に成形1サイクル分の溶融
樹脂をバレル先端部内に計量(図1の状態)した後、上
記と同様にスクリュウ2の前進によりノズル8内樹脂の
射出を行う。
【0032】上記射出成形機による成形工程においてヒ
ータ4a,4b,9a,9bの温度制御は、温度センサ
5a,5b,10a,10bからの信号を加熱制御部6
a〜6dで受け、これらの加熱制御部により開閉器7a
〜7dを開閉して加熱電源6からの電力を各ヒータに供
給/停止することで行う。
【0033】上記射出ユニットでは、バレル1先端部内
の溶融樹脂が、バレル1に設けたヒータの作動制御によ
ってほぼ均一に加熱され、ついでノズル8内では、これ
に設けたヒータの作動制御より、成形1サイクル分の時
間をかけて温度の均一化処理が行われるため、温度を高
度に均一化した溶融樹脂を金型に射出することができ、
高品質の成形品を安定して得ることが可能である。この
ようにノズル8は、バレル先端部内に計量された温度ば
らつきのある溶融樹脂の温度を均一化した後、金型に射
出するための温度補償部として作用するものである。
【0034】なお、肉厚が異なる複数のノズル部分によ
りノズル8を構成するとともに、先端部に近いノズル部
分(8b)の肉厚を溶融樹脂の射出口11から遠い方の
ノズル部分(8a)よりも小さくしたことによる作用効
果、および、これらのノズル部分にヒータおよび温度セ
ンサを個別に設け、各ノズル部分のヒータの作動を加熱
制御部により個別に制御することによる作用効果につい
ての説明は、次の実施例2の説明の中で行う。
【0035】実施例2 図2に示す射出ユニットは、図1の射出ユニットにおけ
る開閉器7c,7dを、成形サイクルに連動するシーケ
ンス制御手段12に連絡し、各ノズル部分のヒータの作
動を個別に制御するように構成したものである(請求項
4)。以下、これによる作用効果につて説明する。
【0036】成形サイクルからみた場合、ノズル部の樹
脂は射出時には抵抗無く流れ、それ以外の時には流れが
止まっていることが望ましい。そこで、実施例1,2の
射出成形機により連続成形する場合には、従来の成形機
と同様に、ノズル8の射出口11を金型に当接させた状
態に維持するともに、金型の設定温度は、溶融樹脂を冷
却するためにノズル8の制御温度よりも低くする。した
がって、実施例1,2の射出ユニットにおいては、射出
・充填工程完了後にヒータ9bによるノズル先端部8b
の加熱を止めることで、射出口11からの溶融樹脂の漏
れを防ぐことができる(請求項5、図4を参照)。
【0037】なぜなら、射出口11は低温の金型に接し
ているとともに、ノズル先端部8bの熱容量が小さいた
め、これの加熱と中止すると、射出口11が金型により
急速に冷却され、射出口11の溶融樹脂が硬化してシー
ルされるからである。その結果、ノズル8内での溶融樹
脂の計量を、より正確に行うことができるうえ、成形中
の「糸引き」のトラブルがなくなる。逆に、射出前の適
当な時に、ヒータ9bを作動させてノズル先端部8bを
急速に加熱することができるので、成形サイクルに悪影
響を与えることがないという効果もある(請求項5、図
4を参照)。これに対して主ノズル部8aでは、ノズル
先端部8bに比べて熱容量が大きいため、ヒータ9aの
on/offによる急激な温度変動が伴わないので、バ
レル1先端部で生じた溶融樹脂の温度ばらつきを確実に
小さくすることができる。
【0038】また、成形サイクルが長い場合(連続成形
を含む)、ノズル8の温度を高めに保つと「樹脂焼け」
が生じやすくなるが、ヒータ9aによる主ノズル部8a
の加熱制御を、溶融樹脂の計量完了後から次の射出・充
填完了後までの間行うことで、必要な溶融状態を維持す
ることができるとともに、上記「樹脂焼け」を防止する
ことが可能となる(請求項6、図4を参照)。
【0039】図5の射出ユニットでは、ヒータ24a〜
24cによる加熱制御を行うに際して、温度センサ25
a〜25cによる検出温度が設定温度に比べて所定温度
だけ下がればヒータのon操作を行い、逆に所定温度だ
け上昇すればヒータのoff操作を行うようにしてい
る。しかし、このような制御方法では、樹脂温度が常に
設定温度の前後で、ある幅をもって変動することにな
り、成形サイクルとヒータのon/offが連動しない
場合には、射出サイクル間で樹脂温度に差が生じる。例
えば、前回の射出サイクルでは樹脂温度がほぼt1 であ
ったものが、今回の射出サイクルではほぼt2となり、
1 とt2 との差が大きくなってしまう。
【0040】そこで、この実施例2では、各ノズル部分
のヒータの作動を個別に制御するに際し、こまめなon
/offの繰り返しでなく、1回の昇温・降温操作を行
う(請求項7)。すなわち、ヒータ9aおよび9bを成
形サイクルに連動して作動させるに際して、成形サイク
ルの所定の工程になった時にこれらのヒータへの通電操
作を行う。この場合、所定の時間だけ通電し、ノズル部
の温度を昇温させる。この通電時間は、成形サイクルに
より適宜に設定される。こうすることで、ノズル部の溶
融樹脂温度は成形サイクルに対応して、滑らかな温度上
昇・降下を繰り返すため上記従来の温度制御方法とは違
って、射出される溶融樹脂の、成形サイクル間での温度
差が小さくなる効果がある。
【0041】同様に、成形サイクルに合わせた電圧制御
によりヒータ9a,9bの作動制御を行うことによって
も、射出サイクル間で溶融樹脂温度差を小さくすること
ができる。また、ヒータ9a,9bの作動を個別に制御
するに際し、昇温・降温操作のためのヒータ操作を、温
度センサ10a,10bで検出された各ノズル部分の温
度からのフィードバックによるPID等のon/off
制御ではなく、アナログ的なリニアな制御により行うこ
とが望ましい(請求項8)。これにより、成形サイクル
間での射出溶融樹脂の温度差を小さくすることができ
る。
【0042】実施例3 図3に示す射出ユニットは、図2の射出ユニットにおけ
る温度センサ10a,10bに代えて、ノズル8周辺の
外気温度を検出する温度センサ13a,13bを設けた
ものである。すなわち、温度センサ13aを加熱制御部
6cを介して開閉器7cに、温度センサ13bを加熱制
御部6dを介して開閉器7dに、それぞれ連絡し、開閉
器7cおよび7dを、成形サイクルに連動するシーケン
ス制御手段13を連絡してある(請求項9)。
【0043】ノズル周囲の外気温は、ノズル8の温度を
降下させる最も大きく要因である。そこで、この実施例
では温度センサ13a,13bでノズル8周辺の外気温
度を検出し、検出された外気温度からのフィードバック
により、シーケンス制御手段13を介してヒータ9a,
9bの作動時間(ノズル8の加熱時間)を制御する。こ
うすることで、射出される溶融樹脂の、成形サイクル間
での温度差を小さくすることができる。
【0044】上記実施例2,3では、ヒータ9a,9b
への通電(ノズル部分8a,8bの加熱)を図4に示す
シーケンスにより行う。図4において横軸は成形工程を
示しonは通電を、offは通電停止をそれぞれ示して
いる。具体的には、主ノズル部8aでは、射出・充填工
程完了後にヒータoffとし、金型冷却および計量工程
が完了するまでヒータoffの状態を維持する。計量工
程の完了後にヒータonとし、次の成形サイクルの射出
・充填工程完了まで間、この状態を維持する。ノズル先
端部8bでは、射出・充填工程完了後に主ノズル部8a
と同じくヒータoffとする一方、型開・成形品取出し
・型閉の工程中の適宜時にヒータonとし、次の成形サ
イクルの射出・充填工程完了まで間、この状態を維持す
る。
【0045】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば以下の作用効果が得られる。 (1)請求項1の射出成形機 バレルの先端部に射出1サイクル分の溶融樹脂量と同容
積の内部空間を有するノズルを設け、該ノズルにはヒー
タと温度検出手段とを設け、さらにこれらのヒータおよ
び温度検出手段を加熱制御部に連絡し、前記ヒータの作
動を加熱制御部により制御するように構成し、バレル内
のスクリュウ直近前方部分に計量した、射出1サイクル
分の溶融樹脂の温度を前記ノズル内で均一化して金型に
射出するようにしたので、成形サイクルの長短に左右さ
れずに、品質が均一な成形品を安定して得ることができ
る。
【0046】(2)請求項2の射出成形機 請求項1において前記ノズルを、肉厚が異なる複数のノ
ズル部分により構成するとともに、先端部に近いノズル
部分ほど肉厚を小さくしたため、肉厚大のノズル部分で
溶融樹脂の温度均一化を的確に行うことができる。ま
た、ノズル先端部の温度上昇・降下を迅速・正確に行う
ことができる。このためノズル内樹脂温度の均一化と、
ノズルからの樹脂漏れ防止と、正確な樹脂計量とを同時
に達成することが可能となる。
【0047】(3)請求項3のノズル温度制御方法 請求項2に記載の射出成形機のノズル温度を制御するに
際して、各ノズル部分にヒータおよび温度検出手段を個
別に設け、これらのヒータおよび温度検出手段を加熱制
御部に連絡し、該加熱制御部により各ノズル部分のヒー
タの作動を個別に制御するようにしたので、ノズルから
の樹脂漏もれ防止・正確な樹脂計量と、ノズル内樹脂温
度の均一化とを両立させることができる。
【0048】(4)請求項4のノズル温度制御方法 請求項3において、成形サイクルに連動するシーケンス
制御手段を介して、各ノズル部分のヒータの作動を個別
に制御するように構成したため、成形サイクルに連動す
る形で各ノズル部分の温度制御を行うことができるの
で、射出される溶融樹脂の温度均一性を請求項3に比べ
て更に高めることができ、品質が著しく均一な成形品を
安定して得ることができる。
【0049】(5)請求項5のノズル温度制御方法 請求項4において、金型への溶融樹脂の射出・充填完了
後に、ノズル先端部の加熱を停止するため、該先端部の
温度が迅速に低下するので、ノズルからの樹脂漏れを確
実に防止することができるうえ、ノズル内での樹脂計量
を正確に行うことが可能になる。また、次の射出前の適
宜時にノズル先端部の加熱を再開するため、前記先端部
で硬化した樹脂を射出工程前に確実に溶融させることが
できるので、円滑に射出工程に移行することが可能とな
る。
【0050】(6)請求項6のノズル温度制御方法 請求項4において、ノズル先端部を除くノズル部分のヒ
ータによる加熱を、溶融樹脂の計量完了後から次の射出
・充填完了後までの間行うため、「樹脂やけ」の防止
と、ノズル樹脂温度の均一化とを両立させることができ
る。
【0051】(7)請求項7のノズル温度制御方法 請求項4において各ノズル部分のヒータの作動を個別に
制御するに際し、こまめなon/offの繰り返しでな
く、1回の昇温・降温操作を行うため、ノズル内の溶融
樹脂は成形サイクルに対応して、滑らかな温度上昇・降
下を繰り返すので、射出される溶融樹脂の温度が成形サ
イクル間でばらつくことがなくなる。
【0052】(8)請求項8のノズル温度制御方法 請求項4において各ノズル部分のヒータの作動を個別に
制御するに際し、温度検出手段で検出された各ノズル部
分の温度からのフィードバックによるPID等のon/
offの制御ではなく、アナログ的なリニアな制御によ
り行うため、請求項7と同様に安定した溶融樹脂温度の
制御が可能となる。
【0053】(9)請求項9のノズル温度制御方法 請求項4において各ノズル部分のヒータの作動を個別に
制御するに際し、ノズル周辺の外気温度を検出し、該検
出温度と連動させて各ヒータの作動を制御するので、外
気温度の変動にかかわらず、射出される溶融樹脂の温度
の、成形サイクル間での差を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る射出ユニットの要部構
造を示す概略縦断面図である。
【図2】実施例2に係る射出ユニットの要部構造を示す
概略縦断面図である。
【図3】実施例3に係る射出ユニットの要部構造を示す
概略縦断面図である。
【図4】実施例1〜3の射出ユニットにおいてノズル温
度を制御する場合の、ヒータのon/offシーケンス
を示す説明図である。
【図5】従来の射出ユニットの要部構造を示す概略縦断
面図である。
【符号の説明】
1 バレル 2 スクリュウ 3 フライト 4a,4b ヒータ 5a,5b 温度センサ 6 加熱電源 6a〜6d 加熱制御部 7a〜7d 開閉器 8 ノズル 8a 主ノズル部 8b ノズル先端部 9a,9b ヒータ 10a,10b 温度センサ 11 射出口 12,13 シーケンス制御手段 13a,13b 温度センサ 21 バレル 22 スクリュウ 23 フライト 24a〜24c ヒータ 25a〜25c 温度センサ 26 加熱電源 26a〜26c 加熱制御部 27a〜27c 開閉器 28 ノズル 28a 射出口

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バレル内にスクリュウを回転・進退自在
    に設け、バレルの適宜位置にヒータを設け、前記スクリ
    ュウおよびヒータの作動により樹脂原料を可塑化させる
    とともに、バレル内の前記スクリュウ直近前方部分に射
    出1サイクル分の溶融樹脂を計量した後、金型への射出
    を行う射出ユニットを備えた射出成形機において、前記
    バレルの先端部に射出1サイクル分の溶融樹脂量と同容
    積の内部空間を有するノズルを設け、該ノズルにはヒー
    タと温度検出手段とを設け、これらのヒータおよび温度
    検出手段を、前記ヒータの作動を制御する加熱制御部に
    連絡したことを特徴とする射出成形機。
  2. 【請求項2】 請求項1において前記ノズルを、肉厚が
    異なる複数のノズル部分により構成するとともに、先端
    部に近いノズル部分ほど肉厚を小さくしたしたことを特
    徴とする射出成形機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の射出成形機のノズル温
    度を制御する方法であって、各ノズル部分にヒータおよ
    び温度検出手段を個別に設け、これらのヒータおよび温
    度検出手段を加熱制御部に連絡し、該加熱制御部により
    各ノズル部分のヒータの作動を個別に制御することを特
    徴とする射出成形機のノズル温度制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、成形サイクルに連動
    するシーケンス制御手段を介して、各ノズル部分のヒー
    タの作動を個別に制御することを特徴とする射出成形機
    のノズル温度制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において前記ノズルの先端部を
    金型に当接させた状態で連続成形を行う場合に、各ノズ
    ル部分のヒータの作動を個別に制御するときには、金型
    への溶融樹脂の射出・充填完了後に、前記ノズルの先端
    部に位置するノズル部分に設けたヒータによる加熱を停
    止し、次の射出前の適宜時に加熱を再開することを特徴
    とする射出成形機のノズル温度制御方法。
  6. 【請求項6】 請求項4または5において前記ノズルの
    先端部を金型に当接させた状態で連続成形を行う場合
    に、各ノズル部分のヒータの作動を個別に制御するとき
    には、金型への溶融樹脂の射出・充填完了後に、前記ノ
    ズルの先端部に位置するノズル部分以外のノズル部分に
    設けたヒータによる加熱を停止し、溶融樹脂の計量完了
    後から次の射出・充填完了後までの間、加熱を行うこと
    を特徴とする射出成形機のノズル温度制御方法。
  7. 【請求項7】 請求項4において各ノズル部分のヒータ
    の作動を個別に制御するに際し、こまめなon/off
    の繰り返しでなく、1回の昇温・降温操作を行うことを
    特徴とする射出成形機のノズル温度制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項4において各ノズル部分のヒータ
    の作動を個別に制御するに際し、前記温度検出手段で検
    出された各ノズル部分の温度からのフィードバックによ
    るPID等のon/offの制御ではなく、アナログ的
    なリニアな制御を行うことを特徴とする射出成形機のノ
    ズル温度制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項4において各ノズル部分のヒータ
    の作動を個別に制御するに際し、前記ノズル周辺の外気
    温度を検出し、該検出温度と連動させて各ヒータの作動
    を制御することを特徴とする射出成形機のノズル温度制
    御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010030078A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Fanuc Ltd 温度制御装置を備えた射出成形機
WO2019111693A1 (ja) * 2017-12-04 2019-06-13 オムロン株式会社 射出成形機の樹脂温度検出装置
WO2021230406A1 (ko) * 2020-05-15 2021-11-18 엘지전자 주식회사 압출 노즐 장치 및 압출 노즐 장치를 이용한 열전 소재의 압출 방법

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