JPH10314855A - 板材の雄型成形方法 - Google Patents

板材の雄型成形方法

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JPH10314855A
JPH10314855A JP9132173A JP13217397A JPH10314855A JP H10314855 A JPH10314855 A JP H10314855A JP 9132173 A JP9132173 A JP 9132173A JP 13217397 A JP13217397 A JP 13217397A JP H10314855 A JPH10314855 A JP H10314855A
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克敏 上野
Fuminori Matsuda
文憲 松田
Tatsuya Nagata
達也 永田
Kazuhiko Yamamoto
山本  和彦
Atsunobu Murata
篤信 村田
Fumio Nonoyama
史男 野々山
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Taiho Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形品のダレ、変形を抑制した雄型成形方法
を提供する。 【解決手段】 ベースプレート1の周縁部に外周枠2を
取り付け、またベースプレート1の中央部に支持具3が
載置する。更に支持具3の頂点に板材4が当接するよう
に、ボルト10によって外周枠2の上面に板材4を把持
させる。この状態の治具一式をNC立型フライス盤のテ
ーブルに固定する。次いで、雄型加工等高線データと周
囲加工等高線データを組み合わせた成形等高線データに
基づいて、工具5を周囲成形加工と雄型成形加工を交互
に繰り返すように移動させ、支持具3によって支持され
た板材4を上から一層ずつ又は複層ずつ押圧成形して行
き、雄型形状に加工する。このとき、工具5は、常に外
周枠2の周辺領域から中央に向かって移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は板材の成形方法、特
に所望の雄型形状に板材を押圧成形する板材の雄型成形
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車のホイールキャップは、プ
レス加工により大量生産されるのが一般的であるが、注
文生産で多種類のホイールキャップを少量又は一品生産
する場合がある。このような少量又は一品物のホイール
キャップを製作する場合、従来はそれらの形状ごとに成
形型を製作すると製作費用がかさむため、通常板金職人
により一品ずつ生産していた。しかしながら、かかる場
合一品を製作する時間が長時間化し、製造コストがかさ
むという問題があった。
【0003】そこで、少量多品種の生産の場合におい
て、形状ごとに成形型を製作することなく、生産コスト
を削減する成形方法が、特開昭48−48358号公報
の「板金素材のスピニング成形方法」及び特開平7−1
32329号公報の「板材の成形方法及びその成形装
置」に提案されている。
【0004】すなわち、特開昭48−48358号公報
には、図9に示すように、雌型23に板金素材である板
材4の周縁部を把持させ、雌型23ごと所定のプログラ
ムに従って前後左右に徐々に移動させながら、垂直軸の
周りに高速回転する成形用ロール部材によって雌型23
全面に順次押しつけて板材4を雌型に成形する成形方法
が開示されている。
【0005】また、特開平7−132329号公報の板
材の成形方法は、図14に示すような数値制御立型フラ
イス盤(以下、「NC立型フライス盤」という)を用い
て板材を加工する方法であるが、このNC立型フライス
盤のテーブル30には、板材の周縁を保持する治具20
が固定され、NC立型フライス盤には、板材を徐々に押
圧成形するインクリメンタル成形工具5が装着されてい
る。
【0006】上記治具20は、図15に示すように、ベ
ースプレート1の四隅にそれぞれガイドポスト12が取
り付けられ、ベースプレート1の中心には、板材を下か
ら支える下側工具13が取り付けられている。上側プレ
ート14の四隅には、それぞれガイドポスト穴14aが
設けられ、上側プレート14の中心には、下側工具穴1
4bが設けられている。従って、ガイドポスト12及び
下側工具13は、それぞれガイドポスト穴14a及び下
側工具穴14bに嵌め込まれる。これにより、上側プレ
ート14は上下にスムーズにスライドすることができ
る。成形用の板材である板材4は、上側プレート14上
に置かれ、更に板材4の上に中央部に大きく開口した開
口6aを有する板材固定枠6が載せられる。ボルトを板
材固定枠6の四隅に設けられた穴16b及び上側プレー
ト14に設けられた穴14cを貫通しネジ止めされるこ
とによって、板材4が固定される。
【0007】一方、NC立型フライス盤には、予め作成
しておいた計画形状に等高線データが記憶されている。
【0008】従って、図16に示すように、治具20一
式をNC立型フライス盤のテーブル30に載せ固定し、
NC立型フライス盤に取り付けられた棒状のインクリメ
ンタル成形工具5を回転移動させながら、予め作成して
おいた計画形状に等高線データに従って、上から一層毎
に押圧成形していくことによって、板材が所望の形状に
加工される。この押圧成形時に、上側プレート14は、
インクリメンタル成形工具5の押圧成形に応じて、下方
にスライドする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
特開昭48−48358号公報の成形方法では、図10
に示すように、板材4が雄型33の製品形状部と干渉し
てしまい、板材4の周縁部を雄型33に把持させること
がことができない。従って、上記公報の成形方法では、
雄型成形加工を行うことは不可能であった。
【0010】また、上述の特開平7−132329号公
報の板材の成形方法及びその成形装置を用いて、例えば
図11、図12及び図13の破線で示す雄型成形計画形
状の成形パネルを押圧成形しようとした場合、板材4の
剛性が小さいために押圧に負けて図11、図12の実線
で示すように、平面部の形状にずれ(いわゆる、ダレ)
が生じたり、また図13に示すように断面が変形してし
まうという問題があった。
【0011】本発明は上記従来の課題に鑑みたものであ
り、その目的は、ダレ、断面変形等することなく、板材
を雄型形状にインクリメンタル成形する成形方法を提供
することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために、本発明に係る板材の成形方法は、以下の特
徴を有する。
【0013】(1)板材を徐々に押圧成形し所望の雄型
形状に加工する板材の雄型成形方法であって、所望の雄
型成形形状を有する雄型形状支持具を外周枠で囲み、前
記雄型形状支持具の頂点に前記板材が当接するように前
記外周枠上面に板材の周縁部を把持し、前記雄型形状支
持具と外周枠との間に存在する周囲空間領域の周囲加工
等高線データと雄型加工等高線データとを組み合わせた
成形等高線データに基づいてインクリメンタル成形工具
を移動させ、前記雄型形状支持具により支持された前記
板材を徐々に押圧成形し雄型形状に加工する。
【0014】従って、板材を雄型形状支持具によって支
持させると共に、雄型形状と周辺領域形状を併せて徐々
に押圧して雄型形状を成形していくため、ダレ、変形等
の成形不良の発生を抑制することができ、精度良く板金
加工を行うことができる。
【0015】(2)上記(1)に記載の板材の成形方法
において、前記成形等高線データは、前記雄型加工等高
線データと周囲加工等高線データの一又は複数等高線分
の等高線データをそれぞれ交互に組み合わせて作成され
た成形等高線データであり、この成形等高線データに基
づいて前記インクリメンタル成形工具を移動させ、雄型
成形加工と周囲成形加工を交互に繰り返して行き前記板
材を一層ずつ又は複層ずつ雄型形状に押圧成形してい
く。
【0016】従って、板材の剛性が小さいとしても、雄
型成形加工と周囲成形加工を交互に繰り返して行き、板
材を一層ずつ又は複層ずつ雄型形状に押圧成形していく
ため、平面部の形状にずれ(いわゆる、ダレ)が生じた
り、断面が変形してしまうことを抑制することができ
る。
【0017】(3)上記(1)から(2)のいずれかに
記載の板材の成形方法において、前記雄型形状支持具の
表面部分の一部に軟性部材がはめ込まれ、前記はめ込み
部分に前記インクリメンタル成形工具を押圧して前記板
材に部分的な加工を行う。
【0018】従って、部分加工用の型を製作することな
く、部分的飾り加工も併せて精密に行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施の形
態を説明する。
【0020】実施の形態1.図1〜図7を用いて、本実
施形態の板材の成形方法について説明する。尚、本実施
形態では、従来技術で説明した特開平7−132329
号公報の板材の成形方法及びその成形装置を基本的に用
いて、インクリメンタル成形を行っているので、従来の
成形装置と同様の構成要素には同一の符号を付しその説
明を省略する。
【0021】本実施形態の成形方法に用いる装置構成
は、次の通りである。図1に示すように、ベースプレー
ト1の周縁部には、外周枠2が取り付けられている。ま
た、ベースプレート1の中央部には、所望の雄型成形形
状を有する雄型形状支持具3(以下「支持具3」とい
う)が載置されている。更に、支持具3の頂点に鋼板等
の板材4が当接するように、外周枠2の上面に板材4の
周縁部がボルト等(図示せず)によって把持されてい
る。この状態の治具一式を前述のNC立型フライス盤の
テーブル30(図14参照)に固定し、先端が球形状を
したインクリメンタル成形工具5(以下「工具5」とい
う)をNC立型フライス盤の主軸に取り付け、後述する
加工データに従って移動させることによって板材4を雄
型形状に成形していく。
【0022】次に、本実施形態の雄型成形方法を説明す
る。まず、図2に示すような所望の雄型成形形状(すな
わち、成形計画形状)の雄型加工等高線データ6を作成
する。次に、図3に示すように、上記雄型加工等高線デ
ータ6と同じ上下間隔で、支持具3と外周枠2との間に
存在する周囲空間領域の周囲加工等高線データ7を作成
する。この周囲加工等高線データ7は、図3に示すよう
に、外周枠2の上面を底面とする四角錐台を逆さにした
形状の等高線データになる。
【0023】更に、周囲加工等高線データ7と雄型加工
等高線データ6とを組み合わせて、成形等高線データ8
を作成する。成形等高線データ8は、雄型加工等高線デ
ータ6と周囲加工等高線データ7の一又は複数等高線分
の等高線データをそれぞれ交互に組み合わせて作成され
る。従って、板材4の剛性が小さいとしても、雄型成形
加工と周囲成形加工を交互に繰り返して行き、板材4を
一層ずつ又は複層ずつ雄型形状に押圧成形していくた
め、平面部の形状にずれ(いわゆる、ダレ)が生じた
り、断面が変形してしまうことを抑制することができ
る。
【0024】ここで、図2〜図4に示す等高線データの
形状は、上限のピッチが荒く取られているが、実際の成
形においては、計画成形形状の斜面の傾きなどに応じ
て、細かく計画成形形状に合わせて精密に等高線データ
を作成する必要がある。
【0025】また、上述のように作成された成形等高線
データ8は、NC立型フライス盤の加工データ記憶部
(図示せず)に格納させておく。
【0026】次に、図5に示すように、ベースプレート
1の周縁部に外周枠2が取り付けられ、またベースプレ
ート1の中央部に支持具3が載置され、更に支持具3の
頂点に板材4が当接するように、ボルト10によって外
周枠2の上面に板材4を把持された状態の治具一式を、
前述のNC立型フライス盤のテーブル30(図14参
照)に固定する。次いで、上述の成形等高線データ8に
基づいて、工具5を周囲成形加工と雄型成形加工を交互
に繰り返すように移動させ、支持具3によって支持され
た板材4を上から一層ずつ又は複層ずつ押圧成形してゆ
き、雄型形状に加工する。ここで、一層ずつ又は複層ず
つ押圧成形する際、工具5は、常に、外周枠2の周辺領
域から中央に向かって移動させる。
【0027】図6には、上記成形方法により途中段階ま
で押圧成形した状態が示されている。 上記成形方法に
より、工具5を成形等高線データ8の全ての経路で動か
すことによって、所望の雄型形状(計画形状)の成形パ
ネルを得ることができる。図7は、成形終了段階の状態
が示されている。
【0028】本実施形態の成形方法によれば、板材4の
周縁部を把持し、板材4を所望の雄型形状の支持具3に
よって支持させながら、雄型形状と周辺領域形状を併せ
て徐々に押圧して雄型形状を成形するため、ダレ、変形
等の成形不良の発生を抑制することができ、精度良く板
金加工を行うことができる。
【0029】なお、本実施形態の雄型成形方法は、計画
成形形状に応じた専用の支持具3を必要とするが、外周
枠2の大きさを大きく取っておくことにより、汎用性を
持たせることができる。また、支持具3のみを入れ替え
れることによって、様々な形状の成形パネルの成形にて
適用することができ、成形のための設備費を最小限に抑
えることができる。
【0030】また、上記支持具3は、単に押圧時に板材
4を支持する機能を有すればよいため、支持具3の材質
は、金属に限るものではなく、上記機能を果たせるもの
であればある程度の硬さを持った樹脂等を使用すること
も可能である。
【0031】実施の形態2.本実施形態の雄型成形方法
に用いられる支持具3は、図8に示すように、雄型成形
形状の支持具3の表面部分の一部に、例えばゴム板、粘
土等の軟性部材9がはめ込まれ、部分加工用の型を製作
することなく、はめ込み部分にインクリメンタル成形工
具5aを押圧して板材4に部分的な加工を行う。
【0032】従って、部分加工用の型を製作することな
く、所望の位置に例えばマーク、イニシャルなどの部分
的飾り加工も併せて精密に行うことができる。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る板材の雄型
成形方法によれば、板材を雄型形状支持具によって支持
させると共に、雄型形状と周辺領域形状を併せて徐々に
押圧して雄型形状を成形するため、平面部の形状にずれ
(いわゆる、ダレ)が生じたり、断面が変形してしまう
ことを抑制することができる。従って、精度良く板金加
工を行うことができる。
【0034】更に、板材の剛性が小さいとしても、雄型
成形加工と周囲成形加工を交互に繰り返して行い、板材
を一層ずつ又は複層ずつ雄型形状に押圧成形していくた
め、ダレ、断面の変形を抑制することができる。
【0035】また、雄型形状支持具の表面部分の一部に
軟性部材をはめ込み、はめ込み部分にインクリメンタル
成形工具を押圧して板材に部分的な加工を行うので、部
分加工用の型を製作することなく、部分的飾り加工も併
せて精密に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の板材の雄型成形方法に用いる治具の
装着状況を説明する図である。
【図2】 本発明の板材の雄型成形方法に用いる雄型加
工等高線データを説明する図である。
【図3】 本発明の板材の雄型成形方法に用いる周囲加
工等高線データを説明する図である。
【図4】 本発明の板材の雄型成形方法に用いる成形等
高線データを説明する図である。
【図5】 本発明に係る板材の雄型成形方法における治
具一式をNC立型フライス盤のテーブルに固定した成形
前の状態を説明する図である。
【図6】 本発明に係る板材の雄型成形方法によりイン
クリメンタル成形を行っている途中の状況を説明する図
である。
【図7】 本発明に係る板材の雄型成形方法によりイン
クリメンタル成形を完了し計画形状の成形パネルを得た
最終段階の状況を説明する図である。
【図8】 本発明に係る板材の雄型成形方法の実施の形
態2における支持具の構成を説明する断面図である。
【図9】 特開昭48−48358号公報に記載の板材
を雌型に成形する成形方法を説明する概略図である。
【図10】 特開昭48−48358号公報に記載の板
材の成形方法を用いて雄型成形を行う状況を説明する図
である。
【図11】 NC立型フライス盤を用いてインクリメン
タル成形方法により雄型成形形状に成形したときの不具
合を説明する図である。
【図12】 NC立型フライス盤を用いてインクリメン
タル成形方法により雄型成形形状に成形したときの不具
合を説明する図である。
【図13】 NC立型フライス盤を用いてインクリメン
タル成形方法により雄型成形形状に成形したときの不具
合を説明する図である。
【図14】 NC立型フライス盤の構造を示す斜視図で
ある。
【図15】 NC立型フライス盤のテーブルに載せる治
具の分解拡大図である。
【図16】 NC立型フライス盤を用いたインクリメン
タル成形方法を説明する図である。
【図17】 NC立型フライス盤を用いたインクリメン
タル成形方法を説明する図である。
【符号の説明】
1 ベースプレート、2 外周枠、3 雄型形状支持具
(支持具)、4 板材、5,5a インクリメンタル成
形工具(工具)、6 雄型加工等高線データ、7 周囲
加工等高線データ、8 成形等高線データ、9 軟性部
材、10 ボルト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野 克敏 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 松田 文憲 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 永田 達也 愛知県豊田市緑ケ丘5丁目14番地 大豊精 機株式会社内 (72)発明者 山本 和彦 愛知県豊田市緑ケ丘5丁目14番地 大豊精 機株式会社内 (72)発明者 村田 篤信 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 野々山 史男 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材を徐々に押圧成形し所望の雄型形状
    に加工する板材の雄型成形方法であって、 所望の雄型成形形状を有する雄型形状支持具を外周枠で
    囲み、前記雄型形状支持具の頂点に前記板材が当接する
    ように前記外周枠上面に板材の周縁部を把持し、 前記雄型形状支持具と外周枠との間に存在する周囲空間
    領域の周囲加工等高線データと雄型加工等高線データと
    を組み合わせた成形等高線データに基づいてインクリメ
    ンタル成形工具を移動させ、前記雄型形状支持具により
    支持された前記板材を徐々に押圧成形し雄型形状に加工
    することを特徴とする板材の雄型成形方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の板材の成形方法におい
    て、 前記成形等高線データは、前記雄型加工等高線データと
    周囲加工等高線データの一又は複数等高線分の等高線デ
    ータをそれぞれ交互に組み合わせて作成された成形等高
    線データであり、この成形等高線データに基づいて前記
    インクリメンタル成形工具を移動させ、雄型成形加工と
    周囲成形加工を交互に繰り返して行き前記板材を一層ず
    つ又は複層ずつ雄型形状に押圧成形していくことを特徴
    とする板材の雄型成形方法。
  3. 【請求項3】 請求項1から請求項2のいずれかに記載
    の板材の成形方法において、 前記雄型形状支持具の表面部分の一部に軟性部材がはめ
    込まれ、前記はめ込み部分に前記インクリメンタル成形
    工具を押圧して前記板材に部分的な加工を行うことを特
    徴とする板材の雄型成形方法。
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