JPH0350604B2 - - Google Patents

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JPH0350604B2
JPH0350604B2 JP60232214A JP23221485A JPH0350604B2 JP H0350604 B2 JPH0350604 B2 JP H0350604B2 JP 60232214 A JP60232214 A JP 60232214A JP 23221485 A JP23221485 A JP 23221485A JP H0350604 B2 JPH0350604 B2 JP H0350604B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
press
fixed
fixed punch
product
upper die
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60232214A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6293033A (ja
Inventor
Kikuo Shimizu
Koichi Ikemoto
Tomoji Niimi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP60232214A priority Critical patent/JPS6293033A/ja
Publication of JPS6293033A publication Critical patent/JPS6293033A/ja
Publication of JPH0350604B2 publication Critical patent/JPH0350604B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、プレス加工品の再プレス加工方法
に関し、特にプレス加工により既に製造されてい
る自動車のフエンダパネルを、再プレス加工によ
りホイールアーチ部とその周辺のデザイン形状を
一部変更したオーバーフエンダパネルに加工する
方法の改良に係るものである。
〔従来技術〕
一般的にオーバーフエンダと称される部品には
フエンダパネルのホイールアーチ部が別部品であ
る場合と一体である場合とがある。
そして、後者のホイールアーチ部が一体である
オーバーフエンダパネルの成形加工においては、
ホイールアーチ部の絞り形状やその周辺のデザイ
ン形状および製品見切り等をフエンダパネルと大
きく異ならせて成形されている。
このため、これらオーバーフエンダパネルおよ
びフエンダパネルを製造するためには、従来はそ
れぞれに絞り、抜き、曲げ等の加工をするための
専用のプレス型を5〜6型を配置して加工してい
た。
〔発明が解決しようとする問題〕
しかしながら、このようにオーバーフエンダパ
ネルおよびフエンダパネルを別個に成形する方法
では、専用の型および工程が多く必要となり、製
造および製品のコストアツプを招いていた。
なお、フエンダパネルとして成形されたプレス
加工品を再プレス加工によつてオーバーフエンダ
パネルに成形することも考えられるが、この場合
は特にホイールアーチ部を絞るために引張成形を
行う必要性から、プレス加工品に面歪等が発生し
て完成した製品の十分な品質が確保できず、製品
として使用できないという不具合が生じるため、
この成形方法をそのまま実施することができなか
つた。
そこで本発明の課題は、プレス加工品の再プレ
ス加工による成形工程において、その引張成形時
にプレス加工品の拘束力を変化させて加工し、製
品の品質を十分に確保するとともに、製造コスト
を低減することにある。
〔課題を解決するための手段〕
そのため本発明は、上型と可動クツシヨンパツ
ドによりプレス加工品の一方を挟持し、上型の下
降にともない上型に固定した曲げ刃と下型に固定
した固定ポンチによりプレス加工品の他方の拘束
を開始し、さらに上型が下降することにより前記
曲げ刃と固定ポンチによるプレス加工品の他方の
拘束力を増加しつつ、プレス加工品の一方と他方
との間を引張成形し、最終的な上型の下降により
プレス加工品の一方と他方との間を固定ポンチと
上型の成形面に沿つて成形するようにしたもので
ある。
〔作用〕
上述の手段によれば、まず、上型と可動クツシ
ヨンパツドによりプレス加工品の一方を挟持す
る。そして、上型の下降させて上型に固定した曲
げ刃と下型に固定した固定ポンチによりプレス加
工品の他方の拘束を開始する。そして、さらに上
型を下降させることにより前記曲げ刃と固定ポン
チによるプレス加工品の他方の拘束力を増加させ
つつ、プレス加工品の一方と他方との間を引張成
形する。そして最後に、最終的な上型の下降によ
りプレス加工品の一方と他方との間を固定ポンチ
と上型の成形面に沿つて成形して成形品を得る。
この場合、プレス加工品の他方の拘束力を増加
させながら引張成形を行うため、引張成形当初に
おいてはプレス加工品の伸びの自由度が増し、プ
レス加工品の面歪等の発生を制御する。
〔実施例〕
以下、添付図面に基づいて本発明の実施例を説
明する。
第1図乃至第5図は本発明の一実施例を示して
おり、第1図はプレス加工品の再プレス成形工程
をその加工装置とともに示す断面図、第2図はフ
エンダパネルの斜視図、第3図はオーバーフエン
ダパネルの斜視図、第4図は第2図の−線お
よび第3図の−線に沿つた断面図、第5図は
フエンダパネルをオーバーフエンダパネルに加工
する工程順序を概略的に示す断面図である。
そして、第1図に示すように、プレス加工品の
再プレス加工装置(以下、単に再プレス加工装置
と称する)1は、下型2と、固定ポンチ4と、ク
ツシヨンパツド6と、上型8および曲げ刃9から
構成されている。
下型2は平板形状を有し、その上に成形用の型
を構成する固定ポンチ4が固定されている。
固定ポンチ4は柱状形状を有し、上面に成形用
の下型面42ご形成されているとともに、上型8
の移動方向と平行な面に形成された一方の側面4
8を有する。
固定ポンチ4に隣接してクツシヨンパツド6が
配設されている。クツシヨンパツド6は上面が成
形されるプレス加工品(以下、ワークと称する)
3Aの表面形状に対応する形状を有している。
また、クツシヨンパツド6の下端にはクツシヨ
ンピン62が固定されている。クツシヨンピン6
2は下型2に形成された貫通穴22に挿通されて
いる。
上型8は固定ポンチ4とによつてワーク3Aを
プレス成形するための型を構成する。すなわち、
上型8の下面にはワーク3Aの厚さを残して固定
ポンチ4の上面形状に対応する上型面82が形成
されている。また、上型8はクツシヨンパツド6
と対向する部位でクツシヨンパツド6とともにワ
ーク3Aの一方を挟持する。
曲げ刃9は、断面が略四角形形状を有し、固定
ポンチ4の一方の側面48の外側にあたる上型8
の下面に固定されている。
しかも、曲げ刃9はその下端が上型8の下面よ
りも下方に突出されている。さらに、曲げ刃9の
一方の端面92は、上型8の移動方向と平行な面
に形成され、かつ、固定ポンチ4の一方の側面4
8の少し外側、すなわちワーク3Aの板厚分だけ
外側に位置している。
そして、この曲げ刃9の端面92は曲げ刃9の
下降により、固定ポンチ4の側面48とともにワ
ーク3Aの他方であるフランジ部34を拘束可能
としている。
上記の構成にかかる再プレス加工装置1を使用
した再プレス加工方法を、フエンダパネルをオー
バーフエンダパネルに加工する場合を例にとつて
説明すると、まず第2図に示すようなプレス加工
品であるフエンダパネル3Aが準備される。
次に、第1図Aに示すように、再プレス加工装
置1の上型8とクツシヨンパツド6により、フエ
ンダパネル3Aのホイールアーチ部32とその周
辺がが挟持される。
次に、この状態から、第1図Bに示すように、
プレス駆動装置(図示しない)により上型8が下
降するに伴い、曲げ刃9の端面92と固定ポンチ
4の側面48とによつてフエンダパネル3Bのフ
ランジ部34の拘束が開始される。
次に、この状態から、第1図Cに示すように、
さらに上型8が下降するに伴い、曲げ刃9の端面
92と固定ポンチ4の側面48とによるフランジ
部34の拘束部位を徐々に大きくして、その拘束
力を増加させつつ、フエンダパネル3Cのホイー
ルアーチ部32とフランジ部34との間を引張成
形する。
次に、第1図Dに示すように、最終的に上型8
が下降して、フエンダパネルを固定ポンチ4の下
型面42と上型の上型面82に沿つて成形し、オ
ーバーフエンダパネル3Dを得る。
そして、この後オーバーフエンダパネル3Dは
第5図にBに示す曲げ加工によつて曲げられ、さ
らに同じく第5図Cに示す寄せカム加工によつて
寄せ曲げされ、第3図および第4図に示すよう
に、最終的なオーバーフエンダパネル3Eが完成
する。
このように、フエンダパネル3のフランジ部3
4を、曲げ刃9と固定ポンチ4とによつて拘束力
を増加させながら、フエンダパネル3のホイール
アーチ部32とフランジ部34との間の引張成形
を行うようにしたので、フエンダパネル3の引張
成形当初においてはフエンダパネル3の伸びの自
由度を大きくすることができるため、特にフエン
ダパネル3の上型8とクツシヨンパツド6とによ
り挟持した部位近傍における面歪等の発生を抑制
することができる。
また、従来のように専用の型や工程を多くする
必要がなくなり、特に少量生産の場合には設備コ
ストを大幅に低減でき製品の製造コストを低減す
ることができる。
以上、本発明を特定の実施例に基づいて説明し
たがこれに限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載した範囲内で当業者が実施可能な種々
の別な態様が考えられる。
例えば、上記の実施例においてはフエンダパネ
ルをオーバーフエンダパネルに加工する場合を例
にとつて説明したが、プレス加工によつて製造で
きる製品であれば広く応用できるものである。
〔発明の効果〕
本発明は上述のように、プレス加工品を再度プ
レス加工によつて成形する工程において、プレス
加工品の他方を、曲げ刃と固定ポンチとによつて
拘束力を増加させながら、プレス加工品の引張成
形を行うようにしたので、プレス加工品の引張成
形当初においてはプレス加工品の伸びの自由度を
大きくすることができるため、特にプレス加工品
の上型とクツシヨンパツドとにより挟持された部
位近傍における面歪等の発生を制御することがで
きる。
また、これにより、プレス加工製品の品質を十
分に確保するとともに、製造コストを低減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の一実施例を示して
おり、第1図はプレス加工品の再プレス成形工程
をその加工装置とともに示す断面図、第2図はフ
エンダパネルの斜視図、第3図はオーバーフエン
ダパネルの斜視図、第4図は第2図の−線お
よび第3図の−線に沿つた断面図、第5図は
フエンダパネルをオーバーフエンダパネルに加工
する工程順序を概略的に示す断面図である。 1……再プレス加工装置、2……下型、4……
固定ポンチ、8……上型、9……曲げ刃。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上型と可動クツシヨンパツドによりプレス加
    工品の一方を挟持し、上型の下降にともない上型
    に固定した曲げ刃と下型に固定した固定ポンチに
    よりプレス加工品の他方の拘束を開始し、さらに
    上型が下降することにより前記曲げ刃と固定ポン
    チによるプレス加工品の他方の拘束力を増加しつ
    つ、プレス加工品の一方と他方との間を引張成形
    し、最終的な上型の下降によりプレス加工品の一
    方と他方との間を固定ポンチと上型の成形面に沿
    つて成形することを特徴とするプレス加工品の再
    プレス加工方法。
JP60232214A 1985-10-17 1985-10-17 プレス加工品の再プレス加工方法 Granted JPS6293033A (ja)

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JP60232214A JPS6293033A (ja) 1985-10-17 1985-10-17 プレス加工品の再プレス加工方法

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JP60232214A JPS6293033A (ja) 1985-10-17 1985-10-17 プレス加工品の再プレス加工方法

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JPS6293033A JPS6293033A (ja) 1987-04-28
JPH0350604B2 true JPH0350604B2 (ja) 1991-08-02

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ID=16935770

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JP60232214A Granted JPS6293033A (ja) 1985-10-17 1985-10-17 プレス加工品の再プレス加工方法

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JPS6293033A (ja) 1987-04-28

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