JPH04172128A - 曲げ成形方法 - Google Patents

曲げ成形方法

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JPH04172128A
JPH04172128A JP30020790A JP30020790A JPH04172128A JP H04172128 A JPH04172128 A JP H04172128A JP 30020790 A JP30020790 A JP 30020790A JP 30020790 A JP30020790 A JP 30020790A JP H04172128 A JPH04172128 A JP H04172128A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bent
punch
bending
mold
die
Prior art date
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Pending
Application number
JP30020790A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Aoyama
青山 明寛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP30020790A priority Critical patent/JPH04172128A/ja
Publication of JPH04172128A publication Critical patent/JPH04172128A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は板材をU曲げして断面ハツト状に成形する曲
げ成形法に関するものである。
従来の技術 従来、板材を断面ハツト状に曲げ加工する方法として、
以下の方法が知られている。すなわち第6図に示すよう
に、下型15側のポンチ16と、上型17に弾性材18
を介して取付けられたパッド19とで、板材20を挟持
した状態で、上型17を下降させ、この上型17の内壁
とポンチ16の外周面とで、板材20を断面U字状に曲
げ加工するとともに、板材20の端部を下型15と上型
17とで屈曲加工して断面ハツト状に成形する。
しかしこの方法では、板材20を曲げ加工する際に、板
材20の先端が下型15に引掛ったまま板材20を上型
17の先端部が擦るので、板材20のうち製品の縦壁と
なる部分が反り返る方向にしごかれ、これが原因となっ
て製品の縦壁部分に反りが生じて精度が低下する。その
結果、上記の従来一般の方法では、形状精度を出すため
に修正工程が必要となり、作業効率が低下する問題があ
った。
これを改良して縦壁の部分の反りの発生を防止する曲げ
加工装置が、実開昭56−34610号公報に記載され
ている。すなわち板材を上型ポンチで下型内に押し込ん
で断面U字形に変形させた後、上型に取付けた可動体を
押し下げることにより、板材の周縁を屈曲させて断面ハ
ツト状に曲げ成形するものである。この方法によれば反
りの発生を可及的に防止することができる。
発明が解決しようとする課題 ところで自動車を初めとして、各種用途においては、上
記の曲げ成形品について、軽量化の要請がなされる場合
も多く、その要請に応えるために、材料に高張力鋼を使
用することが考えられており、一部で採用されている。
ところが高張力鋼を用いた場合には、従来の改良した曲
げ加工装置を用いても、反りの発生を有効に防止するこ
とは困難である。
この問題点を避けるために、予め被加工板材の周縁を屈
曲させておき、この板材を曲げ加工する方法も考えられ
ているが、必要とする型の数や工程数が増加して作業効
率が低下するとどもに、型費用の増大などによって製造
コストが嵩む問題がある。
この発明は上記の事情を背景としてなされたもので、型
数や工程数を増加させることなく曲げ成形品の反りを有
効に防止することのできる方法を提供することを目的と
するものである。
課題を解決するための手段 この発明は、上記の目的を達成するために、−対の型を
対向配置するとともに、型間に被加工板材を配置し、一
方の型側に配置したパッドと他方の型側に配置したポン
チとで、前記被加工板材を加圧保持しておき、一方の型
をパッドおよびポンチに対し相対的に前進させ、一方の
型の内壁とポンチとで被加工板材を曲げ加工し、さらに
前記ポンチの外壁中間部に設けた突状段部と前進する一
方の型の先端部とで、加工板材の一部を外方に屈曲させ
て屈曲部を形成し、さらに他方の型をパッドおよびポン
チに対して相対的に前進させて、−方の型の先端部と他
方の型の先端部とで、前記屈曲部を曲げ加工することを
特徴とする方法である。
作     用 この発明の方法によれば、被加工板材はパッドとポンチ
とによって確実に保持され、一方の型の相対的な前進に
よって、被加工板材は型の前進方向に曲げ加工される。
被加工板材は、ポンチの外壁に沿って変形し、曲げ戻し
応力が極めて小さい状態で曲げ加工される。さらに被加
工板材の一部は、前進を続ける一方の型と、ポンチの突
状段部とで外方に折り曲げられる。この屈曲は、最終製
品として要求される屈曲量よりも小さくでき、板材への
曲げ戻し量は小さく、板材の反りが有効に防止される。
さらに他方の型を相対的に前進させると、前記屈曲部は
、一方の型と他方の型とにより最終的な形状まで更に曲
げられる。
実  施  例 以下にこの発明の一実施例を第1図ないし第5図を参照
して説明する。
先ず、用いられる曲げ装置について説明する。
曲げ装置は、上型1と下型2との一対の型を有しており
、上型1の下側には、後述するポンチに対し所望のクリ
アランスをもって挿通可能な矩形断面の凹部3が設けら
れており、その凹部3の上方には、これよりも小さい矩
形断面の凹部4が連続して形成されている。
上記凹部4の上端には、弾性部材5が下向きに取付けら
れている。この弾性部材5には、上端に収納穴6aが形
成された矩形ブロック状のパッド6が、前記弾性部材の
一部を収納穴6aに収納した状態で連結されており、ま
たパッド6の上下長さは、凹部4の深さと同一に設定さ
れている。
これに対して下型2には、上方に開口した円筒穴状の凹
部7が形成されており、その凹部7の底部には、上向き
に弾性部材8が設けられている。
この弾性部材8には、下端に収納穴9aを形成された矩
形ブロック状のポンチ9が、前記弾性部材8の一部を収
納穴9aに収納した状態で連結されている。そしてポン
チ9の外壁中間部には、突状段部9bが形成されており
、突状段部9bのポンチ9における高さ位置は凹部7の
深さと一致している。
なお、上記の装置では弾性部材8の弾性力が弾性部材5
の弾性力より大きくなるよう設定されている。
上記の曲げ装置を用いたこの発明の方法を以下に説明す
る。
上型1と下型2との間に、被加工板材10を配置し、上
型1を適当量下降させて、パッド6とポンチ9とで、被
加工板材10を挟持する。この状態では弾性部材5.8
の弾性力によって被加工板材10は上下から加圧されて
いる(第1図)。
つぎに上型1を更に下降させると、弾性部材8を圧縮す
ることなく弾性部材5が優先的に圧縮され、上型1の凹
部3が被加工板材10をポンチ9の外周面に沿って折り
曲げ、したがって被加工板材10は断面U字状に曲げ加
工される。すなわち被加工板材10は下側に曲げられて
、その先端部が段部9bに接触するものの、下型2には
接触しない状態でポンチ9の外周壁に沿って成形される
(第2図)。
上型1を更に下降させると、上型1の下端面はポンチ9
の段部9bの直上に達する。段部9bに適当なR形状を
付与しておけば、上型1の四部3の肩部分が、被加工板
材10を下方に押し込むことにより、被加工板材10の
先端部は外側にはね返り、周縁に屈曲部10aが形成さ
れ、この状態では、弾性部材5は更に圧縮され、パッド
6の上端は凹部4の上端面に当接しており、上記の屈曲
部10aが確実に形成される。なお、はね返りの前後に
おいても被加工板材10の下端は、下型2とは接触して
いないので、被加工板材10を反らせるよう作用する荷
重がかからず、被加工板材10の屈曲部10aは容易に
変形する(第3図および第5図参照)。なお、上記の屈
曲部10aの成形は、所望の製品形状の前段階の変形程
度で足りるので、被加工板材10の縦壁10bに生じる
曲げ戻し応力を極力小さくすることができる。
さらに上型1を下降させると、上型1と共にパッド6が
下降し、ポンチ9を押し下げて弾性部材8が圧縮される
。この動作が進行すると、上型lの下端面と下型2の上
端面との間に、屈曲部10aが挟持された状態になり、
この屈曲部10aが製品形状となるよう曲げ成形される
。なお、この状態でポンチ9の下面は凹部7の底面に当
接している。(第4図)。
上記の過程において、被加工板材10は屈曲部10aが
段階的に成形され、第1の段階では、被加工板材10の
縦壁10bに反りを生じさせる原因となる曲げ荷重もし
くはしごき荷重は僅がである。そして第2の段階では、
縦壁10bは完全にポンチ9と凹部3の内壁との間に圧
縮保持されており、屈曲部10aの最終的な成形に際し
ては、曲げ戻し荷重は縦壁10bに作用しない。
したがって被加工板材10への反りの発生は無視できる
ものであり、高張力鋼を材料として使用しても、反りが
発生しないで精度の優れた成形品が得られる。
なお、上記の曲げ装置では、パッドおよびポンチの移動
は、弾性部材の弾性力で操作したが、機械クツションな
どの適当な手段を用いることも可能である。またこの発
明においては、パッドおよびポンチの移動は他の適当な
駆動手段を用いて駆動制御することも可能である。
発明の詳細 な説明したようにこの発明の曲げ成形方法によれば、ポ
ンチの外周壁中間部に設けた突状段部によって被加工板
材を予備的げし、しかる後上型と下型とでその屈曲部を
所期の形状に曲げ加工するから、前記屈曲部を最終的に
曲げ加工するまでの間に製品の縦壁となる部分を反り返
らせる過程が殆どなく、したがって被加工板材に反りが
発生することを、工程数や製造費を増加させることなく
防止することができる。また反りが発生し易い高張力鋼
の使用も可能となり、成形品の軽量化が達成される効果
も期待される。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの発明の一実施例における成形
手順を示す曲げ加工装置の断面図、第5図は第3図のV
部拡大断面図、第6図は従来の曲げ加工装置の断面図で
ある。 1・・・上型、 2・・・下型、 5・・・弾性部材、
  6・・・パッド、 8・・・弾性部材、 9・・・
ポンチ、 9b・・・突状段部、 10・・・被加工板
材、 10a・・・屈曲部、 10b・・・縦壁。 出願人  トヨタ自動車株式会社 代理人  弁理士 渡 辺 丈 失 策1図 第3図 第5図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一対の型を対向配置するとともに、型間に被加工板材を
    配置し、一方の型側に配置したパッドと他方の型側に配
    置したポンチとで、前記被加工板材を加圧保持しておき
    、一方の型をパッドおよびポンチに対し相対的に前進さ
    せ、一方の型の内壁とポンチとで被加工板材を曲げ加工
    し、さらに前記ポンチの外壁中間部に設けた突状段部と
    前進する一方の型の先端部とで、加工板材の一部を外方
    に屈曲させて屈曲部を形成し、さらに他方の型をパッド
    およびポンチに対して相対的に前進させて、一方の型の
    先端部と他方の型の先端部とで、前記屈曲部を曲げ加工
    することを特徴とする曲げ成形方法。
JP30020790A 1990-11-06 1990-11-06 曲げ成形方法 Pending JPH04172128A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5901601A (en) * 1997-04-25 1999-05-11 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Method and apparatus for bending malleable plates
JP2006289480A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Aida Eng Ltd プレス成形方法およびそれに用いる金型
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