JP4622591B2 - プレス加工用パンチ - Google Patents

プレス加工用パンチ Download PDF

Info

Publication number
JP4622591B2
JP4622591B2 JP2005065136A JP2005065136A JP4622591B2 JP 4622591 B2 JP4622591 B2 JP 4622591B2 JP 2005065136 A JP2005065136 A JP 2005065136A JP 2005065136 A JP2005065136 A JP 2005065136A JP 4622591 B2 JP4622591 B2 JP 4622591B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side flange
flange
machining
punch
intermediate portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005065136A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006247675A (ja
Inventor
哲司 江川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2005065136A priority Critical patent/JP4622591B2/ja
Publication of JP2006247675A publication Critical patent/JP2006247675A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4622591B2 publication Critical patent/JP4622591B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Description

本発明は、素材をプレスすることによって、フランジを持つワークに加工する技術に関するものである。
ダイとパンチを用いて、平板状の素材をプレス加工する技術が知られている。プレス加工されたワークには、スプリングバックが発生する。例えば、図12に示すようなワーク12をプレス加工した場合、一方側フランジ14と他方側フランジ15は、外方に向かってスプリングバックする。スプリングバックする量が大きいと、ワーク同士を接合できない等の不具合が発生する。
特許文献1には、ダイとパンチでワークをハット状断面にプレス加工する技術が開示されている。パンチには、ビード形成凸部(凸条)が設けられている。パンチの凸条によって、ワークをプレス加工するときに、ワークのフランジにビードが形成される。ビードを形成すると、フランジに残留応力が発生する。フランジに発生した残留応力によって、スプリングバック量が抑制される。
特開2004−174531号公報
しかしながら、パンチのような金型に凸条を設けると、パンチの製造上のコストが高くなってしまう。凸条を残しながら、それ以外の部分を削り取る加工が必要になり、多大な工数が発生するからである。
本発明は、フランジにスプリングバック抑制用のビードを形成するパンチを、低コストで製造することが可能な技術を提供することを課題とする。
本発明が提供する1つのパンチは、素材をダイとともにプレスすることによって、一方側フランジと、他方側フランジと、一方側フランジと他方側フランジを結ぶ中間部を持つワークに加工する。パンチは、一方側フランジ加工面と、他方側フランジ加工面と、中間部加工面と、線状部材とを備えている。一方側フランジ加工面は、一方側フランジの内面を加工する。他方側フランジ加工面は、他方側フランジの内面を加工する。中間部加工面は、中間部の内面を加工する。中間部加工面には溝が形成されており、その溝は一方側フランジ加工面と他方側フランジ加工面を結ぶ方向に延びている。線状部材は、一方側部と中間部と他方側部を有しており、中間部が前記溝内に配置されているとともに、一方側部が一方側フランジ加工面上に配置されている状態で中間部加工面から離反する方向に延びており、他方側部が他方側フランジ加工面上に配置されている状態で中間部加工面から離反する方向に延びている。
このパンチによれば、一方側フランジ加工面上と他方側フランジ加工面上に線状部材を配置することで、一方側フランジの内面と他方側フランジの内面にスプリングバック抑制用のビードを形成することができる。よって、フランジ内面にスプリングバック抑制用のビードを形成するパンチを、低コストで製造することができる。
本発明が提供する他の1つのパンチは、素材をダイとともにプレスすることによって、一方側フランジと、他方側フランジと、一方側フランジと他方側フランジを結ぶ中間部を持つワークに加工する。パンチは、一方側フランジ加工面と、他方側フランジ加工面と、中間部加工面と、線状部材とを備えている。一方側フランジ加工面は、一方側フランジの内面を加工する。他方側フランジ加工面は、他方側フランジの内面を加工する。中間部加工面は、中間部の内面を加工する。一方側フランジ加工面と他方側フランジ加工面の間には、両者を連通する連通孔が形成されている。線状部材は、一方側部と中間部と他方側部を有しており、中間部が連通孔を通過しているとともに、一方側部が一方側フランジ加工面上に配置されている状態で中間部加工面から離反する方向に延びており、他方側部が他方側フランジ加工面上に配置されている状態で中間部加工面から離反する方向に延びている。
このパンチによれば、一方側フランジ加工面上と他方側フランジ加工面上に線状部材を配置することで、一方側フランジの内面と他方側フランジの内面にスプリングバック抑制用のビードを形成できる。よって、フランジ内面にスプリングバック抑制用のビードを形成するパンチを、低コストで製造することができる。
上記のパンチにおいて、線状部材は、複数設けられており、一方側フランジ加工面と他方側フランジ加工面の少なくとも一方の一部に、長手方向に沿って内側に湾曲する部位が設けられており、内側に湾曲する部位に配置されている線状部材が、残余の部位に配置されているものよりも太いことが好ましい。
フランジ加工面の内側に湾曲する部位によって加工されるフランジは、長手方向に大きく引き伸ばされる(この部位は、いわゆる「伸びフランジ」と言われる)ことによって、大きくスプリングバックする。フランジ加工面の長手方向に沿って内側に湾曲する部位に配置される線状部材が、残余の部分に配置されているものよりも太いと、伸びフランジの内面側に、深いビードが形成されることによる大きな残留応力が発生する。よって、伸びフランジのスプリングバックをより抑制することができる。
本発明によれば、ワークのフランジにスプリングバック抑制用のビードを形成するパンチを、低コストで製造することができる。
後述する実施例の主要な特徴を記載する。
(形態1)
(1)プレス加工装置は、板状の素材をプレス加工することによって、コの字状断面を有するワークに成形する。プレス加工装置は、下型部と上型部を備えている。下型部は、パンチを有している。パンチは、パンチ本体と、複数の線状部材を持っている。パンチ本体は、略凸状の断面を有している。パンチ本体の上面には、複数の溝が形成されている。線状部材の中間部は、溝に入り込んでいる。線状部材の一方側部は、パンチ本体の一方側加工面に沿って降下している。線状部材の他方側部は、パンチ本体の他方側加工面に沿って降下している。上型部は、ダイを備えている。
(2)パンチとダイを用いて素材をプレス加工すると、一方側フランジと他方側フランジを持つワークが成形される。そのプレス加工のときに、一方側フランジの内面と他方側フランジの内面が、線状部材によって押圧される。すると、一方側フランジの内面と他方側フランジの内面にビードが形成される。ビードが形成されると、一方側フランジと他方側フランジが外方側にスプリングバックする量が抑制される。
(形態2)
形態1と相違する内容のみを記載する。
(1)本形態2では、プレス加工によって、ハット状断面を有するワークを、形態1よりも高さが大きいフランジを持つワークに成形する。
(2)パンチ本体には、一方側加工面から他方側加工面まで貫通する貫通孔が形成されている。貫通孔を線状部材の中間部が通過している。線状部材の一方側部は、パンチ本体の一方側加工面に沿って降下している。線状部材の他方側部は、パンチ本体の他方側加工面に沿って降下している。
(3)プレス加工を実行すると、一方側フランジの下部内面と他方側フランジの下部内面に、線状部材に押圧されたビードが形成される。ビードが形成されると、一方側フランジと他方側フランジが外方側にスプリングバックする量が抑制される
(第1実施例) 本発明のプレス加工技術に係る第1実施例について、図面を参照しながら説明する。
図1は、プレス加工装置20を示している。プレス加工装置20は、板状の素材をプレス加工することによって、図12に示すワーク12に成形する。プレス加工装置20は、下型部22と上型部23を備えている。下型部22は、パンチ25と基台27から構成されている。パンチ25は、基台27上に固定されている。
図2に示すように、パンチ25は、パンチ本体30と、複数の線状部材32と、複数の固定用部材33を備えている。パンチ本体30は、略凸状の断面を有している。パンチ本体30の上面(中間部加工面)34には、複数の溝36が形成されている。線状部材32は、金属製(例えば、ピアノ線)であり、円形状の断面を有している。図3、図4に良く示すように、線状部材32の中間部35は、溝36に入り込んでいる。図3に示すように、線状部材32の一方側部39は、パンチ本体30の一方側加工面(一方側フランジ加工面)38に沿って降下している。線状部材32の他方側部43は、パンチ本体30の他方側加工面(他方側フランジ加工面)37に沿って降下している。線状部材32の端部40、41は、パンチ本体30と固定部材33との間に挟み込まれている。固定部材33は、ボルト42によってパンチ本体30に締結されている。
図1に示すように、上型部23は、ダイ46、47、プレート45、支持部材50、51、パッド48、スプリング52を備えている。ダイ46、47は、プレート45に固定されている。支持部材50、51は、パッド48を、図1に示す位置から、プレート45側に移動可能に支持している。スプリング52は、プレート45とパッド48の間に介装されている。
プレス加工装置20を用いてワークをプレス加工する工程について説明する。
図1に示すように、プレス加工するにあたっては、板状の素材54をパンチ本体30の上面34に載置する。そして、上型部23を降下させる。上型部23が降下する途中で、パッド48の下面55が素材54に当接する。さらに上型部23が降下すると、パッド48とプレート45が接近しながら、スプリング52が縮められてゆく。素材54には、パッド48を介してスプリング52の付勢力が作用する。このため、素材54は、パッド48とパンチ本体30の間に挟み込まれた状態で位置決めされる。その状態で、ダイ46、47が素材54を折り曲げながら降下し、素材54がパンチ本体30に当接することによって、プレス加工(曲げ加工)されたワーク12が成形される。図5は、ダイ46、47が最降下位置まで降下し、ワーク12が成形された状態を示している。
ワーク12が成形されるときに、一方側フランジ14の内面59が、パンチ本体30の一方側加工面38に沿って降下している線状部材32によって押圧される。同様に、他方側フランジ15の内面57が、パンチ本体30の他方側加工面37に沿って降下している線状部材32によって押圧される。一方側フランジ14の内面59(図5参照)が線状部材32によって押圧されると、図6に示すように、内面59にビード58が形成される。他方側フランジ15の内面57が線状部材32によって押圧されると、図6に示すように、内面57にビード60が形成される。図6では、明瞭化のために、ビード58、60を大き目に図示している。ビード58、60が形成されると、一方側フランジ14と他方側フランジ15が外方側にスプリングバックする量が抑制される。スプリングバック量が抑制されるのは、次のようなメカニズムによるものと推定できる。すなわち、ビード58、60を形成すると、その凹部に引き込まれるようにして、フランジ14、15の内面側が長手方向に引き伸ばされる。すると、フランジ14、15の内面側に長手方向に縮もうとする残留応力が発生する。フランジ14、15に縮もうとする残留応力が発生すると、フランジ14、15が内方側に倒れこむ。このため、フランジ14、15のスプリングバック量が抑制される(フランジ14、15の面位置が凍結される)。
ワーク12のような形状をプレス加工で成形すると、部位A(図12参照)は長手方向に大きく引き伸ばされ、部位Bは長手方向に大きく圧縮される。以下、部位Aを「伸びフランジ」、部位Bを「縮みフランジ」と言う。伸びフランジは、引き伸ばされることによって、大きくスプリングバックする。縮みフランジも、伸びフランジほどではないがスプリングバックする。ビード58、60を形成することによって、フランジ14、15のスプリングバック量を抑制することができる。伸びフランジのように、大きくスプリングバックする部分の内面にビードを形成する線状部材32を、他の部分よりも太くすると、スプリングバック量を大きく抑制することができる。スプリングバック量がそれほど大きくない部分のフランジ内面にビードを形成する線状部材を細くすれば、スプリングバック量を抑制するとともに、ビード深さを浅くすることができる。
パンチ本体30自体に凸条を形成することによって、フランジ14、15の内面57、59にビード58、60を形成することは可能である。しかしながら、パンチ本体30自体に凸条を形成するのには、多大な工数を必要とする。凸条を残しながら、それ以外の部分を削り取る加工を行わなければならないからである。それに対して、本実施例では、線状部材32と固定用部材33を用意することと、パンチ本体30に溝36とボルト42締結用のネジ孔を形成するだけで、フランジ14、15の内面57、59にビード58、60を形成することができる。よって、パンチ25を低コストで製造することができる。
伸びフランジは、引き伸ばされることによって、ダイ46、47とパンチ本体30の加工面37、38とのクリアランス(以下「フランジクリアランス」と言う)よりも薄くなる。このため、伸びフランジの厚さ方向の位置が安定しないことがある。縮みフランジは、圧縮されることによって板厚が大きくなろうとする。このため、ワーク12がパンチ本体30に溶着したり(かじり付いたり)、フランジ14、15の内面や外面が粗くなることがある。このような不具合を防止するためには、伸びフランジの部分ではフランジクリアランスを小さく調整し、縮みフランジの部分ではフランジクリアランスを大きく調整するのが好ましい。フランジクリアランスの調整と、フランジ14、15の内面にスプリングバック抑制用のビード58、60を形成することを併用すれば、フランジ14、15をより精度良く成形することができる。
(第2実施例)
本第2実施例では、第1実施例と重複する内容については、説明を省略する。第1実施例と異ならない部材については、第1実施例と同じ符号を用いる。
図7は、プレス加工装置70を示している。プレス加工装置70は、プレス加工することによって、図8に示すワーク62に成形する。ワーク62は、一方側フランジ64と他方側フランジ65の高さCが、第1実施例のワーク12(図12参照)の一方側フランジ14と他方側フランジ15のそれよりも大きい。プレス加工装置70は、下型部72と、上型部23を備えている。下型部72は、パンチ75と基台27から構成されている。上型部23は、第1実施例のそれと同様に構成されている。
図9に示すように、パンチ75は、パンチ本体73と、線状部材32と、固定用部材33を備えている。線状部材32と固定用部材33は、複数設けられている。パンチ本体73には、一方側加工面76から他方側加工面74までを水平に貫通する貫通孔77が形成されている。図10に示すように、貫通孔77は複数形成されており、それぞれを線状部材32の中間部35が通過している。線状部材32の一方側部39は、パンチ本体73の一方側加工面76に沿って降下している。線状部材32の他方側部43は、パンチ本体73の他方側加工面74に沿って降下している。
ワーク62は、高さCが大きいフランジ64、65を持っている。このため、フランジ64、65を一度にプレス加工することができない。フランジ64、65を一度にプレス加工すると、伸びフランジ(図8の部位A)にクラックが入ったり、縮みフランジ(図8の部位B)にシワが寄ってしまったりする。そこで、あらかじめハット状にプレス加工したワーク61を、さらにプレス加工することによって、図8に示すワーク62を成形する。図7に示すように、ワーク61には、外方を向くフランジ67、68が形成されている。2度に分けてプレス加工を実行することによって、伸びフランジや縮みフランジで上述した不具合が発生するのを防止することができる。
図7に示すように、ワーク61をパンチ75にセットしてから、上型部23を降下させる。図11は、上型部23が最降下位置まで降下した状態を示している。上型部23が降下すると、外方を向くフランジ67、68が下方を向くようにプレス加工され、高さCが大きいフランジ64、65を持つワーク62(図8参照)が成形される。そのときに、フランジ64、65の内面下部には、線状部材32に押圧されることによって、ビードが複数形成される。ビードが形成されると、フランジ64、65のスプリングバック量が抑制される。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
プレス加工装置の断面図。 パンチ部の斜視図。 パンチ部の詳細断面図。 図3のIV−IV線矢視図。 プレス加工装置の断面図 ワークの部分斜視図。 プレス加工装置の断面図。 ワークの斜視図。 パンチ部の詳細断面図。 図9のX−X線矢視図。 プレス加工装置の断面図。 ワークの斜視図。
符号の説明
12:ワーク
14:一方側フランジ
15:他方側フランジ
20:プレス加工装置
22:下型部
23:上型部
25:パンチ
27:基台
30:パンチ本体
32:線状部材
33:固定用部材
34:上面
35:中間部
36:溝
37:他方側加工面
38:一方側加工面
39:一方側部
40、41:端部
42:ボルト
43:他方側部
45:プレート
46、47:ダイ
48:パッド
50、51:支持部材
52:スプリング
54:素材
55:下面
57:内面
58:ビード
59:内面
60:ビード
62:ワーク
64:一方側フランジ
65:他方側フランジ
70:プレス加工装置
72:下型部
73:パンチ本体
74:他方側加工面
75:パンチ
76:一方側加工面
77:貫通孔

Claims (3)

  1. 素材をダイとともにプレスすることによって、一方側フランジと、他方側フランジと、一方側フランジと他方側フランジを結ぶ中間部を持つワークに加工するパンチであり、
    一方側フランジの内面を加工する一方側フランジ加工面と、
    他方側フランジの内面を加工する他方側フランジ加工面と、
    中間部の内面を加工する中間部加工面と、
    中間部加工面に形成されており、一方側フランジ加工面と他方側フランジ加工面を結ぶ方向に延びている溝と、
    一方側部と中間部と他方側部を有しており、中間部が前記溝内に配置されているとともに、一方側部が一方側フランジ加工面上に配置されている状態で中間部加工面から離反する方向に延びており、他方側部が他方側フランジ加工面上に配置されている状態で中間部加工面から離反する方向に延びている線状部材と、
    を備えていることを特徴とするパンチ。
  2. 素材をダイとともにプレスすることによって、一方側フランジと、他方側フランジと、一方側フランジと他方側フランジを結ぶ中間部を持つワークに加工するパンチであり、
    一方側フランジの内面を加工する一方側フランジ加工面と、
    他方側フランジの内面を加工する他方側フランジ加工面と、
    中間部の内面を加工する中間部加工面と、
    一方側フランジ加工面と他方側フランジ加工面を連通する連通孔と、
    一方側部と中間部と他方側部を有しており、中間部が連通孔を通過しているとともに、一方側部が一方側フランジ加工面上に配置されている状態で中間部加工面から離反する方向に延びており、他方側部が他方側フランジ加工面上に配置されている状態で中間部加工面から離反する方向に延びている線状部材と、
    を備えていることを特徴とするパンチ。
  3. 線状部材は、複数設けられており、
    一方側フランジ加工面と他方側フランジ加工面の少なくとも一方の一部に、長手方向に沿って内側に湾曲する部位が設けられており、
    内側に湾曲する部位に配置されている線状部材が、残余の部位に配置されているものよりも太いことを特徴とする請求項1又は2のパンチ。
JP2005065136A 2005-03-09 2005-03-09 プレス加工用パンチ Expired - Fee Related JP4622591B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005065136A JP4622591B2 (ja) 2005-03-09 2005-03-09 プレス加工用パンチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005065136A JP4622591B2 (ja) 2005-03-09 2005-03-09 プレス加工用パンチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006247675A JP2006247675A (ja) 2006-09-21
JP4622591B2 true JP4622591B2 (ja) 2011-02-02

Family

ID=37088692

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005065136A Expired - Fee Related JP4622591B2 (ja) 2005-03-09 2005-03-09 プレス加工用パンチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4622591B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4321269A4 (en) * 2021-05-12 2024-10-02 Jfe Steel Corp PRESS FORMING PROCESS

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5020858B2 (ja) * 2008-02-27 2012-09-05 新日本製鐵株式会社 部材長手方向の平面内に屈曲部を有する金属製断面ハット型形状部材およびそのプレス成形方法
JP6159108B2 (ja) * 2013-03-18 2017-07-05 株式会社Subaru 折り曲げ金型
JP5975014B2 (ja) * 2013-11-26 2016-08-23 Jfeスチール株式会社 プレス成形方法
JP6677289B1 (ja) * 2018-12-12 2020-04-08 Jfeスチール株式会社 プレス成形方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63189420U (ja) * 1987-05-29 1988-12-06
JPH09136121A (ja) * 1995-11-13 1997-05-27 Kojima Press Co Ltd ビード加工用金型構造体
JP2001001061A (ja) * 1999-06-16 2001-01-09 Mitsubishi Motors Corp プレス装置及び板金部材

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63189420U (ja) * 1987-05-29 1988-12-06
JPH09136121A (ja) * 1995-11-13 1997-05-27 Kojima Press Co Ltd ビード加工用金型構造体
JP2001001061A (ja) * 1999-06-16 2001-01-09 Mitsubishi Motors Corp プレス装置及び板金部材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4321269A4 (en) * 2021-05-12 2024-10-02 Jfe Steel Corp PRESS FORMING PROCESS

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006247675A (ja) 2006-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2305395B1 (en) Press working equipment and press working method
US7490501B2 (en) Method of processing formed product, and metal cope and metal drag used for the method
US7677430B2 (en) Cold-pressure welding method and metal product welded by the method
JP4746914B2 (ja) プレス方法およびプレス型
JP4622591B2 (ja) プレス加工用パンチ
US20160296990A1 (en) Press working method
EP3785817B1 (en) Manufacturing apparatus and manufacturing method for hat-shaped cross-section component
JP2010247199A (ja) プレス製ワークの部分増肉方法及びその増肉装置
JP7080157B2 (ja) プレス成形品の製造方法および製造装置
US20240051011A1 (en) Method to manufacture a cable tray component, crimp press to manufacture such cable tray component and cable tray component manufactured therewith
JP2006272378A (ja) 金属板のプレス成形品、金属板のプレス加工方法及びプレス金型
JP6032829B2 (ja) プレス金型の型開き防止構造
JP2005095937A (ja) プレス型及びプレス方法
JP2005254279A (ja) プレス型
KR102134042B1 (ko) 전기자동차 al 배터리 케이스 절곡 성형기
JP4640265B2 (ja) プレス成形装置
JP6767063B2 (ja) 絞り成形装置
KR20170011494A (ko) 차량의 크로스멤버 및 그 제조방법
JP2010149179A (ja) プレス成形品の製造方法、プレス成形品の製造装置、およびプレス成形品
JP2020127959A (ja) 板金部品、板金部品の製造方法及び順送金型
JP4461843B2 (ja) スプリングバックの少ない金属板の加工方法
JP4751052B2 (ja) ダイ
JP7359707B2 (ja) プレス成形品の製造方法、及びプレス成形品の製造装置
JP2639203B2 (ja) 180°密着曲げ加工装置
JP2013184208A (ja) プレス成形装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070619

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100414

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101005

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101018

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees