JPH1031394A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1031394A
JPH1031394A JP8186211A JP18621196A JPH1031394A JP H1031394 A JPH1031394 A JP H1031394A JP 8186211 A JP8186211 A JP 8186211A JP 18621196 A JP18621196 A JP 18621196A JP H1031394 A JPH1031394 A JP H1031394A
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JP8186211A
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Eiichiro Toyoshima
英一郎 豊嶋
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子写真式の画像形成装置10において、搬
送中の記録紙102が指定サイズでない場合、転写ベル
ト103上に余分なトナーを印字させて、転写ベルトを
汚損したりクリーニングユニット113の劣化を早めた
り、記録紙上の画像の汚れを生じたりする問題点を解消
するための手段を提供する。 【解決手段】 このため、搬送中の記録紙102のサイ
ズを検出する検出センサ114が指定されたサイズと異
なるサイズを検出したとき、その記録紙の裏面の印紙を
中止するよう制御部1を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式の画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下に、従来のこの種の画像形成装置の
一例として、多色画像形成装置の構造を、作用と共に、
その画像形成装置本体の模式的断面図を示す図7を参照
して説明する。
【0003】感光ドラム上の画像形成部材である像担持
体100上に、光学ユニット107により各色毎に形成
された潜像は、各色現像器Dy、Dc,Dm,Dkによ
り現像像化され、転写ベルト103の外周上に複数回転
写されて、多色画像が形成される。
【0004】ここで、転写ベルト103上に高圧を印加
し、トナーを転写ベルト103上に転写している。次
に、給紙部101または給紙トレー106から給紙され
た記録紙102は、図7に示す搬送径路(紙パス)によ
り搬送され、転写ベルト103から多色画像を再転写さ
れる。
【0005】その後、記録紙102は、搬送ローラ11
1により搬送され、定着ユニット104で定着され、排
紙トレー部108または、排紙部109に排出される。
ここで、前記各色現像器Dy、Dc,Dm,Dkは、そ
の両端に回転支軸を有し、各々がこの軸を中心に回転可
能に現像器機構部110に保持され、各現像器は、現像
器選択のための回転が行われる。
【0006】また、112は、転写ベルト103のトナ
ーを清掃するクリーニングユニット、113は、像担持
体100からの廃トナーを保持するための廃トナーユニ
ットである。120及び121は記録紙ジャムを検出す
るための各ジャムセンサであり、120は、給紙部のジ
ャムを検出する給紙部ジャムセンサ、121は定着ユニ
ットのジャムを検出する排紙部ジャムセンサである。ま
た、給紙部には大まかな記録紙サイズを検知する記録紙
サイズセンサ114が配設されている。
【0007】図8は、図7の従来例装置の画像形成及び
記録紙搬送の制御系のブロック図である。なお、同図は
画像形成及び記録紙搬送に関係する制御のみを示したも
ので、その他のシーケンス制御などは示していない。
【0008】10は画像形成装置を示す。21は、コン
トローラ3より画像クロック信号及び画像信号を受け取
り、記録紙搬送及び画像形成のためのレーザ光を発光さ
せる制御部である。4は、本画像形成装置10へ信号S
7により画像データを送出するホストコンピュータであ
り、コントローラ3は、本画像形成装置10内にあり、
送出された画像データを展開するためのコントローラ
で、展開した画像データを信号S5により制御部21に
送出する。
【0009】また、制御部31は、記録紙サイズセンサ
114より大まかな記録紙サイズの情報を受け取る。ま
た、コントローラ3は信号S5と同時に、画像クロック
信号S4を制御部21に送出する。またコントローラ3
は、制御部21に対して、記録紙サイズ指定情報S9を
送出する。
【0010】記録紙搬送制御部22は、制御部21より
信号S10によって送られた記録紙搬送信号によりモー
タ23を駆動し記録紙搬送の制御を行う。モータ23は
記録紙を搬送するためのローラ等25を機械的に駆動す
る。
【0011】107は、制御部21より信号S11によ
って送られたレーザオン/オフ信号により発光を行い、
感光体ドラム上の像担持体100に画像を形成するため
の光学ユニットである。また、制御部21は、ジャム検
知制御部31からの信号により、動作を停止する。
【0012】図9は、コントローラ3から送出される画
像形成時の画像クロック信号S4及び画像データ信号S
5及びレーザオン/オフ信号S31と、記録紙102上
に印字される印字画像(横方向)との関係を示す図であ
る。コントローラ3上では、画像クロックの立下がりで
画像データを送出し、制御部21は、画像クロックの立
ち上がりで画像データを受け取り、それを基にレーザオ
ン/オフを設定する。
【0013】図10は、画像クロック信号S4及び記録
紙搬送を制御する制御部21の動作シーケンスを示すフ
ローチャートである。装置全体の電源を投入すると(ス
テップST300)、画像形成装置がコントローラ3か
ら各信号S4,S5を受け取れる状態になるまで待機す
る(ステップS301)。これは、主に定着ユニットの
ウォームアップ等の待ち時間のためである。
【0014】記録紙サイズセンサ114は、記録紙サイ
ズを検知する(ステップST302)。コントローラ3
が画像信号S5を送出するまで待機し(ステップST3
03)、送出したならば、信号S10により記録紙搬送
制御部22に記録紙搬送命令を送出し(ステップST3
04)、画像クロック信号S4及び画像信号S5により
画像を形成し(ステップST305)、コントローラ3
からの画像送出が終了したか否か判定し(ステップST
306)、終了したならば、信号S10により、記録紙
搬送部22に記録紙搬送停止命令を送出する(ステップ
ST307)。前記ステップST306にて画像形成が
終了していなければ、前記ステップST305へ進む。
【0015】図11は、記録紙搬送制御部22の動作シ
ーケンスを示すフローチャートである。電源を投入する
と(ステップST300)、制御部21から記録紙搬送
信号S10を受け取るまで待機し、受け取った後(ステ
ップST311)、所定速度でモータ23を回転させ
(ステップST312)、制御部21から記録紙搬送停
止信号S10を受け取ったか否かを判定し(ステップS
T313)、受け取っていれば、モータ23を停止する
(ステップST314)。前記ステップST313にお
いて受け取っていなければ、前記ステップST312へ
進む。
【0016】図12は、従来例装置の記録紙ジャム検知
系および記録紙サイズ検知系のブロック図である。31
は、記録紙ジャム検知を行うジャム検知制御部である。
制御部31は、給紙部101(図7)から給紙される場
合、各センサ120と121との各信号S13とS14
と、記録紙サイズセンサ114と、タイマカウンタ32
からの時間とによりジャム検知を行い、制御部21に報
知する。このタイマカウンタ32は、一定時間毎にカウ
ントアップを行う。制御部21は、ジャムが発生した場
合、記録紙搬送および画像形成を停止する。
【0017】図13は、ジャム検知制御部31の給紙部
ジャムセンサ120及び排紙部ジャムセンサ121にお
けるジャム検知制御シーケンスのフローチャートであ
る。給紙部ジャム検知がスタートすると(ステップST
330)、記録紙サイズセンサ114により記録紙サイ
ズの検知を行い(ステップS331)、所定時間の設定
を行う。
【0018】次に給紙部ジャムセンサ120に記録紙先
端が到達したか否かを判定し(ステップS332)、到
達していなければ、待機し(ステップST332)、到
達していれば、記録紙先端が給紙部ジャムセンサ120
を通過した時のタイマカウンタ32の値を保持する(ス
テップS333)。
【0019】次に、記録紙先端が排紙部ジャムセンサ1
21に到達したか否かを判定し(ステップST33
4)、到達していれば、用紙先端が分離部ジャムセンサ
121を通過したときのタイマカウンタ32の値を保持
し(ステップST336)、記録紙後端が給紙部ジャム
センサ120に到達した否かを判定し(ステップS33
7)、到達していれば、給紙部ジャムセンサ120のジ
ャム検知は終了となる(ステップST340)。
【0020】前記ステップST334において、到達し
ていなければ、用紙先端が給紙部ジャムセンサ120を
通過してから所定時間経過したか否かを判定し(ステッ
プST338)、所定時間経過していなければ、前記ス
テップS334に行き、所定時間経過していれば、制御
部21に対して、記録紙ジャムを報知し(ステップS3
39)、給紙部ジャムセンサ120のジャム検知は終了
となる(ステップST340)。
【0021】また、制御部31は、給紙トレイ106
(図7)から給紙される場合、記録紙102のサイズ検
知を行っている。これは、給紙トレイ106上に記録紙
サイズセンサの設置ができないため、ホストコンピュー
タ4からコントローラ3を通して記録紙サイズを指定し
ている。しかしながら、指定された記録紙サイズと、実
際の記録紙サイズが異なることがある。そのため、排紙
センサのジャム検知の時間を決定するため、用紙サイズ
検知を行う。
【0022】図14は、ジャム検知制御部31の給紙部
ジャムセンサ120における記録紙サイズ検知シーケン
スのフローチャートである。記録紙サイズ検知がスター
トすると(ステップST350)、給紙部ジャムセンサ
120に記録紙先端が到達したか否かを判定し(ステッ
プST351)、到達していなければ待機し(ステップ
ST351)、到達していれば、用紙先端が給紙部ジャ
ムセンサ120を通過したときのタイマカウンタ32の
値を保持する(ステップST352)。
【0023】次に給紙部ジャムセンサ120に記録紙後
端が到達したか否かを判定し(ステップST353)、
到達していなければ待機し(ステップST353)、到
達していれば用紙後端が給紙部ジャムセンサ120を通
過したときのタイマカウンタ32の値を保持する(ステ
ップST354)。
【0024】次に保持したタイマカウンタ32の値の差
の演算を行う(ステップST355)。さらに制御部2
1からの記録紙サイズ信号S15と各記録紙サイズ毎の
通過時間を保持しているROM122(図12)から規
定の通過時間を読み出す(ステップST356)。
【0025】次にこの読み出し規定通過時間と演算結果
との差が所定範囲内であれば(ステップST357)、
記録紙サイズ検知を終了する(ステップST359)。
ステップST357において所定範囲内でない場合、記
録紙のサイズが異なるため、排紙ジャム検知時間のパラ
メータを変更し(ステップST358)、記録紙サイズ
検知を終了する。
【0026】次に、図15に、従来の画像形成装置(図
7)に両面印字ユニットを装着した断面図(図7対比
図)を示す。図15において、115は両面ユニット、
116は記録紙の紙パスである。表面の画像形成を終え
た記録紙102は、両面ユニット115に搬送され、画
面ユニット115内において折り返され、再び給紙ジャ
ムセンサ120の手前で画像形成装置に搬送される。
【0027】図16は、従来例装置の画面ユニット記録
紙搬送の制御系のブロック図である。なお、同図は、両
面ユニット115記録紙搬送に関係する制御のみを示し
たもので、その他のシーケンス制御等は示していない。
115は両面ユニットを示す。両面記録紙搬送制御部1
25は、制御部21より信号S19によって送られた記
録紙搬送信号によりモータ126を駆動し記録紙搬送の
制御を行う。モータ126は記録紙を搬送するためのロ
ーラ等127を機械的に駆動する。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例において
は、図7において、給紙トレイ106からの給紙のと
き、実際の記録紙と異なった指定を行った場合でも、通
常の両面の印字を行っていた。しかしながら、指定され
た記録紙サイズでない場合、転写ベルト103上に余分
なトナーを印字させることになり、転写ベルト103の
汚れが激しくなり、転写ベルト103及びクリーニング
ユニット113が劣化しやすくなる。またそれにより記
録紙上の画像の汚れが発生することもあった。
【0029】本発明は、以上のような局面にかんがみて
なされたもので、記録紙が指定サイズでない場合は、そ
の裏面の印字を中止するか、あるいは表面の印紙パラメ
ータを変更する手段を設けることにより、前記問題点を
解消することを目的としている。
【0030】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、下記の各手段の提供により、前記目的を達成しよ
うとするものである。
【0031】請求項1記載の画像形成装置は、記録紙の
両面に印字可能な両面印字機構と、前記記録紙を搬送中
に記録紙のサイズを検出する記録紙サイズ検出手段とを
有する画像形成装置において、前記記録紙が、指定され
た記録紙の大きさと異なるとき、前記記録紙の裏面の印
字を中止する印字中止手段を有することを特徴とするも
のである。
【0032】請求項2記載の画像形成装置は、前記記録
紙の裏面の印字を中止する印字中止手段は、前記記録紙
の表面の印字終了後、排紙を行うことを特徴とする。
【0033】請求項3記載の画像形成装置は、前記記録
紙の裏面の印字を中止する印字中止手段は、前記記録紙
の裏面印字時、白紙データを印字することを特徴とす
る。
【0034】請求項4記載の画像形成装置は、記録紙の
両面に印字可能な両面印字機構と、前記記録紙を搬送中
に記録紙のサイズを検出する記録紙サイズ検出手段とを
有する画像形成装置において、前記記録紙が、指定され
た記録紙の大きさより小さいとき、前記記録紙の裏面の
印字を中止する印字中止手段を有することを特徴とす
る。
【0035】請求項5記載の画像形成装置は、前記記録
紙の裏面の印字を中止する印字中止手段は、前記記録紙
の表面の印字終了後、排紙を行うことを特徴とする。
【0036】請求項6記載の画像形成装置は、前記記録
紙の裏面の印字を中止する印字中止手段は、前記記録紙
の裏面印字時、白紙データを印字することを特徴とす
る。
【0037】請求項7記載の画像形成装置は、記録紙の
両面に印字可能な両面印字機構と、前記記録紙を搬送中
に前記記録紙のサイズを検出する記録紙サイズ検出手段
とを有する画像形成装置において、前記記録紙が、指定
された記録紙の大きさと異なるとき、前記記録紙の裏面
の印字パラメータを変更するパラメータを変更手段を有
することを特徴とする。
【0038】請求項8記載の画像形成装置は、前記パラ
メータ変更手段は、画像マスク領域であることを特徴と
する。
【0039】請求項9記載の画像形成装置は、前記パラ
メータ変更手段は、画像書き出し位置であることを特徴
とする。
【0040】
【作用】以上のような、本発明の各構成により、搬送中
の記録紙サイズが指定サイズと異なる場合でも、前述の
ような転写ベルトの汚れやクリーニングの劣化等を防止
することができる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
複数の実施例に基づいて詳細に説明する。
【0042】
【実施例】
(実施例1)図2に、本発明に係る実施例1の画像形成
装置に両面印字ユニットを装着時の模式的断面図(前記
従来例図15対比図)を示す。図2において、115は
両面ユニット、116は記録紙の紙パス、130は排紙
部切り替えユニットである。他の構成要素は前記従来例
の図7,15におけると同様であり、重複説明は省略す
る。表面の画像形成を終えた記録紙102は、排紙部切
り替えユニット130に搬送され、両面ユニット115
に搬送されるか否かを選択される。
【0043】図1は、本実施例の画像形成装置の一例を
示すブロック図(前記従来例図16対比図)である。同
図は画像形成及び記録紙搬送に関係する制御のみを示し
たもので、その他のシーケンス制御等は示していない。
【0044】10は、画像形成装置を示す。1は、コン
トローラ3より画像クロック信号及び画像信号を受け取
り、記録紙搬送及び画像形成のためのレーザ光を発光さ
せるための制御部であり、4は、本画像形成装置10へ
信号S7により画像データを送出するホストコンピュー
タであり、3は、本画像形成装置10内にあり、送出さ
れた画像データを展開するコントローラで、展開した画
像データを信号S5により、制御部1に送出する。
【0045】また、制御部1は、記録紙サイズセンサ1
14より大まかな記録紙サイズの情報を受け取る。ま
た、コントローラ3は、信号S5と同時に、画像クロッ
ク信号S4を制御部1に送出する。またコントローラ3
は、制御部1に対して、記録紙サイズ指定情報信号S9
に送出する。
【0046】記録紙搬送制御部22は、制御部1より信
号S10によって送られた記録紙搬送信号によりモータ
23を駆動し記録紙搬送の制御を行う。モータ23は記
録紙を搬送するためのローラ等25を機械的に駆動す
る。
【0047】115は両面ユニットを示す。両面記録搬
送制御部125は、制御部1より信号S19によって送
られた記録紙搬送信号によりモータ126を駆動し、記
録紙搬送の制御を行う。モータ126は、記録紙を搬送
するためのローラ等127を機械的に駆動する。
【0048】107は、制御部1より信号S11によっ
て送られたレーザオン/オフ信号により発光を行い、像
担持体100(図2)に画像を形成する光学ユニットで
ある。130は、排紙部切り替えユニットであり、信号
S25により、記録紙102の紙パスを切り替える。
【0049】制御部1の処理は、給紙ジャムセンサ12
0による記録紙102の大きさから、記録紙102の裏
面に印字可能か否かを判断し、もし印字不可能であれ
ば、強制的に排紙を行うものである。
【0050】図3は、ジャム検知制御部51(図1)の
給紙部ジャムセンサ120における記録紙サイズ検知シ
ーケンスのフローチャートである。記録紙サイズ検知が
スタートすると(ステップST200)、給紙部ジャム
センサ120(図2)に記録紙先端が到達したかどうか
を判定し(ステップST201)、到達していなければ
待機し(ステップST201)、到達していれば、用紙
先端が給紙部ジャムセンサ120を通過したときのタイ
マカウンタ32(図12参照)の値を保持する(ステッ
プST202)。
【0051】次に給紙部ジャムセンサ120に記録紙後
端が到達したか否かを判定し(ステップS203)、到
達していなければ待機し(ステップST203)、到達
していれば用紙後端が給紙部ジャムセンサ120を通過
したときの前記タイマカウンタ32の値を保持する(ス
テップST204)。
【0052】次に、保持したタイマカウンタ32の値の
差を演算を行う(ステップST205)。さらに制御部
1からの記録紙サイズ信号S15と各記録紙サイズ毎の
通過時間を保持しているROM122(図12参照)か
ら規定の通過時間を読み出す(ステップST206)。
【0053】次にこの読み出した規定通過時間と演算結
果との差が所定範囲内であれば(ステップST20
7)、記録紙サイズ検知を終了する(ステップST20
9)。ステップST207において所定範囲内でない場
合、排紙部切り替えユニット130に対し、記録紙のサ
イズが異なるため、強制排紙を行う信号S25を送出し
(ステップST208)、記録紙サイズ検知を終了す
る。
【0054】なお、本実施例において、記録紙のサイズ
が異なるとき強制排紙を行っていたが、記録紙が指定の
サイズより大きい場合、転写ベルト103(図2)の汚
れが発生しないため、強制排紙を行わない構成にしても
よい。
【0055】(実施例2)図4に、本発明に係る画像形
成装置の第2の実施例の制御系を示すブロック図(図1
相当図)を示す。同図は、前記図1と同様に、画像形成
及び記録紙搬送に関係する制御のみを示したもので、そ
の他のシーケンス制御等は示していない。
【0056】10は画像形成装置、115は両面ユニッ
トを示す。42は、コントローラ2より画像クロック信
号及び画像信号を受け取り、記録紙搬送及び画像形成の
ためのレーザ光を発光させる制御部であり、4は、本画
像形成装置10へ信号S7により画像データを送出する
ホストコンピュータである。
【0057】2は、本画像形成装置10内にあり、送出
された画像データを展開するコントローラで、展開した
画像データを信号S5により、制御部41に送出する。
また、制御部41は、記録紙サイズセンサ114より大
まかな記録紙サイズの情報を受け取る。
【0058】また、コントローラ2は、信号S5と同時
に、画像クロック信号S4を制御部41に送出する。ま
たコントローラ2は、制御部41に対して、記録紙サイ
ズ指定情報信号S9を送出する。またコントローラ2
は、制御部61より、記録紙サイズ不一致信号S26を
受け取る。
【0059】記録紙搬送制御部22は、制御部42より
信号S10によって送られた記録紙搬送信号により、モ
ータ23を駆動し記録紙搬送の制御を行う。モータ23
は、記録紙を搬送するためのローラ等25を機械的に駆
動する。115は両面ユニットを示す。
【0060】両面記録紙搬送制御部125は、制御部4
1より信号S19によって送られた記録紙搬送信号によ
りモータ126を駆動し記録紙搬送の制御を行う。モー
タ126は、記録紙102(図2)を搬送するためのロ
ーラ等127を機械的に駆動する。107は、制御部4
2より信号S11によって送られたレーザオン/オフ信
号により発光を行い、感光ドラム上の画像形成部材(像
担持体)100に画像を形成する光学ユニットである。
【0061】制御部41、制御部61の処理は、給紙ジ
ャムセンサによる記録紙102(図2)の大きさから、
記録紙102の裏面に印字可能か否かを判断し、もし印
字不可能であれば、コントローラ2に対し、その信号を
送出し、コントローラ2は裏面の印字時、画像データを
強制的にヌルデータ(白紙)とするものである。
【0062】図5は、ジャム検知制御部61の給紙ジャ
ムセンサにおける記録紙サイズ検知シーケンスのフロー
チャートである。記録紙サイズ検知がスタートすると
(ステップST250)、給紙部ジャムセンサ120
(図2)に記録紙先端が到達したか否かを判定し(ステ
ップS251)、到達していなければ待機し(ステップ
S251)、到達していれば、用紙先端が給紙部ジャム
センサ120を通過したときのタイマカウンタ32(図
12参照)の値を保持する(ステップST202)。
【0063】次に給紙部ジャムセンサ120に記録紙後
端が到達したか否かを判定し(ステップST253)、
到達していなければ待機し(ステップS253)、到達
していれば用紙後端が給紙部ジャムセンサ120を通過
したときのタイマカウンタ32の値を保持する(ステッ
プST254)。
【0064】次に、保持した前記タイマカウンタ32の
値の差の演算を行う(ステップS255)。さらに制御
部41からの記録紙サイズ信号S15と各記録紙サイズ
毎の通過時間を保持しているROM122(図12参
照)から規定の痛か時間を読み出す(ステップST25
6)。
【0065】次にこの読み出した規定通過時間と演算結
果との差が所定範囲内であれば(ステップST25
7)、記録紙サイズ検知を終了する(ステップST25
9)。ステップST257において所定範囲内でない場
合、コントローラ2に対し、記録紙のサイズが異なるた
め、画像データを変更する信号S26を送出し(ステッ
プST258)、記録紙サイズ検知を終了する。
【0066】図6は、制御部61(図4)が、記録紙サ
イズ不一致と判断したときの、コントローラ2から送出
される画像形成時の画像クロック信号S4及び画像デー
タS5及びレーザオン/オフ信号(S31)と、記録紙
102上に印字される印字画像(横方向)との関係を示
す図である。本図のように、コントローラ2は、制御部
42(図4)に対し、ヌルデータ(白紙データ)を送出
する。
【0067】なお、本実施例2において、コントローラ
2は、記録紙102のサイズが異なるとき、ヌルデータ
の送出を行っていたが、記録紙が汚れない画像マスク領
域のみ通常の印字を行ってもよい。また、コントローラ
2は、記録紙102の裏面の水平方向及び垂直方向の画
像書き出し位置を変更することにより、表面と裏面との
間の画像の一致を行うことが可能となる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
搬送中の記録紙の正確なサイズを求めることにより、記
録紙の大きさに対して一定の大きさの画像を形成するこ
とができるため、転写ベルトの汚損やクリーニングユニ
ットの劣化を早めたり、記録紙上の画像の汚れを生じた
りする従来の問題点を解決することができる。
【0069】また、記録紙ジャムの検知時間において
も、余分のマージンを取らなくてよいため、記録紙ジャ
ム発生時、装置に与える損傷を少なくすることができ、
安定した画像が形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の制御系を示すブロック図
【図2】 実施例1の画像形成装置本体の模式的断面図
【図3】 実施例1の制御系シーケンスフローチャート
【図4】 実施例2の制御系を示すブロック図
【図5】 実施例2の制御系のシーケンスフローチャー
【図6】 実施例2のコントローラから送出される画像
クロック及び画像データと、記録紙上に印字される印字
画像との関係図
【図7】 従来例の画像形成装置本体の模式的断面図
【図8】 図7の装置の制御系のブロック図
【図9】 従来例のコントローラから送出される画像ク
ロック及び画像データと、記録紙上に印字される印字画
像との関係図
【図10】 従来例の制御部動作シーケンスフローチャ
ート
【図11】 従来例の制御部駆動シーケンスフローチャ
ート
【図12】 従来例の制御系(ジャム検知系)のブロッ
ク図
【図13】 従来例のジャム検知シーケンスフローチャ
ート
【図14】 従来例の記録紙サイズ検知シーケンスフロ
ーチャート
【図15】 従来例の両面ユニット装着時の装置断面図
【図16】 従来例の両面ユニット装着時の制御系のブ
ロック図
【符号の説明】
1,21,31,41,51,61 制御部 3 コントローラ 4 ホストコンピュータ 10 画像形成装置 22 記録紙搬送制御部 23,126 モータ 25 記録紙搬送部 32 タイマカウンタ 100 像担持体(感光体ドラム) 101 給紙部 102 記録紙 103 転写ベルト 104 定着ユニット 106 給紙トレー 107 光学ユニット 108 排紙トレー部 109 排紙部 110 現像器機構部 111 搬送ローラ 112 クリーニングユニット 113 クリーニングユニット 114 記録紙サイズセンサ 115 両面ユニット 116 紙パス 120 給紙部ジャムセンサ 121 排紙部ジャムセンサ 125 両面記録紙搬送制御部 127 両面記録紙搬送部 130 排紙部切り替えユニット

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙の両面に印字可能な両面印字機構
    と、前記記録紙を搬送中に記録紙のサイズを検出する記
    録紙サイズ検出手段とを有する画像形成装置において、
    前記記録紙が、指定された記録紙の大きさと異なると
    き、前記記録紙の裏面の印字を中止する印字中止手段を
    有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記記録紙の裏面の印字を中止する印字
    中止手段は、前記記録紙の表面の印字終了後、排紙を行
    うことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記記録紙の裏面の印字を中止する印字
    中止手段は、前記記録紙の裏面印字時、白紙データを印
    字することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 記録紙の両面に印字可能な両面印字機構
    と、前記記録紙を搬送中に記録紙のサイズを検出する記
    録紙サイズ検出手段とを有する画像形成装置において、
    前記記録紙が、指定された記録紙の大きさより小さいと
    き、前記記録紙の裏面の印字を中止する印字中止手段を
    有することを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記記録紙の裏面の印字を中止する印字
    中止手段は、前記記録紙の表面の印字終了後、排紙を行
    うことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記記録紙の裏面の印字を中止する印字
    中止手段は、前記記録紙の裏面印字時、白紙データを印
    字することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 記録紙の両面に印字可能な両面印字機構
    と、前記記録紙を搬送中に前記記録紙のサイズを検出す
    る記録紙サイズ検出手段とを有する画像形成装置におい
    て、前記記録紙が、指定された記録紙の大きさと異なる
    とき、前記記録紙の裏面の印字パラメータを変更するパ
    ラメータを変更手段を有することを特徴とする画像形成
    装置。
  8. 【請求項8】 前記パラメータ変更手段は、画像マスク
    領域であることを特徴とする請求項7記載の画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】 前記パラメータ変更手段は、画像書き出
    し位置であることを特徴とする請求項7記載の画像形成
    装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007047662A (ja) * 2005-08-12 2007-02-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置およびその制御方法
JP2007147808A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US7570897B2 (en) 2005-04-08 2009-08-04 Canon Kabushiki Kaisha Duplex image forming apparatus and method with control for ejecting different size recording sheet
US8072619B2 (en) 2007-04-09 2011-12-06 Sharp Kabushiki Kaisha Printing apparatus and method for controlling the same
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