JPH10313345A - 通信制御装置 - Google Patents

通信制御装置

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JPH10313345A
JPH10313345A JP9122467A JP12246797A JPH10313345A JP H10313345 A JPH10313345 A JP H10313345A JP 9122467 A JP9122467 A JP 9122467A JP 12246797 A JP12246797 A JP 12246797A JP H10313345 A JPH10313345 A JP H10313345A
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JP
Japan
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data
memory
transmission
control
counter
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JP9122467A
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Hiroshi Sato
広志 佐藤
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NEC Computertechno Ltd
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NEC Computertechno Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 他の装置との間でデータ通信を行う際に、H
/W制御のみでフロー制御を行うことができる通信制御
装置を提供すること。 【解決手段】 カウンタ50は対向装置から送信されて
いるデータのメモリ40に格納できるデータ量の最大値
が設定される。DMAコントローラ30は、対向装置か
ら送信され、シリアルコントローラ60が受信したデー
タをメモリ40へDMA転送し、転送したデータ量だけ
カウンタ50をカウントアップする。カウンタ50のカ
ウント値が設定された最大値以上になった場合、カウン
タ50は対向装置へRS信号を出力する。また、対向装
置へデータを送出している場合であって、対向装置から
CS信号が送出された場合には、DMAコントローラ3
0はメモリ40からシリアルコントローラ60へのDM
A転送を中止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信制御装置に係
り、特に通信制御装置と他の通信制御装置との間でフロ
ー制御を用いてシリアルデータ通信を行う通信制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ等の装置におい
て、他のパーソナルコンピュータ等の装置とデータの授
受を行う場合には、シリアルデータ通信によって行うの
が一般的である。歴史的背景からパーソナルコンピュー
タにはRS−232Cの規格が設けられており、コンピ
ュータ同士をRS−232Cのクロスケーブルで接続す
るのみで他に機器を必要とせずデータの授受が安価に行
えるため、広く用いられている。
【0003】一般的に、パーソナルコンピュータ等の装
置の間でデータの授受を行う場合、各々の装置の処理速
度やメモリ等の記憶装置の容量によって、正常に通信が
行えない場合がある。例えば、送信側の装置は通信に処
理を100%費やすことができる状況にあり、受信側が
通信以外の他の処理を行わなければならず、通信に関す
る処理能力を殆ど費やせない状況の場合である。
【0004】このような状況においても、データ通信が
正常に行えるようにフロー制御が用いられる。例えばR
S−232Cケーブルで接続された2つの装置の間で通
信を行う場合を考えると、一方の装置がデータ受信の過
程で、送り込まれるデータ量が受信能力やデータ処理能
力を上回り、その結果、データを受信できない状態にな
った場合には、一時的にデータ送信を止めるための要求
を他方の装置に出力し、また、その後、データの受信が
可能になった場合には、データ送信の再開を他方の装置
に要求する。このデータ送信の中断、再開の制御を一般
的にフロー制御と呼んでいる。
【0005】フロー制御の方式としては二種類の方式が
ある。一つは例えばXon/Xoffの制御コードを使
用したソフトウェアによる制御(以下、「S/W制御」
と称する)である。各々の装置は、受信データや送信デ
ータを一時的に記憶する記憶装置を設けているが、記憶
容量をソフトウェア的に監視して、通信の一時停止を行
ったり、一時停止している通信を再開したりする制御が
S/W制御である。つまり、一方の装置は、送信される
データを記憶するための容量が少なくなった場合に他方
の装置に対してデータ送信の一時停止を要求する場合に
Xoffコード(13h)を、また、送信再開を求める
場合にXonコード(11h)を送信する。同様に、他
方の装置も、送信されるデータを記憶するための容量が
少なくなった場合に、一方の装置に対してデータ送信の
一時停止を要求する場合にもXoffコードを送信し、
送信再開を求める場合にXonコードを一方の装置に送
信する。
【0006】もう一つの方式は、RS/CSの制御信号
線を使用したハードウェアによるフロー制御(以下、
「H/W制御」と称す)である。H/W制御方法では、
一方の装置は、他方の装置に対してデータ送信の一時停
止を要求する場合にはRS(送信要求)の信号線を
“0”に、また、送信再開を求める場合にはRS信号線
を“1”にして、要求を他方の装置に知らせる制御を行
う。逆に、他方の装置は、一方の装置に対してデータ送
信の一時停止を要求する場合にはCS(送信可)の信号
線を“0”に、また、送信再開を求める場合にはCS信
号線を“1”にして、要求を一方の装置に知らせる制御
を行う。
【0007】ところで、フロー制御を行う場合には、R
S−232Cで接続された各々の装置が同一のフロー制
御を用いなければ正常にフロー制御を行うことはできな
い。特開平7−107205号公報には、S/W制御を
行う端末とH/W制御を行う端末とがISDN回線を介
して通信を行う場合に、H/W制御で用いられるRS/
CS信号をXonコードやXoffコードに変換して各
々の装置の間で正常にフロー制御が行えるようにした技
術が開示されている。
【0008】また、特開昭61−63140号公報に開
示される多重集配信装置のデータ抑止解除方法では、1
台のホストコンピュータと複数の端末との間でフロー制
御を行う技術が開示されている。この技術では、ホスト
コンピュータに多重集配線装置を接続し、この多重集配
線装置と各端末とを変復調装置を介して接続するもので
ある。上記構成においてフロー制御を行う場合には、端
末からデータ抑止制御キャラクタが送信された場合にこ
の端末へのデータ送信は中止し、その後その端末からデ
ータ抑止解除制御キャラクタが送信された場合にその端
末へのデータ送信を再開するものである。また、上記公
報には、上記のフロー制御においてデータ抑止解除制御
キャラクタの受信の他に、多重集配線装置と端末装置間
に設置された変復調装置のキャリア信号を監視し、この
キャリア信号がオフになったことを検出して端末装置に
対するデータ抑止状態を解除するようにした技術が開示
されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の通信
制御装置においては、ソフトウェアによってRS/CS
信号を常に監視し、ソフトウェアの判断によってフロー
制御を行っているため、S/W制御はH/W制御に比べ
た場合、システム効率の低下、及び信頼性の低下を招い
てしまうという問題がある。また、従来の通信制御装置
は、通信データの入出力もまたS/W制御を介在して行
っており、S/W制御はH/W制御に比べた場合、処理
に時間を要するので、システム効率の低下及び信頼性の
低下を引き起こすという問題がある。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、他の装置との間でデータ通信を行う際に、H/
W制御のみでフロー制御を行うことができる通信制御装
置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、対向装置と接続され、該対向装置との間
で行われるデータ通信の制御を行う通信制御装置であっ
て、受信データを格納するメモリと、前記メモリに格納
される受信データの量を計数するとともに、前記メモリ
に格納されるデータ量の最大値が設定され、該計数値が
該最大値以上の場合には前記対向装置に送信禁止を示す
RS信号を送出する計数手段とを具備することを特徴と
する。また、本発明は、前記対向装置から送信されてく
るデータを受信するとともに、前記対向装置へデータを
送信する送受信手段と、前記送受信手段が受信したデー
タを前記メモリへ転送するとともに、前記メモリに記憶
されたデータを前記送受信手段へ転送する転送手段とを
具備し、前記対向手段から送信禁止を示すCS信号が送
信されてきた場合、前記転送手段は、前記メモリから前
記送受信手段への転送を中止することを特徴とする。ま
た、本発明は、前記計数手段、転送手段、送受信手段、
及びメモリを制御するとともに、前記対向装置との間の
通信を制御する中央処理装置を具備することを特徴とす
る。また、本発明は、前記転送手段が、前記中央処理装
置の介在なしに、前記メモリと前記送受信手段との間で
転送を行うことを特徴とする。また、本発明は、前記転
送手段が、前記送受信手段から前記メモリに転送したデ
ータ量だけ前記計数手段の計数値を増加させることを特
徴とする。また、本発明は、前記中央処理装置が、前記
メモリから読み出したデータ量だけ前記計数手段の計数
値を減少させることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態
による通信制御装置の構成を示すブロック図である。図
1において10は通信制御装置本体であり、RS−23
2Cコネクタ12を備えている。この通信制御装置本体
10はRS−232Cコネクタ12に接続されたRS−
232Cケーブル14によって、他の通信制御装置(図
示省略:以下、対向装置と称する)と接続されている。
【0013】通信制御装置本体10は、CPU20、D
MA(Direct Memory Access)コントローラ30、メモ
リ40、カウンタ50、及びシリアルコントローラ60
からなる。上記CPU20は上記DMAコントローラ3
0、メモリ40、カウンタ50、及びシリアルコントロ
ーラ60を制御して通信制御を行うとともに、RS−2
32Cケーブル14に接続された図示しない対向装置と
の間で授受されるデータの処理を行うためのものであ
る。このCPU20は、DMA制御信号線30aを介し
てDMAコントローラと接続され、メモリ制御信号線4
0aを介してメモリと接続され、カウンタ制御信号線5
0aを介してカウンタ50と接続され、シリアルコント
ローラ制御線60aを介してシリアルコントローラ60
と接続されている。
【0014】また、上記CPU20、DMAコントロー
ラ30、メモリ40、及びシリアルコントローラ60は
データバスDBを介して接続され、CPU20、DMA
コントローラ30、及びメモリ40はメモリバスMBを
介して接続されている。上記、DMAコントローラ30
はメモリ40とシリアルコントローラ60との間で行わ
れるDMA転送、つまりCPU20を介さないで行われ
るデータ転送を制御するためのものである。DMAコン
トローラ30は、CPU20からDMA制御信号線30
aを介して送出されるDMA転送指令命令に応じて、シ
リアルコントローラ60からメモリ40へデータのDM
A転送を行ったり、逆にメモリ40からシリアルコント
ローラ60へデータのDMA転送を行う。
【0015】メモリ40は、RAM(Random Access Me
mory)等の記憶装置であり、通信によって授受されたデ
ータを処理するためのアプリケーションプログラム実行
時に必要な一時的な作業領域、図示しない対向装置から
RS−232Cケーブル14を介して送出されるデータ
を一時的に格納する受信データバッファ領域、及び送出
するデータを一時的に格納する送信データバッファ領域
が設けられる。これら各領域は動的にCPU20の制御
の下で割り当てられる。
【0016】カウンタ50はメモリ30に格納されるデ
ータ量をカウントするためのものであり、CPU20か
らカウンタ制御信号線50aを介して出力される信号で
あって、メモリ40に設けられたバッファ領域の大きさ
に応じて決定されるカウンタ制御信号に応じてカウント
値の最大値が設定される。また、カウンタ50とDMA
コントローラ30とはカウントアップ信号線30bによ
って接続されている。
【0017】DMAコントローラ30はシリアルコント
ローラ60からメモリ40へ、例えば1バイト転送する
毎にカウントアップ信号線30bを介してカウンタ50
へカウントアップ信号を出力し、CPU20はメモリ4
0からデータを1バイト読み出す毎にカウントダウン信
号をカウンタ制御信号線50aへ出力する。カウンタ5
0はカウントアップ信号が入力される毎にカウント値を
インクリメントし、カウントダウン信号が入力される毎
にカウント値をデクリメントする。カウンタ50はカウ
ント値が設定された最大値より小である場合には、
“0”を出力するが、カウント値が設定された最大値以
上となると“1”を出力する
【0018】シリアルコントローラ60はRS−232
Cケーブル14を介して接続された図示せぬ対向装置と
の間の通信を制御するためのものであり、CS信号線6
2、RS信号線64、RD信号線66、及びSD信号線
68を介してRS−232Cコネクタ12と接続されて
いる。また、これらCS信号線62、RS信号線64、
RD信号線66、及びSD信号線68はRS−232C
ケーブル14を介して対向装置と接続されている
【0019】上記CS信号線62は、図示しない対向装
置が送信データを受信できるか否かを示す信号線であ
り、対向装置が受信不可能の状態である場合にはその値
が“1”となり、受信可能の状態である場合には“0”
となる。このCS信号線62はDMAコントローラ30
にも接続されており、DMAコントローラ30がメモリ
40からシリアルコントローラ40へDMA転送を行っ
ている場合にCS信号線62が“0”となるとDMA転
送を中止し、シリアルコントローラ60は対向装置への
データ送信を一時中止する。
【0020】RS信号線64は通信制御装置本体10が
対向装置から送信されてきたデータを受信することがで
きる状態であるか否かを示す信号を対向装置へ送出する
ためのものである。つまり、通信制御装置本体10が受
信可能である場合には、RS信号線64の値は“0”と
なり、受信不可能である場合には“1”となる。このR
S信号線64はCPU20と接続される。また、このR
S信号線64にはカウンタ50の出力が接続されてお
り、カウンタ50のカウント値が、設定された最大値以
上となった場合には。RS信号線64の値が“0”とな
り、対向装置へ受信不可能である旨が送出されるととも
に、CPU20へその旨が出力される。また、上記RD
信号線66は、対向装置から送信されるデータを伝送す
るためのものであり、SD信号線68は通信制御装置1
0から対向装置で送出するデータを伝送するためのもの
である。
【0021】上記構成において、本発明の一実施形態に
よる通信制御装置の動作について、図1及び図2を参照
して説明する。図2は、本発明の一実施形態による通信
制御装置の動作を説明するためのタイミングチャートで
ある。まず、対向装置から通信制御装置本体20へデー
タが送信される場合の動作について説明する。
【0022】通信制御装置本体20に設けられたCPU
20は受信動作を行う前に、メモリ40内に受信データ
バッファ領域を割り当てる。対向装置がデータの送信を
開始すると(図2中、符号tR1が付された時点)、送
信データはRS−232Cケーブル14及びRS−23
2Cコネクタ12を介して、RD信号66によりシリア
ルコントローラ60へ入力される。シリアルコントロー
ラ60はデータを受信するとシリアルコントローラ制御
線60aを介してCPU20へその旨を出力する。
【0023】シリアルコントローラ60からデータ受信
を示す信号が出力されると、CPU20は、メモリ40
に割り当てた受信データバッファ領域の大きさをカウン
タ制御信号線50aを介してカウンタ50へ出力し、カ
ウンタ50にカウント値の最大値を設定させる。また、
CPU20は、シリアルコントローラ60からメモリ4
0へDMA転送を開始するようDMA制御信号線30a
を介してDMAコントローラ30に指示する。
【0024】この指示を受けると、DMAコントローラ
30は、シリアルコントローラ60からメモリ40へD
MAによるデータ転送を行い、1バイト転送する毎にカ
ウントアップ信号をカウンタ50へ出力し、カウンタ5
0にカウント値をインクリメントさせる。CPU20は
DMAコントローラ30によりシリアルコントローラ6
0からメモリ40へDMA転送を行っている場合でも、
メモリ40に格納されたデータの読み出しを行うことが
できる。この場合、CPU20がメモリ40からデータ
を1バイト読み出す毎に、カウンタ制御信号線50aへ
カウントダウン信号を出力し、カウンタ50に対しカウ
ント値をデクリメントさせる。
【0025】このような状況において、CPU20がメ
モリ40に格納された受信データを読み出す処理速度よ
りもDMA転送によりシリアルコントローラ60からメ
モリ40へ転送される転送速度が速い場合、メモリ40
に設けられた受信データバッファ領域がオーバーフロー
となってしまう事態が生ずる。メモリ40に設けられた
受信データバッファ領域の大きさ以上のデータがメモリ
40に転送されると、カウンタ50のカウント値が最大
値以上となる。この場合、カウンタ50の出力は“1”
となり(図2中、符号tR2が付された時点)、RS信
号線64を介して対向装置へ受信不可能である旨が送信
されるとともに、CPU20に対してオーバーフローで
ある旨を出力する。
【0026】カウンタ50の出力が“1”となると、対
向装置からデータが送信されなくなる(図2中、符号t
3が付された時点)ので、シリアルコントローラ60
からメモリ40へのDMA転送は行われなくなる。一
方、CPU20はカウンタ50の出力が“1”となった
場合であっても、メモリ40からのデータ読み出しを行
う。
【0027】CPU20はメモリ40からのデータの読
み出しをしばらく行った後、カウンタ制御信号線50a
を介してカウンタ50のリセットを行い、カウンタ50
の出力を“0”とする(図2中、符号tR4が付された
時点)。カウンタ50がリセットされた場合であって
も、カウンタ値及び最大値はそのまま保持される。つま
り、カウンタ50のカウント値はメモリ40の受信デー
タバッファ領域に格納されたデータ量を示している。
【0028】カウンタ50の出力が“0”となると、R
S信号線64の値も“0”となるので、対向装置はデー
タ送信を再開する(図2中、符号tR5が付された時
点)。このようにして、対向装置からデータが送信され
る場合には、S/W制御の介在なしにH/W制御のみで
フロー制御が行える。
【0029】次に、通信制御装置本体10から対向装置
へデータを送信する場合について説明する。対向装置へ
データを送信する前に、CPU20は送信するデータを
メモリ40へ格納する。送信するデータの格納が終了す
ると、CPU20は、メモリ40からシリアルコントロ
ーラ60へDMA転送を開始するようDMA制御信号線
30aを介してDMAコントローラ30に指示する。
【0030】この指示がなされると、DMAコントロー
ラ30は、メモリ40からシリアルコントローラ60ヘ
データのDMA転送を開始し、シリアルコントローラ6
0へ転送されたデータはSD信号線68によって、RS
−232Cコネクタ12及びRS−232Cケーブル1
4を介して対向装置へ送出される(図2中、符号tS 1
が付された時点)。
【0031】DMAコントローラ30がメモリ40から
シリアルコントローラ60へDMA転送を行っている最
中に、対向装置がCS信号線62の値を“1”とすると
(図2中、符号tS2が付された時点)、CS信号62
はDMAコントローラ30へ入力されているため、DM
Aコントローラ30はメモリ40からシリアルコントロ
ーラ60へのDMA転送を一時中止する。この結果、シ
リアルコントローラ60からSD信号線68へデータは
出力されなくなる(図2中、符号tS3が付された時
点)。
【0032】一方、対向装置がCS信号14を“0”と
し(図2中、符号tS4が付された時点)、送信許可を
指示するとDMAの一時中止状態が解除され、再び対向
装置から通信制御装置本体10へのデータ送信が開始さ
れる(図2中、符号tS5が付された時点)。このよう
にして、通信装置本体10から対向装置へデータが送信
される場合には、S/W制御の介在なしにH/W制御の
みでフロー制御が行える。
【0033】以上説明したように、本発明の一実施形態
によれば、通信制御装置本体10から対向装置へデータ
を送信する場合及び対向装置から通信制御装置本体10
へデータが送信される場合の何れの場合であっても。S
/W制御の介在なしにH/W制御のみでフロー制御が行
える。尚、本発明は、上述した実施形態に限定されず、
本発明の範囲内で任意に変更が可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ソフトウェア、つまり中央処理装置の介在なしにH/W
制御のみで、RS/CS信号を用いたフロー制御を行っ
ているため、通信制御装置の稼働効率が向上するという
効果がある。また、S/W制御は必要最小限にし、H/
W制御によってフロー制御を行っており、処理が迅速に
行えるため、信頼性が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による通信制御装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の一実施形態による通信制御装置の動
作を説明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
40 メモリ 50 カウンタ(計数手段) 60 シリアルコントローラ(送受信手段) 30 DMAコントローラ(転送手段) 20 CPU(中央処理装置)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向装置と接続され、該対向装置との間
    で行われるデータ通信の制御を行う通信制御装置であっ
    て、 受信データを格納するメモリと、 前記メモリに格納される受信データの量を計数するとと
    もに、前記メモリに格納されるデータ量の最大値が設定
    され、該計数値が該最大値以上の場合には前記対向装置
    に送信禁止を示すRS信号を送出する計数手段とを具備
    することを特徴とする通信制御装置。
  2. 【請求項2】 前記対向装置から送信されてくるデータ
    を受信するとともに、前記対向装置へデータを送信する
    送受信手段と、 前記送受信手段が受信したデータを前記メモリへ転送す
    るとともに、前記メモリに記憶されたデータを前記送受
    信手段へ転送する転送手段とを具備し、前記対向手段か
    ら送信禁止を示すCS信号が送信されてきた場合、前記
    転送手段は、前記メモリから前記送受信手段への転送を
    中止することを特徴とする請求項1記載の通信制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記計数手段、転送手段、送受信手段、
    及びメモリを制御するとともに、前記対向装置との間の
    通信を制御する中央処理装置を具備することを特徴とす
    る請求項2記載の通信制御装置。
  4. 【請求項4】 前記転送手段は、前記中央処理装置の介
    在なしに、前記メモリと前記送受信手段との間で転送を
    行うことを特徴とする請求項3記載の通信制御装置。
  5. 【請求項5】 前記転送手段は、前記送受信手段から前
    記メモリに転送したデータ量だけ前記計数手段の計数値
    を増加させることを特徴とする請求項3記載の通信制御
    装置。
  6. 【請求項6】 前記中央処理装置は、前記メモリから読
    み出したデータ量だけ前記計数手段の計数値を減少させ
    ることを特徴とする請求項3記載の通信制御装置。
JP9122467A 1997-05-13 1997-05-13 通信制御装置 Pending JPH10313345A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011008413A (ja) * 2009-06-24 2011-01-13 Fujitsu Semiconductor Ltd 処理装置

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JP2011008413A (ja) * 2009-06-24 2011-01-13 Fujitsu Semiconductor Ltd 処理装置

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