JPH1031263A - カメラ - Google Patents
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- JPH1031263A JPH1031263A JP8201008A JP20100896A JPH1031263A JP H1031263 A JPH1031263 A JP H1031263A JP 8201008 A JP8201008 A JP 8201008A JP 20100896 A JP20100896 A JP 20100896A JP H1031263 A JPH1031263 A JP H1031263A
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- lighting
- camera
- lamp
- date
- potential
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 デートモジュール側のデート機能設定の有無
をカメラ側で間接的に検知できるカメラ。 【解決手段】 設定された日付の写し込みを行うデート
写し込み装置において、写し込みランプ11の点灯を検
知してデート機能設定SW14の設定の有無をカメラ側
CPU16に正確に伝達する第1の点灯検知手段(トラ
ンジスタ1,2、検知信号入力端子4、検知用抵抗5)
を備えている。
をカメラ側で間接的に検知できるカメラ。 【解決手段】 設定された日付の写し込みを行うデート
写し込み装置において、写し込みランプ11の点灯を検
知してデート機能設定SW14の設定の有無をカメラ側
CPU16に正確に伝達する第1の点灯検知手段(トラ
ンジスタ1,2、検知信号入力端子4、検知用抵抗5)
を備えている。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影時にフィルム
に日付を写し込むカメラのデート機能に関するものであ
る。
に日付を写し込むカメラのデート機能に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラのデート機能の構成は、図
4の回路ブロック図に示すように、汎用のデート機能モ
ジュールDM 13のCNT端子と、カメラ本体の制御
部(CPU)16を1本の制御信号(DATE)で結
び、CNT端子がLoになっている間だけデートモジュ
ールDM 13の写し込み液晶(LCD)12のバック
ライトである、写し込みランプLA 11を点灯させフ
ィルムに日付を写し込むものである。
4の回路ブロック図に示すように、汎用のデート機能モ
ジュールDM 13のCNT端子と、カメラ本体の制御
部(CPU)16を1本の制御信号(DATE)で結
び、CNT端子がLoになっている間だけデートモジュ
ールDM 13の写し込み液晶(LCD)12のバック
ライトである、写し込みランプLA 11を点灯させフ
ィルムに日付を写し込むものである。
【0003】図5は図4に示す回路の動作のフローチャ
ートであり、今、カメラのデート・スイッチ(図示して
いない)によってオン/オフされる、図4のスイッチS
W14がオフの時にはデート機能の設定はオフとなると
すると、先ず、カメラ側の動作としてカメラのCPU1
6は、デート写し込みルーチンを開始する(S10
1)。次に、トランジスタQ3(17)をオンして信号
DATE=Loを出力する(S102)。この時点で、
デートモジュールDM 13の入力CNTはLoに駆動
される。
ートであり、今、カメラのデート・スイッチ(図示して
いない)によってオン/オフされる、図4のスイッチS
W14がオフの時にはデート機能の設定はオフとなると
すると、先ず、カメラ側の動作としてカメラのCPU1
6は、デート写し込みルーチンを開始する(S10
1)。次に、トランジスタQ3(17)をオンして信号
DATE=Loを出力する(S102)。この時点で、
デートモジュールDM 13の入力CNTはLoに駆動
される。
【0004】そして、フィルムのISO感度に対応した
写し込み時間だけウェイトする(S103)。この間、
スイッチSW14がオフの場合は、ランプ11点灯用の
端子OUT1もHiのままで点灯は行わない。
写し込み時間だけウェイトする(S103)。この間、
スイッチSW14がオフの場合は、ランプ11点灯用の
端子OUT1もHiのままで点灯は行わない。
【0005】写し込み時間のウェイトが終わるとカメラ
のCPU16は、信号DATE=Hにして(S10
4)、写し込みルーチンを終了し(S105)、次のシ
ーケンスのフィルム巻上げへ移行する(S106)。
のCPU16は、信号DATE=Hにして(S10
4)、写し込みルーチンを終了し(S105)、次のシ
ーケンスのフィルム巻上げへ移行する(S106)。
【0006】なお、スイッチSW14の設定がオンの場
合は、CNT端子にDATE=Loの指令信号が与えら
れると、デートモジュールDM 13は、OUT1端子
をLoにして写し込みランプLA 11を点灯させる。
合は、CNT端子にDATE=Loの指令信号が与えら
れると、デートモジュールDM 13は、OUT1端子
をLoにして写し込みランプLA 11を点灯させる。
【0007】このようにして、日付写し込み制御が行わ
れるが、S103に示した写し込み時間は一般に、フィ
ルムのISO感度に対応して写し込み時間を変える必要
があり、カメラ本体の制御回路16は信号DATEの出
力端子P2を、写し込みに必要な時間だけLo出力にな
るように制御していた。この方式は、カメラとデートモ
ジュールDM間の配線がGNDを除くと1本で済むため
に盛んに用いられている方式であり、写し込み時間とし
ては、フィルムが停止状態で数十ms〜百数十ms程度
の写し込みを行い、日付写し込みのシーケンスを終えた
後でカメラのフィルム巻上げを行うように制御してい
る。
れるが、S103に示した写し込み時間は一般に、フィ
ルムのISO感度に対応して写し込み時間を変える必要
があり、カメラ本体の制御回路16は信号DATEの出
力端子P2を、写し込みに必要な時間だけLo出力にな
るように制御していた。この方式は、カメラとデートモ
ジュールDM間の配線がGNDを除くと1本で済むため
に盛んに用いられている方式であり、写し込み時間とし
ては、フィルムが停止状態で数十ms〜百数十ms程度
の写し込みを行い、日付写し込みのシーケンスを終えた
後でカメラのフィルム巻上げを行うように制御してい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、デート写し込みはスイッチSW14の
オン/オフによって設定されるにも関わらず、スイッチ
SW14の状態をカメラ側に伝達する手段がないため
に、カメラ本体の制御回路はスイッチSW14がオフの
場合も、オンの時と同様にフィルム巻上げ前にフィルム
のISO感度に対応した時間だけ、信号DATE=Lo
の状態で無駄に待ち続けるということになって、連写の
時の駒速の足かせになっていた。
来例においては、デート写し込みはスイッチSW14の
オン/オフによって設定されるにも関わらず、スイッチ
SW14の状態をカメラ側に伝達する手段がないため
に、カメラ本体の制御回路はスイッチSW14がオフの
場合も、オンの時と同様にフィルム巻上げ前にフィルム
のISO感度に対応した時間だけ、信号DATE=Lo
の状態で無駄に待ち続けるということになって、連写の
時の駒速の足かせになっていた。
【0009】また、交換背蓋のシステムをとるカメラで
は、デート機能付き背蓋を付けた時と同様に、デート機
能の無い背蓋を付けた時にも無駄なウェイトを行ってし
まうという問題がある。
は、デート機能付き背蓋を付けた時と同様に、デート機
能の無い背蓋を付けた時にも無駄なウェイトを行ってし
まうという問題がある。
【0010】依って、請求項1に記載の発明の目的は、
通常はカメラ側から直接知ることができないデートモジ
ュール側のデート機能設定の有無を間接的に検知するこ
とができるカメラを提供することにある。
通常はカメラ側から直接知ることができないデートモジ
ュール側のデート機能設定の有無を間接的に検知するこ
とができるカメラを提供することにある。
【0011】更に、請求項2又は3に記載の発明の目的
は、デートモジュール側のデート機能設定の有無を、簡
単なトランジスタ回路によって正確に検知できるカメラ
を提供することにある。
は、デートモジュール側のデート機能設定の有無を、簡
単なトランジスタ回路によって正確に検知できるカメラ
を提供することにある。
【0012】更に、請求項4に記載の発明の目的は、ト
ランジスタ回路によるデート機能設定の有無の検出が不
可能な状態まで写し込みランプの両端電位が低下して
も、ランプが点灯している限り正確にデート機能が設定
状態であることを引き続き伝達できるカメラを提供する
ことにある。
ランジスタ回路によるデート機能設定の有無の検出が不
可能な状態まで写し込みランプの両端電位が低下して
も、ランプが点灯している限り正確にデート機能が設定
状態であることを引き続き伝達できるカメラを提供する
ことにある。
【0013】更に、請求項5又は6に記載の発明の目的
は、写し込みランプの両端電位が低下しても低下した時
点で作動するリセットICによりデート機能設定の有無
を伝達できるカメラを提供することにある。
は、写し込みランプの両端電位が低下しても低下した時
点で作動するリセットICによりデート機能設定の有無
を伝達できるカメラを提供することにある。
【0014】更に、請求項7又は8に記載の発明の目的
は、カメラ・シーケンス中における無駄な待機時間を無
くして連写の時の駒速を低下させないカメラを提供する
ことにある。
は、カメラ・シーケンス中における無駄な待機時間を無
くして連写の時の駒速を低下させないカメラを提供する
ことにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本出願に係る発明の目的
を実現する構成は、請求項1に記載のように、設定され
た日付の写し込みを行うデート写し込み装置において、
写し込みランプの点灯を検知してデート機能設定の有無
をカメラ側へ正確に伝達する第1の点灯検知手段を備え
たことを特徴とするカメラにある。
を実現する構成は、請求項1に記載のように、設定され
た日付の写し込みを行うデート写し込み装置において、
写し込みランプの点灯を検知してデート機能設定の有無
をカメラ側へ正確に伝達する第1の点灯検知手段を備え
たことを特徴とするカメラにある。
【0016】この構成によれば、写し込みランプの点灯
の有無によってカメラ側は間接的にデート機能設定の有
無を検知できる。
の有無によってカメラ側は間接的にデート機能設定の有
無を検知できる。
【0017】本出願に係る発明の目的を実現する具体的
な構成は、請求項2に記載のように、前記第1の点灯検
知手段は、写し込みランプの両端電位を検出することに
より前記ランプの点灯を検知するトランジスタ検知回路
であることを特徴とする請求項1記載のカメラにある。
な構成は、請求項2に記載のように、前記第1の点灯検
知手段は、写し込みランプの両端電位を検出することに
より前記ランプの点灯を検知するトランジスタ検知回路
であることを特徴とする請求項1記載のカメラにある。
【0018】この構成によれば、トランジスタ検知回路
で写し込みランプの両端電位を検出すれば、ランプ点灯
の有無よりデータ機能設定の有無を検知できる。
で写し込みランプの両端電位を検出すれば、ランプ点灯
の有無よりデータ機能設定の有無を検知できる。
【0019】本出願に係る発明の目的を実現する他の具
体的な構成は、請求項3に記載のように、前記トランジ
スタ検知回路は、前記写し込みランプの正電位側をエミ
ッタに負電位側をベースに接続しエミッタ・ベース間に
電位検知用抵抗を接続して写し込みランプの両端電位を
検出するPNPトランジスタ回路と、前記PNPトラン
ジスタのコレクタにベースを、エミッタをアースにコレ
クタをカメラの制御手段への入力端子に接続して前記P
NPトランジスタの検知出力を前記カメラの制御手段へ
伝達するNPNトランジスタ回路を備えたことを特徴と
する請求項2記載のカメラにある。
体的な構成は、請求項3に記載のように、前記トランジ
スタ検知回路は、前記写し込みランプの正電位側をエミ
ッタに負電位側をベースに接続しエミッタ・ベース間に
電位検知用抵抗を接続して写し込みランプの両端電位を
検出するPNPトランジスタ回路と、前記PNPトラン
ジスタのコレクタにベースを、エミッタをアースにコレ
クタをカメラの制御手段への入力端子に接続して前記P
NPトランジスタの検知出力を前記カメラの制御手段へ
伝達するNPNトランジスタ回路を備えたことを特徴と
する請求項2記載のカメラにある。
【0020】この構成によれば、デート機能オンにより
写し込みランプの両端に点灯用の電位が加えられると、
PNPトランジスタ回路の電位検知用抵抗を介しエミッ
タ・ベース間に電位差が発生してPNPトランジスタが
オンすることによりランプの点灯を検知し、点灯検知出
力をNPNトランジスタよりカメラ側に伝達できる。
写し込みランプの両端に点灯用の電位が加えられると、
PNPトランジスタ回路の電位検知用抵抗を介しエミッ
タ・ベース間に電位差が発生してPNPトランジスタが
オンすることによりランプの点灯を検知し、点灯検知出
力をNPNトランジスタよりカメラ側に伝達できる。
【0021】本出願に係る発明の目的を実現する他の構
成は、請求項4に記載のように、請求項1記載のカメラ
において、写し込みランプ点灯電位が低下して前記第1
の点灯検知手段による検知が不可能な場合に、前記第1
の点灯検知手段に代わって写し込みランプの点灯を検知
しデート機能設定の有無をカメラ側へ伝達する第2の点
灯検知手段を備えたことを特徴とするカメラにある。
成は、請求項4に記載のように、請求項1記載のカメラ
において、写し込みランプ点灯電位が低下して前記第1
の点灯検知手段による検知が不可能な場合に、前記第1
の点灯検知手段に代わって写し込みランプの点灯を検知
しデート機能設定の有無をカメラ側へ伝達する第2の点
灯検知手段を備えたことを特徴とするカメラにある。
【0022】この構成によれば、写し込みランプの点灯
電圧が電池電圧の低下等により低下して第1の点灯検知
手段のトランジスタ検知回路では検知できなくなって
も、写し込みランプが点灯している限り第2の点灯検知
手段によって検知できる。
電圧が電池電圧の低下等により低下して第1の点灯検知
手段のトランジスタ検知回路では検知できなくなって
も、写し込みランプが点灯している限り第2の点灯検知
手段によって検知できる。
【0023】本出願に係る発明の目的を実現する具体的
な構成は、請求項5に記載のように、前記第2の点灯検
知手段は、IN端子を前記写し込みランプの正電位側
に、OUT端子をカメラの制御手段への入力端子へCO
M端子を点灯指示を指令する指令信号線にそれぞれ接続
して、入力する写し込みランプ電位が所定の電位以下に
低下した場合に出力する出力信号によりカメラの制御手
段に点灯を伝達するリセットICであることを特徴とす
る請求項4記載のカメラにある。
な構成は、請求項5に記載のように、前記第2の点灯検
知手段は、IN端子を前記写し込みランプの正電位側
に、OUT端子をカメラの制御手段への入力端子へCO
M端子を点灯指示を指令する指令信号線にそれぞれ接続
して、入力する写し込みランプ電位が所定の電位以下に
低下した場合に出力する出力信号によりカメラの制御手
段に点灯を伝達するリセットICであることを特徴とす
る請求項4記載のカメラにある。
【0024】この構成によれば、リセットICはIN端
子に入力する写し込みランプ両端の電位が所定値以下に
低下すると、OUT端子より出力を発生するので、リセ
ットICのOUT端子出力により引き続き写し込みラン
プの点灯をカメラ側に伝達できる。
子に入力する写し込みランプ両端の電位が所定値以下に
低下すると、OUT端子より出力を発生するので、リセ
ットICのOUT端子出力により引き続き写し込みラン
プの点灯をカメラ側に伝達できる。
【0025】本出願に係る発明の目的を実現する他の具
体的な構成は、請求項6に記載のように、前記リセット
ICは、前記COM端子を点灯指示を指令する指令信号
線に接続して点灯指示を指令する信号と写し込みランプ
間の電位を入力電位として検出し、前記点灯指示を指令
する信号が出力中のみ作動することを特徴とする請求項
5記載のカメラにある。
体的な構成は、請求項6に記載のように、前記リセット
ICは、前記COM端子を点灯指示を指令する指令信号
線に接続して点灯指示を指令する信号と写し込みランプ
間の電位を入力電位として検出し、前記点灯指示を指令
する信号が出力中のみ作動することを特徴とする請求項
5記載のカメラにある。
【0026】この構成によれば、リセットICのIN端
子を写し込みランプに、COM端子を点灯指示の指令信
号線に接続して、写し込みランプと点灯指示の指令信号
間の電位を入力電位とするので、リセットICは点灯指
示の指令信号がカメラ側より出力している必要な期間の
み動作させることができる。
子を写し込みランプに、COM端子を点灯指示の指令信
号線に接続して、写し込みランプと点灯指示の指令信号
間の電位を入力電位とするので、リセットICは点灯指
示の指令信号がカメラ側より出力している必要な期間の
み動作させることができる。
【0027】本出願に係る発明の目的を実現する他の構
成は、請求項7に記載のように、請求項1乃至6記載の
カメラにおいて、前記デート機能設定の有無を伝達する
写し込みランプ点灯中を示す信号の入力時には、デート
写し込み時間が経過するまで待機した後にフィルム巻上
げを行うことを特徴とするカメラにある。
成は、請求項7に記載のように、請求項1乃至6記載の
カメラにおいて、前記デート機能設定の有無を伝達する
写し込みランプ点灯中を示す信号の入力時には、デート
写し込み時間が経過するまで待機した後にフィルム巻上
げを行うことを特徴とするカメラにある。
【0028】この構成によれば、デート機能が設定され
ていて写し込みランプが点灯していれば、点灯検知回路
からはランプ点灯中を示す信号が入力するので、この信
号の入力時に限って、フィルム巻上げシーケンスの前に
デート写し込みのためのウェイトを行うようにすること
ができる。
ていて写し込みランプが点灯していれば、点灯検知回路
からはランプ点灯中を示す信号が入力するので、この信
号の入力時に限って、フィルム巻上げシーケンスの前に
デート写し込みのためのウェイトを行うようにすること
ができる。
【0029】本出願に係る発明の目的を実現する他の構
成は、請求項8に記載のように、請求項1乃至6記載の
カメラにおいて、前記デート機能設定の有無を伝達する
写し込みランプ点灯中を示す信号が成立しない場合は、
デート機能オフの設定か又はデート機能付き背蓋が装着
されていないものと判断して、直ちにフィルム巻上げを
行い無駄な待ち時間を無くすことを特徴とするカメラに
ある。
成は、請求項8に記載のように、請求項1乃至6記載の
カメラにおいて、前記デート機能設定の有無を伝達する
写し込みランプ点灯中を示す信号が成立しない場合は、
デート機能オフの設定か又はデート機能付き背蓋が装着
されていないものと判断して、直ちにフィルム巻上げを
行い無駄な待ち時間を無くすことを特徴とするカメラに
ある。
【0030】この構成によれば、写し込みランプ点灯中
を示す信号が無い場合には、デート写し込みの無駄なウ
ェイト時間を無くして、連写の場合の駒速を最大限に上
げることができる。
を示す信号が無い場合には、デート写し込みの無駄なウ
ェイト時間を無くして、連写の場合の駒速を最大限に上
げることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態に
係るカメラの電気回路ブロック図である。図2は図1に
示すカメラの主要信号のタイミングチャートである。図
3は図1に示すカメラの動作のフローチャートである。
て図を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態に
係るカメラの電気回路ブロック図である。図2は図1に
示すカメラの主要信号のタイミングチャートである。図
3は図1に示すカメラの動作のフローチャートである。
【0032】図1において、11は日付け等をフィルム
に写し込む写し込みランプLAである。12は写し込み
液晶LCDで、このLCD12上に写し込む日付け等が
ネガLCDとして表示されている。このランプLAはい
わゆるバックライトとして機能し、ネガLCDを透過し
た光がフィルムに写し込まれる。
に写し込む写し込みランプLAである。12は写し込み
液晶LCDで、このLCD12上に写し込む日付け等が
ネガLCDとして表示されている。このランプLAはい
わゆるバックライトとして機能し、ネガLCDを透過し
た光がフィルムに写し込まれる。
【0033】13はデートモジュールDMで、電池VB
AT15から電源がVcc端子に供給されている。一般
に、電池15にはボタン電池を使うことが多く、そのた
めに内部抵抗が大きいので、ランプLAを点灯すると電
圧が低下しやすい。一方、カメラ本体側も電池VDD1
8を有しているが、こちらはフィルム給送モータ、ミラ
ー、シャッタ等を駆動するために大電流を供給する内部
抵抗の低い6Vリチウム電池等がよく使われる。それに
対してデートモジュールDM用の電池15は、薄くて小
さい形状の3V系ボタン電池が使われることが多い。
AT15から電源がVcc端子に供給されている。一般
に、電池15にはボタン電池を使うことが多く、そのた
めに内部抵抗が大きいので、ランプLAを点灯すると電
圧が低下しやすい。一方、カメラ本体側も電池VDD1
8を有しているが、こちらはフィルム給送モータ、ミラ
ー、シャッタ等を駆動するために大電流を供給する内部
抵抗の低い6Vリチウム電池等がよく使われる。それに
対してデートモジュールDM用の電池15は、薄くて小
さい形状の3V系ボタン電池が使われることが多い。
【0034】デートモジュールDM 13には、デート
機能(デート写し込み)をオン/オフ設定できる操作ス
イッチSW14を入力端子INに接続して、カメラ本体
とは別個にデート機能をローカルに設定できるようにな
っている。また、デートモジュールDM 13にはLC
D12を接続し、OUT2端子よりLCD12の表示パ
ターンを出力している。入力端子CNTにはカメラから
の写し込み指令(又は、点灯指示指令)信号端子DAT
Eを接続し、この端子がLowになると出力OUT1端
子よりランプLAを点灯させるために、OUT1=Lo
にする。
機能(デート写し込み)をオン/オフ設定できる操作ス
イッチSW14を入力端子INに接続して、カメラ本体
とは別個にデート機能をローカルに設定できるようにな
っている。また、デートモジュールDM 13にはLC
D12を接続し、OUT2端子よりLCD12の表示パ
ターンを出力している。入力端子CNTにはカメラから
の写し込み指令(又は、点灯指示指令)信号端子DAT
Eを接続し、この端子がLowになると出力OUT1端
子よりランプLAを点灯させるために、OUT1=Lo
にする。
【0035】16はカメラ本体側の制御手段であるシー
ケンス制御用マイコンCPUで、電池VDD18から電
源を供給し、出力ポートP2よりトランジスタQ3(1
7)を介してデート機能をオン/オフさせる制御信号D
ATEを出力している。
ケンス制御用マイコンCPUで、電池VDD18から電
源を供給し、出力ポートP2よりトランジスタQ3(1
7)を介してデート機能をオン/オフさせる制御信号D
ATEを出力している。
【0036】ここまでは、図4に示した従来例と同一構
成であるが、以降の付加回路が本発明の構成部分であ
る。1はランプLAの両端電位を検知するPNPトラン
ジスタQ1で、2はPNPトランジスタ1の検知出力を
カメラ本体のCPU16に伝達するNPNトランジスタ
Q2であり、6〜9はバイアス抵抗で特に抵抗6はPN
Pトランジスタ1を始動する電位検知用抵抗と呼ぶ。
成であるが、以降の付加回路が本発明の構成部分であ
る。1はランプLAの両端電位を検知するPNPトラン
ジスタQ1で、2はPNPトランジスタ1の検知出力を
カメラ本体のCPU16に伝達するNPNトランジスタ
Q2であり、6〜9はバイアス抵抗で特に抵抗6はPN
Pトランジスタ1を始動する電位検知用抵抗と呼ぶ。
【0037】3は電池15の容量が低下した時に、PN
PトランジタQ1に代わってランプ点灯を検知するリセ
ットIC(RES)である。4はランプ点灯検知信号D
BUSYを伝達する端子でCPU16の入力ポートP1
に接続している。5はプルアップ抵抗でCPU16のP
1ポートに伝達されるDBUSY信号を検知するための
もので、電池VDDに接続している。
PトランジタQ1に代わってランプ点灯を検知するリセ
ットIC(RES)である。4はランプ点灯検知信号D
BUSYを伝達する端子でCPU16の入力ポートP1
に接続している。5はプルアップ抵抗でCPU16のP
1ポートに伝達されるDBUSY信号を検知するための
もので、電池VDDに接続している。
【0038】ここでは、PNPトランジスタQ1とNP
NトランジスタQ2による検知回路が第1の点灯検知手
段に相当し、リセットIC3に関する検知回路が第2の
点灯検知手段に相当するものである。
NトランジスタQ2による検知回路が第1の点灯検知手
段に相当し、リセットIC3に関する検知回路が第2の
点灯検知手段に相当するものである。
【0039】つぎに図3他を参照して動作について説明
する。
する。
【0040】デート写し込みルーチンを開始する(S
1)。トランジスタQ3をオンにしてDATE=Loを
出力し、デートモジュールDMのCNT端子をLoにす
る(S2)。
1)。トランジスタQ3をオンにしてDATE=Loを
出力し、デートモジュールDMのCNT端子をLoにす
る(S2)。
【0041】次に、少々ウェイトする(S3)。このウ
ェイト時間は、信号DATE=Loにしてから、検知回
路がDBSUY=Loを伝達するまでの多少の遅れを考
慮したもので、通常数msあれば充分である。
ェイト時間は、信号DATE=Loにしてから、検知回
路がDBSUY=Loを伝達するまでの多少の遅れを考
慮したもので、通常数msあれば充分である。
【0042】続いて、デートモジュールDM側の動作と
して、ランプ点灯時にはOUT1=Loとなってランプ
LAに電流が流れ、それによるランプLA両端の電位差
は、VBAT=3Vとすれば2V程度以上になる。この
時、PNPトランジスタQ1のエミッタ・ベース間は抵
抗6によって電位差が広がるので、トランジスタQ1が
オンして、Q1のコレクタ出力はNPNトランジスタQ
2のベースに入力し、ランプ点灯検知信号のDBUSY
=Loとなる。
して、ランプ点灯時にはOUT1=Loとなってランプ
LAに電流が流れ、それによるランプLA両端の電位差
は、VBAT=3Vとすれば2V程度以上になる。この
時、PNPトランジスタQ1のエミッタ・ベース間は抵
抗6によって電位差が広がるので、トランジスタQ1が
オンして、Q1のコレクタ出力はNPNトランジスタQ
2のベースに入力し、ランプ点灯検知信号のDBUSY
=Loとなる。
【0043】この間の各信号の関係は、図2のタイミン
グチャートに示す。先ず、図2の左側部分のように、設
定スイッチSW14がオフでデート機能設定無しの場合
は、CNT=LoであってもOUT1=HiでランプL
Aは点灯していないので、点灯検知信号DBUSY=H
iである。但し、図2の右側に示すように設定スイッチ
SW14がオンの時は、CNT=Loをデートモジュー
ルDMが検知して、出力OUT1=Loにして写し込み
ランプLAを点灯させるので、DBUSY=Loとな
る。勿論、指令信号DATEがオフの時はCNT=H
i、DBUSY=Hiのままである。
グチャートに示す。先ず、図2の左側部分のように、設
定スイッチSW14がオフでデート機能設定無しの場合
は、CNT=LoであってもOUT1=HiでランプL
Aは点灯していないので、点灯検知信号DBUSY=H
iである。但し、図2の右側に示すように設定スイッチ
SW14がオンの時は、CNT=Loをデートモジュー
ルDMが検知して、出力OUT1=Loにして写し込み
ランプLAを点灯させるので、DBUSY=Loとな
る。勿論、指令信号DATEがオフの時はCNT=H
i、DBUSY=Hiのままである。
【0044】従って、次に信号DBUSY=Loか否か
の判定を行い(S4)、DBUSY=Hiならデート機
能設定がオフになっているとして、無駄に待つ必要がな
いのでS6へ進む。また、DBUSY=Loなら、フィ
ルムのISO感度に対応した写し込み時間(数十ms〜
百数十ms程度)ウェイトする(S5)。点灯指令信
号、DATE=Hiに戻し(S6)、写し込みルーチン
を終了して(S7)、フィルム巻上げシーケンスへ移行
する(S8)。
の判定を行い(S4)、DBUSY=Hiならデート機
能設定がオフになっているとして、無駄に待つ必要がな
いのでS6へ進む。また、DBUSY=Loなら、フィ
ルムのISO感度に対応した写し込み時間(数十ms〜
百数十ms程度)ウェイトする(S5)。点灯指令信
号、DATE=Hiに戻し(S6)、写し込みルーチン
を終了して(S7)、フィルム巻上げシーケンスへ移行
する(S8)。
【0045】このように、カメラ側から写し込み指令
(又は点灯指令)DATE=Loを出しても、写し込み
ランプLAが点灯しない時というのは、設定用スイッチ
SW14がデート機能オフの設定になっていたり、そも
そもデート機能を有していない背蓋のカメラということ
になるので、無駄な写し込み時間のウェイトを行わず、
直ちにフィルム巻上げシーケンスへ移行する。
(又は点灯指令)DATE=Loを出しても、写し込み
ランプLAが点灯しない時というのは、設定用スイッチ
SW14がデート機能オフの設定になっていたり、そも
そもデート機能を有していない背蓋のカメラということ
になるので、無駄な写し込み時間のウェイトを行わず、
直ちにフィルム巻上げシーケンスへ移行する。
【0046】このウェイト時間が撮影シーケンスに占め
る割合は、高級、高速機ほどきびしいものがあり、例え
ば、1駒のシーケンスが200msのカメラでは本来5
駒/秒の速度となるが、デート機能に1駒当たり100
msの写し込み時間が必要とすると、1駒シーケンスは
300msに増えて駒速が3.3駒/秒に低下してしま
う。また、高級機ほどデート機能の付いた背蓋と付かな
い背蓋の交換装着システムをとっている可能性が高いの
で、デート機能設定の有無に関わらずデート機能設定無
しの場合も、無駄な写し込み時間のウェイトをシーケン
スで実行していたのでは、5駒/秒の高速カメラは到底
実現できない。そこで、本実施の形態では、デート機能
オンでランプLAが点灯する場合にだけウェイト時間を
実行するようにしたので、デート機能オフの場合には5
駒/秒が実現できる。
る割合は、高級、高速機ほどきびしいものがあり、例え
ば、1駒のシーケンスが200msのカメラでは本来5
駒/秒の速度となるが、デート機能に1駒当たり100
msの写し込み時間が必要とすると、1駒シーケンスは
300msに増えて駒速が3.3駒/秒に低下してしま
う。また、高級機ほどデート機能の付いた背蓋と付かな
い背蓋の交換装着システムをとっている可能性が高いの
で、デート機能設定の有無に関わらずデート機能設定無
しの場合も、無駄な写し込み時間のウェイトをシーケン
スで実行していたのでは、5駒/秒の高速カメラは到底
実現できない。そこで、本実施の形態では、デート機能
オンでランプLAが点灯する場合にだけウェイト時間を
実行するようにしたので、デート機能オフの場合には5
駒/秒が実現できる。
【0047】ところで、ボタン電池VBAT15の容量
が充分ある間はトランジスタQ1,Q2による点灯検知
に支障は生じないが、電池VBAT15がヘタッてくる
とVBAT15の内部抵抗が増加し、ランプLA点灯と
共にVBAT15自体の電位が低下して、ランプLAは
十分な明るさを確保できなくなる(この状態でも薄くは
なるものの未だ日付をフィルムに写し込むことは可能で
ある)。こうして、電池VBAT15のヘタリで点灯時
のランプLAの両端電位が小さくなると、トランジスタ
Q1はオンできなくなり連れてトランジタQ2もオフに
なるので、ランプLAがまだ点灯してるのにカメラ側に
DBUSY=Loを伝達できなくなる。
が充分ある間はトランジスタQ1,Q2による点灯検知
に支障は生じないが、電池VBAT15がヘタッてくる
とVBAT15の内部抵抗が増加し、ランプLA点灯と
共にVBAT15自体の電位が低下して、ランプLAは
十分な明るさを確保できなくなる(この状態でも薄くは
なるものの未だ日付をフィルムに写し込むことは可能で
ある)。こうして、電池VBAT15のヘタリで点灯時
のランプLAの両端電位が小さくなると、トランジスタ
Q1はオンできなくなり連れてトランジタQ2もオフに
なるので、ランプLAがまだ点灯してるのにカメラ側に
DBUSY=Loを伝達できなくなる。
【0048】この状態でカメラ側にDBUSY=Hiし
か伝達できないと、カメラ側は直ちにDATE=Hiに
して写し込み指令をオフするので、ランプLAは明るさ
が落ちても未だ点灯状態であり、薄くてもフィルムに日
付の写し込みが可能であるにも関わらず、写し込みを不
可能にしてしまうという不都合が生ずる。
か伝達できないと、カメラ側は直ちにDATE=Hiに
して写し込み指令をオフするので、ランプLAは明るさ
が落ちても未だ点灯状態であり、薄くてもフィルムに日
付の写し込みが可能であるにも関わらず、写し込みを不
可能にしてしまうという不都合が生ずる。
【0049】そこで、更に本実施の形態では、ランプL
Aの電位と写し込み指令信号DATE間にリセットIC
3を接続して、トランジスタQ1がランプLAの両端電
位の低下によってオフする、その時点でDBUSY=L
oにするOUT端子出力を行うように構成して、VBA
T15自体の低下時のデート機能を保証している。
Aの電位と写し込み指令信号DATE間にリセットIC
3を接続して、トランジスタQ1がランプLAの両端電
位の低下によってオフする、その時点でDBUSY=L
oにするOUT端子出力を行うように構成して、VBA
T15自体の低下時のデート機能を保証している。
【0050】ここで使用するリセットIC3は、入力I
Nが所定の電位より低下すると出力OUTがLoとアク
ティブになるICである。デート機能用の電池VBAT
15は一般にヘタリに対して内部抵抗は著しく増大する
ものの、開放電位は余り低下しないので、リセットIC
3のIN入力に引っ掛かるのは大体ランプ点灯時に限ら
れると見て差支えない。
Nが所定の電位より低下すると出力OUTがLoとアク
ティブになるICである。デート機能用の電池VBAT
15は一般にヘタリに対して内部抵抗は著しく増大する
ものの、開放電位は余り低下しないので、リセットIC
3のIN入力に引っ掛かるのは大体ランプ点灯時に限ら
れると見て差支えない。
【0051】このリセットIC3は、出力OUTがn−
chオープンドレインタイプで、通常はCOM端子をグ
ランドに接続するが、グランド接続するとリセットIC
といえども常時多少の電流は消費するので、容量の小さ
いボタン電池VBAT15から常時リセットIC3に電
気がとられるのは無駄なので、コモンCOMをグランド
ではなくDATE端子に接続して、DATE=Loの必
要な時だけリセットIC3を作動させるようにして、省
エネ構成をとっている。
chオープンドレインタイプで、通常はCOM端子をグ
ランドに接続するが、グランド接続するとリセットIC
といえども常時多少の電流は消費するので、容量の小さ
いボタン電池VBAT15から常時リセットIC3に電
気がとられるのは無駄なので、コモンCOMをグランド
ではなくDATE端子に接続して、DATE=Loの必
要な時だけリセットIC3を作動させるようにして、省
エネ構成をとっている。
【0052】また、リセットIC3のOUT出力を発生
させる比較電位は、ランプLAが点灯していてトランジ
スタQ1がオンしなくなるVBAT15の電位よりも、
やや高い電位に設定しておくことで、DBUSY信号に
誤信号が発生するのを防止できる。こうすることによっ
て、VBAT15自体が低下してトランジスタQ1がオ
フし、ランプLAが点灯中にも関わらず第1の点灯検知
手段による点灯検知が不可能になったら、リセットIC
3による第2の点灯検知手段によってフォローして、ラ
ンプLAが点灯している限りDBUSY=Loに保つこ
とができる。
させる比較電位は、ランプLAが点灯していてトランジ
スタQ1がオンしなくなるVBAT15の電位よりも、
やや高い電位に設定しておくことで、DBUSY信号に
誤信号が発生するのを防止できる。こうすることによっ
て、VBAT15自体が低下してトランジスタQ1がオ
フし、ランプLAが点灯中にも関わらず第1の点灯検知
手段による点灯検知が不可能になったら、リセットIC
3による第2の点灯検知手段によってフォローして、ラ
ンプLAが点灯している限りDBUSY=Loに保つこ
とができる。
【0053】なお、この時の各信号の様子を図2のタイ
ムチャートで見ると、図2のDBUSYはVBAT15
が高い時は、ほぼOUT1と同じ波形を画くことにな
り、OUT1は定電流回路で駆動されているので、必ず
しも0V〜VBAT間をフルスイングするわけではな
く、ちなみに、VBAT15の内部抵抗が高くなると、
DBUSYの波形は0UT1よりはCNTに近くなる。
ムチャートで見ると、図2のDBUSYはVBAT15
が高い時は、ほぼOUT1と同じ波形を画くことにな
り、OUT1は定電流回路で駆動されているので、必ず
しも0V〜VBAT間をフルスイングするわけではな
く、ちなみに、VBAT15の内部抵抗が高くなると、
DBUSYの波形は0UT1よりはCNTに近くなる。
【0054】このような本実施の形態によれば、ランプ
LAの点灯検知回路をトランジスタQ1,Q2とリセッ
トIC3という簡単な構成によって、VBATの高い範
囲をトランジスタQ1,Q2による第1の点灯検知手段
で、VBAT自体が低下する範囲はリセットIC3によ
る第2の点灯検知手段によって、DBUSY=Loを伝
達するように構成したので、VBAT自体の電位が変動
しても幅広い電位範囲内で正確なランプ点灯検知によ
り、VBUSY=Loを伝達することができる。
LAの点灯検知回路をトランジスタQ1,Q2とリセッ
トIC3という簡単な構成によって、VBATの高い範
囲をトランジスタQ1,Q2による第1の点灯検知手段
で、VBAT自体が低下する範囲はリセットIC3によ
る第2の点灯検知手段によって、DBUSY=Loを伝
達するように構成したので、VBAT自体の電位が変動
しても幅広い電位範囲内で正確なランプ点灯検知によ
り、VBUSY=Loを伝達することができる。
【0055】(他の実施の形態)本実施の形態では、写
し込み対象として日付を取り上げたが、その他、撮影時
間、記号、文字等を写し込む場合にも適用できることは
勿論である。
し込み対象として日付を取り上げたが、その他、撮影時
間、記号、文字等を写し込む場合にも適用できることは
勿論である。
【0056】また、シーケンス上で、カメラによっては
デート写し込み後に直ぐフィルム巻上げに行かなくて
も、結果として次のシーケンスに移行することができれ
ば、同様に駒速アップにつながることはいうまでもな
い。
デート写し込み後に直ぐフィルム巻上げに行かなくて
も、結果として次のシーケンスに移行することができれ
ば、同様に駒速アップにつながることはいうまでもな
い。
【0057】なお、ここまではランプの点灯検知手段と
して簡単で省コスト型の電気回路を用いた例を説明した
が、これに限定するものではなく、例えば、受光素子に
よるフォトカプラタイプ等の光学的手段を用いてランプ
点灯検知手段を構成することも可能であり、いかなる手
段であれ写し込みランプの点灯を幅広く検知できる構成
であれば、全て適用可能であることは勿論である。
して簡単で省コスト型の電気回路を用いた例を説明した
が、これに限定するものではなく、例えば、受光素子に
よるフォトカプラタイプ等の光学的手段を用いてランプ
点灯検知手段を構成することも可能であり、いかなる手
段であれ写し込みランプの点灯を幅広く検知できる構成
であれば、全て適用可能であることは勿論である。
【0058】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1に記載
の発明によれば、写し込みランプの点灯を検知してデー
ト機能設定の有無をカメラ側へ正確に伝達する第1の点
灯検知手段を備えたので、通常はカメラ側から直接知る
ことができないデートモジュール側のデート機能設定の
有無を間接的に検知できるカメラを構成できる。
の発明によれば、写し込みランプの点灯を検知してデー
ト機能設定の有無をカメラ側へ正確に伝達する第1の点
灯検知手段を備えたので、通常はカメラ側から直接知る
ことができないデートモジュール側のデート機能設定の
有無を間接的に検知できるカメラを構成できる。
【0059】更に、請求項2又は3に記載の発明によれ
ば、第1の点灯検知手段は、写し込みランプの両端電位
を検出するPNPトランジスタと検出出力をカメラ側に
伝達するNPNトランジスタで構成したので、デートモ
ジュール側のデート機能設定の有無を、簡単なトランジ
スタ回路によって正確に検知できるカメラを提供でき
る。
ば、第1の点灯検知手段は、写し込みランプの両端電位
を検出するPNPトランジスタと検出出力をカメラ側に
伝達するNPNトランジスタで構成したので、デートモ
ジュール側のデート機能設定の有無を、簡単なトランジ
スタ回路によって正確に検知できるカメラを提供でき
る。
【0060】更に、請求項4に記載の発明の目的は、写
し込みランプ点灯電位が低下して第1の点灯検知手段に
よる検知が不可能な場合に代わってランプ点灯を検知す
る第2の点灯検知手段を備えたので、ランプの点灯電位
が低下してもランプが点灯している限りデート機能の設
定の有無をカメラ側に引き続き伝達できるカメラを構成
できる。
し込みランプ点灯電位が低下して第1の点灯検知手段に
よる検知が不可能な場合に代わってランプ点灯を検知す
る第2の点灯検知手段を備えたので、ランプの点灯電位
が低下してもランプが点灯している限りデート機能の設
定の有無をカメラ側に引き続き伝達できるカメラを構成
できる。
【0061】更に、請求項5又は6に記載の発明の目的
は、第2の点灯検知手段にリセットICを用いて、ラン
プ点灯電位と点灯指示の信号間の電位を入力電位とし、
入力電位が低下した時点でデート機能設定の有無を伝達
する出力を行うので、写し込みランプの両端電位が低下
しても代わってリセットICによりデート機能設定の有
無をカメラ側に伝達できると共に、リセットIC回路を
省エネ構成とするカメラを提供することができる。
は、第2の点灯検知手段にリセットICを用いて、ラン
プ点灯電位と点灯指示の信号間の電位を入力電位とし、
入力電位が低下した時点でデート機能設定の有無を伝達
する出力を行うので、写し込みランプの両端電位が低下
しても代わってリセットICによりデート機能設定の有
無をカメラ側に伝達できると共に、リセットIC回路を
省エネ構成とするカメラを提供することができる。
【0062】更に、請求項7又は8に記載の発明によれ
ば、デート機能設定の有無を伝達する信号が入力してい
れば、デート写し込み時間だけ待機してからフィルム巻
上げを行い、信号が入力していない場合は直ちにフィル
ム巻上げを行うので、デート機能設定無しの時に無駄な
待ち時間を無くして、連写駒速を最大限に上げることが
できるカメラを提供できる。
ば、デート機能設定の有無を伝達する信号が入力してい
れば、デート写し込み時間だけ待機してからフィルム巻
上げを行い、信号が入力していない場合は直ちにフィル
ム巻上げを行うので、デート機能設定無しの時に無駄な
待ち時間を無くして、連写駒速を最大限に上げることが
できるカメラを提供できる。
【図1】本発明の実施の形態に係るカメラの電気回路ブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】図1に示すカメラの主要信号のタイミングチャ
ートである。
ートである。
【図3】図1に示すカメラの動作のフローチャートであ
る。
る。
【図4】従来のカメラの電気回路ブロック図である。
【図5】図4に示すカメラの動作のフローチャートであ
る。
る。
1 PNPトランジスタ 2 NPNトランジスタ 3 リセットIC 4 DBUSY端子 5 プルアップ抵抗 6 電位検知用抵抗 7〜9 抵抗 11 写し込みランプ 12 LCD 13 デートモジュール 14 スイッチSW 15 VBAT 16 CPU 17 トランジスタ 18 VDD
Claims (8)
- 【請求項1】 設定された日付の写し込みを行うデート
写し込み装置において、写し込みランプの点灯を検知し
てデート機能設定の有無をカメラ側へ正確に伝達する第
1の点灯検知手段を備えたことを特徴とするカメラ。 - 【請求項2】 前記第1の点灯検知手段は、写し込みラ
ンプの両端電位を検出することにより前記ランプの点灯
を検知するトランジスタ検知回路であることを特徴とす
る請求項1記載のカメラ。 - 【請求項3】 前記トランジスタ検知回路は、前記写し
込みランプの正電位側をエミッタに負電位側をベースに
接続し、エミッタ・ベース間に電位検知用抵抗を接続し
て写し込みランプの両端電位を検出するPNPトランジ
スタ回路と、前記PNPトランジスタのコレクタにベー
スを、エミッタをアースにコレクタをカメラの制御手段
への入力端子に接続して前記PNPトランジスタの検知
出力を前記カメラの制御手段へ伝達するNPNトランジ
スタ回路を備えたことを特徴とする請求項2記載のカメ
ラ。 - 【請求項4】 請求項1記載のカメラにおいて、写し込
みランプ点灯電位が低下して前記第1の点灯検知手段に
よる点灯検知が不可能な場合に、前記第1の点灯検知手
段に代わって写し込みランプの点灯を検知しデート機能
の設定の有無をカメラ側へ伝達する第2の点灯検知手段
を備えたことを特徴とするカメラ。 - 【請求項5】 前記第2の点灯検知手段は、IN端子を
前記写し込みランプの正電位側に、OUT端子をカメラ
の制御手段への入力端子へCOM端子を点灯指示を指令
する指令信号線にそれぞれ接続して、入力する写し込み
ランプ電位が所定の電位以下に低下した場合に出力する
出力信号によりカメラの制御手段に点灯を伝達するリセ
ットIC回路であることを特徴とする請求項4記載のカ
メラ。 - 【請求項6】 前記リセットICは、前記COM端子を
点灯指示を指令する指令信号線に接続して点灯指示を指
令する信号と写し込みランプ間の電位を入力電位として
検出し、前記点灯指示を指令する信号が出力中のみ作動
することを特徴とする請求項5記載のカメラ。 - 【請求項7】 請求項1乃至6記載のカメラにおいて、
前記デート機能設定の有無を伝達する写し込みランプ点
灯中を示す信号の入力時には、デート写し込み時間が経
過するまで待機した後にフィルム巻上げを行うことを特
徴とするカメラ。 - 【請求項8】 請求項1乃至6記載のカメラにおいて、
前記デート機能設定の有無を伝達する写し込みランプ点
灯中を示す信号が成立しない場合は、デート機能オフの
設定か又はデート機能付き背蓋が装着されていないもの
と判断して、直ちにフィルム巻上げを行い無駄な待ち時
間を無くすことを特徴とするカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8201008A JPH1031263A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8201008A JPH1031263A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1031263A true JPH1031263A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16433972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8201008A Pending JPH1031263A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1031263A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015139222A (ja) * | 2014-01-20 | 2015-07-30 | エルエス産電株式会社Lsis Co.,Ltd. | インバータの端子回路 |
-
1996
- 1996-07-12 JP JP8201008A patent/JPH1031263A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015139222A (ja) * | 2014-01-20 | 2015-07-30 | エルエス産電株式会社Lsis Co.,Ltd. | インバータの端子回路 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050207 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050215 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051004 |