JP3392930B2 - カメラのバッテリチェック装置 - Google Patents

カメラのバッテリチェック装置

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JP3392930B2
JP3392930B2 JP01734594A JP1734594A JP3392930B2 JP 3392930 B2 JP3392930 B2 JP 3392930B2 JP 01734594 A JP01734594 A JP 01734594A JP 1734594 A JP1734594 A JP 1734594A JP 3392930 B2 JP3392930 B2 JP 3392930B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電池容量が警告レベ
ルに達したことを検出することにより、電池の交換を促
す警告表示(警告用LEDやランプ、LCD等を点燈若
しくは消燈、点滅等)、またはカメラ動作禁止レベルに
達したことを検出することにより、カメラの動作を禁止
することを行うカメラのバッテリチェック装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、フィルムの巻上げ巻戻しや、
レンズ駆動等、カメラの種々の動作を行うための電源と
して、電池が使用されている。図11は、カメラの電池
として一般に使用されているリチウム電池の放電特性を
示したものである。同図は、温度をパラメータとして、
横軸に消費電流量、縦軸に所定の負荷電流を流した時の
電池電圧をとり、各消費電流量を消費した電池から所定
の負荷電流を流した時の電池電圧をプロットしたものを
示したものである。
【0003】ここで、電圧値VINHBは、その電圧値以下
ではカメラが正常な動作を行うことのできない電圧値を
表すものである。そして、この電圧値VINHBに対してΔ
Mだけマージンをのせて、カメラの動作を許可するか
否かを判定するための判定レベルVLOCKが決定される。
また、このVLOCKレベルの上限は、低温時に於ける撮影
可能ショット数の規格によって制限を受ける。
【0004】ところで、この図11からわかるように、
上述したように設計されたVLOCKレベル付近では、温度
が低い程、所定負荷電流を流した時の電池電圧の消費電
流量に対する変化率(降下率)が小さく(傾きが緩
く)、一方高温(室温程度以上)では上記変化率(降下
率)は大きく(傾きがきつく)なる。
【0005】このため、VLOCK電圧ぎりぎりにて、カメ
ラの動作が許可された場合に、カメラ動作による電流消
費によって電池電圧がVINHBに至るまでの電流容量は、
温度によって大きく異なり、高温になる程少なくなる
(ICap1、ICap2参照)。
【0006】通常、VLOCKは上述したように、低温側を
基に設計されるので、フィルム巻戻しや、プランジャシ
ャッタによるバルブ撮影時等のように、消費電流が大き
く、比較的長時間にわたるカメラ動作が、途中で動作不
能に陥り中断されてしまうという問題が、高温側にて発
生するという問題が生じる。逆に、高温時のVLOCK付近
の上記マージン電流容量を確保するように設計すると、
低温時のマージンが過度のものとなり、低温時に於ける
撮影可能ショット数の規格を満足するものとなしえな
い。
【0007】そこで、従来は上記VLOCKの電圧レベルを
温度によって変化させ、上記問題が発生しないように工
夫している。例えば、温度によってVLOCKの電圧レベル
を変化させる手法としては、温度係数の異なる複数の抵
抗を用いて、バッテリチェック電圧に温度依存性を付与
するという手法が、実開昭58−131567号公報、
実開昭62−106165号公報に開示されている。
【0008】また、温度検出手段を有し、検出された温
度情報によって判定レベルを補正する手法が、特開平2
−262278号公報、特開平3−180784号公報
に開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た実開昭58−131567号公報、実開昭62−10
6165号公報、特開平2−262278号公報、特開
平3−180784号公報は、何れも温度によって判定
電圧を変えるという手法であるため、次のような課題を
有している。
【0010】図12に示されるように、高温度に於い
て、判定電圧を上げるように判定電圧に温度依存性をも
たせると、高温時に判定電圧により判定される領域は、
今度は従来と逆に、消費電流量に対する変化率(降下
率)の非常に小さな領域になってしまう。そのため、コ
ンパレータのオフセット電圧誤差、A/D変換の量子化
誤差、判定電圧調整時の調整による誤差等による判定誤
差電圧ΔVERR により、電流容量のマージン量が大きく
ばらつくことになる。したがって、例えば図12に於い
て、ICap6のように極端に大きなマージンになったり、
Cap5のようにマージンが十分でない等、正確なマージ
ン確保を行うことができないという課題が生じてしま
う。
【0011】また、電池の交換を促す電池交換警告表示
についても、同様な課題が生じてしまう。すなわち、図
13に示されるように、電池の交換を促す電池交換警告
表示を行うための判定電圧レベルVCHNGからVINHBに電
池電圧が至るまでの電池の電流容量が、温度によって異
なったものになってしまう。これは、図13に於ける電
流容量ICap7、ICap8をみれば明らかである。
【0012】このため、電池交換の警告が発せられてか
らカメラが不動作となるまでの撮影可能ショット数が一
定でなくなる。甚しい場合は、高温時に警告表示が出る
と数ショット後にはカメラが不動作となってしまい、カ
メラユーザが新品の電池を所持していない場合には対拠
のしようがないという事態を招く虞れがある。
【0013】このような課題を防ぐために、従来は、警
告電圧VCHNGに温度依存性をもたせて、高温になる程、
警告電圧値を高くするような工夫がなされていた。しか
しながら、上述した理由と同様な理由により、このよう
な手法では、その判定誤差電圧ΔVERR によって、警告
するべき電流消費量に大きなばらつきが生じることにな
る。そのため、図14に示されるように、高温下では電
池が新品にもかかわらず直ちに警告が発せられたり、ま
た上述した課題の発生を防ぐための十分な電流容量マー
ジンをとることができないという虞れがある。
【0014】この発明は上述したような課題に鑑みてな
されたもので、電池電圧をチェックする際、温度にかか
わらず、ばらつきを少なくして正確に行うことのできる
カメラのバッテリチェック装置を提供することを目的と
する。
【0015】具体的には、この発明の第1の目的は、上
述したような判定の不正確さを改善し、どのような温度
条件下でもカメラ動作の完遂の保証を確実なものとし、
また完遂ができなければカメラ動作の禁止を確実なもの
にすることのできるカメラのバッテリチェック装置を提
供することにある。
【0016】また、この発明の第2の目的は、上述した
ような電池交換警告の判定の不確さを改善し、どのよう
な温度条件下でも、電池交換警告が発せられてからカメ
ラが不動作に至るまでに、所定量以上の撮影ショット数
が正確に得られるカメラのバッテリチェック装置を提供
することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、電
源電池に対してダミーの負荷電流を流し、この負荷電流
の値変更可能な負荷電流手段と、カメラ内の環境温度
を検出する温度検出手段と、この温度検出手段によって
検出された環境温度に基いて、上記負荷電流の値を変更
させる負荷電流変更手段と、上記負荷電流を流した状態
に於ける上記電源電池の電圧をチェックする電圧チェッ
ク手段とを具備することを特徴とする。
【0018】
【作用】この発明のカメラのバッテリチェック装置にあ
っては、負荷電流手段により、電源電池に対してダミー
の負荷電流が流れ、この負荷電流の値が変更可能とな
る。また、カメラ内の環境温度が温度検出手段で検出さ
れ、この温度検出手段によって検出された環境温度に基
いて、上記負荷電流の値が負荷電流変更手段で変更され
る。そして、上記負荷電流を流した状態に於ける上記電
源電池の電圧が、電圧チェック手段にてチェックされ
る。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。図1は、この発明の第1の実施例を示したもの
で、カメラのバッテリチェック装置が適用されたカメラ
用電気システムの構成を示した図である。
【0020】このカメラ用電気システムは、システムコ
ントローラとしてのCPU1と、インターフェースIC
2の2つのICから構成されている。CPU1は、イン
ターフェースIC2内のメモリ(図示せず)に、D0
3 端子、ALATCH、DLATCHを通じてデータ
転送を行うことにより、カメラのAE(自動露光)制
御、AF(自動合焦)制御、フラッシュ制御、アクチュ
エータ制御等の各種の高度な制御を行っている。
【0021】上記制御を行うために、インターフェース
IC2内部には、以下のような数多くの機能ブロックが
内蔵されているが、同実施例では簡便化のために説明に
必要最小限度の図示に止めることにする。尚、上記機能
ブロックの機能とは、パラレルデータ通信、液晶定電圧
駆動、LED(発光ダイオード)定電流駆動、モータプ
リドライブ機能、モータ定電圧ドライブ機能、ダミーロ
ード機能、バッテリ電圧A/D変換機能、リモコン受
信、フラッシュチャージ検出、測光機能、測距機能、D
Xコード読取り機能、DC/DC変換用発振機能、PI
(フォトインタラプタ)検出機能、PR(フォトリフレ
クタ)検出機能、IRED(赤外発光ダイオード)ドラ
イブ機能、リセット機能である。
【0022】また、上記CPU1には、カメラの各種ス
イッチ群3、EEPROM4、ストロボ回路5、LCD
(液晶表示素子)6及び図示極性のダイオードD1を介
して電源電池7が接続されている。
【0023】上記EEPROM4には、図示されないレ
ンズや鏡枠に関する補正値や、本発明で使用するロック
レベル、警告レベル、ダミーロード設定値、ダミーロー
ド温度補正値等が記憶されており、各種のファインチュ
ーニングをカメラ毎に行っている。
【0024】LCD6は、カメラ情報の表示を行うため
の液晶表示装置である。例えば、バッテリレベルが充分
である時は数1に示されるような容量が一杯であるマー
クの表示、警告レベルであれば数2に示されるようなマ
ークの点滅表示、ロックレベルであるならば数3に示さ
れるようなマークのロック表示を行う。
【0025】
【数1】
【0026】
【数2】
【0027】
【数3】
【0028】また、電源電池7のプラス(+)側には、
モータM1〜M3のドライバ用トランジスタQ1〜Q8
に接続されて大電流の流れる経路Aと、インターフェー
スIC2のVCC1 端子に接続されて流れる電流値の少な
い経路Bとの2本の経路が接続される。更に、電源電池
7のプラス側には、ダイオードD1及びコンデンサC1
で構成されるダイオードフィルタが接続されて安定化電
源が構成される。この安定化電源が電気システム電源と
して、CPU1のVDD端子、インターフェースIC2の
CC2 端子等に接続されている。尚、電源電池7のマイ
ナス(−)側には、CPU1及びインターフェースIC
2の各GND端子が接続されている。
【0029】CPU1とインターフェースIC2との間
の通信は、D0 〜D3 端子の4ビットのデータライン
と、ALATCH(アドレスラッチ制御ライン)及びD
LATCH(データラッチ制御ライン)を用いて、CP
U1がインターフェースIC2内蔵のラッチメモリに4
ビットデータを転送することによって行われる。
【0030】インターフェースIC2は、転送されたデ
ータに基いてIC1内部の各機能ブロックのオン、オフ
スイッチングを行い、インターフェースIC2の各端子
の出力状態の設定を行う。
【0031】次に、図2のインターフェースIC2内の
ラッチメモリの構成図と、図3の通信プロトコルを参照
して、このシステムの通信動作を更に詳しく説明する。
初めに、図3に示されるように、4ビットのアドレスデ
ータがD0 〜D3 端子に出力された後、ALATCHが
「H(ハイレベル)」→「L(ローレベル)」になり、
この「H」→「L」エッジトリガによって、図2のアド
レスラッチ2a、2b、2cに上記4ビットアドレスデ
ータがラッチされる。アドレスデータはアドレスデコー
ダ2dによってデコードされ、指定されたアドレスのア
ンドゲート2f1 、2f2 、…入力を「H」とする。
【0032】次に、CPU1は、D0 〜D3 端子に8ビ
ットデータセットのうち下位4ビットデータを出力し、
DLATCH端子出力を「H」→「L」に変化させる。
この「H」→「L」エッジトリガによって、データプー
ルラッチ(下位)2bに下位4ビットデータがラッチさ
れる。次いで、CPU1はD0 〜D3 端子に8ビットデ
ータセットのうち上位4ビットデータを出力し、DLA
TCH端子出力を「L」→「H」に変化させる。この
「L」→「H」エッジトリガによって、データプールラ
ッチ(上位)2cに上位4ビットデータがラッチされ
る。
【0033】更に、「L」→「H」エッジトリガによっ
てトランスファーパルス発生器2eからワンショットパ
ルスが発生し、アンドゲート2f1 、2f2 、…に入力
される。これにより予めアドレスデコーダ2dによって
選択されていたアンドゲート2f1 、2f2 、…からデ
ータ転送パルスが出力され、データプールラッチ2b、
2cにラッチされていた内容が、アドレス指定されたデ
ータラッチ2g1L、2g1H、2g2L、2g2H、…に転送
される。上記各データラッチ2g1L、2g1H、2g2L
2g2H、…の出力は、インターフェースIC2内部の各
機能ブロックのオン、オフスイッチングに用いるIC制
御ライン出力として用いられる。
【0034】以上のようにして、CPU1は少ないポー
ト数にて数多くの機能ブロックのコントロール、端子制
御を、従来のシリアル通信等に比しても高速に行うこと
がきる。
【0035】図4は、同実施例を説明するために必要な
インターフェースIC2の内部の各機能ブロックを図示
したものである。ここで、オペアンプOP1は、スイッ
チSW1のオン、オフによって動作/非動作制御がなさ
れる。スイッチSW1は、上述したデータラッチによる
IC制御ラインによって制御される。このスイッチSW
1がオンになると、オペアンプOP1はパワートランジ
スタQ1のベースを駆動する。トランジスタQ1のエミ
ッタ電位は、RF端子を介してオペアンプOP1のマイ
ナス入力端子に入力される。
【0036】このオペアンプOP1のマイナス入力端
子、プラス入力端子は、イマジナリーショートによって
同一電位となるよう、トランジスタQ1のベース電位が
制御される。プラス入力電位は、抵抗R1と可変定電流
源I1 によって決定される。可変定電流源I1 は、IC
制御ラインによって8ビットの重み付け設定を行うこと
のできる電流源である。そして、その出力電流IO は IO =I0 ・(Bit0 +2・Bit1 +22 ・Bit2 +2
3 ・Bit3+24 ・Bit4 +25 ・Bit5 +26 ・Bit6
+27 ・Bit7 ) (Bit0 〜Bit5 は1または0) であり、これにより、プラス入力の電位は VCC1 −R1・IO である。図4中、P1 で表されるポイントの電位を基準
にすると、 VP1−R1・IO −IIC・RBIC:VCC1 端子で消費される消費電流 RB :ポイントP1 からVCC1 端子に至るまでのプリン
ト基板の配線抵抗 となる。
【0037】一方、バッテリチェックのための負荷電流
(ダミーロード電流)IDMが流れた時のエミッタ電位
は、 VP1−RA ・IDMA :ポイントP1 からトランジスタQ1のエミッタ
(ポイントP2 )に至るまでのプリント基板の配線抵抗
である。よって、 VP1−R1・IO −IIC・RB =VP1−RA ・IDM より、 −R1・IO −IIC・RB =VP1−RA ・IDM ここで、IIC・RB は非常に小さいので無視すると、 R1・IO =RA ・IDM ∴ IDM=(R1/RA )・IO となる。
【0038】これからわかるように、CPU1は8ビッ
トデータ転送を行い、IO の値を設定し、スイッチSW
1、SW2をオンする制御データを転送することによ
り、255段階の細かいダミーロード電流制御を行うこ
とができる。尚、2hはNプリドライブ回路である。
【0039】ダミーロード電流が流れている時の電池電
圧は、VCC1 端子の電圧を抵抗分割(R3/(R2+R
3))した値をA/D変換することによって、CPU1
に検出される。
【0040】CPU1は、8ビットデータ転送を行い、
インターフェースIC2内蔵のD/A変換回路2iの出
力を決定する。そして、その出力電圧と上記電圧をコン
パレータCP1によって逐次比較することにより、A/
D変換を行う。このA/D変換を行うに先立って、CP
U1はデータ転送を行って、コンパレータ群の中から使
用するコンパレータを選択する。各コンパレータは、そ
の出力がワイアードオアで接続されており、CPO端子
に出力される。
【0041】電池電圧の検出を行う場合は、データ転送
によってスイッチSW3をオンし、コンパレータCP1
を選択した後に、CPO端子の「H」、「L」を検出し
ながら逐次比較A/D変換を行うことになる。
【0042】同様に、CPUはスイッチSW4をオン
し、逐次比較A/D変換を行うことにより、インターフ
ェースIC2内蔵の温度依存電圧出力回路2jの出力電
圧をA/D変換して、デジタルデータを取込むことが可
能である。
【0043】温度依存電圧出力回路2jとしては、例え
ばダイオードの順方向電圧等があり、この他には本件出
願人による特開平2−173711号公報に開示された
ような回路構成でもよい。基本的に、この温度はインタ
ーフェースIC2の温度であり、電池そのものの温度で
はないので、厳密には電池の近傍に温度センサを配置し
て測温すべきである。
【0044】しかしながら上記インターフェースIC2
の温度情報を基に本発明の実質的な効果を充分期待でき
るので、同実施例の構成でも何らさしつかえない。以上
のようにして、CPU1はカメラの温度情報を検出する
ことができる。
【0045】次に、図5のフローチャートを参照して、
この発明の第1の実施例による動作を説明する。バッテ
リチェックのサブルーチンがコールされると、先ずステ
ップS1にてDC/DCがオンされ、VCC2 電圧の昇圧
動作が行われる(DC/DCは不図示)。次に、ステッ
プS2に進んで、予めカメラのパワーオンや何らかのカ
メラのスイッチ操作に応じて、インターフェースIC2
の温度がカメラと同一温度であるタイミングで測温され
た測温データTMPに基き、負荷電流ILOADが決定され
る。
【0046】このような特殊なタイミングによる測温デ
ータを用いる理由と手法は、特開平2−173711号
公報及び特開平3−269524号公報に詳述されてい
るので、ここでは省略する。温度と負荷電流の関係は、
ここでは表1に示されるようなテーブル参照によって定
めるが、計算式としても良い。
【0047】
【表1】
【0048】上記ステップS2によって決定された負荷
電流値に対応するI1 が、ステップS3にてCPU1か
らインターフェースIC2に転送され、ラッチされた
後、スイッチSW1、SW2のオンコードが転送ラッチ
されて、トランジスタQ1及びQ5がオンされ、負荷電
流が流される。この負荷電流の流れる経路は、カメラ用
のモータ、プランジャ駆動用のパワートランジスタを共
用しているので、従来のようにバッテリチェック用にパ
ワートランジスタや抵抗を用いることがなく、部品が削
減できる。したがって、コスト上のメリットがあるのみ
ならず、配線のレイアウトや、部品そのものの削減によ
り、実装上もコンパクトにできるというメリットがあ
る。
【0049】その後、ステップS4にて3msec間待機す
る。この間にDC/DCによる昇圧によって、VCC2
位が充分大きくなる。次いで、ステップS5でDC/D
Cをオフする。これによって、DC/DCの発するノイ
ズのない状態で、次に続くA/D変換を精度よく行うこ
とができる。そして、ステップS6にて、CPU1はイ
ンターフェースIC2に制御コードを転送し、スイッチ
SW3をオンさせ、コンパレータCP1を動作させる。
次いで、8ビットデータをCPO出力のH/Lに応じて
転送し、逐次比較の手法により、VCC1 ×(R2/(R
2+R3))をA/D変換し、これから、負荷時の電池
電圧を検出する。
【0050】次に、ステップS7に於いて、検出された
電池電圧A/D値VADが警告電圧VCHNGよりも大きいか
否かを比較する。VAD>VCHNGならばステップS11へ
移行し、VAD>VCHNGでないならばステップS8に進
む。
【0051】ステップS8では、VADがロック電圧V
LOCKよりも大きいか否かを比較する。ここで、VAD>V
LOCKならばステップS10へ進み、VAD>VLOCKでない
ならばステップS9へ進む。
【0052】ステップS9では、ロックフラグを立て
る。このロックフラグに基いて、後のカメラシーケンス
に於いてカメラロック処理が行われる。また、ステップ
S10では、警告フラグを立てる。この警告フラグに基
いて、後のカメラシーケンスに於いて警告表示処理が行
われる。
【0053】こうして、ステップS11に進むと、トラ
ンジスタQ1及びQ5をオフする。その後、リターンす
る。図6は、上述した第1の実施例の効果を示す特性図
である。同図からわかるように、高温時に負荷電流を増
すことにより、消費電流量に対する負荷中電池電圧の変
化率の大きい特性曲線を用いてバッテリチェックを行う
ことができる。したがって、ばらつきの少ないバッテリ
チェックが可能となり、 ICap12 (max.)<<ICap10 (max.) ICap12 (min.)>ICap10 (min.) ICap13 >ICap5 と設定できる。
【0054】図7は、温度条件によって警告レベル判定
を行う負荷電流値とロックレベル判定を行う負荷電流値
を異なるものにした、この発明の第2の実施例の動作を
説明するフローチャートである。
【0055】初めにバッテリチェックのサブルーチンが
コールされると、ステップS21にてDC/DCがオン
され、VCC2 電圧の昇圧動作が行われる。次に、ステッ
プS22にて、上述した第1の実施例と同様に負荷電流
が決定される。ここで、負荷電流はILOAD(警告)、I
LOAD(ロック)の2種類が用意される。警告用負荷電流
LOAD(警告)、ILOAD(ロック)の1例を表2に示
す。
【0056】
【表2】
【0057】このように、ILOAD(警告)とILOAD(ロ
ック)を異なる値となすことによって、上述した第1の
実施例よりも更に細かいバッテリチェックの設定を行う
ことができる。上記例では、ILOAD(ロック)を温度に
よって変化させているが、ILOAD(警告)さえ温度によ
って変化するようにしておけば、ILOAD(ロック)を一
定値としても良い。
【0058】次に、ステップS23にて、上記ステップ
S22で決定されたILOAD(警告)によってダミーロー
ドをオンする(負荷電流ILOAD(警告)を流す)。そし
て、ステップS24で3msec待機した後、ステップS2
5でDC/DCをオフし、ステップS26へ進んでI
LOAD(警告)負荷時の電池電圧をA/D変換する。
【0059】次に、ステップS27に於いて、検出され
た電池電圧A/D値VADが警告電圧VCHNGよりも大きい
か否かを比較する。ここで、VADがVCHNGよりも大きい
ならばステップS36へ移行する。一方、VADがVCHNG
よりも大きくないならばステップS28へ進んで、DC
/DCをオンする。
【0060】次いで、ステップS29にて、上記ステッ
プS22で決定されたILOAD(ロック)によってダミー
ロードをオンする。そして、ステップS30で3msec待
機した後、ステップS31にてDC/DCをオフする。
更に、ステップS32では、ILOAD(ロック)負荷時の
電池電圧をA/D変換する。
【0061】ここで、ステップS33に於いて、検出さ
れた電池電圧A/D値VADがロック電圧VLOCKよりも大
きいか否かを比較する。VADがVLOCKよりも大きくない
ならば、ステップS34に進んでロックフラグを立て
る。一方、VADがVLOCKよりも大きいならば、ステップ
S35に進んで警告フラグを立てる。
【0062】そして、ステップS36にてダミーロード
をオフし、トランジスタQ1及びQ5をオフした後、リ
ターンする。図8は、上述した第2の実施例の効果を示
す特性図である。同図からわかるように、警告用負荷電
流とロック用負荷電流を異なるものに独立させたので、
より細かな判定レベル設定を行うことができる(I
Cap12 (min.)<ICap15 (min.))。
【0063】ところで、上述した第1及び2の実施例
は、ソフトウエア的に負荷電流を温度変化させたもので
あるが、本発明を実行するために、これをハードウエア
的に行うよう構成しても良い。
【0064】図9は、この発明の第3の実施例の構成を
示したものである。ここでは、オペアンプOP1のプラ
ス端子入力の参照電圧がR1×I1 によって作られてい
る。図9に於いて、R1は正の温度係数をもつサーミス
タ等の抵抗体である。この抵抗体R1とオペアンプOP
1及びトランジスタQ1によって作られる負荷電流は IDM=(R1/RA )・I1A :ポイントP1 からトランジスタQ1のエミッタ
(ポイントP2 )に至るまでのプリント基板の配線抵抗 I1 :定電流源出力 となり、抵抗体R1が温度によって変化するので、ソフ
トウエアに頼らずハードウエア的に温度によって変化す
るダミーロード電流(負荷電流)IDMを得ることができ
る。
【0065】このような電池負荷手段を用いれば、CP
U1は、図5のフローチャートのステップS2を行うこ
となく、バッテリチェックを行うことができる。他のフ
ローの詳細は、図5のフローチャートと同じであるの
で、ここでは重ねての説明を省略する。
【0066】図10は、この発明の概念を示したブロッ
ク図である。電池負荷手段11は、温度検出手段12
と、負荷電流値設定手段13と、負荷手段14から構成
される。これによって電池から温度によって変化する負
荷電流を流すことができる。この時の電池電圧の値を電
池電圧検出手段15にて検出し、その検出値を警告/ロ
ック比較判定手段16によって比較判定することによっ
て本発明が達成される。次に、図10に示されたそれぞ
れの構成要素と、上述した各実施例との対応関係を表3
に示す。
【0067】
【表3】
【0068】尚、上述した第2の実施例に於いて、電池
負荷手段は警告比較判定用の第1の電池負荷手段とロッ
ク比較判定用の第2の電池負荷手段があるが、同一の構
成部材でソフトウエア的に行っているので、簡便のため
に図10では1つしか記していない。
【0069】更に、図10に示されたような構成要素を
構成するものは上記に限られたものではなく、様々な別
の回路ならびにソフトウエアを用いても良いことは言う
までもない。
【0070】尚、この発明の上記実施態様によれば、以
下の如き構成が得られる。 (1) 電源電池に対してダミーの負荷電流を流し、こ
の負荷電流の値が変更可能な負荷電流手段と、カメラ内
の環境温度を検出する温度検出手段と、この温度検出手
段によって検出された環境温度に基いて、上記負荷電流
の値を変更させる負荷電流変更手段と、上記負荷電流を
流した状態に於ける上記電源電池の電圧をチェックする
電圧チェック手段とを具備することを特徴とするカメラ
のバッテリチェック装置。
【0071】(2) 上記電圧チェック手段は、上記負
荷電流を流した状態に於いて上記電源電池の電圧値を検
出し、この検出された電源電圧値と所定電圧値を比較
し、この比較結果に基いて、カメラ動作を禁止、若しく
は電池交換を促すよう警告表示を行うことを特徴とする
上記(1)に記載のカメラのバッテリチェック装置。
【0072】(3) 上記所定電圧は、電池交換を促す
よう警告する閾値に相当する電圧である上記(2)に記
載のカメラのバッテリチェック装置。 (4) 上記所定電圧は、カメラの動作を禁止する閾値
に相当する電圧である上記(2)に記載のカメラのバッ
テリチェック装置。
【0073】(5) 上記負荷電流変更手段は、上記温
度検出手段によって検出された上記環境温度が高温であ
る程、負荷電流を多く流すことを特徴とする上記(1)
乃至(4)に記載のカメラのバッテリチェック装置。
【0074】(6) 上記電圧チェック手段は、上記負
荷電流を流した状態に於いて上記電源電池の電圧値を検
出し、この検出された電源電圧値と第1及び第2の所定
値を比較し、この比較結果に基いて、カメラ動作を禁
止、若しくは電池交換を促すよう警告表示を行うと共
に、上記第1の所定値と比較する際と上記第2の所定値
を比較する際とでは、上記負荷電流を換えることを特徴
とする上記(1)に記載のカメラのバッテリチェック装
置。
【0075】(7) 上記第1の所定電圧は、電池交換
を促すよう警告する閾値に相当する電圧である上記
(6)に記載のカメラのバッテリチェック装置。 (8) 上記第2の所定電圧は、カメラの動作を禁止す
る閾値に相当する電圧である上記(6)に記載のカメラ
のバッテリチェック装置。
【0076】(9) 上記負荷電流変更手段は、上記温
度検出手段によって検出された上記環境温度が高温であ
る程、負荷電流を多く流すことを特徴とする上記(6)
乃至(8)に記載のカメラのバッテリチェック装置。
【0077】(10) 低温時よりも高温時により多く
の負荷電流を流す電池負荷手段と、この電池負荷手段に
よる負荷時の電池電圧を検出する負荷時電池電圧検出手
段と、この負荷時電池電圧検出手段の出力と所定値を比
較する比較手段とを具備し、上記比較手段出力に基い
て、カメラの動作を禁止するか、若しくは電池交換を促
す警告を行うことを特徴とするカメラの電池寿命警告装
置。
【0078】(11) 低温時よりも高温時により多く
の第1の負荷電流を流す第1の電池負荷手段と第2の負
荷電流を流す第2の電池負荷手段と、上記第1の電池負
荷手段による第1の負荷時電池電圧を検出する第1の負
荷時電池電圧検出手段と、上記第2の電池負荷手段によ
る第2の負荷時電池電圧を検出する第2の負荷時電池電
圧検出手段と、第1の負荷時電池電圧と第1の所定値を
比較する第1の比較手段と、第2の負荷時電池電圧と第
2の所定値を比較する第2の比較手段と、上記第1の比
較手段の出力に基いて、カメラの動作を禁止するカメラ
動作禁止手段と、上記第2の比較手段の出力に基いて、
電池交換を促す警告を行う電池交換促進警告手段とを具
備するカメラの電池寿命警告装置。
【0079】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、温度検
出手段を有し、その温度検出手段出力に基いて負荷電流
量を、低温時は軽負荷で、高温時は重負荷となるように
なし、その負荷時の電池電圧と所定レベルを比較するこ
とによってバッテリチェックを行うようにしたので、電
池電圧をチェックする際、温度にかかわらず、ばらつき
を少なくして正確に行うことのできるカメラのバッテリ
チェック装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示したもので、カメ
ラのバッテリチェック装置が適用されたカメラ用電気シ
ステムの構成を示した図である。
【図2】図1のインターフェースIC2内のラッチメモ
リの構成図である。
【図3】図1のCPU1とインターフェースIC2間の
通信プロトコルを示した図である。
【図4】第1の実施例を説明するために必要なインター
フェースIC2の内部の各機能ブロックを示した構成図
である。
【図5】この発明の第1の実施例による動作を説明する
フローチャートである。
【図6】第1の実施例の効果を示す特性図である。
【図7】この発明の第2の実施例の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図8】第2の実施例の効果を示す特性図である。
【図9】この発明の第3の実施例の構成を示した図であ
る。
【図10】この発明の測距装置の概念を示したブロック
図である。
【図11】リチウム電池の放電特性を示した図である。
【図12】従来のバッテリチェックの問題点を示したリ
チウム電池の放電特性を示した図である。
【図13】従来のバッテリチェックの問題点を示したリ
チウム電池の放電特性を示した図である。
【図14】従来のバッテリチェックの問題点を示したリ
チウム電池の放電特性を示した図である。
【符号の説明】
1…CPU、2…インターフェースIC、3…スイッチ
群、4…EEPROM、5…ストロボ回路、6…LCD
(液晶表示素子)、7…電源電池、11…電池負荷手
段、12…温度検出手段、13…負荷電流値設定手段、
14…負荷手段、15…電池電圧検出手段、16…警告
/ロック比較判定手段。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源電池に対してダミーの負荷電流を流
    し、この負荷電流の値変更可能な負荷電流手段と、 カメラ内の環境温度を検出する温度検出手段と、 この温度検出手段によって検出された環境温度に基い
    て、上記負荷電流の値を変更させる負荷電流変更手段
    と、 上記負荷電流を流した状態に於ける上記電源電池の電圧
    をチェックする電圧チェック手段とを具備することを特
    徴とするカメラのバッテリチェック装置。
  2. 【請求項2】 上記電圧チェック手段は、上記負荷電流
    を流した状態に於いて上記電源電池の電圧値を検出し、
    この検出された電源電圧値と所定値を比較し、この比較
    結果に基いて、カメラ動作を禁止、若しくは警告表示を
    行うことを特徴とする請求項1に記載のカメラのバッテ
    リチェック装置。
  3. 【請求項3】 上記電圧チェック手段は、上記負荷電流
    を流した状態に於いて上記電源電池の電圧値を検出し、
    この検出された電源電圧値と第1及び第2の所定値を比
    較し、この比較結果に基いて、カメラ動作を禁止、若し
    くは警告表示を行うと共に、上記第1の所定値と比較す
    る際と上記第2の所定値を比較する際とでは、上記負荷
    電流を変更することを特徴とする請求項1に記載のカメ
    ラのバッテリチェック装置。
  4. 【請求項4】 上記負荷電流は、カメラ用のアクチュエ
    ータをその経路とすることを特徴とする請求項1乃至3
    の何れか1項に記載のカメラのバッテリチェック装置。
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