JPH0683464A - 定電圧回路 - Google Patents

定電圧回路

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JPH0683464A
JPH0683464A JP25580592A JP25580592A JPH0683464A JP H0683464 A JPH0683464 A JP H0683464A JP 25580592 A JP25580592 A JP 25580592A JP 25580592 A JP25580592 A JP 25580592A JP H0683464 A JPH0683464 A JP H0683464A
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JP
Japan
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voltage
transistor
output
circuit
constant
Prior art date
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JP25580592A
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English (en)
Inventor
Yoichi Tajima
羊一 田嶋
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源スイッチ機能と動作表示機能とを備え
た、経済的な定電圧回路を提供する。 【構成】 電圧制御用トランジスタQ21を設ける。基準
電圧VREF と、出力電圧VOUT に基づく電圧との誤差を
検出する誤差電圧検出回路Q22を設ける。この誤差電圧
検出回路Q22の出力を、電圧制御用トランジスタQ21の
ベースに供給して出力電圧VOUT を一定に制御する。誤
差電圧検出回路Q22の動作を制御するスイッチング素子
Q23を設ける。スイッチング素子Q23をオンオフ制御す
るスイッチ手段SWを設ける。このスイッチ手段SWと、電
圧制御用トランジスタQ21のベースとの間に、コンデン
サC21を設ける。スイッチ手段SWをオンとしたとき、ス
イッチング素子Q23を通じて誤差電圧検出回路Q22の動
作を可能とするとともに、コンデンサC21を通じて電圧
制御用トランジスタQ21を起動する。起動後は、定電圧
動作を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、直列制御型の定電圧
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】入力電圧の変化や負荷電流の変化によっ
て出力電圧が変動することを防止するため、例えば、図
3に示すような直列制御型の定電圧回路が用いられてい
る。
【0003】すなわち、図3において、1は入力電源用
の例えば3Vの電池、2は負荷、10は1チップIC化
された直列制御型の定電圧回路を示す。そして、定電圧
回路10の入力端子T11と共通端子T13との間に、電池
1が接続されるととともに、出力端子T12と共通端子T
13との間に、負荷2が接続される。
【0004】また、定電圧回路10において、入力端子
T11と出力端子T12との間に、電圧制御素子としてFE
T(Q11)のソース・ドレイン間が接続される。さら
に、入力端子T11と共通端子T13との間に、定電流源Q
12と、定電圧ダイオードD11とが直列接続されて基準電
圧VREF が形成され、この基準電圧VREF が、誤差電圧
検出用のオペアンプQ13に供給されるとともに、出力端
子T12と共通端子T13との間に得られる出力電圧VOUT
が、抵抗器R11、R12により分圧されてからオペアンプ
Q13に供給される。
【0005】こうして、オペアンプアンプQ13におい
て、基準電圧VREF と、出力電圧VOUT の分圧電圧とが
電圧比較され、その比較出力が、FET(Q11)のゲー
トに供給されてFET(Q11)のソース・ドレイン間の
抵抗が制御され、出力端子T12の出力電圧VOUT は一定
値に制御される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図3からも
明らかなように、従来の定電圧回路10は、電源スイッ
チの機能を備えていない。このため、定電圧回路10の
出力電圧VOUT をタイマICなどによりオンオフ制御す
る場合には、例えば図4に示すように、定電圧回路10
に、スイッチ用のトランジスタQ1 、Q2 を別途に接続
するとともに、そのトランジスタQ1 、Q2 を、タイマ
IC3によりオンオフ制御する必要がある。
【0007】このため、図4からも明らかなように、構
成素子数が多くなり、大きなコストアップとなってしま
う。しかも、メインスイッチ用のトランジスタQ1 は、
定電圧回路10のFET(Q11)と同じ電流容量を必要
とし、この点からもコストアップとなるとともに、不経
済でもある。
【0008】また、トランジスタQ1 のコレクタ・エミ
ッタ間に電圧降下を生じるので、電池1の電圧VINが例
えば3Vと低い場合、効率が低下し不利である。さら
に、従来の定電圧回路10は、電源表示のために表示素
子を別途に設け、これを駆動する必要があるので、さら
にコストアップを招くとともに、消費電流の増大という
問題もあった。
【0009】この発明は、このような問題点を解決しよ
うとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、各部の参照符号を後述の実施例に対応させる
と、入力端子T21及び出力端子T22に、エミッタ及びコ
レクタがそれぞれ接続された電圧制御用トランジスタQ
21と、基準電圧VREF と、出力電圧VOUT に基づく電圧
との誤差を検出する誤差電圧検出回路Q22とを有し、こ
の誤差電圧検出回路Q22の出力を、電圧制御用トランジ
スタQ21のベースに供給して出力電圧VOUT を一定に制
御する定電圧回路において、誤差電圧検出回路Q22に接
続されてこの誤差電圧検出回路Q22の動作を制御するス
イッチング素子Q23と、このスイッチング素子Q23に接
続されてこのスイッチング素子Q23をオンオフ制御する
スイッチ手段SWと、このスイッチ手段SWと、電圧制御用
トランジスタQ21のベースとの間に接続されたコンデン
サC21とを設け、スイッチ手段SWをオン(あるいはオ
フ)としたとき、スイッチング素子Q23を通じて誤差電
圧検出回路Q22の動作を可能とするとともに、コンデン
サC21を通じて電圧制御用トランジスタQ21を起動し、
以後、定電圧動作を保持するようにしたものである。
【0011】
【作用】スイッチ手段SWのオンオフにしたがって、誤差
電圧検出用トランジスタQ22が動作あるいは非動作状態
となる。そして、その動作時には、コンデンサC21の電
流により電圧制御用トランジスタQ21が起動され、以
後、定電圧動作が行われる。
【0012】
【実施例】図1において、入力電源用の電池1が、入力
端子T21と接地との間に接続され、負荷2が、出力端子
T22と接地との間に接続される。また、入力端子T21と
出力端子T22との間に、電圧制御用のトランジスタQ21
のエミッタ・コレクタが接続される。
【0013】さらに、端子T22と接地との間に、LED
(D21)と抵抗器R22とが直列接続されるとともに、そ
の接続中点が誤差電圧検出用のトランジスタQ22のエミ
ッタに接続される。また、出力端子T22と接地との間
に、分圧抵抗器R23、R24が直列接続され、その接続中
点がトランジスタQ22のベースに接続され、そのトラン
ジスタQ22のコレクタが、トランジスタQ21のベースに
接続される。
【0014】また、入力端子T21と接地との間に、抵抗
器25、R26と、操作スイッチSWとが直列接続され、抵抗
器R25、R26の接続中点が、スイッチング用のトランジ
スタQ23のベースに接続され、そのエミッタが接地さ
れ、そのコレクタがトランジスタQ2 のベースに接続さ
れる。
【0015】さらに、トランジスタQ21のベースと、ス
イッチSWとの間に、起動用のコンデンサC21と、放電用
の抵抗器R21との並列回路が接続される。
【0016】なお、一例として、 VIN:3V(電池1の電圧) R21:680 kΩ R25:1MΩ R26:1kΩ C21:4.7 μF である。
【0017】このような構成によれば、スイッチSWがオ
フの場合には、トランジスタQ23が抵抗器R25を通じて
バイアスされるので、トランジスタQ23はオンである。
したがって、トランジスタQ22はオフであり、これによ
りトランジスタQ21もオフとなるので、端子T22には出
力電圧VOUT は取り出されない。また、トランジスタQ
21がオフなので、LED(D21)が点灯することもな
い。
【0018】すなわち、今の場合、電源がオフであると
ともに、LED(Q21)が点灯しないことにより、その
電源がオフであることが示される。
【0019】なお、このとき、抵抗器R25を通じて電池
1からトランジスタQ23にベース電流IB23 が流れる
が、その大きさは、 IB23 =(VIN−VBE23)/R25 VBE23:トランジスタQ23のベース・エミッタ間電圧
(VBE23=0.7 V) で示され、 IB23 =(3V−0.7 V)/1MΩ =2.3 μA となるので、ベース電流IB23 は無視できる。
【0020】一方、スイッチSWをオンにすると、抵抗器
R26により、トランジスタQ23のベース電圧が低下する
ので、トランジスタQ23はオフとなる。また、このと
き、電池1→トランジスタQ21のエミッタ・ベース間→
コンデンサC21→スイッチSW→電池1のラインに、コン
デンサC21の充電電流が一時的に流れ、この充電電流に
よりトランジスタQ21がオンになり、端子T22に出力電
圧VOUT が取り出される。
【0021】すると、このとき、トランジスタQ23は、
上記のようにオフなので、トランジスタQ22のベース
に、出力電圧VOUT が抵抗器R23、R24により分圧され
て供給される。また、トランジスタQ21がオンなので、
LED(D21)の両端には、ほぼ一定の電圧VREF が取
り出され、電圧(VOUT −VREF )がトランジスタQ22
のエミッタに基準電圧として供給される。
【0022】したがって、トランジスタQ23において、
出力電圧VOUT を分圧した電圧と、基準電圧(VOUT −
VREF )とが電圧比較され、その比較出力がトランジス
タQ21のベースに供給されるので、以後、コンデンサC
21に充電電流が流れなくなっても、トランジスタQ21の
オンの状態が保持されるとともに、出力電圧VOUT の大
きさにしたがって、トランジスタQ21のエミッタ・コレ
クタ間の抵抗が、トランジスタQ22の比較出力により制
御され、出力電圧VOUT は所定の一定値に制御され、す
なわち、端子T22には、定電圧出力VOUT が取り出され
る。
【0023】また、このとき、LED(D21)には電流
が流れているので、LED(D21)が点灯し、電源がオ
ンであることが表示される。
【0024】しかし、スイッチSWをオフにすると、トラ
ンジスタQ23が抵抗器R25を通じてバイアスされてオン
になり、これによりトランジスタQ22がオフになるとと
もに、トランジスタQ21もオフになる。すなわち、電源
オフの状態となる。そして、LED(D21)も消灯す
る。
【0025】また、このとき、コンデンサC21の充電電
荷は、抵抗器R21を通じて放電し、次回の電源オンに備
えられる。
【0026】図2は、上述の定電圧回路の定電圧特性の
測定結果を示すもので、負荷2として200 Ωの抵抗器を
接続した場合である。そして、曲線AはR24=22kΩの
ときの特性、曲線BはR24=18kΩのときの特性であ
る。
【0027】そして、この測定結果からも明らかなよう
に、入力電圧VINのかなり広い範囲に対して、出力電圧
VOUT が一定に保持されている。
【0028】なお、タイマ回路3を接続するときには、
そのタイマ回路3をスイッチSWの代わりに接続すればよ
い。
【0029】
【発明の効果】こうして、この発明によれば、定電圧出
力VOUT を得ることができるとともに、スイッチSWをオ
ン・オフすることにより、その定電圧出力VOUT をオン
・オフすることができるが、この場合、特にこの発明に
よれば、トランジスタQ23など数個の素子を追加するだ
けで、出力定電圧OUT をオン・オフすることができ、コ
ストアップを最小に抑えることができる。
【0030】しかも、定電圧制御用のトランジスタQ21
をオン・オフすることにより、電源のオン・オフを実現
しているので、図4のようなメインスイッチ用のトラン
ジスタQ1 を設ける必要がなく、この点からもコストア
ップにならない。また、電池1の電圧VINの利用効率も
高い。
【0031】また、基準電圧VREF の形成素子としてL
ED(D21)を使用しているので、コストアップや消費
電流の増大を招かずに、電源のオン・オフを表示するこ
とができる。
【0032】さらに、図2にも示すように、入力電圧V
INのかなりの範囲に対して、一定の出力電圧VOUT を得
ることができるので、特に、エネルギー密度は高いが、
内部抵抗の高い電池を使用する機器、例えば空気電池を
電源とするコードレスオーディオ装置において、動作の
安定化に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一例を示す接続図である。
【図2】図1の回路の入出力特性を示す特性図である。
【図3】従来例を示す接続図である。
【図4】図3の回路の使用例を示す接続図である。
【符号の説明】
1 電池 2 負荷 Q21 電圧制御用トランジスタ Q22 誤差電圧検出用トランジスタ Q23 スイッチング用トランジスタ D21 LED C21 起動用コンデンサ SW 操作スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子及び出力端子に、エミッタ及び
    コレクタがそれぞれ接続された電圧制御用トランジスタ
    と、 基準電圧と、出力電圧に基づく電圧との誤差を検出する
    誤差電圧検出回路とを有し、 この誤差電圧検出回路の出力を、上記電圧制御用トラン
    ジスタのベースに供給して上記出力電圧を一定に制御す
    る定電圧回路において、 上記誤差電圧検出回路に接続されてこの誤差電圧検出回
    路の動作を制御するスイッチング素子と、 このスイッチング素子に接続されてこのスイッチング素
    子をオンオフ制御するスイッチ手段と、 このスイッチ手段と、上記電圧制御用トランジスタのベ
    ースとの間に接続されたコンデンサとを有し、 上記スイッチ手段をオン(あるいはオフ)としたとき、
    上記スイッチング素子を通じて上記誤差電圧検出回路の
    動作を可能とするとともに、 上記コンデンサを通じて上記電圧制御用トランジスタを
    起動し、 以後、定電圧動作を保持するようにした定電圧回路。
  2. 【請求項2】 請求項1の定電圧回路において、上記誤
    差電圧検出回路が、上記出力電圧の分圧電圧と、基準電
    圧とを電圧比較し、その比較出力を上記電圧制御用トラ
    ンジスタのベースに供給する回路である定電圧回路。
  3. 【請求項3】 請求項1の定電圧回路において、上記基
    準電圧を、LEDと抵抗器との直列回路により形成する
    ようにした定電圧回路。
  4. 【請求項4】 請求項1の定電圧回路において、上記コ
    ンデンサに抵抗器が並列接続された定電圧回路。
JP25580592A 1992-08-31 1992-08-31 定電圧回路 Pending JPH0683464A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5872605A (en) * 1996-05-29 1999-02-16 Victor Company Of Japan, Ltd. Video signal processing apparatus
JP2004302504A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Kyocera Corp 電源回路

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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