JP2602554Y2 - 信号出力回路 - Google Patents

信号出力回路

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JP2602554Y2
JP2602554Y2 JP1993005419U JP541993U JP2602554Y2 JP 2602554 Y2 JP2602554 Y2 JP 2602554Y2 JP 1993005419 U JP1993005419 U JP 1993005419U JP 541993 U JP541993 U JP 541993U JP 2602554 Y2 JP2602554 Y2 JP 2602554Y2
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、信号出力回路に関し、
更に詳しく述べるならば、通信機器やOA、AV等の電
気機器において用いられる信号出力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、前述した信号出力回路において
は、出力信号を送出する際外付けされたコンデンサの容
量等によって遅延時間を設けるなどして制御する充放電
回路が使用されている。すなわち、そのコンデンサにチ
ャージ(充電)を行ったりディスチャージ(放電)を行
なったりして出力信号を制御している。従来から用いら
れているこのような信号出力回路の例を図3に示す。1
はNPNトランジスタ(Tr1)でそのベースが抵抗
(R)2を介して電源(Vcc)3に接続され、そのエ
ミッタは地気(GND)4に接続されている。また電流
源5の他端は電源3に接続されている。一方、トランジ
スタ1のコレクタと地気4間には充放電を行うコンデン
サ(C)6が挿入接続され、またコレクタには出力信号
を取り出すための信号出力端子(Tc)7が設けられて
いる。更にトランジスタ1のベースと地気4間にはチャ
ージとディスチャージを交互に切り換えて行わしめるた
めの切換スイッチ(SW)8が設けられている。
【0003】このような従来例において、充電時は切換
スイッチ8が閉となっているためトランジスタ1のベー
ス電位はロー(Low)となって不動作(オフ)となっ
ており、従って電流源5からは充電電流Icが流れコン
デンサ6に蓄積される。この時の状態信号は信号出力端
子7から取り出される。一方放電時は、切換スイッチ8
が開となるため、トランジスタ1のベース電位はハイ
(High)となって動作(オン)し、コンデンサ6の
時定数による予め定められた時間、トランジスタ1のコ
レクタ・エミツタ間にコンデンサ6に蓄えられた放電電
流Idが流れ放電するように構成されてきた。この時の
状態信号も信号出力端子7から同様に取り出される。
【0004】すなわち出力信号は、外付で設けられるコ
ンデンサ6の容量によって遅延時間が設定されてそれに
対応して制御され、信号出力端子7から時間遅れで出力
信号が出力される。この放電時定数は数mA持続するよ
うに設定されて(検出電圧以下〜動作限界電圧まで)出
力される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来例では、検出電圧以下となってからも放電電流
Idを流すため、無駄な電流Ibを数百μA程度流す必
要が有り消費電流が大きくコストアップとなっていた。
この考案の目的は、前記従来の問題点を除去し、無駄な
電流を流さず消費電流の少ない放電ルートを備えた信号
出力回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成するた
めに本考案は、ベースが抵抗2を介して電源3に接続さ
れ、そのコレクタが該電源3に接続された第1のトラン
ジスタ9と、ベースが該第1のトランジスタ9のエミッ
タに接続され、そのエミッタは地気4に接続された第2
のトランジスタ1と、該第2のトランジスタ1のコレク
タと前記電源3間に接続された電流源5と、該第2のト
ランジスタ1のコレクタと地気4間に挿入接続された充
放電を行うためのコンデンサ6と、該第2のトランジス
タ1のコレクタに設けられた出力信号を取り出すための
信号出力端子7と、前記第1のトランジスタ9のベース
と地気4間に設けられた充電と放電を交互に切り換えて
そのときの状態信号を取り出すための切換スイッチ8
と、前記第1のトランジスタ9のベースにアノード側が
接続され前記第2のトランジスタ1のコレクタにカソー
ド側が接続されたダイオード回路とからなり、該ダイオ
ード回路は前記第1トランジスタ9と該第2のトランジ
スタ1との和に等しい数のダイオード10,11を含ん
で構成した点に特徴がある。
【0007】
【実施例】 以下本考案を図面を基に詳細に説明する。
図1は本考案の一実施例を示す信号出力回路図である。
図1において、図3と同一符号は同一物を示す。Aは
リミッタ機能を有する回路で、9はそのNPNトランジ
スタ(Tr2)(第1のトランジスタ)、10、11は
ダイオード(D)である。トランジスタ9のベースは抵
抗2を介して電源3と抵抗13を介してそのエミッタに
接続され、そのコレクタは電源3に接続され、そのエミ
ツタはトランジスタ1(第2のトランジスタ)のベース
に接続されている。トランジスタ9のコレクタは電流源
5の一端に接続され、そのエミッタは地気4に接続され
ている。また電流源5の他端は電源3に接続されてい
る。トランジスタ1のコレクタと地気4間には充放電を
行うコンデンサ6が挿入接続され、そのコレクタには出
力信号を取り出すための信号出力端子7が設けられてい
る。更にトランジスタ1のベースと地気4間には充電と
放電を交互に切り換えるための切換スイッチ8が設けら
れている。ここでトランジスタ9とトランジスタ1とは
一種のダーリントン接続回路を構成している。 更にま
たトランジスタ9のベースには、直列接続されたダイオ
ート10、11のアノート側が接続され、そのカソード
側はトランジスタ1のコレクタに接続されている。なお
ダイオード10、11、の使用数量は、トランジスタ9
とトランジスタ1とのトランジスタの和に等しい数のダ
イオード10,11が挿入される。
【0008】このような本考案の回路において、まず充
電時は切換スイッチ8が閉じているため(On)、トラ
ンジスタ9のベース電位はロウ(Low)となつてい
る。このためトランジスタ1のベース電位もロウとな
り、したがって充電電流Icが電流源5から流れコンデ
ンサ6にチャージされる。この時の状態信号は、信号出
力端子7から取り出される。放電時は、切換スイツチ8
が開いた状態(Off)であるため、トランジスタ9は
ベース電位がハイ(High)となって動作(オン)
し、コレクタ・エミッタ間が導通して電源3電源電圧が
トランジスタ1のベースに印加される。したがってトラ
ンジスタ1のベース電位もハイとなって動作(オン)す
る。したがってコンデンサ6に蓄えられた電荷はトラン
ジスタ1のコレクタ・エミツタを通して放電され、放電
電流Idが流れる。この時の状態信号も同様に信号出力
端子7から取り出される。
【0009】このときb点の電流は急激に下がるため、
ダイオード10、11がオンとなる。このとき同時に放
電電流Idは流れなくなるので、結果として瞬間的に放
電されたことになる。一方、電源3からの電流は、電源
3→抵抗2→a点→ダイオード10→ダイオード11→
トランジスタ1→地気4のルートで流れる。したがって
ダイオード10、11が電源3と地気4間に挿入された
分、電流にして10数μAロスするだけで済むことにな
る。この点、従来の回路構成においては放電電流Idを
数mΑディスチャージする為に流していた。トランジス
タTr1のベース電流Ibを従来数百μA流していたが
本考案では充放電ルートにリミッタの役割をするトラン
ジスタ9、ダイオード10、11からなる回路Aを設け
るようにしているため、消費電流を1/10程度にする
事ができる。
【0010】図2は、本考案の他の実施例を示す信号出
力回路図である。図2において図1と同一符号は同一物
を示す。12は図1の実施例における抵抗2の代わりに
挿入接続された電流源である。この構成の回路動作は図
1の実施例の動作と同様なので説明を省略するが、この
ような回路構成としても図1の実施例と同様に瞬間的に
少ないTr1のベースドライブ電流Ibにより放電電流
Idが流れるだけであるため、以後無駄な電流が流れる
ことはない。
【0011】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
は充放電ルートにリミッタの役割をする回路を挿入する
構成として常時流れ続けていたTr1ドライブ電流Ib
を少なくしたものであるため、簡易な構成にして無駄な
電流消費をすることがないという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す信号出力回路の回路構
成図である。
【図2】本考案の他の実施例を示す信号出力回路の回路
構成図である。
【図3】従来の信号出力回路を示す回路構成図である。
【符号の説明】
1 NPNトランジスタTr1 2 抵抗R 3 電源Vcc 4 地気GND 5 電流源D 6 コンデンサC 7 信号出力端子Tc 8 切換スイッチSN 9 NPNトランジスタTr2 10 ダイオードQ1 11 ダイオードQ2 12 電流源D

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースが抵抗2を介して電源3に接続
    され、そのコレクタが該電源3に接続された第1のトラ
    ンジスタ9と、ベースが該第1のトランジスタ9のエミ
    ッタに接続され、そのエミッタは地気4に接続された第
    2のトランジスタ1と、該第2のトランジスタ1のコレ
    クタと前記電源3間に接続された電流源5と、該第2の
    トランジスタ1のコレクタと地気4間に挿入接続された
    充放電を行うためのコンデンサ6と、該第2のトランジ
    スタ1のコレクタに設けられた出力信号を取り出すため
    の信号出力端子7と、前記第1のトランジスタ9のベー
    スと地気4間に設けられた充電と放電を交互に切り換え
    てそのときの状態信号を取り出すための切換スイッチ8
    と、前記第1のトランジスタ9のベースにアノード側が
    接続され前記第2のトランジスタ1のコレクタにカソー
    ド側が接続されたダイオード回路とからなり、該ダイオ
    ード回路は前記第1トランジスタ9と該第2のトランジ
    スタ1との和に等しい数のダイオード10,11で構成
    されたことを特徴する信号出力回路。
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