JPH10174298A - 充電型直流電源回路 - Google Patents

充電型直流電源回路

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Publication number
JPH10174298A
JPH10174298A JP8333565A JP33356596A JPH10174298A JP H10174298 A JPH10174298 A JP H10174298A JP 8333565 A JP8333565 A JP 8333565A JP 33356596 A JP33356596 A JP 33356596A JP H10174298 A JPH10174298 A JP H10174298A
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JP
Japan
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charging
switch
charge
control circuit
battery
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JP8333565A
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Inventor
Akinori Ota
明範 大田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 充電時に充電電流検出用抵抗器により充電電
流の検出および制御を行うように構成された充電型直流
電源回路において、放電時に充電電流検出用抵抗器にお
ける無駄な電力消費を解消し、負荷の長時間駆動を可能
とする。 【解決手段】 充電制御回路13と充電用スイッチ14
と充電電流検出用抵抗器12と充電電池11とが直列に
接続され、充電電池11の正極端子Aと負荷回路18と
の間に放電用スイッチ16が挿入され、スイッチ制御回
路17は充電時に充電用スイッチ14を閉じかつ放電用
スイッチ16を開き、放電時に充電用スイッチ14を開
きかつ放電用スイッチ16を閉じる。充電電流検出用抵
抗器12に流れる充電電流iCHの検出をもって充電制御
回路13は充電電流の制御を行う。充電電流検出用抵抗
器12と充電用スイッチ14との直列回路を充電電池1
1と放電用スイッチ16の接続点Pと充電制御回路13
との間に挿入してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、充電機能を備えた
機器に搭載されるものであって、充電電流検出用抵抗器
により充電電流の検出および制御を行うように構成され
た充電型直流電源回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、充電型直流電源回路を備えた機器
が増えてきている(例えば、特開平6−165402号
公報)。
【0003】図5は従来の技術に係る充電型直流電源回
路の構成を示す回路図である。図5において、符号の5
1は充電電池(二次電池)、52は充電電池51に対す
る充電用の直流電源を内蔵しているとともに充電電池5
1に対して供給する充電電流iCHの大きさの制御を行う
充電制御回路、53は充電制御回路52の電源出力端子
と充電電池51の正極端子Aとの間を接続するライン中
に挿入された充電用スイッチ、54は充電電池51の負
極端子Bと接地電位GNDとの間に接続されて充電電流
CHの検出を行う充電電流検出用抵抗器(シャント抵
抗)である。
【0004】前記充電電流検出用抵抗器54の両端は充
電制御回路52の制御入力端子に接続されている。充電
電流検出用抵抗器54に充電電流iCHが流れるときに、
充電電流検出用抵抗器54の両端間に充電検出電圧VCH
が発生する。充電電流検出用抵抗器54の抵抗値をRと
すると、充電検出電圧VCHは、VCH=R・iCHである。
すなわち、充電電流検出用抵抗器54は充電電流iCH
充電検出電圧VCHに変換した状態で充電制御回路52に
与えるものである。符号の55はこの充電型直流電源回
路の出力端子、56は出力端子55に接続された負荷回
路、57は充電電池51の正極端子Aと出力端子55と
の間を接続するライン中に挿入された放電用スイッチ、
58は充電用スイッチ53と放電用スイッチ57とを互
いに背反的にオン/オフ制御するスイッチ制御回路であ
る。
【0005】放電用スイッチ57が開かれ充電用スイッ
チ53が閉じられた状態で、充電制御回路52と充電用
スイッチ53と充電電池51と充電電流検出用抵抗器5
4とは直列回路59を形成する。Pは充電電池51の正
極端子Aと放電用スイッチ57との接続点であり、この
接続点Pと充電制御回路52との間には充電用スイッチ
53のみが存在している。
【0006】次に、動作を説明する。
【0007】充電時においては、スイッチ制御回路58
は充電用スイッチ53に対してこれを閉じる制御信号を
与えるとともに、放電用スイッチ57に対してはこれを
開く制御信号を与える。充電用スイッチ53が閉じられ
たことにより、充電制御回路52と充電用スイッチ53
と充電電池51と充電電流検出用抵抗器54との直列回
路59が形成され、一方、放電用スイッチ57が開かれ
ているので充電電池51と負荷回路56とは切り離され
る。これにより、充電制御回路52の電源出力端子から
充電用スイッチ53を介して充電電池51および充電電
流検出用抵抗器54に充電電流iCHが流れ、この充電電
流iCHによって充電電池51が充電される。充電電流検
出用抵抗器54を流れて接地電位GNDに流れ込む充電
電流iCHは充電電流検出用抵抗器54において前述の
ように充電検出電圧VCHに変換され、この充電検出電
圧VCHが充電制御回路52の制御入力端子に与えられる
ため、充電制御回路52は充電電池51に対する充電状
態の計時的変化に応じて出力する充電電流iCHの大きさ
を制御する。
【0008】次に、放電時においては、スイッチ制御回
路58は充電用スイッチ53に対してこれを開く制御信
号を与えるとともに、放電用スイッチ57に対してはこ
れを閉じる制御信号を与えるので、充電電池51は充電
制御回路52から切り離されるとともに、放電用スイッ
チ57を介して負荷回路56と接続され、充電電池51
から負荷回路56に対して放電電流iDCH が流れ、これ
によって負荷回路56を駆動する。このとき、負荷回路
56の負極端子側の接地電位GNDから充電電流検出用
抵抗器54の負極端子側の接地電位GNDを介して放電
電流iDCH が充電電流検出用抵抗器54にも流れること
になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の技術に
係る充電型直流電源回路においては、充電電流iCHの検
出(充電検出電圧VCHに変換しての検出)を行うための
充電電流検出用抵抗器54が、充電電池51の負極端子
Bと接地電位GNDとの間に接続されているために、放
電時において、放電電流iDCH が充電電流検出用抵抗器
54に流れ、ここで負荷回路56の駆動には関係しない
無駄な電力が消費されることになり、その結果、充電電
池51による負荷回路56の駆動時間が短くなってしま
うという問題があった。特に、近年の機器においては長
時間駆動が強く要求されるようになってきており、上記
のような無駄な電力消費は大きな問題となっている。
【0010】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、充電時に充電電流検出用抵抗器によ
り充電電流の検出および制御を行うように構成されたも
のであって、放電時に充電電流検出用抵抗器における無
駄な電力消費を解消し、長時間駆動を可能とする充電型
直流電源回路を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る充電型直流電源回路は、充電電池とこ
の充電電池に流れる充電電流を検出する充電電流検出用
抵抗器と検出した充電電流に基づいて充電電流の制御を
行う充電制御回路とが直列に接続され、充電用スイッチ
を閉じることにより前記充電電池に充電し、放電用スイ
ッチを閉じることにより前記充電電池から負荷側に放電
を行うように構成したもので、前記充電電流検出用抵抗
器と前記充電用スイッチとの直列回路を前記充電電池の
正極端子と前記放電用スイッチの接続点と前記充電制御
回路との間に挿入してある。充電電流を充電電流検出用
抵抗器に流すことで充電電流の検出を行い、放電時には
放電電流を充電電流検出用抵抗器には流さないことで負
荷の駆動に関係のない電力を充電電流検出用抵抗器にお
いて消費させることがない。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係る請求項1の充電型直
流電源回路は、充電電池とこの充電電池に流れる充電電
流を検出する充電電流検出用抵抗器と検出した充電電流
に基づいて充電電流の制御を行う充電制御回路とが直列
に接続され、充電用スイッチを閉じることにより前記充
電電池に充電し、放電用スイッチを閉じることにより前
記充電電池から負荷側に放電を行う充電型直流電源回路
において、前記充電電流検出用抵抗器と前記充電用スイ
ッチとの直列回路を前記充電電池の正極端子と前記放電
用スイッチの接続点と前記充電制御回路との間に挿入し
てあることを特徴としている。充電時の充電電池に対す
る充電電流を充電電流検出用抵抗器に流すことで充電電
流の検出を行い、放電時には放電電流を充電電流検出用
抵抗器には流さないことで負荷の駆動に関係のない電力
を充電電流検出用抵抗器において消費させることがな
く、無駄な電力消費を抑制することができる。
【0013】本発明に係る請求項2の充電型直流電源回
路は、上記請求項1において、充電電池と放電用スイッ
チの接続点と充電制御回路との間において、充電用スイ
ッチの一端が前記充電制御回路に接続され、充電電流検
出用抵抗器の一端が前記接続点に接続されていることを
特徴としている。請求項1と同様に、充電時の充電電池
に対する充電電流を充電電流検出用抵抗器に流すことで
充電電流の検出を行い、放電時には放電電流を充電電流
検出用抵抗器には流さないことで負荷の駆動に関係のな
い電力を充電電流検出用抵抗器において消費させること
がなく、無駄な電力消費を抑制することができる。
【0014】本発明に係る請求項3の充電型直流電源回
路は、上記請求項1において、充電電池と放電用スイッ
チの接続点と充電制御回路との間において、充電電流検
出用抵抗器の一端が前記充電制御回路に接続され、充電
用スイッチの一端が前記接続点に接続されていることを
特徴としている。請求項1と同様に、充電時の充電電池
に対する充電電流を充電電流検出用抵抗器に流すことで
充電電流の検出を行い、放電時には放電電流を充電電流
検出用抵抗器には流さないことで負荷の駆動に関係のな
い電力を充電電流検出用抵抗器において消費させること
がなく、無駄な電力消費を抑制することができる。
【0015】本発明に係る請求項4の充電型直流電源回
路は、充電電池と充電電流検出用抵抗器と前記充電電流
検出用抵抗器による検出充電電流に基づいて前記充電電
池に対する充電電流を制御する充電制御回路と充電用ス
イッチとの直列回路と、前記充電電池の正極端子と出力
端子との間に挿入された放電用スイッチと、充電時に前
記充電用スイッチを閉じかつ前記放電用スイッチを開く
とともに放電時に前記充電用スイッチを開きかつ前記放
電用スイッチを閉じるスイッチ制御回路とを備えた充電
型直流電源回路において、前記充電電池の正極端子と前
記放電用スイッチの接続点と前記充電制御回路との間で
前記充電用スイッチと前記充電電流検出用抵抗器とを直
列接続した状態で前記充電用スイッチを前記充電制御回
路に接続し前記充電電流検出用抵抗器を前記接続点に接
続してあることを特徴としている。充電時において、ス
イッチ制御回路は充電用スイッチを閉じて充電電流検出
用抵抗器と充電電池とを充電制御回路に接続するととも
に放電用スイッチを開いて充電電池を負荷回路から切り
離し、充電電流検出用抵抗器に流れる充電電流を検出す
ることで充電制御回路は充電電池に対する充電電流の制
御を行う。そして、放電時においては、スイッチ制御回
路は充電用スイッチを開いて前記充電電池を充電制御回
路から切り離すとともに放電用スイッチを閉じて充電電
池を出力端子を介して負荷回路に接続し、充電電池の正
極端子から負荷回路に駆動用の放電電流を供給する。こ
のとき、充電電流検出用抵抗器は充電電池の正極端子と
放電用スイッチの接続点と充電制御回路との間にあっ
て、充電用スイッチが開かれているので、充電電流検出
用抵抗器に放電電流が流れることはない。したがって、
放電時には負荷回路の駆動に関係のない電力を充電電流
検出用抵抗器において消費させることがなく、無駄な電
力消費を抑制することができる。
【0016】本発明に係る請求項5の充電型直流電源回
路は、充電電池と充電電流検出用抵抗器と前記充電電流
検出用抵抗器による検出充電電流に基づいて前記充電電
池に対する充電電流を制御する充電制御回路と充電用ス
イッチとの直列回路と、前記充電電池の正極端子と出力
端子との間に挿入された放電用スイッチと、充電時に前
記充電用スイッチを閉じかつ前記放電用スイッチを開く
とともに放電時に前記充電用スイッチを開きかつ前記放
電用スイッチを閉じるスイッチ制御回路とを備えた充電
型直流電源回路において、前記充電電池の正極端子と前
記放電用スイッチの接続点と前記充電制御回路との間で
前記充電電流検出用抵抗器と前記充電用スイッチとを直
列接続した状態で前記充電電流検出用抵抗器を前記充電
制御回路に接続し前記充電用スイッチを前記接続点に接
続してあることを特徴としている。充電時において、ス
イッチ制御回路は充電用スイッチを閉じて充電電流検出
用抵抗器と充電電池とを充電制御回路に接続するととも
に放電用スイッチを開いて充電電池を負荷回路から切り
離し、充電電流検出用抵抗器に流れる充電電流を検出す
ることで充電制御回路は充電電池に対する充電電流の制
御を行う。そして、放電時においては、スイッチ制御回
路は充電用スイッチを開いて前記充電電池を充電制御回
路から切り離すとともに放電用スイッチを閉じて充電電
池を出力端子を介して負荷回路に接続し、充電電池の正
極端子から負荷回路に駆動用の放電電流を供給する。こ
のとき、充電電流検出用抵抗器は充電電池の正極端子と
放電用スイッチの接続点と充電制御回路との間にあっ
て、充電用スイッチが開かれているので、充電電流検出
用抵抗器に放電電流が流れることはない。したがって、
放電時には負荷回路の駆動に関係のない電力を充電電流
検出用抵抗器において消費させることがなく、無駄な電
力消費を抑制することができる。
【0017】以下、本発明に係る充電型直流電源回路の
具体的な実施の形態について、図面に基づいて詳細に説
明する。
【0018】〔実施の形態1〕図1は本発明の実施の形
態1に係る充電型直流電源回路の構成を示す回路図であ
る。図1において、符号の11は充電電池(二次電
池)、12は充電電池11の正極端子Aに一端が接続さ
れた充電電流検出用抵抗器(シャント抵抗)、13は充
電電池11に対する充電用の直流電源を内蔵していると
ともに充電電池11に対して供給する充電電流iCHの大
きさの制御を行う充電制御回路、14は充電制御回路1
3の電源出力端子と充電電流検出用抵抗器12の他端と
の間を接続するライン中に挿入された充電用スイッチで
ある。充電電池11の負極端子Bは接地電位GNDに接
続されている。充電用スイッチ14が閉じた状態では、
充電制御回路13と充電用スイッチ14と充電電流検出
用抵抗器12と充電電池11とが直列回路19を形成す
るようになっている。
【0019】充電電流検出用抵抗器12は充電時にこの
抵抗器を流れる充電電流iCHの検出を行うものであり、
その両端は充電制御回路13の制御入力端子に接続され
ている。充電電流検出用抵抗器12に充電電流iCHが流
れるときに、充電電流検出用抵抗器12の両端間に充電
検出電圧VCHが発生する。充電電流検出用抵抗器12の
抵抗値をRとすると、充電検出電圧VCHは、VCH=R・
CHである。すなわち、充電電流検出用抵抗器12は充
電電流iCHを充電検出電圧VCHに変換した状態で充電制
御回路13に与えるものである。
【0020】図1において、符号の15はこの充電型直
流電源回路の出力端子、16は充電電池11の正極端子
Aと出力端子15との間を接続するライン中に挿入され
た放電用スイッチ、17は充電用スイッチ14と放電用
スイッチ16とを互いに背反的にオン/オフ制御するス
イッチ制御回路、18は出力端子15に接続された負荷
回路である。
【0021】本実施の形態1の充電型直流電源回路で
は、上記のように、充電電池11の正極端子Aと放電用
スイッチ16の接続点Pと充電制御回路13との間にお
いて、充電用スイッチ14と充電電流検出用抵抗器12
とが直列に接続され、充電用スイッチ14の一端を充電
制御回路13に接続し、充電電流検出用抵抗器12の一
端を前記の接続点Pに接続している点において、従来の
技術と大きく異なっている。
【0022】次に、以上のように構成された実施の形態
1の充電型直流電源回路の動作を説明する。
【0023】図2は充電時の動作を説明するための回路
状態図である。充電時においては、スイッチ制御回路1
7は充電用スイッチ14に対してこれを閉じる制御信号
を与えるとともに、放電用スイッチ16に対してはこれ
を開く制御信号を与える。充電用スイッチ14が閉じら
れたことにより、充電制御回路13と充電用スイッチ1
4と充電電流検出用抵抗器12と充電電池11との直列
回路19が形成される。一方、放電用スイッチ16が開
かれているので充電電池11と負荷回路18とは切り離
される。これにより、充電制御回路13の電源出力端子
から充電用スイッチ14を介して充電電流検出用抵抗器
12および充電電池11に充電電流iCHが流れ、この充
電電流iCHによって充電電池11が充電される。充電電
流検出用抵抗器12を流れる充電電流iCHは充電電流検
出用抵抗器12において前述のように充電検出電圧VCH
に変換され、この充電検出電圧VCHが充電制御回路13
の制御入力端子に与えられるため、充電制御回路13は
充電電池11に対する充電状態の計時的変化に応じて出
力する充電電流iCHの大きさを制御する。
【0024】図3は放電時すなわち負荷回路に対する電
源供給時の動作を説明するための回路状態図である。放
電時においては、スイッチ制御回路17は充電用スイッ
チ14に対してこれを開く制御信号を与えるとともに、
放電用スイッチ16に対してはこれを閉じる制御信号を
与えるので、充電電池11は充電制御回路13から切り
離されるとともに、放電用スイッチ16および出力端子
15を介して負荷回路18と接続され、充電電池11か
ら負荷回路18に対して放電電流iDCH が流れ、これに
よって負荷回路18を駆動する。このとき、負荷回路1
8の負極端子側の接地電位GNDから充電電池11の負
極端子側の接地電位GNDを介して放電電流iDCH が充
電電池11の負極端子に流入するが、従来の技術の場合
のようにこのループ中に充電電流検出用抵抗器12が存
在していない。そして、充電電池11の正極端子Aと放
電用スイッチ16の接続点Pと充電制御回路13との間
に挿入された充電電流検出用抵抗器12は、充電用スイ
ッチ14が開いていることから、その一端が開放状態に
なるため、充電電池11から出力される放電電流iDCH
が充電電流検出用抵抗器12に流れ込むことがない。
【0025】以上のように、充電時には充電電流検出用
抵抗器12に充電電流iCHが流れて、充電電流iCHの検
出を行い、放電時には充電電流検出用抵抗器12には放
電電流iDCH が流れないため、放電時において充電電流
検出用抵抗器12における無駄な電力消費が生じない。
その結果として、充電電池11による負荷回路18の駆
動時間が長くなる。このことは、特に、近年の機器にお
いて要求が強くなってきている長時間駆動を可能にする
ものである。
【0026】〔実施の形態2〕図4は本発明の実施の形
態2に係る充電型直流電源回路の構成を示す回路図であ
る。図4において、実施の形態1に係る図1におけるの
と同一符号は同一構成を示し、簡単に説明すると、11
は充電電池、12は充電電流検出用抵抗器、13は充電
制御回路、14は充電用スイッチ、15は出力端子、1
6は放電用スイッチ、17はスイッチ制御回路、18は
負荷回路、19は充電時の直列回路、Aは充電電池11
の正極端子、Bは負極端子、Pは充電電池11と放電用
スイッチ16との接続点である。本実施の形態2におい
て、充電電池11の正極端子Aと放電用スイッチ16の
接続点Pと充電制御回路13との間において、充電用ス
イッチ14と充電電流検出用抵抗器12とが直列に接続
されている点は実施の形態1と同様であるが、実施の形
態1と異なっているのは、充電電流検出用抵抗器12の
一端が充電制御回路13に接続され、充電用スイッチ1
4の一端が前記の接続点Pに接続されているという点で
ある。つまり、充電電流検出用抵抗器12と充電用スイ
ッチ14との接続の順序が逆になっている。
【0027】しかし、充電の動作も放電の動作も実施の
形態1の場合と実質的に同一であり、本実施の形態2に
よっても、充電時には充電電流検出用抵抗器12に充電
電流iCHが流れて、充電電流iCHの検出を行い、放電時
には充電電流検出用抵抗器12には放電電流iDCH が流
れないため、放電時において充電電流検出用抵抗器12
における無駄な電力消費が生じることはなく、充電電池
11による負荷回路18の駆動時間を長くすることがで
きる。
【0028】
【発明の効果】本発明に係る充電型直流電源回路によれ
ば、充電電池に流れる充電電流を検出するために充電電
池に直列に接続される充電電流検出用抵抗器を、充電電
池の負極端子と接地電位との間ではなく、また、充電電
池の正極端子と放電用スイッチとの接続点との間でもな
く、その接続点と充電制御回路との間で充電用スイッチ
と直列の状態で挿入してあるので、充電時の充電電池に
対する充電電流を充電電流検出用抵抗器に流すことで充
電電流の検出を行いながらも、放電時には放電電流を充
電電流検出用抵抗器には流さないことで負荷の駆動に関
係のない電力を充電電流検出用抵抗器において消費させ
ることがなく、無駄な電力消費を抑制し、負荷の長時間
駆動を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る充電型直流電源回
路の構成を示す回路図である。
【図2】実施の形態1に係る充電型直流電源回路におい
て充電時の動作を説明するための回路状態図である。
【図3】実施の形態1に係る充電型直流電源回路におい
て放電時の動作を説明するための回路状態図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係る充電型直流電源回
路の構成を示す回路図である。
【図5】従来の技術に係る充電型直流電源回路の構成を
示す回路図である。
【符号の説明】
11……充電電池 12……充電電流検出用抵抗器 13……充電制御回路 14……充電用スイッチ 15……出力端子 16……放電用スイッチ 17……スイッチ制御回路 18……負荷回路 19……充電時の直列回路 A……充電電池の正極端子 B……充電電池の負極端子 P……充電電池の正極端子と放電用スイッチとの接続点 iCH……充電電流 iDCH ……放電電流 VCH……充電検出電圧

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充電電池とこの充電電池に流れる充電電
    流を検出する充電電流検出用抵抗器と検出した充電電流
    に基づいて充電電流の制御を行う充電制御回路とが直列
    に接続され、充電用スイッチを閉じることにより前記充
    電電池に充電し、放電用スイッチを閉じることにより前
    記充電電池から負荷側に放電を行う充電型直流電源回路
    において、前記充電電流検出用抵抗器と前記充電用スイ
    ッチとの直列回路を前記充電電池の正極端子と前記放電
    用スイッチの接続点と前記充電制御回路との間に挿入し
    てあることを特徴とする充電型直流電源回路。
  2. 【請求項2】 充電電池と放電用スイッチの接続点と充
    電制御回路との間において、充電用スイッチの一端が前
    記充電制御回路に接続され、充電電流検出用抵抗器の一
    端が前記接続点に接続されていることを特徴とする請求
    項1に記載の充電型直流電源回路。
  3. 【請求項3】 充電電池と放電用スイッチの接続点と充
    電制御回路との間において、充電電流検出用抵抗器の一
    端が前記充電制御回路に接続され、充電用スイッチの一
    端が前記接続点に接続されていることを特徴とする請求
    項1に記載の充電型直流電源回路。
  4. 【請求項4】 充電電池と充電電流検出用抵抗器と前記
    充電電流検出用抵抗器による検出充電電流に基づいて前
    記充電電池に対する充電電流を制御する充電制御回路と
    充電用スイッチとの直列回路と、前記充電電池の正極端
    子と出力端子との間に挿入された放電用スイッチと、充
    電時に前記充電用スイッチを閉じかつ前記放電用スイッ
    チを開くとともに放電時に前記充電用スイッチを開きか
    つ前記放電用スイッチを閉じるスイッチ制御回路とを備
    えた充電型直流電源回路において、前記充電電池の正極
    端子と前記放電用スイッチの接続点と前記充電制御回路
    との間で前記充電用スイッチと前記充電電流検出用抵抗
    器とを直列接続した状態で前記充電用スイッチを前記充
    電制御回路に接続し前記充電電流検出用抵抗器を前記接
    続点に接続してあることを特徴とする充電型直流電源回
    路。
  5. 【請求項5】 充電電池と充電電流検出用抵抗器と前記
    充電電流検出用抵抗器による検出充電電流に基づいて前
    記充電電池に対する充電電流を制御する充電制御回路と
    充電用スイッチとの直列回路と、前記充電電池の正極端
    子と出力端子との間に挿入された放電用スイッチと、充
    電時に前記充電用スイッチを閉じかつ前記放電用スイッ
    チを開くとともに放電時に前記充電用スイッチを開きか
    つ前記放電用スイッチを閉じるスイッチ制御回路とを備
    えた充電型直流電源回路において、前記充電電池の正極
    端子と前記放電用スイッチの接続点と前記充電制御回路
    との間で前記充電電流検出用抵抗器と前記充電用スイッ
    チとを直列接続した状態で前記充電電流検出用抵抗器を
    前記充電制御回路に接続し前記充電用スイッチを前記接
    続点に接続してあることを特徴とする充電型直流電源回
    路。
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