JPH0130852Y2 - - Google Patents

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JPH0130852Y2
JPH0130852Y2 JP3864881U JP3864881U JPH0130852Y2 JP H0130852 Y2 JPH0130852 Y2 JP H0130852Y2 JP 3864881 U JP3864881 U JP 3864881U JP 3864881 U JP3864881 U JP 3864881U JP H0130852 Y2 JPH0130852 Y2 JP H0130852Y2
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voltage
circuit
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switch
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は直流電圧電流発生装置の出力端に付加
した放電回路の改良に関するものである。
従来より、一般に直流電圧電流発生装置におい
ては出力のノイズ及びリツプル分を除去するため
に出力端にコンデンサを挿入接続している。第1
図は従来のこの種の直流電圧電流発生装置の出力
段の一例を示す要部構成図である。図において、
出力段増幅器Aの高圧側出力端Hと低圧側出力端
Lとの間には比較的大容量の平滑用コンデンサ
C1を接続し、このコンデンサC1により出力に重
畳するリツプルを平滑し除去するようになつてい
る。更に、装置電源を遮断したとき(電源オフ
時)にコンデンサC1にたまつた電荷を放電させ
速やかに出力を0Vにするため高圧側出力端Hに
は抵抗R1を介してFET Q1を接続している。この
FET Q1は、そのソースSに装置の回路電圧+
Vcc(約8V)が印加されかつそのゲートGはコモ
ンラインに接続され、装置電源の通電時(電源オ
ン時)はドレイン・ソース間がオフ状態となるよ
うに構成されている。ここで、電源をオフにする
と回路電圧+Vccは0VとなりFET Q1がオン状態
となつて、コンデンサC1にチヤージされていた
電荷は抵抗R1及びこのFETを介して放電する。
このときの出力電圧Vの変化を第2図に示す。電
源オフ時より出力電圧Vは指数関数的に減少する
が、このときの時定数τ1は、FET Q1のオン抵抗
をRQ1とすれば次式で表わされる。
τ1=(R1+RQ1)・C1 ところが、このような放電回路においては、装
置の最大出力が通常120V程度であり、FET Q1
としては高耐圧かつドレイン・ソース電流の大き
い(約200mA)特殊なFETを必要とすると共に、
FETのオン抵抗のバラツキが大きいために時定
数τ1にバラツキが生じ、常に速やかに出力電圧を
零に落すことが期待できないという欠点があつ
た。
本考案は、このような欠点を除去し、従来のも
のより部品点数は増えるものの確実に出力電圧を
急速に落し得る直流電圧電流発生装置の放電回路
を急速に落とし得る直流電圧電流発生装置の放電
回路を実現しようとするものである。
以下図面を用いて本考案を実施例につき詳しく
説明する。第3図は本考案に係る直流電圧電流発
生装置の放電回路の一実施例を示す要部構成図で
ある。第3図において、第1図と同等部分には同
一符号を付しその説明は省略する。Sは装置電源
スイツチ(図示せず)と連動するスイツチで、電
源オン時は回路電圧+Vccを選択し、電源オフ時
はコモンラインに接続し0Vを選択するものであ
る。このスイツチSの出力は電気エネルギーを蓄
える手段10に導かれる。手段10において、電
源オン時に与えられる回路電圧+Vccがダイオー
ドD1を介してコンデンサC2に印加されると共に
このダイオードD1の出力はPNPトランジスタQ3
のエミツタに与えられている。このトランジスタ
Q3のベースは抵抗R3を介してダイオードD1の前
段に接続してある。従つて、電源オン時は、コン
デンサC2は回路電圧+Vccにより充電状態にな
り、一方トランジスタQ3はそのベース電位がエ
ミツタ電位より高くなつている。トランジスタ
Q3のコレクタ(手段10の出力端)は抵抗R2
介してトランジスタQ2のベースに接続されてい
る。トランジスタQ2のコレクタは抵抗R1を介し
て出力段増幅器Aの高圧側出力端Hに接続すると
共にそのエミツタはコモンラインに接続してあ
る。
このような構成における本考案の動作を次に説
明する。
(1) 電源オン時(第4図のイ参照) コンデンサC2は第4図のロに示すようにダイ
オードD1及びスイツチSを介して印加される電
圧Vcc−VD1(VD1はダイオードD1のドロツプ電
圧)により充電される。一方トランジスタQ3
第4図のハに示すようにオフ状態でありトランジ
スタQ2のベースへの電流は第4図のニに示すよ
うに零である。従つて、Q2は第4図のホに示す
ようにオフであり、コンデンサC1の両端には第
4図のヘに示すように装置の出力電圧が現われて
いる。
(2) 電源がオフになつた時(第4図のイ参照) スイツチSはコモンラインに接続され、Q3
ベース電位はそのエミツタ電位より低くなるため
Q3はオン状態になり、第4図のニに示すように
Q2のベース電流IBQ2が流れ、Q2はオンになる。こ
の場合のベース電流IBQ2は第4図のロに示すC2
放電電圧に関連して減少するが、時定数をR1C1
≪R2C2とすればIBQ2がほぼ零になるまでの間すな
わちQ2がオンの間にC1の電荷はQ2を介して放電
し、第4図のヘに示すようにC1の両端の電圧は
零に落ちる。R1,C1の値を適宜に選定すればC1
の電圧の立下り時間(C1の放電時間)を短かく
することができる。
なお、トランジスタQ2,Q3を適宜に選定する
ことにより容易に大電流・高電圧の出力電圧の放
電を行なうことができる。しかもそのようなトラ
ンジスタは容易に入手し使用することができるも
のである。また、トランジスタQ2,Q3の保護用
として、Q2のベース・エミツタ間には抵抗を、
またQ3のエミツタとコモンライン間はダイオー
ドをアノードをコモンライン側にしてそれぞれ接
続してもよい。
第5図は本考案の他の実施例を示す図で、第3
図におけるトランジスタQ3及び抵抗R3でなる回
路をFET Q4、抵抗R4,R5及びトランジスタQ4
抵抗分圧回路20でなる回路で置き換えると共
に、抵抗R2に代えてツエナーダイオードD2をそ
のアノード側をトランジスタQ2のベース側にし
て接続しかつQ2のベース・エミツタ間に抵抗R6
を接続したものである。このような構成によれ
ば、電源オフ時にコンデンサC2の両端の電圧が
ほぼツエナーダイオードD2のツエナー電圧まで
降下する間Q2はオン状態に保持され、第3図の
回路と同様の動作を呈し、同様に目的を達するこ
とができる。
以上説明したように本考案によれば、容易に入
手できる部品を使用して大電流・高電圧の出力電
圧を出力する装置における放電回路を実現するこ
とができる。
また、本考案は直流電圧電流装置に限らず、急
速に出力電圧を落す必要のある他の電圧発生装置
等にも適用し得ることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の直流電圧電流発生装置の放電回
路の要部構成図、第2図は第1図装置の出力電圧
の変化を示す図、第3図は本考案に係る直流電圧
電流発生装置の放電回路の一実施例を示す要部構
成図、第4図は第3図回路の各部の動作波形図、
第5図は本考案の他の実施例を示す図である。 C1,C2……コンデンサ、R1,R2,R3……抵
抗、Q2,Q3……トランジスタ、S……スイツチ、
A……出力段増幅器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 出力端に平滑用コンデンサを備えた直流電圧電
    流発生装置において、 エミツタがコモンラインに接続されベース入力
    信号に応じてコレクタ・エミツタ間がオン・オフ
    されるトランジスタと、このトランジスタのコレ
    クタと前記平滑用コンデンサの高圧側の間に接続
    された抵抗からなり、平滑用コンデンサの充電電
    荷を放電するための直列回路と、 装置電源がオンのときには回路電圧を選択し、
    装置電源がオフのときにはコモンラインの電位を
    選択するスイツチと、 ダイオードを介して取り込んだ前記スイツチの
    出力で充電される一端がコモンラインに接続され
    たコンデンサと、このコンデンサの電圧を出力す
    るための手段であつて前記スイツチからダイオー
    ドに回路電圧が入力されている場合にはオフ状態
    となりスイツチからコモンラインの電位がダイオ
    ードに入力されている場合にはオン状態となるよ
    うに構成された手段からなる電気エネルギーを蓄
    える手段と、 この電気エネルギーを蓄える手段の出力を前記
    直列回路のトランジスタのベースに導く手段 を具備し、 装置電源がオフになつたときは前記直列回路の
    トランジスタのコレクタ・エミツタ間がオン状態
    となつて前記平滑用コンデンサの充電電荷が放電
    するように構成したことを特徴とする直流電圧電
    流発生装置の放電回路。
JP3864881U 1981-03-19 1981-03-19 Expired JPH0130852Y2 (ja)

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JPS57151940U JPS57151940U (ja) 1982-09-24
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