JPH10312598A - 光磁気記録媒体の再生方法および光磁気記録媒体駆動装置 - Google Patents
光磁気記録媒体の再生方法および光磁気記録媒体駆動装置Info
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- JPH10312598A JPH10312598A JP13786097A JP13786097A JPH10312598A JP H10312598 A JPH10312598 A JP H10312598A JP 13786097 A JP13786097 A JP 13786097A JP 13786097 A JP13786097 A JP 13786097A JP H10312598 A JPH10312598 A JP H10312598A
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Abstract
ることにより、「記録磁区の転写→転写磁区の拡大→転
写磁区の再生→転写磁区の縮小・消滅」という一連の過
程で再生が行われる光磁気記録媒体を再生する際に、交
番磁界を発生する磁気ヘッドを用いることなく再生を可
能にする。 【解決手段】 基体2表面に複層構造の磁性層3を有す
る光磁気記録媒体を再生する際に、磁性層3から基体2
に向かう方向の成分を含む直流磁界を印加するための第
1の磁極と、基体2から磁性層3に向かう方向の成分を
含む直流磁界を印加するための第2の磁極とを磁性層3
表面側に配置し、前記第1の磁極および前記第2の磁極
に対し光磁気記録媒体を相対的に移動させる。前記第1
および第2の磁極を有する磁気ヘッドとしては、リング
状磁気ヘッド10が使用できる。
Description
磁界を印加する必要がある光磁気記録媒体、特に、記録
磁区読みだし時に記録磁区を拡大することにより再生信
号を増幅できる光磁気記録媒体を再生する方法と、この
方法を利用する光磁気記録媒体駆動装置とに関する。
ビーム等により局所的に昇温させて保磁力を減少させ、
この部分の磁化方向を外部磁界によって反転させること
により、あるいは初期磁化方向に維持することにより磁
区(記録マーク)を形成し、この磁区の磁化の向きをカ
ー効果、ファラデー効果によって読み出す記録媒体であ
る。
区の存在密度は、再生に用いるレーザービームのスポッ
ト径により制限され、スポット径の半分以下の径の磁区
を再生することは不可能である。
る径の磁区を再生可能な光磁気記録媒体として、例えば
特開平8−7350号公報には、記録磁区を拡大できる
光磁気記録媒体が記載されている。この光磁気記録媒体
は、基体側から第1磁性層、第2磁性層、第3磁性層の
順に積層された3層磁性膜を記録膜として有し、この3
層磁性膜は、交換結合されているものである。再生時に
は、基体側からレーザービームを照射し、一方、記録膜
側からは再生磁界を印加する。記録磁区を保持している
のは第3磁性層であり、この記録磁区がレーザービーム
の照射により第1磁性層および第2磁性層に転写され
る。転写された磁区は、再生磁界の印加により磁性層の
面内方向に拡大する。この拡大された転写磁区を、従来
の光磁気記録媒体と同様にして読み出す。拡大された転
写磁区の再生が完了すると、隣接する記録磁区の再生に
備えて、再生磁界と逆方向の消去磁界を印加することに
より転写磁区を消去する。このような過程を繰り返すこ
とにより、従来不可能であった微小な磁区の再生が可能
となっている。しかも、この方法は単に再生時の高分解
能化を達成しただけでなく、磁区を実際に拡大するの
で、再生信号強度の本質的な増強が可能である。
去磁界とを、すなわち交番磁界を、磁区の記録密度に応
じて印加する必要がある。例えば、磁界強度変調により
記録された磁区を上記方法により再生する場合には、再
生時の交番磁界の周波数は記録時の交番磁界の周波数の
少なくとも2倍となってしまう。磁界発生手段の高周波
化には技術的あるいはコスト的な限界が存在するため、
再生可能な記録密度に限界が生じるほか、高速再生によ
る転送レートの向上にも限界が生じる。また、再生の際
に交番磁界とクロック信号との同期をとる必要があるた
め、媒体駆動装置が複雑になってしまう。
構造の磁性層を有し、交番磁界を印加することにより、
「記録磁区の転写→転写磁区の拡大→転写磁区の再生→
転写磁区の縮小・消滅」という一連の過程で再生が行わ
れる光磁気記録媒体を再生する際に、交番磁界を発生す
る磁気ヘッドを用いることなく再生を可能にすることで
ある。
〜(5)のいずれかの構成により達成される。 (1) 基体表面側に、少なくとも記録層と増幅層との
2層の磁性層を含む磁性積層体を有する光磁気記録媒体
を再生する方法であって、レーザービームを照射しなが
ら、前記基体表面に対しほぼ垂直な再生磁界を前記磁性
積層体に印加することにより、前記記録層の記録磁区を
前記増幅層に転写して転写磁区を形成すると共に前記転
写磁区を拡大し、次いで、前記転写磁区を読み出し、次
いで、前記基体表面にほぼ垂直で前記再生磁界とは逆向
きの消去磁界を前記転写磁区に印加することにより、前
記転写磁区を縮小させて消滅させる過程を有し、前記再
生磁界と前記消去磁界とを連続して印加するために、磁
性積層体から基体に向かう方向の成分を含む直流磁界を
印加する第1の磁極と、基体から磁性積層体に向かう方
向の成分を含む直流磁界を印加する第2の磁極とを、磁
性積層体の表面側に配置し、かつ前記第1の磁極および
前記第2の磁極に対し光磁気記録媒体を相対的に移動さ
せる光磁気記録媒体の再生方法。 (2) リング状磁気ヘッドが有する一対の磁極を、前
記第1の磁極および前記第2の磁極として利用する上記
(1)の光磁気記録媒体の再生方法。 (3) 前記光磁気記録媒体が、磁性積層体の表面側に
厚さ0.1μm以下の保護層を有するものである上記
(1)または(2)の光磁気記録媒体の再生方法。 (4) 前記保護層が硬質炭素膜である上記(1)〜
(3)のいずれかの光磁気記録媒体の再生方法。 (5) 上記(1)〜(4)のいずれかの方法により光
磁気記録媒体の再生を行う光磁気記録媒体駆動装置。
媒体1は、基体2の表面側に、少なくとも2層の磁性層
を含む磁性積層体3を有し、この表面側に保護層4を有
する。図示例では、基体2側から増幅層A1と記録層R2
とが積層されて磁性積層体3が構成されている。記録層
R2には、光変調記録または磁界変調記録により記録磁
区が形成されている。説明をわかりやすくするために、
図1の記録層R2には、再生対象となっている記録磁区
Rd2と、これに隣接し先行して再生が行われた記録磁
区Rd1とだけを記載してある。
表面側には、磁性積層体3から基体2に向かう方向の成
分を含む直流磁界を印加するための第1の磁極と、基体
から磁性積層体に向かう方向の成分を含む直流磁界を印
加するための第2の磁極とが、配置される。図示例で
は、これらの磁極を有する磁気ヘッドの好ましい例とし
て、リング状磁気ヘッド10を配置している。一方、基
体2の裏面側には、光ピックアップ(図示せず)が配置
され、基体2を通してレーザービームが照射される。光
磁気記録媒体1は、リング状磁気ヘッド10およびレー
ザービームに対し図中矢印方向に相対的に移動してい
る。このリング状磁気ヘッド10には、ギャップ11を
介してトレーリング側コア12aとリーディング側コア
12bとが設けられており、少なくとも一方のコアにコ
イル(図示せず)が巻回されている。コイルには一方向
の電流が流されているため、トレーリング側コア12a
とリーディング側コア12bとの間の磁界は直流磁界で
ある。
11中央を中心として図示するような円弧状の磁束が発
生する。したがって、トレーリング側コア12a近傍の
磁界とリーディング側コア12b近傍の磁界とは、逆向
きとなる。すなわち、リーディング側コア12b近傍に
おける磁界が、磁性積層体3から基体2に向かう方向で
あれば、トレーリング側コア12a近傍における磁界
は、基体2から磁性積層体3に向かう方向となる。光磁
気記録媒体1は、磁気ヘッド10およびレーザービーム
に対して図中矢印方向に相対的に移動しているので、磁
性積層体3の特定部分に注目すると、その特定部分に印
加される磁界の向きは、媒体の移動にともなって逆転す
ることになる。すなわち、リング状磁気ヘッドを用いる
ことにより、壷型ヨークを有する磁気ヘッドなどの垂直
磁気ヘッドから交番磁界を印加したときと同様な作用効
果を得ることが可能である。
的に説明する。記録磁区Rd2の磁化の向きは図中上方
向である。
増幅層A1全体の磁化を下向きに揃えておく。初期化磁
界は、図示するリング状ヘッドから離れた位置に設けた
初期化磁気ヘッドにより印加する。
ーザービームを照射すると共に、リーディング側コア1
2bから図中上向きの再生磁界を印加する。レーザー光
照射により磁性積層体の温度が上昇し、これにより増幅
層A1と記録層R2との間の交換力とが強まって記録磁区
Rd2が増幅層A1に転写され、転写磁区が形成される。
リーディング側コア12bから印加される磁界は、図中
上向きの成分を主体とするため、記録磁区Rd2および
転写磁区は磁性層面内方向に拡大しようとする。このと
き、記録層R2は保磁力が大きいため、記録磁区Rd2は
拡大しない。一方、増幅層A1の転写磁区は、界面磁壁
交換力、ブロッホ磁壁交換力および保磁力に打ち勝って
層の面内方向に拡大し、図示するように記録磁区Rd2
よりも径の大きな転写磁区Adとなる。この転写磁区A
dからの反射レーザー光を光ピックアップで検出するこ
とで、微小な記録磁区Rd2の磁化方向を、大きな信号
出力として検出することができる。
生」の一連の過程において、光磁気記録媒体1は常に図
中矢印方向に移動している。再生後、媒体はさらに移動
して、転写磁区Ad2は、リーディング側コア12bか
らの磁界の影響を脱し、逆向きの磁界であるトレーリン
グ側コア12aからの磁界の影響を強く受けるようにな
る。逆向きの磁界の印加により、転写磁区Ad2は縮小
し、消滅する。
区ごとに繰り返すことにより、磁気ヘッドから交番磁界
を印加する従来の再生方法と同様にして、記録磁区の転
写・拡大再生を連続して行うことができる。なお、図1
において、記録磁区Rd2の媒体進行側に存在する記録
磁区Rd1から転写された転写磁区は、トレーリング側
コア12aからの磁界の印加によって既に消滅してい
る。
写磁区の縮小・消滅のための磁界(消去磁界)との間の
距離は、リング状磁気ヘッドのギャップ長と、リング状
磁気ヘッドと媒体との距離とによって決定される。リン
グ状磁気ヘッドは、再生時に媒体表面と接触していても
よく、媒体表面から離れていてもよい。ただし、微小な
記録磁区を再生するためには、リング状磁気ヘッドと媒
体との間の距離を0.1μm以下とすることが好まし
い。したがって、図示例のように保護層4を設ける場合
には、保護層の厚さは0.1μm以下とすることが好ま
しい。保護層表面を磁気ヘッドが摺動する構成とする場
合、0.1μm以下の厚さで十分な保護効果を得るため
には、硬質炭素膜を保護層として用いることが好まし
い。
2層の磁性層を含む磁性積層体を有し、再生に際し、磁
性積層体から基体に向かう方向の磁界と、基体から磁性
積層体に向かう方向の磁界とが交互に印加される必要が
あるものであればよく、他の構成は特に限定されない。
例えば、前記した特開平8−7350号公報に記載され
ているような構成の光磁気記録媒体に対し、本発明は適
用できる。また、本出願人による平成9年4月10日提
出の特許願(整理番号09P102)に添付した明細書
において提案されている光磁気記録媒体の再生にも本発
明は適用することができる。
第2磁性層は室温以上に補償温度を有する希土類遷移金
属合金であり、この第2磁性層のキュリー温度は微小磁
区記録温度よりも低いものとなっている。また、第3磁
性層は、希土類遷移金属合金からなり、全体の磁気モー
メントが希土類の磁気モーメントと室温において同一方
向を向いているものである。しかし、本発明者らの研究
によれば、同公報に記載された記録膜の構成では、再生
信号強度の十分な向上が困難であることがわかった。こ
れは、磁性層間の交換結合力が強すぎ、転写磁区が容易
に拡大できないことに起因すると考えられる。また、同
公報では、第2磁性層を、室温以上に補償温度を有する
希土類遷移金属から構成する必要があるが、補償温度は
組成のわずかな違いによって大きく変動するため、補償
温度を室温以上の特定の温度域に設定することは困難で
ある。
4月10日提出の特許願添付の明細書において、前記特
開平8−7350号公報における問題点を解決するため
の手段を開示した。このうち、特定の性質をもつ交換力
制御層またはスイッチング層を設ける手段では、室温よ
り高い補償温度をもつ磁性層を設ける必要がなくなるの
で、磁性層の組成設計およびその形成が容易となる。ま
た、上記明細書では、交換力制御層またはスイッチング
層を設けず、かつ室温より高い補償温度をもつ磁性層を
設けなくても、再生信号出力はやや低くなるが、記録磁
区の転写・拡大による再生が可能であることを開示し
た。以下、上記明細書において開示した発明の構成につ
いて、詳細に説明する。
明する構成I、構成IIおよび構成IIIからなる。以下、
各構成の実施の形態について説明する。
有し、この磁性積層体が、基体表面側から、少なくとも
増幅層A1、交換力制御層C12および記録層R2の3層の
磁性層をこの順で含むものである。記録層R2には、光
磁気記録により磁区が形成されている。この光磁気記録
媒体の再生に際しては、まず、磁性積層体に垂直な方向
の初期化磁界を印加する。次いで、レーザービームを照
射して、記録層R2の磁区を交換力制御層C12から増幅
層A1へと順次転写して転写磁区を形成し、同時に、再
生磁界を印加することにより増幅層A1の転写磁区を拡
大する。再生磁界の向きは、初期化磁界の向きと逆であ
る。次いで、増幅層A1の拡大された転写磁区を読み出
す。次いで、再生が完了した転写磁区に、磁化の向きが
再生磁界とは逆の消去磁界を印加することにより、増幅
層A1の転写磁区を縮小し、消滅させる。続いて、再生
が終了した磁区に隣接する磁区の再生を行う。
式図である。同図では、白抜き矢印は磁性層全体の磁化
の向きを表し、黒矢印は磁性層中の遷移金属元素のスピ
ンの向きを表す。これは、他の磁性積層体模式図におい
ても同様である。本発明において増幅層A1は、補償温
度をもたないか、補償温度が室温未満なので、両矢印の
向きが一致することになる。なお、記録層R2は、室温
より高い補償温度をもつものであってもよい。
ち、再生磁界と同じ向きの磁化をもつ磁区、すなわち図
2中において上向き磁化をもつ磁区の再生について説明
する。
より磁区が形成されている。増幅層A1には、界面磁壁
交換力により、記録層R2と同じ向きのスピンを有する
磁区が形成されている。なお、交換力制御層C12は、磁
壁として働くように、その組成、厚さ等が設定されてい
る。
うに、初期化磁界HIを印加する。初期化磁界は、初期
化磁気ヘッドにより印加する。初期化磁気ヘッドは、後
述する再生磁気ヘッドとは離れた位置に配置する。初期
化磁界HIの印加により、増幅層A1および交換力制御層
の磁化は、向きが初期化磁界と同じとなる。
にレーザービームを照射する。再生磁界を印加する再生
磁気ヘッドと、レーザービームを照射する光ピックアッ
プとは、通常、媒体を挟んで対向して配置される。レー
ザービームは、基体側から照射される。再生磁界H
Rは、初期化磁界HIに対し逆向きである。
は上昇し、隣接する磁性層間の界面磁壁交換力が強ま
る。これにより、記録層R2の記録磁区は増幅層A1に転
写され、転写磁区が形成される。増幅層A1に形成され
た転写磁区の磁化の向きは、初期化磁界の向きとは逆と
なる。
加されているので、各磁性層の磁区は層の面内方向に拡
大しようとするが、このとき、記録層R2では磁区を拡
大させず、増幅層A1では磁区を拡大させる。このため
に、例えば記録層R2では、レーザービーム照射時の温
度においても高い保磁力を示すように設定することによ
り磁区を拡大させない。また、例えば増幅層A1では、
ブロッホ磁壁交換力磁界と保磁力とに打ち勝って磁区が
拡大できる程度に、記録層R2との間の界面磁壁交換力
が弱くなるように設定する。
を磁気カー効果により読み出す。
滅 磁気カー効果を利用して増幅層A1の転写磁区を読み出
した後、磁化の向きが再生磁界とは逆である消去磁界H
Eを印加する。転写磁区の磁化とは向きが逆の消去磁界
HEを印加することにより、転写磁区は図2(e)に示
すように縮小し、さらに、図2(f)に示すように消滅
して、転写磁区だった領域の磁化は、周囲と同じ向き、
すなわち初期化磁界HIの向きに戻る。この結果、図2
(b)の状態に復帰することになる。
逆向きの磁化をもつ磁区、すなわち、図2中において下
向き矢印で示される磁化をもつ磁区の再生について説明
する。
に転写されるが、形成された転写磁区は初期化磁界と同
じ向きの磁化をもつので、増幅層A1の磁化状態は変化
せず、再生過程を通じて同一の磁化状態を維持する。こ
の状態において、増幅層A1の磁化の向きを磁気カー効
果により読み出す。この磁区の再生過程では、全過程を
通じて転写磁区の磁化が反転しないことが必要である。
ービームを照射したときの磁性積層体の温度において、
記録層R2が影響を受けずに増幅層A1に磁区が転写され
ることが必要である。このためには、増幅層A1のキュ
リー温度TcA1のキュリー温度TcA1が、記録層R2の
キュリー温度TcR2よりも低いことが好ましい。また、
TcA1は、室温より高い必要がある。このことは、後述
する構成IIおよび構成IIIにおいても同様である。
TcA1、交換力制御層C12のキュリー温度をTcC12と
すると、 TcA1<TcC12 である。このような特性をもつ交換力制御層C12を設け
ることにより、増幅層A1の転写磁区の拡大が極めて容
易となる。
し、増幅層A1の記録層R2との間の界面磁壁交換力磁界
をHwA1R2とし、転写時の再生磁界強度をHrとしたと
き、記録層R2から増幅層A1への磁区の転写が十分に行
われるためには、 式(I−1) HwA1R2+Hr>HcA1−HdA1 が満足される必要がある。
常、サインカーブとなるので、本明細書に記載された各
条件におけるHrは同じ値とは限らない。
げると、 HwA1R2=σwA1R2/2MsA1tA1 である。σwA1R2は、増幅層A1とこれに隣接する記録
層R2との間の界面磁壁エネルギーであり、σwR2A1と
表示してある場合でも同義である。また、MsA1は増幅
層A1の飽和磁化であり、tsA1は増幅層A1の厚さであ
る。交換力制御層C12は磁壁として働き、σwA1R2を制
御する役割をもつ。
の磁化の向きが再生磁界と同じであっても逆であっても
同様に満足される必要がある。
場合、再生磁界を印加しても転写磁区の磁化が反転しな
い必要がある。このための条件(非反転条件)は、再生
磁界の強度をHrとしたとき、 式(I−2) Hr<HwA1R2+HcA1−HdA1 で表される。
る場合、再生磁界の印加により、転写磁区を拡大する必
要がある。増幅層A1の転写磁区を拡大するための条件
(拡大条件)は、増幅層A1のブロッホ磁壁交換力磁界
をHwA1として式(I−3) Hr>HwA1R2−HdA1
+HwA1で表される。
生の際には消滅していなければならない。転写磁区の磁
化が再生磁界と同じ向きである場合、消去磁界HEの存
在下で転写磁区が消滅するための条件(消滅条件)は、
消去磁界の強さをHeとしたとき、 式(I−4) He>HwA1R2−HdA1+HwA1 で表される。
が再び増幅層A1に転写されないための条件(非転写条
件)は、 式(I−5) HwA1R2<HcA1−HdA1+He で表される。
を同じ温度で満足するためには、 式(I−2) Hr<HwA1R2+HcA1−HdA1 と、 式(I−3) Hr>HwA1R2−HdA1+HwA1 とを同時に満足すること、すなわち、増幅層A1の転写
磁区が拡大する温度において 式(I−6) HcA1>HwA1 を満足することが必要である。
スイッチング層S12を設けたほかは構成Iと同様であ
る。スイッチング層S12は、そのキュリー温度TcS12
が、室温よりも高く増幅層A1のキュリー温度TcA1よ
りも低い磁性層である。
に必要な条件の詳細を説明する。
同じ向きの磁化をもつ磁区、すなわち図3中において上
向きの白抜き矢印で示される磁化をもつ磁区の再生につ
いて説明する。
2と同方向の磁化を有する磁区が形成されているほか
は、図2(a)と同様である。
化の向きも初期化磁界の方向と同じとなるほかは、図2
(b)と同様である。
を印加しながら、媒体にレーザービームを照射する。
は上昇し、記録層R2とスイッチング層S12との間の界
面磁壁交換力およびスイッチング層S12と増幅層A1と
の間の界面磁壁交換力が強まる。これにより、記録層R
2の記録磁区は、スイッチング層S12、増幅層A1へと順
次転写され、各層には転写磁区が形成される。各層の転
写磁区の磁化は、初期化磁界に対し逆向きである。
において磁区を拡大させるということでは、図2(d)
と同様である。
区転写時の温度よりは高く、かつ増幅層A1において磁
区拡大の力が働くときの温度未満であることが好まし
い。レーザービーム照射による昇温過程において磁区転
写が生じ、磁区転写後も磁性層の温度が上がって増幅層
A1の転写磁区が拡大することになるが、このときにス
イッチング層S12の磁化が消失しているようにキュリー
温度を設定してあれば、増幅層A1は記録層R2との間の
交換力の影響を受けなくなり、転写磁区の拡大が容易と
なる。
を磁気カー効果により読み出す。
滅 磁気カー効果を利用して増幅層A1の転写磁区を読み出
した後、構成Iと同様に消去磁界HEを印加する。これ
により、増幅層A1の転写磁区はブロッホ磁壁交換力に
よって縮小して消滅し、転写磁区だった領域の磁化は、
周囲と同じ向き、すなわち初期化磁界HIの方向に戻
る。一方、スイッチング層S12は、レーザービームの移
動により温度が低下し、磁化が生じるが、このときの磁
化は、消去磁界HEや、増幅層A1との間の交換力によ
り、増幅層A1と同じ向き、すなわち、初期化磁界方向
となる。この結果、各磁性層の磁化状態は、図3(b)
の状態に復帰することになる。
逆向きの磁化をもつ磁区、すなわち、図3中において下
向き矢印で示される磁化をもつ磁区の再生について説明
する。
チング層S12および増幅層A1に転写されるが、転写磁
区は初期化磁界と同じ向きの磁化をもつので、増幅層A
1の磁化状態は変化せず、再生過程を通じて同一の磁化
状態を維持する。この状態において、増幅層A1の磁化
の向きを磁気カー効果により読み出す。この磁区の再生
過程では、全過程を通じて増幅層A1の転写磁区の磁化
が反転しないことが必要である。
し、スイッチング層S1 2において保磁力をHcS12、反
磁界をHdS12とし、スイッチング層S12の記録層R2と
の間の界面磁壁交換力磁界をHwS12R2、増幅層A1のス
イッチング層S1 2との間の界面磁壁交換力磁界をHw
A1S12とし、転写時の再生磁界強度をHrとしたとき、
記録層R2からスイッチング層S12への磁区の転写が十
分に行われるためには、 式(II−1−1) HwS12R2+Hr>HcS12−Hd
S12 が満足される必要があり、スイッチング層S12から増幅
層A1への磁区の転写が十分に行われるためには、 式(II−1−2) HwA1S12+Hr>HcA1−HdA1 が満足される必要がある。
−2)で表される条件は、磁区の磁化の向きが再生磁界
と同じであっても逆であっても同様に満足される必要が
ある。
界を印加しても転写磁区の磁化が反転しない必要があ
る。このための条件(非反転条件)は、再生磁界の強度
をHrとしたとき、スイッチング層S12については 式(II−2−1) Hr<HwS12R2+HcS12−Hd
S12 で表され、増幅層A1については 式(II−2−2) Hr<HwA1S12+HcA1−HdA1 で表される。ただし、転写磁区を拡大する際には、磁性
層温度がスイッチング層S12のキュリー温度以上となっ
ているので、上記式(II−2−1)は意味をもたず、ま
た、HwA1S12がゼロになるので、上記式(II−2−
2)は 式(II−2−2′) Hr<HcA1−HdA1 となる。
磁界の印加により、増幅層A1の転写磁区を拡大する必
要がある。このための条件(拡大条件)は、スイッチン
グ層S12がキュリー温度以上の温度となっていることを
考慮すると、増幅層A1のブロッホ磁壁交換力磁界をH
wA1として式(II−3) Hr>HwA1−HdA1で表さ
れる。
生の際には消滅していなければならない。転写磁区の磁
化が再生磁界と同じ向きである場合、消去磁界HEの存
在下で増幅層A1の転写磁区が消滅するための条件(消
滅条件)は、消去磁界の強さをHeとしたとき、 式(II−4) He>HwA1S12−HwA1−HdA1 で表される。
ったときに、スイッチング層S12に記録層R2の磁区が
再び転写されないための条件(非転写条件)は、 式(II−5) HwS12R2<HcS12−HdS12+He で表される。
ためには、 式(II−2−2′) Hr<HcA1−HdA1 と 式(II−3) Hr>HwA1−HdA1 とを同時に満足すること、すなわち、増幅層A1の転写
磁区が拡大する温度において 式(II−6) HcA1>HwA1 を満足することが必要である。
ないほかは構成Iと同様である。すなわち、増幅層A1
は、室温より高い補償温度をもたない組成である。
転写からその拡大までの過程において、増幅層A1の記
録層R2との間の交換力がいったん高くなった後、減少
するものであれば、増幅層A1の転写磁区を容易に拡大
することが可能である。
成や厚さ等の各種構成は、上記した各条件を満足するよ
うに適宜決定すればよく、限定されるものではないが、
好ましくは以下のように設定する。
土類金属元素としては、Gdおよび/またはDyが少な
くとも含まれることが好ましく、遷移金属元素としては
Feおよび/またはCoが少なくとも含まれることが好
ましい。厚さは、10〜100nmであることが好まし
い。薄すぎると、再生時に増幅層を通して他の磁性層の
情報も読みとってしまい、C/Nが低くなってしまう。
一方、厚すぎると、増幅層に関する界面磁壁交換力磁界
を大きくすることができなくなり、磁区の転写が不十分
となってしまう。キュリー温度は80〜300℃である
ことが好ましい。
土類金属元素としては少なくともTbが含まれることが
好ましく、遷移金属元素としては少なくともFeおよび
Coが含まれることが好ましい。厚さは、10nm以上で
あることが好ましい。薄すぎると、記録磁区が不安定と
なるため実質的に記録が不可能となる。厚さの上限は特
にないが、コストアップを招くため、100nmを超える
厚さとする必要はない。キュリー温度は80〜400℃
であることが好ましい。
土類金属元素としては、Gdおよび/またはDyが少な
くとも含まれることが好ましく、遷移金属元素としては
Feおよび/またはCoが少なくとも含まれることが好
ましい。厚さは、5〜50nmであることが好ましい。薄
すぎると、前述した交換力制御効果が不十分となる。一
方、厚すぎると、交換力制御層C12全体を磁壁とするこ
とができなくなるので、前述した交換力制御効果が実現
しなくなる。キュリー温度は80℃以上であることが好
ましい。
土類金属元素としては、Gdおよび/またはDyが少な
くとも含まれることが好ましく、遷移金属元素としては
Feおよび/またはCoが少なくとも含まれることが好
ましい。厚さは、5〜50nmであることが好ましい。薄
すぎると、交換力を遮断することが困難となる。一方、
厚すぎると、界面磁壁交換力磁界が小さくなるため、磁
区の転写が不十分となる。キュリー温度は80〜300
℃であることが好ましい。
わち、増幅層A1と基体との間に、必要に応じて設けら
れる磁性層である。エンハンス層は、カー効果を増強す
る効果をもつ。エンハンス層E01のキュリー温度をTc
E01、増幅層A1のキュリー温度をTcA1としたとき、 TcA1<TcE01 である必要がある。この関係を満足しないと、カー効果
を増強することができなくなる。キュリー温度は300
℃以上であることが好ましい。
移金属元素を主成分とする。希土類金属元素としては、
Gdが少なくとも含まれることが好ましく、遷移金属元
素としてはFeおよびCoが少なくとも含まれることが
好ましい。厚さは、5〜50nmであることが好ましい。
薄すぎると、エンハンス効果が小さくなってしまう。一
方、厚すぎると、増幅層の特性に影響を及ぼし、前述し
た過程に沿った再生が困難となる。
体との間、すなわち磁性積層体の裏面側に誘電体層が設
けられる。なお、磁性積層体の表面側に、必要に応じて
誘電体層を設けてもよいが、磁気ヘッドと磁性積層体と
の間の距離が大きくなってしまうので、通常、表面側に
は誘電体層を設けない。誘電体層は、磁性積層体を保護
する働きと、カー効果やファラデー効果を増強する働き
とを示す。誘電体層は、通常の光磁気記録媒体と同様
に、各種金属酸化物、金属窒化物、金属硫化物、これら
金属化合物の混合物などから構成すればよい。磁性積層
体の裏面側に設けられる誘電体層の厚さは、通常、30
〜300nm程度、磁性積層体の表面側に設けられる誘電
体層の厚さは、通常、10〜100nm程度とする。
られる。反射層は、放熱層としての働きも示す。反射層
の厚さは、通常、10〜200nm程度とする。
ら再生光が入射するため、基体は再生光に対して実質的
に透明である必要がある。このため、基体は、樹脂やガ
ラスなどから構成することが好ましい。
ポリカーボネート(トラックピッチ1.1μm)を用
い、以下の手順で光磁気記録ディスクサンプルを作製し
た。
スパッタ法により窒化ケイ素膜を形成し、誘電体層とし
た。厚さは60nmとした。
トを用いたスパッタ法により形成した。厚さは40nmと
した。
トを用いたスパッタ法により形成した。厚さは40nmと
した。
パッタ法により形成した。厚さは50nmとした。
性評価を行った。測定条件は以下のとおりとした。
2μm)を用い、相対線速度を3.2m/sとすることによ
り、周波数16MHzの交番磁界に相当する磁界(500O
e)を印加した。
プルの保護層表面を摺動するようにした。この結果、4
5dBのC/Nが得られた。
1.5mWとし、再生・消去磁界を印加しなかったほかは
上記実施例と同様にして再生を行ったところ、C/Nは
40dBであった。この結果から、上記実施例におけるリ
ングヘッドからの磁界印加が、交番磁界印加と同等の効
果を示したことがわかる。
上が可能で、再生信号出力を本質的に増大させることが
できる光磁気記録媒体を再生するに際し、本発明では、
交番磁界を発生する磁気ヘッドを用いず、リング状磁気
ヘッドからの直流磁界を利用することで、交番磁界印加
と同等の作用効果を得る。したがって、本発明によれ
ば、駆動装置に高周波磁界発生装置が不要となり、駆動
装置を安価に製造することができる。
る。
れる光磁気記録媒体の再生過程を、模式的に説明する図
である。
れる光磁気記録媒体の再生過程を、模式的に説明する図
である。
Claims (5)
- 【請求項1】 基体表面側に、少なくとも記録層と増幅
層との2層の磁性層を含む磁性積層体を有する光磁気記
録媒体を再生する方法であって、 レーザービームを照射しながら、前記基体表面に対しほ
ぼ垂直な再生磁界を前記磁性積層体に印加することによ
り、前記記録層の記録磁区を前記増幅層に転写して転写
磁区を形成すると共に前記転写磁区を拡大し、 次いで、前記転写磁区を読み出し、 次いで、前記基体表面にほぼ垂直で前記再生磁界とは逆
向きの消去磁界を前記転写磁区に印加することにより、
前記転写磁区を縮小させて消滅させる過程を有し、 前記再生磁界と前記消去磁界とを連続して印加するため
に、磁性積層体から基体に向かう方向の成分を含む直流
磁界を印加する第1の磁極と、基体から磁性積層体に向
かう方向の成分を含む直流磁界を印加する第2の磁極と
を、磁性積層体の表面側に配置し、かつ前記第1の磁極
および前記第2の磁極に対し光磁気記録媒体を相対的に
移動させる光磁気記録媒体の再生方法。 - 【請求項2】 リング状磁気ヘッドが有する一対の磁極
を、前記第1の磁極および前記第2の磁極として利用す
る請求項1の光磁気記録媒体の再生方法。 - 【請求項3】 前記光磁気記録媒体が、磁性積層体の表
面側に厚さ0.1μm以下の保護層を有するものである
請求項1または2の光磁気記録媒体の再生方法。 - 【請求項4】 前記保護層が硬質炭素膜である請求項1
〜3のいずれかの光磁気記録媒体の再生方法。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかの方法により光
磁気記録媒体の再生を行う光磁気記録媒体駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13786097A JPH10312598A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 光磁気記録媒体の再生方法および光磁気記録媒体駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13786097A JPH10312598A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 光磁気記録媒体の再生方法および光磁気記録媒体駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10312598A true JPH10312598A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=15208459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13786097A Pending JPH10312598A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 光磁気記録媒体の再生方法および光磁気記録媒体駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10312598A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999034363A1 (fr) * | 1997-12-25 | 1999-07-08 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Appareil de reproduction de donnees et procede de reproduction de donnees |
-
1997
- 1997-05-12 JP JP13786097A patent/JPH10312598A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999034363A1 (fr) * | 1997-12-25 | 1999-07-08 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Appareil de reproduction de donnees et procede de reproduction de donnees |
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