JP2006221703A - 光磁気記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 情報再生時に磁壁移動が生ずる再生層において情報再生時に大きな磁壁駆動力を得るのに適した光磁気記録媒体を提供すること。
【解決手段】 本発明の光磁気記録媒体X1は、記録機能を担う記録層11と、磁壁移動を伴う再生機能を担う再生層13と、記録層11および再生層13の間に介在してこれらの交換結合状態を変化させるための中間層12とを備える。再生層13は、中間層12と接する垂直磁化膜13aと、垂直磁化膜13bと、当該垂直磁化膜13a,13bの間に介在してこれらを反強磁性結合させるための反強磁性結合膜13cとからなる積層構造を有する。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明の光磁気記録媒体X1は、記録機能を担う記録層11と、磁壁移動を伴う再生機能を担う再生層13と、記録層11および再生層13の間に介在してこれらの交換結合状態を変化させるための中間層12とを備える。再生層13は、中間層12と接する垂直磁化膜13aと、垂直磁化膜13bと、当該垂直磁化膜13a,13bの間に介在してこれらを反強磁性結合させるための反強磁性結合膜13cとからなる積層構造を有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、情報再生時に磁壁移動ないし磁区拡大を生ずる再生層を有する光磁気記録媒体に関する。
光学的に情報が読み取られる光メディアの一形態として、光磁気記録媒体が知られている。光磁気記録媒体は、熱磁気的に記録され且つ磁気光学効果を利用して再生される書き換え可能な記録媒体である。また、光磁気記録媒体は、垂直磁化膜からなる記録層を有し、当該記録層において、磁化方向の変化として所定の信号が記録される。この記録信号は、所定の光学系で読み取られて再生信号として出力される。
光磁気記録媒体の技術の分野では、読取り用の光学系における分解能の限界を超えて高密度に記録された信号を実用的に再生するための、磁壁移動ないし磁区拡大を伴う再生方式が開発されている。例えば、DWDD(domain wall displacement detection)や、MAMMOS(magnetic amplifying magneto-optical system)である。これらのような再生方式が採用される磁区拡大系の光磁気記録媒体については、例えば下記の特許文献1や特許文献2に記載されている。
図9は、従来の磁区拡大系光磁気記録媒体の一例である光磁気ディスクX2の積層構成を表す。光磁気ディスクX2は、基板S2と、記録磁性部30と、プリグルーブ層41と、熱伝導層42と、誘電体層43と、保護膜44とからなる積層構造を有し、フロントイルミネーション方式の光磁気ディスクとして構成されたものである。
記録磁性部30は、記録層31と、中間層32と、再生層33とからなる積層構造を有する。これら三層は、各々、希土類−遷移金属アモルファス合金よりなる垂直磁化膜である。記録層31は相対的に大きな磁壁抗磁力を呈し、再生層33は相対的に小さな磁壁抗磁力を呈し、中間層32は他の二層より低いキュリー温度を有し、これら三層は、中間層32のキュリー温度より低い温度条件下において隣接二層間に交換相互作用が働くように積層されている。
プリグルーブ層41は、樹脂材料よりなり、その記録磁性部30の側の面には、プリグルーブなどの凹凸形状(図示せず)が形成されている。熱伝導層42は、レーザ照射時に記録磁性部30などにて発生する熱を効率よく基板S2の側へ伝えるための部位であり、高熱伝導材料よりなる。誘電体層43は、記録磁性部30の酸化防止等を目的として設けられる部位である。保護膜44は、記録磁性部30を特に塵埃から保護するための部位であり、光透過性の樹脂材料よりなる。
光磁気ディスクX2への情報記録においては、光磁気ディスクX2を回転させた状態で、記録用のレーザを保護膜44の側から記録磁性部30に向けて照射することにより記録層31を局所的に順次昇温させつつ、当該昇温箇所に所定の磁界を印加する。このようにして、記録磁性部30内の記録層31には、ディスク周方向に沿って所定の信号が記録される。具体的には、記録層31には、ディスク周方向に延びる情報トラックに沿って連続して交互に磁化が反転し且つ記録信号に応じた所定の長さを各々が有する複数の磁区が形成される。中間層32のキュリー温度より低い温度条件の下では、記録層31と中間層32とは交換結合し且つ中間層32と再生層33とは交換結合し、再生層33および中間層32には、記録層31内の磁化方向に対応して磁化された磁区と、磁区間の磁壁とが形成される。
図10は、光磁気ディスクX2の再生方法を表す。図の簡潔化の観点より、図10では、光磁気ディスクX2について、記録層31、中間層32、および再生層33以外を省略する。光磁気ディスクX2の情報再生においては、光磁気ディスクX2を回転させた状態で、再生用のレーザLを情報トラックに沿って保護膜44ないし再生層33の側から記録磁性部30に向けて照射する。光磁気ディスクX2に対する照射領域の相対移動方向を矢印Aで表す。レーザLの照射により、記録磁性部30内は局所的に昇温し、記録磁性部30内には、例えば図10のグラフに示すように、ディスク周方向に温度勾配が生ずる。そして、中間層32には、そのキュリー温度Tc以上に昇温して自発磁化が消失した領域R2(斜線ハッチングを付して表す)が生ずる。
このような照射領域における、中間層32のキュリー温度Tcの等温線を、記録層31の所定の磁区31aに対応する再生層33の磁区33aの磁壁33a’が照射領域移動に伴って低温領域から高温領域へと通過する瞬間に、当該磁壁33a’は再生層33内をより高温側へと移動する。照射領域移動方向Aにおける前方から後方に向けて再生層33内をこのように磁壁33a’が移動すると、当該磁壁移動領域の磁化は反転する。この磁化反転を、再生層33の表面にて反射した光の偏光面の変化として所定の光学系で検出することにより、磁壁移動が検知される。情報トラックに沿って再生用のレーザLを照射して磁壁移動を順次検知することにより、光磁気ディスクX2の記録信号が読み取られることとなる。
光磁気ディスクX2の上述のような情報再生時に再生層33内にて良好な磁壁移動を生じさせるうえでは、情報再生時に再生層33内の磁壁に作用する磁壁駆動力が大きい方が好ましい。例えば、磁壁駆動力が大きいほど、再生信号における再生ジッタが低減される。この磁壁駆動力は、中間層32のキュリー温度Tc付近での再生層33の飽和磁化Msに反比例するため、情報再生時に再生層33内にて良好な磁壁移動を生じさせるうえでは、中間層32のキュリー温度Tc付近での再生層33の飽和磁化Msは小さい方が好ましい。従来の光磁気ディスクX2においては、再生層33(希土類−遷移金属アモルファス合金よりなる)の組成が調整されることにより、中間層32のキュリー温度Tcに対する再生層33の補償温度が調節され、中間層32のキュリー温度Tc付近での再生層33の飽和磁化Msが所定の程度に小さく設定される。
しかしながら、再生層33の組成調整のみによっては、中間層32のキュリー温度Tc付近での再生層33の飽和磁化Msを充分に小さく設定できない場合がある。再生層33に求められる他の特性の観点から、再生層33に許容される組成範囲には制限があるので、組成調整により再生層33の飽和磁化Msを制御するという従来の手法によると、当該飽和磁化Msを充分に小さく設定できない場合があり、その結果、情報再生時に再生層33内にて大きな磁壁駆動力が得られない場合がある。
本発明は、このような事情の下で考え出されたものであって、情報再生時に磁壁移動が生ずる再生層において情報再生時に大きな磁壁駆動力を得るのに適した光磁気記録媒体を提供することを、目的とする。
本発明により提供される光磁気記録媒体は、記録機能を担う記録層と、磁壁移動を伴う再生機能を担う再生層と、記録層および再生層の間に介在して当該記録層および再生層の交換結合状態を変化させるための中間層とを備える。再生層は、中間層と接する第1垂直磁化膜と、第2垂直磁化膜と、当該第1および第2垂直磁化膜の間に介在して当該第1および第2垂直磁化膜を反強磁性結合させるための反強磁性結合膜とからなる積層構造を有する。第1および第2垂直磁化膜は、例えば、希土類元素および遷移金属を含むアモルファス合金よりなる。この場合、当該第1および第2垂直磁化膜は、本光磁気記録媒体の情報再生時に再生層において磁壁移動が生ずる温度範囲では共に希土類磁化優勢または遷移金属磁化優勢である組成を有する。
このような構成の光磁気記録媒体においては、情報再生時に再生層の第1および第2垂直磁化膜にて磁壁移動が生ずる温度範囲での、第1垂直磁化膜の磁化方向と、第1垂直磁化膜とは反強磁性結合膜を介して反強磁性結合する第2垂直磁化膜の磁化方向とを、反対に設定することができる。このように設定する場合、情報再生時における再生層の正味の飽和磁化をMs0とし、第1および第2垂直磁化膜の飽和磁化をMs1,Ms2とし、第1および第2垂直磁化膜の厚さをd1,d2とすると、Ms0は下記式(1)で表すことができる。
式(1)から理解できるように、本光磁気記録媒体では、|Ms1d1−Ms2d2|の値を小さく設定することにより、再生層の飽和磁化Ms0を小さく設定することができる。これとともに、本光磁気記録媒体では、再生層において磁壁移動の生ずる第1および第2垂直磁化膜について、必ずしも小さな飽和磁化Ms1,Ms2が求められないので、比較的に高い自由度で第1および第2垂直磁化膜の組成を決定することができる。例えば、情報再生時に再生用レーザが照射されて磁化方向が直接的に読み取られる第2垂直磁化膜については、情報再生時に大きなカー回転角θkが得られるような組成を、たとえその組成での飽和磁化Ms2が大きくとも、採用することができる。たとえ第2垂直磁化膜の飽和磁化Ms2が大きくとも、|Ms1d1−Ms2d2|の値を小さく設定することにより、再生層の飽和磁化Ms0を小さく設定することができるからである。
以上のように、本光磁気記録媒体においては、上述の従来の光磁気ディスクX2におけるよりも、再生層組成については高い自由度で、再生層の正味の飽和磁化を小さく設定することができる。このような光磁気記録媒体は、再生層の飽和磁化を充分に小さく設定して情報再生時に大きな磁壁駆動力を得るのに好適である。磁壁駆動力が大きいほど、再生信号における再生ジッタは低減される。
好ましくは、反強磁性結合膜は、Ru,Rh,Irからなる群より選択される金属、または当該金属を含む合金よりなる。このような構成は、第1および第2垂直磁化膜を反強磁性結合させるうえで好適である。
好ましくは、第2垂直磁化膜は第1垂直磁化膜より厚い。第2垂直磁化膜の厚さは、情報再生時のカー回転角θkを確保するうえでは10nm以上であるのが好ましく、第2垂直磁化膜内の磁壁幅の不当な拡大を回避するうえでは30nm以下であるのが好ましい。
第1垂直磁化膜の飽和磁化をMs1とし、第2垂直磁化膜の飽和磁化をMs2とすると、第2垂直磁化膜が第1垂直磁化膜より厚い場合には、再生層の第1および第2垂直磁化膜において磁壁移動が生ずる温度範囲ではMs1≧Ms2が成立するのが好ましい。このような構成は、再生層の飽和磁化Ms0を小さく設定するうえで好適である。
図1は、本発明に係る光磁気ディスクX1の部分断面図である。光磁気ディスクX1は、基板S1と、記録磁性部10と、熱伝導層21と、誘電体層22と、保護膜23とを備え、フロントイルミネーション方式の光磁気ディスクとして構成されたものである。また、光磁気ディスクX1は、熱伝導層21から保護膜23までの構造を基板S1の片側のみ又は両側に有する。
基板S1は、光磁気ディスクX1の剛性を確保するための部位であり、渦巻き状または同心円状のプリグルーブGが表面に形成されている。このプリグルーブGを基に、光磁気ディスクX1におけるランドグルーブ形状が形成されている。また、基板S1は、例えば、ポリカーボネート(PC)樹脂、ポリメチルメタクリレート(PMMA)樹脂、エポキシ樹脂、またはポリオレフィン樹脂よりなる。
記録磁性部10は、記録層11、中間層12、および再生層13よりなる積層構造を有し、再生層13内での磁壁移動ないし磁区拡大を伴う磁区拡大系再生方式(例えばDWDDやMAMMOSなど)に基づいて再生可能に構成されている。
記録層11は、光磁気ディスクX1において記録機能を担う部位であって、希土類元素と遷移金属とを含むアモルファス合金よりなり、且つ、垂直磁気異方性を有して垂直方向に磁化された垂直磁化膜である。垂直方向とは、層を構成する磁性膜の膜面に対して垂直な方向をいう。このような記録層11は、例えば、所定の組成比のTbFeCоやTbDyFeCоなどよりなる。また、記録層11の厚さは例えば40〜100nmである。
中間層12は、記録層11および再生層13の交換結合状態を変化させるための部位であって、昇温によりそのキュリー温度にて垂直磁化状態から自発磁化消失状態に転移(状態変化)し且つ降温によりキュリー温度にて自発磁化消失状態から垂直磁化状態に転移する希土類−遷移金属アモルファス合金よりなる。本実施形態では、中間層12のキュリー温度は例えば100〜150℃であり、従って、室温において中間層12は垂直磁化膜である。このような中間層12は、例えば、所定の組成比のTbFeやTbFeCоなどよりなる。また、中間層12の厚さは例えば10〜30nmである。
再生層13は、磁壁移動ないし磁区拡大を伴う再生機能を担う部位であり、垂直磁化膜13a,13bおよびこれらの間の反強磁性結合膜13cよりなる。
垂直磁化膜13a,13bは、希土類元素と遷移金属とを含むアモルファス合金よりなり、中間層12のキュリー温度以上における情報再生時の温度範囲においては少なくとも、共に希土類磁化優勢または遷移金属磁化優勢である組成を有する。垂直磁化膜13a,13bは、室温から情報再生温度にわたって共に希土類磁化優勢である組成を有してもよいし、室温から情報再生温度にわたって共に遷移金属磁化優勢である組成を有してもよい。このような垂直磁化膜13a,13bは、具体的には、所定の組成比のGeFeCoやGdFeなどよりなる。垂直磁化膜13aの厚さは例えば5〜15nmであり、垂直磁化膜13bの厚さは垂直磁化膜13aの厚さより大きい限りにおいて例えば10〜30nmである。厚さが10nm未満であると、垂直磁化膜13bにおいて情報再生時のカー回転角θkを確保するのが困難となる傾向がある。厚さが30nmを超えると、垂直磁化膜13b内の磁壁幅が不当に大きくなる傾向がある。また、垂直磁化膜13aの飽和磁化をMs1とし、垂直磁化膜13bの飽和磁化をMs2とすると、少なくとも情報再生時の温度範囲(両垂直磁化膜13a,13bにて磁壁移動が生ずる温度範囲)ではMs1≧Ms2が成立するように、各垂直磁化膜13a,13bは設定されている。
再生層13の反強磁性結合膜13cは、垂直磁化膜13a,13bを反強磁性結合させるためのものであり、Ru,Rh,Irからなる群より選択される金属、または当該金属を含む合金よりなる。反強磁性結合膜13cの厚さは例えば0.3〜1.0nmである。このような再生層13の補償温度は、中間層12のキュリー温度より高く、例えば260〜320℃である。
熱伝導層21は、光磁気ディスクX1に対して記録用または再生用のレーザが照射されるときに記録磁性部10などにて発生する熱を効率よく基板S1へ伝えるための部位であり、例えば、Ag、Ag合金(AgPdCuSi,AgPdCuなど)、Al合金(AlSi,AlTi,AlCrなど)、Au、またはPtなどの、高熱伝導材料よりなる。熱伝導層21の厚さは、例えば10〜50nmである。
誘電体層22は、記録磁性部10の保護(酸化防止等)や、記録磁性部10ないし再生層13の性能指数(反射率)の実質的向上(エンハンス効果を得ること)を目的として設けられる部位であり、例えば、SiN、SiO2、YSiO2、ZnSiO2、AlO、またはAlNよりなる。誘電体層22の厚さは、例えば30〜100nmである。
保護膜23は、記録磁性部10を特に塵埃などから保護すべく記録磁性部10を覆い、光磁気ディスクX1の記録用レーザおよび再生用レーザに対して充分な透過性を有する透明樹脂よりなる。保護膜23を構成するための透明樹脂材料としては、例えば、アクリル樹脂やウレタン樹脂が挙げられる。
このような構成を有する光磁気ディスクX1の製造においては、まず、例えばスパッタリング法により、基板S1上に、熱伝導層21、記録層11、中間層12、垂直磁化膜13a、反強磁性結合膜13c、垂直磁化膜13b、および誘電体層22を順次形成する。その後、例えばスピンコーティング法により、誘電体層22上に保護膜23を形成する。
光磁気ディスクX1への情報記録においては、光磁気ディスクX1を所定の回転速度で回転させた状態で、記録用のレーザを保護膜23の側から記録磁性部10に向けて照射することにより記録層11を局所的に順次昇温させつつ、当該昇温箇所に所定の磁界を印加する。このようにして、例えば図2に示すように、記録磁性部10内の記録層11には、ディスク周方向Bに沿って所定の信号が記録される。具体的には、記録層11には、ディスク周方向Bに延びる情報トラック(信号の記録および再生を担うトラック)に沿って連続して交互に磁化が反転し且つ記録信号に応じた所定の長さを各々が有する複数の磁区と、磁区間の境界をなす磁壁とが形成される(図2においては、各磁区について、遷移金属副格子磁化と希土類副格子磁化を合成した正味の磁化の方向を上矢印または下矢印で表し、磁壁を太線で表す。他の層についても同様とする)。中間層12のキュリー温度より低い温度条件の下では、記録層11と中間層12は交換結合し、中間層12と再生層13の垂直磁化膜13aとは交換結合し、且つ、垂直磁化膜13aと垂直磁化膜13bは反強磁性結合膜13cを介して反強磁性結合する。そして、中間層12には、記録層11の各磁区の磁化方向に対応して各々が磁化された複数の磁区と磁区間の磁壁とが形成され、垂直磁化膜13aには、記録層11の各磁区の磁化方向に対応して各々が磁化された複数の磁区と磁区間の磁壁とが形成され、垂直磁化膜13bには、記録層11の各磁区の磁化方向に対応して各々が磁化された複数の磁区と磁区間の磁壁とが形成される。図2には、記録磁性部10内の磁化方向の一例として、記録層11、中間層12、および垂直磁化膜13a,13bが室温にて全て同じ磁化優勢(希土類磁化優勢または遷移金属磁化優勢)を示す場合の、各層の磁化方向を表す。
図3は、光磁気ディスクX1からの情報再生方法を表す。図の簡潔化の観点より、図3では、光磁気ディスクX1について、記録層11、中間層12、および再生層13以外を省略する。光磁気ディスクX1の情報再生においては、光磁気ディスクX1を回転させた状態で、再生用のレーザLを情報トラックに沿って再生層13の側から記録磁性部10に対して照射する。レーザLによる照射領域の光磁気ディスクX1に対する相対移動方向を矢印Aで表す。レーザLの照射により、記録磁性部10内は局所的に昇温し、当該記録磁性部10内には、図3のグラフに示すように、ディスク周方向に温度勾配が生ずる。そして、中間層12には、そのキュリー温度Tc以上に昇温して自発磁化が消失した領域R1(斜線ハッチングを付して表す)が生ずる。照射領域における、中間層12のキュリー温度Tcの等温線を、記録層11の所定の磁区D1に対応する垂直磁化膜13a,13bの磁区D2,D3の磁壁W2,W3が照射領域移動に伴って低温領域から高温領域へと通過する瞬間に、当該磁壁W2,W3は垂直磁化膜13a,13b内をより高温側へと移動する。照射領域移動方向Aにおける前方から後方に向けて再生層13内でこのような磁壁移動が生ずると、再生層13内における当該磁壁移動領域の磁化は反転する。この磁化反転を、再生層13ないし垂直磁化膜13bの表面にて反射した光の偏光面の変化として所定の光学系で検出することにより、磁壁移動が検知される。情報トラックに沿って再生用のレーザLを照射して磁壁移動を順次検知することにより、光磁気ディスクX1の記録信号が読み取られることとなる。
光磁気ディスクX1においては、上述のような情報再生時に再生層13の両垂直磁化膜13a,13bにて磁壁移動が生ずる温度範囲において、各垂直磁化膜13a,13bの磁化方向が反対となるように、設定されている。そのため、情報再生時における再生層13の正味の飽和磁化をMs0とし、垂直磁化膜13a,13bの飽和磁化を各々Ms1,Ms2とし、垂直磁化膜13a,13bの厚さを各々d1,d2とすると、Ms0は上記の式(1)で表される。式(1)から理解できるように、光磁気ディスクX1では、|Ms1d1−Ms2d2|の値を小さく設定することにより、再生層13の正味の飽和磁化Ms0を小さく設定することができる。これとともに、光磁気ディスクX1では、再生層13において磁壁移動の生ずる各垂直磁化膜13a,13bについて、必ずしも小さな飽和磁化Ms1,Ms2が求められないので、比較的に高い自由度で各垂直磁化膜13a,13bの組成を決定することができる。例えば、情報再生時に再生用のレーザLが照射されて磁化方向が直接的に読み取られる垂直磁化膜13bについては、情報再生時に大きなカー回転角θkが得られるような組成を、たとえその組成での飽和磁化Ms2が大きくとも、採用することができる。たとえ垂直磁化膜13bの飽和磁化Ms2が大きくとも、|Ms1d1−Ms2d2|の値を小さく設定することにより、再生層13の飽和磁化Ms0を小さく設定することができるからである。
以上のように、光磁気ディスクX1においては、再生層13の垂直磁化膜13a,13bの組成については比較的に高い自由度で、再生層13の正味の飽和磁化Ms0を小さく設定することができる。このような光磁気ディスクX1は、再生層13の飽和磁化Ms0を充分に小さく設定して情報再生時に大きな磁壁駆動力を得るのに好適である。磁壁駆動力が大きいほど、再生信号における再生ジッタは低減される。
〈光磁気ディスクの作製〉
図4に示す積層構成を有するフロントイルミネーション方式の光磁気ディスクとして、本実施例の光磁気ディスクを作製した。
図4に示す積層構成を有するフロントイルミネーション方式の光磁気ディスクとして、本実施例の光磁気ディスクを作製した。
本実施例の光磁気ディスクの作製においては、まず、表面にランドグルーブ形状を有するポリカーボネート基板(直径120mm,厚さ1.2mm,トラックピッチ275nm,グルーブ深さ50nm)の上にスパッタリング法によりAlSiを成膜することによって、厚さ30nmの熱伝導層を形成した。本スパッタリングでは、スパッタリングガスとしてArガスを使用し(反応性スパッタリングを除く以下のスパッタリングにおいても同様)、スパッタガス圧力を0.5Paとし、スパッタ電力を400W(Alターゲット)および200W(Siターゲット)とした。
次に、スパッタリング法により熱伝導層上にTbFeCoを成膜することによって、厚さ50nmの記録層を形成した。具体的には、TbターゲットおよびFeCoターゲットを用いて行うコスパッタリングにより、熱伝導層上にTb22Fe59Co19を成膜した。本スパッタリングでは、スパッタガス圧力を1.5Paとし、スパッタ電力を80W(Tbターゲット)および300W(FeCoターゲット)とした。
次に、スパッタリング法により記録層上にTbFeを成膜することによって、厚さ10nmの中間層を形成した。具体的には、TbターゲットおよびFeターゲットを用いて行うコスパッタリングにより、記録層上にTb22Fe78を成膜した。本スパッタリングでは、スパッタガス圧力を2.5Paとし、スパッタ電力を80W(Tbターゲット)および300W(Feターゲット)とした。本中間層のキュリー温度Tcは150℃であった。
次に、中間層上に再生層を形成した。再生層の形成においては、まず、スパッタリング法により中間層上にGdFeCoを成膜することによって、厚さ7nmの第1垂直磁化膜を形成した。具体的には、GdターゲットおよびFeCoターゲットを用いて行うコスパッタリングにより、中間層上にGd28Fe59Co13を成膜した。本スパッタリングでは、スパッタガス圧力を0.3Paとし、スパッタ電力を85W(Gdターゲット)および250W(FeCoターゲット)とした。
再生層の形成においては、次に、スパッタリング法により第1垂直磁化膜上にRuを成膜することによって、厚さ0.3nmの反強磁性結合膜を形成した。本スパッタリングでは、Ruターゲットを用い、スパッタガス圧力を0.5Paとし、スパッタ電力を500Wとした。
再生層の形成においては、次に、スパッタリング法により反強磁性結合膜上にGdFeCoを成膜することによって、厚さ20nmの第2垂直磁化膜を形成した。具体的には、GdターゲットおよびFeCoターゲットを用いて行うコスパッタリングにより、反強磁性結合膜上にGd28Fe59Co13を成膜した。本スパッタリングでは、スパッタガス圧力を0.3Paとし、スパッタ電力を85W(Gdターゲット)および250W(FeCoターゲット)とした。このようにして、再生層を形成した。本実施例における再生層について、正味の飽和磁化(上記式(1)における飽和磁化Ms0)の温度依存性を図6のグラフに表す。図6のグラフでは、横軸にて温度を表し、縦軸にて飽和磁化を表し、本実施例における再生層について測定された飽和磁化の温度依存性を実線61で表す。
本実施例の光磁気ディスクの作製においては、次に、スパッタリング法により再生層上にSiNを成膜することによって、厚さ70nmの誘電体層(エンハンス層)を形成した。具体的には、Siターゲットを用い、スパッタガスとしてArガスおよびN2ガスを使用して行う反応性スパッタリングにより、基板上にSiNを成膜した。本スパッタリングでは、ArガスおよびN2ガスの流量比を2:1とし、スパッタガス圧力を0.3Paとし、スパッタ電力を500Wとした。
次に、誘電体層上に厚さ15μmの保護膜を形成した。具体的には、まず、スピンコート法により、紫外線硬化性の透明樹脂を誘電体層上に塗布した。次に、紫外線照射により、当該樹脂膜を硬化させた。以上のようにして、本実施例の光磁気ディスクを作製した。
〈再生ジッタの記録マーク長依存性〉
本実施例の光磁気ディスクについて、再生ジッタの記録マーク長依存性を調べた。具体的には、まず、本実施例の光磁気ディスクの情報トラックに対し、所定の長さの記録マークを繰り返し記録した。この情報記録は、所定の装置を使用してレーザパルス磁界変調記録方式により行った。この装置のレーザ集光用対物レンズの開口数NAは0.85であり、レーザ波長は405nmである。また、当該情報記録では、線速を4.0m/sとし、記録用レーザパワーを11mW(duty30%)とし、記録磁界を250Oeとした。
本実施例の光磁気ディスクについて、再生ジッタの記録マーク長依存性を調べた。具体的には、まず、本実施例の光磁気ディスクの情報トラックに対し、所定の長さの記録マークを繰り返し記録した。この情報記録は、所定の装置を使用してレーザパルス磁界変調記録方式により行った。この装置のレーザ集光用対物レンズの開口数NAは0.85であり、レーザ波長は405nmである。また、当該情報記録では、線速を4.0m/sとし、記録用レーザパワーを11mW(duty30%)とし、記録磁界を250Oeとした。
次に、上述のようにして記録された信号を再生し、再生信号における再生ジッタを測定した。再生信号の再生ジッタとは、順次検知される各磁壁移動の開始から終了まで時間のばらつきであり、再生ジッタが小さいほど、再生時に磁壁が適切に移動していることを意味する。光磁気ディスクの情報再生は、上述の情報記録と同一の装置を使用して行い、再生用レーザパワーを2.0mWとし、線速を4.0m/sとした。
このような情報記録およびその後の情報再生を、情報記録時の記録マーク長を変化させて90nm、100nm、および150nmの記録マーク長ごとに行った。これらの結果を、図7のグラフに表す。図7のグラフでは、情報記録された記録マーク長を横軸にて表し、再生ジッタを縦軸にて表し、本実施例における再生ジッタ測定に係るプロットを実線71で結ぶ。
〈bERの記録マーク長依存性〉
本実施例の光磁気ディスクについて、再生信号におけるビットエラーレート(bER)の記録マーク長依存性を調べた。具体的には、まず、光磁気ディスクにおける情報トラックに対し、所定の最短記録マーク長が設定されたランダムな信号を記録した。この情報記録は、所定の装置を使用してレーザパルス磁界変調記録方式により行った。この装置のレーザ集光用対物レンズの開口数NAは0.85であり、レーザ波長は405nmである。また、線速を4.0m/sとし、記録用レーザのパワーを11mW(duty30%)とし、記録磁界を250Oeとした。
本実施例の光磁気ディスクについて、再生信号におけるビットエラーレート(bER)の記録マーク長依存性を調べた。具体的には、まず、光磁気ディスクにおける情報トラックに対し、所定の最短記録マーク長が設定されたランダムな信号を記録した。この情報記録は、所定の装置を使用してレーザパルス磁界変調記録方式により行った。この装置のレーザ集光用対物レンズの開口数NAは0.85であり、レーザ波長は405nmである。また、線速を4.0m/sとし、記録用レーザのパワーを11mW(duty30%)とし、記録磁界を250Oeとした。
次に、上述のようにして記録された信号を再生し、記録時の変調信号と再生時の復調信号とを比較することにより、記録変調信号に対する再生復調信号の誤り率をビットエラーレート(bER)として算出した。この再生処理は、上述の記録処理と同一の装置を使用して行い、再生用レーザパワーを2mWとし、レーザ走査の線速度を4.0m/sとした。
このような情報記録およびその後の情報再生を、記録処理におけるランダムパターン記録信号の最短記録マーク長を変化させて80nm、90nm、100nm、および150nmの最短記録マーク長ごとに行った。これらの結果を、図8のグラフに表す。図8のグラフでは、ランダムパターン記録における最短記録マーク長を横軸にて表し、bERを縦軸にて表し、本実施例におけるbER測定に係るプロットを実線81で結ぶ。
図5に示す積層構成を有するフロントイルミネーション方式の光磁気ディスクとして、本比較例の光磁気ディスクを作製した。本比較例の光磁気ディスクは、第1および第2垂直磁化膜ならびにこれらの間の反強磁性結合膜からなる再生層に代えて、単一の垂直磁化膜よりなる再生層を有する点において、上述の実施例の光磁気ディスクと異なる。このような本比較例の光磁気ディスクは、再生層以外は実施例1と同様にして作製した。
本比較例における再生層形成工程では、具体的には、GdターゲットおよびFeCoターゲットを用いて行うコスパッタリングにより、中間層(Tb22Fe78)上に厚さ20nmのGd28Fe59Co13を成膜した。本スパッタリングでは、スパッタガス圧力を0.3Paとし、スパッタ電力を85W(Gdターゲット)および250W(FeCoターゲット)とした。本比較例における再生層について、飽和磁化の温度依存性を図6のグラフに表す。図6のグラフでは、本比較例における再生層の飽和磁化の温度依存性を実線62で表す。
本比較例の光磁気ディスクについて、実施例1と同様にして、再生ジッタの記録マーク長依存性、および、bERの記録マーク長依存性を調べた。これらの結果を、図7および図8のグラフに表す。図7のグラフでは、本比較例における再生ジッタ測定に係るプロットを実線72で結ぶ。図8のグラフでは、本比較例におけるbER測定に係るプロットを実線82で結ぶ。
図7のグラフから判るように、本発明に係る実施例の光磁気ディスクにおいては、比較例の光磁気ディスクの再生層よりも、再生ジッタを低減することができた。また、図8のグラフから判るように、本発明に係る実施例の光磁気ディスクにおいては、比較例の光磁気ディスクの再生層よりも、bERを低減することができた。このように、比較例の光磁気ディスクよりも実施例の光磁気ディスクにおいて良好な再生信号が得られたのは、比較例の光磁気ディスクの再生時と比較して、実施例の光磁気ディスクの再生時には、再生層内において大きな磁壁駆動力が生じたためであると考えられる。また、実施例の光磁気ディスクにおいてより大きな磁壁駆動力が得られたのは、図6のグラフに表れているように、比較例の光磁気ディスクの再生層よりも、実施例の光磁気ディスクの再生層の方が、中間層のキュリー温度(150℃)付近の飽和磁化を小さく設定することができたためであると考えられる。上述のように、磁区拡大系光磁気記録媒体の技術分野においては、情報再生時に再生層内に生じる磁壁駆動力は、中間層のキュリー温度付近での再生層の飽和磁化に反比例することが知られている。
X1,X2 光磁気ディスク
S1,S2 基板
G プリグルーブ
10,30 記録磁性部
11,31 記録層
12,32 中間層
13,33 再生層
13a,13b 垂直磁化膜
13c 反強磁性結合膜
21,42 熱伝導層
22,43 誘電体層
23,44 保護膜
S1,S2 基板
G プリグルーブ
10,30 記録磁性部
11,31 記録層
12,32 中間層
13,33 再生層
13a,13b 垂直磁化膜
13c 反強磁性結合膜
21,42 熱伝導層
22,43 誘電体層
23,44 保護膜
Claims (5)
- 記録機能を担う記録層と、
磁壁移動を伴う再生機能を担う再生層と、
前記記録層および前記再生層の間に介在して当該記録層および再生層の交換結合状態を変化させるための中間層と、を備え、
前記再生層は、前記中間層と接する第1垂直磁化膜と、第2垂直磁化膜と、当該第1および第2垂直磁化膜の間に介在して当該第1および第2垂直磁化膜を反強磁性結合させるための反強磁性結合膜とからなる積層構造を有する、光磁気記録媒体。 - 前記第1垂直磁化膜および前記第2垂直磁化膜は、希土類元素および遷移金属を含むアモルファス合金よりなり、情報再生時に前記再生層において磁壁移動が生ずる温度範囲では共に希土類磁化優勢または遷移金属磁化優勢である、請求項1に記載の光磁気記録媒体。
- 前記反強磁性結合膜は、Ru,Rh,Irからなる群より選択される金属、または当該金属を含む合金よりなる、請求項1または2に記載の光磁気記録媒体。
- 前記第2垂直磁化膜は前記第1垂直磁化膜より厚い、請求項1から3のいずれか一つに記載の光磁気記録媒体。
- 前記第1垂直磁化膜の飽和磁化をMs1とし、前記第2垂直磁化膜の飽和磁化をMs2とすると、前記再生層において磁壁移動が生ずる温度範囲ではMs1≧Ms2が成立する、請求項4に記載の光磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005032536A JP2006221703A (ja) | 2005-02-09 | 2005-02-09 | 光磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20220109102A1 (en) * | 2020-10-01 | 2022-04-07 | Tdk Corporation | Magnetic domain wall movement element and magnetic array |
-
2005
- 2005-02-09 JP JP2005032536A patent/JP2006221703A/ja active Pending
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