JP3538727B2 - 光磁気記録媒体 - Google Patents

光磁気記録媒体

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光磁気記録媒体に
関し、特に磁気超解像(Magnetically Induced Super R
esolution ,MSR)再生が可能な光磁気記録媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】光磁気ディスクは高密度記録媒体として
知られているが、情報量の増大に伴い記録容量のさらな
る高密度化が要望されている。高密度化は記録信号(マ
ーク)の間隔を詰めることによって実現できるが、その
記録,再生は媒体上の光ビームの大きさ(スポット径)
によって制限される。スポット径以下の周期を有する小
さなマークを再生するためには、スポット径を小さく絞
れば良いが、これは光源の波長λと対物レンズの開口数
NAとで制約される。このために、光学系の分解能以上
の微小な記録マークを再生することは困難であった。近
年、記録媒体を多層化し、ビームスポット内に形成され
る媒体の温度分布を利用することにより、スポット径を
絞った状態と同様の効果を生ぜしめる磁気超解像(MS
R)媒体が提案されている(特開平1−143041号公報,
特開平3−93058 号公報,特開平4−271039号公報
等)。
【0003】特開平1−143041号公報で提案されている
MSR媒体は、初期化磁石を設けることなく、再生時に
数百Oe程度の磁場を印加することにより、スポット径
よりも小さいマークを再生することができるが、検出領
域が広いためにトラックピッチを小さくできず、ディス
ク径方向の高密度化に不利である。また、特開平3−93
058 号公報で提案されているMSR媒体は、3.4 〜4k
Oe程度の初期化磁石を新たに必要とし、特開平1−14
3041号公報のものよりも検出領域は狭いが、再生ビーム
のパワーの増加と共に領域が拡がってしまうという問題
がある。数kOeの磁石を設けることにより、記録再生
装置の小型化が困難である。そして、特開平4−271039
号公報で提案されているMSR媒体は、再生ビームのパ
ワーに係わらず検出領域が狭く、ディスク径方向に高分
解能で記録されたマークを再生できる。しかしながら、
数百Oeの再生磁場に加えて数kOeの初期化磁石を用
いなければならないという問題があった。
【0004】これを解決すべく、本願出願人は、初期化
磁石を用いることなく数百Oe程度の低い再生磁場を印
加することによりRADダブルマスク方式でMSR再生
が可能な光磁気媒体を特開平7−244877号公報にて提案
している。図15は本願出願人提案によるMSR媒体の
再生時の磁化状態を示す図であり、膜構成と共に示して
いる。図に示すように、光磁気ディスク3は基板(図示
せず)上に再生層33、制御層34及び記録層35をこ
の順に積層して構成されている。再生層33は遷移金属
磁化優勢膜であり、垂直方向即ち積層方向に磁化容易軸
を有している。制御層34は希土類磁化優勢膜であり、
室温(10℃〜35℃)では面内方向に磁化容易軸を有
しており、室温より高い所定温度以上になると磁化容易
軸が面内方向から垂直方向に変化する。記録層35は遷
移金属磁化優勢膜であり、垂直方向に磁化容易軸を有し
ている。
【0005】このような構成の光磁気ディスク3に、下
向きを記録方向としてマークが形成されており、このマ
ークを再生する際には、再生磁場を印加しつつ再生用レ
ーザ光を照射する。光磁気ディスク3にはレーザスポッ
トS内にて温度分布が生じ、高温領域(フロントマス
ク)及び低温領域(リアマスク)では記録層35の磁化
方向がマスクされ、中間温度領域(開口部)からマーク
が読み出される。図15では、上向き、即ち、消去方向
の再生用磁場を印加した場合を示している。なお、この
ようなMSR媒体の膜構成及び再生原理については特開
平7−244877号公報及び特願平8−276672号にて詳述し
ており、ここでは省略する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなビーム
スポットS内にマスクを形成するMSR媒体では、再生
時に印加する磁場の向きによって、マスクのビームスポ
ット内形成範囲が若干異なる。マスクの形成範囲が異な
ることにより、再生信号の波形(再生波形)の前後エッ
ジの傾斜が異なる。図16は、光磁気ディスク3に消去
方向の磁場及び記録方向の磁場を印加して得られた夫々
の再生信号の波形を示す図である。
【0007】図16(a)に示すように、MSR媒体に
消去方向の磁場を印加して再生した場合は、再生波形は
前エッジの傾斜が後エッジの傾斜に比べて緩やかである
ために、同程度のノイズパワーに対するジッタは前エッ
ジの方が大きい。従って、再生信号の品質は、前エッジ
のジッタに影響を受ける。一方、図16(b)に示すよ
うに、MSR媒体に記録方向の磁場を印加して再生した
場合は、再生波形は後エッジの傾斜が前エッジの傾斜に
比べて緩やかであるために、再生信号の品質は後エッジ
のジッタに影響を受ける。いずれの場合も再生波形が非
線形性を有しており、再生層の磁化方向が消去方向を向
いている側のエッジが急峻である。傾斜が緩やかである
エッジの側でジッタが増加するので、再生データの正確
な検出が行ないにくい。
【0008】この問題を解決するために、本願出願人は
得られた再生信号に基づいて再生波形のエッジのタイミ
ングを検出し、エッジ検出後に再生磁場を反転(変調)
する方法を提案している。この再生方法により、記録マ
ークの前エッジ及び後エッジの夫々の出力時に、エッジ
を急峻とする方向の磁場を印加することができ、再生波
形の両エッジを対称に近づけることができる。しかしな
がら、この方法によると、再生磁場の変調周波数を高く
した場合に磁場強度が不足するという問題がある。図1
7は印加磁場の周波数と磁場強度との関係を示すグラフ
であり、縦軸は磁場強度を示し、横軸は時間を示してい
る。図に示すように、再生磁場の変調周波数が高い方が
磁場強度は低い。このように磁場強度が低いと、再生信
号を正確に検出しにくいという問題があった。また、こ
の再生方法を実施する装置には、再生磁場を変調させる
ための駆動回路を新たに設ける必要がある。
【0009】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、再生波形の前後エッジに応じて正逆極性の再
生磁場を夫々発生させる補助磁性層を備えることによ
り、磁場変調のための回路を新たに設けることなく、ま
た磁場強度を不足させることなく、再生波形の両エッジ
の傾斜を急峻に、且つ、対称に近づけることにより高品
質の再生信号を得ることができる光磁気媒体を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る光磁気記
録媒体は、交換結合した第1の磁性層,第2の磁性層及
び第3の磁性層を基板上にこの順に備え、前記第2の磁
性層は室温では面内方向に磁化容易軸を有しており室温
より高い所定温度以上になると磁化容易軸が面内方向か
ら垂直方向へ変化する希土類磁化優勢膜であり、前記
1,第2及び第3の磁性層との相対移動を伴う光ビーム
の照射によって低温領域、中間温度領域及び高温領域か
らなる媒体内温度分布が生じ、該媒体内温度分布により
特定される前記中間温度領域からの情報の読出しが可能
な光磁気記録媒体において、再生時に印加される再生磁
場に対し前記高温領域では同方向を向く静磁場及び前記
低温領域では逆方向を向く静磁場を発生せしめる磁場発
生層を、前記第3の磁性層の前記基板と反対の側に第3
の磁性層に近い側から交換結合した第4、第5及び第6
の磁性層として備え、前記第1乃至第6の磁性層の保磁
力Hc1乃至Hc6並びに前記第1乃至第6の磁性層の
キュリー温度Tc1乃至Tc6は、Hc6>Hc3>H
c5>Hc1、Hc4>Hc2、Tc6>Tc4>Tc
1>Tc3>Tc2>Tc5の関係を満たすことを特徴
とする。
【0011】第1発明にあっては、前記光ビームの照射
によりビームスポット内に生じる温度分布の中間温度領
域にて第3の磁性層の磁化方向が第1の磁性層に転写さ
れて読み出され、中間温度領域の前後領域である低温領
域及び高温領域に、前記磁場発生層から生じた夫々の極
性を有する磁場が与えられる。これにより、再生波形の
前後エッジの夫々に対応して逆極性の再生磁場を与える
ことができる。また、情報の記録再生のための第1、第
2及び第3の磁性層と、自ら磁場を発生させるための第
4、第5及び第6の磁性層との磁気特性を特定してい
る。これにより、情報の再生時に、光ビームを照射しつ
つ外部磁場を印加した際に、第4の磁性層の磁化方向を
決定して互いに逆極性の磁場を発生させ、且つ、媒体内
温度分布により特定される読み出し領域の前後領域に、
第3の磁性層の磁化方向を第1の磁性層に転写しないマ
スク領域を形成して、夫々のマスク領域に互いに逆極性
の磁場を与える。
【0012】
【0013】
【0014】第発明に係る光磁気記録媒体は、第1発
明において、前記第3の磁性層と前記第4の磁性層との
間に非磁性層を介在せしめてあることを特徴とする。
【0015】第発明にあっては、前記第3の磁性層と
前記第4の磁性層との間に非磁性層を介在せしめてある
ので、前記磁場発生層(第4の磁性層)と前記磁性層
(第3の磁性層)との間に交換結合力がはたらくことは
ない。これにより、前記磁性層(第3の磁性層)の磁化
方向に関係なく、前記磁場発生層(第4の磁性層)の複
数の磁性層の磁化方向を所定方向に揃えることができ
る。
【0016】
【0017】
【0018】第発明に係る光磁気記録媒体は、前記
第4の磁性層は、遷移金属磁化優勢の希土類−遷移金属
合金膜からなることを特徴とする。また、第発明に係
る光磁気記録媒体は、前記第4の磁性層は、希土類金
属磁化優勢の希土類−遷移金属合金膜からなることを特
徴とする。
【0019】第及び第発明にあっては、第4の磁性
層が遷移金属磁化優勢である場合は、第4及び第6の磁
性層は交換結合により高温領域で同方向の磁化方向に揃
えることが可能である。また、第4の磁性層が希土類磁
化優勢である場合には、第4及び第6の磁性層は交換結
合により高温領域で異方向の磁化方向に揃えることが可
能である。第4及び第6の磁性層が再生時に印加される
外部磁場の磁化方向と同方向に揃った場合は静磁場の発
生に有利であり、外部磁場の大きさを低減することがで
きる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づき具体的に説明する。 第1の実施の形態 図1は本発明の光磁気ディスクの膜構成図である。図に
示すように、光磁気ディスク1は、ポリカーボネート製
の基板11上にSiN下地層12、再生層13、制御層
14、記録層15、SiN中間層16、第1補助層1
7、第2補助層18、第3補助層19及びSiN保護層
20を備えて構成されている。記録層15の基板11と
反対の側にSiN中間層16を隔てて設けられた第1補
助層17、第2補助層18及び第3補助層19は、静磁
場を発生させるための前記磁場発生層である。光磁気デ
ィスク1を構成する夫々の層はDCスパッタ法により到
達真空度5×10-5Pa以下の真空槽内で成膜される。各
SiN層は、ガス圧が0.3 Pa、投入電力が0.8 kWで
形成され、再生層13、制御層14、記録層15、第1
補助層17、第2補助層18及び第3補助層19の磁性
層は、ガス圧が0.5 Pa、投入電力が1.0 kWで形成さ
れている。各層の膜組成、膜厚及び磁化特性については
表1に示す。
【0021】
【表1】
【0022】なお、制御層14はキュリー温度まで補償
点の見られない希土類金属磁化優勢(以下、REリッチ
という)の面内磁化膜であり、その他の磁性層は遷移金
属磁化優勢(以下、TMリッチという)の垂直磁化膜で
ある。また、各磁性層のキュリー温度Tc及び保磁力H
cの関係は以下の通りである。 Tc6>TC4>Tc1>Tc3>Tc2>Tc5 Hc6>HC3>Hc5>Hc1,Hc4>Hc2 但し、Tc1及びHc1は再生層13のキュリー温度及
び保磁力であり、Tc,Hcの後ろの数字は、基板側の
磁性層から順に2,3,4,5,6を対応させている。
【0023】このような構成の光磁気ディスク1に、外
部磁場を印加しつつレーザ光を照射した場合の、光磁気
ディスク1の消去時,記録時及び再生時の磁化状態につ
いて以下に説明する。まず、第3補助層のキュリー温度
Tc6よりも照射領域の温度が高くなる消去用パワーで
レーザ光を照射し、S方向(上向き)の外部磁場を印加
して初期消去する。図2は、このときの光磁気ディスク
1の磁化状態を示す図である。図中、遷移金属磁化のス
ピン方向を矢符で示し、正味の磁化方向を白抜き矢符で
示している。図に示すように、記録層15の磁化方向は
上向きに揃い、第1、第2及び第3補助層17,18,
19の磁化方向は全て上向きに揃っている。この初期消
去はディスクの出荷時に一度だけ行なう操作であり、出
荷後は行なう必要はない。
【0024】次に、照射領域の温度が、記録層15のキ
ュリー温度Tc3よりも高く、第3補助層19のキュリ
ー温度Tc6よりも低くなる消去用パワーでレーザ光を
照射し、N方向(下向き)の外部磁場を印加して記録層
15を消去する。図3は、このときの光磁気ディスク1
の磁化状態を示す図である。図に示すように、再生層1
3、制御層14及び記録層15の磁化状態が反転してい
る。SiN中間層16が記録層15と補助層17との間
に介在しているので、記録層15と補助層17との間に
交換結合力が働くことはない。このN方向の消去は、光
磁気ディスク1のデータを書き換えるときに毎回行なう
操作である。
【0025】光磁気ディスク1にデータを記録する際に
は、照射領域の温度が、記録層15のキュリー温度Tc
3よりも高く、第3補助層のキュリー温度Tc6よりも
低くなる記録用パワーでレーザ光を照射し、記録層15
の保磁力Hc3よりも大きく、第3補助層の保磁力Hc
6よりも小さな記録磁場を与えて、データを光変調記録
する。図4は、このときの光磁気ディスク1の磁化状態
を示す図である。図に示すように、記録層15がデータ
に応じた磁化方向に揃い、第3補助層19の磁化方向は
消去時から変化しない。これは、キュリー温度Tc6よ
りも低い記録用パワーと保磁力Hc6よりも小さな記録
磁場を用いて記録しているからである。
【0026】このように記録されたデータを再生する場
合は、低い再生用パワーでレーザ光を照射し、消去方
向、即ちN方向(下向き)の再生磁場Hrの100Oe
を印加する。図5は、このときの光磁気ディスク1の磁
化状態を示す図である。光磁気ディスク1には、前述し
たようにレーザスポットS内において温度分布が生じ、
低温領域、中間温度領域及び高温領域が形成される。低
温領域及び中間温度領域での第1補助層17の磁化方向
は初期状態を維持している。これは、第2補助層18を
介した第3補助層19との交換結合力によるものであ
り、この交換結合力は再生磁場Hrよりも十分大きい。
また高温領域では、第2補助層18のキュリー温度Tc
5以上の温度となって、第1補助層17と第3補助層1
9との間の交換結合力が遮断され、これにより第1補助
層17の磁化方向は再生磁場Hrの方向(N方向)に揃
う。
【0027】このように、第1補助層17の磁化方向
は、低温領域及び中間温度領域でS方向を向き、高温領
域でN方向を向いている。これにより、低温領域には静
磁場Hs1が発生し、Hs1>Hrを満足させる。ま
た、低温領域で制御層14と記録層15との間にはたら
く交換結合力をHex(23)とすると、 Hs1>Hex(23)+Hc(12) ・・・(1) の関係を満たす。ここで、Hc(12)は再生層13及び制
御層14に関する保磁力である。従って低温領域では、
S方向の静磁場Hs1により制御層14の磁化がS方向
に揃えられるので、制御層14と交換結合している再生
層13の磁化は、常にN方向を向いている。
【0028】また、中間温度領域でもS方向の静磁場が
発生しており、Hs1>Hrを満足させるが、式(1)
の大小関係は低温領域とは逆転しており、 Hs1<Hex(23)+Hc(12) となって交換結合力の方が強くなるため、記録層15の
磁化方向は再生層13に転写される。
【0029】一方、高温領域では、第1補助層17の磁
化方向がN方向に向いており、N方向の静磁場Hs2が
発生する。静磁場Hs2は、低温領域よりも磁化の値が
減少しているので、 Hs1>Hs2 を満足させる。また、 Hr=Hs2、又はHr>Hs2 となるが、Hs2は再生磁場Hrと同方向であるため
に、N方向の(Hr+Hs2)の磁場が高温領域に与え
られ、再生層13の磁化は常にN方向を向いている。
【0030】このように、光磁気ディスク1のデータを
再生する際に、N方向の再生磁場を印加した場合、低温
領域にS方向の静磁場Hs1が生じ、高温領域にN方向
の静磁場Hs2が生じるので、前エッジ及び後エッジに
対応する再生層13の磁化方向が両エッジ共にN方向、
即ち消去方向に向き、両エッジにジッタの小さくなる方
向の磁場が与えられる。これにより再生信号の品質が向
上する。
【0031】なお、補助磁性層のうち、第1補助層17
は再生磁場を生ぜしめる主な磁性層であるために、高温
でもその磁化が消失しないように高いキュリー温度を有
する磁性膜を用いている。
【0032】次に、低温領域において補助磁性層が発生
する静磁場の大きさについて以下に説明する。静磁場の
大きさを見積もるために、光磁気ディスク1に、1mW
以下の再生用パワーでレーザ光を照射しつつN方向の再
生磁場を与え、低温領域と同条件にして再生信号のレベ
ルの変化を調べた。図6は第3補助層19をN方向に初
期消去したときの光磁気ディスク1の磁化状態を示す図
であり、図7は第3補助層19をS方向に初期消去した
ときの光磁気ディスク1の磁化状態を示す図である。い
ずれの場合も記録層15はN方向に消去している。N方
向に初期消去した場合(図6参照)はN方向の静磁場が
生じており、全体として(Hr+Hs)の磁場が印加さ
れている。S方向に初期消去した場合(図7参照)はS
方向の静磁場が生じており、全体として(Hr−Hs)
の磁場が印加されている。なお、Hrは再生磁場の大き
さであり、Hsは第1補助層17が発生する静磁場の大
きさである。
【0033】図8は、両者の場合の再生信号のレベルの
変化を示したグラフであり、縦軸は再生信号レベルを示
し、横軸はN方向の磁場強度を示している。S方向に初
期消去した場合は略800Oeで再生信号レベルが反転
しており、N方向に初期消去した場合は略200Oeで
反転している。従って、静磁場Hsの大きさは、(Hr
+Hs)と(Hr−Hs)との差の2分の1に相当し、
図8の場合は略300Oeの静磁場Hsが発生している
ことが判る。
【0034】また、高温領域において低温領域とは逆方
向の磁場が生じていることを確認するために、第3補助
層19をS方向に初期消去した状態で100Oeの磁場
をS方向に印加しつつ再生用パワーを増大させ、そのと
きの再生信号のレベルを測定した。図9は再生信号のレ
ベルの変化を示すグラフであり、縦軸は再生信号レベル
を示し、横軸は再生用パワーを示している。グラフから
判るように、再生用パワーが3mWまでは再生信号レベ
ルが減少し、3mWを境に増加している。これは再生層
13の磁化方向が、再生用パワーが3mWの時点でN方
向からS方向に反転したことを表している。従来のMS
R媒体では100Oeの磁場を印加した際に3mWのレ
ーザ光の照射でこのような変化は認められない。これに
より、第1、第2及び第3補助層17,18,19によ
り高温領域に静磁場が発生していることが判る。
【0035】以上の如き構成の光磁気ディスク1に1.44
μmのマークを記録し、再生磁場を消去方向(N方向)
に100Oeで印加した。線速6m/sで再生信号を
得、再生波形を確認したところ、前エッジ及び後エッジ
共に急峻な立ち上がりが見られた。図10はその再生波
形図である。このように、本実施の形態の光磁気ディス
クは、再生波形の両エッジの傾斜が対称に近づいてお
り、高品質の再生信号を得ることができる。また、再生
のための磁場が発生するので、外部から印加する磁場の
大きさを低減することができる。
【0036】第2の実施の形態 本発明の第2の実施の形態として、第1補助層27にR
Eリッチの希土類遷移金属合金膜(GdFeCo膜)を
用いた光磁気ディスク2の場合を示す。第1補助層27
のキュリー温度Tc4は略340℃であり、補償温度は
200℃である。その他の膜構成及び成膜工程は第1の
実施の形態と同様であり、その説明を省略する。
【0037】このような構成の光磁気ディスク2に、外
部磁場を印加しつつレーザ光を照射した場合の、光磁気
ディスク2の消去時,記録時及び再生時の磁化状態につ
いて以下に説明する。まず、照射領域の温度が第3補助
層のキュリー温度Tc6よりも高くなる消去用パワーで
レーザ光を照射し、N方向(下向き)の外部磁場を印加
して初期消去する。図11は、このときの光磁気ディス
ク2の磁化状態を示す図である。図に示すように、記録
層15の磁化方向は下向きに揃い、第1補助層17の磁
化方向は上向き、第2及び第3補助層18,19の磁化
方向は下向きに揃っている。この初期消去は、ディスク
の出荷時に一度だけ行なう操作である。
【0038】次に、記録層15のキュリー温度Tc3よ
りも高く、第3補助層19のキュリー温度Tc6よりも
低くなる消去用パワーでレーザ光を照射し、N方向(下
向き)の外部磁場を印加して記録層15を消去する。こ
れは、光磁気ディスク2に記録データを書き換えるとき
に毎回行なう操作である。
【0039】光磁気ディスク2にデータを記録する際に
は、記録層15のキュリー温度Tc3よりも高く、第3
補助層19のキュリー温度Tc6よりも低くなる記録用
パワーでレーザ光を照射し、記録層15の保磁力Hc3
よりも大きく、第3補助層19の保磁力Hc6よりも小
さな記録磁場を与えて、データを光変調記録する。図1
2は、このときの光磁気ディスク2の磁化状態を示す図
である。図に示すように、記録層15がデータに応じた
磁化方向に揃い、第3補助層19の磁化方向は消去時か
ら変化しない。これは、キュリー温度Tc6よりも低い
記録用パワーと保磁力Hc3よりも小さな記録磁場を用
いて記録しているからである。
【0040】記録されたデータを再生する場合は、低い
再生用パワーでレーザ光を照射し、消去方向、即ちN方
向(下向き)の再生磁場Hrの100Oeを印加する。
図13は、このときの光磁気ディスク1の磁化状態を示
す図である。光磁気ディスク2には、前述したようにレ
ーザスポットS内において温度分布が生じ、低温領域、
中間温度領域及び高温領域が形成される。低温領域及び
中間温度領域での第1補助層27の磁化方向は初期状態
を維持している。これは、第2補助層18を介した第3
補助層19との交換結合力によるものであり、この交換
結合力は再生磁場Hrよりも十分大きい。また高温領域
では、第2補助層18のキュリー温度Tc5以上の温度
となって、第1補助層27と第3補助層19との間の交
換結合力が遮断され、これにより第1補助層27の磁化
方向は再生磁場Hrの方向(N方向)に揃う。なお、補
助磁性層のうち、第1補助層27は再生磁場を生ぜしめ
る主な磁性層であるために、高温でもその磁化が消失し
ないように高いキュリー温度を有する磁性膜を用いてい
る。
【0041】このような第1補助層27の磁化により、
上述した第1の実施の形態と同様に、低温領域ではS方
向の静磁場Hs1が発生し、高温領域ではN方向の静磁
場Hs2が発生するので、前エッジ及び後エッジに対応
する再生層13の磁化方向が両エッジ共にN方向、即ち
消去方向に向き、両エッジにジッタの小さくなる方向の
磁場が与えられる。以上の如き構成の光磁気ディスク2
に1.44μmのマークを記録し、再生磁場を消去方向(N
方向)に100Oeで印加した。線速6m/sで再生信
号を得、再生波形を確認したところ、前エッジ及び後エ
ッジ共に急峻な立ち上がりが見られた。図14はその再
生波形図である。このように、本実施の形態の光磁気デ
ィスクは再生波形の両エッジの傾斜が急峻で、且つ、対
称に近づいているので、高品質の再生信号を得ることが
できる。
【0042】また、光磁気ディスク2では、高温領域に
おいて第1補助層27の磁化方向は第3補助層19と同
方向であり、逆方向を示す第1の実施の形態と比較して
第3補助層19からの静磁場の影響が少ないので静磁場
Hs2の発生に有利である。従って、第1の実施の形態
よりも、さらに外部磁場の大きさを低減することができ
る。
【0043】なお、上述した実施の形態では、記録層1
5と第1補助層17との間にSiN中間層16を介在せ
しめてあるが、中間層はSiNに限るものではなく、例
えばSiN,AlN,TiNのような窒化膜、Si
2 ,TiO2 ,Y2 3 のような酸化膜、及びAl,
Cuのような非磁性膜であっても良い。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、互い
に逆極性の磁場を発生する磁場発生層を設け、記録され
たマークの転写領域の前後領域に夫々の磁場を与えるよ
うに構成してあるので、再生波形の前後エッジの夫々に
有利な極性の磁場を与えることができ、前後エッジの傾
斜が急峻になり、且つ、対称形に近づくので、再生信号
の品質が向上する等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光磁気ディスクの膜構成図である。
【図2】第1の実施の形態の光磁気ディスクの初期消去
時の磁化状態を示す図である。
【図3】第1の実施の形態の光磁気ディスクの消去時の
磁化状態を示す図である。
【図4】第1の実施の形態の光磁気ディスクの記録時の
磁化状態を示す図である。
【図5】第1の実施の形態の光磁気ディスクの再生時の
磁化状態を示す図である。
【図6】第3補助層をN方向に初期消去したときの光磁
気ディスクの磁化状態を示す図である。
【図7】第3補助層をS方向に初期消去したときの光磁
気ディスクの磁化状態を示す図である。
【図8】図6及び図7の磁化状態での再生磁場に対する
再生信号のレベルの変化を示したグラフである。
【図9】図7の磁化状態での再生用パワーに対する再生
信号のレベルの変化を示したグラフである。
【図10】第1の実施の形態の光磁気ディスクの再生波
形図である。
【図11】第2の実施の形態の光磁気ディスクの初期消
去時の磁化状態を示す図である。
【図12】第2の実施の形態の光磁気ディスクの記録時
の磁化状態を示す図である。
【図13】第2の実施の形態の光磁気ディスクの再生時
の磁化状態を示す図である。
【図14】第2の実施の形態の光磁気ディスクの再生波
形図である。
【図15】本願出願人の提案によるMSR媒体の再生時
の磁化状態を説明する図である。
【図16】図15のMSR媒体の再生波形を示す図であ
る。
【図17】MSR媒体に与える印加磁場の周波数と磁場
強度との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
11 基板 13 再生層 14 制御層 15 記録層 16 SiN中間層 17,27 第1補助層(磁場発生層) 18 第2補助層(磁場発生層) 19 第3補助層(磁場発生層)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 11/105

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換結合した第1の磁性層,第2の磁性
    層及び第3の磁性層を基板上にこの順に備え、前記第2
    の磁性層は室温では面内方向に磁化容易軸を有しており
    室温より高い所定温度以上になると磁化容易軸が面内方
    向から垂直方向へ変化する希土類磁化優勢膜であり、前
    第1,第2及び第3の磁性層との相対移動を伴う光ビ
    ームの照射によって低温領域、中間温度領域及び高温領
    域からなる媒体内温度分布が生じ、該媒体内温度分布に
    より特定される前記中間温度領域からの情報の読出しが
    可能な光磁気記録媒体において、 再生時に印加される再生磁場に対し前記高温領域では
    方向を向く静磁場及び前記低温領域では逆方向を向く静
    磁場を発生せしめる磁場発生層を、前記第3の磁性層の
    前記基板と反対の側に第3の磁性層に近い側から交換
    合した第4、第5及び第6の磁性層として備え、 前記第1乃至第6の磁性層の保磁力Hc1乃至Hc6並
    びに前記第1乃至第6の磁性層のキュリー温度Tc1乃
    至Tc6は、 Hc6>Hc3>Hc5>Hc1、Hc4>Hc2、T
    c6>Tc4>Tc1>Tc3>Tc2>Tc5の関係
    を満たすことを特徴とする光磁気記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記第3の磁性層と前記第4の磁性層と
    の間に非磁性層を介在せしめてあることを特徴とする請
    求項1記載の光磁気記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記第4の磁性層は、遷移金属磁化優勢
    の希土類−遷移金属合金膜からなる請求項1又は2記載
    の光磁気記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記第4の磁性層は、希土類金属磁化優
    勢の希土類−遷移金属合金膜からなる請求項1又は2記
    載の光磁気記録媒体。
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