JPH10312427A - オーダーシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータネットワークを利用してオーダ
ーを行い、発注や受注の処理を効率よく行なうことがで
きるオーダーシステムを提供する。 【解決手段】 通信回線によって接続され会員に付与さ
れた電子私書箱１２によって、オーダーを行うシステム
であって、会員の属性情報を含む会員情報を記憶する会
員ＤＢ１１を備え、システム１０は、キャンペーンの申
込み候補者を選定するための申込み候補者選定条件を入
力し（＃１０１）、宣伝情報を掲載するとともに（＃１
０２）、会員情報に基づいて、申込み候補者選定条件に
適合する会員を選定し、選定された会員の電子私書箱１
２に、キャンペーンを案内するための宣伝情報をおき
（＃１０３）、会員が宣伝情報に基づいて、注文情報を
選択して、電子私書箱内の発注者情報とともに、オーダ
ーすると（＃１０５）、会員認証を行なった後に（＃１
０６）、確認メールを送信する（＃１０７）。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータネッ
トワークを利用してオーダーを行うオーダーシステムに
関し、特に、インターネットなどのネットワーク上で応
募，注文などに関する告知から応募，注文の受付，確認
などの業務を効率的に行うことができるオーダーシステ
ムに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、商品やサービス等の応募、注文
（以下、オーダーという）は、郵便葉書や電話、ＦＡＸ
などの通信インフラを使って行う方法が最も一般的に行
なわれており、例えば、キャンペーン応募を例にとる
と、以下のような流れとなる。 企業は、新聞・雑誌広告などによって、不特定多数
の顧客に対してキャンペーンの告知を行う。 顧客は、郵便，電話，ＦＡＸなどの通信インフラを
利用して、キャンペーンの応募を行う。そのときに、顧
客は、その都度、個人データを登録する。 企業は、顧客からのキャンペーンの応募を受け付け
る。 企業は、顧客からの応募に基づいて、顧客データ入
力，抽選、商品発送などを行う。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の技術では、以下のような問題があった。 企業は、不特定多数の顧客に対して告知を行うため
に効率が悪い。 顧客は、告知を見てすぐに申込みを行うことができ
なために、申込みに手間がかかる。このときに、顧客
は、その都度、個人データを登録する必要があり、手間
がかかる。 企業は、顧客のキャンペーン応募を受け付け、応募
データを入力するなどの処理をする必要があるために、
作業負荷が高い。 企業は、キャンペーン告知から顧客データの登録、
商品の発送まで、工程がいくつかに分かれるために、作
業が煩雑になる。

【０００４】本発明の課題は、コンピュータネットワー
クを利用してオーダーを行い、発注や受注の処理を効率
よく行なうことができるオーダーシステムを提供するこ
とである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項１の発明は、ホストコンピュータと会員のコ
ンピュータとが通信回線によって接続されており、前記
ホストコンピュータ側で会員ごとに電子私書箱を付与
し、会員のコンピュータから前記通信回線を介して前記
電子私書箱にアクセス可能に形成され、前記電子私書箱
を用いて会員からのオーダーを受け付けるオーダーシス
テムであって、会員の属性情報を含む会員情報を記憶す
る会員情報記憶手段と、宣伝内容及びその宣伝に対する
申込み候補者を選定するための申込み候補者選定条件を
入力する宣伝情報入力手段と、前記会員情報記憶手段に
記憶された前記会員情報に基づいて、前記宣伝情報入力
手段から入力された前記申込み候補者選定条件に適合す
る会員を選定する適合会員選定手段と、前記適合会員選
定手段により選定された会員の前記電子私書箱に、宣伝
情報ををおく宣伝情報設置手段と、前記電子私書箱にお
かれた前記宣伝情報から、注文情報を選択して生成する
注文情報生成手段と、前記注文情報に、前記電子私書箱
の会員情報から選択された発注者を特定する発注者情報
を連結して前記ホストコンピュータに送信する発注手段
と、前記発注手段からのオーダーを受け付ける受注手段
とを備えることを特徴とするオーダーシステムである。

【０００６】請求項２の発明は、請求項１に記載された
オーダーシステムにおいて、前記宣伝情報入力手段は、
前記宣伝内容及び前記申込み候補者選定条件を、外部か
ら入力可能であることを特徴とするオーダーシステムで
ある。

【０００７】請求項３の発明は、請求項１又は請求項２
に記載されたオーダーシステムにおいて、前記受注手段
に受け付けたオーダーの状況を集計するオーダー状況集
計手段を備えることを特徴とするオーダーシステムであ
る。

【０００８】請求項４の発明は、請求項３に記載のオー
ダーシステムにおいて、前記オーダー状況集計手段によ
り作成された集計結果を、所定のアクセスがあったとき
に開示する集計結果開示手段を備えることを特徴とする
オーダーシステムである。

【０００９】請求項５の発明は、発注者のコンピュータ
から通信回線を介して受注主コンピュータにアクセス可
能であり、前記発注者からのオーダーを受け付けるオー
ダーシステムであって、前記発注者を特定する発注者情
報を登録する発注者情報登録手段と、注文対象の宣伝情
報を表示する宣伝情報表示手段と、前記宣伝情報表示手
段の宣伝情報に基づいて、注文情報を選択して生成する
注文情報生成手段と、前記注文情報に前記発注者情報を
連結して前記受注者コンピュータに送信する発注手段と
を備えたことを特徴とするオーダーシステムである。

【００１０】請求項６の発明は、請求項５に記載された
オーダーシステムにおいて、前記発注者情報登録手段
は、ブラウザソフトのメールボックスに登録されたメー
ルアドレスであることを特徴とするオーダーシステム。

【００１１】請求項７の発明は、請求項５又は請求項６
に記載されたオーダーシステムにおいて、前記発注手段
は、前記注文情報がメール欄に記載され、前記発注者情
報がアドレス欄に記載された電子メールを送信すること
を特徴とするオーダーシステムである。

【００１２】

【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の実施の形態について説明する。 （第１実施形態）図１は、本発明によるオーダーシステ
ムの第１実施形態を説明するシステム構成図である。第
１実施形態のオーダーシステムは、ホストコンピュータ
と会員のパソコンとが通信回線によって接続されてお
り、ホストコンピュータ側で会員ごとに電子私書箱を付
与し、会員のパソコンから通信回線を介して電子私書箱
にアクセス可能に形成されており、この電子私書箱を用
いて会員にオーダーを行うシステムである。

【００１３】特に、本実施形態のオーダーシステム１０
（以下、単に「システム１０」という。）は、インター
ネット上で行うものであり、本件出願人により、既に出
願された電子私書箱システム（特願平８−２４６４８２
号）を用いる。

【００１４】図１において、システム１０は、会員に関
する情報を記憶している会員ＤＢ（データベース）１１
を備えている。会員ＤＢ１１に記憶されている情報とし
ては、例えば会員の氏名、住所、生年月日、趣味等があ
げられる。システム１０は、全ての会員に対して、電子
私書箱１２を与えている。電子私書箱１２は、インター
ネット上でアクセス可能な会員個人のページである。

【００１５】図２は、会員として登録を行うときに、そ
の者の種々のデータを入力する画面を示す図である。こ
の会員の登録は、パソコン画面を通じて行われる。図２
に示すように、会員の登録時には、氏名、住所、電話番
号、職業、勤務先、学歴、生年月日、性別、出生地、出
生時間、血液型、嗜好、購読新聞や雑誌、家族構成、使
用しているクレジットカード、メモリアルデー、又は好
きなタレント等を入力する。そして、会員として登録さ
れたときは、これらの情報が会員ＤＢ１１に記憶され、
その会員に電子私書箱１２が与えられる。また、その会
員に対して、その会員の電子私書箱１２の所在地（記憶
されている場所）であり、かつ、その会員の識別情報と
なるＵＲＬが報告される。会員は、このＵＲＬに基づい
て、自己の電子私書箱１２にアクセスすることができ
る。

【００１６】また、この電子私書箱１２は、氏名、住
所、電話番号等の会員を特定する最低限の情報が登録さ
れており、メールアドレスとして使用したり、オーダー
をするときに、発注者情報しても使用することができ
る。

【００１７】図３は、電子私書箱１２を画面表示したと
きの一実施形態を示す図である。システム１０は、会員
全員へのメッセージを、全ての会員の電子私書箱１２の
メッセージ欄１２ａに表示する。また、システム１０
は、会員の電子私書箱１２に、その会員に適合する情報
を表示するために、複数のプログラム（占いプログラム
やダイレクトメールの選定プログラム等）を備えてい
る。占いプログラムは、会員ＤＢ１１に記憶された会員
の生年月日、出生時間及び出生地等に基づいて、毎日、
会員ごとの運勢を作成する。システム１０は、その内容
を電子私書箱１２の運勢表示欄１２ｃに表示する。

【００１８】また、ダイレクトメールの選定プログラム
は、企業から提示されたダイレクトメールの送信条件
と、会員ＤＢ１１に記憶された会員の趣味や嗜好等を含
む情報とから、その企業のダイレクトメールの送信条件
に適合する会員を選定する。システム１０は、その選定
した会員の電子私書箱１２のＤＭ欄１２ｂに、ダイレク
トメールをおく。ここでのダイレクトメールは、ある企
業でその会員の趣味に合致したホームページを出してい
る旨の表示である。例えば、ある企業で映画を紹介した
ホームページを有している場合には、映画を趣味として
登録した会員に対してのみ、その企業のダイレクトメー
ルをおくようにする。

【００１９】システム１０は、会員からＵＲＬによって
電子私書箱１２へのアクセスがあったときは、そのＵＲ
Ｌに対応する電子私書箱１２の参照を許可する。これに
より、会員は、自己の電子私書箱１２を参照して、メッ
セージや運勢等を見ることができる。さらに、ＤＭ欄１
２ｂにダイレクトメールがおかれている場合に、その部
分をクリックしたときは、そのダイレクトメールに対応
するホームページに直接飛んでいくことができる。

【００２０】さらに、システム１０は、各会員の電子私
書箱１２におかれたダイレクトメールからホームページ
へのアクセス率を集計し、アクセス率が所定値以下であ
った場合には、会員ＤＢ１１に記憶されているその会員
の属性を変えるようにする。例えば、ある会員の趣味が
「映画」として会員ＤＢ１１に記憶されている場合に
は、その会員に対しては、映画を紹介したホームページ
を有する企業のダイレクトメールがおかれるが、１０回
のダイレクトメールのうち一度もホームページにアクセ
スがなかったときや、５０回のダイレクトメールのうち
アクセスが２回以下であった場合等には、その会員の趣
味から「映画」を除くように会員ＤＢ１１の内容を変更
する。

【００２１】また、会員は、電子私書箱１２にアクセス
しているときに、既に登録した登録内容の更新を行うこ
とができる。図３において、「登録内容の更新」のアイ
コン１２ｅをクリックすることによって、例えば図２で
示した登録内容が表示され、会員は、これに基づいて登
録内容を更新（訂正）することができる。更新された内
容は、会員ＤＢ１１に再登録される。これにより、会員
の趣味等が変わったときでも、それを更新することが可
能となる。

【００２２】次に、本実施形態に係るオーダーの方法に
ついて説明する。図１において、管理センターのシステ
ム１０は、キャンペーン申込画面２１によって、外部の
企業（図１中、Ａ社やＢ社）から送信（＃３０１）され
たオーダーの候補となる受信者の選定条件（例えば、性
別、年齢層、地域、職業又は趣味等）や、キャンペーン
情報（内容、時期など）を受信する（＃１０１）。シス
テム１０は、このキャンペーン情報を、ホームページ上
のキャンペーン情報掲載画面２２（２２Ａ，２２Ｂ等）
に記載する（＃１０２）。

【００２３】システム１０は、内蔵されたオーダー用プ
ログラムに基づいて、会員ＤＢ１１に登録された会員の
生年月日や趣味等（属性情報）の中から、＃１０１の受
信者選定条件に適合する受信者を選定し、その選定した
会員の電子私書箱１２のＤＭ欄１２ｂ（図３参照）に、
キャンペーンがある旨のメッセージをおく（＃１０
３）。

【００２４】そして、会員は、電子私書箱１２のＤＭ欄
１２ｂを見て（＃２０１）、ＤＭ欄１２ｂに表示され
た、複数のキャンペーンがある旨のメッセージの中か
ら、その一つのメッセージをクリックする（＃２０
２）。システム１０は、メッセージがクリックされる
と、キャンペーン情報掲載画面２２（２２Ａ，２２Ｂ
等）のＵＲＬ中に、電子私書箱１２のＵＲＬ中の会員を
特定できる部分を維持した状態で、会員ごとに固有なキ
ャンペーン情報掲載画面２２を自動生成する（＃１０
４）。

【００２５】会員は、キャンペーン情報掲載画面２２の
内容を確認し、キャンペーンの内容に興味を引かれて、
キャンペーン情報掲載画面２２の申込みボタンをクリッ
クすると、同様に、申込画面２３（２３Ａ，２３Ｂ等）
のＵＲＬ中にキャンペーン情報掲載画面２２のＵＲＬ中
の会員を特定できる部分を維持した状態で、会員ごとに
固有な申込画面２３が自動生成される。この自動生成さ
れた申込画面２３によって、会員は、注文内容を選択し
て、応募ボタンをクリックすることにより（♯２０
３）、システム１０側にオーダーを送信する（＃２０
４）。

【００２６】このときに、注文内容に基づいて生成され
た注文情報とともに、申込画面２３のＵＲＬ中の会員を
特定できる部分である会員情報（発注者情報）を、発注
情報として、システム１０に送信する（＃１０５）。

【００２７】システム１０は、発注情報を受信して、会
員情報により会員認証を行う（＃１０６）。そして、認
証ができた場合には、オーダーのあった会員に対して、
確認メールを送信する（＃１０７）

【００２８】会員は、確認メールを受信して、オーダー
が受注されたことを確認する（＃２０５）。

【００２９】システム１０は、オーダーカウントプログ
ラムに従って、オーダーがある度に、オーダーを自動的
にカウントし（＃１０８）、キャンペーン情報記載画面
２２（２２Ａ，２２Ｂ等）に対して、コンサートの席、
商品などの残数を更新する（＃１０９）。

【００３０】また、システム１０は、キャンペーン企業
向けに、オーダー状況確認画面（各企業専用のクローズ
ページなど）２４（２４Ａ，２４Ｂ等）に、オーダー状
況を表示する（＃１１０）。企業は、オーダー状況確認
画面２４（２４Ａ，２４Ｂ等）によって、オーダー状況
を確認することができる（＃３０２）。

【００３１】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、企業は、既存顧客（会員）に対して、パーソナルな
キャンペーン情報の告知が可能となる。また、既存顧客
以外に対しては、インターネット上のキャンペーン情報
掲載ページ等によってキャンペーン情報告知が可能とな
る。また、顧客は、キャンペーン情報掲載画面２２から
申込み画面２３に簡易にリンクすることが可能となる。
そして、顧客は、その場で簡単にオーダーが可能にな
る。このときに、会員であれば、発注者を特定する面倒
なパスワードや個人情報の入力をすることなく、発注す
ることが可能である。一方、企業側は、キャンペーンの
応募状況を即時に把握でき、電子的に管理できる。この
ように、企業側は、キャンペーン告知から顧客側のキャ
ンペーン応募までが一連の流れによって効率的にオーダ
ーを受注することができる。

【００３２】（第２実施形態）図４は、本発明によるオ
ーダーシステムの第２実施形態に示す図、図５は、各コ
ンピュータの動作を示す流れ図である第２実施形態は、
電子私書箱を使わずに、インターネット上で告知されて
いるキャンペーン情報掲載ページに直接アクセスして、
オーダーするようにしたものである。

【００３３】発注側パソコン４０は、インターネット接
続用のブラウザソフトがインストールされており、その
ブランザソフトのメールボックスには、使用者のＥメー
ルアドレス，氏名，住所などの必要事項がセットアップ
されているものとする。

【００３４】また、受注側のコンピュータ５０は、会員
を登録する会員ＤＢ５１を備えており、Ｅメールアドレ
ス，氏名，住所，電話番号，性別，年齢などの必要事項
を登録することができる。

【００３５】次に、第２実施形態に係るオーダーの方法
について説明する。図５において、発注側パソコン４０
は、ブラウザソフトを立ち上げて、キャンペーンを行っ
ている受注側企業のＵＲＬを入力すると（＃４０１）、
インターネットを介して、送信され（＃４０１）、受注
側コンピュータ５０が受信する（＃５０１）。

【００３６】受注側コンピュータ５０は、発注者が初回
のアクセスか否かを判断して（＃５０２）、初回の場合
には、登録画面４１（図４参照）を発注者に送って、所
定の事項を記載してもらう登録処理を行う（＃５０
３）。２回目以降の場合には、発注側パソコン４０にオ
ーダー画面４２（図４参照）の受信を許可する（＃５０
４）。発注側パソコン４０は、オーダー画面４２を受信
して（＃４０３）、ディスプレィに表示する（＃４０
４）。

【００３７】オーダー画面４２の選択ボタン４２ａをク
リックして、商品の種類等を選択し（＃４０５）、完了
した場合には、応募ボタン４２ｂをクリックする（＃４
０６）。すると、電子メールボックス内において、商品
等の発注情報がメール欄に、発注者情報がアドレス欄に
記載された電子メールが作成される（＃４０７）。この
ときに、確認するために、電子メールの内容を表示させ
てもよいし、煩わして場合には、表示させない設定にし
てもよい。電子メールが作成されると、電子メールボッ
クスの送信ボタンが押すことにより、電子メールが送信
される（＃４０８）。なお、前述したように、電子メー
ルの表示をしないときには、応募ボタン４２ｂに連動し
て即座に送信するように設定することができる。

【００３８】受注側コンピュータ５０は、オーダーの電
子メールを受信すると（＃５０５）、会員ＤＢ５１のデ
ータに基づいて、会員の認証を行い（＃５０６）、認証
がされると、オーダー受注処理が行われる（＃５０
７）。

【００３９】受注側コンピュータ５０は、オーダーが完
了すると、確認電子メール４３を送信し（＃５０８）、
発注側パソコン４０は、オーダーの確認をすることがで
きる（＃４０９）。

【００４０】第２実施形態によれば、ブラウザソフトの
電子メール機能を用いているので、その都度、会員登録
を行なわなくても、オーダーのときに、発注者情報を送
信することができる。これは、第１実施形態の電子私書
箱をもっていない発注者や、企業側の独自のホームペー
ジにリンクしたときに等に、発注者情報を再入力しなく
ても済むという利点がある。また、企業にとっては、い
たずらに応募されることや、同一のキャンペーンに、同
一人が複数の名義で応募されることを防止することがで
きる。

【００４１】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明は、上述した実施形態に限定されることな
く、均等の範囲内で種々の変形が可能である。例えば、
会員選定プログラム１４は、会員ＤＢ１１に記憶された
会員情報に基づいて、オーダーの選定条件に適合する会
員を選定したが、ここでの選定は、会員が最初に登録し
た情報に基づいて選定してもよく、あるいは、更新（訂
正）された情報に基づいて選定してもよい。

【００４２】

【発明の効果】請求項１によれば、受注者（企業）にと
っては、キャンペーン等の宣伝情報の告知やオーダー
が、また、発注者（顧客）にとっては、注文の申し込
み、データの登録等がインターネットなどのコンピュー
タネットワークを利用して、効率よく行うことができ
る。請求項２の発明によれば、宣伝の申込み候補者選定
条件を、外部から入力可能であるので、キャンペーン等
の直近な発行が可能である。請求項３の発明によれば、
オーダーの状況を集計するので、電子的な管理が容易と
なる。請求項４の発明によれば、作成された集計結果
を、所定のアクセスがあったときに開示するので、集計
結果に基づいて、適切な対処が即時に行える。

【００４３】請求項５の発明によれば、会員でない場合
にも、インターネットなどに宣伝情報を掲載して、オー
ダーを行なうことができる。請求項６、７の発明によれ
ば、ブラウザソフトの電子メール機能を用いて、簡単な
操作によって、容易にオーダーを行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明によるオーダーシステムの第１実施形態
を説明する図である。

【図２】第１実施形態に係るオーダーシステムが会員と
して登録を行うときに、その者の種々のデータを入力す
る画面を示す図である。

【図３】第１実施形態に係るオーダーシステムに使用さ
れる電子私書箱１２を示す図である。

【図４】本発明によるオーダーシステムの第２実施形態
を説明する図である。

【図５】第２実施形態に係るオーダーシステムの動作を
説明する流れ図である。

【符号の説明】

１０ オーダーシステム １１ 会員ＤＢ １２ 電子私書箱 ２１ キャンペーン申込画面 ２２ キャンペーン情報掲載画面 ２３ オーダー申込画面 ２４ オーダー状況確認画面

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ホストコンピュータと会員のコンピュー
   タとが通信回線によって接続されており、前記ホストコ
   ンピュータ側で会員ごとに電子私書箱を付与し、会員の
   コンピュータから前記通信回線を介して前記電子私書箱
   にアクセス可能に形成され、前記電子私書箱を用いて会
   員からのオーダーを受け付けるオーダーシステムであっ
   て、 会員の属性情報を含む会員情報を記憶する会員情報記憶
   手段と、 宣伝内容及びその宣伝に対する申込み候補者を選定する
   ための申込み候補者選定条件を入力する宣伝情報入力手
   段と、 前記会員情報記憶手段に記憶された前記会員情報に基づ
   いて、前記宣伝情報入力手段から入力された前記申込み
   候補者選定条件に適合する会員を選定する適合会員選定
   手段と、 前記適合会員選定手段により選定された会員の前記電子
   私書箱に、宣伝情報ををおく宣伝情報設置手段と、 前記電子私書箱におかれた前記宣伝情報から、注文情報
   を選択して生成する注文情報生成手段と、 前記注文情報に、前記電子私書箱の会員情報から選択さ
   れた発注者を特定する発注者情報を連結して前記ホスト
   コンピュータに送信する発注手段と、 前記発注手段からのオーダーを受け付ける受注手段とを
   備えることを特徴とするオーダーシステム。
2. 【請求項２】 請求項１に記載されたオーダーシステム
   において、 前記宣伝情報入力手段は、前記宣伝内容及び前記申込み
   候補者選定条件を、外部から入力可能であることを特徴
   とするオーダーシステム。
3. 【請求項３】 請求項１又は請求項２に記載されたオー
   ダーシステムにおいて、 前記受注手段に受け付けたオーダーの状況を集計するオ
   ーダー状況集計手段を備えることを特徴とするオーダー
   システム。
4. 【請求項４】 請求項３に記載のオーダーシステムにお
   いて、 前記オーダー状況集計手段により作成された集計結果
   を、所定のアクセスがあったときに開示する集計結果開
   示手段を備えることを特徴とするオーダーシステム。
5. 【請求項５】 発注者のコンピュータから通信回線を介
   して受注主コンピュータにアクセス可能であり、前記発
   注者からのオーダーを受け付けるオーダーシステムであ
   って、 前記発注者を特定する発注者情報を登録する発注者情報
   登録手段と、 注文対象の宣伝情報を表示する宣伝情報表示手段と、 前記宣伝情報表示手段の宣伝情報に基づいて、注文情報
   を選択して生成する注文情報生成手段と、 前記注文情報に前記発注者情報を連結して前記受注者コ
   ンピュータに送信する発注手段とを備えたことを特徴と
   するオーダーシステム。
6. 【請求項６】 請求項５に記載されたオーダーシステム
   において、 前記発注者情報登録手段は、ブラウザソフトのメールボ
   ックスに登録されたメールアドレスであることを特徴と
   するオーダーシステム。
7. 【請求項７】 請求項５又は請求項６に記載されたオー
   ダーシステムにおいて、 前記発注手段は、前記注文情報がメール欄に記載され、
   前記発注者情報がアドレス欄に記載された電子メールを
   送信することを特徴とするオーダーシステム。