JP2002215870A - アンケート収集装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンケート収集業務の一連の処理を効率的に
行う。 【解決手段】 企業テーブル処理手段１１が企業情報を
企業テーブル１０１に記入し、アンケート処理手段１４
がアンケートに関する情報を、アンケートテーブル１０
３、質問テーブル１０４、チェックボタンテーブル１０
５に記入する。顧客テーブル処理手段１３は、顧客の個
人情報を顧客テーブル１０２に記入し、認証処理手段１
２が顧客の認証を行い、アンケート処理手段１４が、回
答履歴テーブル１０７を参照して、初回の回答であるか
否かを判断してから、質問内容を顧客端末２に表示し、
回答結果を企業端末１に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は企業からネットワ
ークを介してアンケート収集の依頼を受けて、顧客から
ネットワークを介してアンケートに対する回答を収集す
るアンケート収集装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】企業が市場調査等のアンケートを収集す
る場合、従来は企業がアンケートを作成し、葉書、電
話、メール等により顧客からの回答を収集し、収集した
各回答を集計して必要なマーケティング情報を入手して
いる。このように、アンケート収集業務の一連の処理を
人手により行っている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来のアンケート収集
業務は人手により行われているために、手間がかかると
いう課題があった。

【０００４】また、同じアンケートに対し、重複してア
ンケートに回答する顧客がいるために、企業は有効度
（信頼度）の高いアンケート結果を入手できないという
課題があった。

【０００５】さらに、アンケートに回答する顧客にとっ
ては、アンケートに回答するたびに、顧客の住所、電話
番号等の個人情報を記載しなければならず、手間がかか
るという課題があった。

【０００６】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、企業にとって、アンケート収集業
務の一連の処理を効率的に行い、有効度の高いアンケー
ト結果を入手できると共に、顧客にとっては、アンケー
トに回答するたびに、顧客の個人情報の記載が不要なア
ンケート収集装置を得ることを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】この発明に係るアンケー
ト収集装置は、企業の企業端末からネットワークを介し
てアンケート収集の依頼を受けて、顧客の顧客端末から
ネットワークを介してアンケートに対する回答を収集す
るものにおいて、上記企業端末からの企業情報を企業テ
ーブルに記入する企業テーブル処理手段と、上記企業端
末からのアンケート名やアンケートの期限、人数をアン
ケートテーブルに記入し、アンケート名に対応して質問
形式や質問の表示文字を質問テーブルに記入し、質問形
式がチェックボタン形式の場合にチェックボタンの表示
文字をチェックボタンテーブルに記入するアンケート処
理手段と、上記顧客端末からの顧客の個人情報を顧客テ
ーブルに記入する顧客テーブル処理手段と、上記顧客端
末から顧客の認証情報を入力して顧客の認証を行う認証
処理手段とを備え、上記アンケート処理手段が、上記顧
客端末からアンケート回答の申し込みを受けたときに、
アンケートに回答済みであるか否かを記入した回答履歴
テーブルを参照して、初回の回答であるか否かを判断
し、初回の回答である場合に、上記アンケート処理手段
が上記質問テーブルと上記チェックボタンテーブルの内
容を上記顧客端末に表示し、上記アンケート処理手段
が、上記顧客端末からアンケートに対する回答を収集し
たときに、上記回答履歴テーブルに回答済みであること
を記入し、上記顧客端末からの回答結果を上記企業端末
に送信するものである。

【０００８】この発明に係るアンケート収集装置は、顧
客テーブル処理手段が顧客テーブルに顧客の認証情報を
予め設定し、認証処理手段が上記顧客テーブルの認証情
報を参照して顧客の認証を行うものである。

【０００９】この発明に係るアンケート収集装置は、認
証処理手段が顧客の認証情報を予め登録している認証局
の認証端末に顧客の認証の要請を行うものである。

【００１０】この発明に係るアンケート収集装置は、販
売店の販売店端末から販売店に関する販売店情報を販売
店テーブルに記入する販売店テーブル処理手段と、上記
販売店端末からの販売店が取り扱う景品名等の景品情報
を景品テーブルに記入すると共に、上記景品テーブルに
記入されている景品情報を、企業端末に表示する景品テ
ーブル処理手段とを備え、アンケート処理手段が上記企
業端末により選択された景品をアンケートテーブルに記
入し、上記アンケートテーブルに記入されている期限や
人数を参照してアンケートの収集の終了を確認した時点
で、回答した顧客の抽選を行い、当選した顧客と上記ア
ンケートテーブルに記入されている景品を運送依頼テー
ブルに記入し、運送依頼テーブルに基づき運送会社の運
送会社端末に景品の発送を依頼する当選者選択手段を備
えたものである。

【００１１】この発明に係るアンケート収集装置は、顧
客テーブル処理手段が、アンケート処理手段からの通知
を受けて、顧客の回答の有効度を示すポイントを計算し
て顧客テーブルに記入し、当選者選択手段が顧客テーブ
ル処理手段からのポイントを参照して回答した顧客の抽
選を行うものである。

【００１２】この発明に係るアンケート収集装置は、顧
客端末に景品テーブルの景品名の一覧を表示し、上記顧
客端末が希望の景品を選択したときに、アンケートテー
ブルに記入されている景品を参照して、上記顧客端末に
提示するアンケートを決定する景品検索手段を備えたも
のである。

【００１３】この発明に係るアンケート収集装置は、ア
ンケート処理手段が企業端末からのアンケートに回答す
る顧客の制限情報をアンケートテーブルに記入し、上記
アンケートテーブルに記入されている顧客の制限情報を
参照し、アンケートに回答する顧客を制限する回答者制
限手段を備えたものである。

【００１４】この発明に係るアンケート収集装置は、ア
ンケート処理手段が、企業端末からアンケートの集計依
頼を受けたときに、アンケートの集計依頼を受けたこと
を示す集計フラグをアンケートテーブルに記入し、アン
ケートテーブルに記入されている集計フラグが企業端末
からアンケートの集計依頼を受けたことを示す場合に、
各顧客端末からのアンケートの回答を回答テーブルに記
入することによりアンケートの回答を集計する集計結果
処理手段を備え、認証処理手段が上記企業端末から企業
の認証情報を入力し企業の認証を行い、認証された場合
に、上記集計結果処理手段が、回答テーブルに記入され
ているアンケートの回答の集計結果を上記企業端末に表
示するものである。

【００１５】この発明に係るアンケート収集装置は、顧
客テーブル処理手段が、アンケート処理手段からの通知
を受けて、顧客の回答の有効度を示すポイントを計算し
て顧客テーブルに記入し、集計結果処理手段が顧客テー
ブル処理手段からのポイントを参照して回答を集計する
ものである。

【００１６】この発明に係るアンケート収集装置は、企
業テーブル処理手段が企業テーブルに企業の認証情報を
予め設定し、認証処理手段が上記企業テーブルの認証情
報を参照して企業の認証を行うものである。

【００１７】この発明に係るアンケート収集装置は、認
証処理手段が企業の認証情報を予め登録している認証局
の認証端末に企業の認証の要請を行うものである。

【００１８】この発明に係るアンケート収集装置は、ア
ンケートの回答を行った顧客端末にアンケートの収集を
依頼した企業のコマーシャルを行うためのＣＭメールを
送信するＣＭメール送信手段を備えたものである。

【００１９】

【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態１．図１はこの発明の実施の形態１によるア
ンケート収集装置の構成を示すブロック図である。図に
おいて、１はネットワークを介してアンケート収集の依
頼を行う企業のパソコン等の企業端末で、２はネットワ
ークを介してアンケートに対する回答を行う顧客のパソ
コン、ネットワーク接続対応の携帯電話等の顧客端末
で、１０は企業端末１からのアンケート収集の依頼を受
けて、顧客端末２からのアンケート収集を代行する代理
店等のアンケート収集装置である。

【００２０】また、図１のアンケート収集装置１０にお
いて、１１は企業端末１からの企業情報を企業テーブル
１０１に記入する企業テーブル処理手段で、１２は顧客
端末２から顧客の認証情報を入力して、顧客テーブル１
０２に設定されている認証情報を参照して顧客の認証を
行う認証処理手段で、１３は顧客端末２からの顧客の個
人情報を顧客テーブル１０２に記入し、顧客の認証情報
を顧客テーブル１０２に設定する顧客テーブル処理手段
である。

【００２１】また、図１のアンケート収集装置１０にお
いて、１４は企業端末１からのアンケート名やアンケー
トの期限、人数をアンケートテーブル１０３に記入し、
アンケート名に対応して質問形式や質問の表示文字を質
問テーブル１０４に記入し、質問形式がチェックボタン
形式の場合にチェックボタンの表示文字をチェックボタ
ンテーブル１０５に記入し、質問形式がテキスト形式の
場合に、アンケート名と質問とテキストの関連をテキス
トテーブル１０６に記入し、顧客端末２からアンケート
回答の申し込みを受けたときに、アンケートに回答済み
であるか否かを記入した回答履歴テーブル１０７を参照
して、初回の回答であるか否かを判断し、初回の回答で
ある場合に、質問テーブル１０４とチェックボタンテー
ブル１０５の内容を顧客端末２に表示し、顧客端末２か
らアンケートに対する回答を収集したときに、回答履歴
テーブル１０７に回答済みであることを記入し、顧客端
末２からの回答結果を企業端末１に送信するアンケート
処理手段である。

【００２２】図２は企業テーブル１０１のフォーマット
を示す図であり、アンケート収集の依頼を行う企業を特
定する企業ＩＤ、企業名、アンケート収集の依頼金、回
答した顧客に渡す景品、景品を渡す当選人数、企業の所
在地を示す、都道府県、市、町以下、企業の電話番号、
メールアドレス、パスワードを記入するようになってい
る。

【００２３】図３は顧客テーブル１０２のフォーマット
を示す図であり、アンケートに回答する顧客を特定する
顧客ＩＤ、顧客の氏名、性別、年齢、既婚・未婚の別、
顧客の住所を示す、都道府県、市、町以下、顧客の電話
番号、メールアドレス、パスワード、アンケートに対す
る顧客の回答の有効度を示すポイントを記入するように
なっている。ここで、顧客ＩＤとパスワードは、顧客の
登録時に顧客テーブル処理手段１３により設定され顧客
端末２に通知される。

【００２４】図４はアンケートテーブル１０３のフォー
マットを示す図であり、アンケートを特定するアンケー
トＩＤ、アンケート収集を依頼した企業の企業ＩＤ、ア
ンケート名、アンケート収集の期限、人数、質問数、ア
ンケートに回答する顧客の制限情報である性別、最低年
齢、最高年齢、既婚・未婚の別、都道府県、市、アンケ
ートの各回答の集計を依頼する場合の集計フラグ、アン
ケートの当選者に渡す景品を特定する景品ＩＤ、回答者
に送信するＣＭ（コマーシャル）メールの内容を記入す
るようになっている。

【００２５】図５は質問テーブル１０４のフォーマット
を示す図であり、質問を特定する質問ＩＤ、アンケート
を特定するアンケートＩＤ、回答する場合に、複数のチ
ェックボタンの中から選択するチェックボタン方式か、
テキストで回答するテキスト方式かを示す質問形式、チ
ェックボタン方式の場合のボタン数、質問内容を示す表
示文字を記入するようになっている。

【００２６】図６はチェックボタンテーブル１０５のフ
ォーマットを示す図であり、チェックボタンを特定する
チェックボタンＩＤ、質問を特定する質問ＩＤ、チェッ
クボタンの内容を示す表示文字を記入するようになって
いる。

【００２７】図７はテキストテーブル１０６のフォーマ
ットを示す図であり、質問のテキストを特定するテキス
トＩＤ、アンケートを特定するアンケートＩＤ、質問を
特定する質問ＩＤを記入するようになっている。

【００２８】図８は回答履歴テーブル１０７のフォーマ
ットを示す図であり、顧客を特定する顧客ＩＤ、アンケ
ートを特定するアンケートＩＤを記入するようになって
いる。

【００２９】次に動作について説明する。図９は企業が
アンケートを依頼する場合の処理の流れを示すフローチ
ャートである。ステップＳＴ１において、企業端末１か
らネットワークを介してアンケート収集装置１０にアン
ケートの収集依頼を行い、企業名、アンケート収集の依
頼金、企業の所在地、電話番号、メールアドレスを送信
すると、企業テーブル処理手段１１は、送信された内容
を図２に示す企業テーブル１０１の各欄にそれぞれ記入
する。ここで、企業ＩＤとパスワードは企業テーブル処
理手段１１により自動的に設定され企業端末１に通知さ
れる。

【００３０】ステップＳＴ２において、企業端末１か
ら、アンケート名、アンケート収集の期限、人数、質問
数を送信すると、アンケート処理手段１４は、送信され
た内容を図４に示すアンケートテーブル１０３の各欄に
それぞれ記入する。ここで、アンケートＩＤはアンケー
ト処理手段１４により自動的に設定され、企業ＩＤはス
テップＳＴ１で設定されたＩＤが記入される。

【００３１】ステップＳＴ３において、企業端末１か
ら、チェックボタン方式かテキスト方式かの質問形式
と、チェックボタン方式のボタン数と、質問内容の表示
文字を送信すると、アンケート処理手段１４は、送信さ
れた内容を図５に示す質問テーブル１０４の各欄にそれ
ぞれ記入する。ここで、質問ＩＤはアンケート処理手段
１４により自動的に設定され、アンケートＩＤはステッ
プＳＴ２で設定されたＩＤが記入される。

【００３２】ステップＳＴ４において、質問テーブル１
０４の質問形式がチェックボタン方式の場合には、ステ
ップＳＴ５において、企業端末１からチェックボタンに
表示する表示文字が送信され、アンケート処理手段１４
は送信された表示文字を図６に示すチェックボタンテー
ブル１０５の表示文字の欄に記入する。ここで、チェッ
クボタンＩＤは、アンケート処理手段１４により自動的
に設定され、質問ＩＤはステップＳＴ３で設定されたＩ
Ｄが記入される。

【００３３】ステップＳＴ６において、アンケート処理
手段１４は、チェックボタンテーブル１０５の表示文字
の入力回数が、ステップＳＴ３で質問テーブル１０４に
記入されたチェックボタンのボタン数に一致するかを確
認し、表示文字の入力回数がボタン数に満たない場合に
は、ステップＳＴ５に戻り、次のチェックボタンテーブ
ル１０５の表示文字を記入する。

【００３４】ステップＳＴ６で、チェックボタンテーブ
ル１０５の表示文字の入力回数がボタン数に一致する場
合には、ステップＳＴ７において、アンケート処理手段
１４は、ステップＳＴ３で質問テーブル１０４に記入し
た質問入力数が、ステップＳＴ２でアンケートテーブル
１０３の質問数の欄に記載されている質問数に一致する
かを確認し、一致しない場合には、ステップＳＴ３以降
の処理を繰り返し、一致する場合には処理を終了する。

【００３５】ステップＳＴ４において、質問テーブル１
０４の質問形式がテキスト方式の場合には、ステップＳ
Ｔ８において、アンケート処理手段１４は、図７に示す
テキストテーブル１０６を作成しステップＳＴ７に移行
する。ここで、テキストを特定するテキストＩＤはアン
ケート処理手段１４により自動的に設定され、アンケー
トＩＤはステップＳＴ２で設定されたＩＤが記入され、
質問ＩＤはステップ３で設定されたＩＤが記入される。

【００３６】図１０は顧客がアンケートに対して回答す
る場合の処理の流れを示すフローチャートである。ステ
ップＳＴ１１において、顧客端末２から顧客の顧客ＩＤ
やパスワードの認証情報を入力する。ステップＳＴ１２
において、アンケート収集装置１０の認証処理手段１２
は、入力された認証情報を図３に示す顧客テーブル１０
２により照合し、登録済みであるか否かを確認する。

【００３７】ステップＳＴ１２で登録済みでなければ、
ステップＳＴ１３において、顧客テーブル処理手段１３
は、顧客端末２から、顧客の氏名、性別、年齢、既婚・
未婚の別、顧客の住所、電話番号、メールアドレスを確
認し、これらの顧客情報を顧客テーブル１０２に記入し
て顧客の登録を行う。そして、顧客テーブル処理手段１
３は、顧客ＩＤとパスワードを設定し、設定した顧客Ｉ
Ｄとパスワードの顧客の認証情報を顧客端末２に送信す
る。ステップＳＴ１２で登録済みであれば、ステップＳ
Ｔ１４に移行する。

【００３８】ステップＳＴ１４において、アンケート処
理手段１４は、アンケートテーブル１０３のアンケート
名の一覧を顧客端末２に表示し、顧客端末２から顧客が
希望するアンケートが選択される。ステップＳＴ１５に
おいて、アンケート処理手段１４は、図８に示す回答履
歴テーブル１０７を参照して、選択されたアンケートに
対する初回の回答であるかを確認する。初回の回答でな
く、既にその顧客が選択したアンケートに回答済みであ
れば処理を終了する。

【００３９】ステップＳＴ１５で、選択されたアンケー
トに対して、初回の回答である場合には、ステップＳＴ
１６において、アンケート処理手段１４は、図５に示す
質問テーブル１０４の表示文字を顧客端末２に表示する
と共に、質問テーブル１０４において、選択されたアン
ケートＩＤに対応する質問形式が、チェックボタン形式
かテキスト形式かを確認し、チェックボタン形式の場合
には、図６に示すチェックボタンテーブル１０５の質問
ＩＤに対応する表示文字を顧客端末２に表示する。

【００４０】ステップＳＴ１７において、顧客端末２か
ら表示された質問に対して回答が行われる。ステップＳ
Ｔ１８において、アンケート処理手段１４は、顧客端末
２に表示した質問数が、アンケートテーブル１０３の質
問数と同じになったかを確認し、顧客端末２に表示した
質問数が、アンケートテーブル１０３の質問数に満たな
い場合には、ステップＳＴ１６以降の処理を繰り返す。

【００４１】ステップＳＴ１８で、顧客端末２に表示し
た質問数が、アンケートテーブル１０３の質問数と同じ
になった場合には、ステップＳＴ１９において、アンケ
ート処理手段１４は、図８に示す回答履歴テーブル１０
７を作成し、顧客がそのアンケートに対して回答済みで
あることを登録する。ステップＳＴ２０において、アン
ケート処理手段１４は、顧客端末２からの回答結果を企
業端末１に送信して処理を終了する。

【００４２】この実施の形態では、ステップＳＴ１７に
おいて、顧客端末２から回答が行われたときに、顧客テ
ーブル処理手段１３が、回答内容により、アンケートに
対する顧客の回答の有効度を確認し、例えば、チェック
ボタン形式の質問に対しては、全て最初のボタンを回答
としている場合に、アンケートに対する顧客の回答の有
効度は低いものと判断し、その有効度をポイントとして
顧客テーブル１０２のポイント欄に記入しても良い。

【００４３】以上のように、この実施の形態１によれ
ば、企業端末１からネットワークを介して代理店に設置
されているアンケート収集装置１０にアンケート収集の
依頼を行い、アンケート収集装置１０が、ネットワーク
を介して顧客端末２からのアンケートに対する回答を収
集して、企業端末１に送信するので、企業は、Ｗｅｂ上
で容易にアンケートの作成を行うことができ、文書での
アンケートの作成、葉書等の郵送や収集等の作業の手間
を省くことができ、アンケート収集に係る一連の処理の
効率化を図ることができるという効果が得られる。

【００４４】また、この実施の形態１によれば、顧客か
らネットワークを介してアンケートを収集することによ
り、多くの回答を安価なコストで収集することができる
という効果が得られる。

【００４５】さらに、この実施の形態１によれば、回答
履歴テーブル１０７に、顧客がそのアンケートに回答済
みであることを登録し、同一顧客による重複した回答を
避けることができるので、収集した回答の有効度を高め
ることができるという効果が得られる。

【００４６】さらに、この実施の形態１によれば、顧客
テーブル１０２に、顧客の個人情報を登録しておくこと
により、顧客はアンケート毎に個人情報を記入する手間
を省くことができるという効果が得られる。

【００４７】実施の形態２．図１１はこの発明の実施の
形態２によるアンケート収集装置の構成を示すブロック
図である。図において、３はアンケートに回答した顧客
に提供する景品を取り扱う販売店の販売店端末で、４は
景品を顧客に発送する運送会社の運送会社端末である。

【００４８】また、図１１のアンケート収集装置１０に
おいて、１５は販売店端末３からの販売店に関する販売
店情報を販売店テーブル１０８に記入する販売店テーブ
ル処理手段で、１６は販売店端末３からの販売店が取り
扱う景品名等の景品情報を景品テーブル１０９に記入す
ると共に、景品テーブル１０９に記入されている景品情
報を、企業端末１に表示する景品テーブル処理手段であ
る。

【００４９】さらに、図１１のアンケート収集装置１０
において、１７はアンケートテーブル１０３に記入され
ている期限や人数を参照してアンケートの収集の終了を
確認した時点で、回答した顧客の抽選を行い、当選した
顧客とアンケートテーブル１０３に記入されている景品
を運送依頼テーブル１１０に記入し、運送依頼テーブル
１１０に基づき運送会社端末４に景品の発送を依頼する
当選者選択手段である。その他の構成は、実施の形態１
の図１と同様である。

【００５０】図１２は販売店テーブル１０８のフォーマ
ットを示す図であり、販売店を特定する販売店ＩＤ、販
売店の名称、住所、電話番号、メールアドレスを記入す
るようになっている。

【００５１】図１３は景品テーブル１０９のフォーマッ
トを示す図であり、景品を特定する景品ＩＤ、景品の種
類、景品名、個数、単価、個数全てをまとめて販売する
場合の総合値、重さ、縦・幅・奥行の形状寸法、販売店
ＩＤを記入するようになっている。

【００５２】図１４は運送依頼テーブル１１０のフォー
マットを示す図であり、運送を特定する運送ＩＤ、発送
する景品を特定する景品ＩＤ、当選者を特定する顧客Ｉ
Ｄ、発送する景品を取り扱う販売店を特定する販売店Ｉ
Ｄを記入するようになっている。

【００５３】次に動作について説明する。図１５は販売
店が販売店情報と景品情報を登録する場合の処理の流れ
を示すフローチャートである。ステップＳＴ２１におい
て、販売店テーブル処理手段１５は、販売店端末３から
の、販売店の名称、住所、電話番号、メールアドレスの
販売店情報を、販売店テーブル１０８に記入する。ここ
で、販売店ＩＤは販売店テーブル処理手段１５により自
動的に設定される。

【００５４】ステップＳＴ２２において、景品テーブル
処理手段１６は、販売店端末３からの、景品の種類、景
品名、個数、単価、総合値、形状寸法を、景品テーブル
１０９に記入する。ここで、景品ＩＤは景品テーブル処
理手段１６により自動的に設定され、販売店ＩＤはステ
ップＳＴ２１で設定されたＩＤを記入する。

【００５５】図１６は企業が景品を選択する場合の処理
の流れを示すフローチャートである。実施の形態１の図
９に示すステップＳＴ７の処理の終了後に、ステップＳ
Ｔ３１において、景品テーブル処理手段１６は、景品テ
ーブル１０９の内容を企業端末１に表示する。ステップ
ＳＴ３２において、企業端末１が表示されている景品の
中から希望の景品を選択すると、アンケート処理手段１
４は、選択された景品の景品ＩＤをアンケートテーブル
１０３に記入する。

【００５６】図１７は代理店が運送会社に景品の発送を
依頼する場合の処理の流れを示すフローチャートであ
る。ステップＳＴ４１において、当選者選択手段１７
は、アンケートテーブル１０３の期限や人数を参照して
アンケートの収集の終了を確認した時点で、回答した顧
客の抽選を行う。ステップＳＴ４２において、当選者選
択手段１７は、当選した顧客を運送依頼テーブル１１０
の顧客ＩＤの欄に記入し、アンケートテーブル１０３の
景品ＩＤの欄に記入されているアンケートに対応する景
品ＩＤを、運送依頼テーブル１１０の景品ＩＤの欄に記
入する。

【００５７】ステップＳＴ４３において、当選者選択手
段１７は、運送依頼テーブル１１０に基づいて、運送会
社端末４に各顧客への景品の発送を依頼する。

【００５８】以上のように、この実施の形態２によれ
ば、アンケートの収集を依頼する企業が、アンケートに
回答した顧客に景品を提供することにより、顧客のアン
ケートに対する回答を促すことができ、アンケートの効
率的な収集を行うことができるという効果が得られる。

【００５９】また、この実施の形態２によれば、企業は
景品の在庫を持つ必要がなく、回答した顧客の抽選、景
品の発送の手間を省くことができるという効果が得られ
る。

【００６０】さらに、この実施の形態２によれば、販売
店は、在庫している商品をアンケートの景品として捌く
ことができ、在庫整理を効率的に行うことができるとい
う効果が得られる。

【００６１】実施の形態３．図１８はこの発明の実施の
形態３によるアンケート収集装置の構成を示すブロック
図である。図において、１８は顧客端末２に景品テーブ
ル１０９の景品名の一覧を表示し、顧客端末２が希望の
景品を選択したときに、アンケートテーブル１０３の景
品ＩＤとアンケートＩＤを参照して、顧客端末２に提示
するアンケートを決定する景品検索手段であり、その他
の構成は実施の形態２の図１１と同様である。

【００６２】次に動作について説明する。図１９は顧客
が希望する景品によりアンケートを決定する処理の流れ
を示すフローチャートである。実施の形態１の図１０の
ステップＳＴ１３の処理が終了すると、ステップＳＴ５
１において、景品検索手段１８は、顧客端末２に景品テ
ーブル１０９の景品名の一覧を表示する。ステップＳＴ
５２において、顧客端末２が希望の景品を選択すると、
ステップＳＴ５３において、景品検索手段１８は、アン
ケートテーブル１０３の景品ＩＤとアンケートＩＤを参
照して、顧客端末２に提示するアンケートを決定し、図
１０のステップＳＴ１５の処理に移行する。

【００６３】以上のように、この実施の形態３によれ
ば、顧客が希望する景品から回答するアンケートを決定
することにより、顧客にとって魅力ある景品を入手する
ことができ、企業にとってアンケートの回答の有効度を
上げることができるという効果が得られる。

【００６４】また、この実施の形態３によれば、景品か
らアンケートを決定することにより、顧客にとって回答
するアンケートを選択する手間を省くことができるとい
う効果が得られる。

【００６５】実施の形態４．図２０はこの発明の実施の
形態４によるアンケート収集装置の構成を示すブロック
図である。図において、１９はアンケートテーブル１０
３に記入されているアンケートに回答する顧客の制限情
報である性別、最低年齢、最高年齢、既婚・未婚の別、
都道府県、市を参照し、アンケートに回答する顧客を制
限する回答者制限手段であり、その他の構成は実施の形
態３の図１８と同様である。

【００６６】次に動作について説明する。図２１は企業
がアンケートに回答する顧客を制限する制限情報を入力
する場合の処理の流れを示すフローチャートである。実
施の形態２の図１６のステップＳＴ３２の処理が終了す
ると、ステップＳＴ６１において、アンケート処理手段
１４は、企業端末１からアンケートに回答する顧客の制
限情報、すなわち、性別、最低年齢、最高年齢、既婚・
未婚の別、都道府県、市をアンケートテーブル１０３に
記入し処理を終了する。

【００６７】図２２は代理店がアンケートに回答する顧
客を制限する場合の処理の流れを示すフローチャートで
ある。実施の形態１の図１０のステップＳＴ１３の処理
を終了後に、ステップＳＴ７１において、回答者制限手
段１９は、アンケートテーブル１０３に記入されている
アンケートに回答する顧客の制限情報である性別、最低
年齢、最高年齢、既婚・未婚の別、都道府県、市の制限
情報を確認する。

【００６８】ステップＳＴ７２において、回答者制限手
段１９は、アンケートテーブル１０３に記入されている
アンケートに回答する顧客の制限情報を全て満足してい
る場合には、実施の形態３の図１９のステップＳＴ５１
に移行し、顧客の制限情報を１つでも満足していない場
合には、処理を終了する。

【００６９】この実施の形態は、実施の形態３の図１８
の構成に回答者制限手段１９を追加しているが、実施の
形態１の図１又は実施の形態２の図１１の構成に、回答
者制限手段１９を追加しても良い。

【００７０】以上のように、この実施の形態４によれ
ば、企業は年齢や居住地等の制限情報を満たしている顧
客からのアンケートを効率的に収集することができると
いう効果が得られる。

【００７１】また、この実施の形態４によれば、顧客の
個人情報を顧客テーブル１０２に登録しているので、顧
客のなりすましを防止することができ、企業は有効度の
高いアンケート結果を入手することができるという効果
が得られる。

【００７２】実施の形態５．図２３はこの発明の実施の
形態５によるアンケート収集装置の構成を示すブロック
図である。図において、２０はアンケートテーブル１０
３に記入されている集計フラグを参照し、企業端末１か
らアンケートの集計依頼を受けたことを示すフラグ１の
場合に、各顧客端末２からのアンケートの回答を回答テ
ーブル１１１に記入することによりアンケートの回答を
集計する集計結果処理手段であり、その他の構成は、企
業端末１と認証処理手段１２が接続されていることを除
き、実施の形態４の図２０と同等である。

【００７３】図２４は回答テーブル１１１のフォーマッ
トを示す図であり、各回答を特定する回答ＩＤ、アンケ
ートＩＤ、チェックボタンＩＤ、テキストＩＤ、顧客か
らの各回答を記入するようになっている。

【００７４】次に動作について説明する。図２５は企業
がアンケートの集計を依頼する場合の処理の流れを示す
フローチャートである。実施の形態４の図２１のステッ
プＳＴ６１の処理の終了後に、ステップＳＴ８１におい
て、企業端末１からアンケートの集計を依頼すると、ア
ンケート処理手段１４は、アンケートテーブル１０３の
集計フラグを１に設定し処理を終了する。

【００７５】図２６は代理店が顧客からの各アンケート
の回答を集計する場合の処理の流れを示すフローチャー
トである。実施の形態１の図１０のステップＳＴ１９の
処理の終了後に、ステップＳＴ９１において、集計結果
処理手段２０は、アンケートテーブル１０３の集計フラ
グを確認し、企業端末１からアンケートの集計依頼を受
けたことを示すフラグ１の場合に、各顧客端末２からの
アンケートの回答を回答テーブル１１１に記入すること
によりアンケートの回答を集計し処理を終了する。

【００７６】また、ステップＳＴ９１において、集計フ
ラグが０の場合には、ステップＳＴ９３において、アン
ケート処理手段１４は、実施の形態１の図１０のステッ
プＳＴ２０と同様に、顧客端末２からの各回答結果を企
業端末１に送信する。

【００７７】図２７は企業が各アンケートの回答の集計
結果を閲覧する場合の処理の流れを示すフローチャート
である。ステップＳＴ１０１において、企業端末１から
企業を特定する企業ＩＤとパスワードの認証情報を入力
する。ステップＳＴ１０２において、認証処理手段１２
は入力した認証情報と企業テーブル１０１に記入されて
いる企業ＩＤとパスワードの認証情報を照合し、照合不
可の場合には処理を終了する。

【００７８】ステップＳＴ１０２で認証された場合に
は、ステップＳＴ１０３において、集計結果処理手段２
０は、回答テーブル１１１の内容を企業端末１に表示し
処理を終了する。

【００７９】この実施の形態は、実施の形態４の図２０
の構成に集計結果処理手段２０と回答テーブル１１１を
追加しているが、実施の形態１の図１、実施の形態２の
図１１又は実施の形態３の図１８の構成に、集計結果処
理手段２０と回答テーブル１１１を追加しても良い。

【００８０】以上のように、この実施の形態５によれ
ば、企業がアンケートの回答を集計、記録する設備が不
要になると共に、企業にとってセキュリティ等の管理コ
ストを削減できるという効果が得られる。

【００８１】また、この実施の形態５によれば、企業が
アンケートの回答の途中の集計結果を閲覧することがで
きるという効果が得られる。

【００８２】実施の形態６．図２８はこの発明の実施の
形態６によるアンケート収集装置の構成を示すブロック
図である。図において、２１はアンケートの回答を行っ
た顧客端末２にアンケートの収集を依頼した企業のコマ
ーシャルを行うためのＣＭメールを送信するＣＭメール
送信手段であり、その他の構成は実施の形態５の図２３
の構成と同様である。

【００８３】図２９は代理店が顧客に企業のコマーシャ
ルを行うためのＣＭメールを送信する場合の処理の流れ
を示すフローチャートである。実施の形態５の図２６の
ステップＳＴ９２又はステップＳＴ９３の終了後に、ス
テップＳＴ１１１において、ＣＭメール送信手段２１
は、アンケートの回答を行った顧客端末２にアンケート
の収集を依頼した企業のコマーシャルを行うためのＣＭ
メールを送信し処理を終了する。

【００８４】この実施の形態は、実施の形態５の図２３
の構成にＣＭメール送信手段２１を追加しているが、実
施の形態１の図１、実施の形態２の図１１、実施の形態
３の図１８又は実施の形態４の図２０の構成に、ＣＭメ
ール送信手段２１を追加しても良い。

【００８５】以上のように、この実施の形態６によれ
ば、企業にとって、コマーシャルのための営業コストを
削減することができると共に、アンケートの回答後にＣ
Ｍメールを送信することにより、顧客に対して宣伝効果
を高めることができるという効果が得られる。

【００８６】実施の形態７．図３０はこの発明の実施の
形態７によるアンケート収集装置の構成を示すブロック
図である。図において、５は認証局に設置されている認
証端末であり、その他の構成は、実施の形態６の図２８
と同様である。

【００８７】次に動作について説明する。この実施の形
態は、実施の形態１における顧客の認証処理や、実施の
形態５の企業の認証処理のように、認証処理手段１２が
顧客テーブル１０２や企業テーブル１０１と照合するこ
とにより認証するのではなく、認証処理手段１２が予め
認証局に設置されている認証端末５に、顧客の顧客ＩＤ
やパスワード、企業の企業ＩＤやパスワードを登録して
おき、認証が必要な場合には、認証処理手段１２の要請
により認証端末５からの認証結果を受け取る。

【００８８】この実施の形態は、実施の形態６の図２８
の構成に認証端末５を追加しているが、実施の形態１の
図１、実施の形態２の図１１、実施の形態３の図１８、
実施の形態４の図２０又は実施の形態５の図２３の構成
に、認証端末５を追加しても良い。

【００８９】以上のように、アンケート収集装置１０を
設置している代理店は、認証処理を自ら行う必要がな
く、認証処理を認証局に委任することができるという効
果が得られる。

【００９０】実施の形態８．この発明の実施の形態８に
よるアンケート収集装置の構成を示すブロック図は実施
の形態７の図３０と同一である。

【００９１】次に動作について説明する。図３１はアン
ケートに対する顧客の回答の有効度を示すポイントを計
算する場合の処理の流れを示すフローチャートである。
実施の形態１の図１０のステップＳＴ２１の終了後に、
ステップＳＴ１２１において、顧客テーブル処理手段１
３が、アンケート処理手段１４からの通知を受けて、顧
客の回答の有効度を示すポイントを計算し、図３に示す
顧客テーブル１０２のポイント欄に記入し処理を終了す
る。

【００９２】ポイントの計算方法としては、例えば、１
つの回答毎に１点を追加することとし、チェックボタン
方式の質問に対し全て同じ番号の回答をした場合に減点
したり、テキスト方式の質問に対し回答の文字数が所定
の文字数以下の場合に減点すること等により行われる。

【００９３】このように、顧客テーブル１０２にポイン
トを記入しておき、例えば、実施の形態２で、当選者選
択手段１７が回答した顧客の抽選を行うときに、顧客テ
ーブル処理手段１３からの顧客のポイントを参照して、
所定のポイント以下の顧客を抽選の対象から外したり、
実施の形態５で、集計結果処理手段２０が回答を集計す
る際に、顧客テーブル処理手段１３からの顧客のポイン
トを参照して、所定のポイント以下の顧客の回答を集計
の対象から外しても良い。

【００９４】以上のように、この実施の形態８によれ
ば、顧客の回答のポイントを計算し顧客の回答の有効度
を数値で示し、所定のポイント以上の優良な顧客に対し
て景品を発送することにより、顧客に対して宣伝効果を
高めることができると共に、所定のポイント以上の顧客
の回答を集計することにより、アンケートの集計結果の
信頼度を向上させることができるという効果が得られ
る。

【００９５】

【発明の効果】以上のように、この発明によれば、企業
テーブル処理手段と、アンケート処理手段と、顧客テー
ブル処理手段と、認証処理手段とを備え、アンケート処
理手段が、顧客端末からアンケート回答の申し込みを受
けたときに、アンケートに回答済みであるか否かを記入
した回答履歴テーブルを参照して、初回の回答であるか
否かを判断し、初回の回答である場合に、アンケート処
理手段が質問テーブルとチェックボタンテーブルの内容
を顧客端末に表示し、アンケート処理手段が、顧客端末
からアンケートに対する回答を収集したときに、回答履
歴テーブルに回答済みであることを記入し、顧客端末か
らの回答結果を企業端末に送信することにより、企業
は、Ｗｅｂ上で容易にアンケートの作成を行うことがで
き、文書でのアンケートの作成、葉書等の郵送や収集等
の作業の手間を省くことができ、アンケート収集に係る
一連の処理の効率化を図ることができ、顧客からネット
ワークを介してアンケートを収集することで、多くの回
答を安価なコストで収集することができ、同一顧客によ
る重複した回答を避けることで収集した回答の有効度を
高めることができると共に、顧客はアンケート毎に個人
情報を記入する手間を省くことができるという効果があ
る。

【００９６】この発明によれば、認証処理手段が顧客の
認証情報を予め登録している認証局の認証端末に顧客の
認証の要請を行うことにより、アンケート収集装置を設
置している代理店は、顧客の認証処理を自ら行う必要が
なく、顧客の認証処理を認証局に委任することができる
という効果がある。

【００９７】この発明によれば、販売店テーブル処理手
段と、景品テーブル処理手段と、当選者選択手段を備え
たことにより、企業は、顧客のアンケートに対する回答
を促すことができ、アンケートの効率的な収集を行うこ
とができ、景品の在庫を持つ必要がなく、回答した顧客
の抽選、景品の発送の手間を省くことができると共に、
販売店は、在庫している商品をアンケートの景品として
捌くことができ、在庫整理を効率的に行うことができる
という効果がある。

【００９８】この発明によれば、当選者選択手段が顧客
テーブル処理手段からのポイントを参照して回答した顧
客の抽選を行うことにより、顧客に対して宣伝効果を高
めることができるという効果がある。

【００９９】この発明によれば、景品検索手段を備えた
ことにより、顧客にとって魅力ある景品を入手すること
ができ、企業にとってアンケートの回答の有効度を上げ
ることができるという効果がある。

【０１００】この発明によれば、アンケートテーブルに
記入されている顧客の制限情報を参照し、アンケートに
回答する顧客を制限する回答者制限手段を備えたことに
より、企業は、年齢や居住地等の制限情報を満たしてい
る顧客からのアンケートを効率的に収集することがで
き、顧客のなりすましを防止することができ、有効度の
高いアンケート結果を入手することができるという効果
がある。

【０１０１】この発明によれば、各顧客端末からのアン
ケートの回答を回答テーブルに記入することによりアン
ケートの回答を集計する集計結果処理手段を備え、回答
テーブルに記入されているアンケートの回答の集計結果
を企業端末に表示することにより、企業がアンケートの
回答を集計、記録する設備が不要になると共に、企業に
とってセキュリティ等の管理コストを削減でき、アンケ
ートの回答の途中の集計結果を閲覧することができると
いう効果がある。

【０１０２】この発明によれば、集計結果処理手段が顧
客テーブル処理手段からのポイントを参照して回答を集
計することにより、アンケートの集計結果の信頼度を向
上させることができるという効果がある。

【０１０３】この発明によれば、認証処理手段が企業の
認証情報を予め登録している認証局の認証端末に企業の
認証の要請を行うことにより、代理店は、企業の認証処
理を自ら行う必要がなく、企業の認証処理を認証局に委
任することができるという効果がある。

【０１０４】この発明によれば、アンケートの回答を行
った顧客端末にアンケートの収集を依頼した企業のコマ
ーシャルを行うためのＣＭメールを送信するＣＭメール
送信手段を備えたことにより、企業にとって、コマーシ
ャルのための営業コストを削減することができると共
に、アンケートの回答後にＣＭメールを送信することに
より、顧客に対して宣伝効果を高めることができるとい
う効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】 この発明の実施の形態１によるアンケート収
集装置の構成を示すブロック図である。

【図２】 この発明の実施の形態１による企業テーブル
のフォーマットを示す図である。

【図３】 この発明の実施の形態１による顧客テーブル
のフォーマットを示す図である。

【図４】 この発明の実施の形態１によるアンケートテ
ーブルのフォーマットを示す図である。

【図５】 この発明の実施の形態１による質問テーブル
のフォーマットを示す図である。

【図６】 この発明の実施の形態１によるチェックボタ
ンテーブルのフォーマットを示す図である。

【図７】 この発明の実施の形態１によるテキストテー
ブルのフォーマットを示す図である。

【図８】 この発明の実施の形態１による回答履歴テー
ブルのフォーマットを示す図である。

【図９】 この発明の実施の形態１による企業がアンケ
ートを依頼する場合の処理の流れを示すフローチャート
である。

【図１０】 この発明の実施の形態１による顧客がアン
ケートに対して回答する場合の処理の流れを示すフロー
チャートである。

【図１１】 この発明の実施の形態２によるアンケート
収集装置の構成を示すブロック図である。

【図１２】 この発明の実施の形態２による販売店テー
ブルのフォーマットを示す図である。

【図１３】 この発明の実施の形態２による景品テーブ
ルのフォーマットを示す図である。

【図１４】 この発明の実施の形態２による運送依頼テ
ーブルのフォーマットを示す図である。

【図１５】 この発明の実施の形態２による販売店が販
売店情報と景品情報を登録する場合の処理の流れを示す
フローチャートである。

【図１６】 この発明の実施の形態２による企業が景品
を選択する処理の流れを示すフローチャートである。

【図１７】 この発明の実施の形態２による代理店が運
送会社に景品の発送を依頼する場合の処理の流れを示す
フローチャートである。

【図１８】 この発明の実施の形態３によるアンケート
収集装置の構成を示すブロック図である。

【図１９】 この発明の実施の形態３による顧客が希望
する景品によりアンケートを決定する処理の流れを示す
フローチャートである。

【図２０】 この発明の実施の形態４によるアンケート
収集装置の構成を示すブロック図である。

【図２１】 この発明の実施の形態４による企業がアン
ケートに回答する顧客を制限する制限情報を入力する場
合の処理の流れを示すフローチャートである。

【図２２】 この発明の実施の形態４による代理店がア
ンケートに回答する顧客を制限する場合の処理の流れを
示すフローチャートである。

【図２３】 この発明の実施の形態５によるアンケート
収集装置の構成を示すブロック図である。

【図２４】 この発明の実施の形態５による回答テーブ
ルのフォーマットを示す図である。

【図２５】 この発明の実施の形態５による企業がアン
ケートの集計を依頼する場合の処理の流れを示すフロー
チャートである。

【図２６】 この発明の実施の形態５による代理店が顧
客からの各アンケートの回答を集計する場合の処理の流
れを示すフローチャートである。

【図２７】 この発明の実施の形態５による企業が各ア
ンケートの回答の集計結果を閲覧する場合の処理の流れ
を示すフローチャートである。

【図２８】 この発明の実施の形態６によるアンケート
収集装置の構成を示すブロック図である。

【図２９】 この発明の実施の形態６による代理店が顧
客にＣＭメールを送信する場合の処理の流れを示すフロ
ーチャートである。

【図３０】 この発明の実施の形態７によるアンケート
収集装置の構成を示すブロック図である。

【図３１】 この発明の実施の形態８によるアンケート
に対する顧客の回答の有効度を示すポイントを計算する
場合の処理の流れを示すフローチャートである。

【符号の説明】

１ 企業端末、２ 顧客端末、３ 販売店端末、４ 運
送会社端末、５ 認証端末、１０ アンケート収集装
置、１１ 企業テーブル処理手段、１２ 認証処理手
段、１３ 顧客テーブル処理手段、１４ アンケート処
理手段、１５ 販売店テーブル処理手段、１６ 景品テ
ーブル処理手段、１７ 当選者選択手段、１８ 景品検
索手段、１９ 回答者制限手段、２０ 集計結果処理手
段、２１ ＣＭメール送信手段、１０１ 企業テーブ
ル、１０２ 顧客テーブル、１０３ アンケートテーブ
ル、１０４ 質問テーブル、１０５ チェックボタンテ
ーブル、１０６ テキストテーブル、１０７ 回答履歴
テーブル、１０８ 販売店テーブル、１０９ 景品テー
ブル、１１０ 運送依頼テーブル、１１１ 回答テーブ
ル。

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 企業の企業端末からネットワークを介し
   てアンケート収集の依頼を受けて、顧客の顧客端末から
   ネットワークを介してアンケートに対する回答を収集す
   るアンケート収集装置において、 上記企業端末からの企業情報を企業テーブルに記入する
   企業テーブル処理手段と、 上記企業端末からのアンケート名やアンケートの期限、
   人数をアンケートテーブルに記入し、アンケート名に対
   応して質問形式や質問の表示文字を質問テーブルに記入
   し、質問形式がチェックボタン形式の場合にチェックボ
   タンの表示文字をチェックボタンテーブルに記入するア
   ンケート処理手段と、 上記顧客端末からの顧客の個人情報を顧客テーブルに記
   入する顧客テーブル処理手段と、 上記顧客端末から顧客の認証情報を入力して顧客の認証
   を行う認証処理手段とを備え、 上記アンケート処理手段が、上記顧客端末からアンケー
   ト回答の申し込みを受けたときに、アンケートに回答済
   みであるか否かを記入した回答履歴テーブルを参照し
   て、初回の回答であるか否かを判断し、 初回の回答である場合に、上記アンケート処理手段が上
   記質問テーブルと上記チェックボタンテーブルの内容を
   上記顧客端末に表示し、 上記アンケート処理手段が、上記顧客端末からアンケー
   トに対する回答を収集したときに、上記回答履歴テーブ
   ルに回答済みであることを記入し、上記顧客端末からの
   回答結果を上記企業端末に送信することを特徴とするア
   ンケート収集装置。
2. 【請求項２】 顧客テーブル処理手段が顧客テーブルに
   顧客の認証情報を予め設定し、 認証処理手段が上記顧客テーブルの認証情報を参照して
   顧客の認証を行うことを特徴とする請求項１記載のアン
   ケート収集装置。
3. 【請求項３】 認証処理手段が顧客の認証情報を予め登
   録している認証局の認証端末に顧客の認証の要請を行う
   ことを特徴とする請求項１記載のアンケート収集装置。
4. 【請求項４】 販売店の販売店端末から販売店に関する
   販売店情報を販売店テーブルに記入する販売店テーブル
   処理手段と、 上記販売店端末からの販売店が取り扱う景品名等の景品
   情報を景品テーブルに記入すると共に、上記景品テーブ
   ルに記入されている景品情報を、企業端末に表示する景
   品テーブル処理手段とを備え、 アンケート処理手段が上記企業端末により選択された景
   品をアンケートテーブルに記入し、 上記アンケートテーブルに記入されている期限や人数を
   参照してアンケートの収集の終了を確認した時点で、回
   答した顧客の抽選を行い、当選した顧客と上記アンケー
   トテーブルに記入されている景品を運送依頼テーブルに
   記入し、運送依頼テーブルに基づき運送会社の運送会社
   端末に景品の発送を依頼する当選者選択手段を備えたこ
   とを特徴とする請求項１記載のアンケート収集装置。
5. 【請求項５】 顧客テーブル処理手段が、アンケート処
   理手段からの通知を受けて、顧客の回答の有効度を示す
   ポイントを計算して顧客テーブルに記入し、 当選者選択手段が顧客テーブル処理手段からのポイント
   を参照して回答した顧客の抽選を行うことを特徴とする
   請求項４記載のアンケート収集装置。
6. 【請求項６】 顧客端末に景品テーブルの景品名の一覧
   を表示し、上記顧客端末が希望の景品を選択したとき
   に、アンケートテーブルに記入されている景品を参照し
   て、上記顧客端末に提示するアンケートを決定する景品
   検索手段を備えたことを特徴とする請求項４記載のアン
   ケート収集装置。
7. 【請求項７】 アンケート処理手段が企業端末からのア
   ンケートに回答する顧客の制限情報をアンケートテーブ
   ルに記入し、 上記アンケートテーブルに記入されている顧客の制限情
   報を参照し、アンケートに回答する顧客を制限する回答
   者制限手段を備えたことを特徴とする請求項１記載のア
   ンケート収集装置。
8. 【請求項８】 アンケート処理手段が、企業端末からア
   ンケートの集計依頼を受けたときに、アンケートの集計
   依頼を受けたことを示す集計フラグをアンケートテーブ
   ルに記入し、 アンケートテーブルに記入されている集計フラグが企業
   端末からアンケートの集計依頼を受けたことを示す場合
   に、各顧客端末からのアンケートの回答を回答テーブル
   に記入することによりアンケートの回答を集計する集計
   結果処理手段を備え、 認証処理手段が上記企業端末から企業の認証情報を入力
   し企業の認証を行い、認証された場合に、上記集計結果
   処理手段が、回答テーブルに記入されているアンケート
   の回答の集計結果を上記企業端末に表示することを特徴
   とする請求項１記載のアンケート収集装置。
9. 【請求項９】 顧客テーブル処理手段が、アンケート処
   理手段からの通知を受けて、顧客の回答の有効度を示す
   ポイントを計算して顧客テーブルに記入し、 集計結果処理手段が顧客テーブル処理手段からのポイン
   トを参照して回答を集計することを特徴とする請求項８
   記載のアンケート収集装置。
10. 【請求項１０】 企業テーブル処理手段が企業テーブル
    に企業の認証情報を予め設定し、 認証処理手段が上記企業テーブルの認証情報を参照して
    企業の認証を行うことを特徴とする請求項８記載のアン
    ケート収集装置。
11. 【請求項１１】 認証処理手段が企業の認証情報を予め
    登録している認証局の認証端末に企業の認証の要請を行
    うことを特徴とする請求項８記載のアンケート収集装
    置。
12. 【請求項１２】 アンケートの回答を行った顧客端末に
    アンケートの収集を依頼した企業のコマーシャルを行う
    ためのＣＭメールを送信するＣＭメール送信手段を備え
    たことを特徴とする請求項１記載のアンケート収集装
    置。