JP2011090449A - 調査システム及び調査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】調査結果に対して適切な評価を付与する。
【解決手段】調査システム10−1は、調査対象者の所有するPC等からの、質問項目のIDと回答の選択肢の選択結果とを対応付けた調査結果からなる調査結果集合を取得する。更に、調査システム10−1は、調査結果集合のパターンに応じて、当該調査結果集合に対して、不良回答を検出するための評価値を設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、調査対象者に対して、所定の調査を行う調査システム及び当該調査システムにおける調査方法に関する。
近年、インターネットを利用した調査(ネット調査)が数多く行われるようになっている。インターネットを利用した調査は、調査員が、住民基本台帳や選挙人名簿等から無作為に選ばれた調査対象者を訪問して行う、いわゆる訪問調査と比較すると、人手が少なくて済み、コストが安価であるとともに、調査結果を迅速に取得可能であるという利点を有する(例えば、特許文献1参照)。
一般にネット調査では、調査用のサーバ(調査サーバ)が、調査対象者の所有するパーソナルコンピュータ(PC)等に対して、所定の方向に質問項目が配置され、当該所定の方向と垂直をなす方向に選択肢が配置された表(回答表)の情報を送信する。PC等は、内蔵するディスプレイに回答表を表示する。調査対象者は、質問項目毎に、当該質問項目に対する回答の選択肢を選択する操作を行う。PC等は、この操作に応じて、回答の選択肢の情報を調査サーバへ送信する。
また、上述したネット調査以外にも、従来より、テレビ番組の視聴率調査が行われている。この視聴率調査では、調査対象者の所有するテレビ受像機に取り付けられた視聴率調査機が、視聴チャンネルや視聴時刻の情報を取得し、調査サーバへ送信する。
特開2006−285691号公報
しかしながら、上述した従来のネット調査では、調査結果に対する評価が適切になされていなかった。具体的には、ネット調査の場合には調査対象者が質問項目に対してどの程度真摯に回答しているかの評価が適切になされていない。このため、真摯に回答していない調査結果が、真摯に回答している調査結果と同等に扱われ、集計結果が実態と乖離してしまう場合がある。
また、テレビ番組の視聴率調査では、テレビ番組が継続して視聴されたか、視聴の途中にチャンネル切り替えが行われたかという、特定のテレビ番組に対する視聴姿勢についても考慮して評価を行うことも必要であった。このため、特定のテレビ番組の継続的な視聴であるか否かについての視聴姿勢を反映する指標が求められている。
上記問題点に鑑み、本発明は、調査結果に対して適切な評価を付与することが可能な調査システム及び調査方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は以下のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、調査対象者に対して、所定の調査を行う調査システム(調査システム10−1、10−2)であって、調査結果の集合を入力する入力部(調査結果入力部152)と、前記入力部に入力された前記調査結果の集合のパターンに応じて、前記調査結果の集合に対して評価値を設定する設定部(評価値設定部154)とを備えることを要旨とする。
このような調査システムは、調査結果のパターンに応じて、当該回答の選択肢に対して評価値を設定する。これにより、調査結果のパターンに応じて、調査対象者が質問項目に対してどの程度真摯に回答しているかの評価、あるいは、調査対象者がどの程度適切な行動をしているかの評価を適切に行うことが可能となる。
本発明の第2の特徴は、前記所定の調査は、前記調査対象者に質問に対する回答の選択肢を選択させる調査であり、前記調査結果の集合は、複数の回答の選択肢からなることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、前記設定部は、前記複数の回答の選択肢についての選択結果からなる調査結果の集合において、連続する複数の質問項目に対して選択された選択肢に対応する番号が同一であるパターン、漸増するパターン、漸減するパターン、及び、増加と減少を繰り返すパターンと、1つの質問項目に対して選択された複数の選択肢に対応する番号が連続するパターン、及び、所定数おきとなるパターンとの少なくとも何れかにおいて、評価が低いことを示す評価値を前記回答の選択肢からなる調査結果の集合に対して設定することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、前記所定の調査は、前記調査対象者の行動態様の調査であり、前記調査結果の集合は、時間帯毎の前記調査対象者の行動態様からなることを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、前記設定部は、前記時間帯毎の前記調査対象者の行動態様からなる調査結果の集合が、所定数以上同一の行動態様を示す場合において、評価が高いことを示す評価値を前記回答の選択肢からなる集合に対して設定することを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、調査対象者に対して、所定の調査を行う調査システムにおける調査方法であって、前記調査システムが、調査結果の集合を入力するステップと、前記調査システムが、入力された前記調査結果の集合のパターンに応じて、前記調査結果の集合に対して評価値を設定するステップとを備えることを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、前記所定の調査は、前記調査対象者に質問に対する回答の選択肢を選択させる調査であり、前記調査結果の集合は、複数の回答の選択肢からなることを要旨とする。
本発明の第8の特徴は、前記評価値を設定するステップは、前記複数の回答の選択肢についての選択結果からなる調査結果の集合において、連続する複数の質問項目に対して選択された選択肢に対応する番号が同一であるパターン、漸増するパターン、漸減するパターン、及び、増加と減少を繰り返すパターンと、1つの質問項目に対して選択された複数の選択肢に対応する番号が連続するパターン、及び、所定数おきとなるパターンとの少なくとも何れかにおいて、評価が低いことを示す評価値を前記回答の選択肢からなる調査結果の集合に対して設定することを要旨とする。
本発明の第9の特徴は、前記所定の調査は、前記調査対象者の行動態様の調査であり、前記調査結果の集合は、時間帯毎の前記調査対象者の行動態様からなることを要旨とする。
本発明の第10の特徴は、前記評価値を設定するステップは、前記時間帯毎の前記調査対象者の行動態様からなる調査結果の集合が、所定数以上同一の行動態様を示す場合において、評価が高いことを示す評価値を前記回答の選択肢からなる集合に対して設定することを要旨とする。
本発明によれば、調査結果に対して適切な評価を付与することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る調査システムの構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る、回答表の第1の表示例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る、回答表の第2の表示例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る、調査結果集合の第1の例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る、調査結果集合の第2の例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る調査システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る調査システムの構成図である。 本発明の第2の実施形態に係る、調査結果集合の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る調査システムの動作を示すフローチャートである。
(第1の実施形態)
次に、図面を参照して、本発明の第1の実施形態を説明する。具体的には、(1)調査システムの構成、(2)調査システムの動作、(3)作用・効果、(4)その他の実施形態について説明する。以下の実施形態における図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(1)調査システムの構成
図1は、本発明の第1の実施形態に係る調査システムの構成図である。
図1に示す調査システム10−1は、サーバであり、調査対象者に対するインターネットを利用した調査を行うものである。調査システム10−1は、例えばパーソナルコンピュータである。調査システム10−1は、制御部102、記憶部103、通信部106、モニタ110及び操作部116を含む。
制御部102は、例えばCPUによって構成され、調査システム10−1が具備する各種機能を制御する。記憶部103は、例えばメモリによって構成され、調査システム10−1における制御などに用いられる各種情報を記憶する。
通信部106は、図示しない他の通信装置、具体的には調査対象者の所有するPC等との間で、インターネットを介した通信を行う。
モニタ110は、制御部102を介して受信した画像を表示したり、操作内容を表示したりする。操作部116は、テンキーやファンクションキーなどによって構成され、作業者の操作内容を入力するために用いられるインタフェースである。
制御部102は、調査結果入力部152及び評価値設定部154を含む。制御部102は、調査対象者に対する調査の開始に際して、複数の質問項目と当該質問項目に対する回答の選択肢とを含んだ回答表の情報(回答表情報)を含んだ調査結果要求を、通信部106を介してPC等へ送信する。PC等は、回答表情報を受信すると、当該回答表を内蔵するディスプレイに表示する。
図2及び図3は、回答表の表示例である。図2及び図3に示す回答表は、縦方向に質問項目IDによって特定される質問項目が配置され、5つの回答の選択肢が配置されている。なお、各質問項目に対応する5つの選択肢には、左から順に1〜5の番号が付与されている。
図2は、1つの質問項目に対して、1つの回答の選択肢のみが選択可能である場合の例であり、図3は、1つの質問項目に対して1つ又は複数の回答の選択肢が選択可能である場合の例である。
再び、図1に戻って説明する。調査対象者は、PC等を操作して、質問項目毎に回答の選択肢を選択する。例えば、図2に示す回答表においては、質問項目毎に、当該質問項目の回答として用意されている5つの選択肢の何れか1つが選択されており、質問項目Q1については1番目の選択肢が選択され、質問項目Q2については4番目の選択肢が選択され、質問項目Q3については2番目の選択肢が選択されている。
一方、図3に示す回答表においては、質問項目毎に、当該質問項目の回答として用意されている5つの選択肢の何れか1つ又は複数が選択されており、質問項目Q1については1番目及び3番目の選択肢が選択され、質問項目Q2については2番目、3番目及び5番目の選択肢が選択され、質問項目Q3については4番目の選択肢が選択されている。
PC等は、回答表に含まれる全ての質問項目に対して回答の選択肢が選択され、更に、調査対象者の所定の操作によって送信が指示されると、質問項目毎に、当該質問項目のIDと各選択肢の選択結果とを対応付けた調査結果を生成する。更に、PC等は、複数の調査結果からなる集合(調査結果集合)を調査システム10−1へ送信する。
図4及び図5は、調査結果集合の一例を示す図である。図4は、1つの質問項目に対して、1つの回答の選択肢のみが選択可能である場合の調査結果集合であり、図2の回答状況に対応する。一方、図5は、1つの質問項目に対して、1つ又は複数の回答の選択肢のみが選択可能である場合の調査結果集合であり、図3の回答状況に対応する。図4及び図5において、選択結果は、選択された選択肢については「1」となり、選択されていない選択肢については「0」となる。
調査システム10−1の制御部102内の調査結果入力部152は、通信部106を介して、PC等からの調査結果集合を入力する。ここで、調査結果入力部152は、調査結果集合に含まれる各調査結果内の質問項目IDの並び順が、回答表に含まれる各質問項目の並び順に対応する質問項目IDの並び順と一致するか否かを判定する。一致しない場合には、調査結果入力部152は、調査結果集合に含まれる各調査結果を、当該調査結果内の質問項目IDの並び順が、回答表に含まれる質問項目の並び順に対応する質問項目IDの並び順と一致するように並び替える。
評価値設定部154は、調査結果集合のパターンに応じて、当該調査結果集合に対して評価値を設定する。
ここで、評価値設定部154は、以下の第1乃至第5の評価値設定手法を用いて、調査結果集合に対して評価値を設定する。
第1の評価値設定手法は、1つの質問項目に対して、1つの回答の選択肢のみが選択可能である場合の調査結果集合の評価値の設定に用いられる。具体的には、評価値設定部154は、指標値の初期値として1を設定する。次に、評価値設定部154は、質問項目IDの小さい順に、当該質問項目IDに対応する選択結果を確認していく。そして、評価値設定部154は、ある質問項目IDに対応する選択された選択肢の番号が、1つ前の質問項目IDに対応する選択された選択肢の番号と一致する毎に、そのときの指標値に順次1を加える演算処理を行う。更に、評価値設定部154は、最後の質問項目ID、換言すれば、最大の質問項目IDまで演算処理が終了した場合に、そのときの指標値を質問項目の数で除算し、評価値(第1の評価値)とする。第1の評価値は、調査対象者が、複数の質問項目に対して、同一の番号を有する選択肢を選択した度合を示す。
第2の評価値設定手法は、1つの質問項目に対して、1つの回答の選択肢のみが選択可能である場合の調査結果集合の評価値の設定に用いられる。具体的には、評価値設定部154は、指標値の初期値として1を設定する。次に、評価値設定部154は、質問項目IDの小さい順に、当該質問項目IDに対応する選択結果を確認していく。そして、評価値設定部154は、ある質問項目IDに対応する選択された選択肢の番号が、1つ前の質問項目IDに対応する選択された選択肢の番号よりも1だけ大きくなっている、あるいは、1だけ小さくなっている毎に、そのときの指標値に順次1を加える演算処理を行う。更に、評価値設定部154は、最後の質問項目ID、換言すれば、最大の質問項目IDまで演算処理が終了した場合に、そのときの指標値を質問項目の数で除算し、評価値(第2の評価値)とする。第2の評価値は、調査対象者が、連続する複数の質問項目に対して、番号が漸増、漸減、又は、増加と減少を繰り返すように選択肢を選択した度合を示す。
第3の評価値設定手法は、1つの質問項目に対して、1つ又は複数の回答の選択肢が選択可能である場合の調査結果集合の評価値の設定に用いられる。具体的には、評価値設定部154は、指標値の初期値として1を設定する。次に、評価値設定部154は、1つの質問項目IDに対応する選択結果を確認する。そして、評価値設定部154は、質問項目IDに対応する選択された選択肢について、所定の選択肢と次の選択肢とが番号が連続する毎に、あるいは、所定数おきとなる毎に、そのときの指標値に順次1を加える演算処理を行う。更に、評価値設定部154は、最後の選択肢まで演算処理が終了した場合に、そのときの指標値を、質問項目に対して選択可能な選択肢の数で除算し、評価値(第3の評価値)とする。第3の評価値は、調査対象者が、1つの質問項目に対して、番号が連続する、あるいは、所定数おきとなる選択肢を選択した度合を示す。
第4の評価値設定手法は、1つの質問項目に対して、1つ又は複数の回答の選択肢が選択可能である場合の調査結果集合の評価値の設定に用いられる。具体的には、評価値設定部154は、選択肢毎に、指標値の初期値として1を設定する。次に、評価値設定部154は、連続する質問項目IDに対応する選択結果を確認する。そして、評価値設定部154は、選択肢毎に、ある質問項目IDに対応する選択された選択肢の番号が、1つ前の質問項目IDに対応する選択された選択肢の番号と一致する毎に、そのときの指標値に順次1を加える演算処理を行う。更に、評価値設定部154は、最後の選択肢まで演算処理が終了した場合に、選択肢毎に算出した指標値のうちの最大の指標値を、質問項目の数で除算し、評価値(第4の評価値)とする。第4の評価値は、調査対象者が、複数の質問項目に対して、同一の番号を有する選択肢を選択した度合を示す。
第5の評価値設定手法は、1つの質問項目に対して、1つ又は複数の回答の選択肢が選択可能である場合の調査結果集合の評価値の設定に用いられる。具体的には、評価値設定部154は、指標値の初期値として1を設定する。次に、評価値設定部154は、連続する質問項目IDに対応する選択結果を確認する。そして、評価値設定部154は、ある質問項目IDに対応する選択された選択肢の番号が、1つ前の質問項目IDに対応する選択された選択肢の番号よりも1だけ大きくなっている、あるいは、1だけ小さくなっている毎に、そのときの指標値に順次1を加える演算処理を行う。更に、評価値設定部154は、最後の質問項目ID、換言すれば、最大の質問項目IDまで演算処理が終了した場合に、そのときの指標値を質問項目の数で除算し、評価値(第5の評価値)とする。第5の評価値は、調査対象者が、連続する複数の質問項目に対して、番号が漸増、漸減、又は、増加と減少を繰り返すように選択肢を選択した度合を示す。
上述した第1乃至第5の評価値設定手法によって評価値が設定された後、評価値設定部154は、評価値が所定値(例えば、1)以上である場合、当該評価値に対応する調査結果集合を不良回答であると判断する。一方、評価値設定部154は、評価値が所定値未満である場合、当該評価値に対応する調査結果集合を良回答であると判断する。
(2)調査システムの動作
次に、調査システム10−1の動作を説明する。図6は、調査システム10−1の動作を示すフローチャートである。
ステップS101において、制御部102は、回答表情報を含んだ調査結果要求を、調査対象者の所有するPC等へ送信する。PC等は、回答表情報を含んだ調査結果要求を受信すると、当該回答表を内蔵するディスプレイに表示する。調査対象者がPC等を操作して、質問項目毎に回答の選択肢を選択すると、PC等は、当該質問項目のIDと各選択肢の選択結果とを対応付けた調査結果を生成し、更に、複数の調査結果からなる調査結果集合を生成して、調査システム10−1へ送信する。
ステップS102において、制御部102は、PC等からの調査結果集合を入力する。
ステップS103において、制御部102は、入力した調査結果集合に対して、上述した第1乃至第5の評価値設定手法の何れかを用いて、評価値を設定する。
ステップS104において、制御部102は、ステップS103において設定した評価値が所定値以上であるか否かを判定する。
評価値が所定値以上である場合、ステップS105において、制御部102は、調査結果集合を不良回答であると判断する。一方、評価値が所定値未満である場合、ステップS106において、制御部102は、調査結果集合を良回答であると判断する。
(3)作用・効果
本発明の第1の実施形態に係る調査システム10−1は、調査対象者の所有するPC等からの、質問項目のIDと選択肢の選択結果とを対応付けた調査結果集合を取得する。更に、調査システム10−1は、調査結果集合のパターンに応じて、当該調査結果集合に対して評価値を設定する。
これにより、調査対象者が質問項目に対してどの程度真摯に回答しているかの評価を適切に行うことが可能となる。更には、例えば、評価値が所定値以上である調査結果集合については、集計の対象から外す等の調査における適切な処理が可能となる。
(4)その他の実施形態
上記のように、本発明は第1の実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上述した第1の実施形態では、調査システム10−1内の制御部102は、1つの回答表情報を含んだ調査結果要求をPC等へ送信し、当該PC等から1つの調査結果集合を取得し、当該調査結果集合に対して、評価値を設定した。
しかし、制御部102は、回答表情報を含んだ複数の調査結果要求をPC等へ送信するようにしてもよい。例えば、制御部102は、1つの回答表に対する1つの調査結果集合を取得した場合、当該調査結果集合によって示される回答状況に応じて、新たな1つの回答表情報を含んだ調査結果要求を更にPC等へ送信してもよい。この場合、制御部102は、PC等から新たな1つの回答表に対する1つの調査結果集合を取得し、当該調査結果集合と既に取得した調査結果集合との全体に対して、評価値を設定してもよい。
また、上述した実施形態では、インターネット調査を例に説明したが、質問項目に対する回答の選択肢が選択される他の調査においても、同様に本発明を適用することができる。
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
(第2の実施形態)
次に、図面を参照して、本発明の第2の実施形態を説明する。具体的には、(1)調査システムの構成、(2)調査システムの動作、(3)作用・効果、(4)その他の実施形態について説明する。以下の実施形態における図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(1)調査システムの構成
図7は、本発明の第2の実施形態に係る調査システムの構成図である。
図7に示す調査システム10−2は、調査対象者におけるテレビ番組の視聴状況を取得して、視聴率調査を行うものである。調査システム10−2は、例えばパーソナルコンピュータである。調査システム10−2は、制御部112、記憶部103、通信部106、モニタ110及び操作部116を含む。
制御部112は、例えばCPUによって構成され、調査システム10−2が具備する各種機能を制御する。記憶部103は、例えばメモリによって構成され、調査システム10−2における制御などに用いられる各種情報を記憶する。
通信部106は、図示しない他の通信装置、具体的には調査対象者の所有するテレビ受像機に取り付けられた視聴率調査機との間で通信を行う。
モニタ110は、制御部112を介して受信した画像を表示したり、操作内容を表示したりする。操作部116は、テンキーやファンクションキーなどによって構成され、作業者の操作内容を入力するために用いられるインタフェースである。
制御部112は、調査結果入力部162及び評価値設定部164を含む。
調査対象者の所有するテレビ受像機に取り付けられた視聴率調査機は、所定時間毎、例えば1分毎に、視聴されているチャンネル(テレビ受像機に移っている放送のチャンネル)を検出し、時刻と視聴チャンネルとを対応付けた調査結果を生成する。更に、視聴率調査機は、所定時間毎(例えば、1日に一度のタイミング)で、複数の調査結果からなる集合(調査結果集合)を調査システム10−2へ送信する。
図8は、調査結果集合の一例を示す図である。図8において視聴チャンネルは、何れのチャンネルも視聴していない場合には「0」となり、何れかのチャンネルを視聴していた場合には、「0」以外のチャンネル番号となる。
調査システム10−2の制御部112内の調査結果入力部162は、通信部106を介して、視聴率調査機からの調査結果集合を入力する。
評価値設定部164は、調査結果集合のパターンに応じて、当該調査結果集合に対して評価値を設定する。
具体的には、評価値設定部164は、調査結果集合に含まれる視聴チャンネル毎に、当該視聴チャネルが連続しているほど、換言すれば、当該視聴チャネルを連続して視聴しているほど、評価が高くなる評価値を設定する。
(2)調査システムの動作
次に、調査システム10−2の動作を説明する。図9は、調査システム10−2の動作を示すフローチャートである。
視聴率調査機は、所定時間毎に視聴されているチャンネルを検出し、時刻と視聴チャンネルとを対応付けた調査結果を生成し、更に、所定時間毎に複数の調査結果からなる調査結果集合を生成して、調査システム10−2へ送信する。
ステップS201において、制御部112は、視聴率調査機からの調査結果集合を入力する。
ステップS202において、制御部112は、入力した調査結果集合に含まれる視聴チャンネル毎に、当該視聴チャネルが連続しているほど、換言すれば、当該視聴チャネルを連続して視聴しているほど、評価が高くなる評価値を設定する。
(3)作用・効果
本発明の第2の実施形態に係る調査システム10−2は、視聴率調査機からの、時刻と視聴チャンネルとを対応付けた調査結果集合を取得する。更に、調査システム10−2は、調査結果集合のパターンに応じて、当該調査結果集合に対して評価値を設定する。
これにより、調査結果集合のパターンに応じて、調査対象者がどの程度継続してテレビ番組を視聴しているかの評価を行うことが可能となる。
従来の視聴率調査では、例えば、所定のチャンネルにおける1時間の番組を30分視聴した調査対象者が2人存在し、一方が30分連続して視聴しており、他方が3分ずつ10回に分けて視聴している場合、両者の視聴状況は同等であるともいえる。しかし、30分連続して視聴している調査対象者の方が、3分ずつ10回に分けて視聴している調査対象者よりも、当該30分の視聴の集中している度合いが高いとも考えられる。
このような場合、本発明の第2の実施形態に係る調査システム10−2は、30分連続して視聴している視聴状況に対しては、集中度の指標として高い値を設定し、3分ずつ10回に分けて視聴している視聴状況に対しては、集中度の指標として低い値を設定する。
また、テレビ番組評価における異なる集中度の評価という観点によっては、当該テレビ番組の開始から終了までの全般にわたり視聴姿勢を評価する必要がある。この場合には、調査システム10−2は、3分ずつ10回に分けて視聴している視聴状況に対しては、集中度の指標として高い評価値を設定し、30分連続して視聴している視聴状況に対しては、集中度の指標として低い評価値を設定する。
したがって、同じ30分の視聴でも、評価観点に応じた視聴姿勢をより正確に反映する指標を得ることができる。
(4)その他の実施形態
上記のように、本発明は第2の実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上述した実施形態では、視聴率調査を例に説明したが、調査対象者の行動態様についての他の調査においても、同様に本発明を適用することができる。
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
本発明の調査システム及び調査方法は、調査結果に対して適切な評価を付与することが可能であり、調査システム及び調査方法として有用である。
10−1、10−2…調査システム、102、112…制御部、103…記憶部、106…通信部、110…モニタ、116…操作部、152、162…調査結果入力部、154、164…評価値設定部

Claims (10)

  1. 調査対象者に対して、所定の調査を行う調査システムであって、
    調査結果の集合を入力する入力部と、
    前記入力部に入力された前記調査結果の集合のパターンに応じて、前記調査結果の集合に対して評価値を設定する設定部と
    を備える調査システム。
  2. 前記所定の調査は、前記調査対象者に質問に対する回答の選択肢を選択させる調査であり、
    前記調査結果の集合は、複数の回答の選択肢からなる請求項1に記載の調査システム。
  3. 前記設定部は、前記複数の回答の選択肢についての選択結果からなる調査結果の集合において、連続する複数の質問項目に対して選択された選択肢に対応する番号が同一であるパターン、漸増するパターン、漸減するパターン、及び、増加と減少を繰り返すパターンと、1つの質問項目に対して選択された複数の選択肢に対応する番号が連続するパターン、及び、所定数おきとなるパターンとの少なくとも何れかにおいて、評価が低いことを示す評価値を前記回答の選択肢からなる調査結果の集合に対して設定する請求項2に記載の調査システム。
  4. 前記所定の調査は、前記調査対象者の行動態様の調査であり、
    前記調査結果の集合は、時間帯毎の前記調査対象者の行動態様からなる請求項1に記載の調査システム。
  5. 前記設定部は、前記時間帯毎の前記調査対象者の行動態様からなる調査結果の集合が、所定数以上同一の行動態様を示す場合において、評価が高いことを示す評価値を前記回答の選択肢からなる集合に対して設定する請求項4に記載の調査システム。
  6. 調査対象者に対して、所定の調査を行う調査システムにおける調査方法であって、
    前記調査システムが、調査結果の集合を入力するステップと、
    前記調査システムが、入力された前記調査結果の集合のパターンに応じて、前記調査結果の集合に対して評価値を設定するステップと
    を備える調査方法。
  7. 前記所定の調査は、前記調査対象者に質問に対する回答の選択肢を選択させる調査であり、
    前記調査結果の集合は、複数の回答の選択肢からなる請求項6に記載の調査方法。
  8. 前記評価値を設定するステップは、前記複数の回答の選択肢についての選択結果からなる調査結果の集合において、連続する複数の質問項目に対して選択された選択肢に対応する番号が同一であるパターン、漸増するパターン、漸減するパターン、及び、増加と減少を繰り返すパターンと、1つの質問項目に対して選択された複数の選択肢に対応する番号が連続するパターン、及び、所定数おきとなるパターンとの少なくとも何れかにおいて、評価が低いことを示す評価値を前記回答の選択肢からなる調査結果の集合に対して設定する請求項7に記載の調査方法。
  9. 前記所定の調査は、前記調査対象者の行動態様の調査であり、
    前記調査結果の集合は、時間帯毎の前記調査対象者の行動態様からなる請求項6に記載の調査方法。
  10. 前記評価値を設定するステップは、前記時間帯毎の前記調査対象者の行動態様からなる調査結果の集合が、所定数以上同一の行動態様を示す場合において、評価が高いことを示す評価値を前記回答の選択肢からなる集合に対して設定する請求項9に記載の調査方法。
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