JP2002092406A - 簡易注文方法及び簡易注文システム - Google Patents

簡易注文方法及び簡易注文システム

Info

Publication number
JP2002092406A
JP2002092406A JP2000278279A JP2000278279A JP2002092406A JP 2002092406 A JP2002092406 A JP 2002092406A JP 2000278279 A JP2000278279 A JP 2000278279A JP 2000278279 A JP2000278279 A JP 2000278279A JP 2002092406 A JP2002092406 A JP 2002092406A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
order
address
consumer
mail
reception
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000278279A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Imagawa
晃 今川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UP STREAM KK
Original Assignee
UP STREAM KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UP STREAM KK filed Critical UP STREAM KK
Priority to JP2000278279A priority Critical patent/JP2002092406A/ja
Publication of JP2002092406A publication Critical patent/JP2002092406A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットを利用した簡易な注文システ
ムを提供する。 【解決手段】 A商品閲覧手段は識別番号を付した多数
の商品と申込アドレスとを掲示し、B申込受付手段は消
費者の私有アドレスを発信者、申込アドレスを受信者と
する申込電子メールを受信し、C注文アドレス生成手段
は注文アドレスを自動生成し、D受付案内手段は注文ア
ドレスを発信者、消費者の私有アドレスを受信者とする
受付電子メールを送信し、E注文受付手段は消費者の私
有アドレスを発信者、注文アドレスを受信者、希望商品
の識別番号及び数量を本文とする注文電子メールを受信
し、F注文集計手段は注文受付手段で受信した注文電子
メールの本文から消費者が注文した商品及び数量を集計
する簡易注文システムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
利用して、消費者が販売店に商品を注文するに際して用
いる簡易注文方法及び簡易注文システムに関する。
【0002】
【従来の技術】急速なインターネットの普及に従い、イ
ンターネットを利用した商品の注文が可能になってきて
いる。こうした注文方法には、ホームページで商品を閲
覧し、(1)暗号ページから直接商品を申し込む方法と、
(2)電子メールを用いて商品の注文を受け付ける方法と
に大別できる。(1)暗号ページから直接商品を申し込む
方法は、必要事項を所定欄に記入し、確認後に発注する
ことができて便利であるが、インターネットを利用可能
な携帯電話又は携帯端末では、画面が小さすぎて不便で
ある。こうした携帯電話又は携帯端末には、(2)電子メ
ールを用いて商品の注文を受け付ける方法が好ましい。
【0003】電子メールを用いて商品を注文する場合、
暗号ページからの申込相応の必要事項を求めるのは酷で
あることから、例えば支払方法や発送先については消費
者が事前に登録しておく、すなわち会員登録しておくこ
とで避けることができる。更に、この会員登録によっ
て、パスワードを発行しておくと、注文してきた消費者
を特定し、認証することができるので、商品の発送、支
払いを担保できるようになる。このように、インターネ
ットを介した商品の注文では、消費者の特定、認証が重
要となる。
【0004】例えば、特開平11-086132号「電子マネー
プリペイドカードによる電子決済方法」では、インター
ネット上でプリペイドカード方式を用いた注文(決済)方
法を開示している。消費者が事前に電子メールアドレス
を登録して電子マネープリペイドカードNo.を受取るこ
とは、予め消費者を特定し、認証できることになる。ま
た、特開平11-161717号「アイテムの購入注文を出す方
法」では、消費者の特定ではないが、注文を発する消費
者を個別に扱えるように、購入者情報と割り当てIDとを
関連づける技術を開示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】インターネットを利用
した商品の注文では、消費者を特定、認証するため、勢
い複雑な処理を施しがちである。予め会員登録する等し
てパスワードを用いた特定、認証にすれば、確かに消費
者の特定は確実になるが、消費者側から見ればパスワー
ドの入力を要求されるので、依然不便であることは否め
ない。人によっては、パスワードを目立つ場所に控えて
おく等して、盗用される危険性がある。また、上記各技
術で見落とされがちな点が商品の特定である。通常、消
費者を特定、認証するための情報に付した形式で、商品
を特定したり数量を指定するため、注文に際して消費者
が取り扱うべき情報は膨大となる。
【0006】また、締め切り期限内に何度も追加注文や
注文内容を変更して、期限後に併せて決済できる場合、
注文の度に改めて類似の情報をホームページから入力し
たり、電子メールに記述しなければならない。最初の注
文に際して得た消費者の特定情報を流用するとしても、
パスワード等の入力は避けられない。こうした注文に際
する手間は、このほか数量の変更や取り止めに際しても
見られるところである。そこで、インターネットを利用
した注文において、確実に消費者を特定、認証しなが
ら、例えば締め切り期限内であれば、追加注文や注文内
容の変更が容易となる注文方法及び注文システムを開発
するため、検討した。
【0007】
【課題を解決するための手段】検討の結果開発したもの
が、インターネットを利用して消費者が販売店に商品を
注文するに際し、消費者の私有アドレスを発信者とする
希望商品の申込電子メール毎に異なるアカウントからな
る注文アドレスを自動生成し、以後は消費者の私有アド
レスを発信者、注文アドレスを受信者、希望商品の数量
を本文とする消費者からの注文電子メールと、注文アド
レスを発信者、消費者の私有アドレスを受信者とする販
売店からの受付電子メールとを、相互にやり取りしなが
ら注文を受け付ける簡易注文方法である。メールアドレ
スは「アカウント@(メールサーバ)ドメイン」からな
り、アカウントを自由に設定できるので、申込電子メー
ル毎に新規に異なるアカウントの注文アドレスの自動生
成は容易である。アカウントは、数字及び英文字混在で
生成できるが、数字のみ、又は英文字のみであってもよ
い。この注文アドレスを期間限定とすれば、期間経過後
に再び同じアカウントの注文アドレスを発行できる。
【0008】上記簡易注文方法では、最初に消費者が発
信した申込電子メールから自動生成した注文アドレス
を、(1)消費者の特定/認証コード及び(2)希望商品の特
定コードとして利用する。注文アドレスを使用する消費
者は、対応する申込電子メールを送信してきた特定の消
費者に限られるし、申込電子メールによって既に希望商
品が特定されているからである。しかも、消費者は、注
文アドレスを発信者、消費者の私有アドレスを受信者と
する販売店からの受付電子メールの返信メールを作成す
るだけで、注文電子メール(返信メール)の受信者として
注文アドレスを自動的に入力できる。後は、本文に希望
商品の数量のみを記載すれば注文が可能となる。注文ア
ドレスは消費者が受信した受付電子メールに残るので、
改めて消費者が注文アドレスを管理する必要がない利点
がある。
【0009】上記簡易注文方法により、インターネット
を利用して消費者が販売店に商品を注文するシステムで
あって、販売店は商品閲覧手段と、申込受付手段と、注
文アドレス生成手段と、受付案内手段と、注文受付手段
と、注文集計手段とを備えてなり、商品閲覧手段は識別
番号を付した多数の商品とこの商品の一群に対する申込
アドレスとを掲示し、申込受付手段は消費者からこの消
費者の私有アドレスを発信者、申込アドレスを受信者と
する申込電子メールを受信し、注文アドレス生成手段は
申込電子メールに応答して注文アドレスを自動生成し、
受付案内手段は注文アドレスを発信者、消費者の私有ア
ドレスを受信者とする受付電子メールを送信し、注文受
付手段は消費者から受付電子メールの返信メールとして
消費者の私有アドレスを発信者、注文アドレスを受信
者、希望商品の識別番号及び数量を本文とする注文電子
メールを受信し、注文集計手段は注文受付手段で受信し
た注文電子メールの本文から消費者が注文した商品及び
数量を集計する簡易注文システムを構築できる。
【0010】実際には、多数の商品から消費者が希望商
品を選び、注文する場合が通常である。そこで、販売店
は商品閲覧手段によって、(a)識別番号を付した多数の
商品と(b)商品の一群に対する申込アドレスとを掲示す
る。閲覧手段としては、多数の商品を掲載したホームペ
ージや紙製カタログを例示できる。この場合、ホームペ
ージ又は紙製カタログに掲載した商品を一群とみなし、
申込アドレスはホームページ又は紙製カタログに対して
付すことになる。ホームページ又は紙製カタログ(商品
閲覧手段)が識別番号を付した多数の商品を複数の群に
分けた場合、申込アドレスは各群個別に設けるか、申込
アドレスを共通としながら申込電子メールの本文に商品
群毎の群コードを記入してもらう。
【0011】閲覧手段により希望商品を見つけた消費者
は、その希望商品を含む商品群に対応する申込アドレス
を用い、消費者の私有アドレスを発信者、申込アドレス
を受信者とする申込電子メールを送信し、販売店は申込
受付手段によって受信し、申込を確認する。申込をして
きた消費者が、予め私有アドレスを必須とする個人情報
を販売店に登録しておけば、私有アドレスによる申込だ
けで個人識別できる。個人情報を事前登録していない場
合は、例えば申込電子メールの本文に個人情報を記載し
てもらう。受信した申込電子メールによって個人識別を
終えた販売店は、続いて注文アドレス生成手段により、
申込電子メールに応答した注文アドレスを自動生成す
る。そして、受付案内手段により、注文アドレスを発信
者、消費者の私有アドレスを受信者とする受付電子メー
ルを消費者に送信する。実際には、申込受付手段、注文
アドレス生成手段及び受付案内手段は一連の処理を連続
的に実行するソフトウェアとして構成し、メールサーバ
を構成したコンピュータにおいて個人識別を終え、自動
的に注文アドレスを生成した後、受付電子メールを消費
者に向けて送信することになる。
【0012】受付電子メールを受信した消費者は、受付
電子メールの返信メールとして注文電子メールを作成す
る。これにより、自動的に発信者に消費者の私有アドレ
ス、受信者に注文アドレスが入力される。既述したよう
に、注文アドレスは、(1)消費者の特定/認証コード及び
(2)希望商品群(商品単独の場合は商品)の特定コードと
しての意味があるので、消費者は、注文電子メールの本
文として希望商品の識別番号及び数量のみを記入すれば
よい。こうして、消費者が希望する商品の識別番号及び
数量のみを本文に記入した注文電子メールを、販売店の
注文受付手段が受信すれば、注文が完了する。ここで、
商品の識別番号を文字及び数字の組み合せとすれば、消
費者が注文電子メールの本文として記入するものは、文
字及び数字の羅列のみとなり、例えば携帯電話や携帯端
末を利用した注文も容易にできることになる。
【0013】消費者からの注文内容は、販売店における
注文集計手段により、注文受付手段で受信した注文電子
メールの本文から、消費者が注文した商品及び数量を集
計しておくとよい。この注文集計手段は、各消費者をレ
コード単位とするデータベースとして構築でき、注文受
付手段と連動するソフトウェアとして、メールサーバを
構成したコンピュータに一体に設けることができる。
【0014】ここで、既に注文を終えた消費者が、注文
の追加、変更又は取り止めをしたい場合、本文に注文の
追加、変更又は取り止めを記載した注文メールを消費者
から販売店へ送信するだけでよい。新たな注文メールを
受信した販売店は、新たな注文メールの本文に記載され
た商品の識別番号及び数量を注文集計手段に反映するだ
けで、注文の追加、変更又は取り止めが完了する。消費
者が作成する新たな注文電子メールは、(1)販売店の受
付案内手段から再び送信された受付電子メール、(2)別
途注文アドレスを発信者、消費者の私有アドレスを受信
者として送信される受付完了通知電子メール、(3)先に
消費者が受信していた受付電子メール又は受付完了通知
電子メール、のいずれかの返信メールとして容易に作成
できる。注文アドレスが(1)消費者の特定/認証コード及
び(2)希望商品群(商品単独の場合は商品)の特定コード
の意味を有しているので、注文の追加、変更又は取り止
めに際して別途消費者の特定及び認証は不要である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に基づく実施形態に
ついて図を参照しながら説明する。図1は本発明を適用
した注文システムのハード構成の一例を示すハード関係
図、図2は基本的な処理の流れを表したフローチャート
図である。本発明の注文システムは、電子メールを利用
して申込、注文及び受付を実施することから、図1に見
られるように、インターネット1を介して、販売店のサ
ーバ2(コンピュータ)と各消費者a〜dそれぞれのクラ
イアント(端末)3,4,5,6(携帯電話3、携帯端末4及
びコンピュータ5,6)を結ぶことになる。注文書式は、
後述のように極めて簡易なデータの送信で済むため、携
帯電話3による注文であっても、入力が苦にならない。
サーバ2には、商品閲覧手段(ホームページの場合)、申
込受付手段、注文アドレス生成手段、受付案内手段、注
文受付手段及び注文集計手段をそれぞれ連係するように
ソフトウェアにより構築しており、注文集計手段のデー
タを注文データベース7に構築していく。
【0016】基本的な処理の流れは図2に従う。本例
は、予め私有アドレスを必須とする個人情報を登録した
会員に対し、期間限定で注文が可能なカタログ(商品群)
を配付し(A商品閲覧手段)、その期間内に注文を受け付
ける例である。ここで、消費者aが本注文システムを利
用する場合に即して説明する。カタログを見て商品の購
入を考えた消費者aは、カタログ毎に付した申込アドレ
ス8を用い、消費者の私有アドレス9を発信者、申込ア
ドレス8を受信者とする申込電子メール10(図3)を販売
店のサーバ2へ送信し、申し込みする。件名11は必要な
いので空欄としているが、例えば「○○カタログ申込」
と記入してもよい。本例では、確認用に本文12にカタロ
グ番号13(「カタログ000915」)を記入してもらってい
る。会員登録していない場合は、申込電子メール10の本
文12へ、個人識別が可能な程度の個人情報を記入しても
らうことになる。
【0017】申込電子メール10を受信したサーバ2は、
発信者の私有アドレス9をチェックすることで登録個人
情報を確認する。予め、私有アドレス9を必須とする個
人情報が登録されているので、確認は容易である。こう
して、会員であることが確認された後、注文を記録する
注文データベース7に対して消費者aのレコード14(図
4)を新規作成する(F注文集計手段)。今後期間内での
追加注文や注文変更等のデータを、この注文データベー
ス7で管理する。同時に、アカウントを新規作成して、
注文期間内のみ利用可能な注文アドレス15を自動生成し
(C注文アドレス生成手段)、そして前記注文アドレス15
を発信者、消費者の私有アドレス9を受信者とする受付
電子メール16(図5)を消費者aに向けて送信する(D受
付案内手段)。新規作成するアカウントは、まったくの
ランダムに作成してもよいし、申込日順の連番でもよい
し、消費者aの私有アドレス9や申込アドレス8に関連
づけたものでもよいが、特定カタログに対する申込者
(同じ消費者が別に申し込みする場合もあり得る)毎に異
なることが必要である。この段階での受付電子メール16
は、あくまで申込受付完了を伝える連絡メールである。
件名11には、処理段階が分かるように「申込確認」と記
入し、対象となるカタログ番号を記載している。
【0018】受付電子メール16を受信した消費者aは、
その返信メールとして、消費者の私有アドレス9を発信
者、注文アドレス15を受信者、希望商品の識別番号17及
び数量18を本文12とする注文電子メール19(図6)を送信
し、サーバ2が受信して注文を受け付ける(E注文受付
手段)。注文電子メール19には、件名12を記入していな
い。これは、注文アドレス15によって、何の電子メール
かが判別できるからである。注文電子メール19の本文12
は、スペースを挟んで商品の識別番号17及び数量18を並
べただけである。これであれば、携帯電話からのメール
送信も容易である。新たに生成した注文アドレス15は、
(1)消費者aの特定/認証コード及び(2)希望商品を掲載
したカタログの特定コードとしての働きを持っているた
め、本文12には商品の特定及び数量のみという必要最小
限の情報だけよいことになる。ここで、本例では商品個
々に数字からなる識別番号17を用いているので、商品の
特定及び数量は共に数字の列記となる。
【0019】注文電子メール19を受信したサーバ2で
は、注文アドレス15から消費者aを判別し、本文記載の
商品の識別番号17を商品データベース(図示略、例えば
注文データベースと並列に構築しておく)で検索する。
この段階で本文12記載の商品の識別番号17が検索できな
ければ、消費者aの記入間違いを不正として通知する注
意電子メール20(図7)をサーバ2から消費者aに送信す
る。件名12には、処理段階が分かるように「注文受付」
と記入し、識別番号誤記を知らせる電子メールである旨
を明らかにする「注文番号No.999」及び「注文番号不
正」の表示を記載している。注文アドレス15により、対
象となるカタログは特定されており、注文電子メール19
の本文12に記入される情報は僅かであることから、識別
番号17誤記の判定は容易である。商品データベースには
各商品の単価が記憶されており、検索し得た商品につい
て識別番号17、商品名21、数量18、各商品毎の小計22及
び全商品の合計23をレコード14(図8)に記入して、注文
データベースを更新する(F注文集計手段)。
【0020】注文データベースの更新を終えたサーバ2
は、注文アドレス15を発信者、消費者の私有アドレス9
を受信者とする受付電子メール24(図9)を、再び消費者
aに向けて送信する(D受付案内手段)。この段階での受
付電子メール24は、注文内容確認の電子メールであり、
合計金額を並記している。また、この受付電子メール24
は、注文履歴として残り、消費者a自身が、いつ何を注
文したかを把握できるようにする。件名12には、処理段
階が分かるように「注文受付」と記入し、対象となるカ
タログ番号13を記載している。
【0021】注文可能な期間内であれば、消費者aは何
度でも注文(追加)することができるほか、既に注文した
商品の数量変更や取り止めも可能である。先に消費者a
が受信した受付電子メール24(図9)の返信メールとし
て、消費者aは注文変更の注文電子メール25(図10)をサ
ーバ2に向けて送信する。本例では、変更後の数量(例
えばNo.314は数量0になっている)を送信するようにし
ているが、このほか増減量を送信するようにしてもよ
い。このとき、返信メールとして注文電子メール25を作
成するので、自動的に受信者に注文アドレス15が記入さ
れ、消費者aに煩わしさを与えない上、間違いを防止で
きる。新たな注文電子メール25を受信したサーバ2は、
上述同様に商品データベースの検索、注文データベース
のレコード14の更新(図11)を経た後、注文内容確認の受
付電子メール26(図12)を消費者aに送信する(D受付案
内手段)。件名12には、処理段階が分かるように「注文
受付」と記入し、対象となるカタログ番号13を記載して
いる。
【0022】このように、消費者aは注文電子メール1
9,25(図6,図10)を送信する度に、注文内容確認の受付
電子メール24,26(図9,図12)を受信して、現在の注文内
容を確認できる。しかし、場合によっては現在の注文内
容のみを確認したい場合もあり得る。この場合、本文に
制御コード「S」27と記入した確認電子メール28(図13)
をサーバ2に送信して通常形式の受付電子メール29(図1
4)を返信してもらったり、本文に制御コード「L」30と
記入した確認電子メール31(図15)をサーバ2に送信して
詳細形式の受付電子メール32(図16)を返信してもらうと
よい。これらは、サーバ2から特定の情報を受け取る制
御電子メール(確認電子メール)として、予め会員である
消費者に制御コードを公開しておけば、各消費者が自由
に送信できる。件名12は、それぞれ処理段階を示す「注
文確認」とし、対象となるカタログ番号13を記載してい
る。こうした制御電子メールの返信機能は、E注文受付
手段に組み入れておくとよい。また、こうした制御電子
メール(確認電子メール)に対する受付電子メール29,32
も、注文アドレス15を発信者、消費者の私有アドレス9
を受信者としているので、返信メールとして容易に注文
電子メールを作成できる。
【0023】同様に、制御コード「E」33を本文とする
制御電子メール34(図17)を消費者aがサーバ2に送信す
ると、この制御電子メール34を受信したサーバ2のE注
文受付手段は、全注文を取り止めたと判断し、消費者a
に取消電子メール35(図18)を返信する。件名12は、処理
段階が明らかになるように「取消確認」とし、対象とな
るカタログ番号13を記載している。この取消電子メール
35も、注文アドレス15を発信者、消費者の私有アドレス
9を受信者としているので、返信メールとして容易に注
文電子メールを作成できる。注文可能な期間内であれ
ば、一度全注文を取り消した後も、改めて注文可能であ
る。このため、取消電子メール35からも容易に注文電子
メールを作成できるようにしている。
【0024】このように、注文可能な期間内では、サー
バから送信される受付電子メールや取消電子メールを元
に何度でも注文電子メールを作成し、消費者aは適宜追
加や数量変更等の注文を繰り返すことができる。すなわ
ち、サーバにおいては、D受付案内手段→E注文受付手
段→F注文集計手段→D受付案内手段を繰り返す。この
ような煩雑な注文の繰り返しにおいても、消費者aは常
に先に受信した受付電子メールや取消電子メールの返信
メールとして注文電子メールを作成できるので、ほとん
ど手間がかからない。こうした注文の煩わしさを大きく
低減した点が、本発明の最大の効果である。期間経過に
より注文アドレスを使用不可とし、F注文集計手段の注
文データベースを参照して商品を発送し、消費者aが商
品受け取り、支払いを済ませば、一連の流れは終了す
る。
【0025】
【発明の効果】本発明により、インターネット上で電子
メールを利用した簡易注文方法及び簡易注文システムを
提供できるようになる。注文する消費者は、基本的な注
文書式を先に販売店から送信されてきた電子メールから
返信メールとして作成でき、本文にも最小限の情報のみ
書き込めばいいので、とりわけインターネットを利用で
きる携帯電話での注文が容易にできる効果がある。携帯
電話は、基本的に日本語入力が煩わしいが、本発明の簡
易注文方法及び簡易注文システムでは、そうした煩わし
さはなくなり、このほか携帯端末を利用した注文も簡略
化できる効果がある。
【0026】上記では、予め私有アドレスを必須とした
個人情報を登録している会員を対象とした例を挙げ、最
も簡易な処理の場合を説明した。しかし、最初の申込電
子メールの本文に個人情報を記入すれば、販売店側で予
め個人情報を備えておく必要はない。本発明は、広く一
般的な注文システムに適用可能であり、より好ましくは
会員を対象とした注文システムである。
【0027】また、注文アドレスは自動生成後永続して
利用可能であるが、セキュリティーを考慮した場合、注
文可能な期間内に限って利用可能なテンポラリーアドレ
スとして利用するのが好ましい。このように、期間限定
の注文アドレスは、(1)消費者の特定/認証コード及び
(2)希望商品群(商品単独の場合は商品)の特定コードと
して働くだけでなく、(3)利用期間の限定による不正使
用防止機能を有することができ、より安全な注文システ
ムの構築を可能にする利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した注文システムのハード構成の
一例を示すハード関係図である。
【図2】基本的な処理の流れを表したフローチャート図
である。
【図3】申込電子メールの画面である。
【図4】注文データベースで新規作成した消費者aのレ
コードである。
【図5】受付電子メールの画面である。
【図6】注文電子メールの画面である。
【図7】注意電子メールの画面である。
【図8】注文データベースで更新した消費者aのレコー
ドである。
【図9】受付電子メールの画面である。
【図10】注文変更の注文電子メールの画面である。
【図11】注文データベースで更新した消費者aのレコー
ドである。
【図12】注文内容確認の受付電子メールの画面である。
【図13】制御コード「S」と記入した確認電子メールの
画面である。
【図14】制御コード「S」に対する受付電子メールの画
面である。
【図15】制御コード「L」と記入した確認電子メールの
画面である。
【図16】制御コード「L」に対する受付電子メールの画
面である。
【図17】制御コード「E」と記入した制御電子メールの
画面である。
【図18】制御コード「E」に対する取消電子メールの画
面である。
【符号の説明】
1 インターネット 2 サーバ 3 クライアント(携帯電話) 4 クライアント(携帯端末) 5 クライアント(コンピュータ) 6 クライアント(コンピュータ) 7 注文データベース 8 申込アドレス 9 私有アドレス 10 申込電子メール 13 カタログ番号 14 レコード 15 注文アドレス 16 受付電子メール 17 希望商品の識別番号 18 数量 19 注文電子メール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットを利用して消費者が販売
    店に商品を注文するに際し、消費者の私有アドレスを発
    信者とする希望商品の申込電子メール毎に異なるアカウ
    ントからなる注文アドレスを自動生成し、以後は消費者
    の私有アドレスを発信者、注文アドレスを受信者、希望
    商品の数量を本文とする消費者からの注文電子メール
    と、注文アドレスを発信者、消費者の私有アドレスを受
    信者とする販売店からの受付電子メールとを、相互にや
    り取りしながら注文を受け付ける簡易注文方法。
  2. 【請求項2】 インターネットを利用して消費者が販売
    店に商品を注文するシステムであって、販売店は商品閲
    覧手段と、申込受付手段と、注文アドレス生成手段と、
    受付案内手段と、注文受付手段と、注文集計手段とを備
    えてなり、商品閲覧手段は識別番号を付した多数の商品
    と該商品の一群に対する申込アドレスとを掲示し、申込
    受付手段は消費者から該消費者の私有アドレスを発信
    者、申込アドレスを受信者とする申込電子メールを受信
    し、注文アドレス生成手段は申込電子メールに応答して
    注文アドレスを自動生成し、受付案内手段は注文アドレ
    スを発信者、消費者の私有アドレスを受信者とする受付
    電子メールを送信し、注文受付手段は消費者から受付電
    子メールの返信メールとして消費者の私有アドレスを発
    信者、注文アドレスを受信者、希望商品の識別番号及び
    数量を本文とする注文電子メールを受信し、注文集計手
    段は注文受付手段で受信した注文電子メールの本文から
    消費者が注文した商品及び数量を集計するように構成し
    てなる簡易注文システム。
JP2000278279A 2000-09-13 2000-09-13 簡易注文方法及び簡易注文システム Pending JP2002092406A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000278279A JP2002092406A (ja) 2000-09-13 2000-09-13 簡易注文方法及び簡易注文システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000278279A JP2002092406A (ja) 2000-09-13 2000-09-13 簡易注文方法及び簡易注文システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002092406A true JP2002092406A (ja) 2002-03-29

Family

ID=18763469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000278279A Pending JP2002092406A (ja) 2000-09-13 2000-09-13 簡易注文方法及び簡易注文システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002092406A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020008491A1 (ja) * 2018-07-02 2020-01-09 楽天株式会社 サーバ装置、販売システム、サービス方法、ならびに、プログラム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1055399A (ja) * 1996-05-22 1998-02-24 Fujitsu Ltd 商品情報提供システム及び商品情報提供プログラムを格納した記憶媒体
JPH1055321A (ja) * 1996-08-12 1998-02-24 Nec Corp 電子メールシステム
JPH10312427A (ja) * 1997-05-14 1998-11-24 Dainippon Printing Co Ltd オーダーシステム
JP2000181815A (ja) * 1998-12-15 2000-06-30 Fujitsu Ltd メール装置、端末装置および記録媒体

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1055399A (ja) * 1996-05-22 1998-02-24 Fujitsu Ltd 商品情報提供システム及び商品情報提供プログラムを格納した記憶媒体
JPH1055321A (ja) * 1996-08-12 1998-02-24 Nec Corp 電子メールシステム
JPH10312427A (ja) * 1997-05-14 1998-11-24 Dainippon Printing Co Ltd オーダーシステム
JP2000181815A (ja) * 1998-12-15 2000-06-30 Fujitsu Ltd メール装置、端末装置および記録媒体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020008491A1 (ja) * 2018-07-02 2020-01-09 楽天株式会社 サーバ装置、販売システム、サービス方法、ならびに、プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20030074250A1 (en) System, method and computer program product for collaborative forecasting in a supply chain management framework
US20030083947A1 (en) System, method and computer program product for governing a supply chain consortium in a supply chain management framework
US20030018513A1 (en) System, method and computer program product for benchmarking in a supply chain management framework
US20030069778A1 (en) System, method and computer program product for error checking in a supply chain management framework
US20030055731A1 (en) System, method and computer program product for tracking performance of suppliers in a supply chain management framework
US20030078827A1 (en) System, method and computer program product for strategic supply chain data collection
US20030088474A1 (en) System, method and computer program product for an electronics and appliances supply chain management framework
US20030074281A1 (en) System, method and computer program product for a centralized a supply chain management framework
JP5222525B2 (ja) 個人情報を秘匿した配送システム及び個人情報を秘匿した商品購入システム
US20030055704A1 (en) System, method and computer program product for defining roles/responsibilities in a supply chain management framework
US20030055710A1 (en) System, method and computer program product for performance tracking among a plurality of distributors and suppliers in a supply chain management framework
US20030074263A1 (en) System, method and computer program product for an office products supply chain management framework
JP6830779B2 (ja) 商品配送支援システム、商品配送支援装置、及び商品配送支援方法
US20030065541A1 (en) System, method and computer program product for adding supply chain components in a supply chain management analysis
US20030069768A1 (en) System, method and computer program product for restaurant food cost reporting in a supply chain
US20210142284A1 (en) Method and system for anonymous ecommerce shipment
US20030050867A1 (en) System, method and computer program product for updating store information in a supply chain management framework
US20030078819A1 (en) System, method and computer program product for localized distribution committees in a supply chain management framework
US20030083909A1 (en) System, method and computer program product for a machinery supply chain management framework
US20030050809A1 (en) System, method and computer program product for providing real-time feedback on the accuracy of forecasting in a supply chain management architecture
WO2002077917A1 (en) System, method and computer program product for a supply chain management
US20030046136A1 (en) System, method and computer program product for assessing market trends in a supply chain management framework
JP2005025664A (ja) レシート発行管理装置、レシート発行管理システム、及びレシート発行管理装置用プログラム
JP2016148913A (ja) 決済システム、決済方法及びプログラム
US20030055692A1 (en) System, method and computer program product for creating cost system components in a supply chain management framework