JPH10312270A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH10312270A
JPH10312270A JP12087097A JP12087097A JPH10312270A JP H10312270 A JPH10312270 A JP H10312270A JP 12087097 A JP12087097 A JP 12087097A JP 12087097 A JP12087097 A JP 12087097A JP H10312270 A JPH10312270 A JP H10312270A
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JP
Japan
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setting
initialization
value
setting value
information
Prior art date
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Pending
Application number
JP12087097A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Amamiya
好之 天宮
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NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC AccessTechnica Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モデル毎に必要だった装置の初期化専用フロ
ッピーディスクを1種類の汎用設定フロッピーディスク
に統一し、これによる管理工数削減による生産性向上、
および管理誤りによる誤設定防止による信頼性を向上す
る。 【解決手段】 出荷時設定を必要とする情報処理装置に
於いて、予め初期値が設定された初期設定値テーブル1
04と、書き換え可能な不揮発性メモリ内に備えられた
設定値格納域106と、初期化起動要因107により起
動され、前記初期設定値テーブル104の初期値を前記
不揮発性メモリ内の設定値格納域106に設定する設定
値初期化プログラム105と、を備えたことを特徴とす
る情報処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、初回装置起動前
(装置出荷時)に初期値設定をする必要がある領域を有
する情報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術では、出荷設定FD内に初期
値設定プログラムを持たせ、この初期値設定プログラム
を実行させることによってバックアップメモリ内の設定
値格納域の設定を行っていた。
【0003】その為、初期値変更が生じた場合、出荷設
定FDを全数回収し、設定プログラムの変更をする必要
があるが、回収モレがあった場合、後に未修正の出荷設
定FDが使用されたりする可能性があり、初期値誤設定
の原因になっていた。また機種ごとに初期値が異なるた
めそれぞれ専用の出荷設定FDを必要としていた。
【0004】また、従来の情報処理装置の設定機能とし
ては、特開昭62−165241号公報に、図3に示
す、以下のような技術が記載されている。
【0005】プログラム不正使用防止の為のシステム識
別情報の管理方式として不揮発性メモリにあるシステム
識別情報の写しを磁気ディスク記憶装置等に記憶してお
き、IPL時、不揮発性メモリ内のシステム識別情報と
磁気ディスク内の写しとの照合が一致したときのみ正常
処理する。不一致の場合はシステム保守者からの所定の
指示により修復してシステム識別情報の管理を行う。
【0006】また、特開平08−87460号公報に
は、図4に示すような、ネットワークに接続した装置へ
のインストール時に、装置モデル判別の為に識別情報を
利用する技術が記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、上述
した従来の特開昭62−165241号のようなシステ
ム識別情報の管理方式は、プログラム不正使用防止を目
的として磁気ディスク記憶装置に写しを記録していたこ
とである。この結果、同一の装置情報を複数台の装置に
設定することができないという問題があった。
【0008】その理由は、プログラム不正使用防止目的
という性格上、システム識別情報は鍵の役割であり、装
置出荷時の初期設定のようにモデル毎に全て同じとなる
システム情報への応用では無意味になってしまうからで
ある。
【0009】第2の問題点は、従来のインストールシス
テム(特開平8−87460号公報)の場合、識別情報
が固定値であるということである。この結果、使用者が
装置起動後に変更する可能性がある情報(変更が可能な
情報)には使用できないという点である。
【0010】その理由は、本体の識別情報が可変で装置
使用者が変更できると、ハードウェア構成情報の誤判断
の原因になるからである。
【0011】また、第3の問題点は、出荷時設定時には
フロッピーディスクのような磁気媒体に記録されたプロ
グラムを実行することによって設定値格納領域の設定を
行っていた。その結果、モデル毎にそれぞれ専用のフロ
ッピーディスクが必要になり、管理工数がかかること、
またこれらの管理誤り等による他モデル設定プログラム
混在時の誤設定の可能性があった。
【0012】その理由は、装置のモデルにより各種設定
値がまちまちであり、モデル別に設定用の磁気媒体が必
要になってしまうからである。
【0013】[発明の目的]本発明は、従来行っていた
フロッピーディスク等の磁気媒体に記録されたプログラ
ム実行による設定値処理の機種別固有部(設定値テーブ
ル)を装置内不揮発性記憶手段に持たせることにより、
モデル毎に必要だった専用フロッピーディスクを1種類
の汎用設定フロッピーディスクに統一し、これによる管
理工数削減による生産性向上、および管理誤りによる誤
設定防止による信頼性向上を目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を達成する為の技術的手段として、出荷時設定を必要と
する情報処理装置に於いて、予め初期値が設定された初
期設定値テーブルと、書き換え可能な不揮発性メモリ内
に備えられた設定値格納域と、初期化起動要因により起
動され、前記初期設定値テーブルの初期値を前記不揮発
性メモリ内の設定値格納域に設定する設定値初期化プロ
グラムと、を備えたことを特徴とする情報処理装置を有
する。
【0015】また、前記初期設定値テーブルに、機種ご
との固有値を予め設定したことを特徴とする情報処理装
置でもある。
【0016】また、製品出荷時に装置種類による固有の
値を設定する領域を有する情報処理装置であって、初期
設定値テーブルを記録した不揮発性記憶手段を有し、必
要に応じて設定値初期化プログラムにより、前記不揮発
性記憶手段内の初期設定値テーブルを参照して設定を行
うことを特徴とする情報処理装置でもある。
【0017】[作用]本発明によれば、出荷時設定機能
を有する情報処理装置に於いて機種毎に異なる初期値を
設定する場合でも、設定値初期化プログラムが初期設定
値テーブルを参照することによって共通のプログラムや
初期化起動要因でモデル毎に異なる設定値の初期化を行
うことができる。
【0018】本発明の情報処理装置は、BIOS RO
M内に初期化プログラム及び初期設定値テーブルを有す
る。また、出荷設定FDにはBIOS内の初期化プログ
ラムをコールする処理を設ける。
【0019】以下に設定値格納域に装置情報を格納する
場合の例を示す。
【0020】情報処理装置内のバックアップメモリ内設
定値格納域に装置情報を保存する領域を設ける。一方、
出荷設定FDにはBIOS内の初期化プログラムをコー
ルする処理が入っている。この装置情報領域の初期化
は、出荷設定FDの処理を実行し、BIOS内初期化プ
ログラムがコールされて初期化が実行される。
【0021】BIOS内には初期化プログラムが参照す
る初期設定値テーブルも設けられており、コールされた
初期化プログラムは、テーブルを参照しながらバックア
ップメモリ内の装置情報を作成する。
【0022】本発明により、出荷設定FD内に初期化情
報を持たせることなく初期設定を行うことができ、これ
により機種ごとに装置情報が異なる場合でも出荷設定F
Dの種類を変更することなく対応できる。
【0023】また、初期値が変更になった場合の出荷設
定FDの修正が必要なくなるため、変更時の修正モレに
よる誤設定等の設定ミスを無くすことができる。
【0024】以下、図2を参照して、さらに詳しく説明
する。
【0025】図2に示すように、本発明では、出荷用F
D203は、初期化起動プログラム207を記録したF
Dである。
【0026】装置のBIOS ROM201内には設定
値初期化プログラム205と、初期設定値テーブル20
4を有する。
【0027】バックアップメモリ(不揮発性メモリ)2
02内には、装置情報等の設定値格納域206があり、
情報処理装置の電源が切れている場合でも記憶している
情報が消滅しないようバックアップされている。
【0028】出荷設定を行うために、初期化起動プログ
ラム207を起動すると、BIOSROM201内の設
定値初期化プログラム205がファンクションコールさ
れる。設定値初期化プログラム205は、初期設定値テ
ーブル204を参照しながらバックアップメモリ202
内の設定値格納域206へ初期値を設定していく。
【0029】このように、BIOS ROM201内の
初期設定値テーブル204の値により設定する初期値を
変えることができるので、初期化FD内に値を持つ必要
が無く、機種ごとに異なる初期化FDを用意する必要が
無い(装置固有パラメータ差分を自動吸収)。また、他
機種設定用FDの誤用による初期値誤設定を防止でき
る。
【0030】
【発明の実施の形態】
[1]構成の説明 図1は、本発明の情報処理装置の初期値設定の概要を示
した図である。
【0031】本発明の出荷時設定機能を有する情報処理
装置は、初期化起動要因107、初期設定値テーブル1
04、設定値初期化プログラム105から構成されてい
る。
【0032】初期化起動要因107は、設定値初期化プ
ログラム105を起動させるものであり、フロッピ−デ
ィスクの挿入及びディスク内の初期化プログラムの起動
やキー入力などの手段である。初期設定値テーブル10
4は、予め設定された装置情報を保存してある領域であ
る。設定値初期化プログラム105は、初期化起動要因
107によって起動され、初期設定値テーブル104か
ら必要な値を読み取り、設定値格納域106へ書き込む
処理を行う。設定値格納域106は不揮発性メモリ(バ
ックアップメモリ)であり、値が保存されている。
【0033】[2]動作の説明 まず、出荷時(初期値)設定の処理動作を図1に示す構
成図に基づいて説明する。初期化起動要因107によ
り、設定値初期化プログラム105が起動されると、初
期設定値テーブル104から必要な値を読み出す処理が
行われる。ここで読み出された情報は、設定値格納域1
06へ設定値として書き込まれる。この設定値は、初期
設定値テーブル104から値を読む為、初期化起動要因
から与える必要はない。
【0034】設定値が複数ある場合にはこれらの処理が
繰り返され、順次設定値格納域106に格納されてい
く。
【0035】
【実施例】
[実施例1]次に、本発明の初期化起動要因としてフロ
ッピーディスク起動、初期設定する内容を内蔵ハードデ
ィスクの使用可否情報とした場合の実施例を説明する。
【0036】出荷時(初期値)設定の処理動作を、図2
に示す構成図に基づいて説明する。設定用フロッピーデ
ィスク203の初期化起動プログラム207により設定
値初期化プログラム205が起動されると、初期設定値
テーブル204から必要な値を読み出す処理が行われ
る。ここで読み出された情報は設定値格納域206へ設
定値として書き込まれる。この方法で書き込むと値をフ
ロッピー内に用意しておかなくてよい。書き込まれた情
報は内蔵ハードディスク使用可否の情報なので出荷時は
使用可に設定してある。その後、装置使用者は必要に応
じ使用不可に設定変更することも可能である。
【0037】[実施例2]また他の実施例として、初期
化起動要因としてIPL起動中の特定キー押下による起
動、初期設定する内容を2ndCCU(第二通信ポー
ト)の使用可否情報とした場合の実施例を説明する。
【0038】IPL起動中の初期化起動要因となる特定
キーは通常は容易に押されないよう、複数キー同時押下
による起動が望ましい。
【0039】IPL起動中に初期化起動要因となる特定
キー(または複数の特定キーの組合せ)押下により設定
値初期化プログラムが起動されると初期設定値テーブル
から必要な値を読み出す処理が行われる。ここで読み出
された情報は設定値格納域へ設定値として書き込まれる
(ここでは2ndCCU“使用しない”情報例)。
【0040】書き込まれた情報は、2ndCCU使用可
否の情報で、出荷時は“使用しない”に設定してある。
その後、装置使用者は必要に応じて“使用する”に設定
変更する事ができる。
【0041】[実施例3]その他の実施例として、初期
化起動要因としてスイッチによる起動、初期設定する内
容をCPU処理速度情報とした場合の実施例を説明す
る。
【0042】IPL起動中に初期化起動要因となるスイ
ッチ押下により設定値初期化プログラムが起動されると
初期設定値テーブルから必要な値を読み出す処理が行わ
れる。ここで読み出された情報は設定値格納域へ設定値
として書き込まれる(ここではCPU“high”情報
例)。
【0043】書き込まれた情報は、CPU処理速度情報
で、出荷時は“High”に設定してある。その後、装
置使用者は必要に応じて“Low”に設定変更する事が
できる。
【0044】[他の実施の形態]初期化起動要因とし
て、フロッピーディスクを利用し、情報として内蔵ハー
ドディスクの使用可否を示した実施例を説明したが、起
動要因としてスイッチ等やIPL起動中の特定キー押下
等による起動、また情報としてはフロッピードライブの
使用可否やCPU処理速度設定等の各種設定で実施可能
である。
【0045】
【発明の効果】第1の効果は、同一の装置情報が複数台
に設定できるということである。その理由は、プログラ
ム不正使用防止の目的とは別の意味を持つ情報を管理す
ることにより情報に機密性を持たせる必要がないからで
ある。
【0046】第2の効果は、使用者が変更できる可変の
情報の管理を行うことができるということである。その
理由は、装置情報はインストール用装置識別と目的が異
なり、使用者の意志による変更でも不都合が生じないか
らである。
【0047】第3の効果は、フロッピーディスク等の磁
気媒体使用時の初期化に於いて装置のモデル別に設定情
報が異なる場合でも共通化が可能ということである。そ
の理由は設定値の情報を不揮発性記憶手段内に設けるこ
とにより、モデル毎に差分がある設定値が装置内部に取
り込まれている為、初期化起動プログラムは共通部分の
みで実現できる為である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】実施例の構成及びIPL処理を示す図である。
【図3】従来例(特開昭62−165241号公報)の
システム識別情報管理方式を示す図である。
【図4】従来例(特開平08−87460号公報)のイ
ンストールシステムを示す図である。
【符号の説明】
101 BIOS 102 バックアップメモリ(不揮発性メモリ) 104 初期設定値テーブル 105 設定値初期化プログラム 106 設定値格納域 107 初期化起動要因 201 BIOS 202 バックアップメモリ 203 設定用FD 204 初期設定値テーブル 205 設定値初期化プログラム 206 設定値格納域 207 初期化起動プログラム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出荷時設定を必要とする情報処理装置に
    於いて、 予め初期値が設定された初期設定値テーブルと、 書き換え可能な不揮発性メモリ内に備えられた設定値格
    納域と、 初期化起動要因により起動され、前記初期設定値テーブ
    ルの初期値を前記不揮発性メモリ内の設定値格納域に設
    定する設定値初期化プログラムと、を備えたことを特徴
    とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記初期設定値テーブルに、機種ごとの
    固有値を予め設定したことを特徴とする請求項1記載の
    情報処理装置。
  3. 【請求項3】 製品出荷時に装置種類による固有の値を
    設定する領域を有する情報処理装置であって、 初期設定値テーブルを記録した不揮発性記憶手段を有
    し、必要に応じて設定値初期化プログラムにより、前記
    不揮発性記憶手段内の初期設定値テーブルを参照して設
    定を行うことを特徴とする情報処理装置。
JP12087097A 1997-05-12 1997-05-12 情報処理装置 Pending JPH10312270A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12087097A JPH10312270A (ja) 1997-05-12 1997-05-12 情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP12087097A JPH10312270A (ja) 1997-05-12 1997-05-12 情報処理装置

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Publication Number Publication Date
JPH10312270A true JPH10312270A (ja) 1998-11-24

Family

ID=14796999

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JP12087097A Pending JPH10312270A (ja) 1997-05-12 1997-05-12 情報処理装置

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JP (1) JPH10312270A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003150454A (ja) * 2001-11-13 2003-05-23 Mitsubishi Electric Corp 増設外部記憶システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003150454A (ja) * 2001-11-13 2003-05-23 Mitsubishi Electric Corp 増設外部記憶システム

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