JP2000148413A - デバイス識別子に基づいた記憶デバイスの構成の検証 - Google Patents

デバイス識別子に基づいた記憶デバイスの構成の検証

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JP2000148413A
JP2000148413A JP11177545A JP17754599A JP2000148413A JP 2000148413 A JP2000148413 A JP 2000148413A JP 11177545 A JP11177545 A JP 11177545A JP 17754599 A JP17754599 A JP 17754599A JP 2000148413 A JP2000148413 A JP 2000148413A
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Siamak Nazari
ナザリ シアマク
Andrew L Hisgen
エル. ヒスゲン アンドリュー
Carol J Wilhelmy
ジェイ. ウィルヘルミー キャロル
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記憶デバイスの不適切な再構成を自動的に検
出するコンピュータシステムを提供する。 【解決手段】 複数の記憶デバイス内のデバイス識別子
に基づいてコンピュータシステムにおける複数の記憶デ
バイスの構成を検証する方法であって、コンピュータシ
ステムにおける物理パス上に配置される複数の記憶デバ
イスからデバイス識別子を読み出すステップと、複数の
記憶デバイスからのデバイス識別子と、複数の記憶デバ
イスへの物理パスとを関連づけるマッピングを作成する
ステップと、コンピュータシステムにおいて複数の記憶
デバイスを再構成するステップと、コンピュータシステ
ムにおける物理パスから少なくとも1つのデバイス識別
子を読み出すことを試みることによって、複数の記憶デ
バイスが正しく再構成されたことを検証するステップと
を含む方法が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テムにおける記憶デバイスに関する。特に、本発明は、
コンピュータシステムにおける記憶デバイスのロケーシ
ョンを、記憶デバイスに格納されている識別子に基づい
て検証する方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多くのコンピュータシステムは、ディス
クドライブまたはテープドライブなどの、大量のデータ
を格納するための複数の記憶デバイスを有する。これら
のデバイスは、ファイルサーバまたはデータベースサー
バとして動作するコンピュータシステムに有用である。
さらに複数の記憶デバイスを設けることによって、単一
のファイルからのデータを複数の記憶デバイスにわたっ
て分散し、高帯域並列検索を行うことが可能になる。例
えば、RAID(安価なディスクの冗長アレイ)システ
ムは、しばしば、16または32ディスクドライブから
の並列検索を支持する。しかし、複数の記憶デバイスを
設けると、システム再構成の際にエラーを生じ得る。例
えば、技術者がディスクドライブ(またはディスクケー
ブル)を置き換えるとき、技術者は、誤ったディスクド
ライブ(または誤ったケーブル)を不注意に切り替え、
誤ったディスクドライブを特定の物理パスで終了させる
ことが生じ得る。このタイプのエラーは、多数のディス
クドライブを有するコンピュータシステムにおいてよく
起こる。これは、ディスクドライブが、しばしば、共に
強固にパックされ、同じシールユニットにパッケージさ
れているためである。さらに、多数のディスクケーブル
を有するコンピュータシステムでは、1セットのディス
クケーブルは、他のセットのディスクケーブルと簡単に
間違えられ得る。
【0003】コンピュータシステム再構成におけるエラ
ーはまた、他の方法で起こり得る。例えば、新しいディ
スクコントローラが組み込まれる場合、またはオペレー
ティングシステムが更新される場合、記憶デバイスへの
物理パスネームは変更し得る。誤った記憶デバイスはま
た、特定の物理パスで終了し得る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現在のコンピュータシ
ステムは、このタイプの再構成エラーがいつ発生したか
を決定する手段をもたない。この結果、次にコンピュー
タシステムが置き違えたディスクドライブからデータを
読み出すとき、このデータは誤りである。さらに重要な
ことには、次にコンピュータシステムが置き違えたディ
スクドライブにデータを書き込むとき、置き違えたディ
スクドライブ上にデータを上書きする可能性がある。こ
の状況は、単一のファイルに対するデータが複数のディ
スクドライブにわたって分散されているRAIDシステ
ムにおいて特に問題となり得る。この結果、単一のディ
スクドライブ上の不正データは、複数のディスクドライ
ブにわたって分散されているファイルを不正にし得る。
【0005】従って、本発明の目的は記憶デバイスの不
適切な再構成を自動的に検出するコンピュータシステム
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】複数の記憶デバイス内の
デバイス識別子に基づいてコンピュータシステムにおけ
る該複数の記憶デバイスの構成を検証する方法であっ
て、該コンピュータシステムにおける物理パス上に配置
される該複数の記憶デバイスからデバイス識別子を読み
出すステップと、該複数の記憶デバイスからの該デバイ
ス識別子と、該複数の記憶デバイスへの該物理パスとを
関連づけるマッピングを作成するステップと、該コンピ
ュータシステムにおいて該複数の記憶デバイスを再構成
するステップと、該コンピュータシステムにおける物理
パスから少なくとも1つのデバイス識別子を読み出すこ
とを試みることによって、該複数の記憶デバイスが正し
く再構成されたことを検証するステップとを含む方法に
より、上記目的が達成される。
【0007】記憶デバイスへの論理パスと、該記憶デバ
イスへの物理パスとを関連づけるステップと、該論理パ
スに方向づけられた該記憶デバイスに対するアクセス要
求を受け取るステップと、該論理パスを該記憶デバイス
に関連した該物理パスに変換するステップと、該物理パ
スを用いて該記憶デバイスにアクセスするステップとを
さらに含んでいてもよい。
【0008】前記方法が、前記複数の記憶デバイスが正
しく再構成されていない場合に、エラー状態を示すこと
をさらに含んでいてもよい。
【0009】前記複数の記憶デバイスがディスクドライ
ブを含んでいてもよい。
【0010】前記複数の記憶デバイスを再構成する行動
が、新しい記憶デバイスを前記コンピュータシステムに
追加することを含み、該複数の記憶デバイスが正しく再
構成されたことを検証する行動が、該新しい記憶デバイ
スが配置されるべきであった物理ロケーションから該新
しい記憶デバイスについてのデバイス識別子を読み出す
ことを試みることを含んでいてもよい。
【0011】前記複数の記憶デバイスを再構成する行動
が、前記コンピュータシステムにおける第1の物理パス
上の第1の記憶デバイスを置き換えることを含み、該複
数の記憶デバイスが正しく再構成されたことを検証する
行動が、該第1の物理パスからデバイス識別子を読み出
すこと、および該デバイス識別子が該第1の記憶デバイ
スに対する該デバイス識別子と一致しないことを検証す
ることを含んでいてもよい。
【0012】前記デバイス識別子を読み出す行動が、前
記コンピュータシステムにおけるすべての利用可能な物
理パスからデバイス識別子を読み出すことを試みること
を含んでいてもよい。
【0013】前記コンピュータシステムが、複数のコン
ピューティングを有する分散コンピュータシステムを含
んでいてもよい。
【0014】前記方法が、前記コンピュータシステムに
おける不揮発性記憶装置に前記マッピングを格納するス
テップをさらに含んでいてもよい。
【0015】前記複数の記憶デバイスからデバイス識別
子を読み出す行動が、該複数の記憶デバイスからシリア
ルナンバを読み出すことを含んでいてもよい。
【0016】ディスクドライブ内のデバイス識別子に基
づいてコンピュータシステム内の該ディスクドライブの
構成を検証する方法であって、該コンピュータシステム
における物理パス上に配置される該ディスクドライブか
らデバイス識別子を読み出すステップと、該ディスクド
ライブからの該デバイス識別子と、該ディスクドライブ
への該物理パスとを関連づけるマッピングを作成するス
テップと、該コンピュータシステム内で該ディスクドラ
イブを再構成するステップと、該コンピュータシステム
における物理パスから少なくとも1つのデバイス識別子
を読み出すことを試みることによって、該ディスクドラ
イブが正しく再構成されたことを検証するステップと、
ディスクドライブに対する論理パスと該ディスクドライ
ブへの物理パスとを関連づけるステップと、該論理パス
に方向づけられた該ディスクドライブに対するアクセス
要求を受け取るステップと、該論理パスを該ディスクド
ライブに関連づけられた該物理パスに変換するステップ
と、該物理パスを用いて該ディスクドライブにアクセス
するステップとを含む方法により、上記目的が達成され
る。
【0017】コンピュータによって実行されると、複数
の記憶デバイス内のデバイス識別子に基づいて、コンピ
ュータシステム内の該複数の記憶デバイスの構成を検証
する方法を該コンピュータに実施させる、命令を格納す
るコンピュータ読み出し可能記憶媒体であって、該方法
は、該コンピュータシステムにおける物理パス上に配置
される該複数の記憶デバイスからデバイス識別子を読み
出すステップと、該複数の記憶デバイスからの該デバイ
ス識別子と、該複数の記憶デバイスへの該物理パスとを
関連づけるマッピングを作成するステップと、該コンピ
ュータシステムにおいて該複数の記憶デバイスを再構成
するステップと、該コンピュータシステムにおける物理
パスから少なくとも1つのデバイス識別子を読み出すこ
とを試みることによって、該複数の記憶デバイスが正し
く再構成されたことを検証するステップとを含むこと
で、上記目的が達成される。
【0018】前記複数の記憶デバイス内のデバイス識別
子に基づいて、前記コンピュータシステムにおける記憶
デバイスの構成を検証するコンピュータシステムであっ
て、プロセッサと、該コンピュータシステム内の物理パ
ス上に配置される記憶デバイスと、該記憶デバイスから
デバイス識別子を読み出す識別メカニズムと、該識別メ
カニズムと通信して、該記憶デバイスからの該デバイス
識別子と該記憶デバイスへの該物理パスとを関連づける
マッピングを作成するマッピングメカニズムと、少なく
とも1つのデバイス識別子を読み出すことを試みること
によって、該記憶デバイスが正しく再構成されたことを
検証する検証メカニズムとを含むコンピュータシステム
により、上記目的が達成される。
【0019】前記マッピングメカニズムが、前記記憶デ
バイスに対する論理パスと、該記憶デバイスへの前記物
理パスとを関連づけるように構成され、前記コンピュー
タシステムが、該記憶デバイスに対する該論理パスに方
向づけられた該記憶デバイスに対するアクセス要求を受
け取る受信メカニズムと、該記憶デバイスに対する該論
理パスを該記憶デバイスへの該物理パスに変換する変換
メカニズムと、該記憶デバイスの該物理パスを用いて、
該記憶デバイスにアクセスするアクセスメカニズムとを
さらに含んでいてもよい。
【0020】前記コンピュータシステムが、前記記憶デ
バイスが正しく再構成されなかった場合に、エラー状態
を示すエラー指示メカニズムをさらに含んでいてもよ
い。
【0021】前記記憶デバイスがディスクドライブを含
んでいてもよい。
【0022】前記検証メカニズムが、新しい記憶デバイ
スが配置されるべきであった物理ロケーションから該新
しい記憶デバイスに対するデバイス識別子を読み出すこ
とを試みることによって、該新しい記憶デバイスが前記
コンピュータシステムに追加されたことを検証するよう
に構成されていてもよい。
【0023】前記検証メカニズムが、第1の物理パスか
らデバイス識別子を読み出し、該デバイス識別子が第1
の記憶デバイスに対するデバイス識別子と一致しないこ
とを検証することによって、前記コンピュータシステム
における該第1の物理パス上の該第1の記憶デバイスの
置き換えを検証するように構成されていてもよい。
【0024】前記検証メカニズムが、前記コンピュータ
システムにおけるすべての利用可能な物理パスからデバ
イス識別子を読み出すことを試みてもよい。
【0025】前記コンピュータシステムが、複数のコン
ピューティングを有する分散コンピュータシステムを含
んでいてもよい。
【0026】前記コンピュータシステムが、前記マッピ
ングを格納する不揮発性記憶装置をさらに含んでいても
よい。
【0027】前記識別メカニズムが、前記記憶デバイス
からシリアルナンバを読み出すように構成されていても
よい。
【0028】本発明の1つの実施態様は、記憶デバイス
内のデバイス識別子に基づいて、コンピュータシステム
内の記憶デバイスの構成を検証する方法および装置を提
供する。方法および装置は、コンピュータシステムにお
ける記憶デバイスからデバイス識別子を読み出し、デバ
イス識別子を用いて、デバイス識別子を対応する記憶デ
バイスへの物理パスに関連づけるマッピングを作成する
コンピュータシステムを提供する。記憶デバイスが再構
成されると、コンピュータシステムは、システムが正し
く再構成されたことを検証するために、記憶デバイスか
らデバイス識別子を再び読み出す。
【0029】本実施態様における改変において、コンピ
ュータシステムは、さらに、論理パスを各記憶デバイス
に関連づける。次にコンピュータシステムは、論理パス
に方向づけられた記憶デバイスに対するアクセス要求を
受け取ると、コンピュータシステムは、論理パスを関連
する物理パスに変換し、物理パスを用いて記憶デバイス
にアクセスする。
【0030】
【発明の実施の形態】コンピュータシステムの説明 図1は、本発明の実施態様による複数のディスクドライ
ブを有するコンピュータシステム100を示す図であ
る。コンピュータシステム100は、限定はされない
が、パーソナルコンピュータシステム、コンピュータワ
ークステーション、またはメインフレームコンピュータ
システムを有する任意のタイプのコンピュータシステム
であり得る。図1がディスクコントローラ102および
104を含むコンピュータシステム100の一部を示す
ことに留意されたい。プロセッサおよび半導体メモリな
どのコンピュータシステム100の他の内部構成要素は
図1には示されていない。
【0031】コンピュータシステム100は、ディスク
コントローラ102および104を有し、ディスクコン
トローラ102および104は、ケーブル106および
108を介してそれぞれディスクエンクロージャ110
および112に接続している。ディスクコントローラ1
02および104は、ディスクエンクロージャ110お
よび112内の多数のディスクスピンドルを制御するた
めの回路およびソフトウェアを有する。具体的には、デ
ィスクコントローラ102は、ディスクエンクロージャ
110内のスピンドル114を制御し、ディスクコント
ローラ104は、ディスクエンクロージャ112内のス
ピンドル116を制御する。(ディスクスピンドルが磁
気または光学記憶装置を含む回転ユニットであることに
留意されたい。) 図1に示すシステム構成要素の再構成中に多数のエラー
が発生し得る。(1)技術者は、偶然に、誤ったディス
クスピンドルを新しいディスクスピンドルと置き換える
ことがある。この場合、コンピュータシステムは、置き
換えられたディスクが置き換えられなかったかのように
動作を続行する。これによって、おそらく誤ったデータ
が新しいディスクから読み出され、新しいディスク上に
誤ってデータの上書きがされ得る。(2)技術者は、コ
ンピュータシステム100を点検するために、ケーブル
106および108をコンピュータシステム100から
切断し得、ケーブル106をディスクコントローラ10
4に、ケーブル108をディスクコントローラ102に
誤って再接続し得る。これによってまた、エンクロージ
ャ110および112においてディスクへの誤った読み
出しおよび書き込み動作が行われる。(3)他の誤った
再構成も起こり得る。例えば、技術者は、点検のために
ディスクコントローラ102および104を除去し得、
これらをコンピュータシステム100内の誤ったロケー
ションに配置し得る。これによってまた、望ましくない
結果が生じ得る。誤ったディスクドライブが最終的にコ
ンピュータシステム100内の誤った物理パスに接続さ
れるため、上記の誤った再構成が問題を引き起こすこと
に留意されたい。
【0032】デバイスドライバの説明図2は、本発明の
実施態様によるコンピュータシステム100内のソフト
ウェアアーキテクチャの構造を示す図である。コンピュ
ータシステム100上で実行されるソフトウェアは、ユ
ーザ空間およびカーネル空間の両方を含む。ユーザ空間
は、アプリケーション201などのユーザアプリケーシ
ョンプログラムを含む。カーネル空間またはシステム空
間は、多数のシステム機能を制御するソフトウェアを有
する。これには、ディスク206などの記憶デバイスへ
のアクセスの制御が含まれる。特に、カーネル空間は、
ディスク206の動作と通信し、この動作を制御するデ
ィスクドライバ204を有する。これには、図1のディ
スクコントローラ102および104などのディスクコ
ントローラを介したディスク206の制御が含まれ得
る。
【0033】本発明の1つの実施態様では、アプリケー
ション201は、ディスクIDデバイスドライバ200
を介してディスクドライバ204と通信する。ディスク
IDデバイスドライバ(DIDドライバ)200は、デ
ィスクドライブに対する論理パスネームと物理パスネー
ムとの間のアドレス変換を容易にするためにディスクド
ライバ204とユーザ空間との間に挿入される層であ
る。DIDドライバ200は、論理パスネームに方向づ
けられたディスクアクセスをアプリケーション201か
ら受け、このディスクアクセスを物理パスネームに変換
し、物理パスネームは、ディスクドライバ204に転送
される。ディスクドライバ204は、物理パスネームを
理解するが、論理パスネームを理解しない従来のディス
クドライバである。他の実施態様では、DIDドライバ
200およびディスクドライバ204は、単一のディス
クドライバに組み合わせられる。
【0034】DIDドライバ200は、マッピングテー
ブル202を含む。マッピングテーブル202は、個々
のディスクドライブについてのシリアルナンバ、物理パ
スネーム、および論理パスネーム間の関連を含む。ディ
スクドライバが、通常、ディスクドライブからステータ
ス情報を読み出すことによってアクセスされ得るシリア
ルナンバを含むことに留意されたい。これによって、物
理パスネームの代わりに、ディスクドライブ内に含まれ
るシリアルナンバに基づいて、ディスクドライブを識別
することが可能になる。
【0035】図2に示すシステムは、以下のように動作
する。アプリケーション201は、アクセス要求と共に
論理パスネームをDIDドライバ200にパスすること
によって記憶デバイスにアクセスする。DIDドライバ
200は、マッピングテーブル202内でルックアップ
を実施することによって、論理パスネームを物理パスネ
ームに変換する。DIDドライバ200は、物理パスネ
ームを含む改変された要求をディスクドライバ204に
パスする。ディスクドライバ204は、要求を処理し、
ディスク206に対する一連のコマンドを生成する。こ
のプロセスは、図示していない干渉ディスクコントロー
ラとの通信を含み得る。
【0036】論理パスと物理パスとの間のマッピングの
説明 図3Aは、本発明の実施態様による物理パスと論理パス
との間のマッピングを示す。このマッピングでは、物理
パス「/dev/dsk/c1d0r0s0」は、論理
パス「/dev/did/dsk/d0s0」にマップ
される。
【0037】物理パスにおいて、「c1」は、図1のデ
ィスクコントローラ102などの特定のディスクコント
ローラを指定する。「d0」は、ディスクコントローラ
によって制御される特定のディスクスピンドルを指定
し、「r0」は、ディスクドライブの制御に関連しない
機能のために確保される。最後に、「s0」は、ディス
クスピンドル「d0」上の特定のスライスを指定する。
スライスは、複数のセクタを含むディスクの一部である
が、通常、ディスクパーティションよりも小さい。例え
ば、スピンドルは、通常、8または16スライスに分割
される。
【0038】論理パスにおいて、「did」は、アドレ
スがDIDドライバ200によって解釈される論理アド
レスであると指定する。ディスクコントローラについて
の対応する特定子はない。「d0」は、論理ディスクス
ピンドルを指定し、「s0」は、スピンドル内の特定の
スライスを指定する。マッピングプロセス中、論理スピ
ンドル/スライス対「d0s0」は、物理パス「c1d
0r0s0」にマッピングされる。これは、マッピング
テーブル202における論理パスを用いる物理パスをル
ックアップすることによってなされる。このことについ
ては以下にさらに詳細に説明する。
【0039】マッピングテーブルの説明 図3Bは、本発明の実施態様によるマッピングテーブル
202の内部構造を示す。マッピングテーブル202
は、多数のエントリを含む。各エントリは、論理パスを
記憶デバイスについてのシリアルナンバおよび記憶デバ
イスへの少なくとも1つの物理パスに関連づける。図3
Bは、単一の論理パスに対応するマッピングテーブル2
02内の単一のエントリを示す。マッピングテーブル2
02が各論理パスについて同様のエントリを含むことに
留意されたい。
【0040】図3Bにおいて、論理パス305は、シリ
アルナンバタイプ306、シリアルナンバ308、物理
パス310、物理パス312、および物理パス314を
含む記録と関連する。シリアルナンバタイプ306は、
シリアルナンバについてのフォーマットを指定し、シリ
アルナンバの取り扱いおよび比較を容易にし、場合によ
ってはシリアルナンバの検索を容易にする。シリアルナ
ンバ308は、記憶デバイスから読み出される実際のシ
リアルナンバを含む。
【0041】論理パス305は、さらに物理パス31
0、312、および314と関連する。例示する実施例
では、物理経路の1つが機能しなくなったときのため
に、記憶デバイスへの複数の物理経路が存在する。他の
実施態様では、各記憶デバイスに対して単一の物理パス
しか存在しない。
【0042】マッピングテーブル作成 図4は、本発明の実施態様によるマッピングテーブル2
02を作成するためのプロセスを示すフローチャートで
ある。システムは、状態400で開始し、状態402に
進む。状態402において、システムは、デバイス空間
をウォークスルーし、検出される任意のデバイスのシリ
アルナンバを読み出す。これは、どのデバイスが存在す
るかを決定するための、すべての可能な物理パスネーム
のルックスルー、およびデバイスからのシリアルナンバ
の読み出しを伴う。SCSI規格下では、デバイスにつ
いてのシリアルナンバは、デバイスについてのSCSI
問い合わせ(inquiry)ページ5を読み出すこと
によってアクセスされ得る。記憶デバイスに対して複数
の物理経路が存在する場合、多数の異なる物理パスネー
ムが単一のシリアルナンバに関連し得ることに留意され
たい。次に、システムは状態404に進む。状態404
において、システムは、論理パスを各シリアルナンバに
割り当てる。本発明の1つの実施態様では、これは、検
出される各特有のシリアルナンバにDID番号を割り当
てることを伴う。次に、システムは状態406に進む。
【0043】状態406では、システムは、前のステッ
プ402および404において形成された関連からマッ
ピングテーブルを作成する。本発明の1つの実施態様で
は、このマッピングテーブルは、図3Bに示すマッピン
グテーブル202の形式をとる。しかし、一般に、マッ
ピングテーブルは、多数の異なる形式をとり得る。重要
な特徴は、物理パスネームのドライブ識別子への関連、
およびおそらくは論理パスネームのデバイス識別子への
関連のみである。次にシステムは状態408に進む。
【0044】状態408では、システムは、後の検索の
ために、状態406で作成されたマッピングテーブルを
格納する。本発明の1つの実施態様では、このマッピン
グテーブルは、不揮発性記憶装置に格納される。例え
ば、マッピングテーブルは、磁気ディスクドライブ上の
ファイル(またはデータベース)に格納され得る。この
格納されたファイルは、システムが正しく再構成された
ことを検証するために、次のシステム再構成の後に検索
され得る。次に、システムは状態410に進む。状態4
10では、システムは、マッピングテーブルを用いて、
図2に示すDIDドライバ200を初期化する。この初
期化プロセスは、DIDドライバ200がマッピングテ
ーブル202を用いて論理パスネームを物理パスネーム
に変換できるように、マッピングテーブル202をDI
Dドライバ200にロードすることを伴う。次にシステ
ムは、最終状態である状態412に進む。上記のプロセ
スは、システムが初期に構成され、システムが完全に再
構成される毎に起きる。単一のディスクドライブの追加
または交換などの、システムに対するわずかな改変が次
になされると、システムは、スクラッチからマッピング
テーブルを作成する代わりに、単にマッピングテーブル
を改変し得る。次のシステム立ち上げ動作では、マッピ
ングテーブル202は、上記のファイルからDIDデバ
イス200へ自動的にロードする。
【0045】記憶デバイスの開始 図5は、本発明の実施態様による記憶デバイスを開始す
るプロセスを示すフローチャートである。この実施態様
では、あるスライスについての論理パスネームからその
スライスの物理パスネームへのマッピングは、スライス
の開始時に実施される。システムは状態500で開始
し、状態502に進む。状態502では、システムは、
図2のアプリケーション201などの、ユーザ空間にお
けるアプリケーションからオープンコマンドを受け取
る。次に、システムは状態504に進む。状態504で
は、システムは、どのタイプのオープンコマンドを呼び
出すかを決定する。本実施態様では、オープンコマンド
は、DIDドライバ200からの管理ノードの開始、ま
たは論理パスネームによって指定されるスライスの開始
を指定し得る。管理ノードの開始は、マッピングプロセ
スを伴わないので、これについてはさらに記載しない。
次に、システムは状態506に進む。状態506では、
システムはスライスへの論理パスネームを用いて、その
スライスに役立つディスクへの物理パスネームをルック
アップする。本発明の1つの実施態様では、このルック
アップは、不揮発性記憶装置へのファイルルックアップ
を伴う。次に、システムは状態508に進む。状態50
8では、システムは、以下のデバイスドライブから「オ
ープンコマンド」を呼び出す。図2を参照すると、これ
は、ディスクドライバ204からのオープンコマンドの
呼び出しに対応する。このオープンコマンドは、調査し
ているマッピングテーブル202から得た物理パスネー
ムを用いてなされる。次に、システムは状態510に進
む。状態510では、システムはオープンコマンドがデ
ィスクドライバ204から戻るのを待ち、次に、オープ
ン値を呼び出しアプリケーションに戻す。次に、システ
ムは、最終状態である状態512に進む。上記のプロセ
スは、スライスが開始される度に繰り返される。
【0046】記憶デバイスへのアクセス 図6は、本発明の実施態様による記憶デバイスへのアク
セス要求の処理を示すフローチャートである。システム
は、状態600で開始し、状態602に進む。状態60
2では、システムは、図2のアプリケーション201な
どのアプリケーションから「IOCTL」(I/O制
御)コマンドを受け取る。次に、システムは状態604
に進む。状態604では、システムは、IOCTLが管
理動作またはデータアクセスを指定するかどうかを決定
する。
【0047】IOCTLが管理動作を指定する場合、シ
ステムは状態607に進む。状態607では、システム
はDIDドライバ200内の管理ノードを用いて、管理
コマンドを処理する。IOCTLが完了した後、システ
ムは、最終状態である状態616に進む。
【0048】IOCTLがデータアクセスを指定する場
合、システムは状態606に進む。状態606では、シ
ステムはIOCTLコマンドからの論理パスネームを用
いて、記憶デバイスへの物理パスをルックアップする。
このルックアップが、「オープン」コマンド中に実施さ
れたような、二次記憶装置への時間のかかるアクセスを
伴わないことに留意されたい。その代わりに、迅速なア
レイルックアップを用いて、半導体メモリへの変換が実
施される。次に、システムは状態608に進む。状態6
08では、システムはIOCTLコマンドを図2のディ
スクドライバ204に転送する。次に、システムは状態
610に進む。状態610では、システムは、以下のデ
バイスドライバから返答を受け取る。次に、システムは
状態612に進む。状態612では、必要に応じて、デ
ィスクドライバ204からの結果が改変され、ディスク
ドライバ204の名前はDIDドライバ200の名前に
置き換えられる。これは、コマンドが、ディスクドライ
バ204からではなく、DIDドライバ200から戻っ
てくるかのように見せるためになされる。次に、システ
ムは状態614に進む。状態614では、システムは、
IOCTLの結果を、図2のアプリケーション201で
ある呼び出し者に戻す。最後に、システムは、最終状態
である状態616に進む。上記のプロセスは、次の各I
OCTLコマンドに対して繰り返される。
【0049】記憶デバイスの追加の検証 図7は、本発明の実施態様による記憶デバイスがコンピ
ュータシステムに正しく追加されたことを検証するプロ
セスを示すフローチャートである。記憶デバイスがシス
テムに追加された後、システムは状態700で開始し、
状態702に進む。状態702では、システムは、マッ
ピングテーブル202を不揮発性記憶装置から図2にお
けるDIDドライバ200にロードする。次に、システ
ムは状態704に進む。状態704では、システムは、
新しい記憶デバイスが取り付けられるべきであった物理
パスからの読出しを試みることによって、新しい記憶デ
バイスについてのシリアルナンバを読み出そうと試み
る。シリアルナンバを読み出すことができない場合、シ
ステムは、エラー状態を示す。さもなければ、システム
は、新しいシリアルナンバをマッピングテーブル202
に追加する。次に、システムは状態706に進む。状態
706では、システムは、使用されていない物理パスを
チェックし、新しいドライブが使用されていない物理パ
スに不注意に追加されなかったことを確実にする。次
に、システムは最終状態である状態708に進む。上記
のプロセスは、新しい記憶デバイスがシステムに追加さ
れる度に繰り返される。
【0050】記憶デバイスの置き換えの検証 図8は、記憶デバイスが本発明の実施態様によって正し
く置き換えられたことを検証するプロセスを示すフロー
チャートである。システムは状態800で開始し、状態
802に進む。状態802では、システムは、マッピン
グテーブル202を不揮発性記憶装置から図2のDID
ドライバ200にロードする。次に、システムは、状態
804に進む。状態804では、システムは、置き換え
られた記憶デバイスに対応するシリアルナンバをマッピ
ングテーブル202から読み出す。次に、システムは状
態806に進む。状態806では、システムは、新しい
ディスクドライブが取り付けられるべきであった物理パ
スから新しいシリアルナンバを読み出そうと試みる。次
に、システムは状態808に進む。状態808では、シ
ステムは、シリアルナンバが一致するかどうかを尋ね
る。一致するならば、システムは状態809に進む。状
態809では、システムはエラー状態を示す。これは、
シリアルナンバの一致が、古いディスクドライブが新し
いディスクドライブに正しく置き換えられなかったこと
を示すためである。次に、システムは最終状態である状
態812に進む。シリアルナンバが一致しない場合、シ
ステムは状態810に進む。状態810では、システム
は、新しい記憶デバイスについての新しいシリアルナン
バをマッピングテーブル202に格納する。次に、シス
テムは、最終状態である状態812に進む。上記のプロ
セスは、記憶デバイスがシステムにおいて置き換えられ
る度に繰り返される。
【0051】本発明の1つの実施態様は、記憶デバイス
内のデバイス識別子に基づいて、コンピュータシステム
における記憶デバイスの構成を検証する方法および装置
を提供する。この方法および装置は、コンピュータシス
テムにおける記憶デバイスからデバイス識別子を読み出
すコンピュータシステムを提供し、デバイス識別子を用
いて、デバイス識別子と記憶デバイスへの対応する物理
パスとを関連づけるマッピングを作成する。記憶デバイ
スを再構成すると、コンピュータシステムは、システム
が正しく再構成されたことを検証するために、記憶デバ
イスからデバイス識別子を再び読み出す。この実施態様
における改変において、コンピュータシステムは、さら
に論理パスと各記憶デバイスとを関連づける。次いで、
コンピュータシステムが論理パスに方向づけられた記憶
デバイスに対するアクセス要求を受け取るとき、コンピ
ュータシステムは、論理パスを関連する物理パスに変換
し、物理パスを用いて記憶デバイスにアクセスする。
【0052】本発明を特にその実施態様を参照しながら
示し記載したが、当業者は、形式および詳細の上記およ
び他の変更が本発明の精神および範囲から逸脱せずにな
され得ることを理解する。従って、上記の開示は、本発
明を限定するものではない。本発明の範囲は、添付の請
求の範囲によって規定される。
【0053】
【発明の効果】上述したように、本発明により記憶デバ
イス識別子に基づいて、コンピュータシステム内の記憶
デバイスの構成を検証する方法および装置が提供され
る。本発明によれば、コンピュータシステムにおける記
憶デバイスから読み出されたデバイス識別子を用いて、
デバイス識別子に対応する記憶デバイスへの物理パスに
関連づけるマッピングを作成するコンピュータシステム
を提供する。記憶デバイスが再構成されると、コンピュ
ータシステムは、システムが正しく再構成されたことを
検証するために、記憶デバイスからデバイス識別子を読
み出す。これにより、コンピュータシステムは記憶デバ
イスの不適切な再構成を自動的に検出する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施態様による複数のディスクドライ
ブを有するコンピュータシステム100を示す図であ
る。
【図2】本発明の実施態様によるコンピュータシステム
100内のソフトウェアアーキテクチャの構造を示す図
である。
【図3A】本発明の実施態様による物理パスと論理パス
との間のマッピングを示す図である。
【図3B】本発明の実施態様による図2からのマッピン
グテーブル202の内部構造を示す図である。
【図4】本発明の実施態様によるマッピングテーブル2
02を作成するプロセスを示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施態様による記憶デバイスを開始す
るプロセスを示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施態様による記憶デバイスに対する
要求の処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施態様による記憶デバイスがコンピ
ュータシステムに正しく加えられたことを検証するプロ
セスを示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施態様による記憶デバイスが正しく
置き換えられたことを検証するプロセスを示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
100 コンピュータシステム 102 ディスクコントローラ 104 ディスクコントローラ 106 ケーブル 108 ケーブル 110 ディスクエンクロージャ 112 ディスクエンクロージャ 114 スピンドル 116 スピンドル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シアマク ナザリ アメリカ合衆国 カリフォルニア 91006, アルカディア, オークウッド アベニ ュー 1862 (72)発明者 アンドリュー エル. ヒスゲン アメリカ合衆国 カリフォルニア 94041, マウンテン ビュー, ブッシュ スト リート ユニット エイチ 269 (72)発明者 キャロル ジェイ. ウィルヘルミー アメリカ合衆国 カリフォルニア 94403, サン マテオ, アリソン コート 3413

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記憶デバイス内のデバイス識別子
    に基づいてコンピュータシステムにおける該複数の記憶
    デバイスの構成を検証する方法であって、 該コンピュータシステムにおける物理パス上に配置され
    る該複数の記憶デバイスからデバイス識別子を読み出す
    ステップと、 該複数の記憶デバイスからの該デバイス識別子と、該複
    数の記憶デバイスへの該物理パスとを関連づけるマッピ
    ングを作成するステップと、 該コンピュータシステムにおいて該複数の記憶デバイス
    を再構成するステップと、 該コンピュータシステムにおける物理パスから少なくと
    も1つのデバイス識別子を読み出すことを試みることに
    よって、該複数の記憶デバイスが正しく再構成されたこ
    とを検証するステップと、 を含む方法。
  2. 【請求項2】 記憶デバイスへの論理パスと、該記憶デ
    バイスへの物理パスとを関連づけるステップと、 該論理パスに方向づけられた該記憶デバイスに対するア
    クセス要求を受け取るステップと、 該論理パスを該記憶デバイスに関連した該物理パスに変
    換するステップと、 該物理パスを用いて該記憶デバイスにアクセスするステ
    ップと、 をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記複数の記憶デバイスが正しく再構成
    されていない場合に、エラー状態を示すことをさらに含
    む、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記複数の記憶デバイスがディスクドラ
    イブを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記複数の記憶デバイスを再構成する行
    動が、新しい記憶デバイスを前記コンピュータシステム
    に追加することを含み、該複数の記憶デバイスが正しく
    再構成されたことを検証する行動が、該新しい記憶デバ
    イスが配置されるべきであった物理ロケーションから該
    新しい記憶デバイスについてのデバイス識別子を読み出
    すことを試みることを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記複数の記憶デバイスを再構成する行
    動が、前記コンピュータシステムにおける第1の物理パ
    ス上の第1の記憶デバイスを置き換えることを含み、該
    複数の記憶デバイスが正しく再構成されたことを検証す
    る行動が、該第1の物理パスからデバイス識別子を読み
    出すこと、および該デバイス識別子が該第1の記憶デバ
    イスに対する該デバイス識別子と一致しないことを検証
    することを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記デバイス識別子を読み出す行動が、
    前記コンピュータシステムにおけるすべての利用可能な
    物理パスからデバイス識別子を読み出すことを試みるこ
    とを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記コンピュータシステムが、複数のコ
    ンピューティングノードを有する分散コンピューティン
    グシステムを含む、請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記コンピュータシステムにおける不揮
    発性記憶装置に前記マッピングを格納することをさらに
    含む、請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記複数の記憶デバイスからデバイス
    識別子を読み出す行動が、該複数の記憶デバイスからシ
    リアルナンバを読み出すことを含む、請求項1に記載の
    方法。
  11. 【請求項11】 ディスクドライブ内のデバイス識別子
    に基づいてコンピュータシステム内の該ディスクドライ
    ブの構成を検証する方法であって、 該コンピュータシステムにおける物理パス上に配置され
    る該ディスクドライブからデバイス識別子を読み出すス
    テップと、 該ディスクドライブからの該デバイス識別子と、該ディ
    スクドライブへの該物理パスとを関連づけるマッピング
    を作成するステップと、 該コンピュータシステム内で該ディスクドライブを再構
    成するステップと、 該コンピュータシステムにおける物理パスから少なくと
    も1つのデバイス識別子を読み出すことを試みることに
    よって、該ディスクドライブが正しく再構成されたこと
    を検証するステップと、 ディスクドライブに対する論理パスと該ディスクドライ
    ブへの物理パスとを関連づけるステップと、 該論理パスに方向づけられた該ディスクドライブに対す
    るアクセス要求を受け取るステップと、 該論理パスを該ディスクドライブに関連づけられた該物
    理パスに変換するステップと、 該物理パスを用いて該ディスクドライブにアクセスする
    ステップと、 を含む方法。
  12. 【請求項12】 コンピュータによって実行されると、
    複数の記憶デバイス内のデバイス識別子に基づいて、コ
    ンピュータシステム内の該複数の記憶デバイスの構成を
    検証する方法を該コンピュータに実施させる、命令を格
    納するコンピュータ読み出し可能記憶媒体であって、該
    方法は、 該コンピュータシステムにおける物理パス上に配置され
    る該複数の記憶デバイスからデバイス識別子を読み出す
    ステップと、 該複数の記憶デバイスからの該デバイス識別子と、該複
    数の記憶デバイスへの該物理パスとを関連づけるマッピ
    ングを作成するステップと、 該コンピュータシステムにおいて該複数の記憶デバイス
    を再構成するステップと、 該コンピュータシステムにおける物理パスから少なくと
    も1つのデバイス識別子を読み出すことを試みることに
    よって、該複数の記憶デバイスが正しく再構成されたこ
    とを検証するステップとを含む、コンピュータ読み出し
    可能記憶媒体。
  13. 【請求項13】 前記複数の記憶デバイス内のデバイス
    識別子に基づいて、前記コンピュータシステムにおける
    記憶デバイスの構成を検証するコンピュータシステムで
    あって、 プロセッサと、 該コンピュータシステム内の物理パス上に配置される記
    憶デバイスと、 該記憶デバイスからデバイス識別子を読み出す識別メカ
    ニズムと、 該識別メカニズムと通信して、該記憶デバイスからの該
    デバイス識別子と該記憶デバイスへの該物理パスとを関
    連づけるマッピングを作成するマッピングメカニズム
    と、 少なくとも1つのデバイス識別子を読み出すことを試み
    ることによって、該記憶デバイスが正しく再構成された
    ことを検証する検証メカニズムと、 を含むコンピュータシステム。
  14. 【請求項14】 前記マッピングメカニズムが、前記記
    憶デバイスに対する論理パスと、該記憶デバイスへの前
    記物理パスとを関連づけるように構成され、 該記憶デバイスに対する該論理パスに方向づけられた該
    記憶デバイスに対するアクセス要求を受け取る受信メカ
    ニズムと、 該記憶デバイスに対する該論理パスを該記憶デバイスへ
    の該物理パスに変換する変換メカニズムと、 該記憶デバイスの該物理パスを用いて、該記憶デバイス
    にアクセスするアクセスメカニズムとをさらに含む、請
    求項13に記載のコンピュータシステム。
  15. 【請求項15】 前記記憶デバイスが正しく再構成され
    なかった場合に、エラー状態を示すエラー指示メカニズ
    ムをさらに含む、請求項13に記載のコンピュータシス
    テム。
  16. 【請求項16】 前記記憶デバイスがディスクドライブ
    を含む、請求項13に記載のコンピュータシステム。
  17. 【請求項17】 前記検証メカニズムが、新しい記憶デ
    バイスが配置されるべきであった物理ロケーションから
    該新しい記憶デバイスに対するデバイス識別子を読み出
    すことを試みることによって、該新しい記憶デバイスが
    前記コンピュータシステムに追加されたことを検証する
    ように構成されている、請求項13に記載のコンピュー
    タシステム。
  18. 【請求項18】 前記検証メカニズムが、第1の物理パ
    スからデバイス識別子を読み出し、該デバイス識別子が
    第1の記憶デバイスに対するデバイス識別子と一致しな
    いことを検証することによって、前記コンピュータシス
    テムにおける該第1の物理パス上の該第1の記憶デバイ
    スの置き換えを検証するように構成されている、請求項
    13に記載のコンピュータシステム。
  19. 【請求項19】 前記識別メカニズムが、前記コンピュ
    ータシステムにおけるすべての利用可能な物理パスから
    デバイス識別子を読み出すことを試みる、請求項13に
    記載のコンピュータシステム。
  20. 【請求項20】 前記コンピュータシステムが、複数の
    コンピューティングノードを有する分散コンピューティ
    ングシステムを含む、請求項13に記載のコンピュータ
    システム。
  21. 【請求項21】 前記マッピングを格納する不揮発性記
    憶装置をさらに含む、請求項13に記載のコンピュータ
    システム。
  22. 【請求項22】 前記識別メカニズムが、前記記憶デバ
    イスからシリアルナンバを読み出すように構成されてい
    る、請求項13に記載のコンピュータシステム。
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