JP2003150454A - 増設外部記憶システム - Google Patents

増設外部記憶システム

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JP2003150454A
JP2003150454A JP2001347870A JP2001347870A JP2003150454A JP 2003150454 A JP2003150454 A JP 2003150454A JP 2001347870 A JP2001347870 A JP 2001347870A JP 2001347870 A JP2001347870 A JP 2001347870A JP 2003150454 A JP2003150454 A JP 2003150454A
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忍 安田
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貞臣 神澤
Tsutomu Okawa
勉 大川
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オペレータが専門的知識を持っていなくても
容易に外部記憶装置を活用することができると共に、機
密保護を実現し、外部記憶装置の操作性をさらに向上で
きるようにすること。 【解決手段】 バックアッププログラム106およびリ
ストアプログラム107をPCカード内やFDDシート
内に具備し、プログラム選択論理回路105内のスイッ
チにより選択するだけで、ダウンロードおよびリストア
が可能になるように構成する。また、外部記憶装置の所
有者コードを外部記憶装置内に保持し、起動時にオペレ
ータのパスワードと比較チェックすることにより、オペ
レータを認証して、機密を保護することができる。これ
により、専任オペレータではなく、外部記憶装置の所有
者本人が容易にバックアップやリストア操作を正しく実
行することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パーソナルコン
ピュータに増設する外部記憶装置の操作を容易にする増
設外部記憶システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、パーソナルコンピュータ(以
下、PCともいう)に外部記憶装置を増設して使用する
ためには、種々のハードウエアとソフトウエアが関連し
ていて、オペレータにも専門的な知識を要求するように
なってきている。例えば、PCMCIA規格に準拠した
PCカードを増設し、そのカードを経由して、ディスク
装置を接続したり、そのカード自身に記憶装置を内蔵し
たりするハードウエアに対し、接続した外部記憶装置を
システムに組み込むためのディスクオペレーティングシ
ステムと、幾種類ものディスクオペレーティングシステ
ムのバージョンとOSのバージョンとが関連し、複雑化
している。
【0003】一方、このような外部記憶装置を増設する
目的は、大別して2種類あり、システムのメモリ不足
を補う目的と、個人のファイルを個人がいつでもシス
テムから切り離して保管するという機密保護の目的とが
ある。典型的な活用事例としては、1台のPCを複数の
人が共用する場合であって、このようなケースでは、メ
モリ不足を補うことと機密保護は必須であるため、外部
記憶装置が必要となる。すなわち、各々が自分の個人フ
ァイルを着脱可能な外部記憶装置に保管し、必要な時に
接続して活用するようにすれば、メモリ不足が発生し難
くなる上、個人の機密も保護することができるので、外
部記憶装置は極めて便利な装置となるからである。
【0004】この事例の場合のオペレータの操作手順を
考えると、外部記憶装置を接続し、PCカードの属性と
OSとディスクオペレーティングシステムとの関係か
ら、直接外部記憶装置内のプログラムを起動できる場合
は、外部記憶装置内の実行プログラムを読み込んで、複
数存在するプログラムを選択して実行させる操作が行わ
れる。プログラムの選択後も、ファイル転送元、転送
先、ファイル名等を入力して実行させる必要がある。
【0005】PCカードの属性とOSとディスクオペレ
ーティングシステムとの関係から直接外部記憶装置内の
プログラムを実行できない場合は、別の起動手段を設け
る。例えば、FDDシートを検出し、FDDシート内の
プログラムを読み出して、選択実行させる操作を行うこ
とにより外部記憶装置をシステムに組み込む。システム
に組み込んだ後は、外部記憶装置内の実行プログラムを
読み込んで、複数存在するプログラムを選択し実行させ
る操作が行われる。プログラムの選択後も、ファイル転
送元、転送先、ファイル名等を入力し、実行させる必要
がある。上記したような操作は、オペレータがある程度
の専門的知識を保有することを前提としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の外部記憶装置が増設されたPCにあっては、
外部記憶装置の取り扱いの汎用性が高く、オペレータに
ある程度の専門的知識を要求するため、操作ミスが生じ
易く、大切な個人ファイルを破壊してしまう可能性があ
って、誰もが安心して活用することができないという課
題があった。
【0007】また、従来の外部記憶装置の取り扱いは、
着脱が可能であるにもかかわらず、その所有者を認証す
ることが考慮されていなかったため、他人に外部記憶装
置を盗用されるのを防ぐことが困難であるという課題が
あった。
【0008】この発明は上記に鑑みてなされたもので、
オペレータが専門的知識を持っていなくても容易に外部
記憶装置を活用できるようにし、外部記憶装置の所有者
にのみ使用を許可することで機密保護を実現し、外部記
憶装置の操作性をさらに向上させることで誰でも利用す
ることができる増設外部記憶システムを得ることを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にかかる増設外部記憶システムは、パーソ
ナルコンピュータと、該パーソナルコンピュータに外部
装置を増設接続するために設けられたコネクタに挿入す
るカードと、該カードを中継して接続される外部記憶装
置、あるいは、該カード内に収納される外部記憶装置と
を有する増設外部記憶システムにおいて、前記パーソナ
ルコンピュータ内の記憶ファイルを前記外部記憶装置に
バックアップするためのバックアッププログラムを前記
カード内に配置したことを特徴とする。
【0010】この発明によれば、パーソナルコンピュー
タ内の記憶ファイルを外部記憶装置にバックアップする
ためのバックアッププログラムを前記カード内に配置し
たため、必要な時にバックアップを実行することができ
る。
【0011】つぎの発明にかかる増設外部記憶システム
は、パーソナルコンピュータと、該パーソナルコンピュ
ータに外部装置を増設接続するために設けられたコネク
タに挿入するカードと、該カードを中継して接続される
外部記憶装置、あるいは、該カード内に収納される外部
記憶装置とを有する増設外部記憶システムにおいて、前
記外部記憶装置内の記憶ファイルを前記パーソナルコン
ピュータ内の記憶ファイルにリストアするためのリスト
アプログラムを前記カード内に配置したことを特徴とす
る。
【0012】この発明によれば、外部記憶装置内の記憶
ファイルをパーソナルコンピュータ内の記憶ファイルに
リストアするためのリストアプログラムをカード内に配
置したため、必要な時にリストアを実行することができ
る。
【0013】つぎの発明にかかる増設外部記憶システム
は、パーソナルコンピュータと、該パーソナルコンピュ
ータに外部装置を増設接続するために設けられたコネク
タに挿入するカードと、該カードを中継して接続される
外部記憶装置、あるいは、該カード内に収納される外部
記憶装置とを有する増設外部記憶システムにおいて、前
記パーソナルコンピュータ内の記憶ファイルを前記外部
記憶装置にバックアップするためのバックアッププログ
ラムと、前記外部記憶装置内の記憶ファイルを前記パー
ソナルコンピュータ内の記憶ファイルにリストアするた
めのリストアプログラムとを前記カード内に配置したこ
とを特徴とする。
【0014】この発明によれば、パーソナルコンピュー
タ内の記憶ファイルを外部記憶装置にバックアップする
ためのバックアッププログラムと、外部記憶装置内の記
憶ファイルを前記パーソナルコンピュータ内の記憶ファ
イルにリストアするためのリストアプログラムとをカー
ド内に配置したため、必要な時にバックアップおよびリ
ストアを実行することができる。
【0015】つぎの発明にかかる増設外部記憶システム
は、上記の発明において、前記カード内に保持するバッ
クアッププログラムとリストアプログラムとを各々別個
の記憶素子に格納し、各々別個の出力ゲートを通して出
力すると共に、該出力ゲートを選択論理回路で開閉制御
することにより前記バックアップ処理と前記リストア処
理の何れを実施するかを選択するようにしたことを特徴
とする。
【0016】この発明によれば、カード内に保持するバ
ックアッププログラムとリストアプログラムとを各々別
個の記憶素子に格納して、各々別個の出力ゲートを通し
て出力し、その出力ゲートを選択論理回路で開閉制御す
ることにより、バックアップ処理とリストア処理の何れ
を実施するかを選択することができる。
【0017】つぎの発明にかかる増設外部記憶システム
は、上記の発明において、前記選択論理回路は、前記外
部記憶装置の起動時のみ前記出力ゲートの開閉制御を行
い、前記外部記憶装置の起動時以外は前記出力ゲートを
閉じるようにしたことを特徴とする。
【0018】この発明によれば、選択論理回路によって
外部記憶装置の起動時のみ出力ゲートの開閉制御を行
い、外部記憶装置の起動時以外は出力ゲートを閉じるよ
うにしたため、パーソナルコンピュータ起動時およびリ
セットスタート時にのみバックアップあるいはリストア
あるいは通常のリード/ライトを選択することができ
る。
【0019】つぎの発明にかかる増設外部記憶システム
は、上記の発明において、前記パーソナルコンピュータ
の使用権を得るために個人パスワードをパーソナルコン
ピュータ内の使用者登録ファイルに登録し、オペレータ
がオペレータパスワードを前記パーソナルコンピュータ
内のオペレータパスワード入力部に入力し、前記外部記
憶装置内の予め定めたアドレスに前記外部記憶装置の所
有者パスワードを記憶保持し、前記パーソナルコンピュ
ータの起動時に前記個人パスワードと前記オペレータパ
スワードと前記所有者パスワードとが一致することを確
認する認証プログラムを備え、前記認証プログラムを起
動して前記オペレータパスワードと前記所有者パスワー
ドとが不一致の場合は、前記パーソナルコンピュータを
使用できないようにする機密保護プログラムを前記カー
ド内に配置したことを特徴とする。
【0020】この発明によれば、パーソナルコンピュー
タの使用権を得るために個人パスワードをパーソナルコ
ンピュータ内の使用者登録ファイルに登録し、オペレー
タがオペレータパスワードをパーソナルコンピュータ内
のオペレータパスワード入力部に入力し、外部記憶装置
内の予め定めたアドレスに外部記憶装置の所有者パスワ
ードを記憶保持し、パーソナルコンピュータの起動時に
個人パスワードとオペレータパスワードと所有者パスワ
ードとが一致することを確認する認証プログラムを備
え、その認証プログラムを起動してオペレータパスワー
ドと所有者パスワードとが不一致の場合は、パーソナル
コンピュータを使用できないようにする機密保護プログ
ラムをカード内に配置したため、外部記憶装置の所有者
にのみ使用を許可して機密保護を実現すると共に、操作
性をさらに向上させることができる。
【0021】つぎの発明にかかる増設外部記憶システム
は、上記の発明において、前記パーソナルコンピュータ
の起動時にフレキシブルディスク装置の記憶媒体である
FDDシート内に配した起動プログラムを読み込み、前
記FDDシート内の起動プログラムに従って前記カード
内に配置したバックアッププログラム、あるいは、リス
トアプログラムを読み出して実行するように構成された
システム起動装置を備えたことを特徴とする。
【0022】この発明によれば、パーソナルコンピュー
タの起動時にフレキシブルディスク装置の記憶媒体であ
るFDDシート内に配した起動プログラムを読み込み、
FDDシート内の起動プログラムに従ってカード内に配
置したバックアッププログラム、あるいは、リストアプ
ログラムを読み出して実行するように構成されたシステ
ム起動装置を備えているため、オペレータが専門的知識
を持っていなくても容易に外部記憶装置を活用すること
ができ、良好な操作性が得られる。
【0023】つぎの発明にかかる増設外部記憶システム
は、上記の発明において、前記パーソナルコンピュータ
の使用権を得るために個人パスワードをパーソナルコン
ピュータ内の使用者登録ファイルに登録し、オペレータ
がオペレータパスワードを前記パーソナルコンピュータ
内のオペレータパスワード入力部に入力し、前記外部記
憶装置内の予め定めたアドレスに前記外部記憶装置の所
有者パスワードを記憶保持し、前記パーソナルコンピュ
ータの起動時に前記個人パスワードと前記オペレータパ
スワードと前記所有者パスワードとが一致することを確
認する認証プログラムを備え、前記認証プログラムを起
動してオペレータパスワードと前記所有者パスワードと
が不一致の場合は、前記パーソナルコンピュータを使用
できないようにする機密保護プログラムを前記FDDシ
ート内に配置したことを特徴とする。
【0024】この発明によれば、パーソナルコンピュー
タの使用権を得るために個人パスワードをパーソナルコ
ンピュータ内の使用者登録ファイルに登録し、オペレー
タがオペレータパスワードをパーソナルコンピュータ内
のオペレータパスワード入力部に入力し、外部記憶装置
内の予め定めたアドレスに外部記憶装置の所有者パスワ
ードを記憶保持し、パーソナルコンピュータの起動時に
個人パスワードとオペレータパスワードと所有者パスワ
ードとが一致することを確認する認証プログラムを備
え、認証プログラムを起動してオペレータパスワードと
所有者パスワードとが不一致の場合は、パーソナルコン
ピュータを使用できないようにする機密保護プログラム
をFDDシート内に配置したため、外部記憶装置の所有
者にのみ使用を許可して機密保護を実現することができ
る。
【0025】つぎの発明にかかる増設外部記憶システム
は、パーソナルコンピュータと、該パーソナルコンピュ
ータに外部装置を増設接続するために設けられたコネク
タに挿入するカードと、該カードを中継して接続される
外部記憶装置、あるいは、該カード内に収納される外部
記憶装置とを有する増設外部記憶システムにおいて、前
記パーソナルコンピュータの使用権を得るために個人パ
スワードをパーソナルコンピュータ内の使用者登録ファ
イルに登録し、オペレータがオペレータパスワードを前
記パーソナルコンピュータ内のオペレータパスワード入
力部に入力し、前記外部記憶装置内の予め定めたアドレ
スに前記外部記憶装置の所有者パスワードを記憶保持
し、前記パーソナルコンピュータの起動時に前記個人パ
スワードと前記オペレータパスワードと前記所有者パス
ワードとが一致することを確認する認証プログラムを前
記カード内に配置したことを特徴とする。
【0026】この発明によれば、パーソナルコンピュー
タの使用権を得るために個人パスワードをパーソナルコ
ンピュータ内の使用者登録ファイルに登録し、オペレー
タがオペレータパスワードをパーソナルコンピュータ内
のオペレータパスワード入力部に入力し、外部記憶装置
内の予め定めたアドレスに外部記憶装置の所有者パスワ
ードを記憶保持し、パーソナルコンピュータの起動時に
個人パスワードとオペレータパスワードと所有者パスワ
ードとが一致することを確認する認証プログラムをカー
ド内に配置したため、外部記憶装置の所有者にのみ使用
を許可することで機密保護を実現すると共に、操作性を
向上させることができる。
【0027】つぎの発明にかかる増設外部記憶システム
は、上記の発明において、前記認証プログラムを起動し
て前記オペレータパスワードと前記所有者パスワードと
が不一致の場合は、前記パーソナルコンピュータを使用
できないようにする機密保護プログラムを前記カード内
にさらに配置したことを特徴とする。
【0028】この発明によれば、認証プログラムを起動
してオペレータパスワードと所有者パスワードとが不一
致の場合は、パーソナルコンピュータを使用できないよ
うにする機密保護プログラムをカード内にさらに配置し
たため、機密保護を実現することができる。
【0029】つぎの発明にかかる増設外部記憶システム
は、パーソナルコンピュータと、該パーソナルコンピュ
ータに外部装置を増設接続するために設けられたコネク
タに挿入するカードと、該カードを中継して接続される
外部記憶装置、あるいは、該カード内に収納される外部
記憶装置とを有する増設外部記憶システムにおいて、前
記パーソナルコンピュータ内の記憶ファイルを前記外部
記憶装置にバックアップするためのバックアッププログ
ラムをFDDシート内に配し、前記パーソナルコンピュ
ータの使用権を得るために個人パスワードをパーソナル
コンピュータ内の使用者登録ファイルに登録し、オペレ
ータがオペレータパスワードを前記パーソナルコンピュ
ータ内のオペレータパスワード入力部に入力し、前記外
部記憶装置内の予め定めたアドレスに前記外部記憶装置
の所有者パスワードを記憶保持し、前記パーソナルコン
ピュータの起動時に前記個人パスワードと前記オペレー
タパスワードと前記所有者パスワードとが一致すること
を確認する認証プログラムをFDDシート内に配し、前
記認証プログラムを起動して前記オペレータパスワード
と前記所有者パスワードとが不一致の場合は、前記パー
ソナルコンピュータを使用できないようにする機密保護
プログラムをFDDシート内に配し、前記パーソナルコ
ンピュータの起動時に前記FDDシート内に配した認証
プログラム、機密保護プログラム、およびバックアップ
プログラムを読み出して順次実行することによりバック
アップを行うことを特徴とする。
【0030】この発明によれば、パーソナルコンピュー
タ内の記憶ファイルを外部記憶装置にバックアップする
ためのバックアッププログラムをFDDシート内に配
し、パーソナルコンピュータの使用権を得るために個人
パスワードをパーソナルコンピュータ内の使用者登録フ
ァイルに登録し、オペレータがオペレータパスワードを
パーソナルコンピュータ内のオペレータパスワード入力
部に入力し、外部記憶装置内の予め定めたアドレスに外
部記憶装置の所有者パスワードを記憶保持し、パーソナ
ルコンピュータの起動時に個人パスワードとオペレータ
パスワードと所有者パスワードとが一致することを確認
する認証プログラムをFDDシート内に配し、認証プロ
グラムを起動してオペレータパスワードと所有者パスワ
ードとが不一致の場合は、パーソナルコンピュータを使
用できないようにする機密保護プログラムをFDDシー
ト内に配し、パーソナルコンピュータの起動時にFDD
シート内に配した認証プログラム、機密保護プログラ
ム、およびバックアッププログラムを読み出して順次実
行することによりバックアップを行うようにしたため、
機密保護を実現すると共に、プログラムのバックアップ
処理を容易に行うことができる。
【0031】つぎの発明にかかる増設外部記憶システム
は、パーソナルコンピュータと、該パーソナルコンピュ
ータに外部装置を増設接続するために設けられたコネク
タに挿入するカードと、該カードを中継して接続される
外部記憶装置、あるいは、該カード内に収納される外部
記憶装置とを有する増設外部記憶システムにおいて、前
記外部記憶装置内の記憶ファイルを前記パーソナルコン
ピュータ内の記憶ファイルにリストアするためのリスト
アプログラムをFDD内に配し、前記パーソナルコンピ
ュータの使用権を得るために個人パスワードをパーソナ
ルコンピュータ内の使用者登録ファイルに登録し、オペ
レータがオペレータパスワードを前記パーソナルコンピ
ュータ内のオペレータパスワード入力部に入力し、前記
外部記憶装置内の予め定めたアドレスに前記外部記憶装
置の所有者パスワードを記憶保持し、前記パーソナルコ
ンピュータの起動時に、前記個人パスワードと前記オペ
レータパスワードと前記所有者パスワードとが一致する
ことを確認する認証プログラムをFDDシート内に配
し、前記認証プログラムを起動して前記オペレータパス
ワードと前記所有者パスワードとが不一致の場合は、前
記パーソナルコンピュータを使用できないようにする機
密保護プログラムをFDDシート内に配し、前記パーソ
ナルコンピュータの起動時に前記FDDシート内に配し
た認証プログラム、機密保護プログラム、およびリスト
アプログラムを読み出して順次実行することによりリス
トアを行うことを特徴とする。
【0032】この発明によれば、外部記憶装置内の記憶
ファイルをパーソナルコンピュータ内の記憶ファイルに
リストアするためのリストアプログラムをFDD内に配
し、パーソナルコンピュータの使用権を得るために個人
パスワードをパーソナルコンピュータ内の使用者登録フ
ァイルに登録し、オペレータがオペレータパスワードを
パーソナルコンピュータ内のオペレータパスワード入力
部に入力し、外部記憶装置内の予め定めたアドレスに外
部記憶装置の所有者パスワードを記憶保持し、パーソナ
ルコンピュータの起動時に、個人パスワードとオペレー
タパスワードと所有者パスワードとが一致することを確
認する認証プログラムをFDDシート内に配し、認証プ
ログラムを起動してオペレータパスワードと所有者パス
ワードとが不一致の場合は、パーソナルコンピュータを
使用できないようにする機密保護プログラムをFDDシ
ート内に配し、パーソナルコンピュータの起動時にFD
Dシート内に配した認証プログラム、機密保護プログラ
ム、およびリストアプログラムを読み出して順次実行す
ることによりリストアを行うようにしたため、機密保護
を実現すると共に、リストアを実行することができる。
【0033】つぎの発明にかかる増設外部記憶システム
は、パーソナルコンピュータと、該パーソナルコンピュ
ータに外部装置を増設接続するために設けられたコネク
タに挿入するカードと、該カードを中継して接続される
外部記憶装置、あるいは、該カード内に収納される外部
記憶装置とを有する増設外部記憶システムにおいて、前
記パーソナルコンピュータ内の記憶ファイルを前記外部
記憶装置にバックアップするためのバックアッププログ
ラムと前記外部記憶装置内の記憶ファイルを前記パーソ
ナルコンピュータ内の記憶ファイルにリストアするため
のリストアプログラムとをFDD内に配し、前記パーソ
ナルコンピュータの使用権を得るために個人パスワード
をパーソナルコンピュータ内の使用者登録ファイルに登
録し、オペレータがオペレータパスワードを前記パーソ
ナルコンピュータ内のオペレータパスワード入力部に入
力し、前記外部記憶装置内の予め定めたアドレスに前記
外部記憶装置の所有者パスワードを記憶保持し、前記パ
ーソナルコンピュータの起動時に前記個人パスワードと
前記オペレータパスワードと前記所有者パスワードとが
一致することを確認する認証プログラムをFDDシート
内に配し、前記認証プログラムを起動して前記オペレー
タパスワードと前記所有者パスワードが不一致の場合
は、前記パーソナルコンピュータを使用できないように
する機密保護プログラムをFDDシート内に配し、前記
パーソナルコンピュータの起動時に前記FDDシート内
に配した認証プログラム、機密保護プログラム、およ
び、バックアッププログラム又はリストアプログラムを
読み出して順次実行することによりバックアップ又はリ
ストアを行うことを特徴とする。
【0034】この発明によれば、パーソナルコンピュー
タ内の記憶ファイルを外部記憶装置にバックアップする
ためのバックアッププログラムと外部記憶装置内の記憶
ファイルをパーソナルコンピュータ内の記憶ファイルに
リストアするためのリストアプログラムとをFDD内に
配し、パーソナルコンピュータの使用権を得るために個
人パスワードをパーソナルコンピュータ内の使用者登録
ファイルに登録し、オペレータがオペレータパスワード
をパーソナルコンピュータ内のオペレータパスワード入
力部に入力し、外部記憶装置内の予め定めたアドレスに
外部記憶装置の所有者パスワードを記憶保持し、パーソ
ナルコンピュータの起動時に個人パスワードとオペレー
タパスワードと所有者パスワードとが一致することを確
認する認証プログラムをFDDシート内に配し、認証プ
ログラムを起動してオペレータパスワードと所有者パス
ワードが不一致の場合は、パーソナルコンピュータを使
用できないようにする機密保護プログラムをFDDシー
ト内に配し、パーソナルコンピュータの起動時にFDD
シート内に配した認証プログラム、機密保護プログラ
ム、および、バックアッププログラム又はリストアプロ
グラムを読み出して順次実行することによりバックアッ
プ又はリストアを行うようにしたため、機密保護を実現
すると共に、バックアップ又はリストアを実行すること
ができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる増設外部記憶システムの好適な実施の形態
を詳細に説明する。
【0036】図1は、この発明の実施の形態である増設
外部記憶システムの概略構成を示すブロック図であり、
本発明の外部記憶装置がパーソナルコンピュータ(P
C)に接続されている状態を示している。
【0037】図1の増設外部記憶システムにおいて、P
C側は、中央処理装置(CPU)1、内部BUS2、こ
のシステムのOSが格納されるシステム記憶ファイル
3、命令を実行する時にプログラムが駐在する主記憶装
置(メインメモリ)4、キーボード5、表示装置(ディ
スプレイ)6、このシステムの使用者の個人ファイル7
などで構成されている。また、PCの外部には、デバイ
スを増設するための増設カードコネクタ8が設けられ、
ここではその増設カードコネクタ8に対応するように造
られたPCカード9が着脱可能である。外部に増設する
増設記憶装置10は、PCカード9を介してPCと接続
される。さらに、PCには、フレキシブルディスクドラ
イブ(FDD)11が接続されている。
【0038】一般に、上記した増設カードコネクタ8
は、規格化されていて、この実施の形態では増設デバイ
スが大容量の記憶装置であることから、PCMCIA規
格に準拠しており、PCカード9は一般にPCMCIA
カードとも呼ばれるものであって、JEIDA/PCM
CIAにより標準化されていることが多い。
【0039】図2は、上記図1のPCカード9の内部構
成を示すブロック図であり、本発明の特徴的な構成部分
を示したものである。図2のPCカード9は、PCカー
ド9の処理を司る処理装置101、PCカード内システ
ムBUS102、PCカード9を経由して外部記憶装置
10と接続される外部記憶装置インターフェース部10
3、PCカード9とPCとを接続するインターフェース
部104、本発明の特徴的なプログラム選択論理回路1
05、本発明の特徴的なバックアッププログラム(P
d)106は、本発明の特徴的なリストアプログラム
(Pr)107、プログラム制御回路108、PCカー
ド9と増設カードコネクタ8とを接続するためのPCカ
ード側のカードコネクタ109、および、PCカード9
と増設記憶装置10とを接続するためのデバイスコネク
タ110などにより構成されている。
【0040】図3は、図2のプログラム選択論理回路1
05の一構成例を示した回路図であり、選択スイッチ2
10がバックアップを選択している場合の例を示してい
る。図3のプログラム選択論理回路105において、起
動中信号201、バックアップゲート信号202であっ
て、バックアッププログラム出力信号204は、図2の
バックアッププログラム106より出力され、バックア
ップゲート回路206でバックアップゲート信号202
とANDされて出力され、OR回路208に入力され
る。
【0041】また、図3のプログラム選択論理回路10
5において、203はリストアゲート信号である。さら
に、リストアプログラム出力信号205は、図2のリス
トアプログラム107より出力され、リストアゲート回
路207でリストアゲート信号203とANDされて出
力され、OR回路208に入力される。
【0042】図3の場合は、選択スイッチ210がバッ
クアップを選択しているので、バックアップゲート信号
202のレベルがH(ハイ)となり、リストアゲート信
号203がL(ロー)となるため、OR回路208の出
力信号209は、バックアッププログラムを出力するこ
とができる。
【0043】図4は、図2のプログラム選択論理回路1
05の一構成例を示した回路図であり、選択スイッチ2
10がリストアを選択している場合の例を示している。
【0044】また、図5は、図2のプログラム選択論理
回路105の一構成例を示した回路図であり、選択スイ
ッチ210が通常のリード/ライト(R/W)を選択し
ている場合の例を示している。
【0045】このように、上記した図4と図5は、図3
の選択スイッチ210の選択位置が異なるだけで、それ
以外の回路構成は全く同じであるため、構成説明は省略
する。
【0046】図4の回路例の場合は、選択スイッチ21
0がリストアを選択しているので、リストアゲート信号
203のレベルがH(ハイ)、バックアップゲート信号
202のレベルがL(ロー)となるため、OR回路20
8の出力信号209は、リストアプログラムを出力する
ことができる。
【0047】図5の回路例の場合は、選択スイッチ21
0がリード/ライト(R/W)を選択しているので、バ
ックアップゲート信号202およびリストアゲート信号
203のレベルが共にL(ロー)となり、OR回路20
8のOR回路出力信号209は、バックアッププログラ
ムも、リストアプログラムも出力することができなくな
る。なお、ここでは説明の複雑化を避けるため、発明に
関係しない部分については記述していないが、この時の
OR回路出力信号209は常時L(ロー)となるので、
OR回路出力信号209をPCカード内システムBUS
102に直接接続すると、PCカード内システムBUS
102を支配してしまうので、H(ハイ)に反転してか
ら接続するようにする。
【0048】以下、この実施の形態の動作について説明
する。図6は、図2のプログラム選択論理回路105の
動作を示すタイムチャートである。図6において、20
0は電源ON時の論理回路電源(ここでは5Vとする)
投入を表すパワーオン(p−ON)信号、201は起動
中信号、210は選択スイッチがバックアップにセット
されている状態を示し、202はバックアップゲート信
号、209はOR回路208の出力信号である。
【0049】また、図6において、t0は電源投入前タ
イミングを示し、t1は電源投入から起動開始迄のタイ
ミングを示し、t2は起動中のタイミングを示してい
て、この期間にバックアッププログラム106がPCカ
ード9からメインメモリ4に読み込まれる。さらに、t
3はバックアップ実行タイミング以降を示している。
【0050】図7は、図1のシステム記憶ファイル3に
格納されるOSが起動時に本実施の形態におけるPCM
CIAカード内のプログラムを読み込む機能を備えてい
る場合の動作フローチャートである。
【0051】図7に示すように、まず、オペレータの操
作によりPCカードの選択スイッチ210を設定し、電
源投入前にPCカード9を増設カードコネクタ8に挿入
する(ステップS1)。次いで、電源投入前にPCカー
ド9に外部記憶装置10を接続して(ステップS2)、
パワーオン(p−ON)により電源投入操作が行われる
(ステップS3)。
【0052】そして、システム記憶ファイル3に格納さ
れたOSがPCカード9を自動検出し(ステップS
4)、前記OSがPCカード9内のバックアッププログ
ラム(Pd)106、又はリストアプログラム(Pr)
107をメインメモリ4に読み込み(ステップS5)、
前記OSがメインメモリ4に読み込んだプログラム(P
d又はPr)を実行スタートする(ステップS6)。
【0053】次いで、個人認証を実行する(ステップS
7)。この個人認証の実行は、バックアッププログラム
106及びリストアプログラム107に共通に含まれて
いる機能であり、ステップS8ではバックアッププログ
ラム106又はリストアプログラム107の何れかが実
行されて、初期起動動作が終了する。それ以降は、PC
システムの使用が開始される。
【0054】図8は、図2に示すバックアッププログラ
ム106とリストアプログラム107の内容に従って実
行される動作を示すフローチャートである。この図8
は、図7との対応で見ると、ステップS7とステップS
8の内容を示している。
【0055】まず、図8では、増設記憶装置10の所有
者コードAをメインメモリ4に読み込む(ステップS1
0)。この所有者コードAは、予め増設記憶装置10自
身に記憶しておくものとする。従って、このステップS
10で、初めて増設記憶装置10がアクセスされる。こ
の時、PCカード内部のシステムBUS102は開放さ
れており、図6に示すタイミングチャートではt3のタ
イミングで実施される。
【0056】次いで、ステップS11では、オペレータ
パスワードBが入力される。一般に複数の人が1台のP
Cを共有する場合、共有されるPCを使用できる人のリ
スト、即ち、使用者リストにオペレータパスワードが登
録されているので、オペレータパスワードBは、まずP
Cの使用権を持つ人であるか否かを、パスワードBを入
力してから使用者リストを参照して確認が行われるが、
本発明と直接関係しないので省略している。
【0057】次いで、ステップS12は、オペレータ認
証ステップである。前述した所有者コードAとオペレー
タコードBとが一致する場合は、ステップS15へ進む
が、不一致の場合は、ステップS13に進んで再度オペ
レータパスワードBを入力するか否かをオペレータに判
断させ、再度TRYしない場合は、システムリセット又
は再起動選択を行うステップS14へ進んで、増設記憶
装置10をリード/ライトできないようにして、機密を
保護する。ステップS13において、再度TRYする場
合は、ステップS11に戻る。
【0058】上記ステップS12において、所有者コー
ドAとオペレータコードBとが一致した場合は、ステッ
プS15へ進んでオペレータ判断が行われる。例えば、
個人認証を得た場合でも、バックアップ/リストアを実
行しない場合に備える。実行しない場合は、ステップS
16のNOが選択されて、終了する。これ以降について
は、通常のリード/ライトは可能となるが、バックアッ
プとリストアについて、リセット又は再起動するまでで
きないようにする。
【0059】ステップS15において、実行する場合は
ステップS17のYESが選択されて、ステップS18
へ進む。このステップS18では、選択スイッチ210
の設定に従って、バックアップ又はリストアを実行した
後、終了する。
【0060】上記したように、バックアップやリストア
は、誤って実行すると大切な個人ファイルの破壊につな
がる恐れがあるため、本発明のように簡単に実施可能と
した場合には、確認のステップが必要となる。
【0061】図9は、図1のシステム記憶ファイル3に
格納されるOSが起動時に本実施の形態におけるPCM
CIAカード内のプログラムを読み込む機能を備えてい
ない場合の動作フローチャートである。
【0062】図9に示したステップS1、ステップS
2、およびステップS3については、上記図7で説明し
た通りであるので、説明を省略する。また、ステップS
21については、FDD11から起動をかけるため、電
源投入前にFDDシートをFDDデッキに挿入する操作
を示したものである。なお、電源投入時にFDDシート
を検出すると、優先してFDDシートをリードする機能
については、ほとんどのOSが備えている機能である。
【0063】また、ステップS22は、前記OSがFD
Dシートを検出するステップであり、ステップS23
は、前記OSがFDDシート内プログラムPfをメイン
メモリ4に読み込むステップであり、ステップS24
は、前記OSがメインメモリ4内に読み込んだFDDシ
ート内プログラムPfに実行スタートをかけるステップ
である。これ以降のステップS5〜ステップS8は、図
7で説明した内容と同じであるので、説明を省略する。
【0064】図10は、PCカード9内のプログラムを
読み込む機能が無い場合の動作フローチャートである。
【0065】図10におけるステップS30は、図7の
ステップS1と略同様であるが、PCカード9内にバッ
クアッププログラム106やリストアプログラム107
があっても読み込む機能が無いため利用することができ
ない。従って、選択スイッチ210は図5に示すような
状態であって、R/Wを選択している。
【0066】これ以降のステップS2、ステップS2
1、ステップS3、ステップS22、ステップS23、
およびステップS24については、上記図9で説明した
のと略同じであるが、FDDシートから読み込んだプロ
グラムは、図9では起動のみのFDDシート内プログラ
ムPfであったのに対し、図10では個人認証プログラ
ム、機密保護プログラム、およびバックアップ又はリス
トアプログラムを含むPFをメインメモリ4に読み込む
点が少し異なっている。
【0067】さらに、図10のステップS7およびステ
ップS8については、上記した図7および図9と同じで
あり、その実施内容は図8で説明した内容と同じであ
る。但し、図10では、S30においてプログラムを選
択する設定機能が無いため、バックアップかリストアか
を選択する手段は、挿入するFDDシートによる。即
ち、バックアップ専用シートとリストア専用シートとを
それぞれ用意し、目的に応じて使い分けるようにする。
【0068】以上説明したように、この実施の形態によ
れば、ファイル操作に関する専門的知識を持たない操作
者であっても、簡単にバックアップやリストアを実行す
ることができると共に、バックアップ及びリストア実行
以前に個人認証、機密保護プログラムを実行させること
によって、外部記憶装置が盗用されることを防止するこ
とができる。
【0069】なお、上記実施の形態では、個人認証機
能、機密保護機能をバックアップとリストアとを対にし
て説明したが、外部記憶装置を利用するシステムであれ
ば、バックアップやリストアとは無関係に独立した機能
として取り扱うことも可能である。
【0070】また、上記実施の形態では、外部記憶装置
の数量には限定がなく、何台あっても良い。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、パーソナルコンピュータ内の記憶ファイルを外部記
憶装置にバックアップするためのバックアッププログラ
ムを前記カード内に配置したので、必要な時にバックア
ップを実行することができる。
【0072】つぎの発明によれば、外部記憶装置内の記
憶ファイルをパーソナルコンピュータ内の記憶ファイル
にリストアするためのリストアプログラムをカード内に
配置したので、必要な時にリストアを実行することがで
きる。
【0073】つぎの発明によれば、パーソナルコンピュ
ータ内の記憶ファイルを外部記憶装置にバックアップす
るためのバックアッププログラムと、外部記憶装置内の
記憶ファイルを前記パーソナルコンピュータ内の記憶フ
ァイルにリストアするためのリストアプログラムとをカ
ード内に配置したので、必要な時にバックアップおよび
リストアを実行することができる。
【0074】つぎの発明によれば、カード内に保持する
バックアッププログラムとリストアプログラムとを各々
別個の記憶素子に格納して、各々別個の出力ゲートを通
して出力し、その出力ゲートを選択論理回路で開閉制御
するようにしたので、バックアップ処理とリストア処理
の何れを実施するかを選択することができる。
【0075】つぎの発明によれば、選択論理回路によっ
て外部記憶装置の起動時のみ出力ゲートの開閉制御を行
い、外部記憶装置の起動時以外は出力ゲートを閉じるよ
うにしたので、パーソナルコンピュータ起動時およびリ
セットスタート時にのみバックアップあるいはリストア
あるいは通常のリード/ライトを選択することができ
る。
【0076】つぎの発明によれば、パーソナルコンピュ
ータの使用権を得るために個人パスワードをパーソナル
コンピュータ内の使用者登録ファイルに登録し、オペレ
ータがオペレータパスワードをパーソナルコンピュータ
内のオペレータパスワード入力部に入力し、外部記憶装
置内の予め定めたアドレスに外部記憶装置の所有者パス
ワードを記憶保持し、パーソナルコンピュータの起動時
に個人パスワードとオペレータパスワードと所有者パス
ワードとが一致することを確認する認証プログラムを備
え、その認証プログラムを起動してオペレータパスワー
ドと所有者パスワードとが不一致の場合は、パーソナル
コンピュータを使用できないようにする機密保護プログ
ラムをカード内に配置したので、外部記憶装置の所有者
にのみ使用を許可して機密保護を実現すると共に、操作
性をさらに向上させることができる。
【0077】つぎの発明によれば、パーソナルコンピュ
ータの起動時にフレキシブルディスク装置の記憶媒体で
あるFDDシート内に配した起動プログラムを読み込
み、FDDシート内の起動プログラムに従ってカード内
に配置したバックアッププログラム、あるいは、リスト
アプログラムを読み出して実行するように構成されたシ
ステム起動装置を備えているので、オペレータが専門的
知識を持っていなくても容易に外部記憶装置を活用する
ことができ、良好な操作性が得られる。
【0078】つぎの発明によれば、パーソナルコンピュ
ータの使用権を得るために個人パスワードをパーソナル
コンピュータ内の使用者登録ファイルに登録し、オペレ
ータがオペレータパスワードをパーソナルコンピュータ
内のオペレータパスワード入力部に入力し、外部記憶装
置内の予め定めたアドレスに外部記憶装置の所有者パス
ワードを記憶保持し、パーソナルコンピュータの起動時
に個人パスワードとオペレータパスワードと所有者パス
ワードとが一致することを確認する認証プログラムを備
え、認証プログラムを起動してオペレータパスワードと
所有者パスワードとが不一致の場合は、パーソナルコン
ピュータを使用できないようにする機密保護プログラム
をFDDシート内に配置したので、外部記憶装置の所有
者にのみ使用を許可して機密保護を実現することができ
る。
【0079】つぎの発明によれば、パーソナルコンピュ
ータの使用権を得るために個人パスワードをパーソナル
コンピュータ内の使用者登録ファイルに登録し、オペレ
ータがオペレータパスワードをパーソナルコンピュータ
内のオペレータパスワード入力部に入力し、外部記憶装
置内の予め定めたアドレスに外部記憶装置の所有者パス
ワードを記憶保持し、パーソナルコンピュータの起動時
に個人パスワードとオペレータパスワードと所有者パス
ワードとが一致することを確認する認証プログラムをカ
ード内に配置したので、外部記憶装置の所有者にのみ使
用を許可することで機密保護を実現すると共に、操作性
を向上させることができる。
【0080】つぎの発明によれば、認証プログラムを起
動してオペレータパスワードと所有者パスワードとが不
一致の場合は、パーソナルコンピュータを使用できない
ようにする機密保護プログラムをカード内にさらに配置
したため、機密保護を実現することができる。
【0081】つぎの発明によれば、パーソナルコンピュ
ータ内の記憶ファイルを外部記憶装置にバックアップす
るためのバックアッププログラムをFDDシート内に配
し、パーソナルコンピュータの使用権を得るために個人
パスワードをパーソナルコンピュータ内の使用者登録フ
ァイルに登録し、オペレータがオペレータパスワードを
パーソナルコンピュータ内のオペレータパスワード入力
部に入力し、外部記憶装置内の予め定めたアドレスに外
部記憶装置の所有者パスワードを記憶保持し、パーソナ
ルコンピュータの起動時に個人パスワードとオペレータ
パスワードと所有者パスワードとが一致することを確認
する認証プログラムをFDDシート内に配し、認証プロ
グラムを起動してオペレータパスワードと所有者パスワ
ードとが不一致の場合は、パーソナルコンピュータを使
用できないようにする機密保護プログラムをFDDシー
ト内に配し、パーソナルコンピュータの起動時にFDD
シート内に配した認証プログラム、機密保護プログラ
ム、およびバックアッププログラムを読み出して順次実
行することによりバックアップを行うようにしたので、
機密保護を実現すると共に、プログラムのバックアップ
処理を容易に行うことができる。
【0082】つぎの発明によれば、外部記憶装置内の記
憶ファイルをパーソナルコンピュータ内の記憶ファイル
にリストアするためのリストアプログラムをFDD内に
配し、パーソナルコンピュータの使用権を得るために個
人パスワードをパーソナルコンピュータ内の使用者登録
ファイルに登録し、オペレータがオペレータパスワード
をパーソナルコンピュータ内のオペレータパスワード入
力部に入力し、外部記憶装置内の予め定めたアドレスに
外部記憶装置の所有者パスワードを記憶保持し、パーソ
ナルコンピュータの起動時に、個人パスワードとオペレ
ータパスワードと所有者パスワードとが一致することを
確認する認証プログラムをFDDシート内に配し、認証
プログラムを起動してオペレータパスワードと所有者パ
スワードとが不一致の場合は、パーソナルコンピュータ
を使用できないようにする機密保護プログラムをFDD
シート内に配し、パーソナルコンピュータの起動時にF
DDシート内に配した認証プログラム、機密保護プログ
ラム、およびリストアプログラムを読み出して順次実行
することによりリストアを行うようにしたので、機密保
護を実現すると共に、リストアを実行することができ
る。
【0083】つぎの発明によれば、パーソナルコンピュ
ータ内の記憶ファイルを外部記憶装置にバックアップす
るためのバックアッププログラムと外部記憶装置内の記
憶ファイルをパーソナルコンピュータ内の記憶ファイル
にリストアするためのリストアプログラムとをFDD内
に配し、パーソナルコンピュータの使用権を得るために
個人パスワードをパーソナルコンピュータ内の使用者登
録ファイルに登録し、オペレータがオペレータパスワー
ドをパーソナルコンピュータ内のオペレータパスワード
入力部に入力し、外部記憶装置内の予め定めたアドレス
に外部記憶装置の所有者パスワードを記憶保持し、パー
ソナルコンピュータの起動時に個人パスワードとオペレ
ータパスワードと所有者パスワードとが一致することを
確認する認証プログラムをFDDシート内に配し、認証
プログラムを起動してオペレータパスワードと所有者パ
スワードが不一致の場合は、パーソナルコンピュータを
使用できないようにする機密保護プログラムをFDDシ
ート内に配し、パーソナルコンピュータの起動時にFD
Dシート内に配した認証プログラム、機密保護プログラ
ム、および、バックアッププログラム又はリストアプロ
グラムを読み出して順次実行することによりバックアッ
プ又はリストアを行うようにしたので、機密保護を実現
すると共に、バックアップ又はリストアを実行すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態である増設外部記憶シ
ステムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】 図1のPCカードの内部構成を示すブロック
図である。
【図3】 図2のプログラム選択論理回路の一構成例を
示した回路図である。
【図4】 図2のプログラム選択論理回路の一構成例を
示した回路図である。
【図5】 図2のプログラム選択論理回路の一構成例を
示した回路図である。
【図6】 図2のプログラム選択論理回路の動作を示す
タイムチャートである。
【図7】 図1のシステム記憶ファイルに格納されるO
Sが起動時に本実施の形態におけるPCMCIAカード
内のプログラムを読み込む機能を備えている場合の動作
フローチャートである。
【図8】 図2に示すバックアッププログラムとリスト
アプログラムの内容に従って実行される動作を示すフロ
ーチャートである。
【図9】 図1のシステム記憶ファイルに格納されるO
Sが起動時に本実施の形態におけるPCMCIAカード
内のプログラムを読み込む機能を備えていない場合の動
作フローチャートである。
【図10】 PCカード内のプログラムを読み込む機能
が無い場合の動作フローチャートである。
【符号の説明】
1 中央処理装置、2 内部BUS、3 システム記憶
ファイル、4 主記憶装置、5 キーボード、6 表示
装置、7 個人ファイル、8 増設カードコネクタ、9
PCカード、10 増設記憶装置、11 FDD、1
01 処理装置、102 PCカード内システムBU
S、103 外部記憶装置インターフェース部、104
インターフェース部、105 プログラム選択論理回
路、106バックアッププログラム、107 リストア
プログラム、108 プログラム制御部、109 カー
ドコネクタ、110 デバイスコネクタ、200 p−
ON(パワーオン)信号、201 起動中信号、202
バックアップゲート信号、203 リストアゲート信
号、204 バックアッププログラム出力信号、205
リストアプログラム出力信号、206 バックアップ
ゲート回路、207リストアゲート回路、208 OR
回路、209 OR回路出力信号、210選択状態選択
スイッチ、t0 電源投入前タイミング、t1 電源投
入から起動開始迄のタイミング、t2 起動中のタイミ
ング、t3 バックアップ実行タイミング以降。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/07 G06K 19/00 N (72)発明者 大川 勉 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5B017 AA03 BA05 CA07 CA16 5B018 GA04 HA04 MA01 MA12 5B035 AA13 BB09 BC00 CA11 CA38 5B065 BA01 CA15 EA33 ZA03 5B082 DE07

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーソナルコンピュータと、該パーソナ
    ルコンピュータに外部装置を増設接続するために設けら
    れたコネクタに挿入するカードと、該カードを中継して
    接続される外部記憶装置、あるいは、該カード内に収納
    される外部記憶装置とを有する増設外部記憶システムに
    おいて、 前記パーソナルコンピュータ内の記憶ファイルを前記外
    部記憶装置にバックアップするためのバックアッププロ
    グラムを前記カード内に配置したことを特徴とする増設
    外部記憶システム。
  2. 【請求項2】 パーソナルコンピュータと、該パーソナ
    ルコンピュータに外部装置を増設接続するために設けら
    れたコネクタに挿入するカードと、該カードを中継して
    接続される外部記憶装置、あるいは、該カード内に収納
    される外部記憶装置とを有する増設外部記憶システムに
    おいて、 前記外部記憶装置内の記憶ファイルを前記パーソナルコ
    ンピュータ内の記憶ファイルにリストアするためのリス
    トアプログラムを前記カード内に配置したことを特徴と
    する増設外部記憶システム。
  3. 【請求項3】 パーソナルコンピュータと、該パーソナ
    ルコンピュータに外部装置を増設接続するために設けら
    れたコネクタに挿入するカードと、該カードを中継して
    接続される外部記憶装置、あるいは、該カード内に収納
    される外部記憶装置とを有する増設外部記憶システムに
    おいて、 前記パーソナルコンピュータ内の記憶ファイルを前記外
    部記憶装置にバックアップするためのバックアッププロ
    グラムと、前記外部記憶装置内の記憶ファイルを前記パ
    ーソナルコンピュータ内の記憶ファイルにリストアする
    ためのリストアプログラムとを前記カード内に配置した
    ことを特徴とする増設外部記憶システム。
  4. 【請求項4】 前記カード内に保持するバックアッププ
    ログラムとリストアプログラムとを各々別個の記憶素子
    に格納し、各々別個の出力ゲートを通して出力すると共
    に、該出力ゲートを選択論理回路で開閉制御することに
    より前記バックアップ処理と前記リストア処理の何れを
    実施するかを選択するようにしたことを特徴とする請求
    項3に記載の増設外部記憶システム。
  5. 【請求項5】 前記選択論理回路は、前記外部記憶装置
    の起動時のみ前記出力ゲートの開閉制御を行い、前記外
    部記憶装置の起動時以外は前記出力ゲートを閉じるよう
    にしたことを特徴とする請求項4に記載の増設外部記憶
    システム。
  6. 【請求項6】 前記パーソナルコンピュータの使用権を
    得るために個人パスワードをパーソナルコンピュータ内
    の使用者登録ファイルに登録し、 オペレータがオペレータパスワードを前記パーソナルコ
    ンピュータ内のオペレータパスワード入力部に入力し、 前記外部記憶装置内の予め定めたアドレスに前記外部記
    憶装置の所有者パスワードを記憶保持し、 前記パーソナルコンピュータの起動時に前記個人パスワ
    ードと前記オペレータパスワードと前記所有者パスワー
    ドとが一致することを確認する認証プログラムを備え、 前記認証プログラムを起動して前記オペレータパスワー
    ドと前記所有者パスワードとが不一致の場合は、前記パ
    ーソナルコンピュータを使用できないようにする機密保
    護プログラムを前記カード内に配置したことを特徴とす
    る請求項3〜5のいずれか一つに記載の増設外部記憶シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記パーソナルコンピュータの起動時に
    フレキシブルディスク装置の記憶媒体であるFDDシー
    ト内に配した起動プログラムを読み込み、前記FDDシ
    ート内の起動プログラムに従って前記カード内に配置し
    たバックアッププログラム、あるいは、リストアプログ
    ラムを読み出して実行するように構成されたシステム起
    動装置を備えたことを特徴とする請求項3〜5のいずれ
    か一つに記載の増設外部記憶システム。
  8. 【請求項8】 前記パーソナルコンピュータの使用権を
    得るために個人パスワードをパーソナルコンピュータ内
    の使用者登録ファイルに登録し、 オペレータがオペレータパスワードを前記パーソナルコ
    ンピュータ内のオペレータパスワード入力部に入力し、 前記外部記憶装置内の予め定めたアドレスに前記外部記
    憶装置の所有者パスワードを記憶保持し、 前記パーソナルコンピュータの起動時に前記個人パスワ
    ードと前記オペレータパスワードと前記所有者パスワー
    ドとが一致することを確認する認証プログラムを備え、 前記認証プログラムを起動してオペレータパスワードと
    前記所有者パスワードとが不一致の場合は、前記パーソ
    ナルコンピュータを使用できないようにする機密保護プ
    ログラムを前記FDDシート内に配置したことを特徴と
    する請求項7に記載の増設外部記憶システム。
  9. 【請求項9】 パーソナルコンピュータと、該パーソナ
    ルコンピュータに外部装置を増設接続するために設けら
    れたコネクタに挿入するカードと、該カードを中継して
    接続される外部記憶装置、あるいは、該カード内に収納
    される外部記憶装置とを有する増設外部記憶システムに
    おいて、 前記パーソナルコンピュータの使用権を得るために個人
    パスワードをパーソナルコンピュータ内の使用者登録フ
    ァイルに登録し、 オペレータがオペレータパスワードを前記パーソナルコ
    ンピュータ内のオペレータパスワード入力部に入力し、 前記外部記憶装置内の予め定めたアドレスに前記外部記
    憶装置の所有者パスワードを記憶保持し、 前記パーソナルコンピュータの起動時に前記個人パスワ
    ードと前記オペレータパスワードと前記所有者パスワー
    ドとが一致することを確認する認証プログラムを前記カ
    ード内に配置したことを特徴とする増設外部記憶システ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記認証プログラムを起動して前記オ
    ペレータパスワードと前記所有者パスワードとが不一致
    の場合は、前記パーソナルコンピュータを使用できない
    ようにする機密保護プログラムを前記カード内にさらに
    配置したことを特徴とする請求項9に記載の増設外部記
    憶システム。
  11. 【請求項11】 パーソナルコンピュータと、該パーソ
    ナルコンピュータに外部装置を増設接続するために設け
    られたコネクタに挿入するカードと、該カードを中継し
    て接続される外部記憶装置、あるいは、該カード内に収
    納される外部記憶装置とを有する増設外部記憶システム
    において、 前記パーソナルコンピュータ内の記憶ファイルを前記外
    部記憶装置にバックアップするためのバックアッププロ
    グラムをFDDシート内に配し、 前記パーソナルコンピュータの使用権を得るために個人
    パスワードをパーソナルコンピュータ内の使用者登録フ
    ァイルに登録し、 オペレータがオペレータパスワードを前記パーソナルコ
    ンピュータ内のオペレータパスワード入力部に入力し、 前記外部記憶装置内の予め定めたアドレスに前記外部記
    憶装置の所有者パスワードを記憶保持し、 前記パーソナルコンピュータの起動時に前記個人パスワ
    ードと前記オペレータパスワードと前記所有者パスワー
    ドとが一致することを確認する認証プログラムをFDD
    シート内に配し、 前記認証プログラムを起動して前記オペレータパスワー
    ドと前記所有者パスワードとが不一致の場合は、前記パ
    ーソナルコンピュータを使用できないようにする機密保
    護プログラムをFDDシート内に配し、 前記パーソナルコンピュータの起動時に前記FDDシー
    ト内に配した認証プログラム、機密保護プログラム、お
    よびバックアッププログラムを読み出して順次実行する
    ことによりバックアップを行うことを特徴とする増設外
    部記憶システム。
  12. 【請求項12】 パーソナルコンピュータと、該パーソ
    ナルコンピュータに外部装置を増設接続するために設け
    られたコネクタに挿入するカードと、該カードを中継し
    て接続される外部記憶装置、あるいは、該カード内に収
    納される外部記憶装置とを有する増設外部記憶システム
    において、 前記外部記憶装置内の記憶ファイルを前記パーソナルコ
    ンピュータ内の記憶ファイルにリストアするためのリス
    トアプログラムをFDD内に配し、 前記パーソナルコンピュータの使用権を得るために個人
    パスワードをパーソナルコンピュータ内の使用者登録フ
    ァイルに登録し、 オペレータがオペレータパスワードを前記パーソナルコ
    ンピュータ内のオペレータパスワード入力部に入力し、 前記外部記憶装置内の予め定めたアドレスに前記外部記
    憶装置の所有者パスワードを記憶保持し、 前記パーソナルコンピュータの起動時に、前記個人パス
    ワードと前記オペレータパスワードと前記所有者パスワ
    ードとが一致することを確認する認証プログラムをFD
    Dシート内に配し、 前記認証プログラムを起動して前記オペレータパスワー
    ドと前記所有者パスワードとが不一致の場合は、前記パ
    ーソナルコンピュータを使用できないようにする機密保
    護プログラムをFDDシート内に配し、 前記パーソナルコンピュータの起動時に前記FDDシー
    ト内に配した認証プログラム、機密保護プログラム、お
    よびリストアプログラムを読み出して順次実行すること
    によりリストアを行うことを特徴とする増設外部記憶シ
    ステム。
  13. 【請求項13】 パーソナルコンピュータと、該パーソ
    ナルコンピュータに外部装置を増設接続するために設け
    られたコネクタに挿入するカードと、該カードを中継し
    て接続される外部記憶装置、あるいは、該カード内に収
    納される外部記憶装置とを有する増設外部記憶システム
    において、 前記パーソナルコンピュータ内の記憶ファイルを前記外
    部記憶装置にバックアップするためのバックアッププロ
    グラムと前記外部記憶装置内の記憶ファイルを前記パー
    ソナルコンピュータ内の記憶ファイルにリストアするた
    めのリストアプログラムとをFDD内に配し、 前記パーソナルコンピュータの使用権を得るために個人
    パスワードをパーソナルコンピュータ内の使用者登録フ
    ァイルに登録し、 オペレータがオペレータパスワードを前記パーソナルコ
    ンピュータ内のオペレータパスワード入力部に入力し、 前記外部記憶装置内の予め定めたアドレスに前記外部記
    憶装置の所有者パスワードを記憶保持し、 前記パーソナルコンピュータの起動時に前記個人パスワ
    ードと前記オペレータパスワードと前記所有者パスワー
    ドとが一致することを確認する認証プログラムをFDD
    シート内に配し、 前記認証プログラムを起動して前記オペレータパスワー
    ドと前記所有者パスワードが不一致の場合は、前記パー
    ソナルコンピュータを使用できないようにする機密保護
    プログラムをFDDシート内に配し、 前記パーソナルコンピュータの起動時に前記FDDシー
    ト内に配した認証プログラム、機密保護プログラム、お
    よび、バックアッププログラム又はリストアプログラム
    を読み出して順次実行することによりバックアップ又は
    リストアを行うことを特徴とする増設外部記憶システ
    ム。
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