JPH1031162A - 顕微鏡 - Google Patents

顕微鏡

Info

Publication number
JPH1031162A
JPH1031162A JP9064493A JP6449397A JPH1031162A JP H1031162 A JPH1031162 A JP H1031162A JP 9064493 A JP9064493 A JP 9064493A JP 6449397 A JP6449397 A JP 6449397A JP H1031162 A JPH1031162 A JP H1031162A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
objective lens
sample
magnification
objective
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9064493A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3123457B2 (ja
Inventor
Tatsuro Otaki
達朗 大瀧
Toshiaki Futaboshi
俊明 二星
Manabu Sato
学 佐藤
Hitoshi Kaizu
均 海津
Yumiko Ouchi
由美子 大内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=26405600&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH1031162(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP09064493A priority Critical patent/JP3123457B2/ja
Priority to US08/854,465 priority patent/US6128128A/en
Priority to EP97107790A priority patent/EP0807840A3/en
Publication of JPH1031162A publication Critical patent/JPH1031162A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3123457B2 publication Critical patent/JP3123457B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B21/00Microscopes
    • G02B21/02Objectives

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lenses (AREA)
  • Microscoopes, Condenser (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】操作性に優れ、しかも極低倍率から高倍率にわ
たる試料の観察が可能な顕微鏡を実現すること。 【解決手段】試料からの光を集光して平行光束に変換す
る機能を持つ試料側でほぼテレセントリックな対物レン
ズと、該対物レンズからの平行光束を集光して前記試料
の像を形成する結像レンズとを有し、試料の像を所望の
倍率のもとで観察するための顕微鏡において、互いに異
なる倍率を有する複数の前記対物レンズを保持可能に設
けられると共に、前記試料と前記結像レンズとの間の観
察光路へ前記複数の対物レンズの1つを設定可能に設け
られた切り換え手段を設ける。以上の基本構成を持つ顕
微鏡は、、前記結像レンズの焦点距離fI と前記試料面
から前記対物レンズの胴付面までの距離としての対物レ
ンズの同焦点距離Dとの比率の最適な範囲に関する条件
を満たす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微生物や細胞など
微細物を所望の倍率で観察する顕微鏡に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来においては、特に無限遠系と呼ばれ
る対物レンズと結像レンズによって構成される顕微鏡で
は、対物レンズと結像レンズの間の空間に光学的に平行
系の部分をつくり、対物レンズと結像レンズとの間隔を
ある程度自由に設定できる顕微鏡装置が知られている。
この中で結像レンズの焦点距離は、顕微鏡の全体の大き
さや収差を補正する関係から、160mmから250m
m程度に設定されている。また、対物レンズの試料面か
らその対物レンズの胴付面までの距離、所謂同焦点距離
は、一般的に45mmとなっている。また、対物レンズ
を取りつけている部分のねじ径(装着部のねじの外径)
は、20mmから25mm程度である。これはレボルバ
と呼ばれているターレット式の倍率切り替え部分の大き
さに制限があることや、光束の確保のために必要とされ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き従来の技術
では、顕微鏡光学系で起こる収差を補正するために、結
像レンズの焦点距離は従来160mmから250mm程
度に設定されており、さらに対物レンズの同焦点距離は
45mmとなっている。しかしながら、これらの組み合
わせでは対物レンズにおいて試料面としての物体面から
対物レンズの最終面までの距離は50mm程度となる
が、顕微鏡の倍率を様々に変えようとする場合、その5
0mm程度の距離では様々な不都合が生ずる。
【0004】その事を具体的に説明すると、まず、結像
レンズの焦点距離を200mmとし、極低倍率の対物レ
ンズの倍率を1倍とした場合、対物レンズと結像レンズ
との合成倍率Bは、対物レンズの焦点距離をfO とし、
結像レンズの焦点距離をfIとするとき、以下の如くな
る。 B=fI /fO つまり、上式の関係より、その合成倍率Bが1倍のとき
の対物レンズの焦点距離は、200mmとなる。
【0005】この場合、この200mmの焦点距離を持
つ対物レンズを、50mm程度の空間(物体面又は試料
面から対物レンズの最終面までの距離)に収めるために
は、対物レンズのテレ比を0.25にせざるを得ず、収
差を補正しつつ物体側にほぼテレセントリックな対物レ
ンズを実現するのは現実的には困難である。また、対物
レンズをレボルバに取りつけている部分のねじ径は、2
0mmから25mm程度である。しかしながら、低倍率
で開口数N.A.の大きな対物レンズを設計する場合、
対物レンズの像側の開口数、すなわち対物レンズの後側
開口数N.A.’を考えると、例えば、10倍の対物レ
ンズの試料側の開口数のN.A.が0.5であれば、対
物レンズの後側開口数N.A.’は0.05となる。こ
のとき、対物レンズの瞳径φP は、結像レンズの焦点距
離を200mmとした場合には、φP =2×N.A.’
×fI で表されるので、2×0.05×200=20と
なる。このため最低でも20mmの有効径を持つレンズ
を、対物レンズをレボルバ取りつけている部分に納める
必要が生じる。
【0006】このように、大きな後側開口数N.A.’
を持つ対物レンズの需要がどんどん高まっており、特
に、像の明るさがもっとも要求される落射蛍光観察時に
おいて、対物レンズの後側開口数N.A.’を大きくす
ることは極めて重要である。そこで、本発明は、極低倍
率から高倍率にわたる優れた結像性能を有する複数の対
物レンズに対して十分に対応できるため、操作性に優
れ、しかも極低倍率から高倍率にわたる試料の観察が可
能な顕微鏡を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、前記試料からの光を集光して平行光束
に変換する機能を持つ試料側でほぼテレセントリックな
対物レンズと、該対物レンズからの平行光束を集光して
前記試料の像を形成する結像レンズとを有し、試料の像
を所望の倍率のもとで観察するための顕微鏡において、
互いに異なる倍率を有する複数の前記対物レンズを保持
可能に設けられると共に、前記試料と前記結像レンズと
の間の観察光路へ前記複数の対物レンズの1つを設定可
能に設けられたレボルバ等の切り換え手段を設け、前記
結像レンズの焦点距離をfI とし、前記試料面から前記
対物レンズの胴付面までの距離としての対物レンズの同
焦点距離をDとするとき、以下の条件を満足する構成と
したものである。
【0008】0.29<D/fI <0.40 そして、本発明は、以上の構成に基づいて、前記切り換
え手段に対する前記対物レンズの装着部のねじの外径を
φとするとき、さらに以下の条件を満足することが好ま
しい。 0.35<φ/D<0.50 また、本発明は、さらに以下の条件を満足することがよ
り好ましい。
【0009】190mm<fI <220mm
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の顕微鏡では、試料からの
光を集光して平行光束に変換する機能を持つ試料側でほ
ぼテレセントリックな対物レンズと、該対物レンズから
の平行光束を集光して前記試料の像を形成する結像レン
ズとを有する構成を基本構成としており、さらに、以下
の条件(1)を満足するように構成したものである。 (1) 0.29<D/fI <0.40 但し、fI は結像レンズの焦点距離、Dは試料面から対
物レンズの胴付面までの距離としての対物レンズの同焦
点距離、φは前記対物レンズの装着部のねじの外径であ
る。
【0011】以上の構成により、顕微鏡全体の大きさも
操作性の観点から使用者にとって都合が良く、極低倍率
たとえば1倍の対物レンズにも十分対応し得る。さら
に、従来のものと比べて後側開口数の大きな対物レンズ
の実現も可能となるために、明るい像が要求される落射
蛍光観察時には極めて有利である。次に、各条件につい
て詳述する。上記条件(1)は、試料面から対物レンズ
の胴付面までの距離Dと結像レンズの焦点距離fI との
最適な比率の範囲を規定したものである。この条件
(1)の下限値を外れた場合には、極低倍率の対物レン
ズを設計する場合にテレ比を大きく掛けた構成とせねば
ならず、諸収差がバランス良く補正された物体側にほぼ
テレセントリックな顕微鏡対物レンズを実現することが
困難となる。一方、条件(1)の上限値を外れた場合に
は、対物レンズ自体が大きくなりすぎて、複数の対物レ
ンズの交換により倍率を変更するためのレボルバの回転
を考えるときに操作性がわるくなってしまう。しかも、
レボルバの回転に伴い対物レンズを交換するための空間
が大きくなり、小型化に反するため好ましくない。
【0012】そして、本発明は、以上の構成に基づい
て、前記切り換え手段に対する前記対物レンズの装着部
のねじの外径をφとするとき、さらに以下の条件(2)
を満足することが好ましい。 (2) 0.35<φ/D<0.50 ここで、上記条件(2)は、対物レンズの装着部のねじ
の外径φと試料面から対物レンズの胴付面までの距離D
との最適な比率の範囲を規定したものである。この条件
(2)の下限値を外れた場合には、後側開口数の大きな
対物レンズの最も像側に大きな有効径を持ったレンズを
納めることができない。しかも、試料面から対物レンズ
の胴付面までの距離Dが極端に大きくなる場合には、レ
ボルバの回転に伴い対物レンズを交換するための空間が
大きくなり、操作性が悪くなる。逆に、条件(2)の上
限値を外れた場合には、取りつけねじの外径(直径)が
大きくなるため多数個の対物レンズをレボルバに保持さ
せることが困難となり、取りつけねじの外径が大きな多
数個の対物レンズをレボルバに保持させるようとすると
レボルバ自体が大きくなってしまい操作性が悪くなる。
しかも、試料面から対物レンズの胴付面までの距離Dが
極端に短くなる場合には、諸収差がバランス良く補正さ
れた物体側にほぼテレセントリックな顕微鏡対物レンズ
を実現することが困難となる。
【0013】さらに、本発明の顕微鏡における結像レン
ズは、以下の条件(3)の焦点距離範囲を持つことがよ
り好ましい。 (3) 190mm<fI <220mm この条件(3)の下限値を外れた場合には、所望の範囲
の視野を得ながら対物レンズと結像レンズの間の空間を
確保しようとすると、結像レンズ自体の外径が大きくな
るため好ましくない。逆に、条件(3)の上限値を外れ
た場合には、色収差の補正が困難となるのみならず、顕
微鏡全体が大きくなりすぎてしまう。
【0014】次に、図1を参照しながら本発明の実施の
形態にかかる顕微鏡について説明する。図1に示す如
く、例えば1倍程度の極低倍用の第1の対物レンズ10
と例えば40倍程度の高倍用の第2の対物レンズ11と
がレボルバ20に装着されており、図1では、極低倍用
の第1の対物レンズ10が観察光路中に配置されている
様子を示している。そのレボルバ20は、顕微鏡本体で
ある鏡基21に取り付けられており、この鏡基21の上
方には、鏡筒22が取り付けられている。そして、鏡筒
22には、試料としての標本の像を目視観察するための
接眼レンズを収納している接眼ユニット23が取り付け
られている。
【0015】ここで、この鏡筒22の内部には、点線で
示す如く、対物レンズ(10、11)を通過した光束を
結像して試料としての標本の像を形成する結像レンズL
I と、結像レンズLI を通過した光束を接眼ユニット2
3へ導くためのプリズムP及びミラーMとが設けられて
いる。また、鏡基21には、標本Oを載置するためのス
テージ30と、照明光を標本へ供給する照明ユニット4
0とが取り付けられている。この照明ユニット40から
の照明光は、コンデンサーレンズ41を介してステージ
30上の標本Oを透過照明する。
【0016】なお、図1では、極低倍用の第1の対物レ
ンズ10が観察光路中に配置された様子を示している
が、高倍率の試料を観察するためには、レボルバ20を
回転軸20Axを中心として回転させて、高倍用の第2
の対物レンズ11を観察光路中に配置すれば良い。次
に、対物レンズが取り付けられるレボルバ20の構造を
図2を参照しながら説明する。
【0017】図2に示す如く、レボルバ20は、光軸A
xに対して斜めの回転軸20Axを中心として回転可能
に構成されており、この回転軸20Axから等距離の位
置に複数の開口部20aが設けられている。この開口部
20aには、雌ネジが形成されている。一方、極低倍用
の第1の対物レンズ10は、標本Oからの光束を平行光
束に変換する機能を持つレンズ(O1 、O2 )と、この
レンズ(O1 、O2 )を保持する鏡筒Bを有しており、
この鏡筒Bの一端に設けられている装着部には雄ネジB
aが直径φ=25mmの大きさで形成されている。そし
て、レボルバ20の開口部20a内部に形成された雌ネ
ジと、極低倍用の第1の対物レンズ10中の装着部に形
成される雄ネジとが螺合可能に設けられている。
【0018】ここで、レボルバ20の開口部20aと面
一になる部分が極低倍用の第1の対物レンズ10の胴付
面Zとなる。そして、試料面(標本面又は観察面)OP
から胴付面Zまでの対物レンズ10の光軸に沿った距離
が対物レンズ10の同焦点距離Dであり、この時の同焦
点距離Dは60mmである。また、高倍率の試料を観察
するためには、図1に示した如き高倍用の第2の対物レ
ンズ11をレボルバ20の開口部20aに取付け、レボ
ルバ20を回転軸20Axを中心として回転させて、高
倍用の第2の対物レンズ11を観察光路中に配置すれば
良い。このとき、試料面(標本面)OP から胴付面Zま
での対物レンズ11の光軸に沿った距離が対物レンズ1
1の同焦点距離Dであり、この時の同焦点距離Dも対物
レンズ10と同様に60mmである。
【0019】このように、極低倍用の第1の対物レンズ
10と高倍用の第2の対物レンズ11との同焦点距離D
が互いに等しいため、対物レンズの交換により倍率を切
り換えたとしても、顕微鏡光学系のピントをほぼ合わす
ことができる。つぎに、図3にしたがって極低倍用の対
物レンズの具体的な例を示す。図3に示す如く、極低倍
用の対物レンズの光学的構成は、試料面(物体面)OP
側から順に、正の屈折力を持つ第1レンズ群G1 と、負
の屈折力を持つ第2レンズ群G2 と、正の屈折力を持つ
第3レンズ群G3 とからなる3群構成である。そして、
第1レンズ群G1 は2枚の正のレンズ(L1 、L2 )で
構成され、第2レンズ群G2 は負レンズL3 と正レンズ
L4 との接合より成る接合負レンズで構成されている。
第3レンズ群G3 は正レンズL5 、及び負レンズL6 と
正レンズL7 との接合より成る接合負レンズで構成され
ている。
【0020】なお、極低倍用の対物レンズを構成する各
レンズ(L1 〜L7 )は、各レンズを保持するレンズ保
持要素(B1 〜B5 )によって固設されており、絞りS
とそれの保持要素とが一体的に構成された絞り保持要素
と各レンズ保持要素(B1 〜B5 )は鏡筒B内に保持さ
れている。また、鏡筒Bの一端には、レボルバ20への
装着部Baに直径φ=25mmの雄ネジが形成されてい
る。
【0021】
【実施例】以下の表に、以上の図3に示した極低倍用の
1倍の対物レンズ及び結像レンズの光学データを掲げ
る。このデータは、極低倍用の1倍の対物レンズ10が
試料からの光を平行光束に変換し、その平行光束を結像
レンズLI によって所定位置に結像する光学的配置の様
子を示す図4に基づくものである。但し、極低倍用の対
物レンズ10の試料側の開口数をNA、極低倍用の対物
レンズ10の焦点距離をF、極低倍用の対物レンズ10
の同焦点距離をD、第1レンズ群G1 の焦点距離をf1
、第2レンズ群G2 の焦点距離をf2 、第3レンズ群
G3 の焦点距離をf3 、結像レンズLI の焦点距離をf
I 、試料面(標本面又は物体面)OP から第1レンズ群
G1 の主点までの距離をd01、第1レンズ群G1 と第2
レンズ群G2 との主点間隔をd12、第2レンズ群G2 と
第3レンズ群G3 との主点間隔をd23、第3レンズ群G
3 の主点から結像レンズLI の主点までの主点間隔をd
3I、結像レンズLI の主点から標本像(中間像)IM ま
での距離をdIMとする。
【0022】
【表1】〔第1実施例〕 但し、標本の観察視野の大きさを直径25mmとした時
に、第1レンズ群G1の試料側の有効径は25.5m
m、第3レンズ群G3 の像側の有効径は20mmであ
る。
【0023】
【表2】〔第2実施例〕 但し、標本の観察視野の大きさを直径25mmとした時
に、第1レンズ群G1の試料側の有効径は25.5m
m、第3レンズ群G3 の像側の有効径は20mmであ
る。
【0024】次に、以上の表1及び表2に示した極低倍
用の1倍の対物レンズ10と組合せ可能な高倍用の40
倍の対物レンズ11及び結像レンズLI の光学的な配置
を図5に示す。図5に示す如く、高倍用の40倍の対物
レンズ11の光学的構成は、試料面(物体面)OP 側か
ら順に、正の屈折力を持つ第1レンズ群G1 と、負の屈
折力を持つ第2レンズ群G2 とからなる2群構成であ
り、この高倍用の40倍の対物レンズ11の像側には、
この高倍用の40倍の対物レンズによって平行光束に変
換された試料からを光を所定位置に集光する結像レンズ
LI が配置されている。
【0025】なお、各レンズ群(G1 〜G2 )は、各レ
ンズ群を保持する不図示の保持要素によって固設されて
おり、各保持要素(B1 〜B5 )は不図示の鏡筒B内に
保持されている。また、不図示の鏡筒Bの一端には、図
3に示した極低倍用の1倍の対物レンズと同様に、レボ
ルバ20への装着部Baに直径φ=25mmの雄ネジが
形成されている。
【0026】そして、以下の表3には、以上の図5に示
した高倍用の40倍の対物レンズ11の光学データを掲
げ、このデータは、図5に基づくものである。但し、高
倍用の対物レンズ11の試料側の開口数をNA、高倍用
の対物レンズ11の焦点距離をF、高倍用の対物レンズ
11の同焦点距離をD、第1レンズ群G1 の焦点距離を
f1 、第2レンズ群G2 の焦点距離をf2 、結像レンズ
LI の焦点距離をfI、試料面(標本面又は物体面)OP
から第1レンズ群G1 の主点までの距離をd01、第1
レンズ群G1 と第2レンズ群G2 との主点間隔をd12、
第2レンズ群G2 の主点から結像レンズLI の主点まで
の主点間隔をd2I、結像レンズLI の主点から標本像
(中間像)IM までの距離をdIMとする。
【0027】
【表3】 但し、標本の観察視野の大きさを直径25mmとした時
に、第1レンズ群の試料側の有効径は2.6mm、第2
レンズ群の像側の有効径は11mmである。
【0028】以上の如く、表1及び表2に示した極低倍
用の1倍の対物レンズ10、及び表3に示す高倍用の4
0倍の対物レンズ11の同焦点距離Dは共に60mmで
あり、レボルバに取りつけるための極低倍用から高倍用
の各対物レンズの装着部Baの直径φが共に25mmと
なるように構成されているため、極低倍率から高倍率に
わたる優れた結像性能を有する複数の対物レンズを用い
た試料の観察が可能となり、操作性を格段に向上させる
ことができる。
【0029】なお、図1に示した接眼ユニット23内に
保持され、対物レンズ(10、11)と結像レンズLI
により形成される標本像(中間像)IM を拡大観察する
ための接眼レンズの焦点距離を25mmとすると、表1
及び表2に示す第1及び第2実施例の極低倍用の1倍の
対物レンズ10がレボルバ20によって観察光路内に設
定された時の顕微鏡の総合倍率Mは10倍であり、ま
た、表3に示す高倍用の40倍の対物レンズ11がレボ
ルバ20によって観察光路内に設定された時の顕微鏡の
総合倍率Mは400倍である。
【0030】以上の実施例では、顕微鏡のレボルバに取
りつけ可能な対物レンズの倍率を1倍と40倍の組合せ
を示したが、この組合せに限ることなく、任意の倍率を
持つ複数の対物レンズとの組合せが可能である。但し、
この場合、組合せ可能な任意の倍率を持つ複数の対物レ
ンズは、極低倍用の1倍の対物レンズ及び高倍用の40
倍の対物レンズの同焦点距離D並びに双方の対物レンズ
の装着部Baの直径φとが等しくなるように構成される
ことが良い。次に、別の実施例として、対物レンズの倍
率が10倍と2倍の例を示す。以下の例においては、同
焦点距離D及び対物レンズの装着部Baの直径φが上記
実施例と同じものとしており、上記極低倍用の1倍の対
物レンズ及び高倍用の40倍の対物レンズと組み合わせ
が可能であり、共に図1の顕微鏡のレボルバに取り付け
可能なものである。
【0031】図6は10倍の対物レンズ12の光路図で
ある。図6において、10倍の対物レンズ12は、標本
OP 側から順に、標本側に凹面を向けたメニスカス正レ
ンズL1、両凸レンズL2、両凸レンズL3及び両凹レン
ズL4からなり全体としてメニスカス形状の接合負レン
ズ、両凹レンズL5及び両凸レンズL6からなり全体とし
てメニスカス形状の接合負レンズ、両凸レンズL7、そ
して両凹レンズL8及び両凸レンズL9からなり全体とし
てメニスカス形状の接合負レンズから構成される。
【0032】なお、対物レンズ12の各レンズL1〜L9
は、図3の例と同様に、それぞれ不図示のレンズ保持要
素により保持され、これらのレンズ保持要素は図示なき
鏡筒内に保持されている。ここで、図6においては、対
物レンズ12の胴付面Z及び装着部Baのみを図示して
いる。この図6の対物レンズ12は、試料OP からの光
を平行光束に変換するものであり、対物レンズ12の射
出側には図7に示す如き結像レンズLIが配置されてい
る。
【0033】図7において、結像レンズLIは、光が入
射する側から順に、両凸レンズL10及び両凹レンズL11
からなり全体としてメニスカス形状の接合正レンズと、
両凸レンズL12及び両凹レンズL13からなり全体として
メニスカス形状の接合負レンズとから構成される。な
お、図7においては、光路変換のためのプリズムブロッ
クPを併せて示している。
【0034】以下の表4に図6に示した10倍の対物レ
ンズ12のレンズデータを示す。なお、表4では、カバ
ーガラス、図7に示した結像レンズLI及びプリズムブ
ロックPのデータも併せて示している。表4において、
10倍の対物レンズ12の試料側の開口数をNA、10
倍の対物レンズ12の焦点距離をF、10倍の対物レン
ズ12の同焦点距離をD、各レンズ面の曲率半径をr、
レンズ面間隔をd、d線(587.6nm)に対する屈
折率とアッベ数とをそれぞれnd、νd、各レンズ面の
有効径をfaiとしている。また、表4において、左端
の数字は面番号を表しており、φは装着部Baの外径、
fIは結像レンズL10〜L13の焦点距離である。
【0035】
【表4】 〔10倍の対物レンズ12の例〕 NA=0.45、F=20.0 、D=60 r d nd νd fai ( 0) ∞ 1.00 試料OP ( 1) ∞ 0.17 1.5222 58.80 カバーガラス ( 2) ∞ 3.20 ( 3) -10.059 13.29 1.8041 46.54 5.3 L1 ( 4) -13.053 0.30 12.8 ( 5) 23.466 4.50 1.4978 82.52 14.2 L2 ( 6) -19.900 0.20 14.3 ( 7) 15.451 4.27 1.4339 95.57 13.5 L3 ( 8) -16.087 7.25 1.6727 32.17 12.8 L4 ( 9) 11.863 4.70 10.1 (10) -7.017 1.65 1.6127 44.41 10.4 L5 (11) 94.422 7.00 1.5932 67.87 13.8 L6 (12) -12.305 0.20 16.7 (13) 209.577 4.20 1.7408 27.63 18.1 L7 (14) -24.512 0.50 18.4 (15) -49.165 2.00 1.7440 45.00 17.9 L8 (16) 22.005 5.00 1.4978 82.52 17.8 L9 (17) -50.715 100.00 18.1 (18) 75.043 5.10 1.6228 57.03 31.0 L10 (19) -75.043 2.00 1.7495 35.19 31.0 L11 (20) 1600.580 7.50 31.0 (21) 50.256 5.10 1.6676 41.96 30.0 L12 (22) -84.541 1.80 1.6127 44.41 29.6 L13 (23) 36.911 10.00 27.8 (24) ∞ 30.00 1.5688 56.04 P (25) ∞ 139.31 〔10倍の対物レンズ12の条件対応値〕 D/fI=0.3、φ/D=0.42、FI =200(mm) 図8は2倍の対物レンズ13の光路図である。図8にお
いて、2倍の対物レンズ13は、標本OP 側から順に、
両凸レンズL1、標本側に凸面を向けた負メニスカスレ
ンズL2、両凹レンズL3と両凸レンズL4と標本側に凹
面を向けた正メニスカスレンズL5とからなり全体とし
てメニスカス形状の接合負レンズ、両凹レンズL6と両
凸レンズL7とからなり全体としてメニスカス形状の接
合正レンズおよび標本側に凹面を向けた正メニスカスレ
ンズから構成される。
【0036】なお、対物レンズ13の各レンズL1〜L8
は、図3の例と同様に、それぞれ不図示のレンズ保持要
素により保持され、これらのレンズ保持要素は図示なき
鏡筒内に保持されている。ここで、図8においては、対
物レンズ13の胴付面Z及び装着部Baのみを図示して
いる。この図8の対物レンズ13は、試料OP からの光
を平行光束に変換するものであり、対物レンズ13の射
出側には図7に示した結像レンズLIが配置されてい
る。
【0037】以下の表5に図7に示した2倍の対物レン
ズ13のレンズデータを示す。なお、表5では、カバー
ガラス、図7に示した結像レンズLI及びプリズムブロ
ックPのデータも併せて示している。また、面番号(7)
は絞りSである。表5において、2倍の対物レンズ13
の試料側の開口数をNA、2倍の対物レンズ13の焦点
距離をF、2倍の対物レンズ13の同焦点距離をD、各
レンズ面の曲率半径をr、レンズ面間隔をd、d線(5
87.6nm)に対する屈折率とアッベ数とをそれぞれ
nd、νd、各レンズ面の有効径をfaiとしている。
また、表5において、左端の数字は面番号を表してお
り、φは装着部Baの外径、fIは結像レンズL10〜L
13の焦点距離である。
【0038】
【表5】 〔2倍の対物レンズ13の例〕 NA=0.1、F=100 、D=60 r d nd νd fai ( 0) ∞ 1.00 試料OP ( 1) ∞ 0.17 1.5222 58.80 カバーガラス ( 2) ∞ 7.91 ( 3) 36.044 4.00 1.7234 37.90 14.2 L1 ( 4) -39.797 12.50 14.0 ( 5) 78.594 5.00 1.6400 60.03 8.7 L2 ( 6) 8.981 9.50 7.2 ( 7) ∞ 3.00 7.9 絞りS ( 8) -9.267 4.30 1.6716 38.80 8.6 L3 ( 9) 52.436 2.50 1.6991 27.83 12.4 L4 (10) -139.242 4.20 1.4339 95.57 13.6 L5 (11) -17.023 0.10 15.5 (12) -66.977 1.50 1.6968 55.60 16.4 L6 (13) 103.885 4.70 1.4978 82.52 17.5 L7 (14) -22.956 0.10 18.8 (15) -165.888 3.50 1.4978 82.52 19.6 L8 (16) -23.301 100.00 20.0 (17) 75.043 5.10 1.6228 57.03 31.0 L10 (18) -75.043 2.00 1.7495 35.19 31.0 L11 (19) 1600.580 7.50 31.0 (20) 50.256 5.10 1.6676 41.96 30.0 L12 (21) -84.541 1.80 1.6127 44.40 29.6 L13 (22) 36.911 5.50 27.8 (23) ∞ 30.00 1.5688 56.10 P (24) ∞ 143.82 〔2倍の対物レンズ13の条件対応値〕 D/fI=0.3、φ/D=0.42、FI =200(mm) さて、上記表4及び表5に示した対物レンズ12,13
の諸収差図をそれぞれ図9及び図10に示す。なお、図
9及び図10の諸収差図は、対物レンズ12,13と結
像レンズLIとを組み合わせた際のものであり、カバー
ガラス及びプリズムブロックPを含めたものである。
【0039】ここで、図9(a)は表4の対物レンズ1
2の球面収差図、図9(b)は表4の対物レンズ12の
非点収差図、図9(c)は表4の対物レンズ12の歪曲
収差図、図9(d)は表4の対物レンズ12の倍率色収
差図、図9(e)は表4の対物レンズ12の像高12.
5における横収差図、図9(f)は表4の対物レンズ1
2の像高11.3における横収差図、図9(g)は表4
の対物レンズ12の像高8.8における横収差図、図9
(h)は表4の対物レンズ12の像高6.3における横
収差図、図9(i)は表4の対物レンズ12の像高0に
おける横収差図である。また、図10(a)は表5の対
物レンズ13の球面収差図、図10(b)は表5の対物
レンズ13の非点収差図、図10(c)は表5の対物レ
ンズ13の歪曲収差図、図10(d)は表5の対物レン
ズ13の倍率色収差図、図10(e)は表5の対物レン
ズ13の像高12.5における横収差図、図10(f)
は表5の対物レンズ13の像高11.3における横収差
図、図10(g)は表5の対物レンズ13の像高8.8
における横収差図、図10(h)は表5の対物レンズ1
3の像高6.3における横収差図、図10(i)は表5
の対物レンズ13の像高0における横収差図である。各
収差図において、NAは対物レンズの試料側の開口数、
Yは像高、dはd線(587.6nm)、CはC線(6
56.3nm)、FはF線(486.1nm)、gはg
線(435.8nm)をそれぞれ表している。そして、
図9(b)及び図10(b)の非点収差図において、破
線はメリジオナル像面、実線はサジタル像面をそれぞれ
示している。
【0040】これら図9及び図10の諸収差図からも明
らかな通り、対物レンズ12,13は、優れた結像性能
を有している。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、例えば
1倍程度の極低倍率から高倍率にわたる優れた結像性能
を有する複数の対物レンズに対して十分に対応できるた
め、操作性に優れ、しかも極低倍率から高倍率にわたる
広い倍率範囲での試料の観察が可能な顕微鏡を達成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施の形態を顕微鏡の概略構成図
である。
【図2】図1に示す顕微鏡の要部を示す拡大図である。
【図3】極低倍用の対物レンズの断面の様子を示す図で
ある。
【図4】図3に示す極低倍用の対物レンズの光学的な配
置を示す図である。
【図5】高倍用の対物レンズの光学的な配置を示す図で
ある。
【図6】10倍の対物レンズの光路図である。
【図7】結像レンズの断面図である。
【図8】2倍の対物レンズの光路図である。
【図9】10倍の対物レンズの諸収差図である。
【図10】2倍の対物レンズの諸収差図である。
【符号の説明】
OP :物体面(標本面) Z:胴付面 D:胴焦点距離 10、11:対物レンズ LI :結像レンズ Ba:対物レンズの装着部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 海津 均 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内 (72)発明者 大内 由美子 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】試料からの光を集光して平行光束に変換す
    る機能を持つ試料側でほぼテレセントリックな対物レン
    ズと、該対物レンズからの平行光束を集光して前記試料
    の像を形成する結像レンズとを有し、試料の像を所望の
    倍率のもとで観察するための顕微鏡において、 互いに異なる倍率を有する複数の前記対物レンズを保持
    可能に設けられると共に、前記試料と前記結像レンズと
    の間の観察光路へ前記複数の対物レンズの1つを設定可
    能に設けられた切り換え手段を設け、 前記結像レンズの焦点距離をfI とし、前記試料面から
    前記対物レンズの胴付面までの距離としての対物レンズ
    の同焦点距離をDとするとき、以下の条件を満足するこ
    とを特徴とする顕微鏡。 0.29<D/fI <0.40
  2. 【請求項2】前記切り換え手段に対する前記対物レンズ
    の装着部のねじの外径をφとするとき、以下の条件を満
    足することを特徴とする請求項1記載の顕微鏡。 0.35<φ/D<0.50
  3. 【請求項3】前記結像レンズの焦点距離をfI とすると
    き、以下の条件を満足することを特徴とする請求項2記
    載の顕微鏡。 190mm<fI <220mm
JP09064493A 1996-05-13 1997-03-18 顕微鏡 Expired - Lifetime JP3123457B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09064493A JP3123457B2 (ja) 1996-05-13 1997-03-18 顕微鏡
US08/854,465 US6128128A (en) 1996-05-13 1997-05-12 Microscope system
EP97107790A EP0807840A3 (en) 1996-05-13 1997-05-13 Microscope system

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8-118060 1996-05-13
JP11806096 1996-05-13
JP09064493A JP3123457B2 (ja) 1996-05-13 1997-03-18 顕微鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1031162A true JPH1031162A (ja) 1998-02-03
JP3123457B2 JP3123457B2 (ja) 2001-01-09

Family

ID=26405600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09064493A Expired - Lifetime JP3123457B2 (ja) 1996-05-13 1997-03-18 顕微鏡

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6128128A (ja)
EP (1) EP0807840A3 (ja)
JP (1) JP3123457B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001021812A (ja) * 1999-07-08 2001-01-26 Olympus Optical Co Ltd 顕微鏡対物レンズ
JP2006301599A (ja) * 2005-03-24 2006-11-02 Olympus Corp 微弱光撮像光学系、それを備えた顕微鏡装置、及びそれを備えた顕微鏡システム
JP2007041510A (ja) * 2005-06-28 2007-02-15 Olympus Corp 観察装置、及びそれを備えた観察システム
JP2007531060A (ja) * 2004-03-29 2007-11-01 ケーエルエー−テンカー テクノロジィース コーポレイション 浸漬液を用いた広帯域顕微鏡観察用カタジオプトリック結像系
US7602555B2 (en) 2005-03-24 2009-10-13 Olympus Corporation Observation or measurement means and observation or measurement system provided with the same, feeble light image pickup optical system and microscope apparatus provided with the same, microscope system provided with the microscope apparatus, and observation apparatus and observation system provided with the same
JP2009258746A (ja) * 2001-07-06 2009-11-05 Palantyr Research Llc 撮像システムおよび逆空間光学設計を用いる方法
CN112230378A (zh) * 2020-10-30 2021-01-15 诚瑞光学(苏州)有限公司 摄像光学镜头
CN114397751A (zh) * 2021-12-31 2022-04-26 北方信息控制研究院集团有限公司 制导自检分划光电成像检测显微物镜

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7061672B2 (en) * 2000-06-20 2006-06-13 Kramer Scientific Corporation Fluorescence microscope
DE10108796A1 (de) * 2001-02-21 2002-09-05 Zeiss Carl Jena Gmbh Hochaperturiges Objektiv
US20030201378A1 (en) * 2002-04-24 2003-10-30 Olympus Optical Co., Ltd. Operating microscope
US7023622B2 (en) 2002-08-06 2006-04-04 Dmetrix, Inc. Miniature microscope objective lens
US6950241B1 (en) 2002-09-18 2005-09-27 Dmetrix, Inc. Miniature microscope objective for an array microscope
US7245425B2 (en) * 2002-11-28 2007-07-17 Nikon Corporation Microscope optical system and microscope objective lens
AU2003291701A1 (en) * 2003-11-03 2004-06-06 Dmetrix, Inc. Miniature microscope objective lens
US7139121B2 (en) * 2004-06-18 2006-11-21 Quickmate Company, Inc Projection microscope
JP2006084825A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Olympus Corp 顕微鏡システム
WO2009014108A1 (ja) * 2007-07-20 2009-01-29 Nikon Corporation 対物レンズ、レボルバ及びこれらを備える倒立顕微鏡
JP5806537B2 (ja) * 2011-07-20 2015-11-10 オリンパス株式会社 顕微鏡セット
DE102014114467A1 (de) * 2014-10-06 2016-04-07 Leica Microsystems (Schweiz) Ag Mikroskop mit überdimensioniertem Zoomsystem

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3623792A (en) * 1970-02-11 1971-11-30 Olympus Optical Co Objective lens for a microscope
US4027951A (en) * 1974-10-19 1977-06-07 Nippon Kogaku K.K. Parfocal low-magnification microscope objective lens systems
DE2919924C2 (de) * 1979-05-17 1982-11-11 Fa. Carl Zeiss, 7920 Heidenheim Optiksystem für Mikroskope
JPS58192012A (ja) * 1982-05-04 1983-11-09 Olympus Optical Co Ltd 顕微鏡対物レンズ
JPS59176715A (ja) * 1983-03-26 1984-10-06 Nippon Kogaku Kk <Nikon> 対物レンズ
JPH05113540A (ja) * 1991-10-22 1993-05-07 Olympus Optical Co Ltd 顕微鏡光学系
JPH06160720A (ja) * 1992-11-20 1994-06-07 Olympus Optical Co Ltd 液浸系顕微鏡対物レンズ
US5808791A (en) * 1994-07-01 1998-09-15 Olympus Optical Co., Ltd. Microscope apparatus
JP3889849B2 (ja) * 1996-05-08 2007-03-07 オリンパス株式会社 顕微鏡用対物レンズ及び単対物型双眼実体顕微鏡システム

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001021812A (ja) * 1999-07-08 2001-01-26 Olympus Optical Co Ltd 顕微鏡対物レンズ
JP2009258746A (ja) * 2001-07-06 2009-11-05 Palantyr Research Llc 撮像システムおよび逆空間光学設計を用いる方法
JP2007531060A (ja) * 2004-03-29 2007-11-01 ケーエルエー−テンカー テクノロジィース コーポレイション 浸漬液を用いた広帯域顕微鏡観察用カタジオプトリック結像系
JP2006301599A (ja) * 2005-03-24 2006-11-02 Olympus Corp 微弱光撮像光学系、それを備えた顕微鏡装置、及びそれを備えた顕微鏡システム
US7602555B2 (en) 2005-03-24 2009-10-13 Olympus Corporation Observation or measurement means and observation or measurement system provided with the same, feeble light image pickup optical system and microscope apparatus provided with the same, microscope system provided with the microscope apparatus, and observation apparatus and observation system provided with the same
JP2007041510A (ja) * 2005-06-28 2007-02-15 Olympus Corp 観察装置、及びそれを備えた観察システム
CN112230378A (zh) * 2020-10-30 2021-01-15 诚瑞光学(苏州)有限公司 摄像光学镜头
CN112230378B (zh) * 2020-10-30 2021-09-24 诚瑞光学(苏州)有限公司 摄像光学镜头
CN114397751A (zh) * 2021-12-31 2022-04-26 北方信息控制研究院集团有限公司 制导自检分划光电成像检测显微物镜

Also Published As

Publication number Publication date
US6128128A (en) 2000-10-03
EP0807840A3 (en) 1999-05-06
EP0807840A2 (en) 1997-11-19
JP3123457B2 (ja) 2001-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3123457B2 (ja) 顕微鏡
US5659425A (en) Immersion microscope objective
JPH10274742A (ja) 液浸系顕微鏡対物レンズ
JPH06160720A (ja) 液浸系顕微鏡対物レンズ
US6366398B1 (en) Observation apparatus
US4253726A (en) Transmission type illumination equipment for microscopes
JP4061152B2 (ja) ズーム撮影光学系
JP2007133071A (ja) 液浸系の顕微鏡対物レンズ
JP2019191274A (ja) 撮像光学系、及び、顕微鏡システム
JPH0677104B2 (ja) アフオ−カルズ−ムレンズ
US4204748A (en) Focal relay lens system for an inverted microscope
JP3039388B2 (ja) 極低倍用第1対物レンズを備えた顕微鏡
US6128139A (en) Microscope objective lens
US6320702B1 (en) Afocal zoom lens, and microscope having the lens
JPH11231224A (ja) 顕微鏡対物レンズ
US7245425B2 (en) Microscope optical system and microscope objective lens
JP2002098903A (ja) 液浸系顕微鏡対物レンズ
US5889618A (en) Object lens for microscope
JP4552248B2 (ja) 顕微鏡用対物レンズ
JPS6250717A (ja) 低倍率投影対物レンズ
JPH10333044A (ja) 顕微鏡対物レンズ
JPH09138351A (ja) 低倍率顕微鏡対物レンズ
SU1658114A1 (ru) Планапохроматический объектив микроскопа
JP7400582B2 (ja) 液浸顕微鏡対物レンズ、液浸顕微鏡および観察方法
JP2000039561A (ja) 顕微鏡用対物レンズ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121027

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121027

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151027

Year of fee payment: 15

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term