JP2002098903A - 液浸系顕微鏡対物レンズ - Google Patents

液浸系顕微鏡対物レンズ

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JP2002098903A JP2000290823A JP2000290823A JP2002098903A JP 2002098903 A JP2002098903 A JP 2002098903A JP 2000290823 A JP2000290823 A JP 2000290823A JP 2000290823 A JP2000290823 A JP 2000290823A JP 2002098903 A JP2002098903 A JP 2002098903A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】開口数が1.6以上で、且つ比較的製造が容易
である液浸系顕微鏡対物レンズを提供すること。 【手段】物体側より順に、平凸レンズ成分L11と物体
側に凹面を向けたメニスカスレンズ成分L12からなる
接合平凸レンズL1と物体側に凹面を向けたメニスカス
レンズL13とを有する第1レンズ群G1と、複数の両
凸レンズL21,L22,L23を有する第2レンズ群
G2と、像側に凹面を向けたメニスカスレンズL3を有
する第3レンズ群G3と、物体側に凹面を向けたメニス
カスレンズL4を有する第4レンズ群G4とから構成さ
れ、平凸レンズ成分L11のd線に対する屈折率をn1
とし、第3レンズ群G3の焦点距離をF3とし、液浸系
顕微鏡対物レンズ全系の焦点距離をFとしたとき、下記
の条件を満たすことを特徴としている。 (1)n1> 1.6 (2)2 < | F3/F | < 10

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高屈折率の浸液を用
いた高い開口数(NA)を有するアポクロマート級液浸
系顕微鏡対物レンズに関する。
【0002】
【従来の技術】近年では顕微鏡の使用方法も多岐にわた
り、それに伴い対物レンズも様々な用途・仕様に対応で
きるタイプが開発されてきている。例えば、仕様の一例
として高NAの対物レンズが挙げられる。高NAを有す
る顕微鏡対物レンズの分野では、油浸系対物レンズのN
A1.4が略最大であり、このNAを超える顕微鏡対物
レンズは存在しなかった。また、NAを1.4よりも大
きくするという要求も少なかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、最先端の研究
開発分野では、エバネッセント光を用いる蛍光観察が行
われるようになってきている。かかる蛍光観察において
は、試料を照明する光束のNAを大きくすると、試料面
で全反射する光量が増加する。このため、エバネッセン
ト光が増加するので、励起光を強くすることができる。
従って、明るい蛍光観察を行うことができる。このよう
に、単に解像力を上げるという目的以外でも更に高NA
の対物レンズを必要とする要求が徐々に増加しつつあ
る。
【0004】高NAの顕微鏡対物レンズの例として、例
えば特開平7−281097号公報にNA1.65を有
する対物レンズが開示されている。この対物レンズは、
1.65という高NAにもかかわらず軸上の性能が良好
に補正されている。そして、そのレンズ構成は、第3群
に負レンズを配し、その強い凹面と次の凸面とでいわゆ
る空気レンズの効果を有することが特徴である。しかし
ながら、このように非常に強い凹面と凸面との組み合わ
せは、光線が激しく曲げられてしまう。よって、一般的
に中心厚や偏心などの公差に対する許容度が著しく小さ
くなってしまう。このため、製造誤差、組立て誤差が非
常に厳しくなり、レンズの製造が極めて困難であるとい
う問題を有している。
【0005】本発明は上記の問題に鑑みてなされたもの
であり、NAが1.6以上の高仕様で、かつ製造が容易
であることを特徴とするアポクロマート級の液浸系顕微
鏡対物レンズを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の対物レンズは、物体側より順に、平凸レン
ズ成分と物体側に凹面を向けたメニスカスレンズ成分か
らなる接合平凸レンズと、物体側に凹面を向けたメニス
カスレンズとを有する第1レンズ群と、 複数の両凸レ
ンズを有する第2レンズ群と、像側に凹面を向けたメニ
スカスレンズを有する第3レンズ群と、物体側に凹面を
向けたメニスカスレンズを有する第4レンズ群とによっ
て構成され、前記第1レンズ群中の前記接合平凸レンズ
を構成する前記平凸レンズ成分のd線に対する屈折率を
n1とし、前記第3レンズ群の焦点距離をF3とし、液
浸系顕微鏡対物レンズ全系の焦点距離をFとしたとき、
下記の条件を満たすことを特徴とする液浸系顕微鏡対物
レンズを提供する。 (1) n1 > 1.6 (2) 2 < | F3/F | < 10
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる液浸系顕微
鏡対物レンズのレンズ構成とその作用について添付図面
に示す符号を用いて説明する。液浸系顕微鏡対物レンズ
において、NAを大きくすることは、浸液の屈折率を高
くすることと等価である。そのため、最も物体側のレン
ズL11は浸液との屈折率差によって生じる球面収差を
抑え、さらに中心厚誤差の影響を低減させる必要があ
る。従って、最も物体側のレンズL11のd線(λ=5
87.6nm)に対する屈折率n1は、できる限り浸液
の屈折率に近づけることが望ましい。
【0008】条件式(1)は、高NAを実現するための
条件を規定している。この場合、浸液のd線(λ=58
7.6nm)に対する屈折率niは1.6以上であるこ
とが望ましい。更に好ましくは、以下の条件式を満足す
ることが望ましい。 |ni−n1|<0.01 第1レンズ群(G1)の屈折率の範囲は、屈折率niに
できるだけ近く、且つ、第2レンズ群(G2)の屈折率
よりも低いことが必要である。
【0009】最も物体側の浸液に接するレンズは、後述
する実施例に示すようにレンズL11と凹面を物体側に
向けたメニスカスレンズL12とを接合した接合平凸レ
ンズL1で構成することが有効である。ここで、接合面
で負の屈折力を得るのが目的であるため、レンズL11
とメニスカスレンズL12との屈折率差が大きいことが
望ましい。また、接合平凸レンズL1の代わりに上記条
件式(1)を満足する単レンズでもよい。
【0010】そして、接合平凸レンズL1の後には、凹
面を物体側に向けたメニスカスレンズL13を配置す
る。該メニスカスレンズL13は、ここでの光束が発散
状態にあるため、球面収差の発生を抑える役割を担って
いる。また、第2レンズ群G2は、第1レンズ群G1に
より略平行になった光束を収斂光束に返還する役割を担
っている。そして、主として球面収差と色収差を補正し
ている。ここでの光束の状態は、略平行光から収斂光の
状態である。このため、両凸形状のレンズL21,L2
2,L23を配置することで球面収差を低減できる。
【0011】また、第3レンズ群G3では、光束径を更
に小さくして、最も像側の面に比較的強い凹面を有する
レンズL3を配置し、これと向き合うように第4レンズ
群G4に凹面を有するレンズL4を配置している。この
構成により、ペッツバール和を小さくして像面湾曲の改
善に寄与している。
【0012】本発明にかかる対物レンズは、液浸系顕微
鏡に使用され、且つ最も物体側のレンズL11が通常の
液浸系対物レンズに比べて高屈折率となる。そのため、
レンズL11と接合するL12との屈折率差が小さくな
り、十分な負の屈折力を確保できなくなる。従って、第
1レンズ群の接合平凸レンズL1において、ぺッツバー
ル和を小さくすることが非常に困難になる。そのため、
第3及び第4レンズ群のようないわゆるガウスタイプの
構成を併用することがより有効に機能するのである。
【0013】また、条件式(2)は、第3レンズ群G3
の適切なパワーを規定する条件式である。条件式(2)
の上限値を上回ると凹面のパワーが小さすぎてペッツバ
ール和を下げる効果が不足してしまう。逆に、条件式
(2)の下限値を下回るとパワーが強くなりすぎてしま
い、球面収差やコマ収差のバランスが崩れる。
【0014】また、本発明では、第1レンズ群G1が有
する単レンズのうち最も像側にあるレンズL14のアッ
ベ数をν1、前記第2レンズ群G2の焦点距離をF2と
それぞれしたとき、下記の条件を満たすことが望まし
い。 (3) 35<ν1<50 (4) 9<F2/F<15
【0015】条件式(3)は、第1レンズ群G1が有す
る単レンズのうち最も像側にあるレンズL14のアッベ
数を規定する条件である。第1レンズ群G1は物体面か
らの非常に角度の大きい発散光を曲げるために最も強い
パワーが割り振られている。そのため、正の単レンズ中
心の構成となるので、収差状態は補正不足になり易い。
そこで、第2レンズ群G2で収差を補正過剰にしてバラ
ンスを保っている。しかし、第2レンズ群G2は第1レ
ンズ群G1に比較して光線の高さが高くなる(即ち、光
軸から離れる方向にある)。このために、第2レンズ群
G2で強い色消しを行うと、短波長側の高次球面収差が
過剰になる傾向にある。この傾向を防ぐために、第1レ
ンズ群G1中の単レンズの中で最も光線高の高くなる像
側のレンズL14のアッベ数を条件式(3)を満足する
範囲にすると、適度に色収差を発生し、高次の球面色収
差を補正することができる。
【0016】条件式(3)の上限値を上回ると、例え
ば、F線(λ=486.1nm)、やg線(λ=43
5.8nm)等の短波長の高次球面収差が補正過剰にな
ってしまう。逆に、条件式(3)の下限値を下回ると、
長波長の高次球面収差が補正過剰になってしまう。
【0017】また、条件式(4)は第2レンズ群G2の
適切なパワーを規定する条件式である。条件式(4)の
上限値を上回ると、パワーが弱い状態、換言すると、接
合面での負のパワーが強すぎる状態になる。この状態で
は、上述したように、高次の球面色収差の発生がより顕
著になるばかりか、光束を適切に絞ることができなくな
ってしまう。このため、第3レンズ群G3以降でのパワ
ー負担が重くなり、レンズ系全体としてバランスをとる
のが困難になる。逆に条件式(4)の下限値を下回る
と、第1レンズ群G1での補正不足を解消できなくな
る。このため、色収差及び球面収差等の諸収差が補正で
きなくなってしまう。
【0018】なお、上記条件式(3)と(4)とは同時
に満足することが望ましい。しかし、これに限られるこ
と無く、条件式(3)及び条件式(4)のいずれか一方
を満足することでも良い。
【0019】以下、添付図面に基づいて、本発明にかか
る液浸系顕微鏡対物レンズの実施例について説明する。
【0020】(第1実施例)図1は、第1実施例にかか
る液浸系顕微鏡対物レンズのレンズ構成を示す図であ
る。物体側より順に、最も物体側に配置された接合平凸
レンズL1と凹面を物体側に向けたメニスカスレンズL
13とを有する第1レンズ群G1と、複数の接合両凸レ
ンズL21,L22,L23を有する第2レンズ群G2
と、像側に凹面を向けた接合メニスカスレンズL3を有
する第3レンズ群G3と、物体側に凹面を向けた接合メ
ニスカスレンズL4から成る第4レンズ群G4とから構
成されている。
【0021】以下の表1に本実施例の諸元値を掲げる。
全体諸元において、fは液浸系対物レンズの焦点距離、
N.A.は開口数、βは倍率、d0は物体面から第1面まで
の光軸上の距離をそれぞれ表している。また、レンズデ
ータにおいて、面番号は物体側から数えたレンズ面の順
番、rは各レンズ面の曲率半径、dは面間隔、nd、νd
は各レンズに使用された硝材のd線(λ=587.6n
m)に対する屈折率、及びアッベ数をそれぞれ示してい
る。
【0022】また、使用する浸液(オイル)の各波長に
対する屈折率は、 d線(λ=587.6nm)では、nd=1.8091
1,C線(λ=656.3nm)では、nC=1.79
540,F線(λ=486.1nm)では、nF=1.
84561,g線(λ=435.8nm)では、ng=
1.87701,である。さらに、カバーガラスに関し
ては、d線(λ=587.6nm)に対する屈折率nd
=1.80400、アッベ数νd=46.58、厚さd
=0.17mmとして設計している。なお、以下全ての
実施例の諸元値において、本実施例の諸元値と同様の符
号を用いる。
【0023】また、諸元表の焦点距離、曲率半径、面間
隔その他の長さの単位は一般に「mm」が使われるが、
光学系は比例拡大又は比例縮小しても同等の光学性能が
得られるので、これに限られるものではない。
【0024】
【表1】(全体諸元) f=2mm, N.A.=1.67, β=−100, d0=0.13 (条件対応値) (1) n1 = 1.804 (2) | F3/F | = 6.95 (3) ν1 = 38.18 (4) F2/F = 11.6
【0025】図2(a),(b),(c)は、それぞれ
本実施例の球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図であ
る。球面収差図中のdはd線(λ=587.6nm)、
CはC線(λ=656.3nm)、FはF線(λ=48
6.1nm)、gはg線(λ=435.8nm)をそれ
ぞれ表している。さらに、非点収差図中の実線はサジタ
ル像面、破線はメリディオナル像面をそれぞれ示してい
る。なお、以下全ての実施例の諸収差図において、本実
施例の諸収差図と同様の符号を用いる。図から明らかな
ように、本実施例では諸収差が良好に補正されているこ
とがわかる。
【0026】(第2実施例)図3は、第2実施例にかか
る液浸系顕微鏡対物レンズのレンズ構成を示す図であ
る。物体側より順に、最も物体側に配置された接合平凸
レンズL1と凹面を物体側に向けたメニスカスレンズL
13とを有する第1レンズ群G1と、複数の両凸レンズ
L21,L22,L23を有する第2レンズ群G2と、
像側に凹面を向けた接合メニスカスレンズL3を有する
第3レンズ群G3と、物体側に凹面を向けた接合メニス
カスレンズL4から成る第4レンズ群G4とから構成さ
れている。以下の表2に本実施例の諸元値を掲げる。
【0027】
【表2】(全体諸元) f=2mm, N.A.=1.65, β=−100, d0=0.13 (条件対応値) (1) n1 = 1.804 (2) | F3/F | = 6.02 (3) ν1 = 47.07 (4) F2/F = 12.8
【0028】図4(a),(b),(c)は、それぞれ
本実施例の球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図であ
る。図から明らかなように、本実施例では諸収差が良好
に補正されていることがわかる。
【0029】(第3実施例)図5は、第3実施例にかか
る液浸系顕微鏡対物レンズのレンズ構成を示す図であ
る。物体側より順に、最も物体側に配置された接合平凸
レンズL1と凹面を物体側に向けたメニスカスレンズL
13とを有する第1レンズ群G1と、複数の接合両凸レ
ンズL21,L22を有する第2レンズ群G2と、像側
に凹面を向けた接合メニスカスレンズL31,L32を
有する第3レンズ群G3と、物体側に凹面を向けた接合
メニスカスレンズL4から成る第4レンズ群G4とから
構成されている。以下の表3に本実施例の諸元値を掲げ
る。
【0030】
【表3】(全体諸元) f=2mm, N.A.=1.67, β=−100, d0=0.13 (条件対応値) (1) n1 = 1.804 (2) | F3/F | = 3.8 (3) ν1 = 41.96 (4) F2/F = 12.5
【0031】図6(a),(b),(c)は、それぞれ
本実施例の球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図であ
る。図から明らかなように、本実施例では諸収差が良好
に補正されていることがわかる。
【0032】また、上記各実施例にかかる液浸系顕微鏡
対物レンズは、無限遠系補正型である。従って、該液浸
系顕微鏡対物レンズ単独では物体を結像することができ
ない。このため、図7にそのレンズ構成を示す結像レン
ズと組合わせて使用される。上記各実施例の諸収差図
は、この結像レンズと組合わせた場合の収差を示してい
る。以下の表4にこの結像レンズのレンズデータを掲げ
【0033】
【表4】
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
NAが1.65〜1.67と極めて大きく、かつ製造が
容易であるアポクロマート級の液浸系顕微鏡対物レンズ
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例にかかる液浸系顕微鏡対物レンズの
レンズ構成を示す図である。
【図2】第1実施例にかかる液浸系顕微鏡対物レンズの
諸収差を示す図である。
【図3】第2実施例にかかる液浸系顕微鏡対物レンズの
レンズ構成を示す図である。
【図4】第2実施例にかかる液浸系顕微鏡対物レンズの
諸収差を示す図である。
【図5】第3実施例にかかる液浸系顕微鏡対物レンズの
レンズ構成を示す図である。
【図6】第3実施例にかかる液浸系顕微鏡対物レンズの
諸収差を示す図である。
【図7】本発明にかかる液浸系顕微鏡対物レンズと共に
用いられる結像レンズのレンズ構成を示す図である。
【符号の説明】
G1 第1レンズ群 G2 第2レンズ群 G3 第3レンズ群 G4 第4レンズ群 L1〜L4 各レンズ成分

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側より順に、平凸レンズ成分と物体
    側に凹面を向けたメニスカスレンズ成分からなる接合平
    凸レンズと、物体側に凹面を向けたメニスカスレンズと
    を有する第1レンズ群と、 複数の両凸レンズを有する第2レンズ群と、 像側に凹面を向けたメニスカスレンズを有する第3レン
    ズ群と、 物体側に凹面を向けたメニスカスレンズを有する第4レ
    ンズ群とによって構成され、 前記第1レンズ群中の前記接合平凸レンズを構成する前
    記平凸レンズ成分のd線(λ=587.6nm)に対す
    る屈折率をn1とし、 前記第3レンズ群の焦点距離をF3とし、 液浸系顕微鏡対物レンズ全系の焦点距離をFとしたと
    き、下記の条件を満たすことを特徴とする液浸系顕微鏡
    対物レンズ。 (1) n1 > 1.6 (2) 2 < | F3/F | < 10
  2. 【請求項2】 前記第1レンズ群が有する単レンズのう
    ち、最も像側にある単レンズのアッベ数をν1とし、前
    記第2レンズ群の焦点距離をF2としたとき、下記の条
    件を満たすことを特徴とする請求項1に記載の液浸系顕
    微鏡対物レンズ。 (3) 35 < ν1 < 50 (4) 9 < F2/F < 15
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