JPH10310310A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複写原稿に対して差し替えを行なう差替原稿
がある場合に、原稿の差し替えを自動的に行なうことが
できるようにして、作業者に差替作業を強いるのを防止
することができ、画像形成作業の効率化を図ることがで
きる画像形成装置を提供するものである。 【解決手段】 第１給送手段６により給送される原稿Ｐ
1を第２給送手段７により給送される差替原稿Ｐ2と差し
替える頁数を設定する操作パネル28と、この操作パネル
28により差し替える頁数が設定された場合、第１給送手
段６により給送される原稿Ｐ1の枚数と前記頁数が一致
したとき、前記頁数と一致した原稿Ｐ1を読取位置で読
み取らないで原稿排紙手段11により排紙するとともに、
第２給送手段７により差替原稿Ｐ2を読取位置に給送
し、読み取り終了後にこの原稿Ｐ2を原稿排紙手段11に
より排紙するコントローラと、を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ装置等の画像形成装置に関し、詳しくは、複写原稿
に対して自動的に原稿の差し替えを行なうことができる
ようにした画像形成装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、自動原稿搬送装置を備えた画像形
成装置にあっては、複数枚の原稿を原稿載置台に載置
し、この複数枚の原稿を順次１枚ずつ分離して読取位置
に給送した後、読取位置で画像の読み取りを行ない、読
み取り終了後に原稿を排紙トレイ上に排紙するようにな
っている。

【０００３】このような画像形成装置には、コピーを自
動的に仕分ける機能を有しており、例えば、人数分の会
議資料をコピー部数毎に揃えるときには、ソートを行な
い、また、それぞれの頁毎にコピーを揃えるときにはス
タックを行なうことにより、それぞれのコピー用紙を複
数の排紙トレイに排紙するようになっている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像形成装置にあっては、自動原稿搬送装置
によって搬送される原稿のコピー用紙のソートまたはス
タックのみしか行なえず、例えば、原稿に何等かの原稿
を差し込みたい場合や原稿を差し替えたい場合には、原
稿を原稿載置台に載置する前に作業者が手作業によって
原稿の差し込みや差し替えを行なわなければならなかっ
た。このため、作業者の負担が増大してしまい、画像形
成作業の効率が低下してしまうという問題が発生してし
まった。

【０００５】そこで本発明は、複写原稿に対して差し替
えを行なう差替原稿がある場合に、原稿の差し替えを自
動的に行なうことができるようにして、作業者に差替作
業を強いるのを防止することができ、画像形成作業の効
率化を図ることができる画像形成装置を提供することを
目的としている。

【０００６】

【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
上記課題を解決するために、複数枚の原稿を載置可能な
第１原稿載置台と、該第１原稿載置台上に載置された複
数枚の原稿を順次１枚ずつ分離して読取位置に給送する
第１給送手段と、前記第１原稿載置台と別体に設けら
れ、原稿を載置可能な第２原稿載置台と、該第２原稿載
置台に載置された原稿を前記読取位置に給送する第２給
送手段と、前記読取位置で読取りが終了した原稿を排紙
する原稿排紙手段とを有する自動原稿搬送部と、前記第
１給送手段により給送される原稿を前記第２給送手段に
より給送される原稿と差し替える頁数を設定する差替原
稿設定手段と、該差替原稿設定手段により差し替える頁
数が設定された場合、前記第１給送手段により給送され
る原稿の枚数と前記頁数が一致したとき、前記頁数と一
致した原稿を前記読取位置で読み取らないで前記原稿排
紙手段により排紙するとともに、前記第２給送手段によ
り原稿を前記読取位置に給送し、読み取り終了後に該原
稿を前記原稿排紙手段により排紙する制御手段と、を備
えたことを特徴としている。

【０００７】その場合、第１給送手段により給送される
原稿に第２給送手段によって給送される原稿を自動的に
差し替えることができるため、作業者に手作業による原
稿の差し替えを強いるのを防止することができ、画像形
成作業の効率化を図ることができる。請求項２記載の発
明は、上記課題を解決するために、請求項１記載の発明
において、排紙された原稿を積載する複数の原稿排紙ト
レイを有し、前記原稿排紙手段は、前記複数の原稿排紙
トレイに選択的に排紙可能であり、前記制御手段は、前
記原稿排紙手段を制御して、前記読取位置で読み取られ
た原稿と前記読取位置で読み取られない原稿とを異なる
原稿排紙トレイに排紙することを特徴としている。

【０００８】その場合、差し替えられた原稿のみを任意
の原稿排紙トレイに排紙することができるため、画像形
成作業の終了後に原稿の取り扱いを良好にすることがで
きる。

【０００９】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図１〜３は本発明に係る画像形成装
置の一実施形態を示す図であり、本発明の画像形成装置
として複写機に適用した例を示している。なお、画像形
成装置としては、複写機の他にファクシミリ装置等に適
用することができる。

【００１０】まず、構成を説明する。図１において、１
は複写機であり、この複写機１の上面にはコンタクトガ
ラス２が設けられている。また、複写機１の上部には自
動原稿搬送部を構成する自動原稿搬送装置（以下、単に
ＡＤＦという）３が設けられており、このＡＤＦ３はコ
ンタクトガラス２を開閉するように複写機１に図示しな
いヒンジ等を介して連結されている。

【００１１】このＡＤＦ３は、上面に設けられ複数枚の
原稿Ｐ1を載置可能な原稿載置台としての原稿トレイ
（第１原稿載置台）４と、ＡＤＦ３の一側面に設けら
れ、１枚または複数枚の差替原稿Ｐ2を載置可能な差替
原稿トレイ（第２原稿載置台）５と、原稿トレイ４に載
置された原稿Ｐ1から原稿を１枚ずつ分離した後、分離
された原稿をコンタクトガラス２に向かって給送する第
１給送手段６と、差替原稿トレイ５に載置された原稿Ｐ
2が１枚の場合にはそのまま、また、複数枚の場合には
１枚ずつ分離した後、コンタクトガラス２に向かって給
送する第２給送手段７と、第１給送手段６または第２給
送手段７によってコンタクトガラス２に向かって給送さ
れた原稿をコンタクトガラス２上の読取位置に給送・停
止させるとともに、コンタクトガラス２の下方に配設さ
れた複写機１の読取手段（公知の露光ランプ、ミラー、
レンズ、ＣＣＤ等）により読取りが終了した原稿をコン
タクトガラス２から搬出する搬入・搬出手段８と、搬入
・搬出手段８によってコンタクトガラス２の読取位置か
ら搬出された原稿を原稿トレイ４の下方に設けられた原
稿排紙トレイ９またはＡＤＦ３の他側面に設けられた差
替原稿排紙トレイ（原稿排紙トレイ）10の何れか一方に
選択的に排紙する原稿排紙手段11と、から構成されてい
る。

【００１２】第１給送手段６は、呼込みローラ12、13、
分離ベルト14、分離ローラ15、プルアウトローラ対16、
ストッパ爪17から構成されている。ストッパ爪17は原稿
トレイ４に当接、離隔可能に設けられており、原稿トレ
イ４に当接したときに原稿Ｐ1の先端部に当接して原稿
Ｐ1が原稿の給送方向下流側である分離ベルト14と分離
ローラ15のニップ部に進入するのを防止するものであ
る。

【００１３】また、呼込みローラ12、13はストッパ爪17
が原稿トレイ４から離隔したときに、原稿トレイ４上に
載置された複数枚の原稿を給送するようになっている。
分離ベルト14は時計方向に周回移動するとともに、この
分離ベルト14に摺接する分離ローラ15は時計方向に回転
するようになっており、複数の原稿Ｐ1から最上位に位
置する原稿Ｐ1を分離するようになっている。

【００１４】また、プルアウトローラ対16は原稿の給送
方向に回転することにより（上側のローラが反時計方
向、下側のローラが時計方向に回転）、分離された原稿
をコンタクトガラス２に向かって給送するようになって
いる。このように原稿トレイ４に載置された原稿Ｐ1は
第１給送手段６によって原稿面が反転されてコンタクト
ガラス２に給送される。

【００１５】また、第２給送手段７は、分離ベルト14お
よびこの分離ベルト14に摺接する給送ローラ19から構成
されており、この給送ローラ19は時計方向に周回移動す
る分離ベルト14と共に時計方向に回転することにより、
差替原稿トレイ５に載置された原稿Ｐ2から最下位に位
置する原稿Ｐ2を給送した後、プルアウトローラ対16に
よってコンタクトガラス２に向かって直線的に給送され
る。

【００１６】一方、搬入・搬出手段８は、搬送ベルト20
と、この搬送ベルト20の両端部に設けられた搬送ベルト
駆動ローラ21および搬送ベルト従動ローラ22と、搬送ベ
ルト20の内部に設けられ、搬送ベルト20をコンタクトガ
ラス２に加圧する複数の加圧ローラ23と、から構成され
ている。搬送ベルト20は搬送ベルト駆動ローラ21によっ
て反時計方向に周回移動することにより、原稿をコンタ
クトガラス２上の読取位置に搬送・停止するようになっ
ており、この読取位置で読取りが終了したときに、再度
反時計方向に周回移動することにより、原稿をコンタク
トガラス２上から原稿排紙手段11に搬出するようになっ
ている。

【００１７】原稿排紙手段11は、反転ローラ24、排紙ロ
ーラ25、排紙ローラ対26および切換爪27から構成されて
いる。反転ローラ24は反時計方向に回転するようになっ
ており、この反転ローラ24に摺接して時計方向に回転す
る排紙ローラ25によって原稿を搬送するようになってい
る。

【００１８】また、切換爪27は反転ローラ24と排紙ロー
ラ25のニップ部に対して原稿の搬送方向下流側に設けら
れており、図示しない切換ソレノイドによって駆動され
ることにより、コンタクトガラス２側の原稿の搬送路と
差替原稿排紙トレイ10上または排紙ローラ対26側の搬送
路の何れか一方を切換るようになっている。そして、切
換爪27がコンタクトガラス２側の原稿の搬送路と差替原
稿排紙トレイ10を連通したとき、反転ローラ24と排紙ロ
ーラ25によって挟持された原稿は差替原稿排紙トレイ10
上に排紙され、コンタクトガラス２側の原稿の搬送路と
排紙ローラ対26を連通したときに、この原稿は排紙ロー
ラ対26に挟持された原稿排紙トレイ９上に排紙されるよ
うになっている。

【００１９】また、上述した第１給送手段６、第２給送
手段７、搬入・搬出手段８、原稿排紙手段11は図示しな
い単独または共通の駆動モータによって駆動されるよう
になっており、この駆動モータおよび切換爪27を駆動す
る切換ソレノイドは図示しないコントローラによって制
御されるようになっている。このコントローラは通常の
搬送モードと図２に示す操作パネル28によって設定され
た差替モードによって原稿の搬送制御を行なうようにな
っている。

【００２０】本実施形態では、第１トレイ４上に通常の
複写原稿Ｐ1が載置されるようになっており、第１給送
手段６はこの通常の複写原稿Ｐ1を給送するようなって
いる。また、差替原稿トレイ５には差替原稿Ｐ2が載置
されるようになっており、第２給送手段７はこの差替原
稿Ｐ2を給送する。また、操作パネル28には第１給送手
段６により給送される複写原稿Ｐ1を第２給送手段７に
より給送される差替原稿Ｐ2と差し替える頁数を設定す
るようになっており、この頁数が設定された時点で差替
モードが設定されるようになっている。本実施形態で
は、この操作パネル28が差替原稿設定手段を構成してい
る。

【００２１】そして、コントローラは、操作パネル28に
より差し替える頁数が設定された場合、第１給送手段６
により給送される原稿Ｐ1の枚数と操作パネル28によっ
て設定された頁数が一致したとき、この頁数と一致した
原稿Ｐ1をコンタクトガラス２上の読取位置で読み取ら
ずに、切換爪27を差替原稿排紙トレイ10に連通するよう
に切換て差替原稿排紙トレイ10上に排紙し、さらに、第
２給送手段７により差替原稿Ｐ2をコンタクトガラス２
上の読取位置に給送し、読み取り終了後に切換爪27を排
紙ローラ対26に連通するように切換て原稿排紙トレイ９
上に排紙するようになっている。本実施形態では、この
コントローラが制御手段を構成している。

【００２２】次に、差替モードの処理を図３に示すフロ
ーチャートに基づいて説明する。なお、このフローチャ
ートはコントローラに備えられたＲＯＭに格納され、コ
ントローラによって実行される差替モードプログラムで
ある。まず、原稿トレイ４に通常の複写原稿Ｐ1をその
原稿面が上面になるようにして載置するとともに、差替
原稿トレイ５上にその原稿面が下面になるようにして差
替原稿Ｐ2を載置した後、操作パネル28上で作業者が差
替え頁数を入力すると（ステップＳ1）、この入力が終
了か継続かを判断する（ステップＳ2）。

【００２３】入力が終了した場合には差替頁数に一致し
たか否かを判別し（ステップＳ3）、一致していない場
合には、原稿トレイ４に載置された原稿Ｐ1を呼込みロ
ーラ12、13によって呼込んだ後、分離ベルト14および分
離ローラ15によって最上位に位置する原稿Ｐ1を分離し
た後、プルアウトローラ対16によってコンタクトガラス
２に向かって給送する（ステップＳ4）。

【００２４】この原稿Ｐ1は搬送ベルト20によってコン
タクトガラス２上の読取位置に搬入・停止されるため、
この状態のときに複写機１によって原稿Ｐ1の読取りお
よび露光を行なう（ステップＳ5）。読取りおよび露光
が終了したときに、搬送ベルト20を駆動してコンタクト
ガラス２上から原稿Ｐ1を搬出した後、切換爪27を排紙
ローラ対26に連通する位置に切換えることにより、排紙
ローラ対26によって原稿Ｐ1を挟持して原稿排紙トレイ
９上に排紙する（ステップＳ6）。

【００２５】次いで、後続する原稿Ｐ1があるか否かを
判別し（ステップＳ7）、後続原稿Ｐ1がある場合には、
ステップＳ3に戻る。ステップＳ3で複写される原稿Ｐ1
の枚数と操作パネル28で設定した原稿の頁数が一致した
ものと判断したときには、原稿トレイ４に載置された差
し替えの対象となる差替原稿Ｐ1を上述した手順で給送
してコンタクトガラス２に向かって搬送する（ステップ
Ｓ8）。

【００２６】このとき、コンタクトガラス２上で原稿Ｐ
1の読取りおよび露光を行なわずにそのまま搬送ベルト2
0でコンタクトガラス２から搬出する。このとき、切換
爪27を差替原稿排紙トレイ10に連通する位置に切換える
ことにより、原稿Ｐ2を差替原稿排紙トレイ10上に排紙
する（ステップＳ9）。次いで、分離ベルト14および給
送ローラ19によって差替原稿トレイ５に載置された差替
原稿Ｐ2を給送してプルアウトローラ対16によってコン
タクトガラス２に向かって給送する（ステップＳ10）。
この原稿Ｐ2は搬送ベルト20によってコンタクトガラス
２上の読取位置に搬入・停止されるため、この状態のと
きに複写機１によって原稿Ｐ2の読取りおよび露光を行
なう（ステップＳ11）。

【００２７】読取りおよび露光が終了したときに、搬送
ベルト20を駆動してコンタクトガラス２上から原稿Ｐ2
を搬出した後、切換爪27を排紙ローラ対26に連通する位
置に切換えることにより、排紙ローラ対26によって原稿
Ｐ2を挟持して原稿排紙トレイ９上に排紙する（ステッ
プＳ12）。このとき、先に原稿排紙トレイ９上に排紙さ
れた複写原稿Ｐ1上にこの差替原稿Ｐ2が排紙される。

【００２８】次いで、後続する原稿Ｐ1があるか否かを
判別し、ない場合には今回の処理を終了し、通常の複写
原稿Ｐ1または差替原稿Ｐ2を含んだ複写原稿Ｐ1がある
場合には、ステップＳ3に戻ってＰ3以降のフローを実行
する。このように本実施形態では、原稿トレイ４に載置
された原稿Ｐ1をコンタクトガラス２の読取位置に給送
する第１給送手段６と、原稿トレイ４と別体に設けら
れ、差替原稿Ｐ2を載置可能な差替原稿トレイ５と、こ
の差替原稿トレイ５に載置された差替原稿Ｐ2を読取位
置に給送する第２給送手段７と、読取位置で読取りが終
了した原稿を排紙する原稿排紙手段11とを有するＡＤＦ
３と、第１給送手段６により給送される原稿Ｐ1を第２
給送手段７により給送される差替原稿Ｐ2と差し替える
頁数を設定する操作パネル28と、この操作パネル28によ
り差し替える頁数が設定された場合、第１給送手段６に
より給送される原稿Ｐ1の枚数と前記頁数が一致したと
き、前記頁数と一致した原稿Ｐ1を読取位置で読み取ら
ないで原稿排紙手段11により排紙するとともに、第２給
送手段７により差替原稿Ｐ2を読取位置に給送し、読み
取り終了後にこの原稿Ｐ2を原稿排紙手段11により排紙
するコントローラと、を設けたため、第１給送手段６に
より給送される原稿Ｐ1に第２給送手段７によって給送
される差替原稿Ｐ2を自動的に差し替えることができる
ため、作業者に手作業による原稿の差し替えを強いるの
を防止することができ、コピー作業の効率化を図ること
ができる。

【００２９】また、コントローラにより原稿排紙手段11
を制御することにより、読取位置で読み取られた原稿と
読取位置で読み取られない原稿とを異なる原稿排紙トレ
イ９または差替原稿排紙トレイ10に排紙するようにした
ため、差し替えられた原稿のみを一方の差替原稿排紙ト
レイ10に排紙することができ、コピー作業の終了後に原
稿の取り扱いを良好にすることができる。

【００３０】

【発明の効果】請求項１記載の発明によれば、第１給送
手段により給送される原稿に第２給送手段によって給送
される原稿を自動的に差し替えることができるため、作
業者に手作業による原稿の差し替えを強いるのを防止す
ることができ、画像形成作業の効率化を図ることができ
る。

【００３１】請求項２記載の発明によれば、差し替えら
れた原稿のみを任意の原稿排紙トレイに排紙することが
できるため、画像形成作業の終了後に原稿の取り扱いを
良好にすることができる

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る画像形成装置の一実施形態を示す
図であり、その画像形成装置に装着された自動原稿搬送
装置の概略図である。

【図２】一実施形態の操作パネルの構成図である。

【図３】一実施形態の差替モード処理を示すフローチャ
ートである。

【符号の説明】

３ ＡＤＦ（自動原稿搬送装置） ４ 原稿トレイ（第１原稿載置台） ５ 差替原稿載置トレイ（第２原稿載置台） ６ 第１給送手段 ７ 第２給送手段 ９ 原稿排紙トレイ 10 差替原稿排紙トレイ（原稿排紙トレイ） 11 原稿排紙手段 28 操作パネル（差替原稿設定手段）

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】複数枚の原稿を載置可能な第１原稿載置台
   と、該第１原稿載置台上に載置された複数枚の原稿を順
   次１枚ずつ分離して読取位置に給送する第１給送手段
   と、前記第１原稿載置台と別体に設けられ、原稿を載置
   可能な第２原稿載置台と、該第２原稿載置台に載置され
   た原稿を前記読取位置に給送する第２給送手段と、前記
   読取位置で読取りが終了した原稿を排紙する原稿排紙手
   段とを有する自動原稿搬送部と、 前記第１給送手段により給送される原稿を前記第２給送
   手段により給送される原稿と差し替える頁数を設定する
   差替原稿設定手段と、 該差替原稿設定手段により差し替える頁数が設定された
   場合、前記第１給送手段により給送される原稿の枚数と
   前記頁数が一致したとき、前記頁数と一致した原稿を前
   記読取位置で読み取らないで前記原稿排紙手段により排
   紙するとともに、前記第２給送手段により原稿を前記読
   取位置に給送し、読み取り終了後に該原稿を前記原稿排
   紙手段により排紙する制御手段と、を備えたことを特徴
   とする画像形成装置。
2. 【請求項２】排紙された原稿を積載する複数の原稿排紙
   トレイを有し、 前記原稿排紙手段は、前記複数の原稿排紙トレイに選択
   的に排紙可能であり、 前記制御手段は、前記原稿排紙手段を制御して、前記読
   取位置で読み取られた原稿と前記読取位置で読み取られ
   ない原稿とを異なる原稿排紙トレイに排紙することを特
   徴とする請求項１記載の画像形成装置。