JPH03163467A - 予約原稿処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、予約原稿トレイ上にセットした複数組の原
稿を，予約順に順次給送可能にする予約原稿処理装置に
関する． 〔従来の技術〕 従来の予約原稿処理装置としては，例えば特開昭６８−
１０１２３４号公報に見られるように，予約原稿トレイ
上にセットした原稿を，プーり間に張靭した給紙ベルト
によって最下位側のものより１枚ずつ順次給送するよう
にしたものがある．〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら，このように予約原稿トレイ上の原稿を下
側から給紙する構造の場合には、原稿の積載枚数が多い
場合にはそれだけ重い重量が最下位の原稿上に加わるこ
とになるため，大量の原稿を給送するには不向きである
． そこで，予約原稿トレイ上の原稿を上側から給紙する構
造が考えられるが、この場合に第３図に示すように原稿
Ｄを画像面側を上向きにした状態で上側からページ順（
ＤＰＩ　ｅ　Ｄｐｚ　ｅ　Ｄｐｓ−）に揃えて予約原稿
トレイ１上にセットし，それを単に原稿循環処理手段を
備えた原稿自動給送装置２の原稿テーブル３上に送り込
むようにすると、その原稿自動給送装ｆｆｉ２が第３図
に示すような原稿テーブル３上の原稿Ｄを下側から給送
するタイプであって、しかもその原稿Ｄを原稿テーブル
３に載置された表裏の関係と同一の姿勢で画像読取部と
なる複写機５のコンタクトガラス４上へ搬送するように
なっていて、その複写機が下側から画像を読取る構造で
ある場合には、コンタクトガラス４上で原稿Ｄが図示の
ように画像を読取ることができない向き（画像が上向き
の姿勢）になってしまうため、その状態のままでは画像
が読み取れず不都合を生じる． したがって、このような場合には、予約原稿トレイ１上
の全ての原稿Ｄを一度原稿自動給送装置２の原稿テーブ
ル３上に送り込んだ後、原稿自動給送装置２内の循環反
転経路（第３図では図示を省略している）を使用して、
その原稿Ｄを全て反転させてページ順にもう一度揃え直
す循環給送を複写のための原稿給送に先立ってｌサイク
ル目で行い、次の２サイクル目以降から複写のための原
稿給送を行うようにしなければならないため、その１サ
イクル目の時間が余計にかかると共に原稿も循環回数が
増す分だけ傷付きやすくなる．また、第４図に示すよう
に，原稿Ｄを画像面側を下向きにして下側からページ順
に揃えて予約原稿トレイ１上にセットし，それを原稿自
動給送装Ｉ！２の原稿テーブル３上に上側の原稿から送
り込むようにすれば、その原稿Ｄは原稿テーブル３上に
画像面を下向きにした状態で載置でき、それをコンタク
トガラス４上に搬送した際も画像面が下向きになるが，
このようにした場合には最終ページから露光されるよう
になってしまうため，やはり不都合を生じる． この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり，
予約原稿トレイ上に多数枚の予約原稿をセットしてもそ
れを循環経路に設けられた原稿テーブル上に確実に給送
することができ，しかも複写のための原稿給送に先立っ
て原稿を反転させる循環給送を行うことなしに，その原
稿を原稿テーブル上に画像面を下向きにした状態でペー
ジ順に順序よく載置できるようにすることを目的とする
。

〔課題を解決するための手段〕

この発明は上記の目的を達威するため、原稿テーブル上
の原稿を１枚ずつ複写機の画像読取部に給送し、画像の
読取が終了した後その原稿を再び原稿テーブル上に戻す
循環経路を備えた原稿循環処理手段と、予約原稿をセッ
トする予約原稿トレイと，その予約原稿トレイ上の原稿
を上記原稿循環処理手段の原稿テーブル上に給送する予
約原稿給送手段と、その予約原稿給送手段の搬送経路の
途中に設けられ、上記予約原稿トレイ上から原稿テーブ
ル上へ搬送される予約原稿の表裏を反転させる予約原稿
反転手段とを設けたものである．〔作　用〕 このように構成した予約原稿処理装置によれば、予約原
稿トレイ上に予約原稿を画像面側を上向きにしてページ
順に揃えた状態でセットすると、その予約原稿が上側の
原稿から予約原稿給送手段によってページ順に給送され
，それが予約ｙＫ稿反転手段によって表裏が反転されて
原稿循環処理手段の原稿テーブル上に画像面を下向きに
した状態でページ順に載置される． したがって、その原稿テーブル上の原稿を下側からペー
ジ順に複写機の画像読取部に画像が読取り可能な姿勢で
給送することができる．〔実施例】 以下、この発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明
する． 第１図はこの発明による予約原稿処理装置を示す構或図
である． この予約原稿処理装置１０は，原稿テーブル２１上の原
稿Ｄを１枚ずつ複写機３０の画像読取部となるコンタク
トガラス３１上に給送し，画像の読取が終了した後その
原稿Ｄを再び原稿テーブル２１上に戻す循環経路を備え
た原稿循環処理手段となる循環型の原稿自動給送装置２
０と、予約原稿をセットする予約原稿トレイ１１を複数
段配設した予約原稿トレイユニット１５と、その予約原
稿トレイ１１上の原稿Ｄを原稿自動給送装置２０の原稿
テーブル２１上に給送するビックアツブローラ１２と分
離給送部１３及びガイド板等からなる予約原稿給送手段
とを備えている．そして，その予約原稿給送手段の搬送
経路の途中に，予約原稿トレイ１１上から原稿テーブル
２１上へ搬送される予約原稿の表裏を反転させる予約原
稿反転手段２５を設けている． 予約原稿トレイユニット１５は，略当間隔に複数段配設
された各予約原稿トレイ１１がトレイ保持部材１７によ
ってそれぞれ保持され，その全ての段の予約原稿トレイ
１１が同時にトレイ保持部材１７と一体で図示しない昇
降装置によって昇降されるようになっている． また，その予約原稿トレイ１１は，各段ごとにそれぞれ
図示しないトレイ移動装置によって第１図に実線で示す
待機位置から矢示Ｃ方向に移動が可能であり，それが第
１図に３段目の予約原稿トレイで示すように仮想線で示
す給紙位置まで移動できるようになっている． その給紙位置には、分離給送部１３のフイードローラ１
４を支持する軸を中心として揺動可能なビックアツプロ
ーラ１２が設けられており、フイードローラ１４には通
常時（原稿が重ね送りされないとき）にはそのフイード
ローラ１４に連れ回りするが，原稿が重ね送りされたと
きにはその原稿を予約原稿トレイ１１側へ戻して１枚に
分離するリバースローラ１６が圧接している，予約原稿
反転手段２５は，分離給送部１３の給紙下流側に近接し
て配設されており、フイードローラ１４に圧接回転する
送り込みローラ２２と、その送り込みローラ２２によっ
て送り込まれる原稿を受け入れる垂直方向に伸びる反転
路２３と，その反転路２３に設けられて正逆両方向に回
転可能な一対の引き込みローラ２４と、反転路２５内の
通紙方向を切換える回動可能な切換爪２６と、送り込み
ローラ２２に圧接回転する送出口−ラ２７と、各搬送路
を形成するガイド板とによって構成されている． なお，この予約原稿反転手段２５の下方には、所定の画
像読取が終了してコンタクトガラス３１上から搬出され
る原稿を、予約原稿トレイユニット１５内の原稿が収め
られていない予約原稿トレィ１１　（空きトレイ）に排
出するための排出路を設け、そこに原稿排出口−ラ３５
を設けると共に、それに対応して予約原稿トレイユニッ
ト１５内にユニット内排出口−ラ３６を設けている．原
稿自動給送装置２０は，原稿テーブル２１上に載霞され
た原稿Ｄを、一その向き（表裏の関係）と同一の向きで
画像読取部となるコンタクトガラス・３１上へ搬送し，
画像の読取が終了した後はその原稿Ｄを再び元の向きの
まま原稿テーブル２１上に戻すように動作する． すなわち，その原稿自動給送装１２０は．［稿テーブル
２−１上に画像面が下向きの状態で載置された原稿Ｄを
、エアーを用いた用紙分離機構４０によってその用紙送
出端側（第１図で左方）の端部にブロアー装置によって
発生させたエアーを吹き付けて最下位の原稿のみを１枚
に分離し、その原稿Ｄを第１図の矢示Ａ方向に回動する
給送ベルト３２に吸引力によって吸着させながら給紙ロ
ーラ３３側へ送り出し、それを給紙ローラ３３による搬
送力によって中間搬送路３４へ給送して、タ一ンローラ
３７を介して搬送装Ｗ１３８によってコンタクトガラス
３１上に画像面を下向きにした状態で給送して所定の位
置で停止させる．そこで，複写機３０によって画像の読
取りが終了すると．ＪＪ［ｉｌＤは搬送装置３８によっ
てコンタクトガラス３１上から矢示Ｂ方向に送り出され
，その原稿が例えば片面原稿である場合には，分岐部３
９で正転排出路４１及び原稿搬送路４４へ一旦送り込ま
れて停止した後、その進行方向が変換（スイッチバック
）されて今度は分岐部３日で反転排出路４２へ送り込ま
れて，排出口−ラ４３によって原稿テーブル２１上に戻
される循環経路で、再び元のセット状態と同様の画像面
を下向きとする姿勢で排出される． 次に，第２図をも参照して，この予約原稿処理装置を使
用して予約原稿を給送して複写する場合について説明す
る． 第２図に示すように，予約原稿トレイユニット１５内の
各予約原稿トレイ１１に予約原稿Ｄを画像面を上向きに
すると共に上からページ順（Ｄｐ１ｅＤＰ２　ｖ　ＤＰ
３・・・）に揃えてセットし，各段（第２図では原稿を
セットした段は１段のみ図示）の予約原稿の予約順及び
コピ一部数等のコピーに必要な入力事項を図示しないテ
ンキー等を用いた入力装置によって入力した後、コピー
をスタートさせる．すると、第１図に示すトレイ保持部
材１７が、図示しない昇降装置によって駆動されて全段
の予約原稿トレイ１１が共に昇降し，最初に予約指定さ
れた段の予約原稿トレイ１１がピックアップローラ１２
によって給紙可能になる高さまで移動して停止する． そして，その最初に予約された段の予約原稿トレイ１１
が仮りに３段目であったとすると、第１図に示すように
その段の予約原稿トレイ１１が実線で示す位置から仮想
線で示す給紙位置まで移動して停止する。

次に、第１図に仮想線で示す退避位置にあったピックア
ツプローラ１２がその予約原稿トレイ１１上の最上位の
原稿に圧接する位置まで下降して、それを矢示方向の回
転力によって右方へ送り出す． その時、原稿Ｄが重ね送りされた場合にはそれが分離給
送部１３で１枚に分離され，最初からそれが１枚である
場合には、それがそのまま予約原稿反転手段２５の送り
込みローラ２２によって反転路２３内へ送り込まれ、そ
れがさらに第１図の矢示方向に回転する引き込みローラ
２４によって原稿Ｄの下端が切換爪２Ｂを通過するまで
上昇されて停止する． そして，Ｍ稿引き込み時には第１図に実線で示す位置に
あった切換爪２６が仮想線で示す位置に切換わり，引き
込みローラ２４が矢示と反対方向に逆回転すると、反転
路２３内の原稿Ｄが下降して切換爪２６に案内されて送
り込みローラ２２と送出口−ラ２７の間に搬送され、そ
れが原稿自動給送装置２０の原稿搬送路４４へ送り込ま
れて排出口−ラ４３によって原稿テーブル２１上に、第
２図に示すように画像面を下向きにした状態で排出され
る． そして，２ページ（Ｄｐｚ　）以降の原稿Ｄが第２図に
示すようにその上に順次載置されていく．そして、原稿
自動給送装ｌｌ！２０が、前述のように原稿テーブル２
１上に戟置された原稿Ｄを下側からページ順に１枚ずつ
給送し、それを原稿テーブル２１上に載置された向き（
表裏の関係）と同一の向きでコンタクトガラス３１上に
搬送し、画像の読取が終了するとそれを再び元の画像面
を下側とする向きで原稿テーブル２１上に戻す．したが
って、従来は予約原稿トレイにおける原稿の給送方法は
、それを下側から給紙する構造にした場合には、原稿の
積載枚数が多い場合にはそれだけ重い重量が最下位の原
稿に加わって、大量の原稿を確実に１枚ずつ分離して給
送することが難しかったが、この実澁例によれば予約原
稿トレイ１１上の原稿Ｄを上側から給送するので大量の
原稿を確実に１枚ずつ送ることができ、しかもその原稿
Ｄを原稿テーブル２１上に、それを原稿自動給送装ｗ２
０が画像読取部に給送した際に画像を読み取り可能な下
向きで給送することができると共にページ順に送り込む
ことができる．なお．大量の原稿を予約原稿トレイ１１
上から原稿テーブル２１上に送り込んだ場合には、その
原稿テーブル２１上にも大量の原稿が積載されることに
なるが，この原稿自動給送装置２０には強力なエアー吹
き付けによる用紙分離機構４０（第１図）が設けられて
いるので，その原稿を確実に１枚に分離して給送するこ
とができる．そして，最初に予約された原稿Ｄの全ペー
ジが全て指示どうりの枚数でコピーされると，その最終
の画像読取を終了した原稿は第１図のコンタク、トガラ
ス３１上から左方に直進して、原稿排出口−ラ３５及び
ユニット内排出口−ラ３６を介して予約原稿トレイユニ
ット１５内の空きトレイに排出され、続いて２番目に予
約されている他の段の予約原稿トレイ１１が前述の場合
と同様に給紙位置へ移動して原稿の給送が行われる． このようにして、全ての予約した原稿が順次給送され、
それがコピー後に再び予約原稿トレイ１１上に戻ると、
トレイ保持部材１７と共に全段の予約原稿トレイ１１が
上方のホームポジションへ移動して停止し，次の予約に
備える．なお、この実施例では、予約原稿反転手段２５
を原稿自動給送装Ｗ１２０と別なユニットとして設けた
が、原稿自動給送装置内に反転機構が予約原稿トレイか
らその原稿自動給送装置の原稿テーブルまでの間の給紙
経路にある場合には、それを利用することもできる． 〔発明の効果〕 以上説明したように、この発明によれば、予約原稿トレ
イ上に画像面を上向きにした状態で上側からページ順に
揃えてセットした原稿を上側からページ順に給送して，
画像面を下向きにした状態でページ順に原稿循環処理手
段の原稿テーブル上に給送できる． したがって，従来は予約原稿トレイ上の原稿を下側から
給送する場合には，原稿の積載枚数が多いと全ての原稿
の重量が最下位の原稿上に加わることになって大量の原
稿を確実に１枚ずつ分離して給送することが難しかった
が，この発明によれば，大量の原稿であってもそれを原
稿循環処理手段の原稿テーブル上に表裏を反転させた状
態で、原稿反転のための循環給送を複写のための原稿給
送に先立って行うようなことなしに確実に送り込むこと
ができる．

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明による予約原稿処理装置を示す構成図
、 第２図は予約原稿トレイ上にセットした予約原稿が原稿
自動給送装置の原稿テーブル上に表裏が反転された状態
で給送される様子を′説明するための説明図， 第３図及び第４図は予約原稿トレイ上の原稿を上側及び
下側からそれぞれ給紙するようにした場合の不都合を説
明するための説明図である． １０・・・予約原稿処理装置　１１・・・予約原稿トレ
イ１２・・・ビックアツプローラ　　１３・・・分離給
送部１５・・・予約原稿トレイユニット ２０・・・原稿自動給送装置（原稿循環処理手段）２１
・・・原稿テーブル　　　２３・・・反転路２５・・・
予約原稿反転手段 ３１・・・コンタクトガラス ３２・・・給送ベルト ３日・・・搬送装置 ４１・・・正転排出路 ４４・・・原稿搬送路 ３０・・・複写機 （画像読取部） ３４・・・中間搬送路 ３９・・・分岐部 ４２・・・反転排出路 Ｄ・・・原稿 爲３図 １Ｋ４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　原稿テーブル上の原稿を１枚ずつ複写機の画像読取
   部に給送し、画像の読取が終了した後その原稿を再び原
   稿テーブル上に戻す循環経路を備えた原稿循環処理手段
   と、予約原稿をセットする予約原稿トレイと、該予約原
   稿トレイ上の原稿を前記原稿循環処理手段の原稿テーブ
   ル上に給送する予約原稿給送手段と、該予約原稿給送手
   段の搬送経路の途中に設けられ、前記予約原稿トレイ上
   から原稿テーブル上へ搬送される予約原稿の表裏を反転
   させる予約原稿反転手段とを設けたことを特徴とする予
   約原稿処理装置。