JPH0590506U - 自動原稿給送装置 - Google Patents

自動原稿給送装置

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JPH0590506U
JPH0590506U JP6733491U JP6733491U JPH0590506U JP H0590506 U JPH0590506 U JP H0590506U JP 6733491 U JP6733491 U JP 6733491U JP 6733491 U JP6733491 U JP 6733491U JP H0590506 U JPH0590506 U JP H0590506U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機能を分けた原稿載置手段によって一つの自
動原稿給送装置を構築させ、小型化と構造の簡略化を図
る。 【構成】 複数の原稿をそれぞれ載置する複数のビン3
7と、各ビン37から露光位置側に給送する前に露光前
の原稿を収容するスタック手段(原稿セットテーブル)
と、スタック手段から露光位置に原稿を搬送する原稿搬
送手段(寄せコロ、呼出しコロ、ターンローラ)とを備
え、スタック手段を、前記原稿載置手段の一つとして構
成し、ビン37から搬送された原稿を露光位置に給送す
る前にスタク手段にスタックして、このスタック手段か
ら露光位置に原稿搬送手段によって搬送する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、画像形成装置に付設され、画像形成装置に対し原稿を給排する自 動原稿給送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば複写機などの画像形成装置では、複数の種類の複数枚の原稿を処理する 必要がある場合がある。このような処理において、効率よく処理するために複数 の原稿載置台を設け、その原稿載置台にそれぞれ種類の異なる原稿を載置して、 順次複写を行うことができるように構成されたものがある。
【0003】 この一例に特開昭63−82249号公報に開示された原稿自動搬送装置があ る。この原稿自動搬送装置は、原稿載置台を複数個設置するとともに移動自在に 構成し、さらにこれら原稿載置台を所定の位置に移動する原稿載置台移動手段を 設けて、いずれか一つの原稿載置台を所定の位置に移動する際に、原稿供給口お よび原稿排出口が前記一つの原稿載置台とこの一つの原稿載置台に隣接する他の 原稿載置台の背面との間に位置するように構成されている。
【0004】 また、他の例として特開昭61−252564号公報に開示された複写装置が ある。この複写装置は、複写すべき原稿を載置する複数の原稿載置台と、任意の 原稿載置台から原稿を一つずつ送り出す供給装置と、任意の原稿載置台毎に複写 条件を指示予約することのできる指示入力部を有する複写装置において、一つ以 上の原稿載置台毎に原稿を載せ、単一の複写条件を与え、予約セットの原稿枚数 からの指令を入力した時、前記一つ以上の原稿に対し全て同一複写条件で複写を 行うように構成されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のような従来技術にあっては、いずれも原稿を複数の原稿載置 台に載置して処理するように設定されている。しかし、両者とも一つの自動原稿 搬送装置によって原稿の処理を行なうように設定されているので、機能が多くな ると、構造および制御が複雑になり、装置が大型になるという問題がある。
【0006】 この考案は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は 、小型で構造が簡単な原稿給送装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この考案に係る自動原稿給送装置は、複数の原稿を それぞれ載置する複数の原稿載置手段と、各原稿載置手段から露光位置側に給送 する前に露光前の原稿を収容するスタック手段と、スタック手段から露光位置に 原稿を搬送する原稿搬送手段とを備えた構成になっている。
【0008】 この場合、前記スタック手段は、前記原稿載置手段の一つとして構成され、ま た、複数の原稿載置手段を、多段の原稿載置台を備えた原稿載置手段からなるも のと、一つの原稿載置台を備えた原稿載置手段からなるものから一つの自動原稿 給送手段を構成することができる。このとき、スタック手段は一つの原稿載置台 を備えた原稿載置手段の原稿載置台が使用される。
【0009】
【作用】
上記手段によれば、複数の原稿、言い換えれば複数の種類の原稿をそれぞれ複 数の原稿載置手段上に載置し、原稿給送手段によって原稿を各原稿載置手段から 露光位置側に給送する前に、スタック手段に一時収容し、その後、スタック手段 から露光位置に搬送して原稿への露光が実施される。
【0010】 この場合、スタック手段も原稿載置手段の一つとして直接原稿を載置すること も可能であり、これにより複数の原稿載置手段を備えた自動原稿給送手段と、一 つの原稿載置手段と備えた自動原稿給送手段の二つによって自動原稿給送装置の システムが構築される。
【0011】
【実施例】
以下、この発明の実施例について図面を参照して説明する。
【0012】 なお、実施例の説明は各項目別に行っているので、分かり易いように詳細な説 明に入る前に各項目を示しておく。
【0013】 1.複写機の全体構成 2.フィニッシャ 2.1 概略構成 2.2 ソータ部 2.2.1 給排紙部 2.2.2 ピックアップコロ機構 2.2.3 ピックアップコロの退避機構 2.2.4 ピックアップコロの接離機構 2.2.5 ピックアップコロの駆動機構 2.2.6 ビンストッパの駆動機構 2.2.7 ビン駆動機構 2.2.8 ピックアップコロによる給排紙動作 2.2.8.1 転写紙排出時の動作 2.2.8.2 原稿排出時の動作 2.2.8.3 原稿給紙時の動作 2.2.9 原稿反転部 2.2.9.1 原稿反転部の概略機構 2.2.9.2 ビンから給送された原稿の反転動作 2.2.9.3 原稿供給装置から排出された原稿のビンへの排紙動作 2.3 ステープル部 2.3.1 ステープル部の機構 2.3.2 ステープル部の動作 2.3.3 ジョガーフェンスの機構 2.3.4 ジョガーフェンスの動作 3.原稿供給装置 3.1 原稿供給装置の概略構造 3.2 原稿搬送駆動機構 3.3 切換爪駆動機構 3.4 ジョガーフェンス駆動機構 3.5 寄せコロ加圧機構 3.6 原稿供給装置のロック機構 4.転写紙の流れ 4.1 通常コピー時 4.2 両面コピーモードにおける表面コピー時 4.3 ソートモードおよびスタックモード時 4.4 ステープルモード時 4.4.1 ステープルトレイへのスタック時 4.4.2 ステープルトレイからの排出時 5.原稿の流れ 5.1 片面原稿モード 5.1.1 原稿給紙時 5.1.2 原稿排出時 5.2 両面原稿モード 5.2.1 原稿給紙時 5.2.2 原稿反転時 5.2.3 原稿排出時 5.3 原稿枚数カウントモード 5.4 フィニッシャから原稿供給装置への原稿搬送 5.5 原稿供給装置からフィニッシャへの原稿搬送 6.制御回路 6.1 複写機本体の制御回路 6.2 フィニッシャの制御回路 6.3 原稿供給装置(RDH)の制御回路 7.制御および動作 7.1 制御項目 7.2 キー入力時のチェック 7.3 ステープラチェック 7.4 置数入力時のソートMAXチェック 7.5 置数入力時のスタックMAXチェック 7.6 原稿枚数カウント後のMAXチェック 7.7 RDH・フィニッシャ接続チェック 7.8 フィニッシャからRDHへの原稿給送 7.9 原稿給送終了処理 7.10 原稿枚数カウント処理 7.11 コピージョブ開始処理 7.12 フィニッシャのビン、トレイへの転写紙排出カウント処理 7.13 ステープル動作実行処理 7.14 ステープル動作終了処理 7.15 原稿排出処理 7.16 原稿排出終了処理 7.17 予約モードの設定 8.原稿供給装置に関する制御 8.1 原稿供給装置がリフトアップされているかどうかのチェック 8.2 原稿供給装置の給紙位置上に原稿が存在するかどうかのチェック 8.3 リフトアップによるクリア処理 8.4 マルチジョブ対応処理 8.5 シートの落下、およびずれ防止処理 8.6 原稿枚数カウント処理 8.7 フィードイン処理およびフィードアウト処理 8.8 原稿供給装置の動作タイミング 8.9 原稿サイズ検知処理 8.10 ジョガーホームリターン処理 8.11 ジョガーのジョギング待機処理 8.12 原稿のジョギング処理 8.13 原稿供給装置からフィニッシャへの原稿給送処理 8.14 フィニッシャから原稿供給装置への原稿給送の前処理 8.15 フィニッシャから原稿供給装置への原稿給送処理 9.フィニッシャに関する制御 9.1 イニシャル処理 9.2 モータON処理 9.3 ジョガーホームリターン処理 9.4 ジョガーフェンス待機処理 9.5 ステープルトレイでのジョギング処理 9.6 ステープル処理 9.7 搬送路の切換処理 9.8 ビンの動作 9.9フィニッシャ側から原稿供給装置側に原稿を搬送する処理 9.10 原稿供給装置側からフィニッシャ側に原稿を排紙する処理 以下、各項目にわたって詳しく説明する。
【0014】 1.複写機の全体構成 図1は実施例に係る複写機の内部構造を示す概略構成図である。同図において 、複写機1は、複写機本体3と、複写機本体3に転写紙を給紙する給紙装置5と 、複写機本体3のコンタクトガラス7上に原稿を供給する原稿供給装置9と、原 稿を載置し、露光済み原稿を仕分けして収容し、かつ、画像形成終了後の転写紙 を仕分けして収容するフィニッシャ11とから概略的に構成されている。
【0015】 複写機本体1内には、公知の光学系13、作像系15、転写紙搬送系17、定 着系19、転写紙を反転させるための反転機構21、転写紙の両面に画像を形成 するための中間トレイ23などが設けられている。
【0016】 給紙装置5は、複写機本体1の下部に設けられ、複写機本体1の底面に設けら れた転写紙導入口25から、転写紙を導入し、複写機本体3内の転写紙搬送系1 7により所定位置に搬送して処理する。なお、給紙装置5内には、複数の給紙カ セット27がセットされ(この実施例では、4段セット可能になっている)、給 紙装置側の搬送路29に沿って上方向に搬送される。また、複写機本体3の側面 側にも給紙カセット27の装着口31が設けられ、任意の給紙カセット27を装 着して給紙装置5内にセットされた転写紙とサイズの異なる転写紙の供給が可能 に設定されている。
【0017】 2.フィニッシャ 2.1 概略機構 次に、フィニッシャ11の概略機構について説明する。
【0018】 フィニッシャ11は、図2に示すようにソータ部33とステープル部35の二 つの部分からなっている。ソータ部33は、複数段のビン37と、画像形成済み の転写紙を集積するコピー(プルーフ)トレイ39と、ビン37から原稿供給装 置9への給紙、原稿供給装置9から排紙される露光済み原稿および定着系19か ら排紙される画像形成済み転写紙をビン37側に排出する給排紙部41と、原稿 の反転を行うための原稿反転部44と、ビン37側と原稿供給装置9との間の原 稿搬送路45と、定着系19からビン37に転写紙を排紙する第1の転写紙搬送 路47と、定着系19からコピートレイ39に転写紙を排出する第2の転写紙搬 送路49と、第2の転写紙搬送路49からさらにステープル部35側に転写紙を 搬送する第3の転写紙搬送路51とから主に構成されている。
【0019】 ステープル部35は、第3の転写紙搬送路51から転写紙を導入して綴じるス テープルユニット53と、ステープルユニット53を下端側に備えたステープル トレイ55と、ステープルされた転写紙をストックする排紙ストッカ57と、ス テープルされた転写紙を排紙ストッカ57に放出する放出ガイド板59とから主 に構成されている。ステープルトレイ55には、また、ジョガーフェンス61、 ストッパ63、およびよせコロ65が設けられている。
【0020】 2.2 ソータ部 2.2.1 給排紙部 給排紙部41は、図3ないし図11に示すように、側面視ほぼへの字状のピッ クアップレバー67、ピックアップレバー67に形成した係合溝69に係合する ピン71を一端に、ピックアップコロ73を他端にそれぞれ備えたピックアップ アーム75と、ピックアップアーム75のほぼ中央部に設けた後述のピックアッ プコロ駆動軸99に係合溝78を介して係合する退避レバー79と、ピックアッ プレバー67を支軸68に関して揺動駆動するピックアップソレノイド81と、 シート搬送路135の一端に備えられた一対の給排紙ローラ83,84と、給排 紙ローラ84の下側に設けられたビンストッパ85と、ビンストッパ85を駆動 するビンストッパソレノイド87と、シート搬送路135に続く原稿搬送路45 と第1の搬送路47とを切り換える第1の切換爪89と、退避レバー79を揺動 自在に支持する支持ピン91と、揺動レバー91を駆動する退避ソレノイド93 とから構成されている。
【0021】 2.2.2 ピックアップコロ機構 ピックアップコロ機構は、図7の要部平面図に示すように、ピックアップコロ 駆動ギア95とピックアップコロ駆動プーリ97とを両端部にそれぞれ備え、ソ ータ33の前側板109と後側板111との間に軸受け113,115を介して 回動自在に支持されたピックアップコロ駆動軸99と、ピックアップアーム75 間に回動自在に支持され、一端にピックアップコロ従動プーリ101を備えた回 転軸107と、ピックアップコロ駆動アイドラ105とから基本的に構成され、 ピックアップコロ駆動ギア95によって伝達された駆動力をピックアップコロ駆 動プーリ97および従動プーリ101間に張設されたベルト103を介して回転 軸107に軸着されたピックアップコロ73を駆動するようになっている。
【0022】 2.2.3 ピックアップコロの退避機構 ピックアップコロ73は図3および図9からもわかるように原稿のピックアッ プの際にはビン37間に進入しているので、ビン移動の邪魔になる。そのため、 ビン37の移動時、転写紙や原稿の給送時(ピックアップ時)にはピックアップ コロ73をビン37間から退りぞかせ、退避させる必要がある。このため、前述 の退避レバー79や退避ソレノイド93などが設けられている。
【0023】 この機構では、退避ソレノイド93がONになると、退避レバー79が図9の 状態から支持ピン91を中心に反時計方向(図9矢印CCW方向)に回動し、こ れによりピックアップアーム75を同じく反時計方向に移動させる。この移動に よってピックアップアーム75の一端に立設されたピン71がピックアップレバ ー67の係合溝69に沿って移動し、ピックアップアーム75は退避レバー79 の係合溝78に係合したピックアップコロ駆動軸99と前記ピン71と支持ピン 91との間で形成される3角形に規定されて図8に示すような位置に退避する。 この退避動作によってピックアップコロ73はビン37間から退避することにな る。この退避動作のときには、ピックアップコロ駆動軸99に設けたピックアッ プコロ駆動ギア95はピックアップコロ駆動アイドラ105から離れる。
【0024】 一方、この退避状態からピックアップコロ73を復帰させるときには、退避ソ レノイド93をOFFにすると、戻しスプリング117によって退避レバー79 は支持ピン91を中心として時計方向(図8矢印CW方向)に回動し、これによ りピックアップアーム75も時計方向に係合溝69にガイドされてピックアップ コロ73はビン37間の元の位置に戻り、同時に、ピックアップコロ駆動ギア9 5はピックアップコロ駆動アイドラ105に噛合し、ピックアップコロ73の回 動を可能にする(図8)。この退避および復帰動作では、軸受113は図10に 示すソータの前側板109の開口部119において一点鎖線で示すように給紙位 置での位置(図10符号SF)と退避位置での位置(図10符号SB)との間を ガイドされて移動する(後側板111の図示しない開口部には軸受115が同様 に移動する)。また、ピン71は開口部119の太くなった部分を上下方向に移 動する(図10符号UD)。なお、この開口部119の給紙位置FFの形状は、 上下方向に軸受113を規制することによりピックアップコロ駆動ギア95とピ ックアップコロ駆動アイドラ105との間の噛合状態を保持できるように設定し てある。
【0025】 2.2.4 ピックアップコロの接離機構 ビン37から給紙する場合、ビン37上にスタックされた原稿もしくは転写紙 にピックアップコロ73を当接させ、ピックアップコロ73を駆動してビン37 から引き出す。したがって、ピックアップコロ73を必要に応じてビン37上の 原稿・転写紙に対して接離させなければならない。
【0026】 この機構では、ピックアップアーム75をピックアップレバー67によって支 軸68に関して揺動させることによって接離させる。すなわち、ピックアップソ レノイド81をONすると、ピックアップレバー67が図11時計方向(図11 矢印RCW方向)に回動し、ピックアップレバー75のピン71をピックアップ コロ駆動軸99に関して反時計方向(図11矢印ACCW方向)に回動させる。 これにより、ピックアップコロ73はビン37側に付勢され(図示RP)、ビン 37上の原稿もしくは転写紙などのシートを加圧する。このように加圧された状 態でピックアップコロ73が回転するとシートのビン37からの排出が可能にな る。
【0027】 ピックアップコロ73をシートから離す場合には、ピックアップソレノイド8 7をOFFにすると、戻しスプリング121の弾性付勢力によってピックアップ レバー67は支軸68に関して反時計方向に回動し、これに応じてピックアップ アーム75はピックアップコロ駆動軸99に関して時計方向に回動し、ピックア ップコロ73はシートから離れる(図示RD)。
【0028】 2.2.5 ピックアップコロの駆動機構 ピックアップコロ73は、給紙ローラ83,84の上側の給紙ローラ83の回 転から駆動力を得ている。すなわち、上側の給紙ローラ83が回転すると、給紙 ローラ83に転接するピックアップコロ駆動アイドラ105が回転し、このピッ クアップコロ駆動アイドラ105に噛合するピックアップコロ駆動ギア95が回 転し、この回転駆動力がピックアップコロ駆動軸99、ピックアップコロ駆動プ ーリ97、ベルト103、ピックアップコロ従動プーリ101および回転軸10 7を介してピックアップコロ73を図11矢印PU方向に回転させ、シートをビ ン37上から排出することができる。
【0029】 2.2.6 ビンストッパの駆動機構 ビンストッパ85は、ビンフェンス123の開放、閉鎖を行うためのもので、 ビンフェンス123はビン37上に載置されたシートの先端部をビン37の排出 口で規制するためのものである。ビンフェンス123はビン37からシートを取 り出すときには寝かせられ、それ以外のときには立っているように制御される。 ビンストッパ85は揺動支点125に関して揺動自在に支持され、一端に戻しス プリング127を介してビンソレノイド87が連結され、他端には立ち上がり部 131が形成され、さらにその先端に立ち上がり部131からほぼ直角に折れ曲 がった当接部133が形成されている。ビンフェンス123は常時立つ方向に弾 性付勢された状態で支軸129に揺動自在に支持されている。
【0030】 このような構成で、ビンソレノイド87がONになると、ビンストッパ85は 図12において揺動支点125に関し反時計方向(矢印BSCCW方向)に回動 する。この回動によって当接部133が後側板111から内側に進出する。一方 、上昇してきたビン37のビンフェンス123部は、進出した当接部133に当 接するが、ビン37自体はさらに上昇するので、図13に示すように図示時計方 向(矢印BFCW方向)に倒れ、給紙動作を邪魔しない状態になる。
【0031】 また、ビンソレノイド87をOFFにすると、ビンストッパ85は揺動支点1 25に関して時計方向に回動し、ビンストッパ85の当接部133は後側板11 1から後退してビンフェンス123の規制を解除する。これにより、ビンフェン ス123は立ち上がり、ビン37上のシートの位置を規制し、シートの落下を防 止する。
【0032】 2.2.7 ビン駆動機構 給排紙ローラ83,84を備え、原稿搬送路45および第1の転写紙搬送路4 7が接続されたシート搬送路135は一つで、かつ、固定されているので、上述 のようにビン37を移動させてビン37内からシートを給紙し、また、ビン37 内にシートを排紙させるようなビン37の駆動機構が必要となる。
【0033】 この機構は、図14および図15に示すようにヘリカルホイール137、ビン ホルダ139、ソータ33の側板109,111に形成されたガイド溝141、 このガイド溝141に遊嵌されたビン駆動軸143、および図示しないヘリカル ホイール137の駆動モータとから基本的に構成されている。ヘリカルホイール 137は外周に螺旋状の溝145が形成された公知のもので、ビン駆動軸143 の端部147が図15に示すように移動可能に係合できるようになっている。
【0034】 このような機構では、ヘリカルホイール137が駆動モータによって回転する と、ヘリカルホイール137に形成した螺旋状溝145に対応するビン37のビ ン駆動軸143の端部147が螺旋状溝145にガイドされ、ビン駆動軸143 を昇降させる。これに応じてビン37も昇降する。ビン駆動軸143は前記側板 109,111のガイド溝141にも遊嵌されているので、昇降の軌跡は、この ガイド溝141によって規定される。ガイド溝141は図14および図16から もわかるように、ビン37への排紙時とビン37からの給紙時とでは停止位置か 異なるように設定されている。すなわち、排紙位置は図14PINの位置であっ て、この排紙位置PINからヘリカルホイール137が1回転する間に給紙位置 POUTを経て待機位置PWAITへ上昇する。また、ビンホルダ139は、ビ ン37が上昇する際、図16に示すように下からのビン群を持ち上げることによ り、駆動軸143をヘリカルホイール137の螺旋状溝145にくわえ込ませる ようになっている。
【0035】 2.2.8 ピックアップコロによる給排紙動作 以上のように構成されたピックアップコロ機構、ピックアップコロ退避機構、 ピックアップコロ駆動機構、ビン駆動機構などによってシートの給排紙を行うと きの動作について以下説明する。
【0036】 このソータ33は、ソート・スタックモード時においては、転写紙の排出を行 い、多段ADFモード時においては、各々のビン37が原稿セットテーブルとな り、原稿の給排紙を行うことが大きな特徴である。このソータ33では、転写紙 および原稿排出時には、従来機と同様に給排紙ローラ83,84によって転写紙 をビン37に排出する。一方、原稿給紙時においては、給紙のためのピックアッ プコロ73、ピックアップアーム75などからなるピックアップユニットによっ てビン37から原稿をピックアップして給紙することになる。これは、一部既述 したが、以下、詳しく説明する。
【0037】 2.2.8.1 転写紙排出時の動作 図4は転写紙排出時の動作を示す要部正面図である。同図において、ピックア ップコロ73は退避レバー79によって退避状態にあり、ビンフェンス123は ビンストッパソレノイド87がOFFのため、立った状態で待機している。転写 紙PRは第1の転写紙搬送路47から下側に切り換えられた切換爪89に沿って シート搬送路135に入り、給排紙ローラ83,84によって画像形成面を上に して給排紙口136からビン37上に排出される。このときのビン37の位置は 、前述のPINの位置である。
【0038】 2.2.8.2 原稿排出時の動作 図5は原稿排出時の動作を示す要部正面図である。この状態は、図4と切換爪 89の方向が異なるだけで、後は同一である。原稿OLは原稿搬送路45に沿っ て搬送され、切換爪89に沿ってシート搬送路135から給排紙ローラ83,8 4を経て、コピー面が上向きの状態で給排紙口136からビン37上に排出され る。
【0039】 2.2.8.3 原稿給紙時の動作 図6は原稿給紙時の動作を示す要部正面図である。この給紙時の状態では、前 述のように、退避ソレノイド93をOFFして退避レバーを時計方向に回動させ 、ピックアップコロ73をビン37の間にセットしている。このとき、ビンスト ッパソレノイド87はONになっており、ビンストッパ85は回動して当接部1 33は下降している。これによりビンフェンス123は図に示すように倒れてい る。また、第1の切換爪89は上位置にあり、原稿搬送路45側に切り換えられ ている。
【0040】 この状態で、図示しないモータが回転すると、上側の給排紙ローラ83が回転 し、この回転によって前述のようにピックアップコロ73が図示矢印方向に回転 する(図6実線位置)。一方、下側の給排紙ローラ84は停止したままになって おり、原稿給紙時における分離コロの機能を持たせている。原稿OLはコピー面 を下向きにしてビン37にセットされており、原稿OLをセットした状態でピッ クアップソレノイド81をONにすると、ピックアップレバー67が前述のよう に支軸68を支点として時計方向に回動し、ピックアップアーム75はピックア ップコロ駆動軸99を支点として反時計に回動してピックアップコロ73が最上 部の原稿OLに圧接する。このときピックアップコロ73は既述のように図示矢 印方向に回転しているので、最上部の原稿OLが給排紙ローラ83,84方向に 引き出され、下側の給排紙ローラ84の作用によって1枚ずつ分離され、給排紙 口136、シート搬送路135、および切換爪89を経て原稿搬送路45へと搬 送される。
【0041】 下側の給排紙ローラ84は、ワンウエイクラッチを内蔵したコロであって、原 稿OLおよび転写紙PRのビン37への排出時には、上側の給排紙ローラ83と 連れ回って反時計方向に回転し、原稿OLをビン37からピックアップするとき にはロックされ、上記の分離コロの機能を発揮するように構成されている。
【0042】 2.2.9 原稿反転部 2.2.9.1 原稿反転部の概略機構 原稿反転部44は原稿供給装置9(この場合は、RDH−循環式原稿給送装置 −であるので、以下、原稿供給装置9を適宜RDH9と称して説明する)に接続 されて原稿の反転を行うように設定されているもので、図17に、その概略構成 を示す。
【0043】 図17において、原稿反転部44は、反転ガイド板43を挟むように設けられ た反転戻しコロ149と、この反転戻しコロ149に対接する接離コロ151と 、接離コロ151の接離動作を行う接離コロ駆動アーム153と、原稿搬送路4 5と反転ガイド板43との間をバイパスするように設けられた反転搬送路155 と、反転搬送路155と反転ガイド板43との間の搬送路を切り換える第2の切 換爪157と、この第2の切換爪157を切り換え動作させる切換爪駆動レバー 159と、接離コロ駆動アーム153および切換爪駆動レバー159を揺動駆動 する反転ソレノイド161と、戻しスプリング162と、原稿搬送路45と反転 搬送路155との間の搬送路の切り換えを行う第3の切換爪163と、反転ガイ ド板43のRHD側の搬送路165と原稿搬送路45との間の搬送路の切り換え を行う第4の切換爪167と、第3および第4の切換爪165,167を作動さ せる切換爪駆動ソレノイド169と、反転ガイド板43のRHD9側に続く搬送 路165の給排出口171に隣接して設けられた給排紙コロ173とからなって いる。
【0044】 この構成によって、ビン37に裏向きに載置された原稿OLを反転させてコピ ー面を上向きにし、RDH9に正しく送られる。以下、反転の動作について説明 する。
【0045】 2.2.9.2 ビンから給送された原稿の反転動作 ビン37からピックアップコロ73によってピックアップされた原稿OLは前 述のようにして原稿搬送路45に入り、上方向に送られる。このとき、切換爪駆 動ソレノイド169、および反転ソレノイド161はともにOFFで、反転ソレ ノイド161は戻しスプリング162によって初期位置に戻されている。これに より原稿反転部44の各部は図17おける2点鎖線、および図18に示す状態、 すなわち、接離コロ駆動アーム153および切換爪駆動レバー159が支軸17 4,175を支点として反時計方向に回動して接離コロ151が反転ガイド板4 3上から退避し、第2の切換爪157は下向きに切り換わり、反転搬送路155 が開放されて、切換爪駆動ソレノイド169がOFFになっていることにより第 3の切換爪163は支軸177に関し反時計方向に、また、第4の切換爪167 は支軸179に関して時計方向に回動して、第3の切換爪163によって原稿搬 送路45と反転搬送路155とが連通し、第4の切換爪167によって反転ガイ ド板43と給排出口171とが連通した状態になっている。このような状態で、 原稿OLが上方に搬送されてくると、第3の切換爪163によって原稿搬送路4 5から反転搬送路155に偏向され、搬送コロ86によって原稿OLの先端が反 転ガイド板43の図において左方向(図18矢印OLLF)方向に搬送される。 そして、原稿OLの後端が第2の切換爪157を通過すると、反転ソレノイド1 61がONになる。これにより、接離コロ駆動アーム153および切換爪駆動レ バー159が支軸174,175を支点として時計方向に回動し、図19に示す ように接離コロが反転戻しコロ149側に原稿OLを加圧するとともに、第2の 切換爪157が上方向に切り換わって反転搬送路155を閉鎖し、反転ガイド板 43上の搬送路165を開放する。このとき、反転戻しコロ149は常時矢印R RCW方向に回転しているので、その搬送力によって右方向に原稿OLは進み始 める。
【0046】 原稿OLの先端が搬送コロ86を通過すると、反転ソレノイド161はOFF になり、次の原稿OLの進入に備える。一方、反転した原稿OLは反転戻しコロ 149の駆動力がなくなっても、矢印方向に回転している搬送コロ86によって 反転ガイド板43上を右方向に搬送され、ソータ33側からRDH9側への搬送 方向に回転する給排紙コロ173によって排出口171からRDH9側に送り込 まれる。
【0047】 2.2.9.3 原稿供給装置から排出された原稿のビンへの排紙動作 コピーが終了し、RDH9からソータ33側に排出された原稿OLはRDH9 側からソータ33側への搬送方向に回転する給排紙コロ173によって搬送路1 65に導入される。このとき、図20からわかるように、切換爪ソレノイド16 9はONとなり、第4の切換爪167は支軸179を支点として反時計方向に、 また、第3の切換爪163は支軸177を支点として時計方向にそれぞれ回動し 、第4の切換爪167は搬送路165と原稿搬送路45を連通し、第3の切換爪 163は原稿搬送路45を開放する。これにより、原稿OLは原稿搬送路45に 沿って下方に移送され、シート搬送路135から図5の状態でビン37上に排出 される。このとき、原稿OLはコピー面が上になって排出されるので、ビン37 に集積されたとき、コピー前の原稿とコピー済みの原稿が一目でわかる。
【0048】 2.3 ステープル部の機構 2.3.1 ステープル部機構 ステープル部35は、図21および図22に示すように、ステープルユニット 53と、ステープルトレイ55の底板187に沿って平行に移動可能に設けられ たジョガーフェンス185と、ジョガーフェンス185を駆動するジョガーモー タ189と、前述の第3の搬送路51に続く入口ガイド板191の転写紙排出口 193の転写紙搬送方向上流側に設けられた排紙ローラ対197と、転写紙排出 口193の下部の前記底板187の端部に回動自在に設けられたストッパ63と 、このストッパ63を揺動駆動させるストッパソレノイド195と、ステープル トレイ55に集積された転写紙PRをストッパ63方向に寄せる寄せコロ199 と、寄せコロ199の転写紙PRに対する接離動作を行う寄せコロソレノイド2 01と、寄せコロ199に対向して設けられた半月状断面の排出コロ203と、 ストッパ63の転写紙束放出方向下流側に設けられ、放出された転写紙束を排紙 ストッカ57方向にほぼ180度偏向させて送るための放出ガイド板59とから 主に構成されている。
【0049】 寄せコロ199は寄せコロアーム205によって排紙ローラ対197の回転軸 と同軸に揺動自在に支持され、寄せコロソレノイド201によって揺動駆動され る。寄せコロ199は寄せコロソレノイド201のON動作によって底板187 側に押し付けられるようになっている。また、ストッパ63は、排出コロ203 の回転軸と同軸に揺動自在に支持されており、ストッパソレノイド195によっ て揺動駆動される。ストッパ63はストッパソレノイド195がOFFのときに 図21において実線位置にあって、ステープルトレイ55からの転写紙PRの排 出を禁止し、ONのときに2点鎖線位置に後退して転写紙PR束の排出を可能に するものである。なお、寄せコロソレノイド201もストッパソレノイド195 もOFF時には、戻しばね207,209によって初期位置に戻るように設定し てある。
【0050】 2.3.2 ステープル部の動作 上記のように構成されたステープル部では、ソータ部33から第3の搬送路5 1を経てステープル35側に送られてきた転写紙PRは、さらに、入口ガイド板 191を経て排紙ローラ対197によってステープルトレイ55内に排出され、 集積される。このとき、ストッパソレノイド201はOFFになっており、寄せ コロアーム205によって寄せコロ199は実線で示したような待機状態にあっ て、図示矢印方向に回転している。また、ストッパソレノイド195もOFFに なっており、ストッパ63も前述のように実線で示したストップ位置にある。
【0051】 この状態で転写紙PRの後端が排紙ローラ対197を通過すると、寄せコロソ レノイド201がONになり、寄せコロ199によって転写紙PRの後端がスト ッパ63に突き当てられる。と同時に、ジョガーフェンスが駆動され、底板18 7上の転写紙PRの紙揃えを実行する。この紙揃え動作の詳細については後述す る。
【0052】 排出コロ203は前述のように半月状に形成され、転写紙PRのステープルト レイ55上への排出時には切り欠かれた平面状の部分211が底板187と平行 になって底板187の表面から後退しているので、転写紙PRのステープルトレ イ55への排紙を阻害することはない。
【0053】 このようにして、複数枚積層した転写紙PRの束は、公知のステープラによっ て左上の隅部をステープルされ、一つのまとまった束になる。そして、このよう にステープルが終了し、束が形成されると、ストッパソレノイド195がONさ れ、ストッパ63は図21,22の2点鎖線位置まで回動する。と同時に、図示 しない給紙クラッチがONし、排出コロ203が回転し、さらに寄せコロソレノ イド201もONして寄せコロ199が転写紙PRを排出コロ203に押し付け る。これにより、図22に示すように転写紙束は底板187に沿って放出ガイド
板59側に搬送され、この放出ガイド板59に沿って排紙ストッカ57に排出さ れる。
【0054】 2.3.3 ジョガーフェンスの機構 上記ジョガーフェンス185は図23に示すように、ジョガーフェンス前、後 185f,185bとからなり、それぞれジョガーモータ前、後189f,18 9bの駆動力をギア213f,213bに伝達して、これらのギア213f,2 13bを介して駆動される。なお、ジョガーフェンス前、後185f,185b のホームポジション位置には、ホームポジションセンサ215f,215bが設 けられ、ジョガーフェンス前、後185f,185bのホームポジションを検出 するようになっている。
【0055】 2.3.4 ジョガーフェンスの動作 図24ないし図26はジョガーフェンス185の動作を示す説明図である。図 24に示すように、コピー動作が開始すると、ジョガーフェンス185は転写紙 PRのサイズよりも5mm大きい位置まで前記ジョガーモータ189を駆動するこ とによって移動する(図24〔A〕位置)。ただし、A3およびA4横の場合に は、ホームポジション〔B位置〕がペーパサイズより5mm大きい位置に設定して あるので、ジョガーフェンス185は移動しない。これらのジョガーフェンス1 85のうち後側のジョガーフェンス185bは、転写紙PRが排紙されるたびに 図25に示すように前側に10mm移動して紙揃えを行い〔C位置〕、Dの位置へ 戻る。
【0056】 コピーが終了すると、図26に示すようにジョガーフェンス185は紙揃えを 行ったF位置からステープルポジョション(E位置)に移動する。このステープ ルポジションは前側のジョガーフェンス185fにとってはホームポジションと 同じ位置である。リピートコピーのときには、ステープルされた後、ジョガーフ ェンス185は転写紙PRの排紙位置(〔A〕位置)に戻り、コピー終了後、ジ ョガーフェンス185はホームポジション(〔B〕位置)に戻る。
【0057】 なお、ステープルトレイ55に用紙をセットし、マニュアルステープルボタン を押すと、指定されたペーパーサイズ位置にジョガーフェンス185が移動し、 紙揃えを行った後、ステープルされる。
【0058】 3.原稿供給装置 3.1.1 原稿供給装置(RDH)の概略構造 原稿供給装置(RDH)9は、図27に示すように、原稿セットテーブルと2 17と、駆動プーリ219および従動プーリ221との間に張設された原稿搬送 ベルト223と、原稿搬送ベルト223側から原稿セットテーブル217に原稿 を搬送する原稿搬送路257と、この原稿搬送路257に臨んで配設されたター ンローラ227と、原稿搬送ベルト223側から原稿セットテーブル217側に 原稿を搬送する原稿戻し搬送路225と、前述の原稿反転部44の搬送路165 と原稿戻し搬送路225とを連通する原稿給排用搬送路229と、原稿整置用ジ ョガーフェンス231とを備え、さらに、これに付随して原稿搬送駆動機構、原 稿の搬送方向を切り換える切換爪駆動機構、ジョガーフェンスの駆動機構、寄せ コロ加圧機構、原稿供給装置のロック機構などが設けられている。
【0059】 3.1.2 原稿搬送駆動機構 原稿搬送駆動機構は、図27および図28に示すように、呼出しコロ233、 寄せコロ235、分離コロ241、分離ブレード243、搬送コロ245、ター ンローラ227、原稿搬送ベルト223、および排紙ローラ247から基本的に 構成されている。
【0060】 呼出しコロ233は断面半月状に形成され、初期状態では、平面に切り欠れた 部分が原稿セットテーブル217から若干退避するように設定されている。寄せ コロ235は原稿セットテーブル217を挟んで呼出しコロ233に対向した位 置に配設され、寄せコロ駆動アーム237に支持されている。寄せコロ駆動アー ム237は、排紙ローラ247と同軸に揺動自在に支持され、寄せコロ駆動ソレ ノイド239によって駆動される。
【0061】 呼出しコロ227、分離コロ241、および排出ローラ247は図示しない1 個の給排モータによって駆動され、それぞれ1回転クラッチ、給紙クラッチ、お よび排紙クラッチによって駆動の断接が行われる。また、寄せコロ233は排出 ローラ247からベルトによって駆動され、排出ローラ247と同一方向に回転 するように設定されている。なお、ターンローラ227、搬送コロ245、およ び原稿搬送ベルト223はそれぞれ独立した正逆回転可能な図示しないターンロ ーラモータ、搬送モータ、およびベルト駆動モータによって駆動される。
【0062】 また、これらの詳細動作はモードに対応して異なるので、後述のモードに対応 した動作の項で説明する。
【0063】 3.1.3 切換爪駆動機構 原稿OLの搬送に際し、その搬送方向は、切換爪の切換動作に応じて切り換え ることができる。切換爪は、原稿給排用搬送路229と原稿戻し搬送路225と の切り換えを行う第5の切換爪249、原稿セットテーブル10側に排出する原 稿排出用搬送路251と分離コロ241側に搬送する搬送路253との間を切り 換える第6の切換爪255、分離コロ241からターンローラ227の外周に沿 って搬送する搬送路257と前記搬送路253との間を切り換える第7の切換爪 259、原稿主搬送路225とターンローラ227の外周の搬送路257との間 を切り換える第8の切換爪261、原稿搬送ベルト223からの戻りの原稿OL を反転させるための反転ガイド爪263の5個からなり、これらの切換爪249 ,255,259,261,263を適宜切り換えることによって原稿の反転や 搬送方向の選択ができるようになっている。
【0064】 3.1.4 ジョガーフェンス駆動機構 原稿整置用のジョガーフェンス231は横整置用のジョガーフェンス231h と縦載置用のジョガーフェンス231vとからなり、それぞれ駆動モータ265 h,265vによって駆動される。これらのモータ265h,265vの駆動力 はワイヤ267h,267vによって伝達され、ワイヤ267h,267vに固 定されたジョガーフェンス231h,231vを移動させて、排紙ローラ247 によって排紙された原稿OLのスタック性を良くするように意図されている。
【0065】 3.1.5 寄せコロ加圧機構 寄せコロ235は寄せコロ駆動アーム237を寄せコロソレノイド239によ って駆動することによって加圧動作が可能になる。すなわち、寄せコロソレノイ ド239は初期状態ではOFFになっており、原稿給紙時、原稿排紙時、および 原稿供給装置9を持ち上げたときにONになるように設定されている。
【0066】 これは、原稿給紙時では、原稿を呼出しコロ233に押し付けて、原稿セット テーブル217上の原稿OLの呼出しを可能にする。なお、このとき、原稿の分 離給送を行うため、寄せコロ235の回転は停止させておく。原稿排紙時には、 寄せコロ235を図示時計方向に回転させておき、排紙を完了した原稿OLの先 端を分離ブレード259に突き当て、原稿のスタック性を向上させている。また 、RDH9の圧板を持ち上げたときには、原稿OLを加圧して、原稿OLが原稿 セットテーブル217から落下することを防止している。
【0067】 3.1.6 原稿供給装置のロック機構 コピー中、およびRDH9からフィニッシャ11間で原稿の搬送が行われてい るとき、RDH9の圧板269を上げると、原稿OLがジャムすることがある。 このような事態が発生しないように、この複写機では、圧板269ひいてはRD H9のロック機構が付設してある。
【0068】 このロック機構は図27からわかるように圧板269の左側の内側に設けられ ており、図29に拡大して示すように支軸273に揺動自在に支持されたL字状 の圧板ロックアーム271と、圧板ロックアーム271の下端の係合部275が 係合する被係合片277と、圧板ロックアーム271を揺動駆動する圧板ロック ソレノイド279とからなり、上記の状態のとき圧板ロックソレノイド279を ONにしてロックさせ、原稿OLのジャムを防止する。なお、圧板コピー時、お よび原稿供給装置内でジャムしたときには圧板ロックソレノイド279はOFF にして、ロックを解除する。
【0069】 4.転写紙の流れ 転写紙の流れを通常コピーおよび各モード毎に図を参照して以下説明する。
【0070】 4.1 通常コピー時 通常のコピー時の転写紙の流れを図30に示す。通常コピーの場合、転写紙P Rは給紙カセット27、装着口31にセットされた手差しテーブル393、また は中間トレイ23(両面コピーモードにおける裏面コピーの場合)から給紙され る。そして、作像系15で作像され、転写された後、定着系19で画像は転写紙 PRに定着され、フィニッシャ11の転写紙導入口395からフィニッシャ11 内に導入される。転写紙導入口395から導入された転写紙PRは第4の転写紙 搬送路399を経て、第9の切換爪397を上方に、第10の切換爪401を右 方に、それぞれ切り換えることによってコピー(プルーフ)トレイ39に排出さ れる。
【0071】 なお、両面コピーモードにおいて表の面のコピー時に、中間トレイ23でジャ ムが発生したとき、ソート、スタックの各モード時、およびステープルモード時 におけるビン37またはステープルトレイ55でのジャム発生時には、エマージ ェンシートレイとしてコピートレイ39に転写紙PRを排出するように設定され ている。
【0072】 4.2 両面コピーモードにおける表面コピー時 両面コピーモードにおける表面コピー時の転写紙の流れを図31に示す。この コピーモードでは、給紙カセット27から給紙された転写紙PRは、上記と同様 にして作像系15、定着系19を通過した後、定着系19の搬送方向下流側に設 けられた第11の切換爪403を下方に切り換えて反転ガイド板405側に送ら れる(図示、実線方向)。そして、転写紙PRが反転ガイド板405に入った後 、接離コロ407によって加圧され、接離コロ407に対向して設けられた反転 戻しコロ409の搬送力により、画像形成面を上にして中間トレイ23に入る( 図示、点線方向)。なお、接離コロ407は反転ガイド板405方向に転写紙P Rを送るときには、反転戻しコロ409側から離間した位置に退避しており、中 間トレイ23方向に搬送するときに反転戻しコロ409側に圧接する位置に進出 する。
【0073】 4.3 ソートモードおよびスタックモード時 ソートモードおよびスタックモードにおける転写紙の流れを図32に示す。こ れらのモードでは、給紙カセット27もしくは中間トレイ(両面コピーモードに おける裏面コピーの場合)23から給紙された転写紙PRは、上記と同様にして 作像系15、定着系19を通過した後、定着系19の搬送方向下流側に設けられ た第11の切換爪403を上方に切り換えてフィニッシャ11側に送られ、下側 に切り換えられた第9の切換爪397に案内されて第1の転写紙搬送路47、第 1の切換爪89、およびシート搬送路135を経てビン37に排出される。
【0074】 4.4 ステープルモード時 4.4.1 ステープルトレイへのスタツク時 ステープルモード時に転写紙をステープルトレイへスタックするときの転写紙 の流れを図33に示す。このモードでは、給紙カセット27、または中間トレイ (両面コピーモードにおける裏面コピーの場合)23から給紙された転写紙PR は、上記と同様にして作像系15、定着系19を通過した後、定着系19の搬送 方向下流側に設けられた第11の切換爪403を上方に切り換えてフィニッシャ 11側に送られ、上側に切り換えられた第9の切換爪397に案内されて第2の 転写紙搬送路49、第10の切換爪401、および第3の転写紙搬送路51を経 てステープルトレイ55へ排出され、ストックされる。
【0075】 4.4.2 ステープルトレイからの排出時 ステープルモード時に転写紙をステープルトレイから排出するときの転写紙の 流れを図34に示す。このモードでステープルトレイ55にストックされた転写 紙PR束はステープルユニット53によりステープルされた後、2.3のステー プル部の項で説明したような動作によって図34において矢印で示したように排 紙ストッカ57に排出される。
【0076】 5.原稿の流れ 次に原稿の流れについて各モード毎に図を参照して説明する。
【0077】 5.1 片面原稿モード 5.1.1 原稿給紙時 片面原稿モードにおける原稿給紙時の原稿の流れを図35に示す。このモード で原稿を給紙するときには、RDH9の原稿セットテーブル217上に、原稿O Lのコピーする面を上にして載置する。このようにして載置された原稿OLは、 呼出しコロ233によって最下面の原稿OLから呼び出され、上側に切り換えら れた第7の切換爪259によってターンローラ227の外周に沿った搬送路25 7に導かれ、下側に切り換えられた第8の切換爪261を経て原稿搬送ベルト2 23により、複写機本体3のコンタクトガラス7上に搬送される。
【0078】 5.1.2 原稿排出時 片面原稿モードにおける原稿排出時の原稿の流れを図36に示す。このモード で原稿OLを排紙するときには、コンタクトガラス7上の原稿OLの露光が終了 すると、原稿搬送ベルト223、ターンローラ227が逆転し、同時に第8の切 換爪261が上方に切り換わり、原稿OLは原稿戻し搬送路225、上方に切り 換わった第5の切換爪249、下方に切り換わった第6の切換爪255を経て、 排紙ローラ247によって原稿セツトテーブル217上に排出される。
【0079】 5.2 両面原稿モード 5.2.1 原稿給紙時 両面原稿モードにおける原稿給紙時の原稿の流れを図37および図38に示す 。このモードで原稿OLを給紙するときには、片面原稿時と同様、最下面より給 紙された原稿OLは、原稿OLの後端が第7の切換爪259を通過した直後、タ ーンローラ227が逆転し、同時に第7の切換爪259が図38矢印方向に動き 、原稿OLは反転し、裏面を下にして原稿搬送ベルト223によってコンタクト ガラス7上に搬送される。
【0080】 5.2.2 原稿反転時 裏面の露光が終了した原稿OLは、図39に示すように原稿搬送ベルト223 により排出され、ターンローラ227および第7の切換爪259によって原稿給 送時と同様反転し、表面を下にして再び原稿搬送ベルト223によりコンタクト ガラス7上に搬送される。
【0081】 5.2.3 原稿排出時 表面の露光が終了した原稿OLは、図36に示した片面原稿時と同様にして排 出される。ただし、この場合、排出された原稿OLは、原稿セツトテーブル21 7上では表面が上になる。
【0082】 5.3 原稿枚数カウントモード ステープルモード時において、ステープル可能なコピー枚数は制限があるので 、コピー開始前に原稿枚数のカウントを行わねばならない。ただし、これはユー ザが直接原稿セツトテーブル217に原稿OLをセツトした場合のみで、フィニ ッシャ11から送られてきた原稿OLをステープルする場合には、すでにカウン トは終了しているので、ADF9でのカウント作業は行わない。このモードにお ける原稿の流れを図40および図41に示す。
【0083】 図40に示すように原稿セツトテーブル217から給紙された原稿OLの後端 が第8の切換爪261を通過すると、図41に示すようにターンローラ227が 逆転すると同時に第8の切換爪261が矢印方向に動き、原稿OLは図のように 反転し、排紙ローラ247によって原稿セツトテーブル217上に排出される。
【0084】 5.4 フィニッシャからADFへの原稿搬送 前述のように、原稿はビン37からADF9に送ることができるようになって いる。この場合の原稿搬送の流れを図42に示す。ビン37からADF9に原稿 OLを送る場合には、コピーする面を下にしてビン37上に載置する。この原稿 搬送におけるフィニッシャ11側の動作については前述の2.2.8.3の原稿 給紙時の動作の項に詳しく説明している。そこで、以下、概略的に説明する。
【0085】 原稿OLはピックアプコロ73によって上から順にピックアップされ、下側に 切り換えられた第1の切換爪89によってシート搬送路135から原稿搬送路4 5を上方に搬送され、図18および図19を参照して説明したように原稿反転部 44に進み、原稿反転部44から前述のようにRDH9の原稿給排用搬送路22 9を経て排紙ローラ247によって原稿セットテーブル217上に排出される。 この場合、ビン37にコピー面を下向きにして置かれた原稿OLは反転ガイド板 43を経て反転し、原稿セットテーブル217上に排出されるときには、コピー 面は上向きになっている。したがって、原稿セットテーブル217上の原稿OL は、コピー面を上にして上から1枚目、2枚目……という順でストックされる。
【0086】 5.5 原稿供給装置からフィニッシャへの原稿搬送 コピーが終了し、原稿セットテーブル217に戻ってストックされた原稿OL は、図43に示すように、最下面の原稿から呼出しコロ233によって1枚づつ 呼び出され、下側に切り換えられた第7の切換爪259、上側に切り換えられた 第6の切換爪255、下側に切り換えられた第5の切換爪249に導かれて、図 20を参照して説明したように原稿搬送路45に沿って第1の切換爪89方向に 搬送され、図5を参照して説明したように上側に切り換えられた第1の切換爪8 9によってビン37方向に導かれ、給排紙ローラ83,84によってビン37に 排出される。ビン37上の原稿OLは原稿セットテーブル217上に載置された ものと同じ状態で、すなわち、コピーした面を上にして1枚目、2枚目……の順 でストックされる。
【0087】 6.制御回路 6.1 複写機本体の制御回路 図44、図45、および図46に複写機本体の概略的な制御ブロック図を示す 。このうち、図44は操作部とAC制御系のブロック図であって、操作部の操作 を司るCPU281に対し、AC駆動回路283、ゲートアレー285、制御プ ログラムなどが予め書き込まれたROM287などがバスを介して接続されてい る。AC駆動回路283には、定着系19の定着ヒータ289、駆動モータ29 1、露光ランプ293などが接続され、CPU281からトリガ出力が入力され 、CPU281にはAC駆動回路283の各出力系の出力が入力される。
【0088】 また、CPU281の出力ポートからはデコーダ295に出力され、ゲートア レー285およびROM287との間はバスによって接続されている。なお、ゲ ートアレー285からは表示用マトリックスに制御信号が出力され、キー入力マ トリックスからはCPU281にキー入力信号が入力される。さらに、CPU2 81からはガイダンス表示のための制御信号が出力される。
【0089】 図45は複写工程の制御系を示すブロック図である。同図において、この制御 系は、CPU297、ROM299、不揮発RAM301、二つのシリアル送受 信素子303,305、二つのゲートアレー307,309、デコーダ311、 ラッチ313などからなっている。複写工程制御用のCPU297は操作部制御 用のCPU281、さらには後述の光学系制御用のCPU315とTX D端子お よびRX D端子を介して接続されている。また、CPU297とROM299、 不揮発RAM301、シリアル送受信素子303,305、ゲートアレー307 ,309、およびラッチ313はそれぞれバスを介してそれぞれ接続され、デコ ーダ311はCPU297からの出力をデコードしてROM299、不揮発RA M301、シリアル送受信素子303,305、およびゲートアレー307,3 09のCS反転信号端子に入力している。また、CPU297のRD反転信号端 子、WR反転信号端子と不揮発RAM301、シリアル送受信素子303,30 5、およびゲートアレー307,309のRD反転信号端子およびWR反転信号 端子とがそれぞれ接続されている。なお、ゲートアレー307は複写工程の各種 出力への出力に使用され、ゲートアレー309は複写工程の各種出力からの入力 に使用される。
【0090】 図46は光学系の制御系を示すブロック図である。同図において、光学系の制 御系は、光学系の制御を司るCPU315、プログラマブルタイマ317、駆動 回路319から主に構成され、CPU315はプログラムが書き込まれたROM を内蔵したもので、プログラマブルタイマ317、駆動回路319とはバスで接 続されている。CPU315は操作部からの変倍入力に応じて変倍用ステッピン グモータ321を制御し、また、原稿サイズ検出センサ・濃度検出センサ323 および各種位置検出用センサ325から検出信号を受け、その信号に応じて各種 の制御信号を出力する。駆動回路319はエンコーダ327によってサーボモー タ329の回転を監視し、サーボモータ329を制御する。
【0091】 6.2 フィニッシャ制御回路 図47はフィニッシャ11の制御系を示すブロック図である。同図において、 フィニッシャ11の制御系は、CPU331、ROM333、ゲートアレー33 5、およびラッチ337とから主に構成され、これらはバスによってそれぞれ接 続されている。このCPU331には、後述の各種入力信号339が入力され、 ゲートアレー335を介して各種の出力信号341が出力される。
【0092】 6.3 原稿供給装置制御回路 図48および図49はRDH9の制御系を示すブロック図であり、二つの図で 一つの制御系を表している。これらの図において、RDH9の制御系は、CPU 343、ROM345、ゲートアレー347、ラッチ349、第1および第2の モータコントローラ351,353から主に構成されている。第1のモータコン トローラ351は正逆回転可能な搬送モータのコントローラであって、CPU3 43との間にはインバータ355が設けられ、搬送モータ357との間にはモー タドライバ359が設けられている。また、この第1のモータコントローラ35 1には、搬送モータ357の回転状態を検出するためのエンコーダ361からの 出力が入力される。第2のモータコントーラ353は、給排紙モータ363のモ ータコントローラである。
【0093】 CPU343、ROM345おびゲートアレー347はそれぞれバスで接続さ れ、CPU343からはターンローラモータ、ベルトモータなどへの出力信号3 65が、また、第1および第2のモータコントローラ351,353に制御信号 が出力され、排紙検知センサ、レジストセンサなどからの各種入力信号367が CPU343に入力される。ゲートアレー347からジョガーモータ265に対 する出力信号369、および切換ソレノイド、寄せコロソレノイド239などへ の各種出力信号371が出力される。
【0094】 7.制御および動作 7.1 複写機本体が行う制御としては、オペレータによるモード設定におけ るキー入力時のチェック、ステープラチェック、置数入力時の最大ソート数チェ ック、置数入力時の最大スタック数チェック、原稿枚数カウント後の最大数チェ ック、RDHおよびフィニッシャの接続チェック、原稿給送終了処理、原稿枚数 カウント、コピージョブ開始処理、フィニッシャからビン、トレイへの転写紙排 出カウント、ステープル動作実行、ステープル動作終了処理、原稿排出処理、原 稿排出終了処理などがある。以下、各制御項目について詳述する。
【0095】 7.2 キー入力(オペレータによるモード設定)時のチエツク 複写機本体3の操作板(図74)には、予約選択キー(モードセレクトキー) 385、ステープルモード、ソートモード、スタックモードをそれぞれ示すLE D387等が設けられており、予約選択キー385の押圧操作に応じて、モード に対応するLED387が点消灯するようになっている。
【0096】 このチェックは概略的には、1回目のモードセレクトキーONでステープルチ ェックを行い、ステープル可であればステープルLEDを点灯させる。不可であ ればその旨をディスプレイに表示し、ソートチェックを行う。ステープル可であ つた場合に、もう一度キーを押された場合もソートチェックを行う。(このとき ステープルLEDOFF)ソート可であればソートLEDを点灯させ、不可であ ればその旨をディスプレイに表示し、スタックチェックを行う。ソート可の場合 にもう一度キーを押された場合もスタックチェックを行う。(このときソートL EDOFF)スタック可であればスタックLEDを点灯させ、不可であればその 旨をディスプレイに表示し、またステープルチェックを行う。(スタック可でも う一度キーを押されるとLEDオールOFF) モードセレクトキーが押されるごとに以上のチェックを繰り返す。プリントキ ーON時、および予約モード設定時にLEDが点灯しているモードが、最終的に 選択され、どのLEDも点灯していない時は通常転写紙処理を行う(セレクトさ れたモード以外は、禁止フラグを立てる)。
【0097】 これを図50のフローチャートを参照してさらに詳しく説明する。このフロー チャートからわかるように、モードセレクトキーが押されると(ステップS1) 、まず、各接続フラグが“1”になっているかどうかチェックする(ステップS 2)。各接続フラグとは、フィニッシャ11およびRDH9が接続さているかど うかをチェックするためのフラグである。
【0098】 ステップS2でフィニッシャ11およびRDH9が接続されていることが確認 されると、1回目のキーONでステープルチェックを行い、ステープル可であれ ばステープルLEDを点灯させる(ステップS3)。ステップS3でステープル LEDが点灯していれば、図51のフローチヤートに示すように消灯し(ステッ プS4)てステープル禁止フラグを“1”にしてステープルを禁止し、ソートも しくはスタックモードに移行する(ステップS6)。
【0099】 そして、ビン37でジャムが発生していることを示すソートビンジャムフラグ が“1”になっているかどうかチェックし(ステップS7)、“1”になってい れば、ジャムが発生しているので、ソート禁止およびスタック禁止にして(ステ ップS8,9)、“ソート不可”および“スタック不可”をディスプレイに表示 (ステップS10)する。
【0100】 ステップS7でソートビンジャムフラグが“1”になっていないときには、ビ ン37でジャムが生じていないので、後述の予約モードかどうかチェックする( ステップS11)。もし、予約モードであれば、後述の置数の最大値チェックサ ブルーチン(MAXチェック1)を実行し(ステップS12)、ソート禁止にな っているかどうかをフラグによって確認する(ステップS13)。このチェック でソート禁止フラグが立っていると判断すると、ディスプレイに“ソート不可” を表示(ステップS14)した後、後述のステップS21以降の処理を実行し、 立っていないと判断すると、ソートLEDをONにする(ステップS17)。
【0101】 一方、ステップS11で予約モードでなければ、ステップS15で置数データ があるかどうかチェックする。もし、置数データがあれば、ステップS12以降 の処理を実行し、置数データがなければ、ソート禁止フラグを“0”にして(ス テップS16)ソート可能の状態にし、さらにソートLEDをONにする(ステ ップS17)。
【0102】 ステップS3の判断でステープルLEDがONになっていないときには、ソー トLEDがONになっているかどうかチェックする(ステップS18)。そして 、ONになっていれば、図52のフローチヤートに示すようにソートLEDをO FFにして(ステップS19)ソート禁止フラグを立ててソートを禁止した(ス テップS20)後、置数データがあるかどうかチェックする(ステップS21) 。もし、このチェックで置数データがあれば、置数の最大値チェックサブルーチ ン(MAXチェック2)を実行し(ステップS22)、さらに、スタックできる かどうかをスタック禁止フラグによってチェックし(ステップS23)、スタッ ク禁止フラグが“1”であればディスプレイに“スタック不可”を表示する(ス テップS24)。また、“1”でなければスタックLEDをONにする(ステッ プS26)。一方、ステップS21で置数データがないと判断されたときには、 スタック禁止フラグを“0”(ステップS25)にし、さらにスタックLEDを ONにする(ステップS26)。
【0103】 ステップS18でソートLEDがONになっていなければ、スタックLEDが ONになっているかどうかチェックし(ステップS27)、ONになっていれば 、スタックLEDをOFFし(ステップS28)、さらにスタック禁止フラグを “1”にして(ステップS29)スタックを禁止する。
【0104】 もし、ステップS27でスタックLEDがONになっていないと、ステープル モードを実行し(ステップS30)、ステープラーチェックのサブルーチンを実 行した(ステップS31)後、ステープル禁止フラグが“1”になっているかど うかチェックする(ステップS32)。このチェックでステープル禁止フラグが “1”になっていないならば、ステープル可能なので、ステープルLEDをON にする(ステップS33)。一方、“1”になっていないならば、ステープルを 禁止しているので、“ステープル不可”をディスプレイに表示し(ステップS3 4)、ステップS6以降の処理を実行する。
【0105】 7.3 ステープラチェック この処理では、各条件によりステープルの可・不可をチェックする。
【0106】 図53は、この処理の処理手順を示すフローチャートである。この処理では、 まず、フィニシャ11が接続されているかどうかを示すフィニッシャ接続フラグ をチェックする(ステップS41)。そして、フィニッシャ接続フラグが“1” であって、フィニッシャ11が接続されていると判断したときに、ステープラの 針があるかどうかのチェック、すなわち、針エンドフラグをチェックする(ステ ップS42)。このチェックで針エンドフラグが立っている、すなわち、針がな いと判断したときには、ステープル禁止フラグを立てて(ステップS52)ステ ープルを禁止する。
【0107】 また、針エンドフラグが降りており、針がまだあると判断されたときには、針 エンドLEDをOFFにして(ステップS43)ステープラジャムフラグが“1 ”になっているかどうかチェックする(ステップS44)。もし、このチェック でジャムしていればステープルを禁止し(ステップS52)、ジャムしてなけれ ばステープルが異常な状態になっていないかチェックする(ステップS45)。 このチェックでステープルが異常であれば、ステープルを禁止し(ステップS5 2)、異常でなければとフィニッシャドアオープンフラグが“1”になっている かどうかチェックする(ステップS46)。フィニッシャドアオープンフラグは ジャム除去などでフィニッシャ11のドアが開いていると“1”になるフラグで ある。このチェックでフィニッシャドアオープンフラグが立っているとステープ ルを禁止し(ステップS52)、立っていなければ、予約モードかどうかチェッ クする(ステップS47)。もし、予約モードでなければステープルトレイ55 の残紙の有無をチェックする(ステップS48)。このチェックで残紙がないと 判断すると、ステープル禁止フラグを“0”にしてステープル可能にし、残紙が あると判断すると、ディスプレイに“ステープルトレイに残紙有”を表示し、ス テープル可能な状態になってないのでステープルを禁止する(ステップS52) 。一方、ステップS47で予約モードでなれば原稿セットフラグをチェックして ビン37上に原稿OLがセットされているかどうチェックする(ステップS49 )。このチェックで原稿OLがセットされていればステップS48以降の処理を 実行し、セットされていなければ直接ステップS50でステープル可能状態にす る。
【0108】 7.4 置数入力時のソートMAXチエツク 予約モードでないときは全てのビンが使用可である。(ここでは20ビン)置 数が20を越えたとき、ガイダンス表示でオペレータに知らせる。予約モード時 の使用可能ビン数は、原稿がセツトされた最も低い位置にあるビンの下部のビン 数である。例えば図2において最上段、上から3段目、および4段目のビンに原 稿がセツトされている場合、使用可能なビンは最も低い位置にある上から4段目 のビンの下に位置する16ビンである。置数が可能ビン数を越えたら、ソート禁 止としLEDが点灯していればOFFして、ソート不可をデイスプレイに表示す る。
【0109】 これの処理を図54のMAXチェック1のフローチャートに示す。この処理で は、まず、ステップS61で置数データをロードする。次いで、予約モードかど うかチェックし(ステップS62)、予約モードになっていれば、後述(図74 )の五つの予約選択キー385の選択表示用LED(P1,P2,P3,P4) 387が全てOFFの状態のとき(ステップS63、64、65、66で全てO FFの状態と判断したとき)、Aに0を代入し(ステップS67)、さらに図5 5に示すように置数と(20−A)の値を比較する(ステップS68)。そして 、置数の方が大きくないと判断したときには、ソート禁止フラグを下ろして(ス テップS71)ソート可能な状態にしてリターンし、置数の方が大きいと判断し たときには、ソート禁止フラグを立てて(ステップS69)ソートを禁止し、ソ ートLEDの点灯の有無を判断する(ステップS70)。この判断でソートLE DがOFFであればリターンし、ONであればソートLEDをOFFして(ステ ップS72)ディスプレイに“ソート不可”を表示した(ステップS73)後、 リターンする。
【0110】 この処理において、ステップS66のチェックでP4のLEDがONになって いれば、Aに1を代入し(ステップS74)、ステップS65のチェックでP3 のLEDがONになっていれば、Aに2を代入し(ステップS75)、ステップ S64のチェックでP2のLEDがONになっていれば、Aに3を代入し(ステ ップS76)、ステップS63のチェックでP1のLEDがONになっていれば 、Aに4を代入して(ステップS77)それぞれステップS68に進み、置数と
(20−A)を比較して次のステップに進む。
【0111】 また、前記ステップS62で予約モードでないと判断したときには、図55に 示すように、ステップS78で置数とビン数の20とを比較し、置数のほうが大 きければガイダンス表示のサブルーチンを実行して(ステップS79)ソート禁 止フラグを降ろし(ステップS80)、ソート可能な状態にしてリターンし、ス テップS78で置数のほうが大きくないと判断したときには、ソート禁止を解い て(ステップS80)リターンする。
【0112】 なお、ステップS79のガイダンス表示とは、例えば、“20部までしかソー トできません。残りは転写紙除去後ソートされます。”というような表示である 。
【0113】 7.5 置数入力時のスタツクMAXチエツク この処理は、置数がビンMAX(ここでは50枚)を越えたとき、スタック禁 止とし、LEDが点灯していればLEDをOFFしてディスプレイに“スタック 不可”を表示する処理である。
【0114】 具体的には、図56のMAXチェック2のフローチャートに示すように、まず 置数データをロードし(ステップS91)、置数が50枚より大きいかどうかを チェックする(ステップS92)。もし、50枚以下であればスタック可能なの でスタック禁止フラグを“0”にする(ステップS93)。もし、50枚より多 ければ、スタックできないので、スタック禁止フラグを“1”にし(ステップS 94)、さらにスタックLEDがONになっているかどうかチェックする(ステ ップS95)。このチェックによりスタックLEDがOFFの状態であれば、ス タックできないことが明示されているので、そのままリターンし、ONの状態で あれば、スタックLEDをOFFにして(ステップS96)ディスプレイに“ス タック不可”を表示し(ステップS97)、リターンする。
【0115】 7.6 原稿枚数カウント後のMAXチェック この処理では、原稿枚数がステープルMAX、ビンMAX(ここでは共に50 枚)を越えたとき、ステープル、ソートは不可とする。スタックにおける有効ビ ン数は前記3のソート時と同様である。有効ビン数を越えたとき、不可とする。 また原稿枚数1のとき、ステープル不可とする。ステープル、ソート不可時には 、転写紙を通常転写紙処理と同様コピー(プルーフ)トレイ39に排紙する。ス タック不可時は有効ビン数までスタックし、残りをコピー(プルーフ)トレイ3 9に排紙する。予約モードでない時は、その旨をディスプレイに表示する。
【0116】 具体的には、図57のMAXチェック3のフローチャートに示す。この処理で は、まず特殊モードかどうかチェックし(ステップS101)、ステープルモー ド、ソートモード、スタックモードのいずれかのモードに設定されていれば特殊 モードと判断して原稿枚数が50枚よりも多いかどうかチェックする(ステップ S102)。このチェックで、原稿枚数が50枚よりも多いときには、ステープ ル禁止フラグを“1”にしてステープルを禁止し(ステップS103)、さらに ソート禁止フラグを“1”にしてソートも禁止する(ステップS104)。次い で、スタック禁止の状態になっているかどうかスタック禁止フラグをチェックし (ステップS105)、スタック禁止でなければ予約モードかどうかチェックす る(ステップS106)。このチェックで予約モードになっていれば、通常の排 紙と同様にコピー(プルーフ)トレイ39に排紙させるHelpフラグを“1” にして(ステップS107)リターンする。
【0117】 もし、ステップS106のチェックで予約モードでないならば、例えば、“2 0部までしかスタックできません。残りはコピートレイにスタックされます。” というガイダンス表示を行なった(ステップS108)後、リターンする。
【0118】 また、ステップS105のチェックでスタック禁止の状態であれば、さらに予 約モードかどうかチェックする(ステップS109)。このチェックで予約モー ドであれば、前述のステップS107の処理を実行し、予約モードでないならば ディスプレイに“ステープル不可”および“ソート不可”を表示して(ステップ S110)ステップS107に進み、リターンする。
【0119】 一方、前述のステップS102で、原稿枚数が50枚以下であると判断したと きには、さらに予約モードかどうかチェックし(ステップS111)、予約モー ドでなければ原稿枚数が20枚よりも多いかどうかチェックする(ステップS1 12)。そして、このチェックで20枚以下と判断したときには、さらに原稿枚 数が1枚かどうかチェックし(ステップS113)、1枚でなければそのままリ ターンし、1枚であれば図58に示したようにステープル禁止フラグを立ててス テープルを禁止し(ステップS114)、さらにHelpフラグを立てて(ステ ップS115)コピートレイ39に排紙させ、ディスプレイに“ステープル不可 ”を表示した(ステップS116)後、リターンする。
【0120】 また、ステップS112で原稿枚数が20枚以上であると判断したときには、 ステップS108以降の処理を実行し、ステップS111で予約モードであると 判断したときには、図58のフローチャートに示すように、前述の図54のフロ ーチャートと同様に、五つの予約選択キー385の選択表示用LED(P1,P 2,P3,P4)387が全てOFFの状態であれば(ステップS117,11 8,119,120で全てOFFであると判断したとき)、Aに0を代入し(ス テップS121)、さらに置数と(20−A)の値を比較する(ステップS12 2)。そして、置数の方が大きくないと判断したときには、原稿枚数が1枚かど うかチェックし(ステップS123)、1枚であれば、ステープルする必要がな いので、ステープルを禁止するためステープル禁止フラグを立て(ステップS1 24)、さらにHelpフラグを立てて(ステップS125)コピートレイ39 に排紙するように設定した後、リターンする。
【0121】 また、ステップS122で置数の方が大きいと判断したときには、ステップS 125以降の処理に進み、ステップS123で原稿枚数が1枚でないと判断した ときには、そのままリターンする。
【0122】 なお、この処理において、ステップS120でP4のLEDがONになってい ると判断したときには、Aに1を代入し(ステップS126)、ステップS11 9でP3のLEDがONになっていると判断したときには、Aに2を代入し(ス テップS127)、ステップS11でP2のLEDがONになっていると判断し たときには、Aに3を代入し(ステップS128)、ステップS11でP1のL EDがONになっていると判断したときには、Aに4を代入(ステップS129 )してそれぞれステップS122に進み、置数と(20−A)を比較してステッ プS122以降の処理を実行する。
【0123】 7.7 RDH・フィニッシャ接続チェック RDH9およびフィニッシャ11の接続チェックは、それぞれ図59および図 60に示したフローチャートに基づいて実行される。
【0124】 RDH9の接続チェック処理においては、図59に示すようにまずRDH9が 接続されているかどうかチェックする(ステップS131)。このチェックで接 続されていると判断するとRDH接続フラグを“1”にし(ステップS132) 、接続されていなければ、RDH接続フラグを“0”にし(ステップS133) 、さらにフラグRDHを“0”にする(ステップS134)。
【0125】 フィニッシャ11の接続チェック処理においては、図60に示すようにまずフ ィニッシャ11が接続されているかどうかチェックする(ステップS141)。 このチェックで接続されていると判断するとフィニッシャ接続フラグを“1”に し(ステップS142)し、接続されていなければ、フィニッシャ接続フラグを “0”にし(ステップS143)、さらにフラグフィニッシャを“0”にする( ステップS144)。
【0126】 7.8 フィニッシャからRDHへの原稿給送 この処理は、予約モード時、前の予約ジョブが終了したときに行なわれ、複写 機本体3、フィニッシャ11およびRDH9のいずれにも異常がなければ、モー ドデータ、ビン位置データを複写機本体3側からフィニッシャ11側に送信し、 ビン37が図3に示すようにシート搬送路135の給排紙ローラ83,84に対 する給排紙口136にセットされたら、RDH9に信号を送り、RDH9からの 受入OKの信号を受信したらフィニッシャ11へ原稿給送スタート信号を送信す る処理である。具体的な処理手順は、図61および図62のフローチャートに示 すようなものである。
【0127】 この処理では、予約モードであって(ステップS151)、フィニッシャ11 およびRDH9の各接続フラグが接続され(ステップS152)、ジョブ終了フ ラグが“1”で(ステップS153)、RDH原稿セットフラグが“1”(ステ ップS154)のとき、“RDH上に原稿が残っています。除去して下さい”と いう表示を行う(ステップS155)。もし、ステップS154で、RDH原稿 セットフラグが“1”になっていないと判断したときには、各ドアオープンフラ グが“1”かどうかチェックし(ステップS156)、“1”になっていないと 判断したとき、すなわち、ドアが全部閉じていると判断したときには、各ジャム フラグが“1”かどうかチェックする(ステップS157)。このチェックでジ ャムフラグが“1”でなければ、言い換えれば、どの箇所においてもジャムして なければRDHリフトアップフラグが“1”になっているかどうかチェックし( ステップS158)、RDHリフトアップフラグが降りていることが確認される と、モードデータ、ビン位置データを複写機本体2側からフィニッシャ11側に 送信する(ステップS159)。なお、このモードデータとは“101”である 。
【0128】 ステップS159で上記データを送信すると、ステップS160で複写機本体 3のビン位置データとフィニッシャ11のビン位置データとが一致しているかど うかチェックし、一致していれば原稿セットフラグが“1”になっているかどう かチェックする(ステップS161)。もし、一致していれば、原稿セットフラ グを“1”にセットして(ステップS162)、さらに原稿受入OKフラグが“ 1”になっており、原稿の受け入れが可能かどうかチェックする(ステップS1 63)。そして、原稿の受け入れが可能と判断すると、原稿給送フラグを“1” にして原稿の給送を可能にし(ステップS164)、ジョブ終了フラグを“0” にしてジョブ実行中の状態にした(ステップS165)後、リターンする。なお 、前記ステップS153のおよびステップS165のジョブ終了フラグとは、前 の予約ジョブが終了したとき、およびイニシャル時に“1”にセットされてるフ ラグである。
【0129】 7.9 原稿給送終了処理 この処理は、フィニッシャ11からの原稿枚数データとRDH9からの原稿枚 数データが一致すれば、0.5秒後、フィニッシャ11とRDH9を停止させる 処理で、具体的には、図63のフローチャートに示すようなものである。
【0130】 この処理では、予約モードであって(ステップS171)、RDH原稿受入フ ラグおよび原稿給送フラグがともに“1”で(ステップS172,173)、原 稿セットフラグが“1”でないとき(ステップS174)、フィニッシャ11が カウントした原稿枚数である原稿枚数データ1、およびRDH9がカウントした 原稿枚数である原稿枚数データ2をそれぞれロードし(ステップS175,17 6)、両原稿枚数データが等しいがどうかチェックする(ステップS177)。
【0131】 このチェックで原稿枚数データが一致すれば、枚数データをクリアし(ステッ プS178)、0.5秒ディレイルーチンを実行して(ステップS179)原稿 給送フラグを“0”、さらにRDH原稿受入フラグを“0”にしてにしてフィニ ッシャ11からRDH9に原稿を送らないように設定する(ステップS180, 181)。
【0132】 7.10 原稿枚数カウント処理 予約モードではなく、原稿を直接RDH9上に置いてコピーするときには、原 稿枚数をカウントする。この場合、原稿セットの信号を受信したら、モードデー タをRDH9に送信し、原稿枚数のカウントを行う。具体的には図60のフロー チャートに示す手順で行われる。
【0133】 この処理では、予約モードでなく(ステップS191)、RDH9に原稿がセ トされているが(ステップS192)、原稿枚数データがなく(ステップS19 3)、原稿枚数のカウントを行なっておらず(ステップS194)、RDH9が フトアップされてなく(ステップS195)、ジャムを除去するためにドアが開 放されてなく(ステップS196)、さらにジャムがフィニッシャ11、RDH 9および複写機本体3のどこにも発生していない(ステップS197)ことを条 件としてモードデータ“0001”をRDH9に送信する。 7.11 コピージョブ開始処理 RDH9上に原稿がセットされ、原稿枚数カウント済みであれば、コピージョ ブを開始する。RDH9から原稿セットの信号を受信したら、オペレータによっ て設定されたモードデータ、モードに対応したビン位置データをフィニッシャ1 1に送信し、ビンがセットされたらモードデータをRDH9に送信して原稿フィ ードインを開始する。具体的には、図65および図66のフローチャートに示す 。
【0134】 この処理では、フィニッシャ11、RDH9が接続されていること(ステップ S201)、ジャムが発生していないこと(ステップS202)、ドアが閉鎖さ れていること(ステップS203)、RDH9がリフトアップされていないこと ステップS204)、原稿セットテーブル217上に原稿がセットされているこ と(ステップS205)が確認されたとき、さらに予約モードかどうかチェック する(ステップS206)。このステップS206で、予約モードであると判断 したときには、直接ビン位置データ、モードデータをフィニッシャ11に送信し (ステップS207)、予約モードでないと判断すると原稿枚数データがあるか どうかチェックし(ステップS208)、枚数データがなければリターンし、あ ればステップS207に進んでモードが終了したかどうか確認する(ステップS 209)。そして、モードが終了していればソート、スタック、ステープル、両 面原稿、見開き原稿などのモードデータをRDH9に送信し(ステップS210 )、ステープルモード、ソートモード、スタックモードなどの特殊モードかどう かチェックし(ステップS211)、特殊モードであれば各禁止フラグをチェッ クして(ステップS212)禁止状態でなければフィードインフラグを“1”に して(ステップS213)原稿をコンタクトガラス7上にフィードインさせる。 ま、ステップS211で特殊モードでなければ、ステップS212をスキップし てステップS213の処理を実行する。
【0135】 7.12 フィニッシャのビン、トレイへの転写紙排出カウント処理 この処理は、フィニッシャ11からのシート排出信号により、排出枚数をカウ ントする処理で、ステープルモード時は、カウント数が原稿枚数と一致したとき 、その他のモードではカウント数が置数データと一致したとき、最終紙が排出さ れたと見なす。また、ステープルモード以外の場合は、更に最終紙排出のカウン トを行い、カウント数が原稿枚数と一致したら、1つのジョブにおける最終紙が 排出された(コピージョブ終了)と見なす。具体的には、図67のフローチャー トに示す。
【0136】 この処理では、まずシート排出フラグが“1”になり、シート排出状態になっ ていれば(ステップS221)シート排出カウンタ1に1加算し(ステップS2 22)、ステープルモードかどうかチェックする(ステップS223)。このス テップS223のチェックでステープルモードであれば原稿枚数と前記シート排 出カウンタ1の枚数が一致するかどうかチェックし(ステップS224)、一方 、ステープルモードでなければ置数とシート排出カウンタ1の値が一致するかど うかチェックし(ステップS225)、それぞれ一致していなければリターンし 、一致していれば最終紙排出フラグ1を立てる(ステップS226)。そして、 シート排出カウンタ1をクリアし(ステップS227)、ステープルモードかど うかチェックする(ステップS228)。このチェックでステープルモードでな ければ、シート排出カウンタ2に1加算し(ステップS229)、原稿枚数がシ ート排出カウンタ2と一致するかどうかチェックする(ステップS230)。そ して、一致していれば、最終紙が排出されているので、最終紙排出フラグ2を立 て(ステップS231)、シート排出フラグ2をクリアする(ステップS232 )。
【0137】 7.13 ステープル動作実行処理 この処理は、ステープルモードが選択されており、最終紙が排出された時、禁 止フラグをチエツクし、ステープル動作を実行する(ステープルフラグを“1” とする)処理である。具体的な処理手順は、図68のフローチャートに示す。
【0138】 この処理では、まず、ステープルモードかどうかチェックし(ステップS24 1)、ステープルモードが選択されていれば、最終紙が排出されたかどうか最終 し排出フラグによって確認する(ステップS242)。そして、最終紙が排出さ れたことが確認されたときには、ステープルを行うかどうかステープル禁止フラ グによってチェックする(ステップS243)。このチェックで、ステープルを 行うと判断したときには、ステープルフラグを“1”にしてステープル動作を実 行させ(ステップS244)、ステープルを行なわない場合には、ステープルフ ラグを“0”にしてステープルを禁止する(ステップS245)。
【0139】 7.14 ステープル動作終了処理 この処理は、ステープル実行信号をフィニッシャ(ステープラ)11へ送信し た後、シニッシャ11からステープル動作(ステープル済転写紙の排紙ストッカ 57への落としまで)終了の信号を受信したら、ステープルフラグを“0”にし 、ステープルカウンタをインクリメントする処理である。具体的は処理手順は図 69のフローチャートに示す。
【0140】 この処理では、まず、ステープルモードかどうか確認し(ステップS251) 、ステープルモードであれば、ステープルフラグが“1”かどうかチェックする (ステップS252)。このチェックによりステープル実行中であれば、すなわ ち“1”であれば、コピー落としOKフラグが“1”かどうかチェックし(ステ ップS253)、コピー落としがOKであれば、ステープルフラグを“0”して (ステップS254)ステープルカウンタに1加算し(ステップS255)、最 終紙排出フラグを“0”にする(ステップS256)。
【0141】 7.15 原稿排出 この処理は、予約モード時、コピージョブが終了し、異常が無ければ、ビン位 置データ、モードデータをフイニツシヤ11へ送信し、ビン37が給排紙口13 6にセツトされたら、モードデータをRDH9へ送信し、この時、RDH9上に 原稿が無ければ、原稿はオペレータが除去したとして予約ジョブ終了と見なし、 終了したジョブのモードデータをクリアし、RDH9から準備完了の信号を受信 したら、原稿排出動作をスタートさせる処理である。具体的な処理手順は図70 および図71のフローチャートに示す。
【0142】 この処理では、予約モードであること(ステップS261)、ステープルモー ド(ステップS262)であって置数がステープルカウンタの値と等しいこと( ステップS263)、または、ステープルモード(ステップS262)でなく、 最終紙排出フラグ2が立っている(ステップS264)こと、ジャムが発生して いないこと(ステップS265)、いずれのドアも開放されていないこと(ステ ップS266)、およびRDH9がリフトアップされていないこと(ステップS 67)を条件としてビン位置データ、モードデータ“110”をフィニッシャ1 1に送信し(ステップS268)、さらにビン位置データをビンフィニッシャ位 置データが等しいかどうか確認する(ステップS269)。そして、等しければ 、モードデータ“0010”をRDH9に送信し(ステップS270)、RDH 9に原稿がセットしてあるかどうかチェックする(ステップS271)。原稿が セットされていれば、RDH9からフィニッシャ11側へ原稿を送ることができ る状態かどうかチェックして(ステップS272)、送ることができるような状 態ならば、RDH9からフィニッシャ11に原稿を送ることができるように、原 稿排出フラグを“1”にし(ステップS273)、さらにRDH9からフィニッ シャ11に原稿が給送できるように原稿RETフラグを“1”にする(ステップ S274)。
【0143】 一方、ステップS271でRDH9に原稿がセットされていないと判断したと きには、ジョブ終了フラグを立てて予約ジョブを終了させ(ステップS275) 、ステープルを行なえないのでステープルカウンタをクリアし(ステップS27 6)、最終紙排出フラグ1,2を“0”にした(ステップS277)後、終了し た予約ジョブのモードデータをクリアし、予約したLEDを消灯する(ステップ S278)。
【0144】 7.16 原稿排出終了(予約ジョブ終了)処理 この処理は、RDH9からの原稿(排出)枚数データと、フィニッシャ11か らの原稿枚数データが一致したら、0.5sec後にRDH9、フィニッシャ1 1の動作を終了させ、ここで予約ジョブ終了と見なし、終了したジョブのモード データをクリアする処理である。具体的な処理手順は図72のフローチャートに 示す。
【0145】 この処理では、まず予約モードであり(ステップS281)、複写機本体3側 からRDH9に送信される原稿排出フラグが“1”、すなわちRDH9からフィ ニッシャ11に原稿を送る状態になっており(ステップS282)、複写機本体 3側からフィニッシャ11に送信される原稿リターンフラグが“1”、すなわち RDH9からフィニッシャ11原稿を送る状態になっており(ステップS283 )、さらにRDH9に原稿がセットされていない(ステップS284)ときに、 RDH9がカウントした原稿枚数である原稿枚数データ2およびフィニッシャ1 1がカウントした原稿枚数である原稿枚数データ1をそれぞれをロードする(ス テップS285,286)。次いで、ロードされた原稿枚数を比較し(ステップ S287)、一致したならば、原稿枚数データをクリアし(ステップS288) 、0.5秒ディレイルーチンを実行し(ステップS289)、原稿排出フラグお よび原稿リターンフラグをそれぞれ“0”にしてRDH9からフィニッシャ11 への原稿の搬送を止める(ステップS290,291)。その後、予約ジョブ終 了フラグを“1”にして予約ジョブを終了し(ステップS292)、終了した予 約ジョブのモードデータをクリアし、予約したLEDを消灯する(ステップS2 93)。そして、ステープルカウンタをクリアし(ステップS294)、最終紙 排出フラグ1,2を“0”にして(ステップS295)この処理を終える。
【0146】 なお、これらの処理における予約モードによる複写と通常複写時の比較を図7 3に示す。
【0147】 7.17 予約モードの設定 図74に複写機本体3の操作部の一部を示す。この操作部には、プリントキー 373と、このプリントキー373の上部に配された割込キー375、モードク リアーキー377、予約モードキー379、エンタキー381などのキー群と、 プリントキー373の左側に配されたテンキー・クリア/ストップキー383群 と、テンキー・クリア/ストップキー383群の上部に配されたP1,P2,P 3,P4,P5の予約選択キー385群と、予約選択キー385の上部に配され たP1,P2,P3,P4,P5の選択状態を示すLED387群と、予約受付 状態を示す予約受付LED389と、予約エラーLED391とが設けられてい る。
【0148】 予約モードは上記のような操作部のキーを利用して設定される。具体的な設定 処理を図75ないし図79のフローチャートに示す。
【0149】 このフローチャートからわかるように予約モードの設定は、予約モードキー3 79のON/OFFをチェックすることから始まる(ステップS301)。ステ ップS301で予約モードキー379がONになっていると判断すると、予約受 付LED389のON/OFFをチェックする(ステップS302)。もし予約 受付LED389がOFFの状態であれば予約受付LED389を点滅させ(ス テップS303)、テンキー383で入力された3桁のコードを受け付け(ステ ップS304)、モードクリアキー377のON/OFFをチェックする(ステ ップS305)。このチェックでモードクリアキー377がOFFであればP1 ないしP5のいずれかのキー385がONされているかどうかチェックし(ステ ップS306)、ONであれば対応するP1ないしP5のいずれかのLED38 7がOFFの状態であるかどうかチェックする(ステップS307−図76)。
【0150】 このチェックで上記LED387がOFF状態であれば、そのP1ないしP5 に対応するLED387を点滅させ(ステップS308)、予約受付LED38 9をONにする(ステップS309)。次いで、ステップS304で受け付けた 3桁のコードデータをメモリに格納し(ステップS310)、コード入力された ことを示すコード入力フラグを“1”にして(ステップS311)各モード設定 キーによってモード設定を行う(ステップS312)。モード設定が行われると モードチェック処理を実行し(ステップS313)、この処理が終了したかどう かチェックする(ステップS314)。そして、処理が完了していれば、さらに モードクリアキー377がONされているかどうかチェックし(ステップS31 5)、ONされていなければモードクリア処理を実行する(ステップS316) 。
【0151】 この処理を実行した後、タイマ1を止めてクリアし(ステップS317−図7 7)、タイマ1スタートフラグを“0”にし(ステップS318)、エンタキー 381がONされているかどうかチェックする(ステップS319)。このチェ ックによりエンタキー381がONになっていたときには、該当するP1ないし P5に対応するLED387をONにし(ステップS320)、予約受付LED 389をOFFし(ステップS321)、モードデータ、置数をメモリに格納し て(ステップS322)リターンする。
【0152】 一方、ステップS315でモードクリアキー377がONになっているときに は、エンタキーがONになっているかどうかチェックし(ステップS323−図 78)、ONであればタイマ1スタートフラグが“1”かどうかチェックし(ス テップS324)、“1”でなければ0.5秒タイマをスタートさせ、タイマ1 スタートフラグを“1”にしてリターンする(ステップS325)。また、ステ ップS324でタイマ1スタートフラグが“1”であれば、タイマ1がカウント アップされているかどうかチェックする(ステップS326)。もし、このチェ ックでタイマがカウントアップしていないと判断したときには、そのままリター ンし、カウントアップしていれば、該当するP1ないしP5に対応するモード設 定をクリアし(ステップS327)、該当するP1ないしP5に対応するLED 387を消灯し(ステップS328)、さらに予約受付LED389も消灯する (ステップS329)。その後、コード入力フラグを“0”にして(ステップS 330)タイマ1を止めてクリアし(ステップS331)、タイマ1スタートフ ラグを“0”にした(ステップS332)後、リターンする。また、前記ステッ プS323でエンタキー381がONでなければそのままステップS331以降 の処理を実行する。
【0153】 また、前記ステップS314のチェックで処理が完了していなければ、各モー ドで置数がオーバーしてないかどうか、用紙があるかどうかなどをチェックし、 および表示させ(ステップS333)、さらにモードクリアキー381のON/ OFFをチェックする(ステップS334)。このチェックでONであれば、前 述のステップS323以降の処理を実行し、OFFであればステップS312以 降の処理を実行する。
【0154】 また、前記ステップS307のチェックでLEDがONであれば、P1ないし 5のいずれかの該当するLED387が点滅しているかどうかチェックし(ステ ップS335)、点滅していればそのLED387を消灯し(ステップS336 )、メモリ内の3桁のコードデータをクリアする(ステップS337)。その後 、コード入力フラグを“0”にし(ステップS338)、モードオールクリア処 理を行なって全てのモードをクリアした(ステップS339)後、予約受付LE D389を点滅させて(ステップS340)リターンする。
【0155】 前記ステップS335のチェックで該当するLED387が点滅していないと きには、3桁コードデータをメモリからロードし(ステップS341)、さらに 入力された3桁のデータをメモリからの3桁のデータとを比較する(ステップS 342)。この比較で、両者が一致すれば、該当するLED387を点滅させ( ステップS343)、格納されているモードデータをロードし(ステップS34 4)、モードデータに従った設定を行なった(ステップS345)後、コード入 力フラグを“1”にし(ステップS346)、予約受付LED389をONにし て(ステップS347)前記ステップS312以降の処理を実行する。
【0156】 また、前記ステップS305のチェックでモードクリアキー377がONであ れば3桁のコードデータをクリアして(ステップS348)リターンし、ステッ プS306のチェックで予約選択キー385がOFFであれば、そのままリター ンする。
【0157】 なお、前記ステップS342のチェックで両者のモードデータが等しくなけれ ばステップS348でモードデータをクリアしてリターンする。この場合、ステ ップS348に移行する前に予約エラーLED391およびその他のLEDをあ る一定時間点灯するように設定しておいてもよい。
【0158】 さらに、前記ステップS302のチェックで予約受付LED389がONにな っていれば、予約受付LED389が点滅しているかどうかチェックし(ステッ プS349−図79)、点滅していなければ該当するLEDを消灯し(ステップ S350)、メモリ内の3桁のコードデータをクリアし(ステップS351)、 コード入力フラグを“0”にする(ステップS352)。そして、モードオール クリア処理を実行し(ステップS353)、予約受付LED389を消して(ス テップS354)リターンする。なお、前記ステップS349で予約受付LED 289が点滅していればステップS354で予約受付LED389を消してリタ ーンする。
【0159】 また、前記ステップS301のチェックで予約モードキー379がOFFの状 態であれば、コード入力フラグが“1”になっているかどうか確認し(ステップ S355)、“1”になっていればステップS312以降の処理を実行し、なっ ていなければ、さらに予約受付LED389の点滅をチェックして(ステップS 356)、点滅していればステップS304以降の処理を実行し、点滅していな ければ、そのままリターンする。
【0160】 8.原稿供給装置に関する制御 8.1 RDHがリフトアップされているかどうかのチェック RDH9のリフトアップのチェックは図80のフローチャートの処理手順に基 づいて行われる。この処理手順では、まず、リフトアップセンサのON/OFF をチェックする(ステップS401)。このチェックでリフトアップセンサがO NであればRDHリフトアップフラグを“1”にし(ステップS402)、OF FであればRDHリフトアップフラグを“0”にして(ステップS403)各フ ラグを複写機本体側に送信する(ステップS404)。
【0161】 8.2 RDHの給紙位置上に原稿が存在するかどうかのチェック 原稿がRDH9の給紙位置上に存在しないとコピーができないので、原稿の給 紙位置上の存在の有無をチェックする必要がある。この処理手順は図81のフロ ーチャートに基づいて行われる。
【0162】 この処理では、まず、原稿セット検知センサのON/OFFをチェックする( ステップS411)。このチェックで原稿セット検知センサがONであればRD H原稿セットフラグを“1”にし(ステップS412)、OFFであればRDH 原稿セットフラグを“0”にして(ステップS413)各フラグを複写機本体3 側に送信する(ステップS414)。
【0163】 8.3 リフトアップによるクリア処理 RDH9がリフトアップされていると、原稿の給送ができないので、クリア処 を行う。具体的には、図82のフローチャートにしたがって行う。すなわち、ま ず、RDHリフトアップフラグが“1”かどうかチェックし(ステップS421 )、RDH9がリフトアップされていることを確認すると、フィード終了フラグ を“0”にする(ステップS422)。なお、このフローチャートでは、フィー ド終了フラグだけをクリアしているが、その外にも、フィード枚数カウンタ、ジ ャムフラグなどをクリアし、モータをOFFにする。
【0164】 8.4 マルチジョブ対応処理 RDH9を使用してマルチジョブを行う場合、ジョブの途中でRDH9がリフ トアップされると動作を行うことができなくなったり、不完全になるおそれがあ るので、基本的にジャム時以外はリフトアップを禁止する。具体的には、図83 のフローチャートに示すように、まず割り込みフラグをチェックし(ステップS 431)、割り込みフラグが“1”になっていないならば、マルチジョブ対応の 処理となるため、RDHリフトアップフラグをチェックする(ステップS432 )。このチェックでRDHリフトアップフラグが“1”でないとき、すなわち、 RDH9がリフトアップされていないとき、さらに原稿がフィードイン時ジャム していないかどうかチェックし(ステップS433)、ジャムしていなければ、 今度はフィードアウト時ジャムしていないかどうかチェックする(ステップS4
34)。そして、ジャムしていなければ、さらに反転ジャムフラグをチェックし (ステップS435)、ジャムしていなければリフトアップロックソレノイド( 圧板ソレノイド)279をONしてRDH(圧板)9をロックしてマルチジョブ を実行させる。
【0165】 一方、ステップS431で割り込みフラグが“1”のときには、マルチジョブ 対応でない場合となるため、リフトアップソレノイド279をOFFしてロック を解除する(ステップS437)。同様に、ステップS432のチェックでRD H9がリフトアップされている場合、ステップS433のチェックで原稿フィー ドインの状態でジャムしている場合、ステップS434のチェックで原稿フィー ドアウトの状態でジャムしている場合、および反転ジャムフラグが“1”になっ て、原稿の反転過程でジャムして場合には、そのままジョブを実行できないので 同じくリフトアップソレノイド279をOFFしてロックを解除する(ステップ S437)。
【0166】 8.5 シートの落下、およびずれ防止処理 RDH9がリフトアップされると、RDH9上の給紙位置の原稿がずれたり、 給紙位置から下に落ちる可能性があるため、図27および図28に示す寄せコロ ソレノイド239をONして原稿セットテーブル217側に寄せコロ235によ って原稿を加圧し、両者の間に原稿を挟んで保持するように設定されている。こ の処理を図84のフローチャートに示す。
【0167】 この処理では、RDH9のリフトアップおよび原稿のセットをチェックし(ス テップS441,442)、RDH9がリフトアップされ、原稿がセットされて いるときに寄せコロソレノイド239をONにして(ステップS443)原稿を 寄せコロ235と原稿セットテーブル217の間で保持し、原稿が落ちないよう に、また、ずれないようにする。
【0168】 8.6 原稿枚数カウント処理 フィニッシャ11側から送られてきたものではなく、直接ユーザがRDH9の 原稿セットテーブル217に原稿を置いた場合に、図40および図41を参照し て説明したように原稿枚数をカウントする必要がある場合がある。この具体的な 処理を図85のフローチャートに示し、このフローチャートを参照して説明する 。
【0169】 この処理はモードデータが1のときに始まる(ステップS451)。すなわち 、モードデータが1であれば、枚数カウント中フラグをチェックし(ステップS 452)、枚数チェック中でなければ、さらに枚数カウンタの値をチェックする (ステップS453)。このステップS453のチェックで枚数カウンタが0で あれば、枚数カウンタに“0”をセットし(ステップS454)、枚数カウント 中フラグを“1”にし枚数カウント可能な状態にし(ステップS455)、さら にジョブエンドソレノイドをONにして(ステップS456)枚数のカウント動 作のサブルーチンを実行する(ステップS457)。そして、枚数カウンタを“ 1”にして(ステップS58)、ジョブエンド検知センサがONになっていれば (ステップS459)、枚数カウント中フラグを“0”にして(ステップS46 0)ジョブエンドソレノイドをOFFし(ステップS461)、枚数データおよ びレジスト検知センサで検知したサイズデータを複写機本体3側に送信する(ス ップS462)。
【0170】 また、前記ステップS452で枚数カウント中フラグが1であれば、ステップ S457にスキップしてそれ以降の処理を実行し、ステップS451でモードデ ータが1でない場合、ステップS453で枚数カウンタが“0”でない場合、お よびジョブエンド検知センサがONでない場合には、そのままリターンする。
【0171】 8.7 フィードイン処理およびフィードアウト処理 複写機本体3側から送信されるフィードインフラグおよびフィードアウトフラ グとRDH9の状態によって原稿をフィードインするタイミングとフィードアウ トするタイミングをを選択し、実行する。具体的には図86および図87のフロ ーチャートに示すようにして処理される。
【0172】 この処理では、まず、フィードインフラグをチェックし(ステップS471) 、フィードインフラグが“1”になっており原稿をコンタクトガラス7上にフィ ードする状態になっていれば、フィードアウトフラグをチェックする(ステップ S472)。そして、フィードアウトフラグが“1”になっておらず、原稿をコ ンタクトガラス7上からフィードアウトする状態になっていなければ、さらにフ ィード終了フラグをチェックする(ステップS473)。このステップS473 のチェックでフィード終了の状態になっていなければ、原稿をフィードインする (ステップS474)。この動作は図88のタイミングチャートに示したような タイミングで行われる。ステップS474を実行し、フィードイン処理が終了( ステップS475)すれば、コピースタートフラグを“1”にして(ステップS 476)コピー開始状態にし、サイズデータ、コピースタートフラグを複写機本 体3側に送信した(ステップS477)後、フィード終了フラグを“1”にする (ステップS478)。なお、図88のタイミングチャートは上記ステップS4 74ないしステップS478の処理のタイミングと対応している。
【0173】 また、前記ステップS471でフィードインフラグが“1”になっておらず、 原稿をコンタクトガラス7上にフィードする状態になっていないときには、さら に、フィードアウトフラグをチェックする(ステップS479)。このチェック で、フィードアウトフラグが“1”になっており、原稿がコンタクトガラス7上 から排出可能な状態になっていれば、フィード終了フラグをチェックし(ステッ プS480)、フィード終了フラグが“1”であれば、図90に示したタイミン グでフィードアウト処理を実行する(ステップS481)。そして、フィードア ウト処理が終了(ステップS482)した時点で、フィード終了フラグを“0” にする。なお、図90のタイミングチャートは上記ステップS481ないしステ ップS483の処理のタイミングと対応している。
【0174】 また、ステップS472でフィードアウトフラグが“1”でコンタクトガラス 7上からフィードアウトする状態のとき、およびステップS473でフィード終 了フラグが“1”になってフィード終了状態になっているときには、図87に示 すようにステップS484でフィードイン/フィードアウト処理、すなわち、一 方で、フィードインし、これと並行してフィードアウトする処理を実行し、コン タクトガラス7からのフィードアウトを確認して(ステップS485)フィード 終了フラグを“0”にし(ステップS486)、再度フィードイン/フィードア ウト処理を実行する(ステップS487)。そして、フィードイン終了を確認し て(ステップS488)原稿がコンタクトガラス7上にセットされるとコピース タートフラグを“1”にしてコピーを実行し(ステップS489)、サイズデー タ、コピースタートフラグを複写機本体3側に送信し(ステップS490)、フ ィード終了フラグを“1”にしてフィード終了状態にする(ステップS491) 。なお、図89のタイミングチャートは上記ステップS484ないしステップS 491の処理のタイミングと対応している。
【0175】 8.8 原稿供給装置の動作タイミング 次に、前記図88ないし図90のタイミングチャートの詳細について説明する 。このタイミングチャートは、フィードインのタイミングを示すタイミング1、 フィードイン/フィードアウトのタイミングを示すタイミング2、およびフィー ドアウトのタイミングを示すタイミング3の三つのタイミングチャートからなっ ている。
【0176】 まず、図88において、複写機本体3側からフィードイン信号を受信すると、 寄せコロ235および給排(搬送モータ)がONになる。これからA時間だけ遅 れて、すなわちディレイ時間Aで呼出し(半月)コロ233が回転を開始し、同 時に給紙クラッチがONになる。また呼出しコロ233の回転に応じて原稿が引 き込まれ先端検知センサによって先端が検知されるとともに引き続いて原稿がフ ィードインされる。そして、呼出しコロ233は一回転すると停止し、この停止 に同期して寄せコロ235も停止し、同時にターンローラモータが回転を開始し てターンローラ227が回転し、原稿はこのターンローラ277によって原稿搬 送ベルト223側に搬送される。そして、原稿の先端がレジスト検知センサによ って検出されてからB時間遅れて原稿搬送ベルト223を駆動するベルトモータ がONになり、原稿をコンタクトガラス7上に送る。
【0177】 この過程で、原稿が先端検知センサを過ぎると、すなわち、原稿の後端が先端 検知センサを過ぎると、検知出力が立ち下がり、この立ち下がりのタイミングで 給紙クラッチおよび給排モータがOFFになり、原稿は、ターンローラ277と 原稿搬送ベルト223とによって搬送される。そして、レジスト検知センサの検 知出力の立ち下がりで、レジスト検知センサ位置、すなわちターンローラ277 位置を原稿が通過したことがわかり、このタイミングでターンローラモータはO FFになりターンローラ277は停止する。そして、このタイミングからC時間 経過した時点で、ベルトモータがOFFになって原稿搬送ベルト223が停止し 、コピースタートフラグが出力され、コピーが開始される。
【0178】 なお、原稿の搬送方向の長さは、先端検知センサのON時間によって検出され 、また、コピーを行なわずに原稿の枚数をカウントする原稿枚数カウントモード のときには、Hで示すタイミングで給紙動作を終了する。この動作は、図35を 参照してすでに説明してあり、各切換爪はこの図を参照して説明した状態になっ ている。
【0179】 フィードインとフィードアウトを並行して行うフィードイン・アウト処理は、 図89のタイミングチャートに示すように、前記のフィードインに引き続いて行 われる。すなわち、すでにコンタクトガラス7上に給送した原稿が存在し、この 状態から次の原稿を給送する場合、複写機本体3側からフィードイン信号および フィードアウト信号が併せて送信される。これらの信号の入力によって、RDH 9側では、フィードアウト処理を優先する。そこで、この処理では、まず、図3 6に示すように第8の切換爪261を切り換えて、ターンローラ227に沿った 搬送路257を閉鎖し、原稿戻し搬送路225を開放する。同時に寄せコロ23 5をONして原稿を給送準備状態にし、搬送モータをONにし、次いで、ベルト モータを逆転させる。これにより原稿搬送ベルト223が逆方向に回転し、原稿 のコンタクトガラス7上からの排出、すなわちフィードアウトを開始する。そし て、ターンローラ227を逆転させ、レジスト検知センサによって原稿の排出時 の先端を検知すると、給紙クラッチをつなぎ、呼出しコロ233をONにして、 原稿のフィードインを開始する。
【0180】 次いで、フィードインしている原稿の先端を先端検知センサによって検出した 後、予め設定されたD時間後、原稿の先端がちょうどターンローラ227の手前 に来たところで寄せコロ235を止めて、給紙動作を一旦停止する。これは、給 紙時に呼出しコロ233加圧用の寄せコロ235が排出紙の寄せコロを兼ねるた めである。この間、フィードアウト動作は継続され、排出する原稿の後端がレジ スト検知センサを通過した時刻Iのタイミングになると、排出センサがON、第 8の切換爪261がターンローラ227側の搬送路257を開放して原稿戻し搬 送路225側を閉鎖する側に切り換わり、給紙クラッチがON、ターンローラモ ータが正転、ベルトモータが停止状態になる。そして、給紙された原稿の先端が レジスト検知センサによって検出された後、予め設定されたB時間が経過すると 、ベルトモータが正転して原稿搬送ベルト223を正転方向に回転させ、原稿を コンタクトガラス7上にフィードインする。
【0181】 一方、排出検知センサによって原稿の原稿セットテーブルへの排紙が検出され ると、E時間経過後に排出原稿の整置のため寄せコロ235がONになり、ター ンローラモータがOFFになり、排出原稿の整置のため寄せコロ235用の排紙 クラッチがOFF、同時に給排モータもOFFになる。その後、ターンローラモ ータのOFFからC時間経過するとベルトモータがOFFになり、再給紙する原 稿がない場合には、図90のタイミング3のタイミングチャートに移行する。
【0182】 図90のタイミングチャートに示すタイミング3のタイミングは、複写機本体 3側からのフィードアウト信号を受信すると、第8の切換爪261が切り換わり 、ターンローラ227に沿った原稿搬送路257が閉鎖され、原稿戻し搬送路2 25が開放される。同時に寄せコロ235がOFFになり、続いてベルトモータ が逆転を開始する。これにより、原稿がコンタクトガラス7上から排出され、給 送モータがON、ターンローラ227が逆転を開始する。そして、レジスト検知 センサが原稿の排出方向の先端(原稿の後端)を検出すると、フィードアウトさ れた原稿の後端がレジスト検知センサ位置まで達しているので、排紙クラッチが ONになり、レジスト検知センサが原稿の排出方向の後端を検出するタイミング で排出検知センサがON、ターンローラモータおよびベルトモータがともにOF Fになり、原稿セットテーブル217への排出後E時間に寄せコロ235をON 、F時間後に排紙クラッチおよび給排モータをOFFにして排出後の原稿の整置 を行う。
【0183】 なお、フィードアウトに伴う原稿セットテーブル217の原稿の整置に際して は、これらのタイミングチャートには記載はないが、ジョガーフェンス231を 連動させて整置を実行させることもできる。
【0184】 8.9 原稿サイズ検知処理 原稿サイズ検知(APS)は、原稿の幅をサイズ検知センサによって検知し、 長さをレジスト検知センサのON時間内のパルス数のカウントによって行なって いる。幅検知は長さが同じで幅の違う原稿のために行う。そして、これらの幅と 長さの組み合わせによって図91のフローチャートに示すような手順で原稿サイ ズを判断し、レジスト検知センサのOFFタイミングで複写機本体3側にサイズ データとして送信している。
【0185】 この処理では、まず、原稿の長さが406mmより長いかどうかチェックする (ステップS501)。このチェックで長ければ、図92の説明図からもわかる ようにA3(縦)サイズである(ステップS502)。406mm以下であれば 、ステップS503で306mmよりも長いかどうかチェックする。もし、長け ればB4(縦)サイズである(ステップS504)。もし、306mm以下の長 さであれば、さらに293mmよりも長いかどうかチェックし(ステップS50 5)、長ければA4(縦)サイズであり(ステップS506)、293mm以下 であれば、さらに250mmよりも長いかどうかチェックする(ステップS50 7)。このチェックで、250mmよりも長ければ,B5(縦)であり(ステッ プS508)、250mm以下であれば、さらに200mmよりも長いかどうか チェックする(ステップS509)。もし、長ければさらにサイズ検知センサ( 図92で原稿幅検知取付位置と明示してある位置に取り付けたセンサ)がONに なっているかどうかチェックする(ステップS510)。このチェックでサイズ 検知センサがONであるとA4(横)であり(ステップS511)、OFFであ るとA5(縦)である(ステップS512)ステップS509のチェックで原稿 の長さが200mm以下であると、さらにステップS513で原稿の長さが18 2mmより長いかどうかチェックする。このチェックで182mm以下であると 、A5(横)であると判断し(ステップS514)、長い場合には、さらにサイ ズ検知センサがONかどうかチェックする(ステップS515)。もし、ONに なっていると、サイズ検知センサの設置位置よりも長い部分があるので、図92 からもわかるようにB5(横)であり(ステップS516)、ONでなければB 6(縦)である(ステップS517)。
【0186】 8.10 ジョガーホームリターン処理 RDH9のジョガーは図27を参照してすでに説明したように、原稿の横方向 と縦方向の整置を行うジョガーフェンス231h,231vがそれぞれ一対ずつ 設けられ、ジョガーモータ265h,265vによってそれぞれワイヤ267h ,267vを介して駆動されるようになっている。これらのジョガーフェンス2 31は初期状態およびジョブ終了時などに一度退避する。このとき、ジョガーカ ウンタは“0”にセットされ、その退避位置はジョギング時の基準位置となる。 この処理を具体的に図93のフローチャートを参照して説明する。
【0187】 この処理では、まず、ジョガーホームリターンフラグをチェックする(ステッ プS521)。このチェックでジョガーホームリターンフラグが“1”であれば 、ジョガーフェンス231をホームポジション位置にリターンさせる状態になっ ているので、こんどは、フォトインタラプタによって構成されたジョガーホーム ポジションセンサが“H”レベルになっているかどうかチェックする(ステップ S522)。もし、“H”レベルになっていないと、ジョガーフェンス231は ジョガーホームポジションセンサの検出位置、すなわちホームポジションに戻っ てないことになるので、ステップS523でジョガーリバースフラグを“0”、 ジョガーフォワードラフラグを“1”にし、さらにステップS524でジョガー ホームポジションセンサの立ち上がり信号を確認し、ジョガーホームポジション センサの検出信号が立ち上がれば、ジョガーフェンス231を5パルス分戻り方 向に駆動し(ステップS525)、ジョガーリバースフラグを“0”にして(ス テップS526)、ホームポジションに戻った状態にする。
【0188】 一方、ステップS522のチェックでジョガーホームジションセンサが“H” レベルになっている場合には、ジョガーフェンス231はホームポジションに戻 っているので、ジョガーリバースフラグを“0”、ジョガーフォワードフラグを “1”にして(ステップS527)、ジョガーホームポジションセンサの立ち下 がり信号を確認し(ステップS528)、ジョガーホームポジション信号が立ち 下がれば、ジョガーフォワードフラグを“0”にし(ステップS529)、ジョ ガーカウンタをリセットして(ステップS530)ジョガーホームリターンフラ グを“0”にする(ステップS531)。
【0189】 なお、ジョガーフェンス231とジョガーホームポジションセンサの関係は、 ジョガーフェンス231がホームポジションセンサを抜けた瞬間がジョガーフェ ンス231のホームポジションとなる。原稿のジョギングはジョガーカウンタの ジョギングメモリの数値によって制御される。また、ジョガーフェンス231は 前述のように、横方向のジョガーフェンス231hと縦方向のジョガーフェンス 231vとがあるが、両者とも動作および処理方法は同じであるので、符号23 1で両者を概括的に示す。
【0190】 8.11 ジョガーのジョギング待機処理 フィニッシャ11から原稿が送られてくる際、フィニッシャ11側のサイズ検 知センサで検出したシートサイズデータが複写機本体3側から送信される。この シートサイズデータによってジョガー待機状態にジョガーフェンス231が移動 する。ジョガー待機状態とは、シートサイズ長さ+αの位置であり、ジョギング する原稿のスキュー、横レジストを調整する。この処理を図94のフローチャー トに示す。
【0191】 この処理では、まず、フィニッシャ11側から原稿を給送することを示す受入 OKフラグが“1”であって(ステップS541)、ジョギングが行なわれてい ることを示すジョギングフラグが“1”でなく(ステップS542)、ジョギン グ対象となる原稿のシートサイズのデータが有る(ステップS543)ことを条 件として、シートサイズデータからデータテーブルを参照してジョギングデータ を選択する(ステップS544−待機状態)。次いで、ジョンギングメモリにジ ョギングデータを入れ(ステップS545)、ジョガーカウンタの値とジョギン グメモリの値とが等しいかどうかチェックする(ステップS546)。
【0192】 このステップS546のチェックで両社の値が等しければ、ジョガーリバース フラグ、ジョガーフォワードフラグともに“0”にして(ステップS547)ジ ョガーカウンタにジョギングメモリの値を入れる(ステップS548)。もし、 ステップS546のチェックでジョガーカウンタの値とジョギングメモリの値と が等しくないならば、さらに、ジョガーカウンタの値とジョギングメモリの値と を比較し(ステップS549)、ジョガーカウンタの値がジョギングメモリの値 よりも大きければ、ジョガーリバースフラグを“1”に、ジョガーフォワードフ ラグを“0”にそれぞれセットして(ステップS550)ジョガー駆動パルスに 合わせてジョガーカウンタを減算する(ステップS)。もし、ステップS549 のチェックでジョガーカウンタの値がジョギングメモリの値よりも大きくなけれ ば、ジョガーリバースフラグを“0”、ジョガーフォワードフラグを“1”にそ れぞれセットし(ステップS552)、ジョガー駆動パルスに合わせてジョガー カウンタを加算する(ステップS553)。
【0193】 なお、ステップS543のシードサイズデータは、複写機本体3側に送信され たフィニッシャ11が検知したデータを複写機本体3がさらにRDH9側に送信 してきたデータである。また、シートサイズデータの検知に関しては、RDH9 のレジスト検知部における原稿サイズ検知と同等な形のセンサをRDH排紙セン サ部に設けても良い。
【0194】 8.12 原稿のジョギング処理 8.11でセットされたジョガーフェンス231は排紙センサを抜けた時点を 基準にジョギング動作を行う。併せて寄せコロ235も排紙された原稿を引き寄 せる方向に原稿に当接する。具体的な処理手順を、図95および図96のフロー チャートにを示す。
【0195】 この処理では、まず、原稿受入OKフラグをチェックし(ステップS561) 、原稿受入OKの状態になっていれば、原稿排紙センサの立ち下がりをチェック する(ステップS562)。そして、図97のタイミングチャートにも示すよう に、原稿排紙センサが立ち下がりを条件として0.1秒タイマ、0.3秒タイマ をそれぞれスタートさせ(ステップS563)、寄せころソレノイド239をO Nして寄せコロ235を下げ(ステップS564)、ジョギングフラグを“1” にし(ステップS565)、原稿枚数データに1加算して(ステップS566) 複写機本体3側に送信する。
【0196】 図96の処理では、ジョギングフラグをチェックして(ステップS571)、 ジョギングフラグが“1”になっていれば、図97のタイミングチャートにも示 ように、0.25秒タイマがカウントアップしているかどうかチェックし(ステ ップS572)、カウントアップしていれば、0.1秒タイマおよび0.25秒 タイマを止めてクリアし(ステップS573)、ジョギングフラグを“0”して (ステップS574)ジョギングを終了し、寄せコロソレノイド239をOFF にして(ステップS575)寄せコロ235を上に引上げ、原稿から離間させる 。
【0197】 一方、ステップS572で0.25秒タイマがカウントアップしていなければ 、0.1秒タイマがカウントアップしたかどうかチェックし(ステップS576 )、カウントアップしていれば、複写機本体3側から送信されたサイズデータか らデータテーブル上のジョギングデータを選択してジョギングさせ(ステップS 577)、ジョギングメモリにジョギングデータを入れる(ステップS578) 。そして、ジョガーカウンタの値とジョギングメモリの値とを比較し(ステップ S579)、両者が等しくなければ、さらにジョガーカウンタの値とジョギング メモリの値を比較する(ステップS580)。このチェックで、ジョギングカウ ンタの値がジョギングメモリの値よりも大きいときには、ジョガーリバースフラ グを“1”、ジョガーフォワードフラグを“0”にセットして(ステップS58 1)ジョガー駆動パルスに併せてジョガーカウンタを減算する(ステップS58 2)。
【0198】 また、ステップS580のチェックでジョガーカウンタがジョギングメモリよ り大きくないときには、ジョガーリバースフラグを“0”、ジョガーフォワード フラグを“1”にセットして(ステップS583)ジョガー駆動パルスに合わせ てジョガーカウンタを加算する(ステップS584)。
【0199】 8.13 原稿供給装置からフィニッシャへの原稿給送処理 RDH9から原稿をフィニッシャ11に戻す場合には、図98および図99の フローチャートに示すような手順で処理される。この処理では、まず、モード受 信データが“2”かどうかチェックし(ステップS591)、“2”であれば原 稿排出フラグが“1”かどうかチェックする(ステップS592)。そして、“ 1”であれば、給送中フラグをチェックし(ステップS593)、給送中フラグ が“1”であれば、給紙クラッチのON時間を示すタイマ1のカウントアップを チェックする(ステップS594)。このチェックでタイマ1がカウントアップ していれば、給紙クラッチをOFFにし(ステップS595)、今度はリピート タイミングを示すタイマ2がカウントアップしているかどうかチェックする(ス テップS596)。もし、前記ステップS594でタイマ1がカウントアップし ていなければ、ステップS595をスキップしてステップS596の処理を実行 する。
【0200】 このステップS596のチェックでタイマ2がカウントアップしていれば、タ イマ1およびタイマ2をクリアして止め(ステップS597)、原稿枚数データ に1加算する(ステップS598)。そして、原稿枚数データを複写機本体3側 に送信し(ステップS599)、原稿セット検知センサのON/OFFをチェッ クする(ステップS600)。このチェックで原稿セット検知センサがONであ ればタイマ1とタイマ2をスタートさせて(ステップS601)リターンし、ス テップS600のチェックでOFFであればそのままリターンする。
【0201】 また、ステップS593のチェックで給送中フラグが“1”でなければ、給排 モータおよびターンローラをONし(ステップS602)、さらに給紙クラッチ ONして(ステップS603)原稿を給送し、給送中フラグを“1”にした(ス テップS604)後、タイマ1およびタイマ2をスタートさせる(ステップS6 01)。
【0202】 一方、ステップS592で原稿排出フラグが“1”になっていないときには、 給排紙モータのON/OFF3をチェックし(ステップS605)、ONになっ ていなければ寄せコロソレノイド239、第6および第7の切換爪ソレノイドを OFF、第5の切換爪ソレノイドをONして原稿の排出を可能にし(ステップS 609)、原稿枚数データを“0”にする。また、ステップS605のチェック で給排紙モータがONであれば、給排モータおよびターンローラモータをOFF し(ステップS606)、給送中フラグを“0”にし(ステップS607)、寄 せコロソレノイド239および第5の切換爪ソレノイドをそれぞれOFFにする 。
【0203】 8.14 フィニッシャから原稿供給装置への原稿給送の前処理 フィニッシャ11からRDH9に原稿が送り込まれるときには、図100のフ ローチャートにしたがって処理される。すなわち、RDH原稿受入フラグが“1 ”(ステップS611)でなければ原稿受入ができないので、原稿受入フラグが “1”のとき、原稿の受入が可能かどうか受入OKフラグをチェックする(ステ ップS613)。受入OKフラグが“1”であれば原稿の受入が可能になってい るので、そのまま原稿の給送を待つ。また、受入OKフラグが“1”でなければ 受入レディーフラグをチェックし(ステップS613)、受入レディーフラグが “1”になっていれば、原稿の受入準備が完了しているので、リターンし、“1 ”になっていなければ、受入レディーフラグを“1”にして(ステップS614 、第5の切換爪ソレノイドおよび第6の切換爪ソレノイドをONしてフィニッシ ャ11側からの原稿搬送路を開け(ステップS615)、寄せコロソレノイド2 39をOFFにして寄せコロ235を原稿セットテーブル217側から離間させ (ステップS616)、ジョガーホームリターンフラグを“1”にする(ステッ プS617)。
【0204】 8.15 フィニッシャから原稿供給装置への原稿給送処理 8.14の前処理が終了すると、モータをONして原稿の搬入が可能になる。 このときの処置手順を図101および図102のフローチャートに示す。
【0205】 この処理では、まず、RDH原稿受入フラグを受信すると(ステップS621 )、ジョガーホームリターンフラグをチェックする(ステップS622)。ジョ ガーホームリターンフラグが“1”になっていればジョガーフェンス231はホ ームポジションに戻るようにセットされているのでリターンし、“1”になって いなければ、今度は給排モータおよびターンローラモータがONになっているか どうかチェックする(ステップS623)。そして、ONであればリターンし、 ONでなければ給排モータ、ターンロータモータ、および排紙クラッチをそれぞ れONし(ステップS624)、受入OKフラグを“1”にし(ステップS62 5)、原稿枚数データをクリアし(ステップS626)、さらに受入レディーフ ラグをクリアして(ステップS627)リターンする。
【0206】 複写機本体3側から受入終了を示すRDH原稿受入フラグ“0”を受信すると 、モータを止め、受入終了となる。この処理は具体的には図102のフローチャ ートに示すように、RDH原稿受入フラグをチェックし(ステップS631)、 “1”でなければ、さらに受入OKフラグをチェックする(ステップS632) 。このステップS632のチェックで受入OKフラグが“1”であれば“0”に し(ステップS633)、給排モータ、ターンローラモータおよび排紙クラッチ をOFFにする(ステップS634)。
【0207】 9.フィニッシャに関する制御 9.1 イニシャル処理 フィニッシャ11のイニシャル処理の処理手順を図103に示す。この処理で は、まず、ステップS641で各ポート、RAMの内容、フラグ、およびカウン タをクリアして初期状態にするサブルーチンを実行する。次いで、フィニッシャ 接続フラグを“1”にセットし(ステップS642)、複写機本体3側との間で 送受信する(ステップS643)。その後、ビンホームリクエストフラグを“1 ”にしてビン37をホームポジション位置に戻し(ステップS644)、イニシ ャル処理を実行する(ステップS645)。
【0208】 なお、このステップS645におけるイニシャル処理は、ステープラ針エンド 時“1”になるステープラ針エンドフラグ、ステープラドアオープン時“1”に なるステープラドアオープンフラグ、フィニッシャドアオープン時“1”になる フィニッシャドアオープンフラグ、原稿搬送路に紙がある時“1”になる原稿ジ ャムフラグ、転写紙搬送路に紙がある時“1”になるフィニッシャジャムフラグ 、ステープルトレイに紙がある時“1”になるステープルトレイ残紙フラグ、2 0ビンに残紙がある時“1”になるソートビンジャムフラグ、ジョガーフェンス をホームポジションに移動させる時“1”になるジョガーホームリターンフラグ をそれぞれ“0”に初期化する処理である。
【0209】 9.2 モータON処理 この処理は図104のフローチャートに示すように、モータONフラグが“1 ”になっているかどうかチェックし(ステップS651)、“1”になっていな ければフィニッシャ11に設けたモータをOFFし(ステップS652)、“1 ”になっていればモータをONにする(ステップS653)。
【0210】 モータのON処理には図104の処理の外に、図105のフローチャートに示 す処理がある。この処理では、まず、原稿リターンフラグが“1”かどうかチェ ックし(ステップS661)し、“1”であれば、モータを排紙方向に回転させ る(ステップS662)。もし、“1”でなければ、さらに原稿給送フラグをチ ェックし(ステップS663)、“1”であればモータを給紙方向に回転させ( ステップS664)、“1”でなければモータをOFF停止させる(ステップS 665)。なお、モータは、転写紙搬送時には、複写機本体3側と同等の線速に なり、原稿搬送時にはRDH9側と同等の線速になるように制御される。
【0211】 9.3 ジョガーホームリターン処理 ステープルトレイ55に設けたジョガーフェンス61もRDH9の原稿セット テーブル217に設けたジョガーフェンス231と基本的に同一の制御が行われ る。具体的な処理手順は図106のフローチャートに示す。 この処理では、まず、ジョガーホームリターンフラグをチェックする(ステップ S671)。このチェックでジョガーホームリターンフラグが“1”であれば、 ジョガーフェンス185をホームポジション位置にリターンさせる状態になって いるので、こんどは、フォトインタラプタによって構成されたジョガーホームポ ジションセンサ215が“H”レベルになっているかどうかチェックする(ステ ップS672)。もし、“H”レベルになっていないと、ジョガーフェンス18 5はジョガーホームポジションセンサ215の検出位置、すなわちホームポジシ ョンに戻ってないことになるので、ステップS673でジョガーリバースフラグ を“0”、ジョガーフォワードラフラグを“1”にし、さらにステップS674 でジョガーホームポジションセンサ215の立ち上がり信号を確認し、ジョガー ホームポジションセンサ215の検出信号が立ち上がれば、ジョガーフェンス1 85を5パルス分戻り方向に駆動し(ステップS675)、ジョガーリバースフ ラグを“0”にして(ステップS676)、ホームポジションに戻った状態にす る。
【0212】 一方、ステップS672のチェックでジョガーホームジションセンサ215が “H”レベルになっている場合には、ジョガーフェンス185はホームポジショ ンに戻っているので、ジョガーリバースフラグを“0”、ジョガーフォワードフ
ラグを“1”にして(ステップS677)、ジョガーホームポジションセンサ2 15の立ち下がり信号を確認し(ステップS678)、ジョガーホームポジショ ンセンサ215の検出信号が立ち下がれば、ジョガーフォワードフラグを“0” にし(ステップS679)、ジョガーカウンタをリセットして(ステップS68 0)ジョガーホームリターンフラグを“0”にする(ステップS681)。
【0213】 なお、ジョガーフェンス185とジョガーホームポジションセンサ215の関 係は、ジョガーフェンス185がホームポジションセンサ215を抜けた瞬間が ジョガーフェンス185のホームポジションとなる。原稿のジョギングはジョガ ーカウンタとジョギングメモリの数値によって制御される。また、ジョガーフェ ンス185は前述のように、前方向のジョガーフェンス185fと後方向のジョ ガーフェンス185bとがあるが、両者とも動作および処理方法は同じであるの で、符号185で両者を概括的に示した。
【0214】 9.4 ジョガーフェンス待機処理 この処理はジョガーフェンス185をシートサイズ+αの位置にセットしてシ ートの排出を待つ処理である。具体的には図107および図108に示すフロー チャートにしたがって処理される。
【0215】 この処理では、ジョギングフラグが“1”でなく、ジョギング状態でないこと を確認し(ステップS691)、さらにモード受信データが6であれば(ステッ プS692)、ソートモードフラグ、スタックモードフラグ、およびトレイモー ドフラグを“0”、ステールプルモードフラグを“1”にする(ステップS69 3)。そして、シードサイズデータがあれば(ステップS694)ジョガーフェ ンス185の位置の設定ができるので、シートサイズデータ、データテーブルか らジョギングデータを選択し(ステップS695)、ジョギングメモリにジョギ ングデータを入れ(ステップS696)、ジョガーカウンタの値とジョギングメ モリの値を比較する(ステップS697)。そして、等ければジョガーリバース フラグおよびジョガーフォワードフラグを“0”にセットして(ステップS69 8)ジョガーカウンタにジョギングメモリの値を入れる(ステップS699)。
【0216】 一方、ステップS697のチェックでジョガーカウンタの値とジョギングメモ リの値とが等しくなければ、さらにジョガーカウンタの値とジョギングメモリの 値を比較する(ステップS700)。そして、ジョガーカウンタの値の方がジョ ギングメモリの値よりも大きければ、ジョガーリバースフラグを“1”、ジョガ ーフォワードフラグを“0”にセットし(ステップS701)、ジョガー駆動パ ルスに合わせてジョガーカウンタを減算する(ステップS702)。また、ステ ップS700のチェックでジョガーカウンタの値がジョギングメモリの値よりも 大きくないときには、ジョガーリバースフラグを“0”、ジョガーフワードフラ グを“1”にセットし(ステップS703)、ジョガー駆動パルスに合わせてジ ョガーカウンタを加算する(ステップS704)。
【0217】 9.5 ステープルトレイでのジョギング処理 この処理は、9.4で待機したジョガーフェンスをシートサイズまで移動させ るとともに寄せコロによって転写紙をビンフェンス123側に寄せて整置を行う 処理である。具体的には、図109ないし図111のフローチャートに示す手順 にしたがって行われる。
【0218】 この処理では、まず、モード受信データが6かどうかチェックする(ステップ S711)。そして、6であることを確認してシート排紙センサの立ち下がりを チェックし(ステップS712)、立ち下がっていれば転写紙が排出されている ことを示すので、寄せコロソレノイド201をONし(ステップS713)、0 .1秒タイマおよび0.25秒タイマをスタートさせる(ステップS714)。 このときのタイミングは図97のタイミングチャートと同様である。
【0219】 ステップS714でタイマをスタートさせるとジョギングフラグを“1”にし てジョギング状態にし(ステップS715)、シート排出フラグを“1”にして 転写紙を排出させ(ステップS716)、複写機本体3側にフラグを送信した( ステップS717)後、シート排出フラグを“0”にして転写紙の排出を止め( ステップS718)、ストッパソレノイド195をOFFにしてビンフェンス1 23を立て、排出された転写紙をステープルトレイ55上に保持させる(ステッ プS719)。また、前記ステップS712のチェックでシート排紙センサが立 ち下がっていないときには、転写紙の排出が完了していないので、ストッパソレ ノイドをOFFして(ステップS719)ビンフェンス123を立てておく。
【0220】 このようにして転写紙をステープルトレイ55上に載置すると、今度はステー プルフラグをチェックする(ステップS721)。ステープルフラグが“1”に なっていればステープルを実行しているのでリターンし、ステープルフラグが“ 0”であれば、さらに、ジョギングフラグが“1”になっているかどうかチェッ クする(ステップS722)。このチェックでジョギングフラグが“1”になっ ていなければ、ジョギングを行う状態になっていないのでリターンし、“1”に なっていれば.寄せコロソレノイド195のOFFタイミングとジョガーフェン ス185のリターン開始のタイミングを設定した025秒タイマがカウントアッ プされているかどうかチェックする(ステップS723)。このチェックでカウ ントアップしていれば、ジョギングが終了しているので、寄せコロソレノイド1 95がONされ、ジョガーフェンス185がフォワード方向への動作開始のタイ ミングを設定した0.1秒タイマ、および前記0.25秒タイマをそれぞれ止め てクリアし(ステップS724)、ジョギングフラグを“0”にし(ステップS 725)、さらに寄せコロソレノイドをOFFにする(ステップS726)。 一方、ステップS723のチェックで、0.25秒タイマがカウントアップして いなければ、0.1秒タイマのカウントアップをチェックし(ステップS727 )、カウントアップしてなければジョガーフェンス185がフォワード方向にま だ移動していないのでリターンし、カウントアップしていれば、シートサイズデ ータによってデータテーブルからジョギングデータを選択してジョギングを行い (ステップS728)、ジョギングメモリにジョギングデータを入れる(ステッ プS729)。その後、ジョギングカウンタの値とジョギングメモリの値を比較 し(ステップS730)、等ければジョギングが終了しているのでリターンし、 等しくなければジョガーカウンタの値とジョギングメモリの値を比較する(ステ ップS731)。この比較により、ジョガーカウンタの値のほうがジョギングメ モリに値よりも大きければ、ジョガーリバースフラグを“1”、ジョガーフォワ ードフラグを“0”にして(ステップS732)ジョガー駆動パルスに合わせて ジョガーカウンタを減算して(ステップS733)リターンする。また、ステッ プS731でジョガーカウンタの値のほうがジョギングメモリの値よりも大きく なければジョガーリバースフラグを“0”、ジョガーフォワードフラグを“1” にして(ステップS734)、ジョガー駆動パルスに合わせてジョガーカウンタ を加算して(ステップS735)リターンする。
【0221】 9.6 ステープル処理 9.5でジョギング処理が終了するとステープラによって転写紙をステープル 可能な状態になる。このステープル処理は、次のような手順によって行われる。
【0222】 ・ジョガーフェンス185によって転写紙をステープル位置まで移動する。
【0223】 ・ステープルモータをONし、ステープル動作を実行する。
【0224】 ・ステープルが終了したらストッパソレノイドをOFFし、排出コロ203を回 転させ、ステープル済み転写紙をスタックトレイ57に排出する。
【0225】 ・スタックトレイ57に転写紙が排出されたら“コピー落としOKフラグ”を複 写機本体3側に送信し、ジョブ終了を示す。
【0226】 この処理手順を図112ないし図114のフローチャートに具体的に示す。こ の処理では、まず、ステープルフラグをチェックし(ステップS741)、ステ ープルフラグが“1”でなければステープル実行中フラグを“0”にして(ステ ップS742)リターンし、“1”であれば、ステープルモータがONになって いるかどうかチェックする(ステップS743)。このチェックでONになって いなければ、ステープルを実行していないので、ステープル実行中フラグが“1 ”かどうかチェックし(ステップS744)、“1”でなければ、さらに3秒タ イマがスタートしているかどうかチェックする(ステップS745)。このチェ ックで3秒タイマがスタートしていなければ、シートサイズデータから、データ テーブルを参照してジョギングデータを選択してステープル状態にし(ステップ S746)、ジョギングメモリにジョギングデータを入れ(ステップS747) 、ステープル実行中フラグを“1”にする(ステップS748)。そして、ジョ ギングカウンタの値とジョギングメモリの値が等しいかどうかチェックし(ステ ップS749)、等ければ、ジョギングが終了しているので、ジョガーリバース フラグおよびジョガーフォワードフラグをそれぞれ“0”にして(ステップS7 50)ステープルモータおよび寄せコロソレノイド201をONにし(ステップ S751)、ステープルを実行する。
【0227】 ステップS751の処理を実行後、ステープルモータホームポジションセンサ がONになっているかどうかチェックし(ステップS752)、ONになってい れば、ステープルモータを切り(ステップS753)、ストッパソレノイド19 5をONにして(ステップS754)ビンフェンス63を立て、排出コロ用クラ ッチをONして(ステップS755)排出コロ203を駆動し、さらにジャムチ ェック用の3秒タイマをスタートさせて(ステップS756)リターンする。ま た、ステップS752でステープルモータホームポジションセンサがONでない らば、そのままリターンする。
【0228】 一方、ステップS749のチェックでジョガーカウンタとジョギングメモリの 値が等しくなければ、ステップS757でジョガーカウンタの値とジョギングメ モリの値を比較し、ジョガーカウンタの値よりもジョギングメモリの値が大きけ れば、ジョガーリバースフラグを“0”、ジョガーフォワードフラグを“1”に セットし(ステップS758)、ジョガー駆動パルスに合わせてジョガーカウン タを加算して(ステップS759)リターンする。また、ステップS757のチ ェックのジョガーカウンタの値よりもジョギングメモリの値が大きくない場合に は、ジョガーリバースフラグを“1”、ジョガーフォワオードフラグを“0”に し(ステップS760)、ジョガー駆動パルスに合わせてジョガーカウンタを減 算して(ステップS761)リターンする。
【0229】 なお、前記ステップS745で3秒タイマがスタートしていれば、シート放出 センサのON/OFFをチェックし(ステップS762)、ONであればステー プルトレイ55に転写紙があるかどうか、すなわちジャムした転写紙がないか確 認する(ステップS763)。ジャムしてなければコピー落としOKフラグを“ 1”にし(ステップS764)、ストッパソレノイド195をONしてビンフェ ンス123を下げ(ステップS765)、排出(半月)コロ用クラッチを切り、 寄せコロソレノイド201をOFFし(ステップS766)、3秒タイマを止め 、クリアして(ステップS767)リターンする。なお、ステップS766で排 出コロ203を止めるときには、排出コロ203の平面状の部分211がステー プルトレイ55の底板187と平行になる位置で停止させる。この平行になる位 置を検出するために、図示してはいないが排出コロのホームポジションセンサが 設けてある。
【0230】 9.7 搬送路の切換処理 この処理は、フィニッシャ11では複写機本体3側から送信されるモードデー タに合わせて搬送路を切り換え、転写紙を(ソート、スタック)ビン37、コピ ー(プルーフ)トレイ39、ステープルトレイ55のいずれかに収納するもので 、具体的には、図115および図116のフローチャートに示すような処理であ る。
【0231】 この処理では、まず、モード受信データをチェックする(ステップS771) 。モード受信データは、複写機本体3側からフィニッシャ11側に下記のような コードで送信される。
【0232】 複写機 フィニッシャ (モード受信データ) 000 ダミーデータ 001 ソート 010 スタック 011 コピー(プルーフ)トレイ 100 ステープルトレイ 101 原稿給送モード(フィニッシャからRDH) 110 原稿給送モード(RDHからフィニッシャ) 111 未使用 そこで、ステップS771のチェックでモード受信データが“0”であると、 ダミーデータであるのでリターンし、“0”でないならば、ステップS772で モード受信データが“1”かどうかチェックする。このチェックで“1”であれ ばソートモードなので第9の切換爪397を駆動するソレノイドをONし、第1 0の切換爪401を駆動するソレノイドをOFFして(ステップS773)第1 の転写紙搬送路47およびシート搬送路135を開放し、図32に示すようにビ ン37側に搬送させ、ソートモードフラグを“1”、スタックモードフラグ、( コピー)トレイモードフラグ、およびステープルモードフラグをそれぞれ“0” にセットして(ステップS774)リターンする。
【0233】 また、ステップS772のチェックでモード受信データが“1”でなければ、 ステップS775でモード受信データが“2”かどうかチェックする。このチェ ックで“2”であればスタックモードなので、第9の切換爪397を駆動するソ レノイドをONし、第10の切換爪401を駆動するソレノイドをOFFして( ステップS776)第1の転写紙搬送路47およびシート搬送路135を開放し 、図32に示すようにビン37側に搬送させ、ソートモードフラグを“0”、ス タックモードフラグを“1”、(コピー)トレイモードフラグ、およびステープ ルモードフラグをそれぞれ“0”にセットして(ステップS777)リターンす る。
【0234】 もし、前記ステップS775でモード受信データが“2”でなければ、さらに ステップS778でモード受信データが“3”かどうかチェックする。そして、 “3”であれば、コピー(プルーフ)トレイモードなので、第9および第10の 切換爪397,401を駆動するソレノイドをそれぞれ切り(ステップS779 )、図30に示すように第2の転写紙搬送路49を開放してコピートレイ55側 に転写紙を搬送させ、ソートモードフラグ、スタックモードフラグ、ステープル モードフラグを“0”、(コピー)トレイモードフラグを“1”にして(ステッ プS780)リターンする。
【0235】 ステップS778のチェックでモード受信データが“3”でなければ、ステッ プS781でモード受信データが“4”かどうかチェックし、“4”でなければ リターンし、“4”であればステープルモードなので、第9の切換爪397を駆 動するソレノイドをOFFし、第10の切換爪401を駆動するソレノイドをO Nにして図33に示すように第2および第3の転写紙搬送路49,51を開放し てステープルトレイ55側に転写紙を搬送させ(ステップS782)、ソートモ ードフラグ、スタックモードフラグ、(コピー)トレイモードフラグをそれぞれ “0”に、ステープルモードフラグを“1”にセットして(ステップS783) リターンする。
【0236】 9.8 ビンの動作 ビン37は前述のようにヘリカルホイール137を使用して昇降動作する。こ の動作の制御は基本的に従来のヘリカルカムを使用したソータと全く同じもので ある。すなわち、ソートモード時は、シートの排出毎にビン上昇フラグ、ビン下 降フラグによってビン37をアップ/ダウンさせている。スタックモード時は、 複写機本体3側から送信されるビン位置データとビンカウンタの値を比較してビ ン37のアップ/ダウンを決めている。具体的には図117のフローチャートに 示すような手順で行われる。
【0237】 この動作では、ソートモードであって(ステップS791)、ビンホームリク エストフラグが“1”でなく(ステップS792)、シート排出が行なわれてい る(ステップS793)ことを条件として、ビンカウンタのカウント値が“1” かどうかチェックし(ステップS794)、カウント値が“1”でなければ、ビ ンカウンタとビン位置データが等しいかどうかチェックする(ステップS795 )。そして、ビンカウンタの値とビン位置データが等ければ、ビン上昇フラグが “1”になって、ビン37が上昇するようになっているかどうかチェックし(ス テップS796)、上昇するようになっていれば、ビン上昇フラグおよびビン下 降フラグをともに“0”にしてビン37を止め(ステップS797)、上昇する ようになっていなければビン上昇フラグを“0”、ビン下降フラグを“1”にし てビンを下降状態にして(ステップS798)リターンする。もし、ステップS 795でビンカウンタの値とビン位置データが等しくなければ所定の位置までビ ン37は移動していないので、リターンして動作を継続させる。
【0238】 一方、ステップS794でビンカウンタの値が“1”であれば、さらにビン下 降フラグをチェックし(ステップS799)、“1”になっていてビン37が下 降状態にあればステップS797の処理を実行してビン37を止め、“1”にな っていなければ、ビン上昇フラグを“1”に、ビン下降フラグを“0”にセット し(ステップS800)、ビンを上昇状態にしてリターンする。なお、ステップ S793の処理においては、シート排出後ディレイタイムを設けてもよい。
【0239】 9.9 フィニッシャ側からRDHに原稿を搬送する処理 この処理は、複写機本体3側からのデータ受信に応じて原稿をフィニッシャ1 1側からRDH9側に搬送する処理で、具体的には図118ないし図123のフ ローチャートに示す手順で行われる。
【0240】 この処理では、まず、図118ないし図120に示すように、複写機本体3側 からデータを受信すると(ステップS801)、9.7で示したようにモード受 信データが“5”または“6”であるか確認する(ステップS802)。そして 、“5”または“6”であると、ビンカウンタの値とビン位置データの値とが等 しいかどうかチェックし(ステップS803)、等しければモード受信データが “5”かどうか確認する(ステップS804)。もし、“5”でなければビン上 昇フラグ、ビン下降フラグともに“0”にセットし(ステップS805)、ビン カウンタの内容を複写機本体3側に送信する(ステップS806)。また、モー ド受信データが“5”であれば、ビンストッパソレノイド195のディレイ時間 を設定するタイマ1がスタートしているかどうかチェックし(ステップS807 )、スタートしてなければビンストッパソレノイド195をONしてビンフェン ス63を倒し(ステップS808)、タイマ1をスタートさせ(ステップS80 9)、ビン上昇フラグおよびビン下降フラグをともに“0”にセットしてビンの 移動を止める(ステップS810)。
【0241】 次いで、タイマ1がカウントアップしているかどうかチェックし(ステップS 811)、カウントアップしていればビン上昇フラグを“1”にセットしてビン 37を上昇状態にし(ステップS812)、さらに1/2ビン上昇したかどうか チェックする(ステップS813)。このチェックで1/2ビン上昇していなけ ればリターンし、上昇していればビン上昇フラグを“0”にセットして(ステッ プS814)ビン37の上昇を止め、ビン上給送フラグを“1”にセットしてビ ン37上の原稿を給送させ(ステップS815)、ビンカウンタの内容を複写機 本体3側に送信した(ステップS816)後、タイマ1を止めてクリアする(ス テップS817)。なお、ステップS811でタイマ1がカウントアップしてい ないとき、およびステップS813で1/2ビン分上昇していないときには、そ のままリターンする。また、前記ステップS807でタイマ1がスタートしてい ないときには、ステップS811にスキップしてそれ以降の処理を実行する。
【0242】 一方、前記ステップS803でビンカウンタの値とビン位置データの値が等し くない場合には、退避ソレノイド93をONして(ステップS818)ピックア ップコロ73を退避させ、ビン上給紙フラグが“1”になっているかどうかチェ ックする(ステップS819)。“1”でなければ、ビンカウンタの値とビン位 置データとを比較し(ステップS820)、ビンカウンタの値が大きければ、ビ ン上昇フラグを“0”、ビン下降フラグを“1”にし(ステップS821)、大 きくなければビン上昇フラグを“1”、ビン下降フラグを“0”にしてリターン する。もし、ステップS819のチェックでビン上給紙フラグが“1”であれば 、ビン上給紙フラグを“0”にセットし(ステップS823)、ビンホームリク エストフラグを“1”にセットしてビン37がホームポジションに戻るように設 定して(ステップS824)リターンする。
【0243】 また、モード受信データが“5”の場合には(ステップS831)、図121 のフローチャートに示すように、ビン上給紙フラグをチェックし(ステップS8 32)、ビン上給紙フラグが“1”でなければリターンし、“1”であれば、さ らにビン上にシートがあるかどうかチェックする(ステップS833)。そして 、シートがあれば原稿セットフラグを“1”(ステップS834)に、シートが なければ原稿セットフラグを“0”(ステップS835)に、それぞれセットし てこの原稿セットフラグを複写機本体3側に送信して(ステップS836)リタ ーンする。もし、ステップS831のチェックでモード受信データが5でなけれ ば、ビン上給紙フラグをチェックし(ステップS837)、“1”でなければリ ターンし、“1”であればビン上給紙フラグを“0”(ステップS838)に、 ビンホームリクエストフラグを“1”(ステップS839)にそれぞれセットし てリターンする。
【0244】 このようにしてセットされた原稿は、図122および図123のフローチャー トに示した処理手順にしたがって搬送される。すなわち、まず、原稿給送フラグ をチェックし(ステップS841)、原稿給送状態になっていればモード受信モ ードを確認する(ステップS542)。このチェックで、モード受信データが5 で原稿をフィニッシャ11からRDH9に搬送するモードになっていれば、給紙 中フラグをチェックし(ステップS843)、給紙中であれば、タイマ1がカウ ントアップしているかどうかチェックする(ステップS844)。タイマ1によ って設定された時間は、図124のタイミングチャートからわかるようにピック アップソレノイド81をONしている時間である。ステップS844でタイマ1 がカウントアップしていると、ピックアップソレノイド81を切り(ステップS 845)、タイマ2がカウントアップしているかどうかチェックする(ステップ S846)。なお、ステップS844でカウントアップしていなければステップ S845をスキップしてタイマ2のカウントアップをチェックする(ステップS 846)。このタイマ2は給排紙ローラ83の駆動を制御する給紙用クラッチを ONにする時間を設定するタイマである。そして、ステップS846でタイマ2 がカウントアップしていれば、給紙用クラッチをONにし(ステップS847) 、タイマ3のカウントアップをチェックする(ステップS848)。もし、ステ ップS846でタイマ2がカウントアップしていなければステップS847をス キップしてステップS848の処理を実行する。なお、タイマ3によって設定さ れる時間は、給紙用クラッチを切るタイミングである。
【0245】 ステップS848のチェックでタイマ3がカウントアップしていれば、給紙用 クラッチを切り(ステップS849)、タイマ4のカウントアップをチェックす る(ステップS850)。もし、ステップS848のチェックでタイマ3がカウ ントアップしていなければステップS849をスキップしてタイマ4のカウント アップをチェックする(ステップS850)。なお、タイマ4はリピートタイミ ングの設定用のタイマである。そこで、ステップS850でタイマ4がカウント アップしていなればリターンし、カウントアップしていれば、タイマ1,2,3 ,4を止めてクリアし(ステップS851)、原稿枚数データに1加算し(ステ ップS852)、ビン37上に原稿がセットされているかどうかを示す原稿セッ トフラグをチェックする(ステップS853)。このチェックにより原稿セット フラグが“1”でなければビン37上に原稿がセットされていないので、枚数デ ータと原稿セットフラグを複写機本体3側に送信し(ステップS854)、給送 中フラグを“0”にセットし(ステップS855)、退避ソレノイド93をON にしてピックアップコロ73を退避させる(ステップS856)。
【0246】 一方、ステップS843で給紙中フラグが“1”でなければ、原稿セットフラ グをチェックし(ステップS857)、原稿がセットされていない場合には、ス テップS854に移行し、それ以降の処理を実行する。また原稿がセットされて いれば、退避ソレノイド93をOFFしてピックアップコロ73をビン37の原 稿上に移動させ(ステップS858)、ピックアップソレノイド81をOFFし てピックアップコロ73を原稿上の離間した位置に保持させ(ステップS859 )、給送中フラグを“1”にセットする(ステップS860)。そして、原稿枚 数データに“0”をセットして(ステップS861)タイマ1,3、およびタイ マ2,4をスタートさせ(ステップS862)、ピックアップソレノイド81を ONしてピックアップコロ73を原稿に圧接させて(ステップS863)リター ンする。このステップS863の動作によって原稿の給送が可能になる。
【0247】 また、前記ステップS853で原稿がセットされていると判断した場合には、 ステップS862にスキップしてそれ以降の処理を実行する。
【0248】 9.10 RDH側からフィニッシャ側に原稿を排紙する処理 この処理は、RDH9側から排紙された原稿をビン37上に排出するもので、 具体的には、図125ないし図127のフローチャートに示す手順にしたがって 行われる。
【0249】 この処理では、モード受信データをチェックし(ステップS871)、モード 受信データが6であれば、原稿がRDH9側からフィニッシャ11側に排紙され るモードなので、引き続きビンカウンタの値とビン位置データの値が等しいかど うかチェックし(ステップS872)、等ければ原稿リターンOKフラグをチェ ックする(ステップS873)。このチェックで原稿リターンOKフラグが“1 ”で原稿の排紙を行う状態になっていれば、ビン排紙センサの立ち下がりをチェ ックし(ステップS874)、立ち下がっていればタイマ1およびタイマ2をス タートさせ(ステップS875)、原稿枚数データに1加算し(ステップS87 6)、枚数データ、原稿リターンOKフラグを複写機本体3側に送信する。また 、前記ステップS873のチェックで原稿リターンOKフラグが1でなければ、 ピックアップソレノイド81を切り(ステップS878)、退避ソレノイドを切 り(ステップS879)、原稿リターンOKフラグを“1”にして(ステップS 880)原稿枚数データをクリアした(ステップS881)後、枚数データ、原 稿リターンOKフラグを複写機本体3側に送信する。
【0250】 なお、タイマ1によって設定されるタイミングは、図128のタイミングチャ ートに示すようにビン排紙センサによってシートの通過が検知されてからピック アップソレノイド81がONになるタイミングで、タイマ2によって設定される タイミングはピックアップソレノイド81がONされている間のタイミングであ る。
【0251】 上記のようにして排出した後、排出されたビン37上の原稿を揃える。この処 理は図126のフローチャートに示すようにタイマ2がスタートし(ステップS 891)、タイマ1がカウントアップしたことを確認して(ステップS892) ピックアップソレノイド81をONし(ステップS893)原稿をビンフェンス 123側に寄せ、タイマ2で予め設定された時間が経過すると(ステップS89 4)ピックアップソレノイド81を切り(ステップS895)、タイマ1および タイマ2を止めてクリアする(ステップS896)ものである。
【0252】 また、この処理を行う場合には、図127のフローチャートに示すように、原 稿リターンフラグをチェックし(ステップS901)、原稿の排紙が終了してい ない場合、モード受信データをチェックし(ステップS902)、モード受信デ ータが“5”か“6”でなければ、ピックアップコロ73を使用するモードでは ないので、退避ソレノイド93をONしてピックアップコロ73をビン37間か ら退避させる。
【0253】 なお、フィニッシャ11からRDH9に原稿を搬送する際、サイズの検知と原 稿反転を行う。サイズの検知はフィニッシャ11からRDH9の搬送路中の任意 の位置に設けたセンサによって前述の8.9の項で説明した図91のフローチャ ートにしたがって行われる。原稿の反転は、2.2,9.2の項で図17、図1 8および図19を参照して説明したように行われる。
【0254】
【考案の効果】
これまでの説明で明らかなように、 複数の原稿をそれぞれ載置する複数の原 稿載置手段と、各原稿載置手段から露光位置側に給送する前に露光前の原稿を収 容するスタック手段と、スタック手段から露光位置に原稿を搬送する原稿搬送手 段とを備えた請求項1記載の考案によれば、スタック手段を備えた側の原稿供給 装置と複数の原稿載置手段を備えた側の原稿供給装置とから一つの自動原稿給送 装置を構築することが可能になり、一つに構築された自動原稿給送装置は二つに 分離されて機能するので、機構が簡略化され、小型化できる。
【0255】 また、スタック手段を、原稿載置手段の一つから構成した請求項2記載の考案 によれば、一つの原稿載置手段をスタック手段と兼ねるので、小型で構造も簡単 になる。
【0256】 さらに、複数の原稿載置手段が、多段の原稿載置台からなるものと、一つの原 稿載置台からなるものの二つの手段から構成した請求項3記載の考案によれば、 二つの種類の原稿載置手段を統合して一つの自動原稿給送装置を構築し、それぞ れ分離して機能させることができるので、機構が簡略化され、小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る複写機の内部構造を示す概略構成
図である。
【図2】実施例に係るフィニッシャの内部構造を示す概
略構成図である。
【図3】給排紙部のピックアップコロ部の接離動作を示
す動作説明図である。
【図4】給排紙部のピックアップコロ部における転写紙
の排紙動作を示す動作説明図である。
【図5】給排紙部のピックアップコロ部における原稿の
排紙動作を示す動作説明図である。
【図6】給排紙部のピックアップコロ部における原稿の
給紙動作を示す動作説明図である。
【図7】給排紙部のピックアップコロ部の機構を示す要
部平面図である。
【図8】給排紙部における退避レバーの動作を示す動作
説明図で、退避ソレノイドがON状態でピックアップア
ームが退避した状態を示す。
【図9】給排紙部における退避レバーの動作を示す動作
説明図で、退避ソレノイドがOFF状態でピックアップ
アームがビン間に進出した状態を示す。
【図10】ソータの前側板の開口部とピックアップコロ
駆動軸の移動状態を示す動作説明図である。
【図11】給排紙部のピックアップコロのシートに対す
る接離動作を示す動作説明図である。
【図12】ビンストッパの駆動機構を示す要部平面図で
ある。
【図13】ビンストッパの駆動機構を示す要部側面図で
ある。
【図14】ビンの駆動機構におけるヘリカルホイールと
ビンとの関係を示す要部側面図である。
【図15】ビンの駆動機構におけるヘリカルホイールと
ビンとの関係を示す要部平面図である。
【図16】ビンの駆動機構におけるガイド溝とビンとの
関係を示す要部側面図である。
【図17】フィニッシャの原稿反転部の内部構造を示す
概略構成図である。
【図18】原稿反転部において原稿が反転ガイド板方向
に搬送される状態を示す動作説明図である。
【図19】原稿反転部において原稿が反転ガイド板から
RDH方向に搬送される状態を示す動作説明図である。
【図20】RDHから排紙された原稿が原稿反転部から
ビン側へ搬送される状態を示す動作説明図である。
【図21】ステープルトレイの構成を示す概略構成図で
ある。
【図22】ステープルトレイにおけるビンフェンスの動
作と寄せコロの動作を示す動作説明図である。
【図23】ステープルトレイにおけるジョガーフェンス
ならびにその駆動機構を示す要部斜視図である。
【図24】ステープルトレイにおけるジョギング動作を
説明するための動作説明図である。
【図25】ステープルトレイにおけるジョギング動作を
説明するための動作説明図である。
【図26】ステープルトレイにおけるジョギング動作を
説明するための動作説明図である。
【図27】RDHの内部構造を示す概略構成図である。
【図28】RDHのターンローラ周りの内部構造を示す
要部拡大図である。
【図29】RDHの圧板のロック機構を示す要部拡大図
である。
【図30】通常コピー時の転写紙の流れを示す説明図で
ある。
【図31】両面コピーモードにおける表面コピーの転写
紙の流れを示す説明図である。
【図32】ソートモードおよびスタックモードにおける
転写紙の流れを示す説明図である。
【図33】ステープルモード時に転写紙をステープルト
レイへスタックするときの転写紙の流れを示す説明図で
ある。
【図34】ステープルモード時に転写紙をステープルト
レイから排出するときの転写紙を流れを示す説明図であ
る。
【図35】片面原稿モードにおける原稿給紙時の原稿の
流れを示す説明図である。
【図36】片面原稿モードにおける原稿排紙時の原稿の
流れを示す説明図である。
【図37】両面原稿モードにおける原稿給紙時の原稿の
流れを示す説明図である。
【図38】両面原稿モードにおける原稿給紙時の原稿の
流れを示す説明図である。
【図39】両面原稿モードにおいて片面を露光した原稿
を反転させてコンタクトガラス上に搬送するときの原稿
の流れを示す説明図である。
【図40】原稿枚数カウントモードにおいて原稿を引き
出した状態を示す説明図である。
【図41】原稿枚数カウントモードにおいて原稿を戻す
状態を示す説明図である。
【図42】フィニッシャからRDHへの原稿給送時の原
稿の流れを示す説明図である。
【図43】RDHからフィニッシャへの原稿排出時の原
稿の流れを示す説明図である。
【図44】複写機本体の概略的な制御ブロック図の一部
であって操作部とAC制御系を示し、図31および図3
2と一体で一つの制御ブロック図を構成する。
【図45】複写機本体の概略的な制御ブロック図の一部
であって複写工程の制御系を示し、図30および図32
と一体で一つの制御ブロック図を構成する。
【図46】複写機本体の概略的な制御ブロック図の一部
であって光学系の制御系を示し、図30および図31と
一体で一つの制御ブロック図を構成する。
【図47】フィニッシャの制御系を示すブロック図であ
る。
【図48】RDHの制御系を示すブロック図であり、図
35と一体で一つの制御ブロック図を構成する。
【図49】RDHの制御系を示すブロック図であり、図
48と一体で一つの制御ブロック図を構成する。
【図50】キー入力時の制御手順を示すフローチャート
であり、図51および図52と一体で一つのフローチャ
ートを構成する。
【図52】キー入力時の制御手順を示すフローチャート
であり、図50および図51と一体で一つのフローチャ
ートを構成する。
【図51】キー入力時の制御手順を示すフローチャート
であり、図50および図52と一体で一つのフローチャ
ートを構成する。
【図53】ステープル可・不可をチェックするステープ
ルチェックの処理手順を示すフローチャートである。
【図54】置数入力時のソートのビン数の最大値をチェ
ックするソートMAXチェックの処理手順を示すフロー
チャートで、図55と一体で一つのフローチャートを構
成する。
【図55】置数入力時のソートのビン数の最大値をチェ
ックするソートMAXチェックの処理手順を示すフロー
チャートで、図54と一体で一つのフローチャートを構
成する。
【図56】置数入力時のスタックするビン数の最大値を
チェックするスタックMAXチェックの処理手順を示す
フローチャートである。
【図57】原稿枚数がステープルできる最大枚数、ビン
に収容できる最大枚数を越えたときのMAXチェックの
処理手順を示すフローチャートで、図58と一体で一つ
のフローチャートを構成する。
【図58】原稿枚数がステープルできる最大枚数、ビン
に収容できる最大枚数を越えたときのMAXチェックの
処理手順を示すフローチャートで、図57と一体で一つ
のフローチャートを構成する。
【図59】RDHの接続チェックの処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図60】フィニッシャの接続チェックの処理手順を示
すフローチャートである。
【図61】フィニッシャからRDHへの原稿給送の処理
手順を示すフローチャートで、図62と一体で一つのフ
ローチャートを構成する。
【図62】フィニッシャからRDHへの原稿給送の処理
手順を示すフローチャートで、図61と一体で一つのフ
ローチャートを構成する。
【図63】フィニッシャからRDHに原稿を給送した際
の給送終了の処理手順を示すフローチャートである。
【図64】RDH上に直接原稿を置いてコピーする際に
実行されう原稿枚数カウント処理の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図65】コピージョブ開始の処理手順を示すフローチ
ャートで、図66と一体で一つのフローチャートを構成
する。
【図66】コピージョブ開始の処理手順を示すフローチ
ャートで、図65と一体で一つのフローチャートを構成
する。
【図67】フィニッシャのビン、トレイへの転写紙の排
出数をカウントする処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図68】ステープルトレイ上の転写紙をステープルす
る動作を実行させる処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図69】ステープル動作を終了させる処理手順を示す
フローチャートである。
【図70】RDHから原稿を排出させる処理手順を示す
フローチャートで、図71と一体で一つのフローチャー
トを構成する。
【図71】RDHから原稿を排出させる処理手順を示す
フローチャートで、図70と一体で一つのフローチャー
トを構成する。
【図72】原稿排出動作を終了させる処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図73】予約モード時と通常複写時の状態を比較した
図である。
【図74】複写機本体の操作部を示す要部平面図であ
る。
【図75】予約モードの設定の処理手順を示すフローチ
ャートで、図76、図77、図78および図79と一体
で一つのフローチャートを構成する。
【図76】予約モードの設定の処理手順を示すフローチ
ャートで、図75、図77、図78および図79と一体
で一つのフローチャートを構成する。
【図77】予約モードの設定の処理手順を示すフローチ
ャートで、図75、図76、図78および図79と一体
で一つのフローチャートを構成する。
【図78】予約モードの設定の処理手順を示すフローチ
ャートで、図75、図76、図77および図79と一体
で一つのフローチャートを構成する。
【図79】予約モードの設定の処理手順を示すフローチ
ャートで、図75、図76、図77および図78と一体
で一つのフローチャートを構成する。
【図80】RDHがリフトアップされているかどうかの
チェックの手順を示すフローチャートである。
【図81】RDHの給紙位置上に原稿が存在するかどう
かのチェックの手順を示すフローチャートである。
【図82】RDHのリフトアップ時のクリア処理の手順
を示すフローチャートである。
【図83】マルチジョブ対応処理の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図84】RDHをリフトアップしたときの原稿の落下
やずれを防止する処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図85】RDHに直接置かれた原稿をコピーするとき
の原稿枚数のカウントの処理手順を示すフローチャート
である。
【図86】原稿をRDHからコンタクトガラス上にフィ
ードインするフィードイン処理とコンタクトガラス上の
原稿をRHDにフィードアウトするフィードアウト処理
の処理手順を示すフローチャートで、図87と一体で一
つのフローチャートを構成する。
【図87】原稿をRDHからコンタクトガラス上にフィ
ードインするフィードイン処理とコンタクトガラス上の
原稿をRHDにフィードアウトするフィードアウト処理
の処理手順を示すフローチャートで、図86と一体で一
つのフローチャートを構成する。
【図88】原稿をフィードインするタイミングを示すタ
イミングチャートで、図89および図90のタイミング
チャートと一体で、原稿のフィードイン処理およびフィ
ードアウト処理のタイミングを示す。
【図89】原稿のフィードインとフィードアウトを並行
して行うときのタイミングを示すタイミングチャート
で、図88および図90のタイミングチャートと一体
で、原稿のフィードイン処理およびフィードアウト処理
のタイミングを示す。
【図90】原稿をフィードアウトするタイミングを示す
タイミングチャートで、図89および図90のタイミン
グチャートと一体で、原稿のフィードイン処理およびフ
ィードアウト処理のタイミングを示す。
【図91】原稿のサイズ検知処理の手順を示すフローチ
ャートである。
【図92】原稿幅検知センサおよびレジスト検知センサ
の取付位置と原稿のサイズの関係を示す説明図である。
【図93】RDHのジョガーフェンスのホームリターン
の処理手順を示すフローチャートである。
【図94】RDHのジョガーのジョギング待機処理の処
理手順を示すフローチャートである。
【図95】RDHにおける原稿のジョギング処理の処理
手順を示すフローチャートである。
【図96】RDHにおける原稿のジョギング処理の処理
手順を示すフローチャートである。
【図97】図96のフローチャートにしたがって処理す
るときのタイミングを示すフローチャートである。
【図98】RDHからフィニッシャに原稿を排出すると
きの処理手順を示すフローチャートで、図99と一体で
一つのフローチャートを構成する。
【図99】RDHからフィニッシャに原稿を排出すると
きの処理手順を示すフローチャートで、図98と一体で
一つのフローチャートを構成する。
【図100】フィニッシャからRDHへ原稿を給送する
ときの前処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図101】フィニッシャからRDHへの原稿給送処理
の手順を示すフローチャートである。
【図102】フィニッシャからRDHへの原稿給送処理
の手順を示すフローチャートである。
【図103】フィニッシャのイニシャル処理の手順を示
すフローチャートである。
【図104】フィニッシャのモータONの処理手順を示
すフローチャートである。
【図105】フィニッシャのモータONの処理手順を示
すフローチャートである。
【図106】ステープルトレイに設けたジョガーフェン
スのホームポジションへのリターン処理の手順を示すフ
ローチャートである。
【図107】ステープルトレイに設けたジョガーフェン
スの待機処理の手順を示すフローチャートで、図108
と一体で一つのフローチャートを構成する。
【図108】ステープルトレイに設けたジョガーフェン
スの待機処理の手順を示すフローチャートで、図107
と一体で一つのフローチャートを構成する。
【図109】ステープルトレイでのジョギング処理の手
順を示すフローチャートである。
【図110】ステープルトレイでのジョギング処理の手
順を示すフローチャートで、図111と一体となって一
つのフローチャートを構成する。
【図111】ステープルトレイでのジョギング処理の手
順を示すフローチャートで、図110と一体となって一
つのフローチャートを構成する。
【図112】ステープル処理の手順を示すフローチャー
トで、図113および図114と一体で一つのフローチ
ャートを構成する。
【図113】ステープル処理の手順を示すフローチャー
トで、図112および図114と一体で一つのフローチ
ャートを構成する。
【図114】ステープル処理の手順を示すフローチャー
トで、図112および図113と一体で一つのフローチ
ャートを構成する。
【図115】搬送路の切換処理の手順を示すフローチャ
ートで、図116と一体で一つのフローチャートを構成
する。
【図116】搬送路の切換処理の手順を示すフローチャ
ートで、図115と一体で一つのフローチャートを構成
する。
【図117】ビンのアップ/ダウン動作の処理手順を示
すフローチャートである。
【図118】複写機本体側からのデータ受信に応じて原
稿をフィニッシャ側からRDH側に搬送する処理手順を
示すフローチャートで、図119および図120と一体
となって一つのフローチャートを構成する。
【図119】複写機本体側からのデータ受信に応じて原
稿をフィニッシャ側からRDH側に搬送する処理手順を
示すフローチャートで、図118および図120と一体
となって一つのフローチャートを構成する。
【図120】複写機本体側からのデータ受信に応じて原
稿をフィニッシャ側からRDH側に搬送する処理手順を
示すフローチャートで、図118および図119と一体
となって一つのフローチャートを構成する。
【図121】複写機本体側からのデータ受信に応じて原
稿をフィニッシャ側からRDH側に搬送する処理手順を
示すフローチャートである。
【図122】複写機本体側からのデータ受信に応じて原
稿をフィニッシャ側からRDH側に搬送する処理手順を
示すフローチャートで、図123と一体となって一つの
フローチャートを構成する。
【図123】複写機本体側からのデータ受信に応じて原
稿をフィニッシャ側からRDH側に搬送する処理手順を
示すフローチャートで、図122と一体となって一つの
フローチャートを構成する。
【図124】複写機本体側からのデータ受信に応じて原
稿をフィニッシャ側からRDH側に搬送するときのピッ
クアップソレノイドの励磁タイミングと給紙用クラッチ
のON/OFFタイミングを示すタイミングチャートで
ある。
【図125】複写機本体側からのデータ受信に応じて原
稿をRDH側からフィニッシャ側に排紙する処理手順を
示すフローチャートである。
【図126】複写機本体側からのデータ受信に応じて原
稿をRDH側からフィニッシャ側に排紙するときのタイ
マ1,2とピックアップソレノイドの駆動手順を示すフ
ローチャートである。
【図127】複写機本体側からのデータ受信に応じて原
稿をRDH側からフィニッシャ側に排紙するときのピッ
クアップコロの退避手順を示すフローチャートである。
【図128】複写機本体側からのデータ受信に応じて原
稿をRDH側からフィニッシャ側に排紙するときのビン
排紙センサの検知タイミングとピックアップソレノイド
のON/OFFタイミングを示すタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
7 コンタクトガラス 9 RDH 11フィニッシャ 33 ソータ 37 ビン 41 給排紙部 45 原稿搬送路 217 原稿セットテーブル 223 原稿搬送ベルト 227 ターンローラ 233 呼出しコロ 235 寄せコロ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る複写機の内部構造を示す概略構成
図である。
【図2】実施例に係るフィニッシャの内部構造を示す概
略構成図である。
【図3】給排紙部のピックアップコロ部の接離動作を示
す動作説明図である。
【図4】給排紙部のピックアップコロ部における転写紙
の排紙動作を示す動作説明図である。
【図5】給排紙部のピックアップコロ部における原稿の
排紙動作を示す動作説明図である。
【図6】給排紙部のピックアップコロ部における原稿の
給紙動作を示す動作説明図である。
【図7】給排紙部のピックアップコロ部の機構を示す要
部平面図である。
【図8】給排紙部における退避レバーの動作を示す動作
説明図で、退避ソレノイドがON状態でピックアップア
ームが退避した状態を示す。
【図9】給排紙部における退避レバーの動作を示す動作
説明図で、退避ソレノイドがOFF状態でピックアップ
アームがビン間に進出した状態を示す。
【図10】ソータの前側板の開口部とピックアップコロ
駆動軸の移動状態を示す動作説明図である。
【図11】給排紙部のピックアップコロのシートに対す
る接離動作を示す動作説明図である。
【図12】ビンストッパの駆動機構を示す要部平面図で
ある。
【図13】ビンストッパの駆動機構を示す要部側面図で
ある。
【図14】ビンの駆動機構におけるヘリカルホイールと
ビンとの関係を示す要部側面図である。
【図15】ビンの駆動機構におけるヘリカルホイールと
ビンとの関係を示す要部平面図である。
【図16】ビンの駆動機構におけるガイド溝とビンとの
関係を示す要部側面図である。
【図17】フィニッシャの原稿反転部の内部構造を示す
概略構成図である。
【図18】原稿反転部において原稿が反転ガイド板方向
に搬送される状態を示す動作説明図である。
【図19】原稿反転部において原稿が反転ガイド板から
RDH方向に搬送される状態を示す動作説明図である。
【図20】RDHから排紙された原稿が原稿反転部から
ビン側へ搬送される状態を示す動作説明図である。
【図21】ステープルトレイの構成を示す概略構成図で
ある。
【図22】ステープルトレイにおけるビンフェンスの動
作と寄せコロの動作を示す動作説明図である。
【図23】ステープルトレイにおけるジョガーフェンス
ならびにその駆動機構を示す要部斜視図である。
【図24】ステープルトレイにおけるジョギング動作を
説明するための動作説明図である。
【図25】ステープルトレイにおけるジョギング動作を
説明するための動作説明図である。
【図26】ステープルトレイにおけるジョギング動作を
説明するための動作説明図である。
【図27】RDHの内部構造を示す概略構成図である。
【図28】RDHのターンローラ周りの内部構造を示す
要部拡大図である。
【図29】RDHの圧板のロック機構を示す要部拡大図
である。
【図30】通常コピー時の転写紙の流れを示す説明図で
ある。
【図31】両面コピーモードにおける表面コピーの転写
紙の流れを示す説明図である。
【図32】ソートモードおよびスタックモードにおける
転写紙の流れを示す説明図である。
【図33】ステープルモード時に転写紙をステープルト
レイへスタックするときの転写紙の流れを示す説明図で
ある。
【図34】ステープルモード時に転写紙をステープルト
レイから排出するときの転写紙を流れを示す説明図であ
る。
【図35】片面原稿モードにおける原稿給紙時の原稿の
流れを示す説明図である。
【図36】片面原稿モードにおける原稿排紙時の原稿の
流れを示す説明図である。
【図37】両面原稿モードにおける原稿給紙時の原稿の
流れを示す説明図である。
【図38】両面原稿モードにおける原稿給紙時の原稿の
流れを示す説明図である。
【図39】両面原稿モードにおいて片面を露光した原稿
を反転させてコンタクトガラス上に搬送するときの原稿
の流れを示す説明図である。
【図40】原稿枚数カウントモードにおいて原稿を引き
出した状態を示す説明図である。
【図41】原稿枚数カウントモードにおいて原稿を戻す
状態を示す説明図である。
【図42】フィニッシャからRDHへの原稿給送時の原
稿の流れを示す説明図である。
【図43】RDHからフィニッシャへの原稿排出時の原
稿の流れを示す説明図である。
【図44】複写機本体の概略的な制御ブロック図の一部
であって操作部とAC制御系を示し、図45および図4
6と一体で一つの制御ブロック図を構成する。
【図45】複写機本体の概略的な制御ブロック図の一部
であって複写工程の制御系を示し、図44および図46
と一体で一つの制御ブロック図を構成する。
【図46】複写機本体の概略的な制御ブロック図の一部
であって光学系の制御系を示し、図44および図45と
一体で一つの制御ブロック図を構成する。
【図47】フィニッシャの制御系を示すブロック図であ
る。
【図48】RDHの制御系を示すブロック図であり、図
49と一体で一つの制御ブロック図を構成する。
【図49】RDHの制御系を示すブロック図であり、図
48と一体で一つの制御ブロック図を構成する。
【図50】キー入力時の制御手順を示すフローチャート
であり、図51および図52と一体で一つのフローチャ
ートを構成する。
【図51】キー入力時の制御手順を示すフローチャート
であり、図50および図52と一体で一つのフローチャ
ートを構成する。
【図52】キー入力時の制御手順を示すフローチャート
であり、図50および図51と一体で一つのフローチャ
ートを構成する。
【図53】ステープル可・不可をチェックするステープ
ルチェックの処理手順を示すフローチャートである。
【図54】置数入力時のソートのビン数の最大値をチェ
ックするソートMAXチェックの処理手順を示すフロー
チャートで、図55と一体で一つのフローチャートを構
成する。
【図55】置数入力時のソートのビン数の最大値をチェ
ックするソートMAXチェックの処理手順を示すフロー
チャートで、図54と一体で一つのフローチャートを構
成する。
【図56】置数入力時のスタックするビン数の最大値を
チェックするスタックMAXチェックの処理手順を示す
フローチャートである。
【図57】原稿枚数がステープルできる最大枚数、ビン
に収容できる最大枚数を越えたときのMAXチェックの
処理手順を示すフローチャートで、図58と一体で一つ
のフローチャートを構成する。
【図58】原稿枚数がステープルできる最大枚数、ビン
に収容できる最大枚数を越えたときのMAXチェックの
処理手順を示すフローチャートで、図57と一体で一つ
のフローチャートを構成する。
【図59】RDHの接続チェックの処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図60】フィニッシャの接続チェックの処理手順を示
すフローチャートである。
【図61】フィニッシャからRDHへの原稿給送の処理
手順を示すフローチャートで、図62と一体で一つのフ
ローチャートを構成する。
【図62】フィニッシャからRDHへの原稿給送の処理
手順を示すフローチャートで、図61と一体で一つのフ
ローチャートを構成する。
【図63】フィニッシャからRDHに原稿を給送した際
の給送終了の処理手順を示すフローチャートである。
【図64】RDH上に直接原稿を置いてコピーする際に
実行されう原稿枚数カウント処理の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図65】コピージョブ開始の処理手順を示すフローチ
ャートで、図66と一体で一つのフローチャートを構成
する。
【図66】コピージョブ開始の処理手順を示すフローチ
ャートで、図65と一体で一つのフローチャートを構成
する。
【図67】フィニッシャのビン、トレイへの転写紙の排
出数をカウントする処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図68】ステープルトレイ上の転写紙をステープルす
る動作を実行させる処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図69】ステープル動作を終了させる処理手順を示す
フローチャートである。
【図70】RDHから原稿を排出させる処理手順を示す
フローチャートで、図71と一体で一つのフローチャー
トを構成する。
【図71】RDHから原稿を排出させる処理手順を示す
フローチャートで、図70と一体で一つのフローチャー
トを構成する。
【図72】原稿排出動作を終了させる処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図73】予約モード時と通常複写時の状態を比較した
図である。
【図74】複写機本体の操作部を示す要部平面図であ
る。
【図75】予約モードの設定の処理手順を示すフローチ
ャートで、図76、図77、図78および図79と一体
で一つのフローチャートを構成する。
【図76】予約モードの設定の処理手順を示すフローチ
ャートで、図75、図77、図78および図79と一体
で一つのフローチャートを構成する。
【図77】予約モードの設定の処理手順を示すフローチ
ャートで、図75、図76、図78および図79と一体
で一つのフローチャートを構成する。
【図78】予約モードの設定の処理手順を示すフローチ
ャートで、図75、図76、図77および図79と一体
で一つのフローチャートを構成する。
【図79】予約モードの設定の処理手順を示すフローチ
ャートで、図75、図76、図77および図78と一体
で一つのフローチャートを構成する。
【図80】RDHがリフトアップされているかどうかの
チェックの手順を示すフローチャートである。
【図81】RDHの給紙位置上に原稿が存在するかどう
かのチェックの手順を示すフローチャートである。
【図82】RDHのリフトアップ時のクリア処理の手順
を示すフローチャートである。
【図83】マルチジョブ対応処理の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図84】RDHをリフトアップしたときの原稿の落下
やずれを防止する処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図85】RDHに直接置かれた原稿をコピーするとき
の原稿枚数のカウントの処理手順を示すフローチャート
である。
【図86】原稿をRDHからコンタクトガラス上にフィ
ードインするフィードイン処理とコンタクトガラス上の
原稿をRHDにフィードアウトするフィードアウト処理
の処理手順を示すフローチャートで、図87と一体で一
つのフローチャートを構成する。
【図87】原稿をRDHからコンタクトガラス上にフィ
ードインするフィードイン処理とコンタクトガラス上の
原稿をRHDにフィードアウトするフィードアウト処理
の処理手順を示すフローチャートで、図86と一体で一
つのフローチャートを構成する。
【図88】原稿をフィードインするタイミングを示すタ
イミングチャートで、図89および図90のタイミング
チャートと一体で、原稿のフィードイン処理およびフィ
ードアウト処理のタイミングを示す。
【図89】原稿のフィードインとフィードアウトを並行
して行うときのタイミングを示すタイミングチャート
で、図88および図90のタイミングチャートと一体
で、原稿のフィードイン処理およびフィードアウト処理
のタイミングを示す。
【図90】原稿をフィードアウトするタイミングを示す
タイミングチャートで、図88および図89のタイミン
グチャートと一体で、原稿のフィードイン処理およびフ
ィードアウト処理のタイミングを示す。
【図91】原稿のサイズ検知処理の手順を示すフローチ
ャートである。
【図92】原稿幅検知センサおよびレジスト検知センサ
の取付位置と原稿のサイズの関係を示す説明図である。
【図93】RDHのジョガーフェンスのホームリターン
の処理手順を示すフローチャートである。
【図94】RDHのジョガーのジョギング待機処理の処
理手順を示すフローチャートである。
【図95】RDHにおける原稿のジョギング処理の処理
手順を示すフローチャートである。
【図96】RDHにおける原稿のジョギング処理の処理
手順を示すフローチャートである。
【図97】図96のフローチャートにしたがって処理す
るときのタイミングを示すタイミングチャートである。
【図98】RDHからフィニッシャに原稿を排出すると
きの処理手順を示すフローチャートで、図99と一体で
一つのフローチャートを構成する。
【図99】RDHからフィニッシャに原稿を排出すると
きの処理手順を示すフローチャートで、図98と一体で
一つのフローチャートを構成する。
【図100】フィニッシャからRDHへ原稿を給送する
ときの前処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図101】フィニッシャからRDHへの原稿給送処理
の手順を示すフローチャートである。
【図102】フィニッシャからRDHへの原稿給送処理
の手順を示すフローチャートである。
【図103】フィニッシャのイニシャル処理の手順を示
すフローチャートである。
【図104】フィニッシャのモータONの処理手順を示
すフローチャートである。
【図105】フィニッシャのモータONの処理手順を示
すフローチャートである。
【図106】ステープルトレイに設けたジョガーフェン
スのホームポジションへのリターン処理の手順を示すフ
ローチャートである。
【図107】ステープルトレイに設けたジョガーフェン
スの待機処理の手順を示すフローチャートで、図108
と一体で一つのフローチャートを構成する。
【図108】ステープルトレイに設けたジョガーフェン
スの待機処理の手順を示すフローチャートで、図107
と一体で一つのフローチャートを構成する。
【図109】ステープルトレイでのジョギング処理の手
順を示すフローチャートである。
【図110】ステープルトレイでのジョギング処理の手
順を示すフローチャートで、図111と一体となって一
つのフローチャートを構成する。
【図111】ステープルトレイでのジョギング処理の手
順を示すフローチャートで、図110と一体となって一
つのフローチャートを構成する。
【図112】ステープル処理の手順を示すフローチャー
トで、図113および図114と一体で一つのフローチ
ャートを構成する。
【図113】ステープル処理の手順を示すフローチャー
トで、図112および図114と一体で一つのフローチ
ャートを構成する。
【図114】ステープル処理の手順を示すフローチャー
トで、図112および図113と一体で一つのフローチ
ャートを構成する。
【図115】搬送路の切換処理の手順を示すフローチャ
ートで、図116と一体で一つのフローチャートを構成
する。
【図116】搬送路の切換処理の手順を示すフローチャ
ートで、図115と一体で一つのフローチャートを構成
する。
【図117】ビンのアップ/ダウン動作の処理手順を示
すフローチャートである。
【図118】複写機本体側からのデータ受信に応じて原
稿をフィニッシャ側からRDH側に搬送する処理手順を
示すフローチャートで、図119および図120と一体
となって一つのフローチャートを構成する。
【図119】複写機本体側からのデータ受信に応じて原
稿をフィニッシャ側からRDH側に搬送する処理手順を
示すフローチャートで、図118および図120と一体
となって一つのフローチャートを構成する。
【図120】複写機本体側からのデータ受信に応じて原
稿をフィニッシャ側からRDH側に搬送する処理手順を
示すフローチャートで、図118および図119と一体
となって一つのフローチャートを構成する。
【図121】複写機本体側からのデータ受信に応じて原
稿をフィニッシャ側からRDH側に搬送する処理手順を
示すフローチャートである。
【図122】複写機本体側からのデータ受信に応じて原
稿をフィニッシャ側からRDH側に搬送する処理手順を
示すフローチャートで、図123と一体となって一つの
フローチャートを構成する。
【図123】複写機本体側からのデータ受信に応じて原
稿をフィニッシャ側からRDH側に搬送する処理手順を
示すフローチャートで、図122と一体となって一つの
フローチャートを構成する。
【図124】複写機本体側からのデータ受信に応じて原
稿をフィニッシャ側からRDH側に搬送するときのピッ
クアップソレノイドの励磁タイミングと給紙用クラッチ
のON/OFFタイミングを示すタイミングチャートで
ある。
【図125】複写機本体側からのデータ受信に応じて原
稿をRDH側からフィニッシャ側に排紙する処理手順を
示すフローチャートである。
【図126】複写機本体側からのデータ受信に応じて原
稿をRDH側からフィニッシャ側に排紙するときのタイ
マ1,2とピックアップソレノイドの駆動手順を示すフ
ローチャートである。
【図127】複写機本体側からのデータ受信に応じて原
稿をRDH側からフィニッシャ側に排紙するときのピッ
クアップコロの退避手順を示すフローチャートである。
【図128】複写機本体側からのデータ受信に応じて原
稿をRDH側からフィニッシャ側に排紙するときのビン
排紙センサの検知タイミングとピックアップソレノイド
のON/OFFタイミングを示すタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】 11 フィニッシャ 33 ソータ 37 ビン 41 給排紙部 43 反転ガイド板 44 原稿反転部 45 原稿搬送路 86 搬送コロ 155 反転搬送路 165 搬送路 171 排出口
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図3】
【図7】
【図10】
【図12】
【図13】
【図2】
【図4】
【図5】
【図6】
【図8】
【図15】
【図16】
【図25】
【図9】
【図11】
【図14】
【図17】
【図23】
【図24】
【図26】
【図27】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図29】
【図28】
【図35】
【図36】
【図37】
【図22】
【図30】
【図38】
【図39】
【図82】
【図31】
【図32】
【図40】
【図41】
【図64】
【図33】
【図34】
【図84】
【図88】
【図42】
【図43】
【図59】
【図89】
【図90】
【図44】
【図45】
【図46】
【図62】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図65】
【図51】
【図52】
【図74】
【図53】
【図54】
【図60】
【図55】
【図56】
【図92】
【図57】
【図58】
【図61】
【図80】
【図63】
【図97】
【図66】
【図67】
【図68】
【図79】
【図69】
【図81】
【図83】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図85】
【図86】
【図87】
【図95】
【図91】
【図93】
【図94】
【図96】
【図98】
【図99】
【図100】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の原稿をそれぞれ載置する複数の原
    稿載置手段と、 各原稿載置手段から露光位置側に給送する前に露光前の
    原稿を収容するスタック手段と、 スタック手段から露光位置に原稿を搬送する原稿搬送手
    段と、 を備えた自動原稿給送装置。
  2. 【請求項2】 前記スタック手段は、前記原稿載置手段
    の一つである請求項1記載の自動原稿給送装置。
  3. 【請求項3】 複数の原稿載置手段が、多段の原稿載置
    台からなるものと、一つの原稿載置台からなるものの二
    つの手段から構成される請求項1記載の自動原稿給送装
    置。
JP1991067334U 1991-07-31 1991-07-31 自動原稿給送装置 Expired - Lifetime JP2574808Y2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59200270A (ja) * 1983-04-28 1984-11-13 Fuji Xerox Co Ltd コピ−ジヨブ予約装置
JPS6382249A (ja) * 1986-09-24 1988-04-13 Canon Inc 原稿自動搬送装置
JPH03163467A (ja) * 1989-11-21 1991-07-15 Ricoh Co Ltd 予約原稿処理装置

Patent Citations (3)

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