JPH10310081A - サブフレーム構造 - Google Patents

サブフレーム構造

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JPH10310081A
JPH10310081A JP9119539A JP11953997A JPH10310081A JP H10310081 A JPH10310081 A JP H10310081A JP 9119539 A JP9119539 A JP 9119539A JP 11953997 A JP11953997 A JP 11953997A JP H10310081 A JPH10310081 A JP H10310081A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
sub
side members
body mount
subframe
Prior art date
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Pending
Application number
JP9119539A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Kitagawa
博己 北川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP9119539A priority Critical patent/JPH10310081A/ja
Publication of JPH10310081A publication Critical patent/JPH10310081A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サブフレーム本体を小型化し、且つ、振動レ
ベルを低減する。 【解決手段】 サブフレーム本体10の左右一対のサイ
ドメンバ12、14の前端には、サブフレーム本体10
を車体側へ取付けるためのボデーマウント位置20、2
2が設定されており、これらのボデーマウント位置2
0、22は、それぞれクロスメンバ16の軸線上16A
に配設されている。また、左右一対のサイドメンバ1
2、14の後端には、ボデーマウント位置24、26が
設定されており、ボデーマウント位置24、26は、そ
れぞれクロスメンバ18の軸線上18Aに配設されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサブフレーム構造に
係り、特に、自動車等の車両の下部にサブフレームを取
付けるためのサブフレーム構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の車両の下部にサブフレ
ームを取付けたサブフレーム構造が知られており、その
一例が、実開平2−112581号に示されている。
【0003】図8に示される如く、このサブフレーム構
造では、サブフレーム本体100が、車両前後方向に延
設された左右一対のサイドメンバ102と、これら左右
一対のサイドメンバ102の前部と後部とに架設された
前後一対のクロスメンバ104、106とで構成されて
おり、サブフレーム本体100を車体側に取り付けるた
めのボデーマウントの取付位置108、110が、サブ
フレーム本体100の全長の10%〜23%の長さ分L
1、L2だけ、サブフレーム本体100の前後端から中
央寄りに設定されている。この結果、車体側への取付点
であるボデーマウントの取付位置108、110の振動
レベルが低下するため、振動を車体に伝達する力が低減
して、車室内騒音、振動等を低減できるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このサ
ブフレーム構造では、ボデーマウントの取付位置108
に対して、左右一対のサイドメンバ102の前部102
Aが長さL1だけ突出すると共に、ボデーマウントの取
付位置110に対して、左右一対のサイドメンバ102
の後部102Bが長さL2だけ突出するため、サブフレ
ーム本体100が大型化する。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、サブフレーム
本体を小型化でき、且つ、振動レベルを低減できるサブ
フレーム構造を得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、サブフレーム本体が車両前後方向に延設された左右
一対のサイドメンバと、該左右一対のサイドメンバ間に
車幅方向に架設された前後一対のクロスメンバと、を有
するサブフレーム構造において、前記前後一対のクロス
メンバのうちの少なくとも一方が前記左右一対のサイド
メンバの前端と後端とのうちの少なくと一方に架設され
ると共に、前記左右一対のサイドメンバに配設されるボ
デーマウントの位置を前記クロスメンバの軸線上に配設
したことを特徴としている。
【0007】従って、ボデーマウントの位置を左右一対
のサイドメンバの前端と後端とのうちの少なくと一方に
架設されたクロスメンバの軸線上に配設したことによ
り、サブフレーム本体の前端と後端とのうちの少なくと
も一方に、ボデーマウントの位置より前方または後方に
突出する部位が発生せずサブフレーム本体を小型化でき
る。また、サイドメンバに設定されるサスペンションア
ームの取付点が左右方向に振動した場合にも、この振動
をクロスメンバによって効率良く抑制でき、左右振動レ
ベルを低減できる。
【0008】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
サブフレーム構造において、前記サブフレーム本体への
サスペンションアームの取付点を、前記前後一対のクロ
スメンバで構成された平面内に設定したことを特徴とし
ている。
【0009】従って、サスペンションアームの取付点か
ら入力される左右逆相方向の入力に対する、サイドメン
バのモーメント入力を低減でき、ボデーマウントの位置
での上下振動レベルを低減できる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のサブフレーム構造の実施
形態を図1〜図3に従って説明する。
【0011】なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢
印UPは車両上方方向を示す。図3に示される如く、本
実施形態のサブフレーム本体10は、車両前後方向に延
設された左右一対のサイドメンバ12、14と、車幅方
向に延設された前後一対のクロスメンバ16、18とで
構成されている。また、前側のクロスメンバ16は左右
一対のサイドメンバ12、14の前端を連結しており、
後側のクロスメンバ18は左右一対のサイドメンバ1
2、14の後端を連結している。
【0012】図1に示される如く、左右一対のサイドメ
ンバ12、14の前端には、サブフレーム本体10を車
体側へ取付けるためのボデーマウント位置20、22が
設定されており、これらのボデーマウント位置20、2
2は、それぞれクロスメンバ16の軸線16A上に配設
されている。また、左右一対のサイドメンバ12、14
の後端には、サブフレーム本体10を車体側へ取付ける
ためのボデーマウント位置24、26が設定されてお
り、これらのボデーマウント位置24、26は、それぞ
れクロスメンバ18の軸線18A上に配設されている。
【0013】図3に示される如く、本実施形態では、左
右一対のサイドメンバ12、14の各後部にサスペンシ
ョンアーム30、32が取付けられており、サスペンシ
ョンアーム30、32の前側の取付部30A、32A
は、それぞれブラケット34、36を介して、サイドメ
ンバ12、14の上面12A、14Aに固定されてい
る。
【0014】また、図2に示される如く、本実施形態で
は、サブフレーム本体10へのサスペンションアーム3
0、32の各取付点P1、P2が、前後一対のクロスメ
ンバ16、18で構成された平面S内に設定されてい
る。
【0015】次に、本実施形態の作用を説明する。本実
施形態では、前側のボデーマウントの位置20、22を
前側のクロスメンバ16の軸線16A上に配設すると共
に、後側のボデーマウントの位置24、26を後側のク
ロスメンバ18の軸線18A上に配設したことにより、
サブフレーム本体10の前後に、ボデーマウントの位置
20、22の前方及びボデーマウントの位置24、26
の後方に突出する部位が発生せず、サブフレーム本体1
0を小型化できる。また、サイドメンバ12、14に設
定されるサスペンションアーム30、32の取付点P
が、左右方向(図1の矢印A方向)に振動し、サイドメ
ンバ12、14が図1に二点鎖線で示す様に変形する場
合にも、この左右振動をクロスメンバ16、18によっ
て効率良く抑制できる。
【0016】この結果、図4に示される如く、本実施形
態のボデーマウントの位置における左右振動レベル(図
4の実線)が、前後のクロスメンバをボデーマウントの
位置より前後方向内側に配設した構造における左右振動
レベル(図4の破線)に比べて低くなる。
【0017】また、本実施形態では、サブフレーム本体
10へのサスペンションアーム30、32の各取付点P
1、P2を、前後一対のクロスメンバ16、18で構成
された平面S内に設定したため、サスペンションアーム
30、32の取付点P1、P2から入力される左右逆相
方向(例えば、図3の矢印B方向及び矢印C方向)の入
力に対する、サイドメンバ12、14の軸回りのモーメ
ント入力(図3の矢印M1及び矢印M2)を低減でき
る。
【0018】この結果、図5に示される如く、本実施形
態のボデーマウントの位置における上下振動レベル(図
5の実線)が、サブフレーム本体へのサスペンションア
ームの各取付点を、前後一対のクロスメンバで構成され
た平面内に配設しない場合、例えば、図2の点P3の位
置に配設した構造における上下振動レベル(図5の破
線)に比べて低く(低減量T1、T2)なる。
【0019】従って、本実施形態のサブフレーム構造で
は、サブフレーム本体10を小型化でき、且つ、振動レ
ベルを低減できる。
【0020】また、本実施形態のサブフレーム構造で
は、図4に示される如く、左右振動レベルを低減できる
ため、ボデーマウントの左右方向ばね定数を上げること
が可能になり、操縦安定性も向上する。
【0021】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、図6に示される如く、前側のクロスメン
バ16のみを左右のサイドメンバ12、14の前端に架
設し、前側のボデーマウント位置20、22のみを、そ
れぞれクロスメンバ16の軸線上16Aに配設した構成
としても良い。また、図7に示される如く、後側のクロ
スメンバ18のみを左右のサイドメンバ12、14の後
端に架設し、後側のボデーマウント位置24、26のみ
を、それぞれクロスメンバ18の軸線上18Aに配設し
た構成としても良い。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、サブフレーム
本体が車両前後方向に延設された左右一対のサイドメン
バと、左右一対のサイドメンバ間に車幅方向に架設され
た前後一対のクロスメンバと、を有するサブフレーム構
造において、前後一対のクロスメンバのうちの少なくと
も一方が左右一対のサイドメンバの前端と後端とのうち
の少なくと一方に架設されると共に、左右一対のサイド
メンバに配設されるボデーマウントの位置をクロスメン
バの軸線上に配設したため、サブフレーム本体を小型化
でき、且つ、左右振動レベルを低減できるという優れた
効果を有する。
【0023】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
サブフレーム構造において、サブフレーム本体へのサス
ペンションアームの取付点を、前後一対のクロスメンバ
で構成された平面内に設定したため、請求項1記載の効
果に加えて、ボデーマウントの位置での上下振動レベル
を低減できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るサブフレーム構造を
示す概略平面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るサブフレーム構造を
示す概略側面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るサブフレーム構造を
示す車両斜め前方から見た斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るサブフレーム構造の
左右振動レベルと周波数との関係を示すグラフである。
【図5】本発明の一実施形態に係るサブフレーム構造の
上下振動レベルと周波数との関係を示すグラフである。
【図6】本発明の他の実施形態に係るサブフレーム構造
を示す概略平面図である。
【図7】本発明の他の実施形態に係るサブフレーム構造
を示す概略平面図である。
【図8】従来の実施形態に係るサブフレーム構造を示す
車両斜め前方から見た斜視図である。
【符号の説明】
10 サブフレーム本体 12 サイドメンバ 14 サイドメンバ 16 クロスメンバ 16A クロスメンバの軸線 18 クロスメンバ 18A クロスメンバの軸線 20 ボデーマウント位置 22 ボデーマウント位置 24 ボデーマウント位置 26 ボデーマウント位置 30 サスペンションアーム 32 サスペンションアーム P1 サブフレーム本体へのサスペンションアームの取
付点 P2 サブフレーム本体へのサスペンションアームの取
付点 S 前後一対のクロスメンバで構成された平面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サブフレーム本体が車両前後方向に延設
    された左右一対のサイドメンバと、該左右一対のサイド
    メンバ間に車幅方向に架設された前後一対のクロスメン
    バと、を有するサブフレーム構造において、 前記前後一対のクロスメンバのうちの少なくとも一方が
    前記左右一対のサイドメンバの前端と後端とのうちの少
    なくと一方に架設されると共に、前記左右一対のサイド
    メンバに配設されるボデーマウントの位置を前記クロス
    メンバの軸線上に配設したことを特徴とするサブフレー
    ム構造。
  2. 【請求項2】 前記サブフレーム本体へのサスペンショ
    ンアームの取付点を、前記前後一対のクロスメンバで構
    成された平面内に設定したことを特徴とする請求項1記
    載のサブフレーム構造。
JP9119539A 1997-05-09 1997-05-09 サブフレーム構造 Pending JPH10310081A (ja)

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JP9119539A JPH10310081A (ja) 1997-05-09 1997-05-09 サブフレーム構造

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JP9119539A JPH10310081A (ja) 1997-05-09 1997-05-09 サブフレーム構造

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6269902B1 (en) 1999-02-22 2001-08-07 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Construction for mounting subframe to vehicle body
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