JPH10309414A - 浄水器 - Google Patents

浄水器

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Publication number
JPH10309414A
JPH10309414A JP9118300A JP11830097A JPH10309414A JP H10309414 A JPH10309414 A JP H10309414A JP 9118300 A JP9118300 A JP 9118300A JP 11830097 A JP11830097 A JP 11830097A JP H10309414 A JPH10309414 A JP H10309414A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
chamber
water purifier
filtration chamber
water inlet
Prior art date
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Pending
Application number
JP9118300A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Azuma
展男 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MAKISHIMU KK
Original Assignee
MAKISHIMU KK
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Filing date
Publication date
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Priority to JP9118300A priority Critical patent/JPH10309414A/ja
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  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】濾過材の固化を抑制して処理能力の低下を防止
する。 【解決手段】浄水器1のフィルター部3において、外筒
17内に形成される濾過室27には、濾過材として粒状
の亜硫酸カルシウム28,28・・が用いられている
が、ここでは、不織布よりなる4枚の円盤状のフィルタ
ー29,29・・を、内筒22の両端に固着された穴あ
きプレート19,20間に均等に配置して、夫々内筒2
2に圧入させている。よって濾過室27は各フィルター
29の仕切による5つの小室27aに分離され、亜硫酸
カルシウム28も各小室27aごとに等量ずつ配置され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水道の蛇口に取り
付けて水道水を浄化させる浄水器に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、浄水器は、蛇口に取り付けられる
入水口から流入した水を濾過室に通過させて濾過した
後、外部へ出水する構造となっており、濾過室には、活
性炭等の濾過材を充填して、通過する水の有害成分を除
去し浄水化を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記浄水器において
は、水の通過によって濾過材が濾過室内の下流側へ偏る
ため、濾過室での通水性が低下し、結果長期使用により
処理能力(処理水量)が低下する傾向が生じる。特に濾
過材が、固化しやすい亜硫酸カルシウム等であるとその
傾向は顕著で、処理能力の低下に加えて、濾過材の交換
回数の増加や浄水器自体の寿命の短縮化にも繋がってし
まう。
【0004】そこで本発明は、濾過材の固化を抑制し、
長期に亘って安定した処理能力を維持できる浄水器を提
供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、濾過室を少なくとも1以
上のフィルターによって複数の小室に仕切り、前記濾過
材を前記各小室ごとに配置したことを特徴とするもので
ある。又請求項2に記載の発明は、請求項1による固化
抑制の効果を最適に受け得る濾過材の具体例として、亜
硫酸カルシウムの粒状体を採用したものである。更に請
求項3に記載の発明は、請求項1又は2の目的に加え
て、前記フィルターや濾過材による水の浄化作用をより
増進させるのに加えて、水の活性化作用も効果的に得る
ために、前記濾過室を、先端が閉塞された外筒と、その
外筒内の前記閉塞先端部の手前まで挿入され、先端が開
口した内筒との間隙に形成する一方、前記入水口と前記
濾過室と間に入水室を形成すると共に、その入水室内を
貫通して前記内筒と連通する出水路を夫々形成し、更に
前記入水室の外周面に永久磁石を配置したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1は浄水器の断面説明図、図2は
濾過材を省略した浄水器の分解説明図で、浄水器1は、
蛇口7に着脱可能な本体部2と、その本体部2に着脱可
能なフィルター部3とから構成される。まず本体部3に
おいて、その上部には、雄ネジ部4を周設した入水口5
が開口しており、これをアダプター6を介して蛇口7を
挿通させた取付ナット8に螺合することで、本体部2と
蛇口7との連結がなされる。又入水口5にはゴムパッキ
ン9が配置されている。更にゴムパッキン9の下方に
は、入水口5と連通する筒状の入水室10が形成される
と共に、その側方に筒状の第一連結部11が突設され、
入水室10の中央には、下方へ開口する筒状の出水路1
2が区画されて設けられると共に、その側方に第一連結
部11と同心で二重筒となる小径の第二連結部13が突
設されている。尚12aは整流板である。又本体部2に
おける入水室10の周囲には、平面U字状の凹設部14
が形成されており、この凹設部14に、湾曲形成された
板状の永久磁石15,15を備えたカバー16が、凹設
部14側の係止片14a,14aとカバー16側の係止
片16a,16aとの係止と、カバー16両端の弾性と
によって着脱可能に設けられている。このカバー16の
装着状態では、図1(A)に示す如く、永久磁石15,
15が入水室10の外周面に接触する。
【0007】そしてフィルター部3においては、底面に
帯板18,18・・を放射状に立設させたコップ状の外
筒17に、中心に透孔を穿設した円盤状の穴あきプレー
ト19を先端に、中心に透孔を穿設した円盤状の穴あき
プレート20とキャップ21とを後端に夫々嵌着したリ
ール状の内筒22を挿入しており、外筒17を除く各部
品同士は溶着して一体化されている。又フィルター部3
の本体部2への装着は、本体部2の筒状部23の内面に
突設された突起24,24と、キャップ21の側面にL
字状に突設された係止突起25,25とを利用する。即
ち、キャップ21を筒状部23に差し込んで回転させる
操作で、突起24,24が夫々係止突起25,25に係
止されて両者は一体化される。この装着により、内筒2
2が第二連結部13に、キャップ21の開口26が第一
連結部11に夫々挿入される。更に外筒17内に形成さ
れる濾過室27には、濾過材として粒状の亜硫酸カルシ
ウム28,28・・が内蔵されているが、ここでは、不
織布よりなる4枚の円盤状のフィルター29,29・・
を、穴あきプレート19,20間に均等に配置して、夫
々内筒22に圧入させることによって、濾過室27を5
等分の小室27a,27a・・に仕切っており、亜硫酸
カルシウム28を各小室27aごとに等量ずつ充填して
いる。尚ここでは、穴あきプレート19,20夫々の本
体部2側の面にも、内筒22に貫通される不織布のフィ
ルター30,30が夫々貼着されている。
【0008】以上の如く構成された浄水器1において
は、蛇口7からの水道水は、図1(B)に点線で示す如
く、入水口5から入水室10に流入し、そこから側方の
第一連結部11を通ってキャップ21内に侵入し、更に
フィルター30、穴あきプレート20を通過して濾過室
27に流入する。濾過室27においては、各小室27a
とフィルター29とを順に通過して、フィルター30、
穴あきプレート19から外筒17の底面に達する。そし
て底面で折返して内筒22へ先端から侵入して第二連結
部13へ抜け、出水路12を通って出水されることにな
る。この濾過室27の通過の際、水道水は、各フィルタ
ー29で仕切られる各小室27a内の亜硫酸カルシウム
28によって濾過され、塩素、トリハロメタン、重金
属、カビ臭等の除去がなされるが、特にここでは、各小
室27aごとに亜硫酸カルシウム28が少量ずつ分離さ
れると共に、流入する水による攪拌作用が夫々生じるた
め、亜硫酸カルシウム28の固化が各小室27aにおい
て抑制され、下流側(外筒17の底面側)へ偏る現象も
起きにくくなる。よって長期使用に伴う濾過材の固化に
よって通水性が低下し、処理能力が落ちるのを好適に防
止できる。
【0009】一方上記形態では、入水室10の外周に永
久磁石15,15が配置されているから、水道水は、蛇
口7から流入して入水室10を通過する際と、フィルタ
ー部3を経て出水路12を通過する際との両方のタイミ
ングで永久磁石15,15の磁力線の影響を受けること
になる。よって水道水は、浄化前に一度磁気処理されて
ある程度活性化されてフィルター部3へ流入するため、
フィルター部3による浄化作用が好適に得られ、更にそ
の後は、有害成分等が除去された状態で更に磁気処理さ
れるため、浄化された水への活性化が効果的に行われ
る。このように浄化前の磁気処理による浄化補助と、浄
化後の磁気処理による活性化補助との相乗効果で、水の
浄化と活性化とがより増進され、マイルドで口当たりの
良い磁化水が常に得られるのである。
【0010】尚、濾過材としては、トルマリン粒やサン
ゴ粒、活性炭等を用いても良いが、濾過室27をフィル
ター29で仕切ることによる上記効果は、亜硫酸カルシ
ウムのように固化しやすい濾過材において最も効果的に
発揮される。又フィルター29の枚数は上記形態に限定
するものでなく、濾過室の大きさや濾過材の種類等に応
じて適宜増減して差し支えない。更に浄水器自体の構造
も、上記形態のように外筒17と内筒22とを設けて水
道水をフィルター部内で折り返させる形態に限らず、入
水口と濾過室、出水口とを直線状に配置した構造等にお
いても本発明は適用可能である。
【0011】
【発明の効果】以上請求項1に記載の発明によれば、濾
過室に備えられる単一の濾過材をフィルターによって小
室ごとに分離させたことで、濾過材の固化は抑制され、
下流側への偏りは少なくなる。よって長期使用に伴って
通水性が低下し、処理能力が落ちるのを好適に防止でき
る。又請求項2に記載の発明によれば、濾過材として亜
硫酸カルシウムの粒状体を用いた場合、請求項1の固化
抑制効果が好適に発揮される。更に請求項3に記載の発
明によれば、請求項1又は2の効果に加えて、出水路が
貫通する入水室の外周面に永久磁石を配置したことで、
浄化前と浄化後に夫々水の磁気処理が行え、水の浄化と
活性化の作用が一層増進される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)浄水器の横断面図である。 (B)浄水器の縦断面図である。
【図2】浄水器の分解説明図である。
【符号の説明】
1・・浄水器、2・・本体部、3・・フィルター部、5
・・入水口、10・・入水室、11・・第一連結部、1
2・・出水路、13・・第二連結部、15・・永久磁
石、17・・外筒、19,20・・穴あきプレート、2
1・・キャップ、22・・内筒、27・・濾過室、28
・・亜硫酸カルシウム、29,30・・フィルター。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入水口から流入させた水を単一の濾過材
    を備えた濾過室を通過させて浄化する浄水器であって、 前記濾過室を少なくとも1以上のフィルターによって複
    数の小室に仕切り、前記濾過材を前記各小室ごとに配置
    したことを特徴とする浄水器。
  2. 【請求項2】 前記濾過材が亜硫酸カルシウムの粒状体
    である請求項1に記載の浄水器。
  3. 【請求項3】 前記濾過室を、先端が閉塞された外筒
    と、その外筒内の前記閉塞先端部の手前まで挿入され、
    先端が開口した内筒との間隙に形成する一方、前記入水
    口と前記濾過室と間に入水室を形成すると共に、その入
    水室内を貫通して前記内筒と連通する出水路を夫々形成
    し、更に前記入水室の外周面に永久磁石を配置した請求
    項1又は2に記載の浄水器。
JP9118300A 1997-05-08 1997-05-08 浄水器 Pending JPH10309414A (ja)

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JP9118300A JPH10309414A (ja) 1997-05-08 1997-05-08 浄水器

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ID=14733272

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JP9118300A Pending JPH10309414A (ja) 1997-05-08 1997-05-08 浄水器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100765827B1 (ko) * 2006-08-01 2007-10-10 이피엔피(주) 세디멘트 필터링 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100765827B1 (ko) * 2006-08-01 2007-10-10 이피엔피(주) 세디멘트 필터링 장치

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