JPH10309068A - レゾルバ - Google Patents

レゾルバ

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JPH10309068A
JPH10309068A JP11403997A JP11403997A JPH10309068A JP H10309068 A JPH10309068 A JP H10309068A JP 11403997 A JP11403997 A JP 11403997A JP 11403997 A JP11403997 A JP 11403997A JP H10309068 A JPH10309068 A JP H10309068A
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JP
Japan
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resolver
flange
cylindrical case
elastic bodies
case
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JP11403997A
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English (en)
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Inventor
Kozo Oshita
浩三 大下
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Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のレゾルバは、筒形ケースが相手方に直
接接続固定されていたため、相手方の高振動や高衝撃が
直接筒形ケースに伝達され、巻線の断線や回転軸の折れ
等の事故発生を防止することが困難であった。 【解決手段】 本発明によるレゾルバは、筒形ケース
(1)に形成されたフランジ(20)の一端面(20a)に回転軸(1
0)と平行に設けられた複数の弾性体(21)と、この各弾性
体(21)に設けられた取付ねじ(22)とを有し、この弾性体
(21)によって相手方からの高振動及び高衝撃の伝達を防
止し、レゾルバの信頼性を向上させた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレゾルバに関し、特
に、建機等の振動や衝撃が大きい悪循環下で用いた場合
における耐久性を得るための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のレゾルバ
としては、図3で示される構成が採用されていた。すな
わち、図3において符号1で示されるものは全体形状が
筒形をなす筒形ケースであり、この筒形ケース1の内面
には、検出器ステータ巻線2を有する検出器ステータ3
及びステータトランス用巻線4を有するステータトラン
ス5が軸方向に設けられており、各巻線2,4のリード
線6は筒形ケース1に設けられたブッシュ7を介して外
部に導出されている。前記筒形ケース1の両端に設けら
れた軸受8,9には回転軸10が回転自在に設けられ、
この回転軸10には検出器ロータ巻線11を有する検出
器ロータ12及びロータトランス用巻線13を有するロ
ータトランス14が設けられている。従って、前記検出
器ステータ3と検出器ロータ12によりレゾルバとして
の検出部15を構成し、ステータトランス5とロータト
ランス14とによってロータリートランス16を構成し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のレゾルバは、以
上のように構成されていたため、次のような課題が存在
していた。すなわち、例えば建機等の重量機械の回転位
置を検出するために軸支部分に取付けると、レゾルバに
は高振動又は大きい衝撃が加わることになるが、この場
合、レゾルバの耐久性を向上させる具体策としては、筒
形ケースを相手方へ直接固定させ、回転軸の径を大きく
させ、レゾルバ自体の剛性を向上させると共にウェーブ
ワッシャにより吸収するようにしていたが、所定レベル
を越える振動や衝撃が加わると、巻線の断線や軸折れ等
が発生することになっていた。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、建機等の振動や衝撃が大き
い悪循環下で用いた場合における耐久性を得るようにし
たレゾルバを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるレゾルバ
は、筒形ケースの内面に設けられた検出器ステータ及び
ステータトランスと、前記筒形ケースに軸受を介して回
転自在に設けられた回転軸と、前記回転軸の外周に設け
られた検出器ロータ及びロータトランスとを備えたレゾ
ルバにおいて、前記筒形ケースに形成されたフランジ
と、前記フランジの一端面に前記回転軸と平行に設けら
れた複数の弾性体と、前記各弾性体に設けられた取付ね
じとを有する構成である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるレ
ゾルバの好適な実施の形態について詳細に説明する。な
お、従来例と同一又は同等部分については同一符号を用
いて説明する。図1において符号1で示されるものは全
体形状が筒形をなす筒形ケースであり、この筒形ケース
1の内面には、検出器ステータ巻線2を有する検出器ス
テータ3及びステータトランス用巻線4を有するステー
タトランス5が軸方向に設けられており、各巻線2,4
のリード線6は筒形ケース1に設けられたブッシュ7を
介して外部に導出されている。前記筒形ケース1の両端
に設けられた軸受8,9には回転軸10が回転自在に設
けられ、この回転軸10には検出器ロータ巻線11を有
する検出器ロータ12及びロータトランス用巻線13を
有するロータトランス14が設けられている。従って、
前記検出器ステータ3と検出器ロータ12によりレゾル
バとしての検出部15を構成し、ステータトランス5と
ロータトランス14とによってロータリートランス16
を構成している。
【0007】前記筒形ケース1の前端側には、この筒形
ケース1と一体に形成されたフランジ20が設けられて
おり、このフランジ20の一端面20aには、複数(こ
こでは3個)のほぼ柱状をなすゴム等で形成された弾性
体21が固定ねじ22によって固定され、各弾性体21
の軸方向は前記回転軸10の軸方向と平行に設けられて
いる。前記各弾性体21の前端には、この筒形ケース1
を例えば図示しない建機のアーム等に取付けるための取
付ねじ22が突出した状態で設けられている。又は、弾
性体21の外径部Aにて固定できる状態で設けられてい
る。
【0008】次に、前述の図1及び図2に示すレゾルバ
の筒形ケース1を前述の建機のアーム等に取付ける場
合、各取付ねじ22を相手方の孔(図示せず)に挿入し
てナット(図示せず)で締結することにより、筒形ケー
ス1は各弾性体21を介して相手方へ取付けられると共
に、回転軸10は相手方の回転部材(図示せず)に接続
される。前述の状態で、相手方が高振動及び高衝撃を供
って作動した場合においても、これらの高振動及び高衝
撃は、この弾性体21によって吸収され、従来のような
巻線の断線及び軸折れ等の不具合を防止し、レゾルバの
信頼性の向上を計ることができる。
【0009】
【発明の効果】本発明によるレゾルバは、以上のように
構成されているため、次のような効果を得ることができ
る。すなわち、筒形ケースを弾性体を介して相手方へ取
付けるため、相手方で発生した高振動及び高衝撃は、こ
の弾性体で吸収され、巻線の断線、回転軸の軸折れ等を
防止することができ、レゾルバの信頼性を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるレゾルバを示す断面図である。
【図2】図1の左側からみた図である。
【図3】従来のレゾルバを示す断面図である。
【符号の説明】
1 筒形ケース 3 検出器ステータ 5 ステータトランス 8,9 軸受 10 回転軸 12 検出器ロータ 14 ロータトランス 20 フランジ 20a 一端面 21 弾性体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒形ケース(1)の内面に設けられた検出
    器ステータ(3)及びステータトランス(5)と、前記筒形ケ
    ース(1)に軸受(8,9)を介して回転自在に設けられた回転
    軸(10)と、前記回転軸(10)の外周に設けられた検出器ロ
    ータ(12)及びロータトランス(14)とを備えたレゾルバに
    おいて、前記筒形ケース(1)に形成されたフランジ(20)
    と、前記フランジ(20)の一端面(20a)に前記回転軸(10)
    と平行に設けられた複数の弾性体(21)と、前記各弾性体
    (21)に設けられた取付ねじ(22)とを有することを特徴と
    するレゾルバ。
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