JPH10308798A - 通信装置管理システム - Google Patents
通信装置管理システムInfo
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- JPH10308798A JPH10308798A JP9130399A JP13039997A JPH10308798A JP H10308798 A JPH10308798 A JP H10308798A JP 9130399 A JP9130399 A JP 9130399A JP 13039997 A JP13039997 A JP 13039997A JP H10308798 A JPH10308798 A JP H10308798A
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- Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】障害が検知されても徒に高い頻度での通信経路
の切り替え制御が実行されることを抑制して、不要なト
ラフィックの発生やシステムの運用効率の低下、或い
は、装置の不所望な損耗を回避する。 【解決手段】第1の通信装置(1)及び第2の通信装置
(2)には各対応する第1のデータ端末装置(3)及び
第2のデータ端末装置(4)が夫々接続され、これらデ
ータ端末装置(3,4)間では上記第1及び第2の通信
装置(1,2)とこの両通信装置間を結ぶ第1及び第2
の通信経路(6,7)を介してデータの授受を行い得る
ようになされ、通信の障害の発生状況に応じて、通信経
路の選択等が管理装置(5)で管理されるが、排他テー
ブル(12)を参照することにより特定の条件に該当す
る場合は障害が検知されても通信経路の切り替え制御が
実行されることが抑制される。
の切り替え制御が実行されることを抑制して、不要なト
ラフィックの発生やシステムの運用効率の低下、或い
は、装置の不所望な損耗を回避する。 【解決手段】第1の通信装置(1)及び第2の通信装置
(2)には各対応する第1のデータ端末装置(3)及び
第2のデータ端末装置(4)が夫々接続され、これらデ
ータ端末装置(3,4)間では上記第1及び第2の通信
装置(1,2)とこの両通信装置間を結ぶ第1及び第2
の通信経路(6,7)を介してデータの授受を行い得る
ようになされ、通信の障害の発生状況に応じて、通信経
路の選択等が管理装置(5)で管理されるが、排他テー
ブル(12)を参照することにより特定の条件に該当す
る場合は障害が検知されても通信経路の切り替え制御が
実行されることが抑制される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、夫々データ端末装
置が接続された複数の通信装置間が複数系統の通信経路
で結ばれ、一方の通信装置側に接続されたデータ端末装
置と他方の通信装置側に接続されたデータ端末装置と
が、これら両通信装置と通信経路を介してデータの通信
を行なうことができるように構成され、管理装置による
制御下で、通信経路での障害発生に対応して通信経路の
切り替え等の障害に対する所定の処置が自動的に行われ
るようになされた通信管理システムに関し、特にその障
害に対する通信経路の切り替え処置に係る制御方式の改
良に関する。
置が接続された複数の通信装置間が複数系統の通信経路
で結ばれ、一方の通信装置側に接続されたデータ端末装
置と他方の通信装置側に接続されたデータ端末装置と
が、これら両通信装置と通信経路を介してデータの通信
を行なうことができるように構成され、管理装置による
制御下で、通信経路での障害発生に対応して通信経路の
切り替え等の障害に対する所定の処置が自動的に行われ
るようになされた通信管理システムに関し、特にその障
害に対する通信経路の切り替え処置に係る制御方式の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシステムは、管理装置が
複数の通信経路で結ばれる通信装置を管理するような環
境において、障害の発生等への対応処置として通信経路
を切り替える場合、同一障害が発生する度に同じ制御命
令(経路切り替え命令)が管理装置から通信装置に発せ
られ、その都度通信切り替え制御が行われていた。ま
た、現在実行中の切り替え制御(経路選択)の如何に因
らず、障害の発生が認識されると直ちにその障害に対応
した経路切り替え制御が行われていた。
複数の通信経路で結ばれる通信装置を管理するような環
境において、障害の発生等への対応処置として通信経路
を切り替える場合、同一障害が発生する度に同じ制御命
令(経路切り替え命令)が管理装置から通信装置に発せ
られ、その都度通信切り替え制御が行われていた。ま
た、現在実行中の切り替え制御(経路選択)の如何に因
らず、障害の発生が認識されると直ちにその障害に対応
した経路切り替え制御が行われていた。
【0003】例えば、特開平4−342332号公報に
は、ローカルエリアネットワーク接続装置(データ伝送
路)で相互に接続されたコンピュータネットワークシス
テムにおいて、ホストコンピュータ側及び端末コンピュ
ータ側に夫々通信制御手段、経路切り替え手段、及び経
路切り替えテーブルを備え、或るデータ伝送路に障害が
生じると、経路切り替えテーブルを参照することによっ
て障害の種別に応じた伝送経路の切り替えを直ちに実行
するようにした技術の開示がある。
は、ローカルエリアネットワーク接続装置(データ伝送
路)で相互に接続されたコンピュータネットワークシス
テムにおいて、ホストコンピュータ側及び端末コンピュ
ータ側に夫々通信制御手段、経路切り替え手段、及び経
路切り替えテーブルを備え、或るデータ伝送路に障害が
生じると、経路切り替えテーブルを参照することによっ
て障害の種別に応じた伝送経路の切り替えを直ちに実行
するようにした技術の開示がある。
【0004】尚、通信経路(回線)の品質の監視(障害
乃至何らかの症状の検出)を自動的に行なうように構成
したシステムの例として、特開平4−329738号公
報には、SN比、周波数オフセット、ゲインヒット、ド
ロップアウト、及び位相ジッタ等のデータ伝送回線の劣
化が発生してアラームが発報するような状況にあるとき
には、従来、その発報の都度オペレータが回線品質デー
タの測定作業を行っていたところ、このような徒に高い
頻度での測定を行なうことの非効率を回避すべく、所定
の閾値を越える頻度でのアラーム発報に対してのみ測定
を行なうようにした技術の開示がある。但し、同公報所
載の開示は、通信経路の障害が発生した場合にどのうよ
うに対処するかについては別段の説明がなされていな
い。
乃至何らかの症状の検出)を自動的に行なうように構成
したシステムの例として、特開平4−329738号公
報には、SN比、周波数オフセット、ゲインヒット、ド
ロップアウト、及び位相ジッタ等のデータ伝送回線の劣
化が発生してアラームが発報するような状況にあるとき
には、従来、その発報の都度オペレータが回線品質デー
タの測定作業を行っていたところ、このような徒に高い
頻度での測定を行なうことの非効率を回避すべく、所定
の閾値を越える頻度でのアラーム発報に対してのみ測定
を行なうようにした技術の開示がある。但し、同公報所
載の開示は、通信経路の障害が発生した場合にどのうよ
うに対処するかについては別段の説明がなされていな
い。
【0005】上述のような従来の技術では: (1)障害発生時に本来行なうべき通信経路の切り替え
選択が既になされている場合でも、管理装置から通信装
置に対して即座に経路切り替え命令が発せられてしま
う。 (2)現状で該当する制御命令(経路切り替え命令)を
通信装置が実行中であっても、無条件で管理装置から通
信装置に対して即座に経路切り替え命令が発せられてし
まう。以上により、従来のこの種のシステムでは障害の
発生が検知されると不要なトラフィックの発生を招来し
てしまう。一般に知られる通り、トラフィックが多い、
即ち、一定時間内に流れる情報の量が多くなると、情報
の遅延や損失の可能性が高くなるいった不所望な現象を
呈する虞れがある。また、無用な通信経路切り替え制御
動作が度々実行され、システムの効率的な運用の妨げに
なり、また、装置の損耗の機会が増えて装置の耐用年数
や信頼性の低下を招来する虞れがある。
選択が既になされている場合でも、管理装置から通信装
置に対して即座に経路切り替え命令が発せられてしま
う。 (2)現状で該当する制御命令(経路切り替え命令)を
通信装置が実行中であっても、無条件で管理装置から通
信装置に対して即座に経路切り替え命令が発せられてし
まう。以上により、従来のこの種のシステムでは障害の
発生が検知されると不要なトラフィックの発生を招来し
てしまう。一般に知られる通り、トラフィックが多い、
即ち、一定時間内に流れる情報の量が多くなると、情報
の遅延や損失の可能性が高くなるいった不所望な現象を
呈する虞れがある。また、無用な通信経路切り替え制御
動作が度々実行され、システムの効率的な運用の妨げに
なり、また、装置の損耗の機会が増えて装置の耐用年数
や信頼性の低下を招来する虞れがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は叙上の問題点
を解決するためになされたものであり、不要なトラフィ
ックの発生やシステムの運用効率の低下、或いは、装置
の不所望な損耗を回避すべく、障害が検知されても徒に
高い頻度での通信経路の切り替え制御が実行されること
を回避することができるこの種のシステムを提供するこ
とを目的とする。
を解決するためになされたものであり、不要なトラフィ
ックの発生やシステムの運用効率の低下、或いは、装置
の不所望な損耗を回避すべく、障害が検知されても徒に
高い頻度での通信経路の切り替え制御が実行されること
を回避することができるこの種のシステムを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の、一つの本願発明は:複数の通信経路で接続され自己
に供給された経路切り替え命令に応じてこれら複数の通
信経路のうちの該当するものを選択的に適用して相互に
通信を行い得るようになされた複数の通信装置と、これ
ら複数の通信装置と夫々接続されて当該通信装置との間
でデータの授受をなし得るように設けられたデータ端末
装置と、前記複数の通信装置間での通信状況を監視・制
御する管理装置と、を含んでなり、当該両通信装置を介
してこれら通信装置に夫々接続された該当するデータ端
末装置間でデータの送受信が行われ得るように構成さ
れ、且つ、前記各通信装置は相手方の通信装置との通信
に使用している通信経路に障害が発生したときにはその
旨を表わす障害通知を前記管理装置に送信し、前記管理
装置は当該通信装置から障害通知を受信すると、この通
信装置に対して通信に使用する通信経路を現在使用中の
一の通信経路から他の通信経路に切り替えさせる切り替
え制御を行なうべく前記経路切替え命令を発するように
構成された通信装置管理システムにおいて、前記管理装
置は受信される障害通知の内容とこれに対応して切り替
え適用すべき通信経路との対応関係を表わす切り替え規
約情報を複数種類保有してなり、受信された障害通知の
内容に対応してこれら複数の切り替え規約情報のうちの
該当する一の切り替え規約情報に依拠して現在時点で切
り替え適用する通信経路を決定して前記経路切替え命令
を発するようになされ、且つ、前記管理装置は現在適用
中の切り替え規約情報を常時認識すると共にこの認識内
容と受信された前記障害通知の内容とに対応して選択適
用することが禁止される切り替え規約情報の種別を規定
した排他的情報を保有し、該排他的情報に依拠して、現
在適用中の切り替え規約情報と当該障害通知の内容とが
特定の組み合わせである場合には、障害通知を受信して
も、その時点まで依拠している一の切り替え規約情報を
他の切り替え規約情報に切り替える動作を行わないよう
に構成されている。
の、一つの本願発明は:複数の通信経路で接続され自己
に供給された経路切り替え命令に応じてこれら複数の通
信経路のうちの該当するものを選択的に適用して相互に
通信を行い得るようになされた複数の通信装置と、これ
ら複数の通信装置と夫々接続されて当該通信装置との間
でデータの授受をなし得るように設けられたデータ端末
装置と、前記複数の通信装置間での通信状況を監視・制
御する管理装置と、を含んでなり、当該両通信装置を介
してこれら通信装置に夫々接続された該当するデータ端
末装置間でデータの送受信が行われ得るように構成さ
れ、且つ、前記各通信装置は相手方の通信装置との通信
に使用している通信経路に障害が発生したときにはその
旨を表わす障害通知を前記管理装置に送信し、前記管理
装置は当該通信装置から障害通知を受信すると、この通
信装置に対して通信に使用する通信経路を現在使用中の
一の通信経路から他の通信経路に切り替えさせる切り替
え制御を行なうべく前記経路切替え命令を発するように
構成された通信装置管理システムにおいて、前記管理装
置は受信される障害通知の内容とこれに対応して切り替
え適用すべき通信経路との対応関係を表わす切り替え規
約情報を複数種類保有してなり、受信された障害通知の
内容に対応してこれら複数の切り替え規約情報のうちの
該当する一の切り替え規約情報に依拠して現在時点で切
り替え適用する通信経路を決定して前記経路切替え命令
を発するようになされ、且つ、前記管理装置は現在適用
中の切り替え規約情報を常時認識すると共にこの認識内
容と受信された前記障害通知の内容とに対応して選択適
用することが禁止される切り替え規約情報の種別を規定
した排他的情報を保有し、該排他的情報に依拠して、現
在適用中の切り替え規約情報と当該障害通知の内容とが
特定の組み合わせである場合には、障害通知を受信して
も、その時点まで依拠している一の切り替え規約情報を
他の切り替え規約情報に切り替える動作を行わないよう
に構成されている。
【0008】また、他の一つの本発明は:前記複数の通
信装置のうち、少なくとも一のものは使用中の通信経路
に係る障害の発生を通知する障害通知を前記管理装置に
発し得るように構成されると共に、前記管理装置からの
経路切り替え命令が直接受信され得るように接続され、
前記複数の通信装置のうち、少なくとも他の一のものは
前記一の通信装置及び適用された何れかの通信経路を介
して該通信経路切り替え命令が伝達され得るように接続
されている。
信装置のうち、少なくとも一のものは使用中の通信経路
に係る障害の発生を通知する障害通知を前記管理装置に
発し得るように構成されると共に、前記管理装置からの
経路切り替え命令が直接受信され得るように接続され、
前記複数の通信装置のうち、少なくとも他の一のものは
前記一の通信装置及び適用された何れかの通信経路を介
して該通信経路切り替え命令が伝達され得るように接続
されている。
【0009】また、更に、他の一つの本発明は:前記管
理装置は前記一の通信装置に対して経路切り替え命令を
送信した後、前記他の一の通信装置に対して該経路切り
替え命令を送信ようになされている。
理装置は前記一の通信装置に対して経路切り替え命令を
送信した後、前記他の一の通信装置に対して該経路切り
替え命令を送信ようになされている。
【0010】また、更に、他の一つの本発明は:前記管
理装置は前記各切り替え規約情報及び排他的規約情報を
夫々テーブル形式で自己の記憶手段に保有してなるもの
である。
理装置は前記各切り替え規約情報及び排他的規約情報を
夫々テーブル形式で自己の記憶手段に保有してなるもの
である。
【0011】また、更に、他の一つの本発明は:前記切
り替え規約情報は特定の通信障害通知、特定の通信経路
への切り替え、及び通信装置への命令の送信順序を規定
する内容を含んでなるものである。
り替え規約情報は特定の通信障害通知、特定の通信経路
への切り替え、及び通信装置への命令の送信順序を規定
する内容を含んでなるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本願発明の実
施の形態につき詳述することにより本発明を明らかにす
る。
施の形態につき詳述することにより本発明を明らかにす
る。
【0013】図1は本発明の一つの実施の形態としての
通信装置管理システムを示すブロック図である。第1の
通信装置1及び第2の通信装置2は夫々上述の順に対応
して各自己に第1のデータ端末装置3及び第2のデータ
端末装置4が接続されて、これら各対応するデータ端末
装置3,4間でデータの授受をなし得るように構成され
ている。
通信装置管理システムを示すブロック図である。第1の
通信装置1及び第2の通信装置2は夫々上述の順に対応
して各自己に第1のデータ端末装置3及び第2のデータ
端末装置4が接続されて、これら各対応するデータ端末
装置3,4間でデータの授受をなし得るように構成され
ている。
【0014】第1の通信装置1は管理装置5と直接的に
接続されて、該管理装置5からの制御信号を受け得るよ
うになされている。尚、第1の通信装置1と第2の通信
装置2との間は第1の通信経路6と第2の通信経路7と
の2系統の通信経路によって結ばれており、これらの通
信経路のうちの何れか一方のものを選択的に用いて通信
を行なうことができるように構成され、従って、第1の
データ端末装置3及び第2のデータ端末装置4はこれら
第1及び第2の通信装置3,4並びに適用された第1又
は第2の通信経路を介して、両者相互間でデータの授受
を行い得る。尚、一般に、これらデータ端末装置間で授
受されるデータはユーザデータと称呼される。
接続されて、該管理装置5からの制御信号を受け得るよ
うになされている。尚、第1の通信装置1と第2の通信
装置2との間は第1の通信経路6と第2の通信経路7と
の2系統の通信経路によって結ばれており、これらの通
信経路のうちの何れか一方のものを選択的に用いて通信
を行なうことができるように構成され、従って、第1の
データ端末装置3及び第2のデータ端末装置4はこれら
第1及び第2の通信装置3,4並びに適用された第1又
は第2の通信経路を介して、両者相互間でデータの授受
を行い得る。尚、一般に、これらデータ端末装置間で授
受されるデータはユーザデータと称呼される。
【0015】管理装置5は、通信装置の障害情報をオペ
レータに表示乃至報知し、通信装置の状態をモニタした
り、通信装置における種々の設定を変更したりする機能
を営なむものである。管理装置5において、これらの機
能を営むために生成される種々のデータは、一般に制御
データと称呼されて、上述のユーザデータとは区別され
ている。
レータに表示乃至報知し、通信装置の状態をモニタした
り、通信装置における種々の設定を変更したりする機能
を営なむものである。管理装置5において、これらの機
能を営むために生成される種々のデータは、一般に制御
データと称呼されて、上述のユーザデータとは区別され
ている。
【0016】この管理装置5は、第1の通信装置1とは
直接に、第2の通信装置2とは第1の通信装置1及び該
当する通信経路(6または7)を介して通信を行なうた
めの通信部8、現在実行中の切り替え規約情報(後述)
を常時認識すると共に、通信部8を通して通信装置1か
ら供給される障害通知に応じて経路の切り替え命令を発
するようになされた切り替え制御部9、この切り替え制
御部9が制御動作を行なう場合に依拠する複数種類の切
り替え規約情報のうちの一つのものを保持する第1の切
り替えテーブル10及びこの規約情報のうちの他の一つ
のものを保持する第2の切り替えテーブル11、並び
に、後に詳述するような特定の場合に第1及び第2の切
り替えテーブル10,11を改めて適用した切り替え制
御動作を禁止する排他的な情報を保持する排他テーブル
12を夫々含んで構成されている。
直接に、第2の通信装置2とは第1の通信装置1及び該
当する通信経路(6または7)を介して通信を行なうた
めの通信部8、現在実行中の切り替え規約情報(後述)
を常時認識すると共に、通信部8を通して通信装置1か
ら供給される障害通知に応じて経路の切り替え命令を発
するようになされた切り替え制御部9、この切り替え制
御部9が制御動作を行なう場合に依拠する複数種類の切
り替え規約情報のうちの一つのものを保持する第1の切
り替えテーブル10及びこの規約情報のうちの他の一つ
のものを保持する第2の切り替えテーブル11、並び
に、後に詳述するような特定の場合に第1及び第2の切
り替えテーブル10,11を改めて適用した切り替え制
御動作を禁止する排他的な情報を保持する排他テーブル
12を夫々含んで構成されている。
【0017】上述のように、管理装置5と第2の通信装
置2との間では制御データの送受信が行われ得るように
なされ、従って、第1の通信装置1と第2の通信装置2
との間では当該通信経路を通してユーザデータと制御デ
ータとの双方の伝送がなされる。
置2との間では制御データの送受信が行われ得るように
なされ、従って、第1の通信装置1と第2の通信装置2
との間では当該通信経路を通してユーザデータと制御デ
ータとの双方の伝送がなされる。
【0018】第1の通信装置1と第2の通信装置2との
間では、第1の通信経路6及び第2の通信経路7の何れ
によっても通信を行なうことが可能であるが、管理装置
5による管理下で、何れか一方の通信経路がその時点乃
至時間区間での通信に適用される。通信装置1は、例え
ば、「回線が切れた」等の障害情報を障害通知として管
理装置5に送る。管理装置5ではこの障害通知を受ける
と、該通知を通信部8を通して切り替え制御部9に伝達
する。切り替え制御部9は現在時点で選択され実行中の
通信動作(通信経路の選択)が上記第1の切り替えテー
ブル10に依拠したものであるか第2の切り替えテーブ
ル11に依拠したものであるかを常時認識しており、上
述のように通信部8を介して障害通知を受け取ると、こ
れ以降に実行の対象とすべき切り替えテーブルについ
て、それが現在実行中の切り替えテーブルとの関係で排
他(実行禁止)の対象とされているか否かを上述の排他
テーブル12を参照することによって識別する。この識
別結果として排他の対象とされていないということにな
ると、上記実行の対象とすべき切り替えテーブルに依拠
した通信経路の切り替えが行われる。
間では、第1の通信経路6及び第2の通信経路7の何れ
によっても通信を行なうことが可能であるが、管理装置
5による管理下で、何れか一方の通信経路がその時点乃
至時間区間での通信に適用される。通信装置1は、例え
ば、「回線が切れた」等の障害情報を障害通知として管
理装置5に送る。管理装置5ではこの障害通知を受ける
と、該通知を通信部8を通して切り替え制御部9に伝達
する。切り替え制御部9は現在時点で選択され実行中の
通信動作(通信経路の選択)が上記第1の切り替えテー
ブル10に依拠したものであるか第2の切り替えテーブ
ル11に依拠したものであるかを常時認識しており、上
述のように通信部8を介して障害通知を受け取ると、こ
れ以降に実行の対象とすべき切り替えテーブルについ
て、それが現在実行中の切り替えテーブルとの関係で排
他(実行禁止)の対象とされているか否かを上述の排他
テーブル12を参照することによって識別する。この識
別結果として排他の対象とされていないということにな
ると、上記実行の対象とすべき切り替えテーブルに依拠
した通信経路の切り替えが行われる。
【0019】図2は切り替えテーブル10として記述さ
れた切り替え規約情報を模式的に示す図である。この図
2の表記の意味するところは、発生した(検知された)
障害を表わす障害情報として「障害1」を受信したとき
には「通信経路を第1の通信経路6側に変更する」とい
う経路切り替え命令を通信装置1に対して送信し、続い
て「通信経路を第1の通信経路6側に変更する」という
経路切り替え命令を通信装置2に対して送信するという
ものである。
れた切り替え規約情報を模式的に示す図である。この図
2の表記の意味するところは、発生した(検知された)
障害を表わす障害情報として「障害1」を受信したとき
には「通信経路を第1の通信経路6側に変更する」とい
う経路切り替え命令を通信装置1に対して送信し、続い
て「通信経路を第1の通信経路6側に変更する」という
経路切り替え命令を通信装置2に対して送信するという
ものである。
【0020】図3は切り替えテーブル11として記述さ
れた切り替え規約情報を模式的に示す図である。この図
3の表記の意味するところは、発生した(検知された)
障害を表わす障害情報として「障害2」を受信したとき
には「通信経路を第2の通信経路7側に変更する」とい
う経路切り替え命令を通信装置1に対して送信し、続い
て「通信経路を第2の通信経路7側に変更する」という
経路切り替え命令を通信装置2に対して送信するという
ものである。
れた切り替え規約情報を模式的に示す図である。この図
3の表記の意味するところは、発生した(検知された)
障害を表わす障害情報として「障害2」を受信したとき
には「通信経路を第2の通信経路7側に変更する」とい
う経路切り替え命令を通信装置1に対して送信し、続い
て「通信経路を第2の通信経路7側に変更する」という
経路切り替え命令を通信装置2に対して送信するという
ものである。
【0021】図4は排他テーブル12として記述され
た、或る条件下で選択適用することが禁止される切り替
え規約情報の種別を規定した排他的情報を模式的に示す
図である。この図4の表記の意味するところは: (1)現在切り替えテーブル10に依拠して夫々の通信
装置が制御されているときには、切り替えテーブル10
を実行しない;同様に、現在切り替えテーブル11に依
拠して夫々の通信装置が制御されているときには、切り
替えテーブル10を実行しない (2)現在切り替えテーブル11に依拠して夫々の通信
装置が制御されているときには、切り替えテーブル11
を実行しないというものである。
た、或る条件下で選択適用することが禁止される切り替
え規約情報の種別を規定した排他的情報を模式的に示す
図である。この図4の表記の意味するところは: (1)現在切り替えテーブル10に依拠して夫々の通信
装置が制御されているときには、切り替えテーブル10
を実行しない;同様に、現在切り替えテーブル11に依
拠して夫々の通信装置が制御されているときには、切り
替えテーブル10を実行しない (2)現在切り替えテーブル11に依拠して夫々の通信
装置が制御されているときには、切り替えテーブル11
を実行しないというものである。
【0022】〔1〕第1の切り替えテーブル10に依拠
した動作が実行されており、通信装置間は通信経路6を
用いて通信が行われているとき:管理装置5が障害1の
発生を通知されると:本実施の形態の装置では、排他テ
ーブル12を参照して第1の切り替えテーブル10は動
作が禁止されるため何も実行されない。(従来では、再
度第1の切り替えテーブル10が実行された。)
した動作が実行されており、通信装置間は通信経路6を
用いて通信が行われているとき:管理装置5が障害1の
発生を通知されると:本実施の形態の装置では、排他テ
ーブル12を参照して第1の切り替えテーブル10は動
作が禁止されるため何も実行されない。(従来では、再
度第1の切り替えテーブル10が実行された。)
【0023】〔2〕第1の切り替えテーブル10に依拠
した動作が実行されており、通信装置間は通信経路6を
用いて通信が行われているとき:管理装置5が障害2の
発生を通知されると:本実施の形態の装置では、排他テ
ーブル12を参照しても第2の切り替えテーブル11は
動作が禁止される対象とはされていないため第2の切り
替えテーブル11が実行される。(このケースでは、従
来でも、切り替えテーブル11が実行された。)
した動作が実行されており、通信装置間は通信経路6を
用いて通信が行われているとき:管理装置5が障害2の
発生を通知されると:本実施の形態の装置では、排他テ
ーブル12を参照しても第2の切り替えテーブル11は
動作が禁止される対象とはされていないため第2の切り
替えテーブル11が実行される。(このケースでは、従
来でも、切り替えテーブル11が実行された。)
【0024】〔3〕第2の切り替えテーブル11に依拠
した動作が実行されており、通信装置間は通信経路7を
用いて通信が行われているとき:管理装置5が障害2の
発生を通知されると:本実施の形態の装置では、排他テ
ーブル12を参照して第1の切り替えテーブル10は動
作が禁止されるため何も実行されない。(従来では、第
1の切り替えテーブル10が実行された。)
した動作が実行されており、通信装置間は通信経路7を
用いて通信が行われているとき:管理装置5が障害2の
発生を通知されると:本実施の形態の装置では、排他テ
ーブル12を参照して第1の切り替えテーブル10は動
作が禁止されるため何も実行されない。(従来では、第
1の切り替えテーブル10が実行された。)
【0025】〔4〕第2の切り替えテーブル11に依拠
した動作が実行されており、通信装置間は通信経路7を
用いて通信が行われているとき:管理装置5が障害1の
発生を通知されると:本実施の形態の装置では、排他テ
ーブル12を参照して第2の切り替えテーブル11は動
作が禁止されるため何も実行されない。(従来では、再
度第2の切り替えテーブル11が実行された。)
した動作が実行されており、通信装置間は通信経路7を
用いて通信が行われているとき:管理装置5が障害1の
発生を通知されると:本実施の形態の装置では、排他テ
ーブル12を参照して第2の切り替えテーブル11は動
作が禁止されるため何も実行されない。(従来では、再
度第2の切り替えテーブル11が実行された。)
【0026】以上のように、本発明では不要なトラフィ
ックや通信経路の切り替え制御動作が発生しない。上記
の切り替えテーブル及び排他テーブルは、管理装置5の
運用前に予め所定のデータを登録しておくことも可能で
あり、また、通信開始後においても、所要に応じて内容
の変更を行なうことが可能である。
ックや通信経路の切り替え制御動作が発生しない。上記
の切り替えテーブル及び排他テーブルは、管理装置5の
運用前に予め所定のデータを登録しておくことも可能で
あり、また、通信開始後においても、所要に応じて内容
の変更を行なうことが可能である。
【0027】尚、上述においては、説明の便宜上、2つ
の通信装置に各1基のデータ端末装置が接続され、両通
信装置間は2系統の通信経路で結ばれたシステムの例に
ついて詳述したが、本発明は 上記の例に限定されるも
のでなく、より多数の通信装置に多くの端末装置が接続
され、該当する通信装置間は3系統以上の通信経路で結
ばれるように構成する等してもよく、この発明思想を逸
脱することなく種々変形変更して実施可能である。
の通信装置に各1基のデータ端末装置が接続され、両通
信装置間は2系統の通信経路で結ばれたシステムの例に
ついて詳述したが、本発明は 上記の例に限定されるも
のでなく、より多数の通信装置に多くの端末装置が接続
され、該当する通信装置間は3系統以上の通信経路で結
ばれるように構成する等してもよく、この発明思想を逸
脱することなく種々変形変更して実施可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明の通信装
置管理システムによれば、障害が検知されても徒に高い
頻度での通信経路の切り替え制御が実行されることが抑
制されるため、不要なトラフィックの発生やシステムの
運用効率の低下、或いは、装置の不所望な損耗が回避さ
れる。
置管理システムによれば、障害が検知されても徒に高い
頻度での通信経路の切り替え制御が実行されることが抑
制されるため、不要なトラフィックの発生やシステムの
運用効率の低下、或いは、装置の不所望な損耗が回避さ
れる。
【図1】本発明の一つの実施の形態としての通信装置管
理システムを示すブロック図である。
理システムを示すブロック図である。
【図2】切り替えテーブル10として記述された切り替
え規約情報を模式的に示す図である。
え規約情報を模式的に示す図である。
【図3】切り替えテーブル11として記述された切り替
え規約情報を模式的に示す図である。
え規約情報を模式的に示す図である。
【図4】排他テーブル12として記述された、或る条件
下で選択適用することが禁止される切り替え規約情報の
種別を規定した排他的情報を模式的に示す図である。
下で選択適用することが禁止される切り替え規約情報の
種別を規定した排他的情報を模式的に示す図である。
1 第1の通信装置 2 第2の通信装置 3 第1のデータ端末装置 4 第2のデータ端末装置 5 管理装置 6 第1の通信経路 7 第2の通信経路 8 通信部 9 切り替え制御部 10 第1の切り替えテーブル 11 第2の切り替えテーブル 12 排他テーブル
Claims (5)
- 【請求項1】複数の通信経路で接続され自己に供給され
た経路切り替え命令に応じてこれら複数の通信経路のう
ちの該当するものを選択的に適用して相互に通信を行い
得るようになされた複数の通信装置と、 これら複数の通信装置と夫々接続されて当該通信装置と
の間でデータの授受をなし得るように設けられたデータ
端末装置と、 前記複数の通信装置間での通信状況を監視・制御する管
理装置と、 を含んでなり、当該両通信装置を介してこれら通信装置
に夫々接続された該当するデータ端末装置間でデータの
送受信が行われ得るように構成され、且つ、 前記各通信装置は相手方の通信装置との通信に使用して
いる通信経路に障害が発生したときにはその旨を表わす
障害通知を前記管理装置に送信し、前記管理装置は当該
通信装置から障害通知を受信すると、この通信装置に対
して通信に使用する通信経路を現在使用中の一の通信経
路から他の通信経路に切り替えさせる切り替え制御を行
なうべく前記経路切替え命令を発するように構成された
通信装置管理システムにおいて、 前記管理装置は受信される障害通知の内容とこれに対応
して切り替え適用すべき通信経路との対応関係を表わす
切り替え規約情報を複数種類保有してなり、受信された
障害通知の内容に対応してこれら複数の切り替え規約情
報のうちの該当する一の切り替え規約情報に依拠して現
在時点で切り替え適用する通信経路を決定して前記経路
切替え命令を発するようになされ、且つ、前記管理装置
は現在適用中の切り替え規約情報を常時認識すると共に
この認識内容と受信された前記障害通知の内容とに対応
して選択適用することが禁止される切り替え規約情報の
種別を規定した排他的情報を保有し、該排他的情報に依
拠して、現在適用中の切り替え規約情報と当該障害通知
の内容とが特定の組み合わせである場合には、障害通知
を受信しても、その時点まで依拠している一の切り替え
規約情報を他の切り替え規約情報に切り替える動作を行
わないように構成されたものであることを特徴とする通
信装置管理システム。 - 【請求項2】前記複数の通信装置のうち、少なくとも一
のものは使用中の通信経路に係る障害の発生を通知する
障害通知を前記管理装置に発し得るように構成されると
共に、前記管理装置からの経路切り替え命令が直接受信
され得るように接続され、前記複数の通信装置のうち、
少なくとも他の一のものは前記一の通信装置及び適用さ
れた何れかの通信経路を介して該通信経路切り替え命令
が伝達され得るように接続されたことを特徴とする請求
項1記載の通信装置管理システム。 - 【請求項3】前記管理装置は前記一の通信装置に対して
経路切り替え命令を送信した後、前記他の一の通信装置
に対して該経路切り替え命令を送信ようになされたもの
であることを特徴とする請求項2記載の通信装置管理シ
ステム。 - 【請求項4】前記管理装置は前記各切り替え規約情報及
び排他的規約情報を夫々テーブル形式で自己の記憶手段
に保有してなるものであることを特徴とする請求項1記
載の通信装置管理システム。 - 【請求項5】前記切り替え規約情報は特定の通信障害通
知、特定の通信経路への切り替え、及び通信装置への命
令の送信順序を規定する内容を含んでなるものであるこ
とを特徴とする請求項1記載の通信装置管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9130399A JPH10308798A (ja) | 1997-05-02 | 1997-05-02 | 通信装置管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9130399A JPH10308798A (ja) | 1997-05-02 | 1997-05-02 | 通信装置管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10308798A true JPH10308798A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=15033377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9130399A Pending JPH10308798A (ja) | 1997-05-02 | 1997-05-02 | 通信装置管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10308798A (ja) |
-
1997
- 1997-05-02 JP JP9130399A patent/JPH10308798A/ja active Pending
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