JP2003099338A - 冗長構成ネットワーク管理システム - Google Patents
冗長構成ネットワーク管理システムInfo
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- JP2003099338A JP2003099338A JP2001286447A JP2001286447A JP2003099338A JP 2003099338 A JP2003099338 A JP 2003099338A JP 2001286447 A JP2001286447 A JP 2001286447A JP 2001286447 A JP2001286447 A JP 2001286447A JP 2003099338 A JP2003099338 A JP 2003099338A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 現用系管理装置、予備系管理装置、通信装置
およびこれらを個別に接続するネットワークから構成さ
れる冗長構成ネットワーク管理装置において、ネットワ
ークを効率良く使用した冗長構成の管理装置間でのデー
タ共有を実現することを目的とする。 【解決手段】 通信装置7を管理する現用系管理装置2
が、通信装置7から通信ネットワーク6を介して送信さ
れた管理データの転送要否を判定し、この判定結果に基
づいて通信ネットワーク2を介して管理データを予備系
管理装置3に転送し、予備系管理装置3が現用系管理装
置2に障害が発生した時には、保持した管理データに基
づいて上記通信装置を管理する。
およびこれらを個別に接続するネットワークから構成さ
れる冗長構成ネットワーク管理装置において、ネットワ
ークを効率良く使用した冗長構成の管理装置間でのデー
タ共有を実現することを目的とする。 【解決手段】 通信装置7を管理する現用系管理装置2
が、通信装置7から通信ネットワーク6を介して送信さ
れた管理データの転送要否を判定し、この判定結果に基
づいて通信ネットワーク2を介して管理データを予備系
管理装置3に転送し、予備系管理装置3が現用系管理装
置2に障害が発生した時には、保持した管理データに基
づいて上記通信装置を管理する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冗長構成ネット
ワーク管理システムに関するものである。
ワーク管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明に関する従来方式としては、例え
ば「特開平8−163165」のようなネットワーク管
理方式や、「特開平7−141308」のような情報処
理システムにおけるバックアップ方法が提案されてい
る。
ば「特開平8−163165」のようなネットワーク管
理方式や、「特開平7−141308」のような情報処
理システムにおけるバックアップ方法が提案されてい
る。
【0003】図17は、例えば特開平8−163165
号公報に記載の従来のネットワーク管理装置の構成図で
ある。このネットワーク管理装置は、ワークステーショ
ンとディスプレイで構成されたネットワーク管理装置を
二重化し、現用のネットワーク管理部107は、伝送路
115〜118を循環するデータパケット中の障害検出
用ビットを一定時間内にONに設定し、予備のネットワ
ーク管理部108は障害検出用ビットがONになってい
るか否かを監視し、一定の時間以内に、ONが検出され
ないとき現用のネットワーク管理部107に障害が発生
したものと判断して、予備のネットワーク管理部10
8、即ち予備のネットワーク管理装置に切り替えるとい
う二重化構成のネットワーク管理装置である。
号公報に記載の従来のネットワーク管理装置の構成図で
ある。このネットワーク管理装置は、ワークステーショ
ンとディスプレイで構成されたネットワーク管理装置を
二重化し、現用のネットワーク管理部107は、伝送路
115〜118を循環するデータパケット中の障害検出
用ビットを一定時間内にONに設定し、予備のネットワ
ーク管理部108は障害検出用ビットがONになってい
るか否かを監視し、一定の時間以内に、ONが検出され
ないとき現用のネットワーク管理部107に障害が発生
したものと判断して、予備のネットワーク管理部10
8、即ち予備のネットワーク管理装置に切り替えるとい
う二重化構成のネットワーク管理装置である。
【0004】しかし、このネットワーク管理装置では、
通常のネットワーク管理装置で必要となる管理情報の現
用のネットワーク管理部107と予備のネットワーク管
理部108との間の共有方法については述べられていな
い。また、汎用の高可用性ソフトウェアを用いて管理装
置の二重化を行う場合には、現用系管理装置と予備系管
理装置との間で共有データの同期を行うのが一般的であ
る。また、これ以外の冗長構成管理装置の場合には、現
用・予備系の両管理装置でのデータ共有を行わない場合
には、両系管理装置がそれぞれ個別に通信装置に対して
通信路を確立し、必要な情報を通信装置から送信しても
らい、現用・予備系の両管理装置が同じ情報を基に管理
情報を管理していく方式もある。
通常のネットワーク管理装置で必要となる管理情報の現
用のネットワーク管理部107と予備のネットワーク管
理部108との間の共有方法については述べられていな
い。また、汎用の高可用性ソフトウェアを用いて管理装
置の二重化を行う場合には、現用系管理装置と予備系管
理装置との間で共有データの同期を行うのが一般的であ
る。また、これ以外の冗長構成管理装置の場合には、現
用・予備系の両管理装置でのデータ共有を行わない場合
には、両系管理装置がそれぞれ個別に通信装置に対して
通信路を確立し、必要な情報を通信装置から送信しても
らい、現用・予備系の両管理装置が同じ情報を基に管理
情報を管理していく方式もある。
【0005】図18は、例えば特開平7−141308
号公報に記載の従来の情報処理システムの構成図であ
る。この情報処理システムは、遠隔地に分散配置された
情報処理装置P1〜P3をネットワークで接続し、各情
報処理装置P1〜P3のデータ記憶装置204に自己の
処理データを格納する自己データ格納領域204a及び
他の情報処理装置の処理データをバックアップ用データ
として格納するバックアップ用データ格納領域204b
を形成し、処理データを更新するときに、主管情報管理
装置の自己データ格納領域204aのデータ及びバック
アップ用情報管理装置のバックアップ用データ格納領域
204bのデータを同時に更新することにより、バック
アップデータの保護を確実に行うものである。
号公報に記載の従来の情報処理システムの構成図であ
る。この情報処理システムは、遠隔地に分散配置された
情報処理装置P1〜P3をネットワークで接続し、各情
報処理装置P1〜P3のデータ記憶装置204に自己の
処理データを格納する自己データ格納領域204a及び
他の情報処理装置の処理データをバックアップ用データ
として格納するバックアップ用データ格納領域204b
を形成し、処理データを更新するときに、主管情報管理
装置の自己データ格納領域204aのデータ及びバック
アップ用情報管理装置のバックアップ用データ格納領域
204bのデータを同時に更新することにより、バック
アップデータの保護を確実に行うものである。
【0006】即ち、この情報処理システムは、遠隔に配
置された情報処理装置P1〜P3においてバックアップ
用のデータも同時に更新していくことで、データの共有
精度を細かくするとともに、それを遠隔の情報処理装置
間で行っている。しかし、データの共有はP1〜P3の
間を結ぶネットワークのみを使って行われており、その
ネットワークの使い方は固定的である。
置された情報処理装置P1〜P3においてバックアップ
用のデータも同時に更新していくことで、データの共有
精度を細かくするとともに、それを遠隔の情報処理装置
間で行っている。しかし、データの共有はP1〜P3の
間を結ぶネットワークのみを使って行われており、その
ネットワークの使い方は固定的である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
特開平8−163165号公報に記載の従来のネットワ
ーク管理装置では、現用系・予備系間でのデータ共有を
それぞれの管理装置間のネットワーク経由で行うか、ま
たは通信装置から現用系・予備系の両管理装置に対して
これらを結ぶネットワークを経由して同じだけの情報を
送信するか、のいずれかの方法でデータ共有を行うこと
となり、ネットワークの帯域幅や負荷、または通信装置
に対する管理操作発生状況に応じて、データの共有に使
用するネットワークを柔軟に指定することができないと
いう問題があった。
特開平8−163165号公報に記載の従来のネットワ
ーク管理装置では、現用系・予備系間でのデータ共有を
それぞれの管理装置間のネットワーク経由で行うか、ま
たは通信装置から現用系・予備系の両管理装置に対して
これらを結ぶネットワークを経由して同じだけの情報を
送信するか、のいずれかの方法でデータ共有を行うこと
となり、ネットワークの帯域幅や負荷、または通信装置
に対する管理操作発生状況に応じて、データの共有に使
用するネットワークを柔軟に指定することができないと
いう問題があった。
【0008】また、特開平7−141308号公報に記
載の従来の情報処理システムでは、すべての共有データ
を常に同期してそれぞれの装置に格納することとなり、
データ共有設定の柔軟性に欠けるとともに、大元の情報
は通信装置に存在するネットワーク管理装置の冗長構成
への適用を考えると、現用・予備の両管理装置間でのデ
ータ共有を行うこととなり、特開平8−163165号
公報記載のネットワーク管理装置の場合と同様に、ネッ
トワークの帯域幅や負荷、または通信装置に対する管理
操作発生状況に応じて、データの共有に使用するネット
ワークを柔軟に指定することができないという問題点が
あった。
載の従来の情報処理システムでは、すべての共有データ
を常に同期してそれぞれの装置に格納することとなり、
データ共有設定の柔軟性に欠けるとともに、大元の情報
は通信装置に存在するネットワーク管理装置の冗長構成
への適用を考えると、現用・予備の両管理装置間でのデ
ータ共有を行うこととなり、特開平8−163165号
公報記載のネットワーク管理装置の場合と同様に、ネッ
トワークの帯域幅や負荷、または通信装置に対する管理
操作発生状況に応じて、データの共有に使用するネット
ワークを柔軟に指定することができないという問題点が
あった。
【0009】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、現用系管理装置、予備系管
理装置、通信装置およびこれらを個別に接続するネット
ワークから構成される冗長構成ネットワーク管理装置に
おいて、現用系管理装置及び予備系管理装置間で共有す
べきデータの同期に用いるネットワークを、そのデータ
の種別や操作状況に応じて設定可能とすることで、ネッ
トワークを効率良く利用した冗長構成の管理装置間での
データ共有を実現することを目的とする。
ためになされたものであり、現用系管理装置、予備系管
理装置、通信装置およびこれらを個別に接続するネット
ワークから構成される冗長構成ネットワーク管理装置に
おいて、現用系管理装置及び予備系管理装置間で共有す
べきデータの同期に用いるネットワークを、そのデータ
の種別や操作状況に応じて設定可能とすることで、ネッ
トワークを効率良く利用した冗長構成の管理装置間での
データ共有を実現することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、管理デー
タを送信する通信装置と、上記通信装置から第1の通信
ネットワークを介して送信された上記管理データに基づ
いて上記通信装置を管理すると共に、上記通信装置から
送信された上記管理データの転送要否を判定し、この判
定結果に基づいて第2の通信ネットワークを介して上記
管理データを転送する現用系管理装置と、上記通信装置
により送信された上記管理データと上記現用系管理装置
により転送された上記管理データを保持し、上記現用系
管理装置に障害が発生した時には保持した管理データに
基づいて上記通信装置を管理する予備系管理装置と、を
備えたものである。
タを送信する通信装置と、上記通信装置から第1の通信
ネットワークを介して送信された上記管理データに基づ
いて上記通信装置を管理すると共に、上記通信装置から
送信された上記管理データの転送要否を判定し、この判
定結果に基づいて第2の通信ネットワークを介して上記
管理データを転送する現用系管理装置と、上記通信装置
により送信された上記管理データと上記現用系管理装置
により転送された上記管理データを保持し、上記現用系
管理装置に障害が発生した時には保持した管理データに
基づいて上記通信装置を管理する予備系管理装置と、を
備えたものである。
【0011】第2の発明は、上記管理データの種別毎に
上記予備系管理装置へ上記管理データを送信するか否か
を示す送信用フィルタを生成し、この送信用フィルタに
基づいて上記現用系管理装置と上記予備系管理装置の双
方、又は上記現用系管理装置のみに上記管理データを送
信するかを判定するデータ送信先判定部を有する通信装
置と、上記管理データのデータ送信先定義情報を設定
し、このデータ送信先定義情報に基づいて上記予備系管
理装置への上記管理データの転送要否を判定する転送要
否判定部を有する現用系管理装置とを備えたものであ
る。
上記予備系管理装置へ上記管理データを送信するか否か
を示す送信用フィルタを生成し、この送信用フィルタに
基づいて上記現用系管理装置と上記予備系管理装置の双
方、又は上記現用系管理装置のみに上記管理データを送
信するかを判定するデータ送信先判定部を有する通信装
置と、上記管理データのデータ送信先定義情報を設定
し、このデータ送信先定義情報に基づいて上記予備系管
理装置への上記管理データの転送要否を判定する転送要
否判定部を有する現用系管理装置とを備えたものであ
る。
【0012】第3の発明は、上記データ送信先定義情報
を第1の通信ネットワークを介して上記通信装置に送信
する現用系管理装置と、上記現用系管理装置から送信さ
れた上記データ送信先定義情報を格納するデータ送信先
定義情報格納部を有する通信装置と、上記データ送信先
定義情報格納部に格納された上記データ送信先定義情報
に基づいて上記送信用フィルタを生成するデータ送信先
判定部とを備えたものである。
を第1の通信ネットワークを介して上記通信装置に送信
する現用系管理装置と、上記現用系管理装置から送信さ
れた上記データ送信先定義情報を格納するデータ送信先
定義情報格納部を有する通信装置と、上記データ送信先
定義情報格納部に格納された上記データ送信先定義情報
に基づいて上記送信用フィルタを生成するデータ送信先
判定部とを備えたものである。
【0013】第4の発明は、上記データ送信先定義情報
格納部に格納された上記データ送信先定義情報を第1の
通信ネットワークを介して読み出す現用系管理装置と、
この読み出したデータ送信先定義情報に基づいて上記予
備系管理装置への上記管理データの転送要否を判定する
転送要否判定部とを備えたものである。
格納部に格納された上記データ送信先定義情報を第1の
通信ネットワークを介して読み出す現用系管理装置と、
この読み出したデータ送信先定義情報に基づいて上記予
備系管理装置への上記管理データの転送要否を判定する
転送要否判定部とを備えたものである。
【0014】第5の発明は、上記データ送信先定義情報
格納部に格納された上記データ送信先定義情報定義情報
を更新するデータ送信先定義情報更新部を有する通信装
置と、上記データ送信先定義情報更新部により更新され
た上記データ送信先定義情報定義情報に基づい上記送信
用フィルタを更新するデータ送信先判定部とを備えたも
のである。
格納部に格納された上記データ送信先定義情報定義情報
を更新するデータ送信先定義情報更新部を有する通信装
置と、上記データ送信先定義情報更新部により更新され
た上記データ送信先定義情報定義情報に基づい上記送信
用フィルタを更新するデータ送信先判定部とを備えたも
のである。
【0015】第6の発明は、上記現用系管理装置に上記
通信装置の管理要求をする端末を備え、上記現用系管理
装置は、上記端末から管理操作要求を受けると、上記通
信装置に対する管理操作の発生頻度が予め設定された閾
値を超えたかどうかを判定する管理操作発生状況判定部
と、上記管理操作発生状況判定部により判定された判定
結果に基づいて上記データ送信先定義情報を自動設定す
る装置管理部とを備えたものである。
通信装置の管理要求をする端末を備え、上記現用系管理
装置は、上記端末から管理操作要求を受けると、上記通
信装置に対する管理操作の発生頻度が予め設定された閾
値を超えたかどうかを判定する管理操作発生状況判定部
と、上記管理操作発生状況判定部により判定された判定
結果に基づいて上記データ送信先定義情報を自動設定す
る装置管理部とを備えたものである。
【0016】第7の発明は、上記装置管理部により実行
される上記データ送信先定義情報の自動設定機能の起動
又は停止要求を上記現用系管理装置に送信する端末と、
上記端末から送信された上記データ送信先定義情報の自
動設定の機能の停止又は起動要求に基づいて、上記管理
操作状況判定部での判定操作を起動又は停止させるフラ
グを設定する自動設定機能起動・停止部を有する現用系
管理装置と、上記自動設定機能起動・停止部で設定され
た上記フラグに基づいて上記装置管理部による上記デー
タ送信先定義情報の自動設定をするか否かを判定する管
理操作発生状況判定部とを備えたものである。
される上記データ送信先定義情報の自動設定機能の起動
又は停止要求を上記現用系管理装置に送信する端末と、
上記端末から送信された上記データ送信先定義情報の自
動設定の機能の停止又は起動要求に基づいて、上記管理
操作状況判定部での判定操作を起動又は停止させるフラ
グを設定する自動設定機能起動・停止部を有する現用系
管理装置と、上記自動設定機能起動・停止部で設定され
た上記フラグに基づいて上記装置管理部による上記デー
タ送信先定義情報の自動設定をするか否かを判定する管
理操作発生状況判定部とを備えたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、実施の形態
1を図を参照して説明する。図1は、この発明の実施の
形態1の冗長構成ネットワーク管理システムの構成図で
ある。図において、1はオペレータが操作するGUI端
末、2は現用系管理装置、3は予備系管理装置、4はG
UI端末1と管理装置を接続する通信ネットワーク、5
は現用系管理装置と予備系管理装置間を接続する通信ネ
ットワーク、6は管理装置と通信装置を接続する通信ネ
ットワーク、7は現用系管理装置2又は予備系管理装置
管理3により管理される通信装置である。
1を図を参照して説明する。図1は、この発明の実施の
形態1の冗長構成ネットワーク管理システムの構成図で
ある。図において、1はオペレータが操作するGUI端
末、2は現用系管理装置、3は予備系管理装置、4はG
UI端末1と管理装置を接続する通信ネットワーク、5
は現用系管理装置と予備系管理装置間を接続する通信ネ
ットワーク、6は管理装置と通信装置を接続する通信ネ
ットワーク、7は現用系管理装置2又は予備系管理装置
管理3により管理される通信装置である。
【0018】図2は、実施の形態1における、現用系管
理装置2、予備系管理装置3、通信装置7の各構成要素
を示す図である。図において、21は通信装置7を管理
する管理機能を持つ装置管理部、22は装置管理部21
内にあって通信装置7から送信されたデータの予備系管
理装置3への転送要否を判定する転送要否判定部、23
は通信装置7に対して設定されるデータ送信先定義情
報、24は通信ネットワーク5、6に対してデータの送
受信を行うネットワークインタフェース、31は予備系
管理装置3において現用系管理装置2の管理機能を引き
継いだ場合に通信装置7を管理するとともに、引継いだ
際に用いる現用系管理装置2から送信されるデータと通
信装置7から送信されるデータとを自管理装置内に格納
しておく機能を持つ装置管理部、32は通信ネットワー
ク5、6に対してデータの送受信を行うネットワークイ
ンタフェースである。
理装置2、予備系管理装置3、通信装置7の各構成要素
を示す図である。図において、21は通信装置7を管理
する管理機能を持つ装置管理部、22は装置管理部21
内にあって通信装置7から送信されたデータの予備系管
理装置3への転送要否を判定する転送要否判定部、23
は通信装置7に対して設定されるデータ送信先定義情
報、24は通信ネットワーク5、6に対してデータの送
受信を行うネットワークインタフェース、31は予備系
管理装置3において現用系管理装置2の管理機能を引き
継いだ場合に通信装置7を管理するとともに、引継いだ
際に用いる現用系管理装置2から送信されるデータと通
信装置7から送信されるデータとを自管理装置内に格納
しておく機能を持つ装置管理部、32は通信ネットワー
ク5、6に対してデータの送受信を行うネットワークイ
ンタフェースである。
【0019】また、71は通信装置7において通信ネッ
トワーク6に対してデータの送受信を行うネットワーク
インタフェース、72は通信装置7から管理装置に対し
て送信する必要のあるデータそれぞれに対して送信先を
判定するデータ送信先判定部、73は監視が開始される
際に現用系管理装置2から送信されたデータ送信先定義
情報を格納しておくデータ送信先定義情報格納部、74
は監視開始時に現用系管理装置2から送信されたデータ
送信先定義情報23をデータ送信先定義情報格納部73
に格納する監視開始要求処理部、75はデータ送信先判
定部72においてデータ送信先定義情報格納部73に格
納されたデータ送信先定義情報23を基に生成された送
信用フィルタである。なお、図3は、データ送信先定義
情報23の一例を示した図である。
トワーク6に対してデータの送受信を行うネットワーク
インタフェース、72は通信装置7から管理装置に対し
て送信する必要のあるデータそれぞれに対して送信先を
判定するデータ送信先判定部、73は監視が開始される
際に現用系管理装置2から送信されたデータ送信先定義
情報を格納しておくデータ送信先定義情報格納部、74
は監視開始時に現用系管理装置2から送信されたデータ
送信先定義情報23をデータ送信先定義情報格納部73
に格納する監視開始要求処理部、75はデータ送信先判
定部72においてデータ送信先定義情報格納部73に格
納されたデータ送信先定義情報23を基に生成された送
信用フィルタである。なお、図3は、データ送信先定義
情報23の一例を示した図である。
【0020】次に動作について説明する。図4は通信装
置7の処理手順を示すフローチャートであり、図5は現
用系管理装置2の処理手順を示すフローチャートであ
る。まず、現用系管理装置2は、通信装置7の監視を開
始する際に、図3に示したデータ送信先定義情報23を
設定する。通信装置7は、現用系管理装置2から送信さ
れたデータ送信先定義情報23を含む監視開始要求を受
信すると(ステップS1)、受信したデータ送信先定義
情報23をデータ送信先定義情報格納部73へ格納する
とともに、データ送信先判定部72に対してデータ送信
先定義情報格納部73にデータ送信先定義情報23が格
納されたことを通知する(ステップS2)。
置7の処理手順を示すフローチャートであり、図5は現
用系管理装置2の処理手順を示すフローチャートであ
る。まず、現用系管理装置2は、通信装置7の監視を開
始する際に、図3に示したデータ送信先定義情報23を
設定する。通信装置7は、現用系管理装置2から送信さ
れたデータ送信先定義情報23を含む監視開始要求を受
信すると(ステップS1)、受信したデータ送信先定義
情報23をデータ送信先定義情報格納部73へ格納する
とともに、データ送信先判定部72に対してデータ送信
先定義情報格納部73にデータ送信先定義情報23が格
納されたことを通知する(ステップS2)。
【0021】データ送信先判定部72は、送信先定義情
報23がデータ送信先定義情報格納部73に格納された
ことが通知されると、送信先定義情報格納部73から送
信先定義情報23を読出し、後の送信先判定に使いやす
いように、各データ種別毎に予備系管理装置3への送信
が必要かどうかをあらわすビットマスクである送信用フ
ィルタ75を生成する(ステップS3)。
報23がデータ送信先定義情報格納部73に格納された
ことが通知されると、送信先定義情報格納部73から送
信先定義情報23を読出し、後の送信先判定に使いやす
いように、各データ種別毎に予備系管理装置3への送信
が必要かどうかをあらわすビットマスクである送信用フ
ィルタ75を生成する(ステップS3)。
【0022】この後、各種データを通信装置7から管理
装置に対して送信する際には、通信装置7は送信データ
があるか否かを調べ(ステップS4)、送信データがあ
る場合には通信装置7はデータ送信先判定部72におい
てデータ種別をあらわすビットと送信用フィルタ75の
ビットマスクのビット単位の論理積を計算し、結果が1
の場合には現用系管理装置2と予備系管理装置3の双方
への送信が必要であると判定し、結果が0の場合には現
用系管理装置2のみへの送信が必要であると判定する
(ステップS5)。
装置に対して送信する際には、通信装置7は送信データ
があるか否かを調べ(ステップS4)、送信データがあ
る場合には通信装置7はデータ送信先判定部72におい
てデータ種別をあらわすビットと送信用フィルタ75の
ビットマスクのビット単位の論理積を計算し、結果が1
の場合には現用系管理装置2と予備系管理装置3の双方
への送信が必要であると判定し、結果が0の場合には現
用系管理装置2のみへの送信が必要であると判定する
(ステップS5)。
【0023】ステップS4で送信データがない場合には
送信データがあるまで送信データの有無を調べる動作が
行われる。また、管理装置から監視停止要求を受信した
場合には再び監視開始要求の受信待ちとなる(ステップ
S7)。ステップS5で送信データの送信先が決定され
ると、決定された管理装置に対してネットワークインタ
フェース71から通信ネットワーク6を介して送信デー
タを送信する(ステップS6)。
送信データがあるまで送信データの有無を調べる動作が
行われる。また、管理装置から監視停止要求を受信した
場合には再び監視開始要求の受信待ちとなる(ステップ
S7)。ステップS5で送信データの送信先が決定され
ると、決定された管理装置に対してネットワークインタ
フェース71から通信ネットワーク6を介して送信デー
タを送信する(ステップS6)。
【0024】次に、現用系管理装置2は、通信装置7か
ら通信ネットワーク6およびネットワークインタフェー
ス24を介して送信されたデータを受信すると(ステッ
プS11)、図3に示したデータ送信先定義情報23を
基に、現用系管理装置2から予備系管理装置3へ送信す
べきデータを装置管理部21内に設けた転送要否判定部
22で判定する(ステップS12)。
ら通信ネットワーク6およびネットワークインタフェー
ス24を介して送信されたデータを受信すると(ステッ
プS11)、図3に示したデータ送信先定義情報23を
基に、現用系管理装置2から予備系管理装置3へ送信す
べきデータを装置管理部21内に設けた転送要否判定部
22で判定する(ステップS12)。
【0025】即ち、転送要否判定部22により、予備系
管理装置3が通信装置7から直接取得できないデータで
あるか否か(予備系管理装置3へ転送すべきか否かの転
送要否)が調べられ(ステップS13)、予備系管理装
置3が通信装置7から取得できないデータであると判断
した場合には、該データをネットワークインタフェース
24および通信ネットワーク5を介して予備系管理装置
3へ転送する(ステップS13)。
管理装置3が通信装置7から直接取得できないデータで
あるか否か(予備系管理装置3へ転送すべきか否かの転
送要否)が調べられ(ステップS13)、予備系管理装
置3が通信装置7から取得できないデータであると判断
した場合には、該データをネットワークインタフェース
24および通信ネットワーク5を介して予備系管理装置
3へ転送する(ステップS13)。
【0026】予備系管理装置3は、通信装置7や現用系
管理装置2から受信したデータを保持しておき、現用系
管理装置2に障害が発生した時には該データを用いて通
信装置7の管理を行う。また、現用系管理装置2から予
備系管理装置3へのデータ転送は、すぐに行っても良い
し、ある程度まとめてから転送しても良い。現用系管理
装置2はGUI端末1から終了要求を受信すると(ステ
ップS15)、通信装置7へ管理終了要求を送信して(ス
テップS16)、処理を終了する。
管理装置2から受信したデータを保持しておき、現用系
管理装置2に障害が発生した時には該データを用いて通
信装置7の管理を行う。また、現用系管理装置2から予
備系管理装置3へのデータ転送は、すぐに行っても良い
し、ある程度まとめてから転送しても良い。現用系管理
装置2はGUI端末1から終了要求を受信すると(ステ
ップS15)、通信装置7へ管理終了要求を送信して(ス
テップS16)、処理を終了する。
【0027】以上のように本実施の形態によれば、現用
系管理装置2と予備系管理装置3の間での管理データの
二重化に用いる通信ネットワークをデータ種別毎に指定
することで、例えば通信ネットワーク5が通信ネットワ
ーク6に比べて高速なネットワークである場合には通信
装置7から送信されるすべてのデータを現用系管理装置
2に送信し、予備系管理装置3に対する管理データの同
期には通信ネットワーク5を用いるといった具合に、通
信ネットワーク5、6の性能に応じて、現用系管理装置
2と予備系管理装置3で効率良く管理データの二重化管
理を行うことが可能となる。即ち、ネットワークを効率
良く利用した冗長構成の管理装置間でのデータ共有を実
現することができる。
系管理装置2と予備系管理装置3の間での管理データの
二重化に用いる通信ネットワークをデータ種別毎に指定
することで、例えば通信ネットワーク5が通信ネットワ
ーク6に比べて高速なネットワークである場合には通信
装置7から送信されるすべてのデータを現用系管理装置
2に送信し、予備系管理装置3に対する管理データの同
期には通信ネットワーク5を用いるといった具合に、通
信ネットワーク5、6の性能に応じて、現用系管理装置
2と予備系管理装置3で効率良く管理データの二重化管
理を行うことが可能となる。即ち、ネットワークを効率
良く利用した冗長構成の管理装置間でのデータ共有を実
現することができる。
【0028】実施の形態2.以下、実施の形態2を図を
参照して説明する。図6は、実施の形態2における、現
用系管理装置2、予備系管理装置3、通信装置7の各構
成要素を示す図である。図2と同一符号は同一又は相当
部分を示し説明を省略する。図において、76は監視開
始後にオペレータの指示でデータ送信先定義情報の変更
を行う際に、現用系管理装置2から送信される要求を受
信して通信装置7のデータ送信先定義情報格納部73に
格納されているデータ送信先定義情報を更新するデータ
送信先定義情報更新部であるデータ送信先定義情報読出
・変更インタフェースを示す。
参照して説明する。図6は、実施の形態2における、現
用系管理装置2、予備系管理装置3、通信装置7の各構
成要素を示す図である。図2と同一符号は同一又は相当
部分を示し説明を省略する。図において、76は監視開
始後にオペレータの指示でデータ送信先定義情報の変更
を行う際に、現用系管理装置2から送信される要求を受
信して通信装置7のデータ送信先定義情報格納部73に
格納されているデータ送信先定義情報を更新するデータ
送信先定義情報更新部であるデータ送信先定義情報読出
・変更インタフェースを示す。
【0029】次に動作について説明する。図7は通信装
置7の処理手順を示すフローチャートであり、図8は現
用系管理装置2の処理手順を示すフローチャートであ
る。通信装置7はネットワークインタフェース71を介
して現用系管理装置2から送信先定義情報更新要求を受
信すると(ステップS21)、データ送信先定義情報読出
・変更インタフェース76を用いてデータ送信先定義情
報格納部73に格納されたデータ送信先定義情報を更新
する(ステップS22)とともに、データ送信先判定部7
2は更新されたデータ送信先定義情報に基づいて送信用
フィルタ75を更新する(ステップS23)。
置7の処理手順を示すフローチャートであり、図8は現
用系管理装置2の処理手順を示すフローチャートであ
る。通信装置7はネットワークインタフェース71を介
して現用系管理装置2から送信先定義情報更新要求を受
信すると(ステップS21)、データ送信先定義情報読出
・変更インタフェース76を用いてデータ送信先定義情
報格納部73に格納されたデータ送信先定義情報を更新
する(ステップS22)とともに、データ送信先判定部7
2は更新されたデータ送信先定義情報に基づいて送信用
フィルタ75を更新する(ステップS23)。
【0030】この後、各種データを通信装置7から管理
装置に対して送信する際には、通信装置7は送信データ
があるかどうかを調べ(ステップS24)、送信データ
がある場合には通信装置7はデータ送信先判定部72に
おいて送信用フィルタ75を用いてデータの送信先を決
定する(ステップS25)。ステップS24で送信データ
が無い場合には送信先定義情報更新要求の受信と送信デ
ータの有無を調べる動作が行われる。ステップS25で
送信データの送信先が決定されると、決定された管理装
置に対してネットワークインタフェース71から通信ネ
ットワーク6を介して送信データを送信する(ステップ
S26)。
装置に対して送信する際には、通信装置7は送信データ
があるかどうかを調べ(ステップS24)、送信データ
がある場合には通信装置7はデータ送信先判定部72に
おいて送信用フィルタ75を用いてデータの送信先を決
定する(ステップS25)。ステップS24で送信データ
が無い場合には送信先定義情報更新要求の受信と送信デ
ータの有無を調べる動作が行われる。ステップS25で
送信データの送信先が決定されると、決定された管理装
置に対してネットワークインタフェース71から通信ネ
ットワーク6を介して送信データを送信する(ステップ
S26)。
【0031】次に、現用系管理装置2の装置管理部21
は、ネットワークインタフェース24および通信ネット
ワーク4を介してGUI端末1から送信先定義情報更新
要求を受信すると(ステップS31)、ネットワークイン
タフェース24および通信ネットワーク6を介して要求
を通信装置7に送信する(ステップS32)。また、現用
系管理装置2はネットワークインタフェース24および
通信ネットワーク5を介して通信装置7からデータ送信
先定義情報を読出しておく。
は、ネットワークインタフェース24および通信ネット
ワーク4を介してGUI端末1から送信先定義情報更新
要求を受信すると(ステップS31)、ネットワークイン
タフェース24および通信ネットワーク6を介して要求
を通信装置7に送信する(ステップS32)。また、現用
系管理装置2はネットワークインタフェース24および
通信ネットワーク5を介して通信装置7からデータ送信
先定義情報を読出しておく。
【0032】この後、現用系管理装置2は通信装置7か
ら通信ネットワーク6およびネットワークインタフェー
ス24を介して送信されたデータを受信すると、通信装
置7から読み出しておいたデータ送信先定義情報に基づ
いて予備系管理装置3へ転送すべきデータを装置管理部
21内に設けた転送要否判定部22で判定する。現用系
管理装置2は、転送要と判定されたデータを通信ネット
ワーク5およびネットワークインタフェース24を介し
て予備系管理装置3へと転送する。予備系管理装置3
は、通信装置7や現用系管理装置2から受信したデータ
を保持しておき、現用系管理装置2に障害が発生した時
には該データを用いて通信装置7の管理を行う。また、
現用系管理装置2から予備系管理装置3へのデータ転送
は、すぐに行っても良いし、ある程度まとめてから転送
しても良い。
ら通信ネットワーク6およびネットワークインタフェー
ス24を介して送信されたデータを受信すると、通信装
置7から読み出しておいたデータ送信先定義情報に基づ
いて予備系管理装置3へ転送すべきデータを装置管理部
21内に設けた転送要否判定部22で判定する。現用系
管理装置2は、転送要と判定されたデータを通信ネット
ワーク5およびネットワークインタフェース24を介し
て予備系管理装置3へと転送する。予備系管理装置3
は、通信装置7や現用系管理装置2から受信したデータ
を保持しておき、現用系管理装置2に障害が発生した時
には該データを用いて通信装置7の管理を行う。また、
現用系管理装置2から予備系管理装置3へのデータ転送
は、すぐに行っても良いし、ある程度まとめてから転送
しても良い。
【0033】以上のように本実施の形態によれば、通信
装置7に対する管理操作を多数行っている間は通信装置
7の処理負荷が高いことを考慮して、通信装置7から送
信されるデータはすべて現用系管理装置2に送信し、予
備系管理装置3へはすべてのデータを現用系管理装置2
から送信するように設定することが可能となり、オペレ
ータは通信ネットワーク5や6の使用状況および監視中
の通信装置7の状況等を考慮して、現用系管理装置2と
予備系管理装置3の間でのデータ同期に用いる通信ネッ
トワークを効率良く利用することが可能となる。また、
併せてネットワークを効率良く利用した冗長構成の管理
装置間でのデータ共有を実現することができる。
装置7に対する管理操作を多数行っている間は通信装置
7の処理負荷が高いことを考慮して、通信装置7から送
信されるデータはすべて現用系管理装置2に送信し、予
備系管理装置3へはすべてのデータを現用系管理装置2
から送信するように設定することが可能となり、オペレ
ータは通信ネットワーク5や6の使用状況および監視中
の通信装置7の状況等を考慮して、現用系管理装置2と
予備系管理装置3の間でのデータ同期に用いる通信ネッ
トワークを効率良く利用することが可能となる。また、
併せてネットワークを効率良く利用した冗長構成の管理
装置間でのデータ共有を実現することができる。
【0034】実施の形態3.以下、実施の形態3を図を
参照して説明する。図9は、この発明の実施の形態3に
おける、現用系管理装置2、予備系管理装置3、通信装
置7の各構成要素を示す図である。図において、25は
現用系管理装置2でGUI端末1からの管理操作の発生
状況を判定する管理操作発生状況判定部であり、それ以
外は図6と同じものである。
参照して説明する。図9は、この発明の実施の形態3に
おける、現用系管理装置2、予備系管理装置3、通信装
置7の各構成要素を示す図である。図において、25は
現用系管理装置2でGUI端末1からの管理操作の発生
状況を判定する管理操作発生状況判定部であり、それ以
外は図6と同じものである。
【0035】次に動作について説明する。図10は現用
系管理装置2の装置管理部21内に設けた管理操作発生
状況判定部25の処理手順を示すフローチャートであ
り、図11は装置管理部21の処理手順を示すフローチ
ャートである。また、図12、図13は現用系管理装置
2から通信装置7へ設定されるデータ送信先定義情報の
一例を示す図である。
系管理装置2の装置管理部21内に設けた管理操作発生
状況判定部25の処理手順を示すフローチャートであ
り、図11は装置管理部21の処理手順を示すフローチ
ャートである。また、図12、図13は現用系管理装置
2から通信装置7へ設定されるデータ送信先定義情報の
一例を示す図である。
【0036】まず現用系管理装置2の装置管理部21内
に設けた管理操作発生状況判定部25は、GUI端末1
からのオペレータによる操作要求を受け取る(ステップ
S41)と、対象となる通信装置7毎にその操作数を計
測し(ステップS42)、管理操作の対象となる通信装置
7に対する管理操作の発生頻度が、予め管理操作発生状
況判定部25に設定された閾値を超えたかどうかを判定
する(ステップS43)。閾値を超えている場合には装置
管理部21に対してその旨を通知する(ステップS4
4)。また、単位時間以前の計測データは破棄し(ステ
ップS45)、再びGUI端末1からの管理操作待って
同様の処理を繰り返す。
に設けた管理操作発生状況判定部25は、GUI端末1
からのオペレータによる操作要求を受け取る(ステップ
S41)と、対象となる通信装置7毎にその操作数を計
測し(ステップS42)、管理操作の対象となる通信装置
7に対する管理操作の発生頻度が、予め管理操作発生状
況判定部25に設定された閾値を超えたかどうかを判定
する(ステップS43)。閾値を超えている場合には装置
管理部21に対してその旨を通知する(ステップS4
4)。また、単位時間以前の計測データは破棄し(ステ
ップS45)、再びGUI端末1からの管理操作待って
同様の処理を繰り返す。
【0037】次に、現用系管理装置2の装置管理部21
は、管理操作発生状況判定部から閾値超過の通知を受信
する(ステップS51)と、最大閾値を上回っている場合
には該通信装置7に対して、例えば図12に示すような
データ送信先定義情報23を、最低閾値を下回っている
場合には、例えば図13に示すデータ送信先定義情報2
3を自動的に設定する(ステップS53)。また、ステ
ップS51で閾値超過の通知を受信しなかった場合、G
UI端末1からの送信先定義情報更新要求を受信したか
どうかを調査し(ステップS52)、受信した場合には
同様に通信装置7に対して、データ送信先情報更新要求
を送信する(ステップS53)。また、送信先定義情報更
新要求を通信装置7に対して送信した後、現用系管理装
置2はネットワークインタフェース24および通信ネッ
トワーク5を介して通信装置7からデータ送信先定義情
報を読み出す(ステップS54)。
は、管理操作発生状況判定部から閾値超過の通知を受信
する(ステップS51)と、最大閾値を上回っている場合
には該通信装置7に対して、例えば図12に示すような
データ送信先定義情報23を、最低閾値を下回っている
場合には、例えば図13に示すデータ送信先定義情報2
3を自動的に設定する(ステップS53)。また、ステ
ップS51で閾値超過の通知を受信しなかった場合、G
UI端末1からの送信先定義情報更新要求を受信したか
どうかを調査し(ステップS52)、受信した場合には
同様に通信装置7に対して、データ送信先情報更新要求
を送信する(ステップS53)。また、送信先定義情報更
新要求を通信装置7に対して送信した後、現用系管理装
置2はネットワークインタフェース24および通信ネッ
トワーク5を介して通信装置7からデータ送信先定義情
報を読み出す(ステップS54)。
【0038】この後、現用系管理装置2は通信装置7か
ら通信ネットワーク6およびネットワークインタフェー
ス24を介して送信されたデータを受信すると、通信装
置7から読み出しておいたデータ送信先定義情報に基づ
いて予備系管理装置3へ転送すべきデータを装置管理部
21内に設けた転送要否判定部22で判定する。現用系
管理装置2は、転送要と判定されたデータを通信ネット
ワーク5およびネットワークインタフェース24を介し
て予備系管理装置3へと転送する。予備系管理装置3
は、通信装置7や現用系管理装置2から受信したデータ
を保持しておき、現用系管理装置2に障害が発生した時
には該データを用いて通信装置7の管理を行う。また、
現用系管理装置2から予備系管理装置3へのデータ転送
は、すぐに行っても良いし、ある程度まとめてから転送
しても良い。
ら通信ネットワーク6およびネットワークインタフェー
ス24を介して送信されたデータを受信すると、通信装
置7から読み出しておいたデータ送信先定義情報に基づ
いて予備系管理装置3へ転送すべきデータを装置管理部
21内に設けた転送要否判定部22で判定する。現用系
管理装置2は、転送要と判定されたデータを通信ネット
ワーク5およびネットワークインタフェース24を介し
て予備系管理装置3へと転送する。予備系管理装置3
は、通信装置7や現用系管理装置2から受信したデータ
を保持しておき、現用系管理装置2に障害が発生した時
には該データを用いて通信装置7の管理を行う。また、
現用系管理装置2から予備系管理装置3へのデータ転送
は、すぐに行っても良いし、ある程度まとめてから転送
しても良い。
【0039】以上のように本実施の形態によれば、通信
装置7に対する管理操作を多数行っている間は通信装置
7の処理負荷が高いことを考慮して、通信装置7から送
信されるデータはすべて現用系管理装置2に送信し、予
備系管理装置3へはすべてのデータを現用系管理装置2
から送信するように自動的に設定するとともに、管理操
作の発生頻度が低くなったときには通信装置7の処理負
荷も低減したと判断して、通信装置7から送信されるデ
ータはすべて現用系管理装置2と予備系管理装置3の両
方に送信するように自動的に設定することが可能とな
り、現用系管理装置2と予備系管理装置3の間でのデー
タ同期に用いる通信ネットワークを管理装置が自動的
に、かつ管理操作の発生頻度に応じて動的に効率良く利
用することが可能となる。また、実施の形態2と同様に
オペレータからの指示によりGUI端末1から送信され
る送信先定義情報更新要求を受信し、オペレータから指
定された送信先定義情報を通信装置7に設定することも
可能である。
装置7に対する管理操作を多数行っている間は通信装置
7の処理負荷が高いことを考慮して、通信装置7から送
信されるデータはすべて現用系管理装置2に送信し、予
備系管理装置3へはすべてのデータを現用系管理装置2
から送信するように自動的に設定するとともに、管理操
作の発生頻度が低くなったときには通信装置7の処理負
荷も低減したと判断して、通信装置7から送信されるデ
ータはすべて現用系管理装置2と予備系管理装置3の両
方に送信するように自動的に設定することが可能とな
り、現用系管理装置2と予備系管理装置3の間でのデー
タ同期に用いる通信ネットワークを管理装置が自動的
に、かつ管理操作の発生頻度に応じて動的に効率良く利
用することが可能となる。また、実施の形態2と同様に
オペレータからの指示によりGUI端末1から送信され
る送信先定義情報更新要求を受信し、オペレータから指
定された送信先定義情報を通信装置7に設定することも
可能である。
【0040】実施の形態4.以下、実施の形態4を図を
参照して説明する。図14は実施の形態4における、現
用系管理装置2、予備系管理装置3、通信装置7の各構
成要素を示す図である。図において、26はGUI端末
1を操作するオペレータが、管理操作発生状況による自
動的かつ動的なデータ送信先の変更を、停止・起動する
ために、装置管理部21内に設けられた自動設定機能起
動・停止部である自動設定機能起動・停止インタフェー
スを示し、26以外は図9と同じものを示す。
参照して説明する。図14は実施の形態4における、現
用系管理装置2、予備系管理装置3、通信装置7の各構
成要素を示す図である。図において、26はGUI端末
1を操作するオペレータが、管理操作発生状況による自
動的かつ動的なデータ送信先の変更を、停止・起動する
ために、装置管理部21内に設けられた自動設定機能起
動・停止部である自動設定機能起動・停止インタフェー
スを示し、26以外は図9と同じものを示す。
【0041】次に動作について説明する。図15は現用
系管理装置2の装置管理部21内に設けられた自動設定
機能起動・停止インタフェース26の処理手順を示すフ
ローチャートを示し、図16は管理操作発生状況判定部
25の処理手順を示すフローチャートである。まず、G
UI端末1を操作するオペレータがデータ送信先定義情
報の自動設定機能の停止要求を現用系管理装置2に送信
する。現用系管理装置2の装置管理部21内に設けられ
た自動設定機能起動・停止インタフェース26は該要求
を通信ネットワーク4およびネットワークインタフェー
ス24を介して受信し(ステップS61)、管理操作状
況判定部25の起動・停止フラグを停止に変更する(ス
テップS62)。
系管理装置2の装置管理部21内に設けられた自動設定
機能起動・停止インタフェース26の処理手順を示すフ
ローチャートを示し、図16は管理操作発生状況判定部
25の処理手順を示すフローチャートである。まず、G
UI端末1を操作するオペレータがデータ送信先定義情
報の自動設定機能の停止要求を現用系管理装置2に送信
する。現用系管理装置2の装置管理部21内に設けられ
た自動設定機能起動・停止インタフェース26は該要求
を通信ネットワーク4およびネットワークインタフェー
ス24を介して受信し(ステップS61)、管理操作状
況判定部25の起動・停止フラグを停止に変更する(ス
テップS62)。
【0042】また、GUI端末1を操作するオペレータ
がデータ送信先定義情報の自動設定機能の起動要求を現
用系管理装置2に送信すると、現用系管理装置2の装置
管理部21内に設けられた自動設定機能起動・停止イン
タフェース26は該要求を通信ネットワーク4およびネ
ットワークインタフェース24を介して受信し(ステッ
プS63)、管理操作状況判定部25の起動・停止フラ
グを起動に変更する(ステップS64)。現用系管理装置
2の装置管理部21内に設けられた自動設定機能起動・
停止インタフェース26はGUI端末1からの自動設定
機能起動・停止要求を受信するまで、または受信後上記
動作を行った後、継続して該要求の処理を続ける。
がデータ送信先定義情報の自動設定機能の起動要求を現
用系管理装置2に送信すると、現用系管理装置2の装置
管理部21内に設けられた自動設定機能起動・停止イン
タフェース26は該要求を通信ネットワーク4およびネ
ットワークインタフェース24を介して受信し(ステッ
プS63)、管理操作状況判定部25の起動・停止フラ
グを起動に変更する(ステップS64)。現用系管理装置
2の装置管理部21内に設けられた自動設定機能起動・
停止インタフェース26はGUI端末1からの自動設定
機能起動・停止要求を受信するまで、または受信後上記
動作を行った後、継続して該要求の処理を続ける。
【0043】次に、管理操作発生状況判定部25は、起
動・停止フラグが停止である場合には、該フラグが起動
になるまで待機し(ステップS71)、自動設定機能を動
作させない。起動・停止フラグが起動の場合、管理操作
発生状況判定部25は、GUI端末1からのオペレータ
による操作要求を受け取る(ステップS72)と、対象と
なる通信装置7毎にその操作数を計測し(ステップS7
3)、管理操作の対象となる通信装置7に対する管理操
作の発生頻度が予め管理操作発生状況判定部25に設定
された閾値を超えたかどうかを判定する(ステップS7
4)。閾値を超えている場合には装置管理部21に対し
てその旨を通知する(ステップS75)。また、単位時間
以前の計測データは破棄し(ステップS76)、再びG
UI端末1からの管理操作待って同様の処理を繰り返
す。
動・停止フラグが停止である場合には、該フラグが起動
になるまで待機し(ステップS71)、自動設定機能を動
作させない。起動・停止フラグが起動の場合、管理操作
発生状況判定部25は、GUI端末1からのオペレータ
による操作要求を受け取る(ステップS72)と、対象と
なる通信装置7毎にその操作数を計測し(ステップS7
3)、管理操作の対象となる通信装置7に対する管理操
作の発生頻度が予め管理操作発生状況判定部25に設定
された閾値を超えたかどうかを判定する(ステップS7
4)。閾値を超えている場合には装置管理部21に対し
てその旨を通知する(ステップS75)。また、単位時間
以前の計測データは破棄し(ステップS76)、再びG
UI端末1からの管理操作待って同様の処理を繰り返
す。
【0044】現用系管理装置2の装置管理部21は、実
施の形態3と同様に、管理操作発生状況判定部から閾値
超過の通知を受信すると、最大閾値を上回っている場合
には該通信装置7に対して、例えば図12に示すような
データ送信先定義情報23を、最低閾値を下回っている
場合には、例えば図13に示すデータ送信先定義情報2
3を自動的に設定する。また、閾値超過の通知を受信し
なかった場合、GUI端末1からの送信先定義情報更新
要求を受信したかどうかを調査し、受信した場合には同
様に通信装置7に対して、データ送信先情報更新要求を
送信する。また、送信先定義情報更新要求を通信装置7
に対して送信した後、現用系管理装置2はネットワーク
インタフェース24および通信ネットワーク5を介して
通信装置7からデータ送信先定義情報を読出しておく。
施の形態3と同様に、管理操作発生状況判定部から閾値
超過の通知を受信すると、最大閾値を上回っている場合
には該通信装置7に対して、例えば図12に示すような
データ送信先定義情報23を、最低閾値を下回っている
場合には、例えば図13に示すデータ送信先定義情報2
3を自動的に設定する。また、閾値超過の通知を受信し
なかった場合、GUI端末1からの送信先定義情報更新
要求を受信したかどうかを調査し、受信した場合には同
様に通信装置7に対して、データ送信先情報更新要求を
送信する。また、送信先定義情報更新要求を通信装置7
に対して送信した後、現用系管理装置2はネットワーク
インタフェース24および通信ネットワーク5を介して
通信装置7からデータ送信先定義情報を読出しておく。
【0045】この後、現用系管理装置2は通信装置7か
ら通信ネットワーク6およびネットワークインタフェー
ス24を介して送信されたデータを受信すると、通信装
置7から読み出しておいたデータ送信先定義情報に基づ
いて予備系管理装置3へ転送すべきデータを装置管理部
21内に設けた転送要否判定部22で判定する。現用系
管理装置2は、転送要と判定されたデータを通信ネット
ワーク5およびネットワークインタフェース24を介し
て予備系管理装置3へと転送する。予備系管理装置3
は、通信装置7や現用系管理装置2から受信したデータ
を保持しておき、現用系管理装置2に障害が発生した時
には該データを用いて通信装置7の管理を行う。また、
現用系管理装置2から予備系管理装置3へのデータ転送
は、すぐに行っても良いし、ある程度まとめてから転送
しても良い。
ら通信ネットワーク6およびネットワークインタフェー
ス24を介して送信されたデータを受信すると、通信装
置7から読み出しておいたデータ送信先定義情報に基づ
いて予備系管理装置3へ転送すべきデータを装置管理部
21内に設けた転送要否判定部22で判定する。現用系
管理装置2は、転送要と判定されたデータを通信ネット
ワーク5およびネットワークインタフェース24を介し
て予備系管理装置3へと転送する。予備系管理装置3
は、通信装置7や現用系管理装置2から受信したデータ
を保持しておき、現用系管理装置2に障害が発生した時
には該データを用いて通信装置7の管理を行う。また、
現用系管理装置2から予備系管理装置3へのデータ転送
は、すぐに行っても良いし、ある程度まとめてから転送
しても良い。
【0046】以上のように本実施の形態によれば、管理
装置が多数の通信装置を管理している場合などに、他の
通信装置への管理操作が多発し通信ネットワーク6が混
雑していることを把握したオペレータは、各通信装置に
対して自動設定機能を停止し、かつデータ送信先定義情
報更新要求を用いて、例えば図12に示すデータ送信先
定義情報を固定的に設定することで、通信ネットワーク
6の混雑を緩和することが可能となる。また、他の通信
装置への管理操作が少なく通信ネットワーク6が空いて
いることを把握したオペレータは、各通信装置に対して
自動設定機能を起動し、かつデータ送信先定義情報更新
要求を用いて、例えば図13に示すデータ送信先定義情
報を固定的に設定することで、通信ネットワーク6の空
きに対応した通信を行うことが可能となる。即ち、通信
ネットワークの混雑状況に応じた通信ネットワークの使
用により、ネットワークを効率良く利用した冗長構成の
管理装置間でのデータ共有を実現することができる。
装置が多数の通信装置を管理している場合などに、他の
通信装置への管理操作が多発し通信ネットワーク6が混
雑していることを把握したオペレータは、各通信装置に
対して自動設定機能を停止し、かつデータ送信先定義情
報更新要求を用いて、例えば図12に示すデータ送信先
定義情報を固定的に設定することで、通信ネットワーク
6の混雑を緩和することが可能となる。また、他の通信
装置への管理操作が少なく通信ネットワーク6が空いて
いることを把握したオペレータは、各通信装置に対して
自動設定機能を起動し、かつデータ送信先定義情報更新
要求を用いて、例えば図13に示すデータ送信先定義情
報を固定的に設定することで、通信ネットワーク6の空
きに対応した通信を行うことが可能となる。即ち、通信
ネットワークの混雑状況に応じた通信ネットワークの使
用により、ネットワークを効率良く利用した冗長構成の
管理装置間でのデータ共有を実現することができる。
【0047】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0048】第1〜第4の発明では、通信装置を管理す
る現用系管理装置が、通信装置から第1の通信ネットワ
ークを介して送信された管理データの転送要否を判定
し、この判定結果に基づいて第2の通信ネットワークを
介して管理データを予備系管理装置に転送し、予備系管
理装置が現用系管理装置に障害が発生した時には、保持
した管理データに基づいて上記通信装置を管理すること
により、通信ネットワークの性能に応じて効率良く管理
データの二重化を行うことが可能となり、ネットワーク
を効率良く利用した冗長構成の管理装置間でのデータ共
有を実現することができる。
る現用系管理装置が、通信装置から第1の通信ネットワ
ークを介して送信された管理データの転送要否を判定
し、この判定結果に基づいて第2の通信ネットワークを
介して管理データを予備系管理装置に転送し、予備系管
理装置が現用系管理装置に障害が発生した時には、保持
した管理データに基づいて上記通信装置を管理すること
により、通信ネットワークの性能に応じて効率良く管理
データの二重化を行うことが可能となり、ネットワーク
を効率良く利用した冗長構成の管理装置間でのデータ共
有を実現することができる。
【0049】第5の発明では、データ送信先判定部が、
データ送信先定義情報更新部により更新されたデータ送
信先定義情報定義情報に基づい送信用フィルタを更新す
ることにより、通信ネットワーク5や6の使用状況およ
び通信装置の状況等を考慮して、現用系管理装置と予備
系管理装置に管理データの送信を行うこと可能となるの
で、通信ネットワークを効率良く利用することができ
る。
データ送信先定義情報更新部により更新されたデータ送
信先定義情報定義情報に基づい送信用フィルタを更新す
ることにより、通信ネットワーク5や6の使用状況およ
び通信装置の状況等を考慮して、現用系管理装置と予備
系管理装置に管理データの送信を行うこと可能となるの
で、通信ネットワークを効率良く利用することができ
る。
【0050】第6の発明では、通信装置に対する管理操
作の発生頻度が予め設定された閾値を超えたかどうかの
判定結果に基づいて現用系管理装置のみ、又は現用系管
理装置と予備系管理装置の双方に管理データを送信する
ことにより、管理装置が通信ネットワークを自動的に、
かつ管理操作の発生頻度に応じて効率良く利用すること
ができる。
作の発生頻度が予め設定された閾値を超えたかどうかの
判定結果に基づいて現用系管理装置のみ、又は現用系管
理装置と予備系管理装置の双方に管理データを送信する
ことにより、管理装置が通信ネットワークを自動的に、
かつ管理操作の発生頻度に応じて効率良く利用すること
ができる。
【0051】第7の発明では、端末から送信されたデー
タ送信先定義情報の自動設定の機能の停止又は起動要求
に基づいて、データ送信先定義情報を自動設定をするか
否かを判定することにより、通信ネットワークの混雑状
況に応じた通信ネットワークの使用をすることが可能と
なるので、通信ネットワークを効率良く利用することが
できる。
タ送信先定義情報の自動設定の機能の停止又は起動要求
に基づいて、データ送信先定義情報を自動設定をするか
否かを判定することにより、通信ネットワークの混雑状
況に応じた通信ネットワークの使用をすることが可能と
なるので、通信ネットワークを効率良く利用することが
できる。
【図1】 実施の形態1の冗長構成ネットワーク管理シ
ステムの構成図。
ステムの構成図。
【図2】 実施の形態1における現用系管理装置2、予
備系管理装置3、通信装置7の各構成要素を示す図。
備系管理装置3、通信装置7の各構成要素を示す図。
【図3】 実施の形態1におけるデータ送信先定義情報
23の一例を示した図。
23の一例を示した図。
【図4】 実施の形態1における通信装置7の処理手順
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
【図5】 実施の形態1における現用系管理装置2の処
理手順を示すフローチャート。
理手順を示すフローチャート。
【図6】 実施の形態2における現用系管理装置2、予
備系管理装置3、通信装置7の各構成要素を示す図。
備系管理装置3、通信装置7の各構成要素を示す図。
【図7】 実施の形態2における通信装置7の処理手順
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
【図8】 実施の形態2における現用系管理装置2の処
理手順を示すフローチャート。
理手順を示すフローチャート。
【図9】 実施の形態3における現用系管理装置2、予
備系管理装置3、通信装置7の各構成要素を示す図。
備系管理装置3、通信装置7の各構成要素を示す図。
【図10】 実施の形態3における管理操作発生状況判
定部25の処理手順を示すフローチャート。
定部25の処理手順を示すフローチャート。
【図11】 実施の形態3における装置管理部21の処
理手順を示すフローチャート。
理手順を示すフローチャート。
【図12】 実施の形態3におけるデータ送信先定義情
報の一例を示す図。
報の一例を示す図。
【図13】 実施の形態3におけるデータ送信先定義情
報の一例を示す図。
報の一例を示す図。
【図14】 実施の形態4における、現用系管理装置
2、予備系管理装置3、通信装置7の各構成要素を示す
図。
2、予備系管理装置3、通信装置7の各構成要素を示す
図。
【図15】 実施の形態4における自動設定機能起動・
停止インタフェース26の処理手順を示すフローチャー
ト。
停止インタフェース26の処理手順を示すフローチャー
ト。
【図16】 実施の形態4における管理操作発生状況判
定部25の処理手順を示すフローチャート。
定部25の処理手順を示すフローチャート。
【図17】 従来のネットワーク管理装置の構成図。
【図18】 従来の情報処理システムの構成図。
1 GUI端末、2 現用系管理装置、3 予備系管理
装置、4 通信ネットワーク、5 通信ネットワーク、
6 通信ネットワーク、7 通信装置、21装置管理
部、22 転送要否判定部、23 データ送信先定義情
報、24 ネットワークインタフェース、31 装置管
理部、32 ネットワークインタフェース、71 ネッ
トワークインタフェース、72 データ送信先判定部、
73 データ送信先定義情報格納部、74 監視開始要
求処理部、75 送信用フィルタ。
装置、4 通信ネットワーク、5 通信ネットワーク、
6 通信ネットワーク、7 通信装置、21装置管理
部、22 転送要否判定部、23 データ送信先定義情
報、24 ネットワークインタフェース、31 装置管
理部、32 ネットワークインタフェース、71 ネッ
トワークインタフェース、72 データ送信先判定部、
73 データ送信先定義情報格納部、74 監視開始要
求処理部、75 送信用フィルタ。
Claims (7)
- 【請求項1】 管理データを送信する通信装置と、 上記通信装置から第1の通信ネットワークを介して送信
された上記管理データに基づいて上記通信装置を管理す
ると共に、上記通信装置から送信された上記管理データ
の転送要否を判定し、この判定結果に基づいて第2の通
信ネットワークを介して上記管理データを転送する現用
系管理装置と、 上記通信装置により送信された上記管理データと上記現
用系管理装置により転送された上記管理データを保持
し、上記現用系管理装置に障害が発生した時には保持し
た管理データに基づいて上記通信装置を管理する予備系
管理装置と、を備えたことを特徴とする冗長構成ネット
ワーク管理システム。 - 【請求項2】 上記通信装置は、上記管理データの種別
毎に上記予備系管理装置へ上記管理データを送信するか
否かを示す送信用フィルタを生成し、この送信用フィル
タに基づいて上記現用系管理装置と上記予備系管理装置
の双方、又は上記現用系管理装置のみに上記管理データ
を送信するかを判定するデータ送信先判定部を備え、 上記現用系管理装置は、上記管理データのデータ送信先
定義情報を設定し、このデータ送信先定義情報に基づい
て上記予備系管理装置への上記管理データの転送要否を
判定する転送要否判定部を備えたことを特徴とする請求
項1記載の冗長構成ネットワーク管理システム。 - 【請求項3】 上記現用系管理装置は、上記データ送信
先定義情報を第1の通信ネットワークを介して上記通信
装置に送信し、 上記通信装置は、上記現用系管理装置から送信された上
記データ送信先定義情報を格納するデータ送信先定義情
報格納部を備え、 上記データ送信先判定部は、上記データ送信先定義情報
格納部に格納された上記データ送信先定義情報に基づい
て上記送信用フィルタを生成することを特徴とする請求
項2記載の冗長構成ネットワーク管理システム。 - 【請求項4】 上記現用系管理装置は、上記データ送信
先定義情報格納部に格納された上記データ送信先定義情
報を第1の通信ネットワークを介して読み出し、 上記転送要否判定部は、この読み出したデータ送信先定
義情報に基づいて上記予備系管理装置への上記管理デー
タの転送要否を判定することを特徴とする請求項3記載
の冗長構成ネットワーク管理システム。 - 【請求項5】 上記通信装置は、上記データ送信先定義
情報格納部に格納された上記データ送信先定義情報定義
情報を更新するデータ送信先定義情報更新部を備え、 上記データ送信先判定部は、上記データ送信先定義情報
更新部により更新された上記データ送信先定義情報定義
情報に基づい上記送信用フィルタを更新することを特徴
とする請求項4記載の冗長構成ネットワーク管理システ
ム。 - 【請求項6】 上記現用系管理装置に上記通信装置の管
理要求をする端末を備え、 上記現用系管理装置は、上記端末から管理操作要求を受
けると、上記通信装置に対する管理操作の発生頻度が予
め設定された閾値を超えたかどうかを判定する管理操作
発生状況判定部と、上記管理操作発生状況判定部により
判定された判定結果に基づいて上記データ送信先定義情
報を自動設定する装置管理部とを備えたことを特徴とす
る請求項5記載の冗長構成ネットワーク管理システム。 - 【請求項7】 上記端末は、上記装置管理部により実行
される上記データ送信先定義情報の自動設定機能の起動
又は停止要求を上記現用系管理装置に送信し、 上記現用系管理装置は、上記端末から送信された上記デ
ータ送信先定義情報の自動設定の機能の停止又は起動要
求に基づいて、上記管理操作状況判定部での判定操作を
起動又は停止させるフラグを設定する自動設定機能起動
・停止部を備え、 上記管理操作発生状況判定部は、上記自動設定機能起動
・停止部で設定された上記フラグに基づいて上記装置管
理部による上記データ送信先定義情報の自動設定をする
か否かを判定することを特徴とする請求項6記載の冗長
構成ネットワーク管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001286447A JP2003099338A (ja) | 2001-09-20 | 2001-09-20 | 冗長構成ネットワーク管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001286447A JP2003099338A (ja) | 2001-09-20 | 2001-09-20 | 冗長構成ネットワーク管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003099338A true JP2003099338A (ja) | 2003-04-04 |
Family
ID=19109427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001286447A Pending JP2003099338A (ja) | 2001-09-20 | 2001-09-20 | 冗長構成ネットワーク管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003099338A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007129534A (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Digital Design Co Ltd | データ通信方法 |
JP2009181308A (ja) * | 2008-01-30 | 2009-08-13 | Hamamatsu Photonics Kk | ストレージシステム |
JP2019033316A (ja) * | 2017-08-04 | 2019-02-28 | 日本電信電話株式会社 | ネットワークサービス管理装置、ネットワークサービス管理方法、および、ネットワークサービス管理プログラム |
-
2001
- 2001-09-20 JP JP2001286447A patent/JP2003099338A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007129534A (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Digital Design Co Ltd | データ通信方法 |
JP4700473B2 (ja) * | 2005-11-04 | 2011-06-15 | 株式会社 デジタルデザイン | データ通信方法 |
JP2009181308A (ja) * | 2008-01-30 | 2009-08-13 | Hamamatsu Photonics Kk | ストレージシステム |
JP2019033316A (ja) * | 2017-08-04 | 2019-02-28 | 日本電信電話株式会社 | ネットワークサービス管理装置、ネットワークサービス管理方法、および、ネットワークサービス管理プログラム |
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