JPH10308451A - クロストークを考慮した自動配線方法 - Google Patents
クロストークを考慮した自動配線方法Info
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- JPH10308451A JPH10308451A JP9130250A JP13025097A JPH10308451A JP H10308451 A JPH10308451 A JP H10308451A JP 9130250 A JP9130250 A JP 9130250A JP 13025097 A JP13025097 A JP 13025097A JP H10308451 A JPH10308451 A JP H10308451A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】同層の隣接配線のカップリング容量を、隣接配
線の一部を別層に変換することで容量を減らし、集積度
を落とさずクロストークノイズを抑える容易な自動配線
方法の提供。 【解決手段】論理機能を有する複数のスタンダードセ
ル、ゲートアレイセル、或いは機能ブロックセルを自動
配置し、前記複数のセル間を接続し所望の論理機能を満
たすネットリストを入力として自動配線を行う多層配線
構造を有する半導体集積回路のレイアウト手法におい
て、自動配線後に各配線容量を計算し、隣接配線による
クロストーク基準値を設定し、該基準値を超える配線の
一部を別層に変換し再自動配線を行う工程を有する。
線の一部を別層に変換することで容量を減らし、集積度
を落とさずクロストークノイズを抑える容易な自動配線
方法の提供。 【解決手段】論理機能を有する複数のスタンダードセ
ル、ゲートアレイセル、或いは機能ブロックセルを自動
配置し、前記複数のセル間を接続し所望の論理機能を満
たすネットリストを入力として自動配線を行う多層配線
構造を有する半導体集積回路のレイアウト手法におい
て、自動配線後に各配線容量を計算し、隣接配線による
クロストーク基準値を設定し、該基準値を超える配線の
一部を別層に変換し再自動配線を行う工程を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路の
自動配線方法に関する。
自動配線方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の開発は、近年、プロセ
スの微細化が進み、益々高集積化、高性能化が進んでい
る。そうした状況の中で、論理機能を有する複数のスタ
ンダードセル、ゲートアレイセル、或いは機能ブロック
セル等のライブラリを使った自動設計方法がASIC
(Application Specific IC)
では採られている。
スの微細化が進み、益々高集積化、高性能化が進んでい
る。そうした状況の中で、論理機能を有する複数のスタ
ンダードセル、ゲートアレイセル、或いは機能ブロック
セル等のライブラリを使った自動設計方法がASIC
(Application Specific IC)
では採られている。
【0003】CPUのデータバスの多ビットの信号配線
または内部バス配線等は、回路機能上の遅延時間制約が
厳しくまた高集積化を図るために、数十本並行に配線間
隔が最小ピッチで配線される場合が多い。
または内部バス配線等は、回路機能上の遅延時間制約が
厳しくまた高集積化を図るために、数十本並行に配線間
隔が最小ピッチで配線される場合が多い。
【0004】この際、問題となるのが、クロストークノ
イズである。クロストークノイズは、(a)信号間の平
行した隣接配線長が長くなるほど、(b)配線間隔が狭
くなるなど、(c)出力インピーダンスが大きくなるほ
ど、(d)基板間容量が小さいほど、(e)負荷容量が
小さいほど、ノイズが大きくなる。
イズである。クロストークノイズは、(a)信号間の平
行した隣接配線長が長くなるほど、(b)配線間隔が狭
くなるなど、(c)出力インピーダンスが大きくなるほ
ど、(d)基板間容量が小さいほど、(e)負荷容量が
小さいほど、ノイズが大きくなる。
【0005】一般に、隣接配線容量C、及びクロストー
クノイズVoは、それぞれ、次式(1)、(2)のよう
な関係がある。
クノイズVoは、それぞれ、次式(1)、(2)のよう
な関係がある。
【0006】
【数1】
【0007】ただし、 ε:誘電率、 W:配線幅、 L:配線長、 d:配線間隔あるいは絶縁層間膜厚 である。
【0008】
【数2】
【0009】ただし、 C1:隣接配線でのカップリング容量、 CT:ノイズを受ける配線の全体の容量、 V1(t):ノイズ源となる配線の時間t後のドライブ
側駆動電圧、 である。
側駆動電圧、 である。
【0010】図6は、一般的な半導体集積回路チップの
平面図を示したものである。図6において、61〜64
は所望の機能をもつ機能ブロック、66は信号を引き出
す電極パッド、配線67は、ブロック61〜64を結ぶ
所望の機能を満たすべき配線である。配線67は、4本
平行に配線した例である。なお、図6では、他の配線
は、説明を簡単化するため省略してある。
平面図を示したものである。図6において、61〜64
は所望の機能をもつ機能ブロック、66は信号を引き出
す電極パッド、配線67は、ブロック61〜64を結ぶ
所望の機能を満たすべき配線である。配線67は、4本
平行に配線した例である。なお、図6では、他の配線
は、説明を簡単化するため省略してある。
【0011】図6において、配線67の4本を横断する
ようにA−Bの破線で示している。図7(a)及び図7
(b)は、図6のA−Bの平面拡大図及び図6のA−B
線の断面図である。
ようにA−Bの破線で示している。図7(a)及び図7
(b)は、図6のA−Bの平面拡大図及び図6のA−B
線の断面図である。
【0012】4本の配線1〜4は、最小ピッチ(距離d
23)で最下位層で配線されている。なお、以下では、
最下位配線層から上層に、第1配線層、第2配線層、第
n配線層という。
23)で最下位層で配線されている。なお、以下では、
最下位配線層から上層に、第1配線層、第2配線層、第
n配線層という。
【0013】それぞれの配線と基板の配線容量をCl、
各隣接配線間の配線容量をC11とする。
各隣接配線間の配線容量をC11とする。
【0014】微細化に伴い、配線間隔は小さくなり、最
小ピッチd23は小さくなる。すなわち容量C11は大
きくなる方向である。
小ピッチd23は小さくなる。すなわち容量C11は大
きくなる方向である。
【0015】こうしたデータバス配線等は、各配線遅延
時間が同じで、しかも短時間が望ましいため、並行配線
になりやすく、このため隣接配線容量C11は、隣接し
ている長さLが問題となってくる。一方、配線と基板と
の層間絶縁膜は、ほとんどスケーリングされることな
く、材質の違いによる程度で、基板との配線容量C1は
あまり変わらない。
時間が同じで、しかも短時間が望ましいため、並行配線
になりやすく、このため隣接配線容量C11は、隣接し
ている長さLが問題となってくる。一方、配線と基板と
の層間絶縁膜は、ほとんどスケーリングされることな
く、材質の違いによる程度で、基板との配線容量C1は
あまり変わらない。
【0016】図8は、図6、図7に、対策を施した第1
の従来技術を説明するための半導体チップ平面である。
図9(a)及び図9(b)は、図8のA−Bの平面拡大
図及び図8のA−B線の断面図である。
の従来技術を説明するための半導体チップ平面である。
図9(a)及び図9(b)は、図8のA−Bの平面拡大
図及び図8のA−B線の断面図である。
【0017】図8及び図9を参照して、この従来技術
は、並行配線を最小ピッチd23の2倍に広げたもので
あり、自動配線の場合は、こうしたやり方が最も一般的
で簡単である。
は、並行配線を最小ピッチd23の2倍に広げたもので
あり、自動配線の場合は、こうしたやり方が最も一般的
で簡単である。
【0018】隣接配線容量C22は、C22<C11
で、基板との容量C1が同じであれば、これでクロスト
ークノイズ減り、問題にはならない。
で、基板との容量C1が同じであれば、これでクロスト
ークノイズ減り、問題にはならない。
【0019】図9において、配線91〜94は、図7の
配線1〜4に対応する。95〜97は、他の所望の機能
で使用される配線が走る。
配線1〜4に対応する。95〜97は、他の所望の機能
で使用される配線が走る。
【0020】第2の従来技術としては、隣接配線の長さ
Lを短くする方法である。クロストーク上問題にならな
い線長の基準値L1を決め、自動配線後、L<L1とな
る各配線を引き直す、というものである。
Lを短くする方法である。クロストーク上問題にならな
い線長の基準値L1を決め、自動配線後、L<L1とな
る各配線を引き直す、というものである。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、図8
及び図9を参照して説明した第1の従来技術では、配線
ピッチが2倍になり集積度が低下する、という問題点を
有している。
及び図9を参照して説明した第1の従来技術では、配線
ピッチが2倍になり集積度が低下する、という問題点を
有している。
【0022】一方、隣接配線の長さを短くするという第
2の従来技術では、各配線の遅延時間を同じにすること
が難しくなり、各配線の遅延時間のばらつきが大きくな
るという問題が出てくる。
2の従来技術では、各配線の遅延時間を同じにすること
が難しくなり、各配線の遅延時間のばらつきが大きくな
るという問題が出てくる。
【0023】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、同層の隣接配線
のカップリング容量を隣接配線の一部を別層に変換する
ことで容量を減らし、集積度を低下させることなく、ク
ロストークノイズを抑える自動配線方法を提供すること
にある。
てなされたものであって、その目的は、同層の隣接配線
のカップリング容量を隣接配線の一部を別層に変換する
ことで容量を減らし、集積度を低下させることなく、ク
ロストークノイズを抑える自動配線方法を提供すること
にある。
【0024】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の自動配線方法は、論理機能を有する複数のスタンダ
ードセル、ゲートアレイセル、或いは機能ブロックセル
を自動配置し、前記複数のセル間を接続し所望の論理機
能を満たすネットリストを入力として自動配線を行う、
多層配線構造を有する半導体集積回路のレイアウトにお
いて、自動配線後に各配線容量を計算し、隣接配線によ
るクロストーク基準値を設定し、該基準値を超える配線
の一部を別層に変換し再自動配線を行う工程を有する。
明の自動配線方法は、論理機能を有する複数のスタンダ
ードセル、ゲートアレイセル、或いは機能ブロックセル
を自動配置し、前記複数のセル間を接続し所望の論理機
能を満たすネットリストを入力として自動配線を行う、
多層配線構造を有する半導体集積回路のレイアウトにお
いて、自動配線後に各配線容量を計算し、隣接配線によ
るクロストーク基準値を設定し、該基準値を超える配線
の一部を別層に変換し再自動配線を行う工程を有する。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明の自動配線方法は、その好ましい実
施の形態において、図1を参照すると、(a)所望の論
理機能を満たすネットリストを入力として自動配置する
ステップ1と、(b)自動配線を行うステップ2と、
(c)自動配線後、配線結果から容量データを抽出し、
各配線容量を計算するステップ3と、(d)クロストー
クノイズの影響度をチェックするために、各配線に対す
る隣接配線長を抽出し、各配線に対するカップリング容
量を計算するステップ4と、(e)予め設定されたクロ
ストークノイズによる遅延時間遅れ、及び、誤動作とな
る基準値と、上記ステップ(d)で求めたカップリング
容量と、を比較するステップ5と、(f)前記基準値を
超える配線があれば、配線変更の必要があり、前記基準
値を超えた配線を引き剥がし、及び必要に応じて再配線
に必要なチャネルの配線の引き剥がしを行うステップ7
と、(g)カップリング容量を減らすべく一部の隣接配
線を別層に変換するステップ8と、を備え、ステップ5
において、カップリング容量が基準値内であれば、遅延
検証及びタイミング検証などの次工程へ進む。なお、上
記各ステップは、コンピュータで実行されるプログラム
により実現される。
に説明する。本発明の自動配線方法は、その好ましい実
施の形態において、図1を参照すると、(a)所望の論
理機能を満たすネットリストを入力として自動配置する
ステップ1と、(b)自動配線を行うステップ2と、
(c)自動配線後、配線結果から容量データを抽出し、
各配線容量を計算するステップ3と、(d)クロストー
クノイズの影響度をチェックするために、各配線に対す
る隣接配線長を抽出し、各配線に対するカップリング容
量を計算するステップ4と、(e)予め設定されたクロ
ストークノイズによる遅延時間遅れ、及び、誤動作とな
る基準値と、上記ステップ(d)で求めたカップリング
容量と、を比較するステップ5と、(f)前記基準値を
超える配線があれば、配線変更の必要があり、前記基準
値を超えた配線を引き剥がし、及び必要に応じて再配線
に必要なチャネルの配線の引き剥がしを行うステップ7
と、(g)カップリング容量を減らすべく一部の隣接配
線を別層に変換するステップ8と、を備え、ステップ5
において、カップリング容量が基準値内であれば、遅延
検証及びタイミング検証などの次工程へ進む。なお、上
記各ステップは、コンピュータで実行されるプログラム
により実現される。
【0026】
【実施例】上記した本発明の実施の形態について更に詳
細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照し
て以下に説明する。
細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照し
て以下に説明する。
【0027】[実施例1]図1は、本発明のクロストー
クを考慮した自動配線方法の一実施例を説明するための
フローチャートである。図1を参照すると、所望の論理
機能を満たすネットリストを入力として自動配置し(ス
テップ1)、自動配線を行う(ステップ2)。
クを考慮した自動配線方法の一実施例を説明するための
フローチャートである。図1を参照すると、所望の論理
機能を満たすネットリストを入力として自動配置し(ス
テップ1)、自動配線を行う(ステップ2)。
【0028】自動配線後、配線結果から容量データを抽
出し、各配線容量を計算する(ステップ3)。同時に、
クロストークノイズの影響度をチェックするために、各
配線に対する隣接配線長を抽出し、各配線に対するカッ
プリング容量を計算する(ステップ4)。
出し、各配線容量を計算する(ステップ3)。同時に、
クロストークノイズの影響度をチェックするために、各
配線に対する隣接配線長を抽出し、各配線に対するカッ
プリング容量を計算する(ステップ4)。
【0029】次に、予め設定したクロストークノイズに
よる遅延時間遅れ、及び、誤動作となる基準値と、上記
ステップ4で求めたカップリング容量を比較し(ステッ
プ5)、カップリング容量が基準値内であれば、遅延検
証及びタイミング検証(ステップ6)へ進み、そこで問
題がなければ終了となる。
よる遅延時間遅れ、及び、誤動作となる基準値と、上記
ステップ4で求めたカップリング容量を比較し(ステッ
プ5)、カップリング容量が基準値内であれば、遅延検
証及びタイミング検証(ステップ6)へ進み、そこで問
題がなければ終了となる。
【0030】一方、ステップ5において、基準値を超え
る配線があれば、配線変更の必要があり、該基準値をオ
ーバーした配線を引き剥がすとともに、再配線に必要な
チャネルの配線も引き剥がす(ステップ7)。そして、
カップリング容量を減らすべくステップ8にて、一部の
隣接配線を別層に変換する処理を行う。
る配線があれば、配線変更の必要があり、該基準値をオ
ーバーした配線を引き剥がすとともに、再配線に必要な
チャネルの配線も引き剥がす(ステップ7)。そして、
カップリング容量を減らすべくステップ8にて、一部の
隣接配線を別層に変換する処理を行う。
【0031】すなわち、本実施例では、カップリング容
量の減らすための方法として、同層の並行隣接配線の一
部を、別層に変換するようにしたものである。
量の減らすための方法として、同層の並行隣接配線の一
部を、別層に変換するようにしたものである。
【0032】その具体例について図2乃至図4を参照し
て以下に説明する。図2は、第1配線層の並行した4本
の配線1〜4のうち、配線2、4を別層の第2配線層に
変換した例である。図2(a)は変換前の平面図、図2
(b)は図2(a)のA−B線断面図、図2(c)は別
層変換後の断面図を示している。
て以下に説明する。図2は、第1配線層の並行した4本
の配線1〜4のうち、配線2、4を別層の第2配線層に
変換した例である。図2(a)は変換前の平面図、図2
(b)は図2(a)のA−B線断面図、図2(c)は別
層変換後の断面図を示している。
【0033】図2(c)を参照すると、配線2→12
(第2配線層)、配線4→14(第2配線層)の位置に
変換、再配線している。なお、距離d1は基板と第1配
線層との距離である。16、17は、変換前の配線2、
4の位置を示している。
(第2配線層)、配線4→14(第2配線層)の位置に
変換、再配線している。なお、距離d1は基板と第1配
線層との距離である。16、17は、変換前の配線2、
4の位置を示している。
【0034】微細化に伴い、配線層での同層配線最小間
隔は、上下別層との距離より小さくなってきている。し
たがって、同層配線最小間隔をd11、第1、第2配線
層距離をd2とすると、d11<d2となり、容量もC
11>C2となる。
隔は、上下別層との距離より小さくなってきている。し
たがって、同層配線最小間隔をd11、第1、第2配線
層距離をd2とすると、d11<d2となり、容量もC
11>C2となる。
【0035】配線11(もとの配線1)と配線13(も
との配線3)間の容量C22は変換前もある容量であ
り、隣接配線長が同じであればC11とC2の容量の差
分カップリング容量が減少する。
との配線3)間の容量C22は変換前もある容量であ
り、隣接配線長が同じであればC11とC2の容量の差
分カップリング容量が減少する。
【0036】同様に、図3では、第4配線層まで使える
場合の構成を示す図であり、配線1→21で変わらず、
配線2→第2配線層へ(22)、配線3→第3配線層へ
(23)、配線4→第4配線層(24)へそれぞれ別層
に変換している。
場合の構成を示す図であり、配線1→21で変わらず、
配線2→第2配線層へ(22)、配線3→第3配線層へ
(23)、配線4→第4配線層(24)へそれぞれ別層
に変換している。
【0037】各上下層での上下間配線容量は、各絶縁層
間膜の材料の誘電率および厚さで決まるが、誘電率が同
じであるとすれば、各距離d2〜d4で決まる。
間膜の材料の誘電率および厚さで決まるが、誘電率が同
じであるとすれば、各距離d2〜d4で決まる。
【0038】ここでも、C11>C2、C3、C4が成
り立ち、各配線に対してカップリング容量が減少する。
なお、26は配線2の位置を示す。
り立ち、各配線に対してカップリング容量が減少する。
なお、26は配線2の位置を示す。
【0039】図4は、図2と同様、もとの第1配線層の
配線を上層の第2配線層に変換しているが、ちょうど配
線ピッチの半分ずらして別層に変換した例を示したもの
である。
配線を上層の第2配線層に変換しているが、ちょうど配
線ピッチの半分ずらして別層に変換した例を示したもの
である。
【0040】図4を参照すると、もとの配線1、3(図
2(b)参照)は31、33で変わらず、配線2、4
は、半ピッチずらした第2配線層の32、34へ変換し
ている。ノイズを受ける配線32に着目した場合、特
に、下層配線31と33のカップリング容量が問題とな
る。つまり、下層配線31に対する容量C25と、下層
配線33に対する容量C25が問題であり、図2(c)
に示した例とは、一概に、その有意差を論ずることはで
きないが、隣接配線間容量C11>C25が成り立ち、
カップリング容量が減少する方向ではある。
2(b)参照)は31、33で変わらず、配線2、4
は、半ピッチずらした第2配線層の32、34へ変換し
ている。ノイズを受ける配線32に着目した場合、特
に、下層配線31と33のカップリング容量が問題とな
る。つまり、下層配線31に対する容量C25と、下層
配線33に対する容量C25が問題であり、図2(c)
に示した例とは、一概に、その有意差を論ずることはで
きないが、隣接配線間容量C11>C25が成り立ち、
カップリング容量が減少する方向ではある。
【0041】なお、図4において、36、37は配線
2、4の位置を示す。C24は配線32−配線34の容
量である。
2、4の位置を示す。C24は配線32−配線34の容
量である。
【0042】[実施例2]本発明の第2の実施例につい
て以下に説明する。図5は、本発明の第2の実施例とし
て、変換する層が隣接上層でない場合を示した図であ
り、図5(a)は平面図、図5(b)は図5(a)のA
−B線の断面図である。
て以下に説明する。図5は、本発明の第2の実施例とし
て、変換する層が隣接上層でない場合を示した図であ
り、図5(a)は平面図、図5(b)は図5(a)のA
−B線の断面図である。
【0043】通常、多層対応の自動配線は、第1、3、
2i−1(i=1、2、3、…)配線層と、第2、4、
2i、…配線層は直交する配線手法である。例えば第
1、3、2i−1(i=1、2、3、…)配線層がx軸
方向とすれば、第2、4、2i、…配線層はy軸方向で
ある。
2i−1(i=1、2、3、…)配線層と、第2、4、
2i、…配線層は直交する配線手法である。例えば第
1、3、2i−1(i=1、2、3、…)配線層がx軸
方向とすれば、第2、4、2i、…配線層はy軸方向で
ある。
【0044】この場合、上記実施例1のように配線層を
変換すると、他の信号の既配線を多数剥がす必要性があ
り、その後の自動配線の本数が増加し時間がかかること
になる。例えば第1配線層に着目した配線の第2配線層
部分を他の信号配線が通過していればその配線を引き剥
がさないと第2配線層を第1配線層と上下層で並行して
配線できなくなる。あらかじめその部分を禁止領域とし
ておけば回避はできる。従って、この場合、変換する層
を同一方向に入る配線層に置き換える方が容易である。
変換すると、他の信号の既配線を多数剥がす必要性があ
り、その後の自動配線の本数が増加し時間がかかること
になる。例えば第1配線層に着目した配線の第2配線層
部分を他の信号配線が通過していればその配線を引き剥
がさないと第2配線層を第1配線層と上下層で並行して
配線できなくなる。あらかじめその部分を禁止領域とし
ておけば回避はできる。従って、この場合、変換する層
を同一方向に入る配線層に置き換える方が容易である。
【0045】図2の配線1〜4の位置が、図5の41、
46、43、47に相当する。
46、43、47に相当する。
【0046】図5(b)を参照すると、1、3→41、
43でそのままで、2→42、4→44と第3配線層に
変換して配線する。破線部分48は第2配線層を示す。
43でそのままで、2→42、4→44と第3配線層に
変換して配線する。破線部分48は第2配線層を示す。
【0047】このようにすると、配線41と42の距離
d25は、第1−2配線層間膜と第2−3配線層間膜の
膜厚分となり、カップリング容量C27は、 C11>C2>C27 で無視できる程になる。
d25は、第1−2配線層間膜と第2−3配線層間膜の
膜厚分となり、カップリング容量C27は、 C11>C2>C27 で無視できる程になる。
【0048】図5(b)において、C26は配線42と
配線44の隣接容量を示す。
配線44の隣接容量を示す。
【0049】従って本実施例は、前記実施例1に比べ配
線性もよく、容量も少なくなる。
線性もよく、容量も少なくなる。
【0050】図5に示した例では、第3配線層と第1配
線層が同じピッチであるが、特にその必要はない。
線層が同じピッチであるが、特にその必要はない。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
所望の論理機能を満たすネットリストを入力として自動
配線を行う多層配線構造を有する半導体集積回路のレイ
アウトにおいて、自動配線後に各配線容量を計算し、隣
接配線によるクロストーク基準値を設定し、該基準値を
超える配線の一部を別層に変換し再自動配線を行うよう
に構成したことにより、集積度を減らすことなくクロス
トークノイズによる遅延時間遅れ、誤動作をなくすとい
う効果を奏する。
所望の論理機能を満たすネットリストを入力として自動
配線を行う多層配線構造を有する半導体集積回路のレイ
アウトにおいて、自動配線後に各配線容量を計算し、隣
接配線によるクロストーク基準値を設定し、該基準値を
超える配線の一部を別層に変換し再自動配線を行うよう
に構成したことにより、集積度を減らすことなくクロス
トークノイズによる遅延時間遅れ、誤動作をなくすとい
う効果を奏する。
【図1】本発明のクロストークを考慮した自動配線方法
の一実施例の処理フローを示す流れ図である。
の一実施例の処理フローを示す流れ図である。
【図2】本発明の一実施例を説明するための図であり、
(a)は平面図、(b)は(a)のA−B線の断面図、
(c)第2配線層への変換後の断面を示す図である。
(a)は平面図、(b)は(a)のA−B線の断面図、
(c)第2配線層への変換後の断面を示す図である。
【図3】本発明の一実施例を説明するための図であり、
第4配線層まで使用して変換する場合の断面を示す図で
ある。
第4配線層まで使用して変換する場合の断面を示す図で
ある。
【図4】本発明の一実施例を説明するための図であり、
第2配線層まで使用して変換する別の例の断面を示す図
である。
第2配線層まで使用して変換する別の例の断面を示す図
である。
【図5】本発明の別の実施例を説明するための図であ
り、同方向配線を使用して変換する場合の断面を示す図
である。
り、同方向配線を使用して変換する場合の断面を示す図
である。
【図6】一般的なLSIチップを示す平面図である。
【図7】(a)は図6のA−B線の部分拡大図、(b)
は図6のA−B線の断面を模式的に示す図である。
は図6のA−B線の断面を模式的に示す図である。
【図8】クロストークノイズ対策した従来のLSIチッ
プの平面図である。
プの平面図である。
【図9】(a)は図8のA−B線の部分拡大図、(b)
は図8のA−B線の断面を模式的に示す図である。
は図8のA−B線の断面を模式的に示す図である。
1〜4 並行した配線 1〜14、21〜24、31〜34、41〜44、91
〜94 クロストークを考慮後の配線 dx 距離(xは整数) cy 容量(yは整数)
〜94 クロストークを考慮後の配線 dx 距離(xは整数) cy 容量(yは整数)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/82 B
Claims (3)
- 【請求項1】論理機能を有する複数のスタンダードセ
ル、ゲートアレイセル、もしくは機能ブロックセルを自
動配置し、前記複数のセル間を接続し所望の論理機能を
満たすネットリストを入力として自動配線を行う、多層
配線構造を有する半導体集積回路の、レイアウト工程に
おいて、 自動配線後に各配線容量を計算し、隣接配線によるクロ
ストーク基準値を設定し、該基準値を超える配線の一部
を、別層に変換して再配線を行う、ことを特徴とする自
動配線方法。 - 【請求項2】(a)所望の論理機能を満たすネットリス
トを入力として自動配置するステップ、 (b)自動配線を行うステップ、 (c)自動配線後、配線結果から容量データを抽出し、
各配線容量を計算するステップ、 (d)クロストークノイズの影響度をチェックするため
に、各配線に対する隣接配線長を抽出し、各配線に対す
るカップリング容量を計算するステップ、 (e)予め設定されたクロストークノイズによる遅延時
間遅れ、及び、誤動作となる基準値と、上記ステップ
(d)で求めたカップリング容量と、を比較するステッ
プ、 (f)前記基準値を超える配線があれば、配線変更の必
要があり、前記基準値を超えた配線を引き剥がし、及び
必要に応じて再配線に必要なチャネルの配線の引き剥が
しを行い、カップリング容量を減らすべく一部の隣接配
線を別層に変換して配線し、 (g)一方、前記カップリング容量が基準値内であれ
ば、遅延検証及びタイミング検証などの次工程へ進む、 上記各ステップを含む自動配線方法。 - 【請求項3】(a)所望の論理機能を満たすネットリス
トを入力として自動配置する処理、 (b)自動配線を行う処理、 (c)自動配線後、配線結果から容量データを抽出し、
各配線容量を計算する処理、 (d)クロストークノイズの影響度をチェックするため
に、各配線に対する隣接配線長を抽出し、各配線に対す
るカップリング容量を計算する処理、 (e)予め設定されたクロストークノイズによる遅延時
間遅れ、及び、誤動作となる基準値と、上記処理(d)
で求めたカップリング容量と、を比較する処理、 (f)前記基準値を超える配線があれば、配線変更の必
要があり、前記基準値を超えた配線を引き剥がし、及び
必要に応じて再配線に必要なチャネルの配線の引き剥が
しを行い、カップリング容量を減らすべく一部の隣接配
線を別層に変換して再配線する処理、 (g)一方、前記カップリング容量が基準値内であれ
ば、遅延検証及びタイミング検証などの次工程へ進む処
理、 の上記(a)〜(g)の各処理をコンピュータで実行さ
せて、クロストークを考慮した自動配線を行うためのプ
ログラムを記録した記録媒体。
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---|---|---|---|
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1997
- 1997-05-02 JP JP09130250A patent/JP3119197B2/ja not_active Expired - Fee Related
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