JPH0737987A - 半導体集積回路配線方法 - Google Patents

半導体集積回路配線方法

Info

Publication number
JPH0737987A
JPH0737987A JP5177761A JP17776193A JPH0737987A JP H0737987 A JPH0737987 A JP H0737987A JP 5177761 A JP5177761 A JP 5177761A JP 17776193 A JP17776193 A JP 17776193A JP H0737987 A JPH0737987 A JP H0737987A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring
semiconductor integrated
integrated circuit
wirings
feedthrough
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5177761A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Terakawa
博昭 寺川
Hisanori Kokubu
尚徳 国分
Kazuyasu Akimoto
一泰 秋元
Tetsuya Muratani
哲也 村谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Computer Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Computer Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Computer Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP5177761A priority Critical patent/JPH0737987A/ja
Publication of JPH0737987A publication Critical patent/JPH0737987A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、半導体集積回路の仕様に応
じたマクロセルの品種展開に好適な配線技術を提供する
ことにある。 【構成】 RAM13の上層を通過するフィードスルー
配線15,18,21,24の経路を、所定の配線アル
ゴリズムに従った自動選択配線により決定することによ
り、固定された配線パターンを排除し、マクロセルの品
種展開の容易化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マクロセルの上位階層
を通過する配線の経路決定技術に関し、例えばマクロセ
ル方式のマイクロコンピュータに適用して有効な技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】マクロセル方式は、純粋の人手設計方式
の開発期間を短縮するために用いられるもので、機能セ
ル方式とも称され、データベースに登録されているマク
ロセル、あるいは対象とされるカスタムLSI専用の機
能ブロックを設計して、これらのセルを人手若しくは電
子計算機によって配置配線する方式である。そのような
方式においては、RAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)、ROM(リード・オンリー・メモリ)、PLA
(プログラマブル・ロジック・アレイ)などのアレー状
機能ブロックのみならず、手書き設計されたALU(算
術論理演算ユニット)などのブロックも扱うことができ
る。そのような半導体集積回路において、マクロセルの
上を通過する上位階層配線があり、そのような配線を、
特にフィードスルー配線と称している。例えば、図3に
示されるように、マクロセル33、34を含んで半導体
集積回路31が形成されるとき、35〜40で示される
フィードスルー配線が、マクロセル33の上位階層に形
成される。従来よりそのようなフィードスルー配線35
〜40には、配線位置が固定された固定配線が適用され
ていた。すなわち、固定配線方式では、予め配線位置が
固定されており、マクロセルの配線位置との関係で、適
切な配線が選択可能とされる。
【0003】尚、マクロセル方式について記載された文
献の例としては、昭和59年11月30日に株式会社オ
ーム社から発行された「LSIハンドブック(第477
頁〜)」がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
フィードスルー配線が固定配線の場合、半導体集積回路
チップとして、固定された配線パターンが必ず存在し、
そのことは、当該フィードスルー配線の下位層に存在す
るマクロセルの品種展開には好ましくはない。また、フ
ィードスルー配線を固定配線とする従来方式では、互い
に平行となる配線の長さ、すなわち平行配線長が、どう
しても長くなってしまい、例えば図4に示されるよう
に、互いに平行となるフィードスルー配線39,40の
間に形成される容量(静電容量)Cが比較的大きくなっ
てしまうことから、例えばフィードスルー配線39の論
理レベルがローからハイに変化した場合に、他方のフィ
ードスルー配線40にクロストークノイズを生じ易い。
【0005】本発明の目的は、半導体集積回路の仕様に
応じたマクロセルの品種展開に好適な配線技術を提供す
ることにある。本発明の別の目的は、クロストークノイ
ズの低減を図った配線技術を提供することにある。
【0006】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0008】すなわち、マクロセルの上を通過するフィ
ードスルー配線を自動選択配線とするものである。その
ように自動選択配線とする場合において、隣接するフィ
ードスルー配線間でのクロストークを低減するため、互
いに隣接するフィールドスルー配線間の距離が、互いに
隣接する配線端子間の距離よりも大きくなるようにフィ
ールドスルー配線経路を決定することができる。
【0009】
【作用】上記した手段によれば、マクロセルの上を通過
するフィードスルー配線を自動選択配線とすることは、
固定配線を採用する場合と異なり配線パターンが固定さ
れることはなく、このことが、マクロセルの品種展開の
容易化を達成する。
【0010】
【実施例】図1には本発明の一実施例方法が適用される
マイクロコンピュータが示される。
【0011】図1に示される半導体集積回路11は、特
に制限されないが、マクロセル13、14と、入出力部
(I/O)14を含み、公知の半導体集積回路製造技術
により単結晶シリコンなどの一つの半導体基板に形成さ
れる。特に制限されないが、マクロセル13、14は、
それぞれRAM(ランダム・アクセス・メモリ)、CP
U(中央処理装置)とされ、このCPU14の制御によ
りRAM13の動作が制御される。そしてこの半導体集
積回路11の縁部には、RAM13、CPU14を包囲
するように入出力回路12が配置され、この入出力部1
2を介して外部との間で信号の入出力が可能とされる。
【0012】RAM13の上位階層には、当該RAM1
3上を通過するフィードスルー配線15、18、21、
24が形成される。16、17、19、20、22、2
3、25、26はそれぞれRAM13の配線端子とされ
る。フィードスルー配線15は配線端子16、17に、
フィードスルー配線18は配線端子19、20に、フィ
ードスルー配線21は配線端子22、23に、フィード
スルー配線24は配線端子25、26に、それぞれ結合
される。
【0013】従来、フィードスルー配線は固定配線とさ
れ、それの選択により、目的の配線端子間の結線を行う
ようにしたが、本実施例では、半導体集積回路の仕様に
応じたマクロセルの品種展開に容易に対処できるように
するため、当該RAM13の上位階層を通過するフィー
ドスルー配線の経路を、所定の配線アルゴリズムに従っ
た自動選択配線により決定するようにしている。この自
動配置配線には、一般的に採用されている手法を適用す
ることができる。例えば、L字型のような予め決定され
ているパターン形状で端子間の接続を行うパターン限定
法、配線格子単位で配線の可否を管理し、始点端子から
終点端子に至る経路を、1配線格子づつ所定方向にずら
しながら探索していく迷路法、探索の単位を配線格子に
沿った線分とし、配線禁止領域を迂回するように線分を
縦横に延ばしながら配線パターンを探索していくライン
サーチ法、などが適用可能とされる。
【0014】また、任意位置、例えば最上位配線層を通
過するような配線経路を容易に得るには、仮想点を未配
線区間の任意位置に設定し、設定された仮想点を配線経
路探索の始点として、又は当該仮想点を通るように配線
経路を決定するようなアルゴリズムを採用するとよい。
【0015】また、フィードスルー配線を固定配線とす
る従来方式では、互いに平行となる配線の長さ、すなわ
ち平行配線長が、長くなってしまうために、互いに平行
となる配線39,40(図4参照)の間に形成される容
量Cによってクロストークノイズを生じ易かったが、本
実施例では、配線端子の間隔が比較的狭い場合におい
て、互いに隣接するフィールドスルー配線21、24の
間隔が、隣接する配線端子22、25間(あるいは2
3、26間)の距離よりも大きくなるように上記フィー
ルドスルー配線経路を決定することにより、上記クロス
トークノイズの低減を図っている。すなわち、フィード
スルー配線21、24は直線ではなく、配線間隔が広が
るように屈曲形成される。そのような配線処理は、自動
配置配線システムにおいて、先ず配線端子の座標をチェ
ックし、配線端子間の距離が所定値以上離れていれば、
そのまま直線で配線し、もしそれよりも小さい場合には
線間距離を大きくするように配線位置を決定することに
よって可能とされる。配線端子22、23、25、26
の位置が固定的であっても、上記のように配線位置を決
定することにより、互いに隣接する配線間の容量は低減
されるから、その間でのクロストークノイズが低減され
る。尚、そのような配線は、従来のようにフィールドス
ルー配線を固定配線とした場合には不可能であり、本実
施例のようにフィールドスルー配線を自動選択配線とす
ることによって可能とされる。
【0016】上記のような自動選択配線には、半導体集
積回路の大きさ、セル形状、配線禁止領域、レイアウト
ルール、そしてセルの搭載可能領域などの情報を含む構
造ライブラリを読込み、これに従って自動配置配線を行
う自動配置配線システムが用いられ、そのようなシステ
ムを形成するハードウェアは、ワークステーション若し
くはコンピュータとされる。
【0017】上記実施例によれば以下の作用効果が得ら
れる。
【0018】(1)本実施例においては、RAM13の
上位階層を通過するフィードスルー配線の経路を、所定
の配線アルゴリズムに従った自動選択配線により決定す
ることにより、必要な配線のみが形成され、その場合に
おいて、固定された配線パターンは存在しないから、半
導体集積回路の仕様に応じたマクロセルの品種展開に容
易に対処できる。
【0019】(2)配線端子の間隔が比較的狭い場合に
おいても、互いに隣接するフィールドスルー配線21、
24の間隔が、隣接する配線端子22、25間(あるい
は23、26間)の距離よりも大きくなるように上記フ
ィールドスルー配線経路を決定することにより、上記ク
ロストークノイズの低減を図ることができる。
【0020】(3)RAM13の上位階層を通過するフ
ィードスルー配線の経路を、所定の配線アルゴリズムに
従った自動選択配線により決定することにより、必要な
配線のみが形成されるので、換言すれば、従来方式の固
定配線を使用する場合に比して不要パターンが無くなる
ので、その分、配線チャネルの使用効率が向上される。
【0021】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て種々変更可能であることは言うまでもない。
【0022】例えば、配線端子の間隔が比較的狭い場合
において、互いに隣接するフィールドスルー配線21、
24の間隔が、隣接する配線端子22、25間(あるい
は23、26間)の距離よりも大きくなるようにフィー
ルドスルー配線経路を決定することにより、上記クロス
トークノイズの低減を図るべく、フィードスルー配線2
1、24の配線間隔が広がるように屈曲形成する場合に
おいて、そのように屈曲形成すべきフィードスルー配線
が多数あるときは、図2に示されるように、異なる配線
層を利用するとよい。すなわち、図2に示されるフィー
ドスルー配線21A,21B,21C,及び24A,2
4B,24Cにおいて、図面上、横方向に形成される配
線は第3層配線とされ、縦方向に形成される配線は第2
層又は第4層配線とされる。そのように多層配線を利用
することにより、多数のフィードスルー配線が最小配線
ピッチで形成される場合でも、線間距離を大きくできる
ので、そこに形成される容量を小さくすることができ
る。
【0023】また、上記実施例では、マクロセル13や
14をそれそれRAM、CPUとしたが、それに限定さ
れず、どのような機能セルであってもよい。
【0024】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるマイク
ロコンピュータに適用した場合について説明したが、本
発明はそれに限定されるものではなく、半導体記憶装置
や通信制御装置など、半導体集積回路に広く適用するこ
とができる。
【0025】本発明は、少なくともマクロセルの存在を
条件に適用することができる。
【0026】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0027】すなわち、マクロセルの上を通過するフィ
ードスルー配線を自動選択配線とすることにより、固定
配線を採用する場合と異なり配線パターンが固定される
ことがないので、マクロセルの品種展開の容易化を図る
ことができる。また、この自動選択配線において互いに
隣接するフィールドスルー配線の間隔が、隣接する配線
端子間の距離よりも大きくなるようにフィールドスルー
配線経路を決定することにより、クロストークノイズの
低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例方法が適用されるマイクロコ
ンピュータの概略平面図である。
【図2】本発明の一実施例方法が適用されるマイクロコ
ンピュータにおけるフィールドスルー配線の説明図であ
る。
【図3】従来方法が適用される半導体集積回路の概略平
面図である。
【図4】従来方法が適用される半導体集積回路における
クロストークノイズ発生の説明図である。
【符号の説明】
11 半導体集積回路 12 入出力回路 13 マクロセル 14 マクロセル 15 フィードスルー配線 16 配線端子 17 配線端子 18 フィードスルー配線 19 配線端子 20 配線端子 21 フィードスルー配線 21A フィードスルー配線 21B フィードスルー配線 21C フィードスルー配線 22 配線端子 23 配線端子 24 フィードスルー配線 24A フィードスルー配線 24B フィードスルー配線 24C フィードスルー配線 25 配線端子 26 配線端子 21 フィードスルー配線 24 フィードスルー配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 国分 尚徳 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 秋元 一泰 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 村谷 哲也 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マクロセルを有する半導体集積回路の配
    線端子を接続するための配線経路を決定する半導体集積
    回路配線方法において、マクロセルの上位階層を通過す
    るフィードスルー配線の経路を、所定の配線アルゴリズ
    ムに従った自動選択配線により決定することを特徴とす
    る半導体集積回路配線方法。
  2. 【請求項2】 互いに隣接するフィールドスルー配線間
    の距離が、互いに隣接する配線端子間の距離よりも大き
    くなるように上記フィールドスルー配線経路を決定する
    請求項1記載の半導体集積回路配線方法。
JP5177761A 1993-07-19 1993-07-19 半導体集積回路配線方法 Pending JPH0737987A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5177761A JPH0737987A (ja) 1993-07-19 1993-07-19 半導体集積回路配線方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5177761A JPH0737987A (ja) 1993-07-19 1993-07-19 半導体集積回路配線方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0737987A true JPH0737987A (ja) 1995-02-07

Family

ID=16036672

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5177761A Pending JPH0737987A (ja) 1993-07-19 1993-07-19 半導体集積回路配線方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0737987A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6226775B1 (en) 1997-08-25 2001-05-01 Nec Corporation Semiconductor integrated circuit designing method of an interconnection thereof and recording medium in which the method is recorded for empty area
US7782086B2 (en) 2008-01-22 2010-08-24 Oki Semiconductor Co., Ltd. Semiconductor integrated circuit device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6226775B1 (en) 1997-08-25 2001-05-01 Nec Corporation Semiconductor integrated circuit designing method of an interconnection thereof and recording medium in which the method is recorded for empty area
US7782086B2 (en) 2008-01-22 2010-08-24 Oki Semiconductor Co., Ltd. Semiconductor integrated circuit device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20020093036A1 (en) Integrated circuit power and ground routing
JPH0196953A (ja) 配線構造体
JPH09162279A (ja) 半導体集積回路装置およびその製造方法
US4412240A (en) Semiconductor integrated circuit and wiring method
US5341310A (en) Wiring layout design method and system for integrated circuits
US6013536A (en) Apparatus for automated pillar layout and method for implementing same
JPH0750817B2 (ja) 配線相互接続構造体
US5990502A (en) High density gate array cell architecture with metallization routing tracks having a variable pitch
US5315182A (en) Semiconductor integrated circuit having annular power supply with plural lines
EP0926736B1 (en) Semiconductor integrated circuit having thereon on-chip capacitors
JP2001306641A (ja) 半導体集積回路の自動配置配線方法
US7091614B2 (en) Integrated circuit design for routing an electrical connection
US6892372B2 (en) Wiring layout method of integrated circuit
JPH0737987A (ja) 半導体集積回路配線方法
US20020141257A1 (en) Layout method for semiconductor integrated circuit
US6404664B1 (en) Twisted bit line structure and method for making same
JP2529342B2 (ja) チャネル配線方法
US6326695B1 (en) Twisted bit line structures and method for making same
JP2877003B2 (ja) 自動配線経路決定方法
JPS62140430A (ja) 半導体集積回路の配線方法
JPH06232262A (ja) 多層配線層を用いた集積回路
JPH11177029A (ja) 半導体集積回路
JPH06216249A (ja) Icチップ自動レイアウト設計システム
JPH10340959A (ja) レイアウト方法
JPS63260150A (ja) 集積回路の配置設計方法