JPH10307920A - 位置ずれ量検出装置及び画像検査装置並びに位置ずれ量検出プログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

位置ずれ量検出装置及び画像検査装置並びに位置ずれ量検出プログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体

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JPH10307920A
JPH10307920A JP13297597A JP13297597A JPH10307920A JP H10307920 A JPH10307920 A JP H10307920A JP 13297597 A JP13297597 A JP 13297597A JP 13297597 A JP13297597 A JP 13297597A JP H10307920 A JPH10307920 A JP H10307920A
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circular
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coordinates
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JP13297597A
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Osamu Matsutake
治 松竹
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 撮像領域内にある対象物の画像が基準位置か
らどの程度ずれているかを検する際、撮像画像内にいっ
ぱいに写し出した状態で位置ずれ補正を行うことを可能
とする。 【解決手段】 基準円形画像の四隅に所定領域を設定す
る領域設定手段、各所定領域の画像を記憶するモデル記
憶手段、基準円形画像の径方向に対向する所定領域間を
結ぶ線分の中点座標を基準位置座標データU,V
して記憶する記憶手段、処理対象となる円形状の対象物
を撮像して得られる処理対象画像を各所定領域の画像で
サーチし対応する領域を検出する画像サーチ手段、及び
検出した領域の径方向に対向する領域間を結ぶ線分の中
点座標を検出位置座標データU10,V10として記憶
する記憶手段を備え、基準位置座標データU,V
検出位置座標データU10,V10の差から処理対象画
像の基準円形画像に対する位置ずれ量を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像領域内にある
円形状の対象物の画像が基準位置からどの程度ずれてい
るかを検出する位置ずれ量検出装置、この検出した位置
ずれ量に基づいて対象物の位置を補正した後に対象物の
画像と基準円形画像とを比較して所定の認識処理を行う
画像検査装置、および位置ずれ量検出プログラムを記録
した機械読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、処理対象となる検査対象物を撮像
装置によって撮像し、得られた処理対象画像と予め登録
しておいた基準画像とを比較し、検査対象物の外観上の
欠陥等を検査する視覚検査装置が知られている。
【0003】両画像を比較するには、撮像視野内で処理
対象画像と基準画像とが一致するように処理対象画像を
回転補正や位置ずれ補正等によって基準画像と一致さ
せ、その後に所定の検査を行う必要がある。しかし、検
査対象物が円形状の場合は、回転補正は不要となり位置
ずれ補正のみが必要となる。
【0004】ここで、円形状の検査対象物を検査する際
の従来の位置ずれ量検出装置について説明する(詳細は
特開平8−240411号公報参照のこと)。図6は、
検査に先立って行う基準円形画像等の登録処理を説明す
る説明図である。
【0005】まず、基準となる円形の対象物を撮像装置
によって撮像し、得られた画像を基準円形画像Kとして
登録する。そして、同図(a)に示すように、基準円形
画像Kの中心を通るX軸およびY軸を想定し、各軸と画
像Kの周縁とが交差する4つの交点をそれぞれ中心とす
る4つのモデル領域R1〜R4を設定し、その画像を登
録する。
【0006】すなわち、X軸と交差する左方の交点を中
心とする第1のモデル領域R1、右方の交点を中心とす
る第2のモデル領域R2、Y軸と交差する上方の交点を
中心とする第3のモデル領域R3、下方の交点を中心と
する第4のモデル領域R4である。
【0007】そして、同図(b)に示すように、モデル
領域R1の中心およびモデル領域R2の中心を結ぶ線分
と、モデル領域R3の中心およびモデル領域R4の中心
を結ぶ線分との交点、すなわちX軸およびY軸の交点座
標(x,y)を登録する。
【0008】こうして基準円形画像等の登録が終了する
と、撮像装置によって検査対象物を撮像し、得られた撮
像画像内をモデル領域R1〜R4の各画像によってそれ
ぞれサーチし、一致度が高い領域の中心位置の座標を検
出する。
【0009】図7は、検査対象物を撮像して得た撮像画
像内からモデル領域R1,R2の画像と一致度が高い領
域R1′,R2′(図a)、モデル領域R3,R4の画
像と一致度が高い領域R3′,R4′(図b)をそれぞ
れ検出した状態を示す図である。
【0010】同図において、検出領域R1′,R2′の
中心を結ぶ線分L1の中点のX座標x′を求め、検出領
域R3′,R4′の中心を結ぶ線分L2の中点のY座標
y′を求める。こうして求めた座標(x′,y′)と座
標(x,y)との差が各軸方向のずれ量となる。
【0011】そこで、このずれ量分だけ検査対象物の画
像K′を平行移動(スクロール)させ、基準円形画像K
と一致させた後に、基準円形画像Kと比較して所定の検
査を行い、検査対象物の良否を判定する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来技術では、検査対象物を撮像して得た撮像画像の中か
ら検査対象物を検出して位置ずれ量を補正するには、基
準円形画像および処理対象画像の上下および左右にモデ
ル領域を設定する必要がある。このため、撮像画像内に
おける検査対象物の画像がやや小さくなるように撮像し
なければならなかった。
【0013】これに対して、検査対象物の画像を基準円
形画像と比較して行う所定の検査では、両画像が撮像画
像内になるべく大きく写し出される方が好ましく、特に
汚れや傷などを検査する際には、精度上その方が好まし
い。このため、位置ずれ補正時の要求と矛盾することに
なる。
【0014】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、基準円形画像や検査対象物の
画像を撮像画像内いっぱいに写し出した状態で位置ずれ
補正を行うことができる位置ずれ量検出装置、この検出
した位置ずれ量に基づいて検査対象物の位置を補正した
後に検査対象物の画像と基準円形画像とを比較して所定
の認識処理を行う画像検査装置、および位置ずれ量検出
プログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体を提
供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の位置ずれ量検出装置は、基準となる円形状の対象物を
撮像して得られる基準円形画像の四隅に所定領域を設定
する領域設定手段と、各所定領域の画像を記憶するモデ
ル記憶手段と、基準円形画像の径方向に対向する所定領
域間を結ぶ線分の中点座標を基準位置座標データとして
記憶する記憶手段と、処理対象となる円形状の対象物を
撮像して得られる処理対象画像をモデル記憶手段に記憶
した各所定領域の画像でサーチして対応する領域を検出
する画像サーチ手段と、画像サーチ手段で検出した領域
の径方向に対向する領域間を結ぶ線分の中点座標を検出
位置座標データとして記憶する記憶手段と、基準位置座
標データおよび検出位置座標データの差から処理対象画
像の基準円形画像に対する位置ずれ量を求める位置ずれ
量算出手段とを備える。
【0016】本発明の請求項2に記載の位置ずれ量検出
装置は、請求項1に記載の発明において、領域設定手段
は、基準円形画像の水平方向の上下の接線内および垂直
方向の左右の接線内に収まるように所定領域を設定する
ものである。
【0017】本発明の請求項3に記載の位置ずれ量検出
装置は、請求項1に記載の発明において、位置ずれ量算
出手段は、基準位置座標データおよび検出位置座標デー
タをXY座標系から所定角度回転させた座標系に変換す
る変換手段と、変換後の座標データで位置ずれ量を算出
する演算手段と、算出した位置ずれ量をXY座標系に変
換する変換手段とを備えるものである。
【0018】本発明の請求項4に記載の画像検査装置
は、基準となる円形状の対象物を撮像して得られる基準
円形画像の四隅に所定領域を設定する領域設定手段と、
各所定領域の画像を記憶するモデル記憶手段と、基準円
形画像の径方向に対向する所定領域間を結ぶ線分の中点
座標を基準位置座標データとして記憶する記憶手段と、
処理対象となる円形状の対象物を撮像して得られる処理
対象画像をモデル記憶手段に記憶した各所定領域の画像
でサーチして対応する領域を検出する画像サーチ手段
と、画像サーチ手段で検出した領域の径方向に対向する
領域間を結ぶ線分の中点座標を検出位置座標データとし
て記憶する記憶手段と、基準位置座標データおよび検出
位置座標データの差から処理対象画像の基準円形画像に
対する位置ずれ量を求める位置ずれ量算出手段と、位置
ずれ量算出手段で検出した位置ずれ量に基づいて基準円
形画像および処理対象画像の位置を一致させた後に両画
像間の所定の認識処理を行う認識処理手段とを備える。
【0019】本発明の請求項5に記載の画像検査装置
は、請求項4に記載の発明において、領域設定手段は、
基準円形画像の水平方向の上下の接線内および垂直方向
の左右の接線内に収まるように各所定領域を設定するも
のである。
【0020】本発明の請求項6に記載の画像検査装置
は、請求項4に記載の発明において、位置ずれ量算出手
段は、基準位置座標データおよび検出位置座標データを
XY座標系から所定角度回転させた座標系に変換する変
換手段と、変換後の座標データで位置ずれ量を算出する
演算手段と、前記算出した位置ずれ量をXY座標系に変
換する変換手段とを備えるものである。
【0021】本発明の請求項7に記載の位置ずれ量検出
プログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体は、
基準円形画像の四隅に所定領域を設定する手順と、基準
円形画像の径方向に対向する所定領域間を結ぶ線分の中
点座標を基準位置座標とする手順と、処理対象となる円
形状の対象物を撮像して得られる処理対象画像を所定領
域の画像でサーチして対応する領域を検出する手順と、
検出した領域の径方向に対向する領域間を結ぶ線分の中
点座標を検出位置座標とする手順と、基準位置座標およ
び検出位置座標から処理対象画像の基準円形画像に対す
る位置ずれ量を求める手順とからなる。
【0022】本発明による位置ずれ量検出装置および画
像検査装置によれば、基準円形画像の四隅に所定領域を
設定するようにしたので、基準円形画像および処理対象
画像を撮像画像内にいっぱいに写し出した状態で位置ず
れ補正を行うことができ、位置ずれ補正時の要求と検査
時の要求とを同時に満たすことができる。
【0023】また、基準円形画像の四隅に所定領域を設
定することにより、それに合わせてXY座標系を所定角
度回転させた座標系で処理するので、演算処理を簡素化
することができる。
【0024】また、本発明による記録媒体に記録した位
置ずれ量検出プログラムを用いて位置ずれ量装置を制御
すれば、基準円形画像の四隅に所定領域を設定し、基準
円形画像および処理対象画像を撮像画像内にいっぱいに
写し出した状態で位置ずれ補正を行うので、位置ずれ補
正時の要求と検査時の要求とを同時に満たすことができ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による位置ずれ量
検出装置の一実施の形態を含む画像検査装置の一実施の
形態を示すブロック図である。同図において、ビデオカ
メラ等の撮像部1によって撮像した画像は映像信号とし
て出力され、A/D変換部2でディジタル画像データに
変換されて画像メモリ3に記憶される。
【0026】また、A/D変換部2から出力された画像
データまたは画像メモリ3に記憶された画像データは、
D/A変換部4でアナログ映像信号に変換され、表示制
御部5によってモニタ6の画面に表示される。
【0027】中央処理装置(CPU)7はこの装置全体
の制御を行うもので、図示せぬプログラムメモリに記憶
されたプログラムに従ってモデル領域の設定、位置ずれ
量の検出、検出した位置ずれ量に基づく画像のスクロー
ル、基準円形画像との比較などを行う。
【0028】これらの処理をブロック図的に示すと、基
準となる対象物の画像から位置ずれ量検出用のモデル領
域を設定する領域設定部71、検査対象物の画像と基準
円形画像との位置ずれ量を算出する位置ずれ量算出部7
2、検査対象物を撮像した撮像画像内をモデル領域の画
像によってサーチし一致度が高い領域を検出する画像サ
ーチ部73、位置ずれ量を補正した後の検査対象物の画
像と基準円形画像とを比較して検査対象物の良否を判定
する認識処理部74などとなる。
【0029】また、CPU7には、キーボードやマウス
などを備える入力部8、基準円形画像やモデル領域の画
像を記憶するモデルメモリ9、位置ずれ補正後の検査対
象物の画像を格納する第2画像メモリ10などが接続さ
れている。
【0030】なお、CPU7を制御するためのプログラ
ムが記憶されたプログラムメモリとしては読み出し専用
メモリを用いるが、フロッピーディスク等の記録媒体に
記録してあるプログラムを機械読み取りによって読み取
り、CPU7内の書換え可能メモリにロードして用いる
ようにしてもよい。
【0031】次に、図2に示すフローチャート図および
図3に示す説明図を参照しながら、検査に先立って行う
基準円形画像の登録、モデル領域の画像の登録および基
準位置座標の登録等について説明する。
【0032】まず、基準となる円形状の対象物を撮像部
1によって撮像し、得られた撮像画像を基準円形画像K
として画像メモリ3に記憶し、かつモデルメモリ9に登
録する(ステップS1)。
【0033】次いで、モニタ6に写し出された基準円形
画像Kを見ながら、入力部8によって円形画像の四隅に
モデル領域P1〜P4を設定する(ステップS2)。こ
のとき、各モデル領域P1〜P4が基準円形画像KのX
軸方向の上下の接線内およびY軸方向の左右の接線内に
収まるように設定する。しかも、対角に位置するモデル
領域の中心位置間を結ぶ線分A1,A2が、基準円形画
像Kの中心位置を通るようにモデル領域P1〜P4を設
定する。
【0034】この状態を図3(a)に示す。この例で
は、画面の左上にモデル領域P1、右下にモデル領域P
2、右上にモデル領域P3、左下にモデル領域P4をそ
れぞれ設定する。
【0035】次いで、設定した各モデル領域P1〜P4
の各画像を領域設定部71によって画像メモリ3から抽
出し、サーチ画像Q1〜Q4としてモデルメモリ9に登
録する(ステップS3)。また、各モデル領域P1〜P
4の中心位置の座標(x1,y1)、(x2,y2)、
(x3,y3)、(x4,y4)を図示せぬメモリに記
憶する(ステップS4)。
【0036】次いで、図3(b)に示すように、XY座
標系を時計方向に角度θ回転させたUV座標系を想定
し、モデル領域P1〜P4の中心位置の座標(x1,y
1)〜(x4,y4)を、それぞれ下記の変換式を用
いてUV座標系に変換する(ステップS5)。
【0037】 u= x・cosθ+y・sinθ v=−x・sinθ+y・cosθ … 次いで、変換後のモデル領域P1の中心位置座標(u
1,v1)とモデル領域P2の中心位置座標(u2,v
2)とを結ぶ線分A1の中心位置uoと、モデル領域P
3の中心位置座標(u3,v3)とモデル領域P4の中
心位置座標(u4,v4)とを結ぶ線分A2の中心位置
voとを、それぞれ下記の式を用いて求める(ステップ
S6,S7)。
【0038】 uo=(u1+u4)/2 vo=(v2+v3)/2 … こうして求めた座標(uo,vo)を基準位置座標とし
てメモリに登録する(ステップS8)。これによって検
査に先立つ登録処理が終了する。
【0039】次に、図4に示すフローチャート図および
図5に示す説明図を参照しながら、位置ずれ補正の処理
手順について説明する。まず、検査対象物を撮像部1に
よって撮像し、得られた撮像画像を画像メモリ3に記憶
する(ステップS11)。
【0040】次いで、画像サーチ部73において、画像
メモリ3に記憶した撮像画像を、モデルメモリ9に登録
したサーチ画像Q1〜Q4によって順次サーチし(ステ
ップS12)、サーチ画像と撮像画像とを比較し、例え
ば両画像の相関値の高い領域q1〜q4を検出する(ス
テップS13)。
【0041】そして、各領域q1〜q4の中心位置座標
(x11,y11)〜(x14,y14)を、それぞれ先の変換
式を用いてUV座標系に変換し、座標(u11,v11)
〜(u14,v14)を得る(ステップS14)。
【0042】次いで、変換後の検出領域q1の中心位置
座標(u11,v11)と検出領域q2の中心位置座標(u
12,v12)とを結ぶ線分B1の中心位置u10を式を用
いて求め(ステップS15)、検出領域q3の中心位置
座標(u13,v13)と検出領域q4の中心位置座標(u
14,v14)とを結ぶ線分B2の中心位置v10とを求める
(ステップS16)。
【0043】次いで、こうして求めた検出位置座標(u
10,v10)と基準位置座標(uo,vo)とから補正量
(du,dv)を求める(ステップS17)。
【0044】 du=uo−u10 dv=vo−v10 次いで、この補正量(du,dv)を下記の変換式を用
いてXY座標系に変換する(ステップS18)。
【0045】 dx=du・cosθ−dv・sinθ dy=du・sinθ+dv・cosθ こうして求めた補正量(dx,dy)だけ検査対象物の
画像をスクロールして位置ずれ量を補正し(ステップS
19)、補正後の画像を第2画像メモリに記憶する(ス
テップS20)。
【0046】第2画像メモリ10に格納された補正後の
検査対象物の画像K′は、認識処理部74においてモデ
ルメモリ9に登録された基準円形画像Kと比較され、検
査対象物の良否を判定する。
【0047】
【発明の効果】本発明による位置ずれ量検出装置および
画像検査装置によれば、基準円形画像の四隅に所定領域
を設定するようにしたので、基準円形画像および処理対
象画像を撮像画像内にいっぱいに写し出した状態で位置
ずれ補正を行うことができ、位置ずれ補正時の要求と検
査時の要求とを同時に満たすことができる。また、四隅
に所定領域を設定することにより、それに合わせてXY
座標系を所定角度回転させた座標系で処理するので、演
算処理を簡素化することができる。
【0048】また、本発明による記録媒体に記録した位
置ずれ量検出プログラムを用いて位置ずれ量装置を制御
すれば、基準円形画像の四隅に所定領域を設定し、基準
円形画像および処理対象画像を撮像画像内にいっぱいに
写し出した状態で位置ずれ補正を行うので、位置ずれ補
正時の要求と検査時の要求とを同時に満たすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による位置ずれ量検出装置の一実施の形
態を含む画像検査装置の一実施の形態を示すブロック図
である。
【図2】本発明の登録処理の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図3】基準円形画像等の登録処理を説明する図であ
る。
【図4】本発明の位置ずれ補正処理の動作を説明するフ
ローチャートである。
【図5】位置ずれ補正処理を説明する図である。
【図6】従来の位置ずれ量検出装置の登録処理の動作を
説明する図である。
【図7】従来の位置ずれ量検出装置の位置ずれ補正処理
の動作を説明する図である。
【符号の説明】
1 撮像部 2 A/D変換部 3 画像メモリ 4 D/A変換部 5 表示制御部 6 モニタ 7 CPU 8 入力部 9 モデルメモリ 10 第2画像メモリ 71 領域設定部 72 位置ずれ量算出部 73 画像サーチ部 74 認識処理部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準となる円形状の対象物を撮像して得
    られる基準円形画像の四隅に所定領域を設定する領域設
    定手段と、 前記各所定領域の画像を記憶するモデル記憶手段と、 前記基準円形画像の径方向に対向する前記所定領域間を
    結ぶ線分の中点座標を基準位置座標データとして記憶す
    る記憶手段と、 処理対象となる円形状の対象物を撮像して得られる処理
    対象画像を前記モデル記憶手段に記憶した前記各所定領
    域の画像でサーチして対応する領域を検出する画像サー
    チ手段と、 前記画像サーチ手段で検出した領域の径方向に対向する
    領域間を結ぶ線分の中点座標を検出位置座標データとし
    て記憶する記憶手段と、 前記基準位置座標データおよび前記検出位置座標データ
    の差から前記処理対象画像の前記基準円形画像に対する
    位置ずれ量を求める位置ずれ量算出手段と、を備えるこ
    とを特徴とする位置ずれ量検出装置。
  2. 【請求項2】 前記領域設定手段は、前記基準円形画像
    の水平方向の上下の接線内および垂直方向の左右の接線
    内に収まるように前記各所定領域を設定することを特徴
    とする請求項1記載の位置ずれ量検出装置。
  3. 【請求項3】 前記位置ずれ量算出手段は、前記基準位
    置座標データおよび前記検出位置座標データをXY座標
    系から所定角度回転させた座標系に変換する変換手段
    と、変換後の座標データで位置ずれ量を算出する演算手
    段と、前記算出した位置ずれ量をXY座標系に変換する
    変換手段とを備えることを特徴とする位置ずれ量検出装
    置。
  4. 【請求項4】 基準となる円形状の対象物を撮像して得
    られる基準円形画像の四隅に所定領域を設定する領域設
    定手段と、 前記各所定領域の画像を記憶するモデル記憶手段と、 前記基準円形画像の径方向に対向する前記各所定領域間
    を結ぶ線分の中点座標を基準位置座標データとして記憶
    する記憶手段と、 処理対象となる円形状の対象物を撮像して得られる処理
    対象画像を前記モデル記憶手段に記憶した前記各所定領
    域の画像でサーチして対応する領域を検出する画像サー
    チ手段と、 前記画像サーチ手段で検出した領域の径方向に対向する
    領域間を結ぶ線分の中点座標を検出位置座標データとし
    て記憶する記憶手段と、 前記基準位置座標データおよび前記検出位置座標データ
    の差から前記処理対象画像の前記基準円形画像に対する
    位置ずれ量を求める位置ずれ量算出手段と、 前記位置ずれ量算出手段で検出した位置ずれ量に基づい
    て前記基準円形画像および前記処理対象画像の位置を一
    致させた後に両画像間の所定の認識処理を行う認識処理
    手段と、 を備えることを特徴とする画像検査装置。
  5. 【請求項5】 前記領域設定手段は、前記基準円形画像
    の水平方向の上下の接線内および垂直方向の左右の接線
    内に収まるように前記各所定領域を設定することを特徴
    とする請求項4記載の画像検査装置。
  6. 【請求項6】 前記位置ずれ量算出手段は、前記基準位
    置座標データおよび前記検出位置座標データをXY座標
    系から所定角度回転させた座標系に変換する変換手段
    と、変換後の座標データで位置ずれ量を算出する演算手
    段と、前記算出した位置ずれ量をXY座標系に変換する
    変換手段とを備えることを特徴とする請求項4記載の画
    像検査装置。
  7. 【請求項7】 基準円形画像の四隅に所定領域を設定す
    る手順と、 前記基準円形画像の径方向に対向する前記所定領域間を
    結ぶ線分の中点座標を基準位置座標とする手順と、 処理対象となる円形状の対象物を撮像して得られる処理
    対象画像を前記所定領域の画像でサーチして対応する領
    域を検出する手順と、 前記検出した領域の径方向に対向する領域間を結ぶ線分
    の中点座標を検出位置座標とする手順と、 前記基準位置座標および前記検出位置座標から前記処理
    対象画像の前記基準円形画像に対する位置ずれ量を求め
    る手順と、からなる位置ずれ量検出プログラムを記録し
    た機械読み取り可能な記録媒体。
JP13297597A 1997-05-08 1997-05-08 位置ずれ量検出装置及び画像検査装置並びに位置ずれ量検出プログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体 Pending JPH10307920A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109084715A (zh) * 2018-08-21 2018-12-25 Oppo广东移动通信有限公司 一种电子设备安装精度的测量方法、装置及存储介质
CN113808188A (zh) * 2021-08-17 2021-12-17 苏州市路远智能装备有限公司 元件的拍摄方法
CN116580182A (zh) * 2023-04-13 2023-08-11 北京金和网络股份有限公司 一种自动调整的目标检测的方法、系统、设备及存储介质

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CN113808188B (zh) * 2021-08-17 2023-09-19 苏州市路远智能装备有限公司 元件的拍摄方法
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