JPH1030778A - 合成樹脂管用の多口継手 - Google Patents
合成樹脂管用の多口継手Info
- Publication number
- JPH1030778A JPH1030778A JP8187390A JP18739096A JPH1030778A JP H1030778 A JPH1030778 A JP H1030778A JP 8187390 A JP8187390 A JP 8187390A JP 18739096 A JP18739096 A JP 18739096A JP H1030778 A JPH1030778 A JP H1030778A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- port
- joint
- connection
- connection ports
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L15/00—Screw-threaded joints; Forms of screw-threads for such joints
- F16L15/006—Screw-threaded joints; Forms of screw-threads for such joints with straight threads
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課 題】一つの管より複数の合成樹脂管をエレクトロ
フュージョン継手によって容易かつ確実に接続すること
ができるようにした多口継手を提供する。 【解決手段】入側に一個の接続口１１を、出側に四個の
接続口１２を互いに直交して設けた多口継手１３におい
て、入側の接続口１１を螺管１５をインサート成形する
ことにより形成すると共に、出側の各接続口１３をエレ
クトロフュージョン継手とする。
フュージョン継手によって容易かつ確実に接続すること
ができるようにした多口継手を提供する。 【解決手段】入側に一個の接続口１１を、出側に四個の
接続口１２を互いに直交して設けた多口継手１３におい
て、入側の接続口１１を螺管１５をインサート成形する
ことにより形成すると共に、出側の各接続口１３をエレ
クトロフュージョン継手とする。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、合成樹脂管との接
続口を複数備えた多口継手に関する。
続口を複数備えた多口継手に関する。
【０００２】
【従来技術】配管工事では、用途によって一つの管から
複数の枝管を分岐させることが必要とされるものがあ
る。各種の施設において消火設備として設置されるスプ
リンクラー、給湯設備等がその例で、一つの管から複数
の枝管を分岐させるためにスプリンクラーでは、接続口
を複数備えた（図１には４個備えたものが図示してある
が、これ以外の個数を備えたものもある）多口継手が、
また給湯配管では図２に示すようなヘッダー２が用いら
れ、ヘッダー２より分岐する枝管を洗面所、風呂、台
所、その他給湯を必要とする箇所に配管していた。
複数の枝管を分岐させることが必要とされるものがあ
る。各種の施設において消火設備として設置されるスプ
リンクラー、給湯設備等がその例で、一つの管から複数
の枝管を分岐させるためにスプリンクラーでは、接続口
を複数備えた（図１には４個備えたものが図示してある
が、これ以外の個数を備えたものもある）多口継手が、
また給湯配管では図２に示すようなヘッダー２が用いら
れ、ヘッダー２より分岐する枝管を洗面所、風呂、台
所、その他給湯を必要とする箇所に配管していた。
【０００３】一方、上下水道管やガス管では近年、合成
樹脂管が普及し、その継手として合成樹脂管との接続面
に電熱線を埋設し、管との熱融着を通電によって行うエ
レクトロフュージョン継手が多用され始めている。
樹脂管が普及し、その継手として合成樹脂管との接続面
に電熱線を埋設し、管との熱融着を通電によって行うエ
レクトロフュージョン継手が多用され始めている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】エレクトロフュージョ
ン継手は、上述するように通電によって融着され、融着
が容易かつ確実に行える利点があるが、ソケット継手、
サービスティ継手、サドル継手等管同志や一つの枝管を
接続するものに用途が限られている。本発明は、従来複
数の金属管を分岐するのに用いられている上述の多口継
手を合成樹脂管用とし、しかも合成樹脂管との接続をエ
レクトロフュージョン継手によって行えるようにしたも
のである。
ン継手は、上述するように通電によって融着され、融着
が容易かつ確実に行える利点があるが、ソケット継手、
サービスティ継手、サドル継手等管同志や一つの枝管を
接続するものに用途が限られている。本発明は、従来複
数の金属管を分岐するのに用いられている上述の多口継
手を合成樹脂管用とし、しかも合成樹脂管との接続をエ
レクトロフュージョン継手によって行えるようにしたも
のである。
【０００５】
【課題の解決手段】本発明の多口継手は、入側に一つの
接続口を、出側に複数の接続口を放射状に突設した多口
継手において、入側及び出側の接続口のうち、少なくと
も一つ以上、好ましくは全ての接続口を管との接合面に
電熱線を埋設したエレクトロフュージョン継手とすると
共に、出側の接続口のうち、電熱線を埋設しない接続口
を合成樹脂製、好ましくは外層が非架橋、内層が架橋の
二層構造よりなるポリオレフィンで形成した接続口とし
たもので、エレクトロフュージョン継手は、好ましくは
本体が架橋ポリオレフィン、電熱線の埋設部分が非架橋
ポリオレフィンで形成される。
接続口を、出側に複数の接続口を放射状に突設した多口
継手において、入側及び出側の接続口のうち、少なくと
も一つ以上、好ましくは全ての接続口を管との接合面に
電熱線を埋設したエレクトロフュージョン継手とすると
共に、出側の接続口のうち、電熱線を埋設しない接続口
を合成樹脂製、好ましくは外層が非架橋、内層が架橋の
二層構造よりなるポリオレフィンで形成した接続口とし
たもので、エレクトロフュージョン継手は、好ましくは
本体が架橋ポリオレフィン、電熱線の埋設部分が非架橋
ポリオレフィンで形成される。
【０００６】別の多口継手では、入側及び出側の接続口
のうち、少なくとも出側の接続口を全て合成樹脂製、好
ましくは外層が非架橋、内層が架橋のポリオレフィンで
形成した接続口としたものである。上述のいづれの多口
継手においても、入側の接続口は、ネジを切った螺管を
インサート成形することにより形成したものであっても
よい。
のうち、少なくとも出側の接続口を全て合成樹脂製、好
ましくは外層が非架橋、内層が架橋のポリオレフィンで
形成した接続口としたものである。上述のいづれの多口
継手においても、入側の接続口は、ネジを切った螺管を
インサート成形することにより形成したものであっても
よい。
【０００７】以上換言すれば、本発明に係わる多口継手
には次の態様のものがある。 （１）入側及び出側の接続口が全てエレクトロフュージ
ョン継手であるもの。 （２）入側及び出側の接続口が全て合成樹脂、好ましく
は外層が非架橋、内層が架橋のポリオレフィンで形成さ
れるもの。 （３）入側の接続口がネジを切った螺管をインサート成
形することによって形成され、出側の接続口がエレクト
ロフュージョン継手であるか、或いは合成樹脂、好まし
くは外層が非架橋、内層が架橋のポリオレフィンで形成
され、またはそれらの組合せであるもの。 （４）入側の接続口がエレクトロフュージョン継手であ
り、出側の接続口が合成樹脂、好ましくは外層が非架
橋、内層が架橋のポリオレフィンで形成されるか又は合
成樹脂製接続口とエレクトロフュージョン継手の組合せ
よりなるもの。 （５）入側の接続口が合成樹脂、好ましくは外層が非架
橋、内層が架橋のポリオレフィンで形成され、出側の接
続口がエレクトロフュージョン継手又はエレクトロフュ
ージョン継手と合成樹脂製接続口の組合せよりなるも
の。
には次の態様のものがある。 （１）入側及び出側の接続口が全てエレクトロフュージ
ョン継手であるもの。 （２）入側及び出側の接続口が全て合成樹脂、好ましく
は外層が非架橋、内層が架橋のポリオレフィンで形成さ
れるもの。 （３）入側の接続口がネジを切った螺管をインサート成
形することによって形成され、出側の接続口がエレクト
ロフュージョン継手であるか、或いは合成樹脂、好まし
くは外層が非架橋、内層が架橋のポリオレフィンで形成
され、またはそれらの組合せであるもの。 （４）入側の接続口がエレクトロフュージョン継手であ
り、出側の接続口が合成樹脂、好ましくは外層が非架
橋、内層が架橋のポリオレフィンで形成されるか又は合
成樹脂製接続口とエレクトロフュージョン継手の組合せ
よりなるもの。 （５）入側の接続口が合成樹脂、好ましくは外層が非架
橋、内層が架橋のポリオレフィンで形成され、出側の接
続口がエレクトロフュージョン継手又はエレクトロフュ
ージョン継手と合成樹脂製接続口の組合せよりなるも
の。
【０００８】本発明に係わる上述の多口継手において、
接続口がエレクトロフュージョン継手である場合、合成
樹脂管を差込んで通電することにより直接連結され、接
続口が合成樹脂より形成される場合、合成樹脂管とはエ
レクトロフュージョン継手によって連結される。すなわ
ちエレクトロフュージョン継手に両側より合成樹脂の接
続口と合成樹脂管を差込んで通電するとにより連結され
る。また接続口が螺管をインサート成形することにより
形成されたものである場合、金属管を直接捩込むか、或
いは継手を捩込んだのち金属管を継手に捩込むことによ
り金属管と連結される。
接続口がエレクトロフュージョン継手である場合、合成
樹脂管を差込んで通電することにより直接連結され、接
続口が合成樹脂より形成される場合、合成樹脂管とはエ
レクトロフュージョン継手によって連結される。すなわ
ちエレクトロフュージョン継手に両側より合成樹脂の接
続口と合成樹脂管を差込んで通電するとにより連結され
る。また接続口が螺管をインサート成形することにより
形成されたものである場合、金属管を直接捩込むか、或
いは継手を捩込んだのち金属管を継手に捩込むことによ
り金属管と連結される。
【０００９】本発明に係わる多口継手は、スプリンクラ
ーや給湯配管の図２に示すヘッダーの代わりに用いられ
るほか、複数の枝管を分岐させるのが必要な他の分野に
も用いることができる。
ーや給湯配管の図２に示すヘッダーの代わりに用いられ
るほか、複数の枝管を分岐させるのが必要な他の分野に
も用いることができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】図３は、入側に一個の接続口１１
を、出側に四個の接続口１２を互いに直交して設けた多
口継手１３において、入側の接続口１１を螺管１５をイ
ンサート成形することにより形成すると共に、出側の各
接続口１３をエレクトロフュージョン継手とし、接続口
１１には金属管が捩込んで取付けられ、各接続口１２に
は合成樹脂管が差込んで融着されるようにしたものであ
る。１６は端子を示す。
を、出側に四個の接続口１２を互いに直交して設けた多
口継手１３において、入側の接続口１１を螺管１５をイ
ンサート成形することにより形成すると共に、出側の各
接続口１３をエレクトロフュージョン継手とし、接続口
１１には金属管が捩込んで取付けられ、各接続口１２に
は合成樹脂管が差込んで融着されるようにしたものであ
る。１６は端子を示す。
【００１１】図４は、図３に示す多口継手において、出
側の接続口をエレクトロフュージョン継手とする代わり
に外層を非架橋のポリエチレン、内層を架橋ポリエチレ
ンとした二層構造の合成樹脂製接続口１８とし、各接続
口１８にそれぞれ合成樹脂管１９をエレクトロフュージ
ョン継手２０によって連結するようにしたものである。
側の接続口をエレクトロフュージョン継手とする代わり
に外層を非架橋のポリエチレン、内層を架橋ポリエチレ
ンとした二層構造の合成樹脂製接続口１８とし、各接続
口１８にそれぞれ合成樹脂管１９をエレクトロフュージ
ョン継手２０によって連結するようにしたものである。
【００１２】
【発明の効果】本発明の多口継手によれば、一つの管よ
り複数の合成樹脂管をエレクトロフュージョン継手によ
って容易かつ確実に接続することができる。
り複数の合成樹脂管をエレクトロフュージョン継手によ
って容易かつ確実に接続することができる。
【図１】スプリンクラーで用いられる従来の多口継手の
斜視図。
斜視図。
【図２】給湯配管で用いられるヘッダーの平面図。
【図３】本発明に係わる多口継手の部分断面正面図。
【図４】本発明に係わる多口継手の別の例を示す正面
図。
図。
１１、１２、１８・・接続口 １３・・多口
継手 １５・・螺管 １６・・端子 １９・・合成樹脂管 ２０・・エレ
クトロフュージョン継手
継手 １５・・螺管 １６・・端子 １９・・合成樹脂管 ２０・・エレ
クトロフュージョン継手
Claims (5)
- 【請求項１】入側に一つの接続口を、出側に複数の接続
口を放射状に突設した多口継手において、入側及び出側
の接続口のうち、少なくとも一つ以上の接続口を管との
接合面に電熱線を埋設したエレクトロフュージョン継手
とすると共に、出側の接続口のうち、電熱線を埋設しな
い接続口を合成樹脂製の接続口としたことを特徴とする
合成樹脂管用の多口継手。 - 【請求項２】入側に一つの接続口を、出側に複数の接続
口を放射状に突設した多口継手において、入側及び出側
の接続口のうち、少なくとも出側の接続口を全て合成樹
脂製の接続口としたことを特徴とする合成樹脂管用の多
口継手。 - 【請求項３】入側の接続口は、ネジを切った螺管をイン
サート成形することにより形成した接続口である請求項
１又は２のいづれかの請求項に記載の合成樹脂管用の多
口継手。 - 【請求項４】合成樹脂製の接続口は、外層が非架橋、内
層が架橋のポリオレフィンである請求項１ないし３のい
づれかの請求項に記載の合成樹脂管用の多口継手。 - 【請求項５】エレクトロフュージョン継手よりなる接続
口は、本体が架橋ポリオレフィン、電熱線埋設部分が非
架橋ポリオレフィンである請求項１記載の合成樹脂管用
の多口継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8187390A JPH1030778A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 合成樹脂管用の多口継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8187390A JPH1030778A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 合成樹脂管用の多口継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1030778A true JPH1030778A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16205193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8187390A Pending JPH1030778A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 合成樹脂管用の多口継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1030778A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200447360Y1 (ko) | 2007-11-13 | 2010-01-20 | 세웅기계 주식회사 | 소방용 준비 작동식 밸브의 배관 연결구 |
| CN107420658A (zh) * | 2017-10-07 | 2017-12-01 | 江苏捷通管业科技有限公司 | 一种pvc圆形管用的一转三接头 |
| JP2018003888A (ja) * | 2016-06-28 | 2018-01-11 | 学校法人 中央大学 | ソフトアクチュエータ |
| JP2019071948A (ja) * | 2017-10-12 | 2019-05-16 | 三井化学産資株式会社 | 分岐ヘッダー |
-
1996
- 1996-07-17 JP JP8187390A patent/JPH1030778A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200447360Y1 (ko) | 2007-11-13 | 2010-01-20 | 세웅기계 주식회사 | 소방용 준비 작동식 밸브의 배관 연결구 |
| JP2018003888A (ja) * | 2016-06-28 | 2018-01-11 | 学校法人 中央大学 | ソフトアクチュエータ |
| CN107420658A (zh) * | 2017-10-07 | 2017-12-01 | 江苏捷通管业科技有限公司 | 一种pvc圆形管用的一转三接头 |
| JP2019071948A (ja) * | 2017-10-12 | 2019-05-16 | 三井化学産資株式会社 | 分岐ヘッダー |
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